JPH06187535A - 紙幣自動支払装置 - Google Patents

紙幣自動支払装置

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Publication number
JPH06187535A
JPH06187535A JP4334417A JP33441792A JPH06187535A JP H06187535 A JPH06187535 A JP H06187535A JP 4334417 A JP4334417 A JP 4334417A JP 33441792 A JP33441792 A JP 33441792A JP H06187535 A JPH06187535 A JP H06187535A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
bill
receiving element
shutter
light receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP4334417A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinari Kobayashi
義成 小林
Mamoru Kanbayashi
守 神林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP4334417A priority Critical patent/JPH06187535A/ja
Publication of JPH06187535A publication Critical patent/JPH06187535A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シャッタが開いても、紙幣に反射した外光を
受光素子が受けないようにして、検知センサが紙幣の有
無を正確に検知するようにする。 【構成】 発光素子34を紙幣21の券面に対して外光
23の光源側に、受光素子35をその反対側に設け、シ
ャッタ5を開いた後に、搬送手段22を駆動して外光2
3による受光素子35への入光を遮る位置まで搬送手段
から紙幣21を突出する制御部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関に設
置される紙幣自動支払装置に関わり、特に、出金時にお
ける紙幣の検知に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行等の金融機関に設置される紙
幣自動支払装置には、出金口の内側まで搬送された紙幣
を、出金口に設けられたシャッタを開いた後、搬送手段
により出金口へ送り出し、出金口の内側に配設された発
光素子及び受光素子からなる検知センサにより紙幣が抜
き取られたことを検知するものがある。以下にそのよう
な従来の紙幣自動支払装置について図面を参照しながら
説明する。図5は紙幣自動支払装置を示す概略側断面
図、図6は従来の出金口を示す概略側面図、図7は従来
の出金動作を示す概略側面図である。
【0003】図5において、紙幣自動支払装置1の正面
には出金口2、背面側には後部扉3がそれぞれ設けら
れ、また紙幣自動支払装置1内には支払機構4が設けら
れている。支払機構4内には以下の構成要素が備えられ
ている。即ち、出金口2に対向して開閉可能に設けられ
たシャッタ5、シャッタ5の近傍に配設され支払紙幣を
一時的に集積貯留するステージ6、ステージ6の一端に
配設された集積用ローラ7、出金用紙幣を収納する金庫
8、9、金庫8、9内の紙幣を繰り出す繰出手段10、
11、繰り出された紙幣が搬送される搬送路12a、1
2b、12c、12d、ステージ6の直下に配置された
リジェクト金庫13、リジェクト金庫13内の紙幣の満
杯状態を検出するセンサ14、ステージ6の下方に配置
される下部搬送ベルト15、下部搬送ベルト15の上方
に配置される上部搬送ベルト16がそれぞれ備えられて
いる。
【0004】図6において出金口2の内側には、下側の
発光素子17と上側の受光素子18から成る検知センサ
19が配設されている。発光素子17が発した光20を
受光素子18が受けているときは、紙幣なしと判断され
る。
【0005】次に支払動作を説明する。顧客が図示しな
いカード挿入口からカードを挿入して操作部のキーを押
下することにより、暗証番号や支払要求額等の情報を入
力すると、金庫8、9から繰出手段10、11により紙
幣が一枚ずつ繰出され、繰出された紙幣は搬送路12a
〜12dにより搬送されて集積用ローラ7によりステー
ジ6上に集積される。
【0006】ステージ6上に顧客が要求した金額及び枚
数の紙幣21が集積されると、搬送手段22としての下
部搬送ベルト15及び上部搬送ベルト16により紙幣2
1が挟持される。上部搬送ベルト16は矢印A方向に回
動するようになっており、この回動により集積紙幣21
は、下部搬送ベルト15と上部搬送ベルト16により挟
持され、両搬送ベルト15、16の駆動によって一括し
て出金口2へ搬送される。このとき発光素子17の光2
0が紙幣21によって遮られるので、紙幣ありと判断さ
れる。その後、図7に示すようにシャッタ5が開かれて
顧客が出金口から紙幣21を取出すと、受光素子18が
再び発光素子17の発した光20を受けて紙幣なしと判
断され、シャッタ5は閉じられる。
【0007】ところで、シャッタ5が開いて顧客が紙幣
21を抜き取る前に、紙幣21に反射した外光23を受
光素子18が受けてしまうことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の紙幣自動支払装
置にあっては、シャッタが開くと、受光素子が紙幣に反
射した外光を受けることがあり、紙幣がまだ抜き取られ
ていなくても検知センサが紙幣なしと誤認し、シャッタ
が閉まってしまうという問題点があった。
【0009】本発明は、シャッタが開いても、紙幣に反
射した外光を受光素子が受けないようにして、検知セン
サが紙幣の有無を正確に検知する紙幣自動支払装置を提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
に、本発明の紙幣自動支払装置においては、発光素子を
紙幣の券面に対して外光の光源側に、受光素子をその反
対側に設け、シャッタを開いた後に、搬送手段を駆動し
て外光による受光素子への入光を遮る位置まで搬送手段
から紙幣を突出させる制御部を設けた。
【0011】
【作用】上記のように構成された紙幣自動支払装置のシ
ャッタを開いた後、搬送手段を駆動して外光による受光
素子への入光を遮る位置まで搬送手段から紙幣を突出す
る。これにより、検知センサの受光素子は紙幣に対して
光源の反対側にあるので、外光は受光素子には達しな
い。したがって、受光素子が外光を受けることによる誤
認はなくなる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。なお、各図面に共通な要素には同一の符号を
付す。
【0013】図1は本発明の一実施例を示す概略側面
図、図2は一実施例の紙幣自動支払装置の制御部を示す
ブロック図、図3は一実施例の支払動作を示すタイムチ
ャート、図4は一実施例の動作を示す概略側面図であ
る。
【0014】本実施例が従来技術と異なるのは、発光素
子を紙幣に対して外光の光源側に、受光素子をその反対
側に設け、シャッタを開いた後に、搬送手段により外光
による受光素子への入光を遮る位置まで搬送手段から紙
幣を突出するようにした点である。
【0015】図1において、出金口2の内側には、上側
に設けられた発光素子34と下側に設けられた受光素子
35から成る検知センサ36が配置されている。
【0016】図2において、制御部31は装置の動作を
制御するもので、駆動モータ32及びプランジャマグネ
ット33が接続されている。駆動モータ32は搬送手段
22を駆動し、プランジャーマグネット33はシャッタ
5を駆動する。また制御部31には検知センサ36が接
続され、検知信号が入力されるようになっている。本実
施例の他の構成要素については、従来技術と同様なので
説明は省略する。
【0017】次に支払動作について図1及び図3を用い
て説明する。ステージ6上に顧客が要求した金額及び枚
数の紙幣21が集積されると、搬送手段22である下部
搬送ベルト15及び上部搬送ベルト16により紙幣が挟
持される。次に制御部31がプランジャーマグネット3
3を駆動してシャッタ5を開き、その時間T1後に駆動
モータ32を駆動して下部搬送ベルト15及び上部搬送
ベルト16を駆動する。搬送手段22を駆動してから、
時間T2後、発光素子34を発光させる。この時間T2
は、紙幣21が受光素子35への外光23を遮る位置ま
で搬送手段から突出する時間である。そして、時間T3
後に搬送手段の駆動を止める。この突出した紙幣21に
より、発光素子34が発した光20、及び出金口内に直
接入ってくる外光23は受光素子35から遮られ、紙幣
ありと判断される。この時紙幣20に反射した外光23
は発光素子34に当たるが紙幣の検知には関係ない。こ
の状態で顧客が紙幣を抜き取るのを待つ。顧客が紙幣2
1を矢印B方向へ抜き取ると、図4に示すように、受光
素子35が光20を受けてオンし、その信号が制御部3
1へ送られて制御部31は紙幣なしと判断する。検知セ
ンサ36がオンしてから時間T4後にシャッタ5を閉め
る。
【0018】なお、本実施例においては、搬送手段22
を駆動してから時間T2後に発光素子を発光させたが、
別の実施例として、発光素子は常時発光させておき、ス
イッチを設けることにより搬送手段22を駆動してから
時間T2後に受光素子が受光を開始するようにしてもよ
い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】すなわち、発光素子を紙幣に対して外光の
光源側に、受光素子をその反対側に設け、シャッタを開
いた後に、搬送手段を駆動して外光を遮る位置まで搬送
手段から紙幣を突出させる制御部を設けたことにより、
シャッタが開いても、紙幣に反射した外光を受光素子が
受けないので、検知センサが紙幣なしと誤認することを
防止し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略側面図である。
【図2】一実施例の紙幣自動支払装置の制御部を示すブ
ロック図である。
【図3】一実施例の支払動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】一実施例の動作を示す概略側面図である。
【図5】紙幣自動支払装置を示す概略側面図である。
【図6】従来の出金口を示す概略側面図である。
【図7】従来の出金動作を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1 紙幣自動支払装置 2 出金口 5 シャッタ 17、34 発光素子 18、35 受光素子 19、36 検知センサ 21 紙幣 22 搬送手段 23 外光

