JPS63289592A - 楽音信号処理装置 - Google Patents

楽音信号処理装置

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JPS63289592A
JPS63289592A JP62125560A JP12556087A JPS63289592A JP S63289592 A JPS63289592 A JP S63289592A JP 62125560 A JP62125560 A JP 62125560A JP 12556087 A JP12556087 A JP 12556087A JP S63289592 A JPS63289592 A JP S63289592A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタルフィルタを用いた楽音信号処理
装置に関し、特に、音色制御情報に応じてフィルタ係数
の選択的供給を制御することに関する。
〔従来の技術〕
楽音信号制御用のディジタルフィルタにおいては、複数
のフィルタ係数の組をメモリに記憶しておき、該メモリ
から選択的にフィルタ係数を読み出してディジタルフィ
ルタに入力することにより該ディジタルフィルタの特性
を所望の特性に設定することが行われている(例えば、
特開昭6o−52895号公報)。この場合、フィルタ
係数メモリでは、記憶した各フィルタ係数組に単純にア
ドレスが割当てられており、音色制御情報に応じたアド
レスから1組のフィルタ係数を読み出すようになってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、従来のようなフィルタ係数選択方式では、フィ
ルタ係数を記憶したアドレスと音色制御情報との関係が
1対1で決まってしまい、音色変化制御の自由度に乏し
いという問題点があった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので。
フィルタ係数の選択を変化に富んだ態様で行うことがで
きるようにした楽音信号処理装置を提供しようとするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る楽音信号処理装置は、楽音信号とフィル
タ係数とを入力し、このフィルタ係数に応じた特性に従
って該入力楽音信号を制御するディジタルフィルタ手段
と、所望のフィルタ特性を実現するフィルタ係数の組を
複数組記憶し、各組には少なくとも2軸の座標データが
夫々割当てられている係数記憶手段と、前記係数記憶手
段から読み出すべき係数組の座標データを指定する座標
指定手段と、前記座標指定手段で指定された座標データ
のうち少なくとも1つの座標軸の座標データをff色制
御情報に応じて可変制御する制御手段とを具え、前記座
標指定手段による指定及び前記制御手段による可変制御
に基づき確定された座標データに応じて前記係数記憶手
段からフィルタ係数組を読み出し、これを前記ディジタ
ルフィルタ手段に供給するようにしたものである。これ
を図によって示すと第1図のようである。
〔作用〕
係数記憶手段に記憶したフィルタ係数の各組には少なく
とも2軸の座標データが夫々割当てられており、この座
標データをアドレスとして任意のフィルタ係数組が読み
出される。読み出すべき係数組の座標データは、座標指
定手段によって指定される。この座標指定手段で指定さ
れた座標データのうち少なくとも1つの座標軸の座標デ
ータが制御手段により音色制御情報に応じて可変制御さ
れる。こうして、可変制御された座標データに対応する
フィルタ係数組が係数記憶手段から読み出される。ここ
で、音色制御情報とは鍵タッチ、音高、時間経過、手動
操作子出力信号など、何らかの音色制御要素に基づく情
報である。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明しよう。
第2図はこの発明を適用した電子楽器の一実施例のハー
ド構成を示すもので、この実施例の電子楽器においては
、cpu <中央処理ユニット)11、プログラムメモ
リ12及びデータ及びワーキングRAM (ランダムア
クセスメモIJ)13を含むマイクロコンピュータ部に
よって、フィルタ係数の読出しやフィルタ係数補間演算
を含む各種の動作や処理が制御される。プログラムメモ
リ12はRAMからなり、そこに記憶する制御プログラ
ムの書き換えにより該制御プログラムの仕様を容易に変
更することができるようになっている。
フィルタ係数メモリ14は、所望のフィルタ特性を実現
するフィルタ係数の組を複数組記憶するものであり、各
組には少なくとも2軸の座標データがアドレスデータと
して夫々割当てられている。
更に詳しく一例を説明すると、例えば、フィルタ係数メ
モリ14は複数のテーブルを具えており、各テーブルに
おいて複数組のフィルタ係数を夫々記憶しており、各テ
ーブルにおける各フィルタ係数組に対してX、Yの2軸
の座標データがアドレスデータとして夫々割当てられて
いる。1つのテーブルにおけるフィルタ係数の記憶フォ
ーマットの一例を模式的に示すと、第3図のよ・うであ
り、この場合、X軸の座襟位置が0,1,2.・・・n
のn + 1点、Y軸の座標位置が同じ<0,1,2゜
・・・nのn + 1点であり、各座標位置の交点によ
って特定される(n+1)”個のアドレスに(n+1)
2組のフィルタ係数FOO〜Fnnが割当てられている
。1組のフィルタ係数は所望の1つのフィルタ特性を実
現するものであり、複数次のフィルタ係数からなる。
フィルタ係数メモリ14はRAMからなっており、そこ
に記憶するフィルタ係数の内容を書き換えることが可能
となっている。外部磁気ディスクドライブユニット15
がこの電子楽器に付設されており、多数組のフィルタ係
数を記憶したフレキシブル磁気ディスクカートリッジ(
フロッピーディスク)FDIを該ディスクドライブユニ
ット15にセットしてそこに記憶したフィルタ係数組を
フィルタ係数メモリ14に転送記憶することができるよ
うになっている。また、制御プログラムを記憶したフロ
ッピーディスクF、D2(つまりシステムディスク)を
ディスクドライブユニット15にセットしてそこに記憶
した制御プログラムをプログラムメモリ12に転送記憶
することができるようになっている。
IPffilGは、発生すべき楽音の音高を指定するた
めの複数の鍵を具えている。タッチ検出回路17は鍵盤
