JPS632896Y2 - - Google Patents

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JPS632896Y2
JPS632896Y2 JP1982074803U JP7480382U JPS632896Y2 JP S632896 Y2 JPS632896 Y2 JP S632896Y2 JP 1982074803 U JP1982074803 U JP 1982074803U JP 7480382 U JP7480382 U JP 7480382U JP S632896 Y2 JPS632896 Y2 JP S632896Y2
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JP
Japan
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pedal
arm
accelerator
pin
depression
Prior art date
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JP1982074803U
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English (en)
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JPS58179527U (ja
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Publication of JPS632896Y2 publication Critical patent/JPS632896Y2/ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は軽量化並びに簡素化を図つた自動車
用ペダルに関するものである。
自動車に装備されるアクセルペダルやクラツチ
ペダル、ブレーキペダルの如き自動車用ペダル
は、苛酷な条件で使用され、頻繁に繰り返される
踏込操作や急激な強い踏込みに対しても十分耐え
得るような耐久性並びに耐衝撃性が要求されてい
る。その為従来、自動車用ペダルはその殆んどが
耐久性に優れた金属で製作されていた。
しかし、金属製のペダルは重量が重く、部品点
数も多い為に製作工数が多く必要でコスト高であ
つた。即ち、従来の金属製ペダルは第1図に示す
様に、アーム部1、ペダル踏部2、揺動中心とな
るピン部3、ケーブル連結部4、ペダルの位置決
め用スツパ5を夫々単独に成形し、これら各部品
を組合せ溶接により一体化させて製作している。
このような従来のペダルは部品数が多く、各部
品の管理が困難であると共に多数個所を溶接せね
ばならず、量産性が悪い。またペダルの踏込時に
荷重が強く作用するアーム部1とペダル踏部2と
の溶接部及びアーム部1とピン部3との溶接部は
十分な溶接強度が要求される為に製作に手間を要
していた。更にペダル踏部2は踏込時のフイーリ
ングを良好にすると共にケーブルを介して伝達さ
れるエンジンの振動を減衰させる為に円弧状にな
し、且つその表面にゴム等の弾性部材を装着させ
ており、コスト高となつていた。
一方燃費向上の為に近時車体の軽量化が図ら
れ、ペダルもその例外ではなく、所定の強度を低
下させることなく軽量化させることが要求されて
いる。
ペダルを軽量化するものとして例えば実開昭56
−152730号公報にて開示された先行技術例があ
る。これはペダル踏部のみを合成樹脂で製作し、
当該ペダル踏部をアーム部の先端に結合させたも
のである。この場合、アーム部に対するペダル踏
部の相対的な回転及び抜けを防止させる為に、例
えば、第2図に示す様に、アーム部先端の結合軸
部6を断面非円形になし、ペダル踏部7の裏面に
前記結合軸部6と嵌合する嵌合孔8を有する取付
部9を一体成形し、当該取付部9を結合軸部6に
嵌合させるとともに、取付部9から露出する結合
軸部6を圧潰させて両部材を一体化させている。
この様なペダルは軽量化に伴なつて製作に要す
る工数が増大し、量産性に乏しくコスト高であつ
た。
この考案は従来の自動車用ペダルの上記問題点
に鑑み、これを改良除去したもので、軽量で且つ
所望の強度を有し、しかも量産が可能で安価な自
動車用ペダルを提供する。即ち、この考案はアー
ム部、ペダル踏部、ピン部、ペダルストツパ部、
ケーブル取付部等をガラス繊維を混入した合成樹
脂で一体成形すると共に、アーム部とペダル踏部
との下部結合部から延びるペダル踏部の先端部と
の間で、かつ、裏面に2枚の鍔を十字形に組合わ
せてなる補強用ヒール部をペダル踏部の裏面から
突出する如く一体成形したものである。
以下この考案をアクセルペダルに適用した実施
例を図面を参照して説明する。
第3図及び第4図に示す様に、アクセルペダル
10はアーム部11及びペダル踏部12、揺動中
心となるピン部13、ペダルストツパ部14、ア
クセルケーブル取付部15等をガラス繊維を混入
