JPH04111053A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH04111053A
JPH04111053A JP2228031A JP22803190A JPH04111053A JP H04111053 A JPH04111053 A JP H04111053A JP 2228031 A JP2228031 A JP 2228031A JP 22803190 A JP22803190 A JP 22803190A JP H04111053 A JPH04111053 A JP H04111053A
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JP2228031A
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Hideki Ichiriki
一力 英樹
Kenichi Nishida
賢一 西田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、文書についての各種処理を行うた約の文書処
理装置に係わり、詳細には、文書の過去の編集内容や文
書の編集の履歴を調べることのできる文書処理装置に関
する。
「従来の技術」 日本語ワードプロセッサ等の文書作成装置がオフィスば
かりでなく、家庭においても広く使用されるようになっ
ている。このような文書処理装置は、文書の一部を追加
したり削除する等の各種編集を行うことができる。多く
の文書処理装置では、一連の編集が終了しオペレータが
編集についての終了操作を行うと、編集後の文書内容を
前の文書内容と置き換えるか、前の文書内容の状態に戻
すかの選択を行うことができるようになっている。
オペレータが前の文書内容との置き換えを選択すると、
現在編集した文書内容のみがフロッピーディスク等の記
憶媒体上に記憶される。前の文書内容の状態に戻すこと
の選択を行うと、現在編集した文書内容がキャンセルさ
れ、編集を起動した時点の文書内容がフロッピーディス
ク等の記憶媒体上に記憶される。もちろん、装置によっ
ては一連の編集が行われた後の文書内容とこれらの編集
が行われる前の文書内容の双方を、2つの別個の文書内
容として記憶媒体上にそれぞれ記憶させることもできる
「発明が解決しようとする課題」 以上説明したように従来の文書処理装置では、オペレー
タがある文書について編集操作を行うとき、操作結果が
一連の操作の前のものよりも良くないときには、これを
元の文書内容に戻すことが可能である。例えば良く似た
2つの文書があり、本来訂正すべきでない文書の方の訂
正を行ったとすると、これに気付いた段階でその文書に
ついて行った一連の編集操作を無効にして元の文書内容
に戻すような場合である。
ところが、例えば7つの編集操作を連続して行ったとき
に前の3つまでが正しくて後の4つの編集操作が間違っ
ていたというような場合がある。
このような場合、オペレータは前の3つの操作すべてを
無効にして一連の7つの編集操作以前の状態に文書内容
を戻すか、現在の編集内容から試行錯誤して前の3つの
編集操作が行われた状態に復帰させ、ここから新しい編
集操作を開始する必要があった。
しかしながら、前者の方法では7つの編集操作のうち前
半の3つの編集操作が無駄になり、事務効率が悪いだけ
でな(、オペレータには同一の操作を繰り返すことによ
る精神的な負担を課することになるという問題があった
また、後者の方法では特に線画やイメージの修正のよう
な場合だと正しい操作の行われた最後の状態に厳密に戻
すことが実質的に不可能な場合もあり、可能な場合であ
ってもオペレータに過大な時間を要求するおそれがあっ
た。
更に、複数の者が同一の文書をアクセスすることのでき
る文書処理システムでは、現在の文書内容がどのような
人によってどのように改正されていったかを知りたい場
合もあるが、従来の文書処理装置では文書の新規作成の
日時や最終的な更新の日時のみが記録されるのみであり
、文書の履歴を知ることが実質的に不可能であるという
問題があった。
そこで本発明の第1の目的は、編集操作の任意の箇所に
遡って編集内容を再現することのできる文書処理装置を
提供することにある。
本発明の第2の目的は、編集の履歴を管理することので
きる文書処理装置を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載の発明では、文書の表示を行うディスプレ
イと、文書を格納する文書格納手段と、この文書格納手
段に格納された文書の編集内容を先の編集内容に対する
差分情報として時系列的に記憶する差分情報記憶手段と
、この差分情報記憶手段に記憶された差分情報を順に過