16で押圧された鍵のタッチを検出するためのものであ
る。検出するタッチの種類は、イニシャルタッチあるい
はアフタータッチのどちらでもよい。このタッチ検出回
路17で検出された鍵タツチデータは、音色、音量、音
高等の楽音要素を制御するために利用される。鍵タツチ
データを音色制御情報として利用する場合は、フィルタ
係数を制御してディジタルフィルタの特性を変更するた
めに使用される。
モジュレーションホイール18は音色制御情報を発生す
るための手動繰作子であり、この音色制御情報はフィル
タ係数の制御のために使用される。
低周波発振器19は、低周波信号をフィルタ係数の変調
信号として発生するものである。
キースケーリングテーブル20は、発生すべき楽音の音
高に応じたキースケーリングデータを発生するものであ
り、このキースケーリングデータは音色制御情報として
フィルタ係数の制御のために使用される。
フィルタエンベロープ発生器21は、アタック、ディケ
イ、サスティン、レリース等の特性からなるエンベロー
プ波形データを押鍵に応じて発生するものであり、この
エンベロープ波形データは音色制御情報としてフィルタ
係数の制御のために使用される。
操作パネル部22には、フィルタ関係の繰作パネル23
とその他種々の楽音設定・制御用スイッチ及び操作子2
4が設けられている。フィルタ関係操作パネル23の一
例を示すと、ディスプレイ230とカーソルスイッチ2
31,232、フィルタエディツトスイッチ233、テ
ンキースイッチ234を含んでおり、フィルタ係数の選
択・設定に関連する繰作を行うために使用される。
インタラブドタイマ25は各種設定データの取り込みや
フィルタ係数補間演算の基本タイミングを設定するため
のものであり、所定時間毎に(例えば10m5毎に)イ
ンタラブド信号をマイクロコンピュータ部に与える。
楽音信号発生回路27は、データ及びアドレスバス26
を介して与えられる押圧鍵の情報(キーコードとキーオ
ン信号)に基づき押圧鍵に対応する音高を持つディジタ
ル楽音信号を発生し、このディジタル楽音信号をディジ
タルフィルタ28に入力してそのフィルタ特性に従う音
色制御を施すものである。楽音信号発生方式としては、
どのようなタイプの楽音信号発生方式を用いてもよい。
例えば、キーコードによって指定された音高に対応する
レートで変化する位相アドレスデータに応じて波形メモ
リに記憶した楽音波形サンプル値データを順次読み出す
方式(メモリ読出し方式)、あるいは該位相アドレスデ
ータを位相角パラメータデータとして所定の周波数変調
演算を実行して楽音波形サンプル値データを求める方式
(FM方式)、あるいは該位相アドレスデータを位相角
パラメータデータとして所定の振幅変調演算を実行して
楽音波形サンプル値データを求める方式(AM方式)、
など公知のどのような方式を用いてもよい。また、メモ
リ読出し方式を採用する場合、波形メモリに記憶する楽
音波形は1周期波形のみであってもよいが、複数周期波
形である方が音質の向上が図れるので好ましい。その場
合、マイクロフォン29を介して外部音を自由にサンプ
リングして波形メモリに記憶し、サンプリングした外部
音波形データを波形メモリから読み出すことによりディ
ジタル楽音信号を発生するようにするとよい。
複数周期波形を波形メモリに記憶しこれを読み出す方式
は、例えば特開昭52−121313号に示されたよう
に発音開始から終了までの全波形を記憶しこれを1回読
み出す方式、あるいは特開昭58−142396号に示
されたようにアタック部の複数周期波形と持続部の1又
は複数周期波形を記憶し、アタック部の波形を1回読み
出した後持続部の波形を繰返し読み出す方式、あるいは
特開昭60−147793号に示されたように離散的に
サンプリングした複数の波形を記憶し、読み出すべき波
形を時間的に順次切換えて指定し、指定された波形を繰
返し読み出す方式、など種々の方式が公知であり、これ
らを適宜採用してよい。
更に、そのような複数周期波形を記憶した波形メモリを
読み出すことにより高品質のディジタル楽音信号を発生
する方式の一例としては、特願昭61−86835号に
示されたようなものがあり、そこでは、波形メモリに記
憶する波形データをLPG(線形予測)などの手法でデ
ータ圧縮し、メモリ記憶容量を節約することが開示され
ている。
ディジタルフィルタ28は、上記ディジタル楽音信号と
フィルタ係数を入力し、このフィルタ係数によって設定
されるフィルタ特性に従って該入力楽音信号を制御する
。このディジタルフィルタ28の形式もどのようなもの
でもよい、ディジタルフィルタの演算形式としては、基
本的には有限インパルス応答(FIR)フィルタと無限
インパルス応答(IIR)フィルタとがあるが、FIR
フィルタを用いれば、設計のし易さ、安定性、楽音制御
向きである点、などの理由により好都合である。その場
合、フィルタ係数を時間的に切り換えるタイプのものは
特願昭60−267542号に示されており、そこに示
されたようなものを用いてもよい。
楽音信号発生回路27から出力されたディジタル楽音信
号はディジタル/アナログ変換器30でアナログ信号に
変換され、サウンドシステム31に与えられる。
第4図は32次FIRフィルタとして構成したディジタ
ルフィルタ28の基本回路構成図であり、x(n)は入
力楽音信号における任意のn番目のサンプル点のディジ
タル楽音波形サンプル値データである。Z−1は単位時
間遅れ要素であり、1サンプリング周期の時間遅れを設
定するものである。
従って、x(n−1)はn−1番目のサンプル点のディ
ジタル楽音波形サンプル値データであり、X(n−31
)はn−31番目のサンプル点のディジタル楽音波形サ
ンプル値データである。h(0)〜h(31)は32次
のフィルタ係数である。このフィルタ係数が入力された
三角形のブロックは乗算要素であり、遅延要素で遅延さ
れた各サンプル点のデータx(n)〜x(n−31)に
対して夫々に対応するフィルタ係数h(0)〜h(31
)を乗算する。
乗算出力が入力された十記号を付したブロックは加算要
素であり、各乗算出力を加算合計し、出力信号y(n)
を得る。
このようなFIRフィルタの1つの特徴は、位相特性を
直線位相とすることができることである。
直線位相とすると、フィルタの入出力波形間においてそ
の位相が完全に直線特性で対応し、出力波形に歪みが生
じない。従って、楽音、音声、オーディオ等の信号のフ
ィルタ処理に好適である。そのような直線位相特性をも
