JPS6328795Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6328795Y2
JPS6328795Y2 JP16809282U JP16809282U JPS6328795Y2 JP S6328795 Y2 JPS6328795 Y2 JP S6328795Y2 JP 16809282 U JP16809282 U JP 16809282U JP 16809282 U JP16809282 U JP 16809282U JP S6328795 Y2 JPS6328795 Y2 JP S6328795Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
floor panel
floor
supported
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16809282U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5974248U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP16809282U priority Critical patent/JPS5974248U/ja
Publication of JPS5974248U publication Critical patent/JPS5974248U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6328795Y2 publication Critical patent/JPS6328795Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、プール用床架設装置に関するもの
で、非使用状態にあるプールの上面を床パネルで
覆つて、別の目的に供せるようにすることを目的
とするものである。
〔従来の技術〕
シーズンオフ等の非使用状態にあるプールは、
防火用水用として使用される以外何ら使用される
ことなく放置されているのが現状である。このよ
うな状態に置かれるプールは、特に狭い校庭等に
設置されている学校等において邪魔な存在となる
ばかりでなく、児童が転落するなどの危険があ
る。そこで非使用状態にあるプールの内面上部を
床材にて覆うことが考えられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしこの場合、比較的広い面積を有するプー
ル全体を覆うため、従来ではプール床面に立設す
る多数の支持部材の各々を補強材で支持させ、支
持部材の上部に大引又は根太等の枠組材を配設
し、枠組材上に床パネルを載置するなどしてい
た。したがつて多くの構成部材が必要となり、そ
の組立に多大な労力が必要であつた。また枠組材
上に床パネルを載せるだけであるので、外れるお
それがあり、却つて危険でもあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記事情に鑑みなされたもので、比
較的少ない構成部材にて簡単に、かつ確実にプー
ル用床パネルを架設できるようにすべく、下面の
四隅に係止受部を有するサポート用床パネルと、
各サポート用床パネルを囲繞して配設される被サ
ポート用床パネルと、前記サポート用床パネルの
隅角部においてこのサポート用床パネルとこれを
囲繞する3枚の被サポート用床パネルの各隅角部
を支承する支持板を備える支持部材と、上部にこ
の支持部材を高さ調節可能に連結する調整部材を
有し下端に球面膨隆部を有するサポートと、この
サポートの球面膨隆部と係合する球面凹所を有す
る接地ブロツクとで構成して成るプール用床架設
装置を提案するものである。
〔構成〕
以下にこの考案を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の床架設装置の全体の配置を
示す平面図、第2図はその部の拡大図、第3図
は第2図の側面図を示すもので、図中1,1…は
サポート用床パネルで 印で表わされ、また2,
2は被サポート用床パネルで白抜きの長方形で表
わされている。これらサポート用床パネル1,1
…及び被サポート用床パネル2,2…は、プール
Aの内面床部B上に配置される接地ブロツク3上
に立設されるサポート4に対して、その上部に取
り付けられる調整部材5及び支持部材6を介して
架設されている。この場合前記サポート用床パネ
ル1は、第4図及び第5図に示すように、鋼板製
の一対の表面板7,8間に発泡ウレタン等の心材
9が充填され、その周囲に枠材10が取り付けら
れ、かつ上面側の表面板7の表面に塩化ビニール
製の緩衝を兼ねた辷り止め板11が接着された構
成を有する。このサポート用床パネル1の四隅に
おいては、前記表面板7,8の内面に位置し、前
記心材9により固定される補強兼取付板12,1
3間に中空支柱14が介在され、下面側の補強板
13及び表面板8には、中空支柱14と連通する
ねじ孔等の係止受部15が形成されている。この
係止受部15には下面表面板8のめくれを防止す
る外れ止め16がねじ止めされている。一方被サ
ポート用床パネル2は、第6図及び第7図に示す
ように、前記サポート用床パネル1と同様に一対
の表面板7,8間に発泡ウレタン等の心材9が充
填され、その周囲に枠材10が取り付けられ、か
つ上面側表面板7の表面に辷り止め板11を接着
されて成り、この被サポート用床パネル2の隅角
部下面に、扇形で前記支持部材6(第3図参照)
からの外れ防止板17がねじ止めされて成る。な
おこの外れ防止板17と前記外れ止め16とはほ
ぼ同じ厚さに形成されている。
上記のように構成される両床パネル1,2の枠
材10は、それぞれ外側に向つて拡開する溝部1
0aを有しており、各床パネル1,2を架設する
際において、隣接する一方の床パネル1,2の溝
部10aには、他方の床パネル1,2の溝部10
a内に嵌合する凸部を有する連接部材18が一体
又は一体的に形成される。この場合連接部材18
を、第8図に示すようなピース状の中空六角柱で
形成してもよく、あるいは一方の床パネル1,2
の枠材10に一体に、他方の床パネル1,2の枠