去の方向にたどって所望の時点における過去の編集内容
を再現する編集内容再現手段と、再現された編集内容を
ディスプレイに表示させる文書内容表示手段とを文書処
理装置に具備させる。
すなわち請求項1記載の発明では、文書の編集操作が行
われるたびに差分情報を記憶していき、この差分情報を
過去に遡ることで、所望の時点における文書内容の再現
を行い、前記した第1の目的を特徴する 請求項2記載の発明では、複数の段落からなる文書を格
納する文書格納手段と、この文書の所望の時点における
付帯情報をそれぞれ格納する付帯情報格納手段と、この
付帯情報格納手段によって格納された付帯情報を時系列
的に記憶する付帯情報記憶手段と、これらの付帯情報を
基にして文書の編集の際の履歴を表わした履歴情報を作
成する履歴情報作成手段とを文書処理装置に具備させる
そして、装置の電源投入の際や文書の編集を開始する際
等に編集に付随して入力される付帯情報を時系列的に記
憶しておき、これらを用いて編集日時等の履歴を作成し
て、前記した第2の目的を達成する。
「実施例」 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の一実施例における文書処理装置の回路
構成の概要を表わしたものである。この装置はCPU 
(中央処理装置)11を備えており、データバス等のバ
ス12を通じて磁気ディスク装[13、RAM (ラン
ダム・アクセス・メモリ)14、ディスプレイ15およ
びキーボード16の各部と接続されている。
ここで、磁気ディスク装置13にはこの文書処理装置の
制御を行うためのプログラムの他に、各種文書の内容が
格納されている。RAM14には、前記したプログラム
が格納される他、各種の一時記憶用のデータが格納され
る。ディスプレイ15は、マルチウィンドウ形式で文書
の内容を表示するようになっている。キーボード16は
、文字等の各種データを人力するために用いられる。キ
ーボード16には、座標指示装置としてマウス17が接
続されている。もちろん、タブレットのようにマウス1
7以外の座標指示装置を使用することも可能である。
第2図は、この装置のディスプレイに表示された画面の
一例を表わしたものである。この例では、ディスプレイ
15の表示画面21には3つのウィンドウ22−1〜2
2−3が設定されている。このうち第1のウィンドウ2
2−1には、ある文書の第1章における最初のページの
内容が表示されている。この表示は、ウィズウィグ(W
YSIWYG)形式で、すなわち用紙に記録されるその
ままの視覚状態で行われる。すなわち、この第1のウィ
ンドウ22−1には、(イ)「1章、はじめに」という
章見出し23と、(ロ)「この文章は」で始まる本文2
4、それに(ハ)図形枠25という3種類の文書構造か
らなる1ページの文書が表示されている。
第2のウィンドウ22−2には、現在作成されている文
書の見出しの部分がすべて抽出されて表示されている。
第3のウィンドウ22−3には、図形枠25が単独で表
示されている。
この第2図に示した表示画面21の表示状態で、オペレ
ータは図示しないカーソルをマウス17で移動させて、
いずれのウィンドウにおいても編集処理を行うことがで
きる。例えば第1のウィンドウ22−1の「1章、はじ
めに」という章見出し23を他の見出し用の語句に変更
すれば、第2のウィンドウ22−2の該当する見出しが
その変更内容に変更されることになる。また、第3のウ
ィンドウ22−3で例えば拡大して表示した図形枠25
に対して図形の編集を行えば、その編集内容が第1のウ
ィンドウ22−1にも反映されることになる。
第3図は、各ウィンドウと文書データとの関係を表わし
たものである。本実施例の文書処理装置で3つのウィン
ドウ22−1〜22−3は、すべて1つの文書を多角的
にとらえているだけであり、唯一の文書データ29を共
有している。ただ、文書29は、あるウィンドウ、例え
ば第1のウィンドウ22−1では”WYSIWYG  
View”形式の表示処理の施された内容で表示され、
第2のウィンドウ22−2では文章の構造を表わした“
5tructured  View”形式の表示処理の
施された内容で表示される。このように、処理の違いは
あっても、元となる文書29は同一であり、いわば文書
の見方が異なるだけにすぎない。
第4図は、本実施例の文書処理装置における編集操作の
行われる情報の伝達経路を表わしたものである。
本実施例で第1の人力処理部31−1とは、第2図の第
1のウィンドウ22−1に対応した入力処理部であり、
キーボード等から構成されている。
同様に、第2の入力処理部31−2とは第2のウィンド
ウ22−2に対する入力処理部であり、第3の入力処理
部31−3とは第2のウィンドウ22−3に対する入力