つFIRフィルタの必要十分条件は、そのインパルス応
答が対称性をもつことであり、インパルス応答が対称性
をもつということは、フィルタ係数h(o)〜h(31
)が対称性を持つことを意味する。すなわち、フィルタ
係数を対称特性で設定することにより、前述の直線位相
特性を実現することができるのである。この場合、対称
位置にある次数同士はフィルタ係数が同じ値であるため
、全ての次数N(=32)のフィルタ係数を準備する必
要はなく、その半分でよい。詳しくは、この例のように
Nが偶数の場合は、0次から15次までの16個のフィ
ルタ係数を準備すればよく、16次から31次までのフ
ィルタ係数は0次から15次までの対称位置関係にある
フィルタ係数を利用すればよい。しかし−1以下の実施
例では、便宜上、0次から31次までの全てのフィルタ
係数をへ鯉備するものとして説明する。
FIRフィルタのその他の特徴としては、フィードバッ
クループがないため、安定性がよいという特徴がある。
すなわち、IIRフィルタのようにフィードバックルー
プがある場合は発振等の問題が起るが、FIRフィルタ
では発振等の問題が生じず、設計も容易である。また、
安定性がよいため、補間によってフィルタ係数を密に発
生させる場合においても、補間したフィルタ係数に対応
するフィルタ特性がそのまま得られるので、FIRフィ
ルタは有利である。
次に、フィルタ関係操作パネル23を用いたフィルタ係
数の選択・設定操作の一例につき概略を説明する。
まず、フィルタエディツトスイッチ233をオンすると
、ディスプレイ230は第5図(a)のような内容のフ
ィルタエディツトメニューの表示を行う。使用者は、1
〜4のエディツトモードのうち所望の番号をテンキース
イッチ234で選択する。
1番のパラメータセットモード(Parameter)
を選択すると、ディスプレイ230の画面が第5図(b
)のように変わる。このモードではディジタルフィルタ
の特性を設定するためのフィルタ係数をフィルタ係数メ
モリ14から読み出すための条件及びそのフィルタ係数
を可変制御するための各種条件を設定する。ディスプレ
イ230の上段の設定項目rtblJ 、rDyn−a
xisJ y  rdynJ y  rfixJのうち
所望の項目をカーソルスイッチ231,232の操作に
より選択し、選択した項目に対応する所望の選択・設定
データをテンキースイッチ234によって選択・設定す
る。ディスプレイ230における各設定項目rtblJ
 、rDyn−axisJ *  rdy n J *
  r f ix Jの下段には、該項目に対応して選
択・設定されたデータが表示される。各設定項目につい
て次に説明する。
tbl :  フィルタ係数メモリ14におけるフィル
タ係数テーブルを選択する。ここで選択したデータは、
フィルタ係数テーブルデータFTABLEとしてデータ
及びワーキングRAM13内のレジスタに登録される(
第7図参照)。
Dyn−axis:  フィルタ係数テーブルにおける
x−yg標軸(第3図参照)のうちどちらの座標軸の座
標データを音色制御情報に応じて可変制御するのかを選
択する。音色制御情報に応じて可変制御される座標軸を
ダイナミック軸ということにする0例えば、X軸をダイ
ナミック軸として設定する場合は、テンキースイッチ2
34で「0」を入力し、Y軸をダイナミック軸として設
定する場合は、テンキースイッチ234で「1」を入力
する。ここで設定したデータは、ダイナミック軸データ
DYNAXSとしてデータ及びワーキングRAM13内
のレジスタに登録される(第7図参照)。
d y n :  ダイナミック軸の座標データを指定
する。ここで指定したデータは、ダイナミック軸基準座
標データDYNとしてデータ及びワーキングRAM13
内のレジスタに登録される(第7図参照)。
fix:  ダイナミック軸でない方の座標軸(固定軸
ということにする)の座標データを指定する。ここで指
定したデータは、固定軸座標データFIXとしてデータ
及びワーキングRAM13内のレジスタに登録される(
第7図参照)。
ダイナミック軸の座標データ及び固定軸の座標データの
指定は、テンキースイッチ234で所望の座標値を夫々
入力することにより行われる。第3図を用いて前述した
ように、フィルタ係数メモリ14の各テーブル内に記憶
した各フィルタ係数組にはX、Y軸の座標データが夫々
割当てられており、dyn及びfixの項目で指定した
ダイナミック軸の座標データ及び固定軸の座標データの
組合せにより、1組のフィルタ係数が特定される。
なお、各フィルタ係数組が割当てられている座標データ
の値を整数値とすると、ここで指定できるダイナミック
軸の座標データ及び固定軸の座標データの値は整数値に
限らず、少数値を含んでいてもよい。指定した座標デー
タが少数値を含んでいる場合、それに直接対応するフィ
ルタ係数はフィルタ係数メモリ14に記憶されていない
ので、補間によってフィルタ係数を求めるようにしてい
る。
この点につき説明を加えると1例えば、指定した座標デ
ータが(1,1)のように整数部のみからなっていると
すると、第6図に示すように座標(1,1)に対応する
1組のフィルタ係数Filをフィルタ係数メモリ14か
ら読み出すことにより、この場合は補則を行うことなく
指定されたフィルタ係数を得ることができる。しかし、
指定した座標データが(1,1,5)のように少数部も
含んでいると、第6図に示すように座標(1,1)に対
応する1組のフィルタ係数Filと座標(1゜2)に対
応するもう1組のフィルタ係数F12とをフィルタ係数
メモリ14から読み出し、両フィルタ係数組の間で各座
標の少数値(0,0,5)に応じた比率で補間を行うこ
とにより、実際にはフィルタ係数メモリ14に記憶され
ていない1組のフィルタ係数を作成するのである。
第5図(a)に戻り、2番のエンベロープセットモード
(Envelope)を選択すると、ディスプレイ23
0の画面が第5図(c)のように変わる。このモードで
はフィルタ係数可変制御用のエンベロープ波形を形成す
るための各種条件を設定する。ディスプレイ230の上
段の設定項目rRIJ 、rR2J 、rR3J 、r
R4J 、rLl」、rL2J 、rL3J 、rLl
lのうち所望の項目をカーソルスイッチ231,232
の操作により選択し、選択した項目に対応する所望の設
定データをテンキースイッチ234によって設定する。
ディスプレイ230における各設定項目rRIJ 、r
