JPS63288392A - 紙葉類出入口における異物侵入防止装置 - Google Patents

紙葉類出入口における異物侵入防止装置

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JPS63288392A
JPS63288392A JP62122547A JP12254787A JPS63288392A JP S63288392 A JPS63288392 A JP S63288392A JP 62122547 A JP62122547 A JP 62122547A JP 12254787 A JP12254787 A JP 12254787A JP S63288392 A JPS63288392 A JP S63288392A
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公平 牛久保
剣持 光行
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動販売機等における紙葉類出入口における
異物侵入防止装置に関する。
(従来の技術) 近年、硬貨だけでなく紙幣や金券をも扱う自動販売機が
増えつつある。 この種の自動販売機で問題となるのは
、紙幣受入れ装置の紙幣出入り口を通しての異物、すな
わち、雨水や塵埃等の侵入である、即ち、自動販売機は
屋外や、屋外の軒下に設置されるのが普通であり、軒下
とは言っても紙幣出入口が開いたままでは強雨時、強風
時に、雨水、塵埃の侵入を防ぐことはできない、このた
め、通常、紙幣出入口には、第8図に示すようにカバー
板54が設けられる。
第8図を参照して、この紙幣受入れ装置は、紙幣出入り
口51の近くに、紙幣検知器52、紙幣搬送用のピンチ
ローラ53が設けられている。ピンチローラ53は図示
しない駆動機構で駆動され、駆動機構は紙幣検知器52
からの検知信号にもとづいて制御動作を行う制御装置で
制御される。すなわち、紙幣検知器52で、紙幣の挿入
を検知すると、ピンチローラ53は紙幣を引入れる方向
に駆動される。続いて、図示しない紙幣識別機で引入れ
た紙幣が本物かどうかをチェックし、本物でない時には
、返却スイッチをオンにして、紙幣を吐出す方向にピン
チローラ53を駆動する0紙幣出入口51にはまた、こ
れを被うことができるように透明板によるカバー板54
が、手指でつまんで簡単に回動できる様に軸支されてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上述したカバー板54は強雨、強風時に
風圧でめくり上げられてしまい、紙幣出入口51を通し
て雨水、塵埃等が侵入してしまう。
これは紙幣受入れ装置内部のさびつき、詰まり、誤動作
の原因となる。これに対し、カバー板54をバネ等によ
り閉方向に付勢しておくことも考えられるが、このよう
にすると一旦挿入した紙幣が返却される時に不具合を生
ずる。すなわち、本物の紙幣であっても、紙幣識別機が
うまく作動せずに返却されてしまい、2〜3回の繰返し
挿入でやつと受入れられるという場合も少なくない、こ
のような返却動作時、カバー板54が閉方向に付勢され
た状態で閉じていると、返却紙幣が搬送通路内に丸まっ
た状態で詰まってしまう、これを取出して、再度挿入す
るには紙幣に生じたしわをきちんと伸ばさなければなら
ず非常に面倒となる。
それ故、本発明の目的は紙幣の出入りに支障をきたすこ
となく雨水、塵埃等の異物侵入を完全に防止することの
できる異物侵入防止装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 第一の発明による異物侵入防止装置は、紙葉類の出入口
近くに設けられた搬送機構で紙葉類を引入れなり、一旦
引入れた紙葉類を吐出したりする紙葉類受入れ装置にお
いて、前記出入口を開閉可能に設けられたカバー板と、
該カバー板を閉止状態にて保持する機構と、該保持機構
の保持動作を解除および時限復旧する制御装置とを備え
たことを特徴とする。
第二の発明によれば、更に、紙葉類出入口を開閉可能に
設けられたカバー板と、該カバー板を閉止した状態にて
保持する機構と、該保持a構の保持動作を解除する制御
装置と、前記保持動作を解除および復旧する時を知る為
の検知手段とを備えた異物侵入防止装置が得られる。
(作用) 以上の構成により、第一の発明ではカバー板は、常時一
定の保持力で紙葉類の出入口を閉じて異物の侵入を防止
し紙葉類の返却時にはカバー板の保持動作は解除される
ので、紙葉類の吐出しを阻害しない。