した合成樹脂(例えばナイロン66等)で一体に成
形されている。
前記アーム部11は車体に対して最適な配置を
でき、しかも運転者に対して最適な踏込みポジシ
ヨンを付与する為に略中心部から前後方向にく字
形に折曲げ、且つ下部結合部11aを更に同方向
に折曲げるとともに、ペダル踏部12への移行部
11b及びアクセルケーブル取付部15への移行
部11cを横方向に折曲げて支点Cに対して力点
A及び作用点Bを夫々オフセツトさせてある。
ペダル踏部12はアーム部11の下部結合部1
1aの上面側に形成され、適当な幅寸法で且つ円
弧状に湾曲させてあり、踏込み位置が異なつても
常に一定の状態で踏込めるようになしてある。ま
たペダル踏部12の踏面12aには必要に応じて
凸部16を形成してある。
ピン部13はアーム部11の略中央部の側面
に、これと直交する方向に突設され、ペダル操作
時の荷重に十分に耐え得る径に形成されている。
このピン部13は車体に取付けられるブラケツト
17に回動自在に枢着されてペダル10を揺動自
在に支持する。またピン部13にはリターンスプ
リング18が装着され、その一端がブラケツト1
7に係止され、他端がアーム部11に係止されて
ペダル10に復元力が付与される。
ペダルストツパ部14はアーム部11の上端近
傍に前方に向つて突設され、その背面とアーム部
11との間に跨がつて補強リブ19が形成されて
いる。このペダルストツパ部14はペダル10を
車体に取付けた際に車体の前壁(図示せず)に当
接してペダル10の非操作時の位置決めを行うも
ので、ペダル踏部12が最適な踏込み高さになる
ような長さに形成されている。
アクセルケーブル取付部15はアーム部11の
上端に上方に延びる二股状に形成され、当該二股
部15aにはアクセルケーブル20の端部の目玉
20aが嵌合する嵌合孔21を穿設してある。
そしてそのアクセルペダル10はペダル踏部1
2の裏面とアーム部11の下部結合部11aとに
跨がつて補強用ヒール部22が一体に形成されて
いる。このヒール部22は、上下方向の鍔22
a,22bが左右方向の鍔22c,22dより広
幅となつた十字形で、且つ前方に到る程細くなつ
ており、更に左右方向の鍔22c,22dはペダ
ルの最大踏込時に車体の前壁と直交する方向に向
けて形成されており、頻繁に繰返される踏込み操
作や急激な強い踏込み操作に伴なう荷重に十分に
耐え得る強度をアーム部11の結合部11aとペ
ダル踏部12との結合部に付与すると共にアクセ
ルペダル10をフルスロツトル位置まで踏込んだ
ときにヒール部22の先端が車体の前壁に当接し
てストツパの作用をなし、ペダル踏部12に作用
する荷重を受けて折損を防止するとともにピン部
13及びアクセルケーブル取付部15、更にスロ
ツトルバルブ(図示せず)への悪影響を防止す
る。
またアーム部11のピン部13と反対側の側面
には、適当な長さに亘つてリブ23が形成されて
おり、ペダル踏込時にピン部13からアーム部1
1に作用するこぜ力に対する変形量を少なくする
ものである。
上記構成のアクセルペダル10はピン部13を
利用して車体側に揺動自在に取付けられ、ペダル
ストツパ14にて最適な踏込み位置に設定され
る。またアクセルケーブル取付部15にはエンジ
ン側から配設されたアクセルケーブル20の目玉
20aが嵌合孔21内に嵌合して連結される。
上記の如きアクセルペダル10は合成樹脂製の
単一部品で形成されているので、軽量となり、し
かも部品数の低減により管理が容易となり、且つ
インジエクシヨン成形にて製作することができ製
作も容易となる。
またアクセルペダル10の踏込動作時に比較的
大きな荷重が作用するアーム部11の下部結合部
11aとペダル踏部12との結合部やアーム部1
1とピン部13との結合部の近傍には補強用ヒー
ル22やリブ23が一体に形成されており、当該
部分での強度が向上し、頻繁に繰返される踏込操
作が急激な踏込み操作に伴なう荷重にも十分に耐
え、損傷の恐れがない。更に補強用ヒール部22
は急激な踏込みがなされると、左右方向の鍔22
c,22dが車体の前壁と直交するように当接
し、左右方向の鍔22c,22dはストツパとし
て作用する。左右方向の鍔22c,22dには軸
方向の圧縮加重のみ加わり、モーメントが生ぜず
左右方向の鍔22c,22dは破断し難い。ま
た、左右方向の鍔22c,22dには十字形に上
下方向の鍔22a,22bを組合わせてあるから
各鍔22a乃至22dが互いに補強し合う。さら
に、上下方向の鍔22a,22bは、アーム部1
1の下部結合部11aから片持ち状のペダル踏部
12の下端にかけて裏面から突出してあるから、
アーム部11とペダル踏部12との結合部を補強
し、急激な荷重を受けてアーム部11とペダル踏
部12との折損を防止すると共にペダル10の過
度な踏込みを阻止してピン部13及びアクセルケ
ーブル取付部15やスロツトルバルブ等への悪影
響を防止するので安全性が高い。
またアクセルペダル10は全体が合成樹脂で形
成され、適度な弾性を有しているので、アクセル
ケーブル20を介して伝達されるエンジンの振動