R2J 、rR3J 、rR4J 、rLIJ 、rL
2」、rL3」、rL4」の下段には、該項目に対応し
て設定されたデータが表示される。
各設定項目について次に説明する。
通常知られたエンベロープ波形の各要素であるアタック
、ディケイ、サスティン、レリースに関連して、「R1
」はアタックレートを設定するもの、「R2」はディケ
イレートを設定するもの、「R3」はサスティンレート
を設定するもの、rR4Jはレリースレートを設定する
もの、rLIJはアタックレベルを設定するもの、rL
2Jはディケイレベルを設定するもの、「R3」はサス
ティンレベルを設定するもの、「R4」はレリースレベ
ルを設定するものである。ここで設定した各項目R1〜
L4のデータは、フィルタエンベロープ設定データFE
NV(0) 〜FENV(7) とu、てデータ及びワ
ーキングRAM13内のレジスタに夫々登録される(第
7図参照)。第2図のフィルタエンベロープ発生器21
では、このフィルタエンベロープ設定データFENV(
0) 〜FEN17)に基づき、押鍵に応じて、エンベ
ロープ波形データを発生する。
第5図(a)に戻り、3番の低周波変調信号セットモー
ド(Lfo)を選択すると、ディスプレイ230の画面
が第5図(d)のように変わる。
このモードでは低周波発振器19から発生する低周波変
調信号の各種条件を設定する。ディスプレイ230の上
段の設定項目r w a v e J 、  r 3 
peedJ *  rdelayJ 、rdepthJ
のうち所望の項目をカーソルスイッチ231,232の
操作により選択し、選択した項目に対応する所望の選択
・設定データをテンキースイッチ234によって選択・
設定する。ディスプレイ230における各項目rwav
eJ *  rspeedJ trdelayJ * 
 rdepthJの下段には、該項目に対応して設定さ
れたデータが表示される。
各項目について次に説明する。
w a v e :  低周波発振器19から発生する
低周波変調信号の波形を選択する。例えば、正弦波、三
角波、鋸歯状波、逆鋸歯状波、方形波の中から所望の波
形を選択する。ここで選択したデータは、低周波波形デ
ータWAVEとしてデータ及びワーキングRAM13内
のレジスタに登録される(第7図参照)。
5peed:  低周波発振器19から発生する低周波
変調信号のスピード(周波数)を設定する。
ここで設定したデータは、低周波スピードデータ5PE
EDとしてデータ及びワーキングRAMl3内のレジス
タに登録される(第7図参照)。
delay:  押鍵開始時から低周波発振器19の発
振が開始する時までの遅れ時間を設定する。
ここで設定したデータは、低周波発振遅れ時間データI
)ELAYとしてデータ及びワーキングRAM13内の
レジスタに登録される(第7図参照)。
depth:  低周波発振器19から発生する低周波
変調信号の振幅(すなわち変調度若しくは深さ)を設定
する。ここで設定したデータは、低周波振幅データDE
PTHとしてデータ及びワーキングRAM13内のレジ
スタに登録される(第7図参照)。
第2図の低周波発振器19では、低周波変調43号用の
各設定データWAVE−DEPTHに基づき低周波変調
信号を発生する。
第5図(a)に戻り、4番のキースケーリングセットモ
ード(Scale)を選択すると、ディスプレイ230
の画面が第5図(e)のように変わる。このモードでは
キースケーリングテーブル20における複数のキースケ
ーリングカーブのうち所望の1つを選択する。ここで選
択したデータは、キースケーリングカーブセレクトデー
タKYSCvとしてデータ及びワーキングRAM13内
のレジスタに登録される(第7図参照)。このキースケ
ーリングカーブセレクトデータKYSCVに対応するキ
ースケーリングカーブがキースケーリングテーブル20
において選択的に読出し可能となり、このキースケーリ
ングカーブにおける押圧鍵の音高(または音域)に対応
するキースケーリングデータが該テーブル20から読み
出される。
マイクロコンピュータ部によって実行される処理のうち
、この発明に関連する処理のフローチャートの一例が第
8図〜第11図に示されている。
この処理に関連して使用されるデータ及びワーキングR
AM13内の記憶内容の一例が第7図に示されている。
KCODEは、キーコードであり、鍵盤16(第2図)
で押圧された鍵を示すものである。
TDATAは、タッチデータであり、タッチ検出回路1
7(第2図)で検出された鍵タッチを示すものである。
WHEELDは、モジュレーションホイールデータであ
り、モジュレーションホイール18(第2図)における
操作量に応じたデータである。
各データFTABLE−KYSCVは前述した通りのも
のである。
EGDATAは、エンベロープ波形データであり、フィ
ルタエンベロープ発生器21 (第2図)から発生した
フィルタ係数制御用エンベロープ波形データの現在値を
示すものである。
LFODATは、低周波変調信号データであり、低周波
発振器19(第2図)から発生した低周波変調48号の
現在値を示すものである。
KYSDATは、キースケーリングデータであり、キー
スケーリングテーブル20(第2図)から押圧鍵の音高
(または音域)に対応して読み出したキースケーリング
データの現在値を示すものである。
DYNDATは、ダイナミック軸座標データであり、ダ
イナミック軸の現在の座標値を示すものである。
XAXISは、X軸座標データであり、X軸の現在の座
標値を示すものである。
YAXISは、X軸座標データであり、Y軸の現在の座
標値を示すものである。
ダイナミック軸に該当するX軸又はY 411の一方の
座標データXAXIS又はYAXISは、ダイナミック
軸座標データDYNDATと同じ内容であり、固定軸に
該当する方の座標データXAX IS又はYAXISが
固定軸座標データFIXと同じ内容である。
X@座標データXAXISとY軸座標データYAXIS
との組合せにより、フィルタ係数メモリ14から読み出
すべきフィルタ係数が特定される。
その場合、一方の軸の座標データXAXIS又はYAX
ISは前述のように固定軸座標データFIXと同じであ
り、これは前述のようにフィルタ関係操作パネル23を
使用したパラメータセットモード(第5図(b)参照)
のときの処理によって指定されたものである。一方、ダ
イナミック軸座標データDYNDATに相当する他方の
軸の座標データXAXIS又はY A X I Sは、