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出金口の内側まで搬送された紙幣を、出
    金口に設けられたシャッタを開いた後、搬送手段により
    出金口へ送り出し、出金口の内側に配設された発光素子
    及び受光素子からなる検知センサにより紙幣が抜き取ら
    れたことを検知する紙幣自動支払装置において、 上記発光素子を紙幣の券面に対して外光の光源側に、受
    光素子をその反対側に設け、 上記シャッタを開いた後に、上記搬送手段を駆動して外
    光による受光素子への入光を遮る位置まで搬送手段から
    紙幣を突出させる制御部を設けたことを特徴とする紙幣
    自動支払装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、上記シャッタを開いた
    後、上記搬送手段を駆動して外光による受光素子への入
    光を遮る位置まで搬送手段から紙幣を突出させ、所定時
    間経過後、検知センサを作動する請求項1記載の紙幣自
    動支払装置。
JP4334417A 1992-12-15 1992-12-15 紙幣自動支払装置 Pending JPH06187535A (ja)

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JP4334417A JPH06187535A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 紙幣自動支払装置

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JP4334417A JPH06187535A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 紙幣自動支払装置

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JPH06187535A true JPH06187535A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18277145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4334417A Pending JPH06187535A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 紙幣自動支払装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100901680B1 (ko) * 2006-09-15 2009-06-08 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 매체 처리 장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57199067A (en) * 1981-06-01 1982-12-06 Oki Electric Ind Co Ltd Automatic transaction device

Patent Citations (1)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990629