処理部である。これらそれぞれの入力処理部31−1〜
31−3の行う入力処理に対してデータ更新32が行わ
れる。このとき、個々のウィンドウ22−1〜22−3
ごとに更新の対象がある′のてはなく、更新の対象は磁
気ディスク装置13あるいはRAM14に格納された文
書データ33ただ1つである。
このようなデータ更新32が行われると、第1〜第3の
ウィンドウ22−1〜22−3に対応した第1〜第3の
表示処理部34−1〜34−3が呼び出され、文書情報
についてのなんらかの更新が行われたことが伝達される
第1〜第3の表示処理部34−1〜34−3は、これを
基にして各ウィンドウ22−1〜22−3の表示処理を
行う。なお、この第4図に示したように本実施例の文書
処理装置はユーザが独自に入力処理を行うユーザ作成入
力処理部31−Uを配置しており、これを通じてもデー
タ更新32が行われるようになっている。ユーザが独自
に作成した表示処理を実行するためのユーザ作成表示処
理部34−Uも同様に配置されている。
ところでこの文書処理装置では、文書データ33の差分
情報35を時系列的に記憶するようになっている。差分
情報35とは、どの部分をどのように編集したかを表わ
した情報である。各人力処理部31−1〜31−3にお
ける変更のあった箇所の情報を差分情報35として記憶
することによって、各表示処理部34−1〜34−3で
はそれぞれの差分情報に対してそれぞれが表示している
内容のどこに変化があったかを判別し、対応するウィン
ドウ22−1〜22−3の再表示を行うことになる。
差分情報35には、それぞれ差分の求められた日時、編
集を行った者等の付帯情報からなる付加情報が付加され
るようになっている。付加情報も、差分情報35と対に
なってRAM14に一時的に格納されるようになってお
り、この格納された付加情報を基にして履歴管理用の履
歴管理データ37が作成されるようになっている。差分
情報35および履歴管理データ37は一定量に達すると
、それらの内容が磁気ディスク装置13(第1図)内の
該当するファイルに格納される。
第5図は、第1の入力処理を例にとり、データの更新の
様子と表示処理の関係を表わしたものである。この図で
第1の入力処理部31−1による入力処理が行われると
、対象となるデータの更新32が行われる。このとき、
呼出登録記録レコード41にそれぞれの処理が登録され
る。このようにして登録された処理は、表示の際に順次
読み出され、第1の表示処理31−1、第2の表示処理
34−2等の各表示処理が行われる。
すなわち本実施例の文書処理装置では、呼出登録記録レ
コード41に登録されている内容の呼び出しを忠実に実
行することによって各種の表示処理を実現するものであ
り、登録された手続きによって特定のウィンドウのみが
管理されたり特定の内容が表示されるというものではな
い。つまり、表示処理のための呼び出しは、あるレコー
ドに登録された手続きに対してトリガを与えるという汎
用的な機能を実現するものでしかない。したがって、例
えば第4図に示したユーザ作成表示処理部34−Uが新
しく追加されてそれに対応するウィンドウが1枚追加さ
れたとしても、そのウィンドウについての識別子を呼出
登録記録レコード41に追加すれば足りることになる。
第6図は、本実施例の文書処理装置のビュー・リストを
表わしたものである。ここでビュー・リストとは、各ウ
ィンドウごとに存在し、それらのウィンドウによる同一
文書の色々な見方をリストとして表わしたものである。
ここで、“WYSIWYG  View”とは、先に説
明したウィズウィグ形式での表示処理によって印字され
るそのままの表示処理が行われることを意味し、“St
ructuredView”とは、文章の構造によるス
トラフチャ表示処理が行われることを意味する。また、
“Property  View  とは、文章の属性
(プロパティ)による表示処理が行われることを意味し
ている。
第7図は、この文書処理装置の表示制御の流れを表わし
たものである。この装置の電源が投入されると、CPU
11 (第1図)は1つのウィンドウを作成しく第7図
ステップ■)、識別子を獲得する(ステップ■)。最初
に設定されるウィンドウがウィズウィグ形式であること
が初期設定されているものとすると、第5図で示した呼
出登録記録レコード41に第1のウィンドウ22−1を
表わす第1の識別子と、第6図で説明したウィズウィグ
表示処理との対が登録される(ステップ■)。
第8図は、このときの呼出登録記録レコードの登録状態
を表わしたものである。第6図に示したビュー・リスト
から“WYS IWYG”表示処理52が取り出され、
第1の識別子51がこれに連結されて登録されることに
なる。