第二の発明では、上記伴用に加え紙葉類の返却に際し、
上記検知手段により保持動作の解除されているカバー板
を保持動作に復旧するタイミングを得ているので、紙葉
類の返却をタイミング良く行う。
(実施例) 第一図を参照して、第1の発明の第1の実施例を自動販
売機の紙幣受入れ装置に適用して説明する1紙幣出入口
11を被っているカバー板14の支持軸にローラ15を
設け、紙幣を搬送するための駆動モータ18からピンチ
ローラ13.17.12を介して駆動力が伝わるように
ローラ15をピンチローラ12に接触させている。
紙幣番挿入する際には、手指によりカバー板14を引上
げると、ローラ15とピンチローラ12との間にすべり
が生ずるのでカバー板14を開けることができる0紙幣
が紙幣出入口11に挿入されたことが検出されると、マ
イクロコンピュータ等による制御装置からの駆動信号に
もとづいて駆動モータ18が正転し、紙幣は装置内に引
込まれる。同時にカバー板14は、ピンチローラ12と
ローラ15との間の摩擦による回転で閉じられ、その摩
擦によりカバー板14が開くことは無くなる。 次に紙
幣が返却される際には、制御装置からの駆動信号にもと
づいて駆動モータ18が逆転し、ピンチローラ12はロ
ーラ15をカバー板が開となる方向へ回転させ、カバー
板14が開く。
これにより、紙幣が紙幣出入口11から装置外へ出され
る時に妨げられることは無くなる。なお、制御装置内の
タイマにより、紙幣が装置外へ出され、更に手指で引き
抜かれるのに十分な時間経過してから駆動モータ18を
カバー板14が閉じる状Bまで正転させる。このように
して、カバー板14を閉じた状態に保つことができる。
ところで紙幣出入口11とピンチローラ13との間の紙
幣の通路には、紙幣の挿入を検知する手段が設けられ、
この検知手段の検知信号が制御装置へ送られる。検知手
段としては、光学式(例えば発光ダイオードとホトセン
サとの組合わせ)、機械式(例えばマイクロスイッチ)
のいずれでも良い。
以上のようにして、紙幣が紙幣出入口11より出る際に
障害を来たすことなく、紙幣出入口11からの雨水、塵
埃等の異物侵入を防止することができる。このことによ
り、紙葉類受入れ装置のさびつき、詰まり等の障害を無
くし、商品販売上のトラブルを少なくすると共に、装置
の長寿命化を図ることができる。
第2図を参照して、第1の発明の第2の実施例を説明す
る0紙幣出入り口11を被っているカバー板14に磁性
体片21が設けられ、これに対応する受入れ装置のパネ
ル16には電磁石22が設けられて、カバー板14の保
持nMを構成している。ピンチローラ13は駆動モータ
18により制御装置からの駆動信号に基づいて、紙幣の
引き入れ方向、吐き出し方向に駆動される。また、紙幣
出入り口11に隣接してマイクロスイッチからなる操作
スイッチ24が設けられている0紙幣を紙幣出入り口1
1に挿入して、この操作スイッチ24を押圧すると、制
御装置ではこの押圧信号をうけて紙幣を搬送するための
駆動モータ18をオンする信号を出す。
なお、制御等は後述の第5図の紙幣検知器12の信号の
代わりに操作スイッチの信号をマイクロコンピュータ1
0に入力するものとなる6動作の流れを示す第3図をも
参照して、マイクロコンピュータは、自動販売機として
動作している間、電磁石22に通電してカバー板14を
閉止状態に吸着している。この吸着力はカバー板14を
電磁石22から引き離すことのできる程度にされる。こ
れゆえ、紙幣を挿入しようとする時には吸着状態にある
カバー板14を電磁石22から引き離して、紙幣出入り
口11に紙幣を挿入する。
そして、このとき操作スイッチ24を押圧するとマイク
ロコンピュータは駆動モータ18に対し正転、即ち紙幣
を引き入れる方向の駆動信号を出す。
紙幣を装置内部に引き入れるのに十分な時間が経通ずる
とマイクロコンピュータは駆動モータ18を停止する。
このとき、紙幣のチェックがなされ、本物であれば次の
販売動作に移行する。
しかし、本物であるという検知がなされないと返却スイ
ッチがオンにされ、マイクロコンピュータは電磁石22
への通電を断つと共にタイマを起動し、駆動モータ18
に逆転、即ち紙幣を吐き出す方向の駆動信号を送出する
。このようにして返却紙幣は紙幣出入り口11に吐き出
される。またタイマの働きにより紙幣が装置外に出され
、更に手指で引き抜かれるのに十分な時間が経過すると
、電磁石22が通電する。
以上の動作により、本実施例では商品販売待機時はカバ
ー板14を閉状態に保持する。一方、紙幣を返却する際
は、カバー板14の閉止状態は解除されるので、紙幣の