次のように、各種音色制御情報によって変更制御された
ものである。
フィルタ関係操作パネル23の操作によって任意に指定
したダイナミック軸基準座標データDYNを、タッチデ
ータTDATA、モジュレーションホイールデータWH
EELD、エンベロープ波形データEGDATA、低周
波変調信号データLFODAT及びキースケーリングデ
ータKYSDATによって変調する演算を行い、その演
算結果をダイナミック軸座標データDYNDATとする
各データTDATA、WHEELD、EGDATA、L
FODAT及びKYSDATは、小数部を含んでいても
よいものであり、変調演算によって得られるダイナミッ
ク軸座標データDYNDATも小数部を含むものとなる
ことがある。前述のように、フィルタ係数メモリ14に
おいては小数部を含む座標値に直接的に対応するフィル
タ係数は割当てられていないため、その場合は補間演算
を行うことにより小数部を含む座標値に対応するフィル
タ係数を求める。なお、ダイナミック軸基準座標データ
DYNを、音色制御情報としての各データTDATA、
WHEELD、EGDATA。
LFODAT及びK Y S D A T ニより変調
若しくは変更するための演算は、加算、減算、乗算、除
算等どのような演算であってもよい。例えば、加算及び
減算を用いるものとする。
C0EFA及びC0EFBは補間演算用係数レジスタで
あり、補間演算の対象となる2つのフィルタ係数を各レ
ジスタC0EFA、C0EFBに夫々記憶する。補間演
算は、補間の対象となる2組のフィルタ係数における同
じ次数の係数の間で行われる。レジスタC0EFA、C
0EFBには、そのとき補間演算を行おうとする次数の
フィルタ係数が記憶される。
C0EFD(0)〜C0EFD(31)は、フィルタ係
数レジスタであり、フィルタ係数メモリ14からの読出
し及び補間演算等によって最終的に求められた各次数毎
(0次から31次)のフィルタ係数データを記憶するも
のである。このフィルタ係数レジスタC0EFD(0)
〜C0EFD(31)に記憶している各次数毎のフィル
タ係数データがディジタルフィルタ28に供給され、該
フィルタの特性を決定する。
第8図はメインルーチンであり、「フィルタ関係操作パ
ネルスキャン処理」では、フィルタ関係操作パネル23
の各スイッチのオン・オフ検出走査を行い、更に、この
走査結果に応じて第5図を参照して既に説明したような
フィルタ係数の選択・設定操作に関連する処理を行い、
選択・設定された各種データFTABLE、DYNAX
S、DYS、FIX、FENv(0) 〜FENV(7
)、WAVE、  5PEED、  DELAY、DE
PTH,KYSCVをデータ及びワーキングRAM13
内のレジスタに登録する。
次の処理では、データ及びワーキングRAM 13内に
登録した低周波変調信号設定用データWAVE、5PE
ED、DELAY、DEPTI−1を低周波発振器19
(図中LFOと略記する)に送出し、フィルタエンベロ
ープ設定用データF E N V(0)〜FENV(7
)をフィルタエンベロープ発生器21 (図中フィルタ
EGと略記する)に送出する。
次の処理では、m@16及びその他の操作子24のオン
・オフ検出走査処理を行い、その結果得た楽音形成に必
要なデータを楽音信号発生回路27(図中TOと略記す
る)に送出する。
鍵盤16の各鍵に関するオン・オフ検出走査処理の過程
で新たな押鍵が検品されたとき、第9図に示す「ニュー
キーオンイベントルーチンjが実行される。なお、説明
の簡単化のために、第9図に示す実施例では、新たな押
圧鍵に対応する楽音を単音優先方式で発音する場合を想
定してプログラムが組んであるものとする。
また、メインルーチンの途中で、インタラブドタイマ2
5からインタラブド信号が与えられるたびに定期的に第
11図に示す「タイマインタラブドルーチン」が実行さ
れる。
第9図に示す「ニューキーオンイベントルーチン」にお
いて、まず、新たな押圧鍵のキーコードをKCODEと
して登録する(ステップ40)。
次に、その新たな押鍵に対応してタッチ検出回路17で
検出された鍵タツチデータをTDATAとして登録する
(ステップ41)。
次のステップ42では、エンベロープ波形デー。
りEGDATAとして初期値rOJをセットすると共に
、フィルタエンベロープ発生器21にキーオン信号KO
Nとして鍵押圧を示す“1”を送出する。なお、エンベ
ロープ波形データEGDATAの初期値は「0」に限ら
ず、ほかの値でもよい。
フィルタエンベロープ発生器21では、キーオン信号K
ONとして“1″が与えられると、エンベロープ波形デ
ータの発生を開始する。
次のステップ43では、低周波変調信号データLFOD
ATとして初期値rOJをセットすると共に、低周波発
振器19にスタート命令を与える。
低周波発振器19はこのスタート命令に応じて発振動作
を開始する。但し、前述のデータDE LAYによって
設定された遅れ時間経過後に実際の発振動作が開始する
次のステップ44では、キースケーリングカーブセレク
トデータKYSCVに応じたキースケーリングカーブを
キースケーリングテーブル20で選択し、この選択され
たキースケーリングカーブにおけるキーコードKC:O
DEの音高に対応するキースケーリングデータを該キー
スケーリングテーブル20から読み出す。読み出したキ
ースケーリングデータはKYSDATとして登録する。
次のステップ45では、モジュレーションホイール18
の操作出力を取り込み、モジュレーションホイールデー
タWHEELDとして登録する。
次のステップ46では、ダイナミック軸基準座標データ
DYNに対して、タッチデータTDATA、モジュレー
ションホイールデータWHEELD及びキースケーリン
グデータKYSDATを演算して該座標データDYNを
可変制御し、その演算結果をダイナミック軸座標データ
DYNDATとして登録する。なお、このときエンベロ
ープ波形データEGDATAと低周波変調信号データL
FODATを演算に加えない理由は、両データの初期値
をrOJとしたからである。「0」以外の初期値の場合
は、このデータを演算に加えてもよい。次に、「フィル
タ係数演算サブルーチン」を実行する。
゛ 「フィルタ係数演算サブルーチン」の−例は第10
図に示されている。ここでは、まず、ダイナミック軸デ
ータDYNAXSが1゛1”であるかどうかを調べる(
ステップ47)。1111jであれば、ダイナミック軸
はY軸であり、ステップ48に行き、前ステップ46.
