JPH0716182Y2 - 操作ペダル - Google Patents

操作ペダル

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JPH0716182Y2
JPH0716182Y2 JP10104288U JP10104288U JPH0716182Y2 JP H0716182 Y2 JPH0716182 Y2 JP H0716182Y2 JP 10104288 U JP10104288 U JP 10104288U JP 10104288 U JP10104288 U JP 10104288U JP H0716182 Y2 JPH0716182 Y2 JP H0716182Y2
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JP
Japan
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arm portion
pedal
reinforcing protrusion
end side
operation pedal
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP10104288U
Other languages
English (en)
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JPH0223719U (ja
Inventor
浩之 後藤
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Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、操作ペダルに係り、特に自動車や自動二輪
車のブレーキペダルやクラッチペダル等に使用される操
作ペダルに関する。
[従来の技術] 操作ペダルは、ブレーキペダルやクラッチペダル等に使
用されている。例えば、ブレーキペダルは、足踏プレー
トからの踏力を踏力伝達用フック部を介してマスタシリ
ンダに伝達するものであり、支点を床下にとった立上り
式、あるいはまた、下方にとった吊り下げ式があり、自
動車においては吊り下げ式が多く使用されている。
また、第7図に示す如く、操作ペダル106は、金属薄板
によって形成されたアーム部116と、足踏プレート118
と、揺動中心軸であるボス120と、リターン時にストッ
パとなる控え部材(ステー)126とを有している。この
控え部材126は、足踏プレート118に踏力がなくなってア
ーム部116がスプリング(図示せず)の付勢力によって
リターン(復帰)した時に、アーム部116の動作たる操
作ペダル106の動作を例えば操作ペダル用ブラケット
(図示せず)に取付けた他のストッパ(図示せず)と共
働して停止するものである。
更に、第8、9図に示す如く、操作ペダル106において
は、補強を果すべく、アーム部116に補強用突出部(ビ
ード)124を形成したものがある。
更にまた、操作ペダルとしては、例えば、実開昭57−11
4415号公報に開示されている。この公報に記載のもの
は、金属薄板を少なくとも2枚平板状に重ね合わせ、一
体化してレバー本体を構成し、その先端を双葉状に拡開
して足踏プレートを設けたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、従来の操作ペダル106においては、アーム部1
16に補強用突出部124を形成してアーム部116の強度を向
上するとともに、アーム部116の板厚を薄くして製造コ
ストの低減を図っていた。
しかしながら、補強用突出部124は、第8図に示す如
く、揺動中心軸であるボス120までしか形成されておら
ず、補強用突出部124とボス120間にはフラット部(平坦
部)100が形成されていた。
このため、アーム部116に形成されたフラット部100部位
の横方向の剛性や捩れ強さが低下し、操作ペダル106の
使用寿命が短くなるとともに、操作を確実に行うことが
できず、踏力を確実に伝達することができないという不
都合があった。
また、実開昭57−114415号公報に開示された操作ペダル
においては、2枚以上の金属薄板を重ね合わせてアーム
部を構成しているので、使用材料費が嵩み、製造コスト
の向上を招き、経済的に不利であるという不都合があっ
た。
[考案の目的] そこで、この考案の目的は、上述の不都合を除去するた
めに、足踏プレートと踏力伝達用フック部間のアーム部
に補強用突出部を形成し、補強用突出部と踏力伝達用フ
ック部間のアーム部に揺動中心軸を設け、控え部材の一
端側を補強用突出部に接合するとともに控え部材の他端
側を揺動中心軸に接合して設けることにより、アーム部
の横方向への剛性や捩れ強さを向上させて踏力を確実に
伝達するとともに、アーム部の板厚を薄くさせて経済的
に有利とし得る操作ペダルを実現することにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの考案は、金属薄板によっ
てアーム部を形成し、このアーム部の一端側に足踏プレ
ートを設け、前記アーム部の他端側に踏力伝達用フック
部を設け、前記アーム部のリターン時にストッパとなる
控え部材を前記アーム部に設けた操作ペダルにおいて、
前記足踏プレートと前記踏力伝達用フック部間の前記ア
ーム部に補強用突出部を形成し、この補強用突出部と前
記踏力伝達用フック部間の前記アーム部に揺動中心軸に
設け、前記控え部材の一端側を前記補強用突出部に接合
するとともに前記控え部材の他端側を前記揺動中心軸に
接合して設けたことを特徴とする。
[作用] この考案の構成によれば、アーム部の一端側に設けられ
た足踏プレートに踏力が与えられた際には、アーム部は
揺動中心軸を中心に揺動して他端側の踏力伝達用フック
部を動作させている。このとき、アーム部が補強用突出
部と控え部材との双方によって補強されているので、ア
ーム部の捩れ等を防止して踏力を確実に伝達することが
できる。また、アーム部の強度が大となることにより、
アーム部の板厚を薄くすることができる。
[実施例] 以下図面に基づいてこの考案の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
第1〜6図は、この考案の実施例を示すものである。第
5、6図において、2は操作ペダル用ブラケット、4は
側板、6は操作ペダルである。操作ペダル用ブラケット
2の側板4には、操作ペダル6がスペーサ8・スプリン