吐き出しに支障を来すことはない。
第4図を参照して第二の発明の第一の実施例を説明する
紙幣出入り口11を被っているカバー板14に磁性体片
21が設けられ、これに対応する受入れ装置のパネル1
6には電磁石22が設けられて、カバー板14の保持機
構を、構成している。、ピンチローラ13は、駆動モー
タ18により、制御装置からの駆動信号にもとづいて、
紙幣の引き入れ方向、吐出し方向に駆動される0紙幣出
入口11とピンチローラ13との間の搬送通路には光学
式の紙幣検知器23が設けられている。この紙幣検知器
23は紙幣が紙幣出入口11にあること、を検知して検
知信号を送出する。制御装置ではこの検知信号を受けて
紙幣を搬送するための駆動モータ18をオン・オフする
信号と、電磁石22をオン・オフする信号を出す。
第5図は制御装置としてマイクロコンピュータを利用す
る場合の制御系統図を示す。
動作の流れを示す第6図をも参照して、マイクロコンピ
ュータ10は、自動販売機として動作している間、電磁
石22に通電してカバー板144を閉止状態に吸着して
いる。この吸着力は、手指でカバー板14を電磁石22
から引離すことのできる程度にされる。これ故、紙幣を
挿入しようとする時には、吸着状態にあるカバー板14
を電磁石22から引離して、紙整出入′口11に紙幣を
5挿入する0紙幣の挿入は、紙幣検知器23で検知され
、この検知信号を受けると、マイクロコンピュータ10
は電磁石22への通電を断つと共に、駆動モータ18に
対し正転、すなわち紙幣を引入れる方向の駆動信号を送
出する0紙幣を紙幣検知器23よりも内側に引入れて紙
幣検知器23からの検知信号が無くなると、マイクロコ
ンピュータ10は駆動モータ18を停止すると共に、電
磁石22へ通電する。同時に紙幣のチェックがなされ、
本物であれば次の販売動作に移行する。
しかし、本物であるという検知がなされないと返却スイ
ッチがオンにされ、マイクロコンピュータ10は駆動モ
ータ18に逆転、すなわち紙幣を吐出す方向の駆動信号
を送出する。マイクロコンピュータ10は、また紙幣検
知器23からの検知信号で電磁石22への通電を断つ、
このようにして返却紙幣は紙幣出入口11に吐き出され
、更に手指で引抜かれると、紙幣検知器23がオフとな
り、マイクロコンピュータ10は電磁石22に通電する
以上の動作により、本実施例では商品販売待機時は、カ
バー板14を閉状態にて保持する。一方、紙幣受入れ動
作時、紙幣を返却する際は、カバー板、14の閉止保持
は解除されるので紙幣の受入れ、吐出しに支障をきなす
ことは無い。
第7図は、第二の発明の第2の実施例を示し、カバー板
14をソレノイド機構41とレバー42とにより、閉止
状態の保持及び開動作可能にしたものである。すなわち
、紙幣検知器23で紙幣が検知されて1いる間はソレノ
イド機構41を励磁してカバー板14.を開状態にする
。なお、カバー板14閉止時の保持力は、スプリング4
3の反力からなり、前記実施例同様、風圧マは開かず、
しかも手指で開くことができる程度にされる。制御系は
第5図と同じで良い。
このようにして、紙幣挿入時は、先ずカバー板14を手
指で開状態として、紙幣を紙幣出入口11より挿入する
。挿入紙幣が紙幣検知器23で検知されると、制御装置
はソレノイド機構41に通電してレバー42を介し、カ
バー板14を図中2点鎖線の位置に変位させる0紙幣返
却時にも、前述したように、紙幣検知器23のオン信号
でカバー板を閉止状態から開状態に変位せしめて、紙幣
の吐出しを妨げないようにする。なお、カバー板は回動
ではなくスライドにより開閉を行うようにしても良い、
この実施例では、カバー板14がいたずら等により一時
的に開↓すられても、手指を離せば自然落下により閉じ
、その後閉状態を保つことができ、より確実に異物侵入
を防止できる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、第1の発明によれば、一旦引
き入れられた紙幣、金券等の紙葉類の返却に際し、カバ
ー板の保持動作は解除されるため、紙葉類の吐き出しが
カバー板により阻害されないと共に、保持動作の解除さ
れているカバー板をタイマにより保持動作に復旧させる
ことができるため、紙葉類出入り口からの雨水、塵埃等
の異物侵人を防止することができる。
第2の発明によれば、前記第1の発明同様に紙葉類の返
却に際し、カバー板の保持動作が解除されると共に、カ
バー板の保持動作を解除するタイミングを得るための検
知器と保持動作の解除されているカバー板を保持動作に
復旧させるタイミングを得るための検知器とを一つの紙