で求めたダイナミック軸座標データDYNDATをY軸
座標データYAX I Sとして登録すると共に、前述
の「フィルタ関係振作パネルスキャン処理」のときに指
定した固定軸座標データFIXをX軸座標データXAX
ISとして登録する。′1”でなければ、ダイナミック
軸はX軸であり、ステップ49に行き、前ステップ46
で求めたダイナミック軸座標データDYNDATをX軸
座標データXAXISとして登録すると共に、固定軸座
標データF I Xti−Y軸座標データYAXISと
して登録する。
次のステップ50では、次数レジスタCの内容を「0」
にセットする。この次数レジスタCの内容は、全現在演
算によって求めるべきフィルタ係数の次数を指示する。
次のステップ51では、フィルタ係数メモリ14におけ
るフィルタ係数テーブルのうち前述の「フィルタ関係操
・作パネルスキャン処理」のときに設定したフィルタ係
数テーブルデータFTABLEにより指示されたフィル
タ係数テーブルを選択し、この選択されたテーブルにお
けるX軸座標データXAXISおよびY軸座標データY
AX ISの夫々の整数部によって指示されたX、Y座
標値に該当する1組のフィルタ係数を特定し、この1組
のフィルタ係数における次数レジスタCによって指示さ
れた次数のフィルタ係数を読み出す。
こうして読み出される成る次数のフィルタ係数を、図中
ではFcoEF(FTABLE、c、(XAXI S)
I、(YAXI 5)I)で示す。こうして読み出した
成る次数のフィルタ係数を、一方の補間演算用係数レジ
スタC0EFAに記憶する。
次のステップ52では、ステップ47と同様に、ダイナ
ミック軸データDYNAXSが111″であるかどうか
を調べ、“11″であればステップ53に行き、“0″
であればステップ54に行く。
ステップ53では、データFTABLEにより指示され
たフィルタ係数テーブルにおいて、X軸座標データXA
XISの整数部(XAXIS)IとY軸座標データYA
XISの整数部(YAXIS)■より1大きいX軸座標
値(YAXIS)I+1とにより1組のフィルタ係数を
特定し、この1組のフィルタ係数における次数レジスタ
Cによって指示された次数のフィルタ係数を読み出す。
こうして読み出される成る次数のフィルタ係数を、図中
ではFCOFF (FTABLE、C,(XAXIS)
I、(YAXIS)I+1)で示す。こうして読み出し
た成る次数のフィルタ係数を、他方の補間演算用係数レ
ジスタC0EFBに記憶する。この場合、Y軸がダイナ
ミック軸であるため、Y軸に沿う補間を行うのである。
一方、ステップ54では、データFTABLEにより指
示されたフィルタ係数テーブルにおいて、X軸座標デー
タXAXISの整数部(XAXIS)■より1大きいX
軸座標値(XAXIS)I+1とY軸座標データYAX
ISの整数部(YAXIS)■とにより1組のフィルタ
係数を特定し、この1組のフィルタ係数における次数レ
ジスタCによって指示された次数のフィルタ係数を読み
出す。こうして読み出される成る次数のフィルタ係数を
、図中ではFCOFF (FTABLE、C,(XAX
IS)I+1.(YAXIS)I)で示す。こうして読
み出した成る次数のフィルタ係数を、他方の補間演算用
係数レジスタC0EFBに記憶する。
この場合、X軸がダイナミック軸であるため、X軸に沿
う補間を行うのである。
次のステップ55では、X軸座標データXAXISとY
軸座標データYAXISのうちダイナミック軸に該当す
る方の座標値の小数部をパラメータとして、レジスタC
0EFA、C0EFBに記憶したフィルタ係数の間を補
間する演算を行う。
この補間演算により求めたフィルタ係数を次数レジスタ
Cにより指示された次数に対応するフィルタ係数レジス
タC0EFD(C)(COEFD’(0)〜C0EFD
(31)のいずれか)に登録する。なお、この補間演算
の関数は、直線補間であってもよいし、その他の適宜の
曲線(例えば、2次曲線あるいは補間関数メモリに予め
記憶した任意の補間曲線)であってもよい。
次に、次数レジスタCの内容を1増加しくステップ56
)、その値が最大次数31よりも大であるかを調べる(
ステップ57)、まだ最大次数31を超えていない場合
はステップ51に戻り、前述と同様の処理を次のフィル
タ次数に関して行う。
こうしてステップ51〜57の処理の繰返しにより、全
ての次数のフィルタ係数を求め終えると、ステップ57
はYESとなり、ステップ58に行く。
ステップ58では、フィルタ係数レジスタC0EFD(
0)〜C0EFD(31)に記憶されている全次数のフ
ィルタ係数データをディジタルフィルタ28に送出する
第9図に戻り、フィルタ係数演算サブルーチンを終える
と、ステップ59に行き、新たな押圧鍵のキーコードK
CODEとキーオン信号KONを楽音信号発生回路27
に送出する。
第11図の「タイマインタラブドルーチン」について説
明すると、まず、ステップ60では現在発音中であるか
を調べる。発音中であればステップ61に行くが、発音
中でなければリターンに行く。
ステップ61では、フィルタエンベロープ発生器21で
現在発生しているエンベロープ波形データを取り込み、
EGDATAとして登録する。
次のステップ62では、低周波発振器19で現在発生し
ている低周波変調信号データを取り込み。
LFODATとして登録する。
次のステップ63では、前述のステップ45と同様に、
モジュレーションホイール18の操作出力を取り込み、
モジュレーションホイールデータWHEELDとして登
録する。
次のステップ64では、ダイナミック軸基準座標データ
DYNに対して、タッチデータTDATA、モジュレー
ションホイールデータWHEELD、エンベロープ波形
データEGDATA、低周波変調信号データLFODA
T及びキースケーリングデータKYSDATを演算して
該座標データDYNを可変制御し、その演算結果をダイ
ナミック軸座標データDYNDATとして登録する。
次に第10図の「フィルタ係数演算サブルーチン」を実
行し、これにより、補間演算によりフィルタ係数データ
を求め、求めたフィルタ係数データをディジタルフィル
タ28に送出する。
第6図のようなフィルタ係数テーブルが選択されている
と仮定して、フィルタ係数の選択及び補間演算の一例に
つき説明する。なお、第6図では、理解を容易にするた
めに、各フィルタ係数組FOO〜F22の座標位置に該
フィルタ係数組によって実現されるフィルタ特性の図を
略図にて配置した。このフィルタ特性略図において横軸
fは周波数、縦軸りはレベルである。
ダイナミック軸データDYNAXSが“1″であるとし
くY軸をダイナミック軸とする)、ダイナミック軸基準