オペレータは、この第1のウィンドウ22−1のみを使
用して文書の編集等の作業を行ってもよいが、必要に応
じて他のウィンドウを表示することもできる。後者の場
合には、ウィンドウ生成のための処理を行う(ステップ
■;Y〉。このとき、第6図に示したビュー・リストが
表示画面21(第2図)に表示される(ステップ■)。
この状態でオペレータが所望の表示処理を選択すると(
ステップ■;Y)、2番目のウィンドウが作成され(ス
テップ■)、このウィンドウ用の第2の識別子が獲得さ
れる(ステップ■)。この第2のウィンドウ22−2に
ついては“StructuredView”による表示
が選択されたものとすると、第9図に示すように、呼出
登録記録レコード41に第2の識別子53と“5tru
ctured ”表示処理54の対が追加的に登録され
ることになる。以下、同様にしてウィンドウ22の生成
が行われるたびにそれらの表示処理の内容が登録される
第10図は、この文書処理装置における各ウィンドウの
表示処理の原理を表わしたものである。
この例では、第3のウィンドウ22−3(第2図参照〉
を“WYSIWYG”表示処理で表示するようになって
いる。各ウィンドウ22−1〜22−3の表示が必要に
なると、第1図に示したCPU1lはビュー・リスト(
第6図)に登録されている表示処理に各識別子51.5
3.55を因数として渡し、それぞれのウィンドウの表
示を実行することになる。この際、各ウィンドウ22−
1〜22−3の表示処理は、先に登録されたものから順
番に行うようにしてもよいし、表示画面21(第2図)
に表示されているウィンドウの各面積のうちの大きいも
のから順に行うようにしてもよい。また、表示画面21
にウィンドウ22が重なって表示されている場合には、
一番上のウィンドウ22から表示処理を行うようにして
もよい。
第11図は、ユーザが新しい表示処理を作成した場合の
ビュー・リストの内容を表わしたものである。このよう
に文書処理装置側が用意したリスト部分61の他にユー
ザの作成した”New View”のリスト部分62を
追加すれば、これを各ウィンドウ22の設定の際に選択
することができ、また表示の際にその表示内容を実現す
ることができる。
第12図は、このような表示処理を行う文書処理装置で
以前の文書内容を再現するための原理を表わしたもので
ある。それぞれの差分情報35−1〜35−Nは、1単
位の編集操作ごとに作成され、前記したようにRAM1
4(第1図)に−時的に格納された後に磁気ディスク装
置13に保管される。ここで1単位の編集操作とは、あ
るページのある箇所にある文章を追加したとか、ある語
句を削除したとか、ある図形をある段落と次の段落との
間に挿入したとかいった最小単位の操作をいう。
したがって、現在の文書内容から1日前の文書内容に遡
ろうとする場合には、その間の差分情報35−N〜35
−Mを順に使用して文書の内容を逐次復元していけばよ
い。例えば1単位の差分情報35−Nが第5ページの第
3行目のrABcJという語句とrDEFJという語句
との間に「GHI Jという語句を挿入するというもの
であれば、第5ページの第3行目のrABCGHI D
EFJという語句からrGHIJという語句を削除して
rABcDEF」という語句に戻すことで第1段階目の
復元作業が行われる。2日前の文書内容に遡る場合にも
、同様にして1単位ずつの差分情報35−N〜35−2
を用いて文書の内容を復元することになる。
差分情報35を基にして1単位ずつ文書の内容が過去に
向かって変更されていくと、これを基にして各表示処理
部34(第4図)はこの変更内容に対する表示処理を行
い、各ウィンドウ22に変更された文書の内容を表示す
る。したがって、オペレータは表示画面21に表示され
る内容を見ながら所望の段階まで文書内容を過去に向か
って変更することができる。本実施例の文書処理装置で
は、この操作をキーボード16 (第1図)上のファン
クションキーとしての図示しないアン・ドウ(Undo
)キー(取消キー)を用いて行うようになっている。
第13図は、このような文書の内容の復元の様子を表わ
したものである。同図aに示した第1の状態は編集前の
状態であり、同図すに示した第2の状態は、1単位の編
集が行われた後の状態を表わしたものである。アン・ド
ウキーを用いた取消操作(過去の文書内容の復元)を多
段階にわたって効率的に行うためには、現在の文書ファ
イルを基にして以前の文書内容に戻すための逆編集操作
が必要である。文書の編集は、構造、文字、図形といっ
た色々な文書断片に対する「挿入」、「削除」、「属性
変更」等の多くの操作がある。これらは単純化すれば、
以前の文書内容を新しい文書内容に置き換えるという1
つずつの操作に帰結する。よって、この「置き換え」操