幣検知器で兼用できるのでコスト低減化が図れる。
また、保持動作の解除されているカバー板を紙幣検知器
により保持動作に復旧させるため、第1の発明に比ベタ
イミング良くカバー板を保持動作に移行できる。
以上により、本発明によれば紙幣、金券等の紙葉類の出
入り、特に入りに際し、紙葉類検知器によりカバー板の
保持動作を解除するタイミングを得ているので、紙葉類
の出入りに支障をきたすことなく、紙葉類出入口からの
雨水、塵埃等の異物浸入を防止することができる。また
、カバー板の保持動作を解除するタイミングを得るため
の検知器と、紙葉類を搬送する駆動機構を起動するタイ
ミンクを得るための検知器とを一つの検知器で兼用でき
るのでコスト低減化を図れる。−−
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の発明の第1の実施例の断面図、第2図
は、第1の発明の第2の実施例の断面図、第3図は、そ
の動作の推杉を示すフローチャート、第4図は、保持I
l構に電磁石を使用したところの第2の発明の第1の実
施例の断面図、第5図は、その制御系統図、第6図はそ
の動作の推移を示すフローチャート、第7図は保持機構
にソレノイドを使用したところの第2の発明の第2の実
施例の断面図、第8図は、従来例の断面図。 図中、11は紙幣出入口、23は紙幣・検知器、14は
カバー板、22は電磁石、21は磁性体片、18は駆動
モータ、41はソレノイド機構。 第1図 第2図 第4凶 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、紙葉類の出入口近くに設けられた搬送機構で紙葉類
    を引入れたり、一旦引入れた紙葉類を吐出したりする紙
    葉類受入れ装置において、前記出入口を開閉可能に設け
    られたカバー板と、該カバー板を閉止状態にて保持する
    機構と、該保持機構の保持動作を解除および時限復旧す
    る制御装置を備えた紙葉類出入口における異物侵入防止
    装置。 2、前記カバー板を閉止状態にて保持する機構が電磁石
    を使用したものである特許請求の範囲第1項記載の異物
    侵入防止装置。 3、紙葉類の出入口近くに設けられた搬送機構で紙葉類
    を引入れたり、一旦引入れた紙葉類を吐出したりする紙
    葉類受入れ装置において、前記出入口を開閉可能に設け
    られたカバー板と、該カバー板を閉止状態にて保持する
    機構と、該保持機構の保持動作を解除する制御装置と、
    前記保持動作を解除および復旧する時を知る為の検知手
    段とを備えた紙葉類出入口における異物侵入防止装置。 4、前記カバー板を閉止状態にて保持する機構が電磁石
    を使用したものである特許請求の範囲第3項記載の異物
    侵入防止装置。 5、前記検知手段が、紙葉類の位置を知る為の検知器を
    利用したものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    3項記載の異物侵入防止装置。
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JPS63288392A true JPS63288392A (ja) 1988-11-25
JPH0156436B2 JPH0156436B2 (ja) 1989-11-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133785A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Toyo Network Systems Co Ltd 紙葉類取扱い装置、及び金銭取扱い装置
JP2012037949A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Tatsuno Corp データ入出力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133785A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Toyo Network Systems Co Ltd 紙葉類取扱い装置、及び金銭取扱い装置
JP2012037949A (ja) * 2010-08-04 2012-02-23 Tatsuno Corp データ入出力装置

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