座標データDYNが「0」、固定軸座標データFIXが
「2」、に設定されているとする。この場合、X軸座標
データとして固定軸座標データFIXに該当する「2」
が指定され、Y軸座標データとしてダイナミック軸基準
座標データDYNに該当する「0」が初期指定されてい
ることになる。これにより、X、Y座標位置(2゜0)
に割当てられているフィルタ係数組F20が選択される
音色制御情報であるタッチデータTDATA、モジュレ
ーションホイールデータWHEELD、エンベロープ波
形データEGDATA、低周波変調信号データLFOD
AT及びキースケーリングデータKYSDATによって
ダイナミック軸基準座標データDYNを変調する演算を
行い、その演算結果として得られたダイナミック軸座標
データDYNDATが例えばrO,3Jであるとすると
、Y軸座標データYAXISがro、3Jに変更される
。しかし、Y軸座標データYAXISの整数部(YAX
IS)Iは「0」と変わらず、フィルタ係数テーブルか
ら選択されるフィルタ係数組はX、Y座標位置(2,O
)に割当てられているF20であり、初期設定したもの
と変わらない、しかし、Y軸座標データYAXISの少
数部「0゜3」をパラメータとしてフィルタ係数組F2
0とF21との間で補間演算が行われる。
すなわち、X、Y座標位置(2,O)に割当てられてい
るフィルタ係数組F20のフィルタ係数をレジスタC0
EFAに記憶し、Y軸座標データYAXISの整数部(
YAXIS)Iより1太きいY軸座標値(YAXIS)
I+1= rl」とX軸座標データXAXISの「2」
によって特定されるX、Y座標位ff! (2,1)に
割当てられているフィルタ係数組F21をフィルタ係数
テーブルから選択してそのフィルタ係数をレジスタC0
EFHに記憶し、両レジスタC0EFA、C0EFBに
記憶しているフィルタ係数の間でY軸座標データYAX
ISの少数部ro、3Jをパラメータとして補間演算を
行うのである。こうして補間演算により作成されたフィ
ルタ係数によって実現されるフィルタ特性は、補間対象
となったフィルタ係数組F20.F21に対応する2つ
のフィルタ特性をY軸座標データYAXISの少数部「
0゜3」の値に応じた比率で補間合成した特性である。
例えば、フィルタ係数組F20がローパスフィルタ特性
を実現し、F21がバイパスフィルタ特性を実現するも
のであるとすると、音色制御情報である各データTDA
TA、WHEELD、EGDATA、LFODAT、K
YSDATの合成値の大きさに応じて、F20のローパ
スフィルタ特性により近い特性からF21のバイパスフ
ィルタ特性により近い特性まで、フィルタ特性を可変制
御することができる。
上述のようにX、Y座標位置(2,O)に割当てられて
いるフィルタ係数組F20が初期指定された場合におい
て、音色制御情報である各データTDATA、WHEE
LD、EGDATA、LFODAT、KYSDATの合
成値によってダイナミック軸基準座標データDYNを変
調する演算を行い、その演算結果として得られたダイナ
ミック軸座慄データDYNDATが例えばr12Jのよ
うに整数部まで変わったとすると、Y軸座標データYA
XISが「1.2」に変更され、これに伴い、Y軸座標
データYAXISの整数部(YAXIS)Iが「1」に
変わり、フィルタ係数テーブルから選択されるフィルタ
係数組はX、Y座標位置(2,1)に割当てられている
F21に変わる。このフィルタ係数組F21のフィルタ
係数がフィルタ係数テーブルから読み出され、レジスタ
C0EFAに記憶される。また、趣これに伴い、Y軸座
標データYAXISの整数部(YAXIS)■より1大
きいY軸座標値(YAXIS)I+1=「2」とX軸座
標データXAXIS(7)r2J によって特定される
X、Y座標位置(2,2)に割当てられているフィルタ
係数組F22がフィルタ係数テーブルから読み出され、
そのフィルタ係数がレジスタC0EFBに記憶される。
こうして、こんどは、フィルタ係数組F21とF22と
の間でY軸座標データYAXISの少数部r0.2」を
パラメータとして補間演算が行われる。こうして補間演
算により作成されたフィルタ係数によって実現されるフ
ィルタ特性は、補間対象となったフィルタ係数組F21
.F22に対応する2つのフィルタ特性をY軸座標デー
タYAXISの少数部ro、2Jの値に応じた比率で補
間合成した特性である。例えば、フィルタ係数組F21
がバイパスフィルタ特性を実現し、F22がカットフ周
波数が上記よりも高いバイパスフィルタ特性を実現する
ものであるとすると、音色制御情報である各データTD
ATA、WHEELD、EGDATA、LFODAT、
KYSDATの合成値の大きさに応じて、F21に対応
する比較的低いカットフ周波数のバイパスフィルタ特性
からF22に対応する比較的高いカットフ周波数のバイ
パスフィルタ特性まで、フィルタ特性を可変制御するこ
とができる なお、第10図のステップ52.’53.54では、ダ
イナミック軸に相当する軸の座標値を1増加し、固定軸
に該当する軸の座標値は1増加せずに、対応するX、Y
座標位置のフィルタ係数をレジスタC0EFBに記憶す
るようにしているが、これに限らず、X、Y両軸の座標
値を夫々1増加して、対応するX、Y座標位置のフィル
タ係数をレジスタC0EFBに記憶するようにしてもよ
い。
すなわち、FCOFF (FTABLE、C,(XAX
IS)I+1.(YAXIS)I+1)で示される成る
次数のフィルタ係数を、補間演算用係数レジスタC0E
FBに記憶するようにしてもよい。
その場合は、「フィルタ関係操作パネルスキャン処理」
のときに固定軸座標データFIXとして小数部を含むデ
ータを設定すると、その小数部に対応して固定軸に沿う
フィルタ係数を補間することができる。
上記実施例では音色制御情報に応じて制御される座標軸
(ダイナミック軸)が1軸だけであるが、これはX、Y
の2軸であってもよい。そうすると。
両軸の座標データを同時に可変制御した場合、フィルタ
係数テーブルの座標上における選択されるべきフィルタ
係数の移動方向は1軸のみに沿う方向ではなく、座標面
上斜めの方向あるいは円を描くような方向など、任意に
設定できる。
また、上記実施例ではダイナミック軸は鍵タッチ、キー
スケーリング、エンベロープ波形等のどの音色制御要素
に対しても共通であるが、各音色制御要素の種類毎に独
立にダイナミック軸を選定することができるようにして
もよい。その場合は。
各音色制御要素の種類毎にダイナミック軸として選定し
たX軸及びY軸毎に別々に、対応する音色制御情報の合
成演算及びそれに応じた座標データ変更演算を行うもの