グ10を介してボルト12とナット14とによって回動自在に
軸支されている。
操作ペダル6は、第1、2図に示す如く、金属薄板によ
って形成されたアーム部16と、足踏プレート18と揺動中
心軸であるボス20とを有している。即ち、操作ペダル6
においては、アーム部16の一端側に足踏プレート18が設
けられているとともに、アーム部16の他端側には踏力伝
達用フック部22が形成されている。足踏プレート18と踏
力伝達用フック部22間のアーム部16には、補強用突出部
(ビード)24が形成され、また、踏力伝達用フック部22
と補強用突出部24との途中にはボス20が設けられてい
る。
また、操作ペダル6には、補強用突出部24とボス20との
間を連絡すべく控え部材(ステー)26が設けられる。こ
の控え部材26は、アーム部16のリターン時のストッパと
なるものであり、足踏プレート18に踏力がなくなってア
ーム部16がスプリング10の付勢力によってリターン(復
帰)した時、アーム部16の動作たる操作ペダル6の動作
を例えば操作ペダル用ブラケット2に取付けられた他の
ストッパ(図示せず)と共働して停止するものである。
控え部材26の一端側には、第3、4図に示す如く、補強
用突出部24に接合すべく折曲された第1接合部28が設け
られている。この第1接合部28は、補強用突出部24に溶
接等によって固着される。また、控え部材26の他端側に
は、ボス20に接合すべく湾曲に形成された第2接合部30
が設けられているとともに、他端部位においてボス20か
ら踏力伝達用フック部22側に突出するストッパ部片32が
設けられている。第2接合部30は、ボス20に溶接等によ
って固着される。つまり、控え部材26は、補強用突出部
24とボス20とを連絡すべくアーム部16に延長して設けら
れている。
なお、第3、4図において、符号34はストッパ用クッシ
ョンを螺合する穴部である。
次に、この実施例の作用について説明する。
操作ペダル6の足踏プレート18に踏力が与えられた際に
は、操作ペダル6は、スプリング10の付勢力に抗してア
ーム部16の他端側に設けられたボス20を揺動中心として
揺動し、他端側の踏力伝達用フック部22を動作させてい
る。
このとき、アーム部16の補強用突出部24とボス20との間
に控え部材26が延設されているとともにアーム部16に補
強用突出部24が形成されているので、アーム部16全体を
補強し、これによりアーム部16の捩れを防止して踏力を
確実に伝達している。
また、足踏プレート18に与えられた踏力が弱まった際に
は、アーム部16は、スプリング10の付勢力によって控え
部材26が他のストッパに当接するまで移動して所定位置
に停止する。
これにより、補強用突出部24とボス20との間のアーム部
16に控え部材26を延設してアーム部16全体を確実に補強
することができ、これにより、アーム部16の横方向の剛
性や捩れ強さを向上し、踏力を確実に伝達することがで
きる。
また、アーム部16を容易に且つ確実に補強したことによ
り、アーム部16の横方向の剛性や捩れ強さを低下させる
ことなく、アーム部16の板厚を薄くすることができ、製
造コストを低減し得て、経済的に有利とすることができ
る。
更に、操作ペダル6のリターン時(復帰時)に、控え部
材26の一端側の穴部34に装着される他の停止部材(図示
せず)及び控え部材26の他端側に設けたストッパ部片32
とによって操作ペダル6のリターン位置(復帰位置)に
おける動作の規制を確実に行うことができ、操作ペダル
6の停止が容易に果される。
[考案の効果] 以上詳細な説明から明らかなようにこの考案によれば、
足踏プレートと踏力伝達用フック部間のアーム部に補強
用突出部を形成し、補強用突出部と踏力伝達用フック部
間のアーム部に揺動中心軸を設け、控え部材の一端側を
補強用突出部に接合するとともに控え部材の他端側を揺
動中心軸に接合して設けたことにより、アーム部全体を
補強用突出部と控え部材との双方によって確実に補強で
き、アーム部の横方向の剛性や捩れ強さを向上させ、踏
力を確実に伝達し得る。
また、アーム部を確実に補強したことにより、アーム部
の横方向の剛性や捩れ強さを低下させることなくアーム
部の板厚を薄くすることができ、製造コストを低減し得
て、経済的に有利とし得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図はこの考案の実施例を示し、第1図は操作ペ
ダルの側面図、第2図は操作ペダルの正面図、第3図は
控え部材の側面図、第4図は控え部材の正面図、第5図
は装置ペダルの取付けた状態を示す側面図、第6図は操
作ペダルの組付け状態を説明する図である。 第7〜9図は従来の操作ペダルを示し、第7、8図は操
作ペダルの概略斜視図、第9図は第8図のIX−IX線によ
る操作ペダルの断面図である。 図において、2は操作ペダル用ブラケット、4は側板、
6は操作ペダル、8はスペーサ、10はスプリング、12は
ボルト、14はナット、16はアーム部、18は足踏プレー
ト、20はボス、22は踏力伝達用フック部、24は補強用突
出部、26は控え部材(ステー)、28は第1接合部、30は
第2接合部、32はストッパ部片、そして34は穴部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属薄板によってアーム部を形成し、この
    アーム部の一端側に足踏プレートを設け、前記アーム部
    の他端側に踏力伝達用フック部を設け、前記アーム部の
    リターン時にストッパとなる控え部材を前記アーム部に
    設けた操作ペダルにおいて、前記足踏プレートと前記踏
    力伝達用フック部間の前記アーム部に補強用突出部を形
    成し、この補強用突出部と前記踏力伝達用フック部間の
    前記アーム部に揺動中心軸を設け、前記控え部材の一端
    側を前記補強用突出部に接合するとともに前記控え部材
    の他端側を前記揺動中心軸に接合して設けたことを特徴
    とする操作ペダル。
JP10104288U 1988-07-29 1988-07-29 操作ペダル Expired - Lifetime JPH0716182Y2 (ja)

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JPH0223719U JPH0223719U (ja) 1990-02-16
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