は、アクセルケーブル取付部15及びアーム部1
1にて吸収されてペダル踏部12には伝達され
ず、ペダルフイーリングが向上する。従つてペダ
ル踏部12の踏面12aにゴム等の弾性体を装着
する必要がなくなり、部品数も低減される。
尚、上記実施例はアクセルペダルに適用した場
合について説明したが、本考案は他にクラツチペ
ダルやブレーキペダルにも同様に適用できる。
以上説明した様に、この考案は合成樹脂にてア
ーム部及びペダル踏部、ピン部、ペダルストツパ
部、ケーブル取付部等を一体に成形すると共にア
ーム部とペダル踏部との結合部に補強用ヒール部
を一体成形したから、軽量であつてペダルに要求
される頻繁な踏込み操作や急激な踏込み操作に伴
なう種々の荷重に対する耐久性並びに耐衝撃性を
有し、しかもエンジンからの振動の伝達を受けな
い良好なペダルフイーリングを有する自動車用ペ
ダルを提供できる。また部品数が減少し、組立て
工数も減少して製作が容易となり、量産が可能で
安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一般的な自動車用ペダルを示す
斜視図、第2図は従来の軽量化を図つた自動車用
ペダルのペダル踏部の結合部を示す斜視図、第3
図は本考案に係る自動車用ペダルを示す正面図、
第4図はその自動車用ペダルの側面図である。 10……アクセルペダル、11……アーム部、
12……ペダル踏部、13……ピン部、14……
ペダルストツパ部、15……アクセルケーブル取
付部、22……補強用ヒール部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アーム部、ペダル踏部、ピン部、ペダルストツ
    パ部、ケーブル取付部等をガラス繊維を混入した
    合成樹脂で一体成形すると共に、 アーム部とペダル踏部との下部結合部から延び
    るペダル踏部の先端部との間で、かつ、裏面に2
    枚の鍔を十字形に組合わせてなる補強用ヒール部
    をペダル踏部の裏面から突出する如く一体成形し
    たことを特徴とする自動車ペダル。
JP7480382U 1982-05-20 1982-05-20 自動車用ペダル Granted JPS58179527U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7480382U JPS58179527U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 自動車用ペダル

Applications Claiming Priority (1)

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JP7480382U JPS58179527U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 自動車用ペダル

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Publication Number Publication Date
JPS58179527U JPS58179527U (ja) 1983-12-01
JPS632896Y2 true JPS632896Y2 (ja) 1988-01-25

Family

ID=30084203

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JP7480382U Granted JPS58179527U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 自動車用ペダル

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141930U (ja) * 1984-08-22 1986-03-18 ダイハツ工業株式会社 ケ−ブル式クラツチ操作装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714226B2 (ja) * 1976-09-20 1982-03-23

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56143121U (ja) * 1980-03-31 1981-10-28
JPS5714226U (ja) * 1980-06-20 1982-01-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5714226B2 (ja) * 1976-09-20 1982-03-23

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JPS58179527U (ja) 1983-12-01

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