作に対する逆関数を定義し、この情報を1単位の差分情
報として記録すれば、すべての取消操作を実現すること
ができる。
このような「置き換え」は、「どこから」、「どこを」
および「なにを」という3つの情報によって構成するこ
とができる。例えばこの第13図に示した例では、第1
の状態から第2の状態に「置き換える」ためには、第1
の位置と第2の位置との間を第4の情報に置き換える(
類コマンド)ことであり、この逆は第1の位置から第3
の位置を第2の情報に置き換える(逆コマンド)ことで
ある。そこで、類コマンドが実行されたとき、差分情報
として逆コマンドを保持しておけば、前記した取消操作
が可能になる。
これを文字の挿入と削除について具体的に示す。
第13図Cに示した第3の状態で、第1の位置に文字列
を挿入するものとする。この場合、これによって置き換
えられる文字列は存在しない。つまり、類コマンドは、
「第1の位置」から「第1の位置」までを「第4の情報
」に置き換えるという形に展開される。このとき、差分
情報としては逆コマンドとして「第1の位置」から「第
3の位置」を、rNULLJに置き換えるという情報を
記録する。
逆に、文字の削除を行う場合には、「第1の位置」から
「第3の位置」を、rNULL」に置き換えるという形
の類コマンドが送られてきたら、「第1の位置」から「
第1の位置」までを「第4の情報」に置き換えるという
逆コマンドを記録する。このことにより、挿入と削除が
対称性をもっていることがわかる。
差分情報として生成された逆コマンドは、順次RAM1
4上に記録され、最終的には磁気ディスク装置13に格
納される。1つの編集操作が複数の単位操作の組み合わ
せからなる場合があるので、この場合には個々の単位操
作に分解して記録が行われる。この状態でオペレータの
1つの編集操作を管理するためには、オペレータの各編
集操作に対応してデミタリレコードという識別用の“マ
ーク”をこれらの境界に差し挟むようにすればよい。
この場合には、アン・ドウキーを1回揉作するたびに、
1つのデミタリレコードから次のデミタリレコードまで
に存在する逆コマンドが順に実行されていくことになる
「変形例」 第14図は、本発明の変形例の文書処理装置の実現する
履歴管理を説明するためのものである。
この変形例の文書処理装置では、装置の起動時や編集の
開始時にCPUII(第1図)が日時、編集者名等のあ
らかじめ分かっている事項を、編集に付帯する付帯情報
71としてRAM14上の所定の領域に格納する。付帯
情報71は、ユーザあるいはオペレータが版作成の指示
を行った時点でキーボード16から入力されるようにな
っていてもよい。
後日、この文書の履歴を調べるには、付帯情報71を加
工して文書にどのような操作があったかどうかのトレー
スを行う。この結果は、ディスプレイ15に表示しても
よいし、あるいは図示しないプリンタに出力して履歴情
報としての一覧表を作成することも可能である。−覧表
の表示形式は、使用者の要求に応じて各種選択できるよ
うにしてもよい。
第15図は、この第1の例を表わしたものであり、単に
版の履歴だけを示している。この場合には、該当するフ
ァイルから版区切情報81だけを拾い集めて履歴を表わ
した一覧表82を作成する。
第16図は、第2の例を表わしたものである。
この第16図に示した例では誰が文書の編集を行ったか
を同時に知るために版区切情報81の他に編集区切情報
83を一緒に拾い集めて履歴を表わした一覧表84を作
成している。
第17図は、第3の例を表わしたものである。
この第3の例では、版区切情報81の他、編集に必要な
すべての情報を拾い集めて履歴を表わした一覧表86を
作成している。
第18図は、第4の例を表わしたものである。
版作成操作を行うときにその時点の文書を別途保管して
おけば、この図で示した文書内容88のように文書の追
加部分を図のように二重線からなるアンダーラインで表
示してみたり、削除した部分を消し線で表示したりする
ことが可能である。また、履歴情報と現在または過去の
文書の情報を用いれば、それらの途中にふける文書を再
現することができ、また文書ファイルが破壊された場合
にもその復元が可能である。
「発明の効果」 以上説明したように請求項1記載の発明によれば、文書
格納手段に格納された文書の編集内容を先の編集内容に
対する差分情報として時系列的に記憶する差分情報記憶
手段を用いたので、文書の各種変更状態を比較的少ない
容量で記録することができ、また、マルチウィンドウに
複数の情報を表示する場合にも、表示を比較的高速で行
うことができるという利点がある。また、文書情報と差
分情報を合わせれば任意の時点における文書の復元が可
能になるという効果がある。
また、請求項2記載の発明によれば、文書の編集に付帯