とする。そのようにすると、更に複雑なフィルタ制御が
可能になる。
上記実施例ではフィルタ係数テーブルは演奏者により任
意に選択するようになっているが、音色選択操作に応じ
て適切なフィルタ係数テーブルを自動選択するようにし
てもよい。また、ダイナミック軸の選択とダイナミック
軸座襟データの設定と固定軸座標データの設定とを演奏
者により任意に行うことにより、X、Y座標データの指
定が演奏者により任意に行われるようになっているが、
これも音色選択操作等に応じて適切なデータが自動選択
されるようにしてもよい。
上述の実施例では補間演算等はソフトウェア処理によっ
て実行されるが、専用のハードウェア回路によって実行
するようにしてもよい。
また、上述の実施例では、低周波発振器19やフィルタ
エンベロープ発生器21は専用のハードウェア回路によ
って構成されているが、これをソフトウェア処理によっ
て実現するようにしてもよ−1゜ 上述の実施例ではキースケーリングデータの発生はキー
スケーリングテーブル20から読み出すことにより行う
ようになっているが、これに限らず、キーコードに応じ
て所定の演算を行うことにより押圧鍵に対応するキース
ケーリングデータを発生するようにしてもよい。
この発明は単音楽器のみならず複音楽器にも適用できる
のは勿論である。その場合は、フィルタエンベロープ発
生器21は、各楽音発生チャンネル毎にエンベロープ波
形データを発生するようにする。
また、この発明の楽音信号処理装置を具えたユニットに
対して鍵盤16及びタッチ検出回路17は別ユニットと
なっていてもよく、その場合は、MIDI規格によりデ
ータを授受するものとする。
また、この発明は音階音の楽音信号処理に限らず、リズ
ム音やその他の音の信号処理にも適用することができる
また、上記実施例ではフィルタ係数テーブルにおける座
標軸は2軸である(2次元座標である)が、3軸(3次
元座標)であってもよい。
また、少なくとも1つの座標軸の座標データを音色制御
情報に応じて可変制御することにより読み出すべきフィ
ルタ係数の座標データを変更し、これによりフィルタ係
数メモリから読み出すフィルタ係数組を変更するという
観点に立てば、補間演算は必須ではない。その場合、音
色制御(フィルタ特性制御)を精密に行うためには、フ
ィルタ係数メモリに多数組のフィルタ係数を記憶してお
くとよい。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、記憶手段に記憶したフ
ィルタ係数の各組に少なくとも2軸の座標データを夫々
割当て、読み出すべきことが指定されたフィルタ係数組
の座標データのうち少なくとも1つの座標軸の座標デー
タを音色制御情報に応じて可変制御し、こうして、可変
制御された原種データに対応するフィルタ係数組を記憶
手段から読み出すようにしたので、変更すべき座標軸の
選定や座標データの可変制御により、フィルタ係数の選
択を変化に富んだ態様で容易に行うことができるように
なる、という優れた効果を奏する。
これにより、より一層複雑なディジタルフィルタ特性制
御を比較的簡単に行うことができるようになる、という
優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示す機能ブロック図、第2図
はこの発明を適用した電子楽器の一実施例を示すハード
構成ブロック図、 第3図は第2図のフィルタ係数メモリにおける1つのフ
ィルタ係数テーブルにおけるフィルタ係数の各組に割当
てられる座標データの一例を示すグラフ、 第4図は第2図のディジタルフィルタを32次FIRフ
ィルタによって構成する場合の一例を示すブロック図、 第5図は第2図のフィルタ関係操作パネルにおけるディ
スプレイの表示例を示す図、 第6図は1つのフィルタ係数テーブルにおける各フィル
タ係数組によって実現されるフィルタ特性の一例を該フ
ィルタ係数組が割当てられた座標配置に対応して夫々示
すグラフ、 第7図は第2図のデータ及びワーキングRAM内の記憶
内容の一例を示す図、 第8図〜第11図は第2図のマイクロコンピュータ部に
よって実行される処理の一例を示すフローチャートであ
って、第8図はメインルーチン、第9図はニューキーオ
ンイベントルーチン、第10図はフィルタ係数演算サブ
ルーチン、第11図はタイマインタラブドルーチンを夫
々示す図、である。 14・・・フィルタ係数メモリ、16・・・鍵盤、17
・・・タッチ検出回路、18・・・モジュレーションホ
イール、19・・・低周波発振器、2o・・・キースケ
ーリングテーブル、21・・・フィルタエンベロープ発
生器、22・・・操作パネル部、23・・・フィルタ関
係操作パネル、230・・・ディスプレイ、27・・・
楽音信号発生回路、28・・・ディジタルフィルタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)楽音信号とフィルタ係数とを入力し、このフィル
    タ係数に応じた特性に従って該入力楽音信号を制御する
    ディジタルフィルタ手段と、 所望のフィルタ特性を実現するフィルタ係数の組を複数
    組記憶し、各組には少なくとも2軸の座標データが夫々
    割当てられている係数記憶手段と、前記係数記憶手段か
    ら読み出すべき係数組の座標データを指定する座標指定
    手段と、 前記座標指定手段で指定された座標データのうち少なく
    とも1つの座標軸の座標データを音色制御情報に応じて
    可変制御する制御手段と を具え、前記座標指定手段による指定及び前記制御手段
    による可変制御に基づき確定された座標データに応じて
    前記係数記憶手段からフィルタ係数組を読み出し、これ
    を前記ディジタルフィルタ手段に供給するようにした楽
    音信号処理装置。
  2. (2)前記制御手段において、可変制御すべき座標軸が
    選択可能であり、前記座標指定手段で指定された座標デ
    ータのうち選択された座標軸に関する座標データを音色
    制御情報に応じて可変制御するものである特許請求の範
    囲第1項記載の楽音信号処理装置。
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DE87116017T DE3788710T2 (de) 1986-11-02 1987-10-31 Tonsignalverarbeitungsvorrichtung mit einem digitalen Filter.
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