する付帯情報を時系列的に記憶することにしたので、単
に文書編集の履歴を知ることができるばかりでなく、文
書の改璽が行われたような場合にもその原因を追求する
ことができ、間接的に文書に対する不要なアクセスを防
止させることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明の一実施例を説明するための
もので、このうち第1図は文書処理装置の回路構成の概
要を表わしたブロック図、第2図はディスプレイに表示
された3つのウィンドウの一例を示す斜視図、第3図は
各ウィンドウと文書データとの関係を表わした説明図、
第4図は編集操作の行われる際の情報の伝達経路を示す
説明図、第5図は第1の入力処理を例にとりデータの更
新の様子と表示処理の関係を表わした説明図、第6図は
ビュー・リストの内容を示す説明図、第7図は文書処理
装置の表示制御の要部を示す流れ図、第8図は呼出登録
記録レコードの最初の登録状態を表わした説明図、第9
図は呼出登録記録レコードの2番目の登録が行われた状
態を表わした説明図、第10図はこの文書処理装置にお
ける各ウィンドウの表示処理の原理を表わした説明図、
第11図はユーザが新しい表示処理を作成した場合のビ
ュー・リストの内容を表わした説明図、第12図は以前
の文書内容の復元を行う原理を示す原理図、第13図は
文書の復元の状態における情報の変化を示す説明図、第
14図〜第18図は本発明の詳細な説明するためのもの
で、このうち第14図は履歴管理のための一連の付帯情
報を示す説明図、第15図はこれらの付帯情報から版の
履歴を表わした一覧表を作成する様子を表わした説明図
、第16図は版区切情報と編集区切情報を基にして一覧
表を作成する様子を表わした説明図、第17図は編集に
必要なすべての情報を用いて一覧表を作成する様子を表
わした説明図、第18図は変更内容を表わした文書を作
成する様子を表わした説明図である。 11・・・・・・CPU、13・・・・・・磁気ディス
ク装置、4・・・・・・RAM、15・・・・・・ディ
スプレイ、1・・・・・・表示画面、22・・・・・ウ
ィンドウ、1・・・・・・人力処理部、32・・・・・
・データ更新、3・・・・・・文書データ、34・・・
・・・表示処理部。 出 願 人  富士ゼロックス株式会社代  理  人
   弁理士  山  内  梅  雄第1 第5図 第6図 !]の位置 第2の位置 第3の位置 第1の位置 第8図 第9図 第10図 第7図 第1 1図 第1 2図 第1 4図 第16図 第1 5図 !1 7図 jlK18図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディスプレイと、 文書を格納する文書格納手段と、 この文書格納手段に格納された前記文書の編集内容を先
    の編集内容に対する差分情報として時系列的に記憶する
    差分情報記憶手段と、 この差分情報記憶手段に記憶された差分情報を順に過去
    の方向にたどって所望の時点における過去の編集内容を
    再現する編集内容再現手段と、再現された編集内容を前
    記ディスプレイに表示させる文書内容表示手段 とを具備することを特徴とする文書処理装置。 2、ディスプレイと、 複数の段落からなる文書を格納する文書格納手段と、 この文書の所望の時点における付帯情報をそれぞれ格納
    する付帯情報格納手段と、 この付帯情報格納手段によって格納された付帯情報を時
    系列的に記憶する付帯情報記憶手段と、これらの付帯情
    報を基にして文書の編集の際の履歴を表わした履歴情報
    を作成する履歴情報作成手段 とを具備することを特徴とする文書処理装置。
JP2228031A 1990-08-31 1990-08-31 文書処理装置 Pending JPH04111053A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2228031A JPH04111053A (ja) 1990-08-31 1990-08-31 文書処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08147381A (ja) * 1994-11-17 1996-06-07 Hitachi Ltd 審査業務支援システム

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JPH08147381A (ja) * 1994-11-17 1996-06-07 Hitachi Ltd 審査業務支援システム

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