材10の凹部すなわち溝部に係合する凸部を形成
してもよい。
前記サポート用床パネル1の下面四隅は、前記
支持部材6によつて支持されるのであるが、この
場合支持部材6は、第9図及び第10図に示すよ
うに、前記下面側補強兼取付板13よりやや大き
目な方形状支持板6aと、この支持板6aの1つ
の隅角部に突出するほぼ3/4円弧状の補助支持板
6bと、補助支持板6bの下面に垂下するねじ付
筒部6cとで構成されており、支持板6aには前
記係止受部15と合致する取付孔6d,6d…が
穿設され、この取付孔6d,6d…を介して係止
受部15にねじ込まれるボルト19によつて、サ
ポート用床パネル1が支持され(第4図参照)、
補助支持板6bの1/4のスペースには、被サポー
ト用床パネル2の扇形の外れ防止板17が載置さ
れるようになつている。
前記サポート4は、第11図に示すように、中
空円柱状に形成され、下端には球面膨隆部材4a
が装着され、上端には高さ調節用の調整部材5が
形成されている。そして、前記球面膨隆部材4a
の球面膨隆部4bは、プールAの内面床部B上に
設置された比較的摩擦係数の大きな材料(例えば
ナイロン等)で形成される前記接地ブロツク3の
上面に形成された球面凹所3a内に嵌合されて、
前記内面床部Bの斜度を吸収しうるようになつて
いる。なお前記調整部材5は、サポート4の上端
部に回転可能に嵌合する調整軸5aと、この調整
軸5aから側方へ向つて突出する回転操作ハンド
ル5bとで構成され、調整軸5aの上端部に形成
された雄ねじ部5cを、前記支持部材6のねじ付
筒部6cの雌ねじ部6eに螺合して成り、前記ハ
ンドル5bを操作して調整軸5aを回転すること
により、支持部材6の高さ調節を行ない、サポー
ト用床パネル1及び被サポート用床パネル2の取
り付け高さを調節することができるようになつて
いる。
上記のように構成されるこの考案の床架設装置
によつて、床パネル1,1…;2,2…を架設す
るには、まずプールAの内面床部Bの所定位置に
接地ブロツク3,3…を配置し、次にサポート用
床パネル1の四隅に支持部材6,6…をボルト止
めして、サポート4を取り付けた後、サポート4
の下端に形成された球面膨隆部4bを接地ブロツ
ク3の球面凹所3a内に嵌合し、調整部材5で高
さ調節を行なう(第12図参照)。そしてサポー
ト用床パネル1の周囲に、被サポート用床パネル
2,2…を載置する。すなわち各支持部材6は、
1枚のサポート用床パネル1と、その隅角部にお
いて、これを囲繞する3枚の被サポート用床パネ
ル2,…とを支持し、各床パネル1,2同士の隣
接部間においては、一方の床パネル1又は2の連
接面から突出する凸部を、他方の床パネル2又は
1の連接面に形成された凹部に係合して、各床パ
ネル1,2同士の連接を強固にしている。なおプ
ールAの縁部においては、第13図に示すよう
に、床パネル1又は2の辺部を排水口Cの取付部
D等に載置される。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、この考案の床架設装置
によれば、自立するサポート用床パネルの周囲に
被サポート用床パネルを載置する方式であるの
で、少数のサポート部材で床を構成することがで
きる。因に上述の例に示す場合は、全体の床パネ
ルが261枚であるのに対し、自立するサポート用
床パネルが56枚であるので、全体の約2割のサポ
ート用床パネルの自立作業のみで済むため、組立
作業が容易であり、かつ迅速にでき、またサポー
トと接地ブロツクが球面係合であるため、プール
床の斜度に誤差があつても、床パネルを水平に敷
設することができる上、調整部材によつて、全体
を均一平面に配備することができ、しかも各床パ
ネル同士は凸部と凹部とで係合されるので、架設
後ずれるおそれがなく、安全であるなどの優れた
効果が得られ、その利用価値は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の床架設装置の全体を示す平
面図、第2図は第1図の部拡大図、第3図は第
2図の側面図、第4図はこの考案におけるサポー
ト用床パネルの断面図、第5図は第4図の底面
図、第6図はこの考案における被サポート用床パ
ネルの断面図、第7図は第6図の底面図、第8図
はこの考案における床パネル同士の連接部を示す
断面図、第9図はこの考案における支持部材の平
面図、第10図は第9図に示す支持部材の一部竪
断面を含む側面図、第11図はこの考案における
サポートの取付状態の一部を断面で示す側面図、
第12図はサポート用床パネルの取付状態を示す
斜視図、第13図はプール縁部の床パネルの取付
状態を示す側面図である。 図において、1……サポート用床パネル、2…
…被サポート用床パネル、3……接地ブロツク、
3a……球面凹所、4……サポート、4a……球
面膨隆部材、4b……球面膨隆部、5……調整部
材、5a……調整軸、5b……回転操作ハンド
ル、5c……雄ねじ部、6……支持部材、6a…
…支持板、6b……補助支持板、6c……ねじ付
筒部、6d……取付孔、6e……雌ねじ部、10
……枠材、10a……溝部(凹部)、12,13
……補強兼取付板、14……中空支柱、15……
係止受部、17……外れ防止板、18……連接部
材(凸部)、19……ボルトである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 下面の四隅に係止受部を有するサポート用床
    パネルと、各サポート用床パネルを囲繞して配
    設される被サポート用床パネルと、前記サポー
    ト用床パネルの隅角部においてこのサポート用
    床パネルとこれを囲繞する3枚の被サポート用
    床パネルの各隅角部を支承する支持板を備える
    支持部材と、上部にこの支持部材を高さ調節可
    能に連結する調整部材を有し下端に球面膨隆部
    を有するサポートと、このサポートの球面膨隆
    部と係合する球面凹所を有する接地ブロツクと
    で構成して成るプール用床架設装置。 2 前記調整部材を、サポートの上端部に回転可
    能に嵌合する調整軸と、この調整軸から側方へ
    向つて突出する回転操作ハンドルとで構成する
    とともに、調整軸の上端部に形成された雄ねじ
    部を支持部材の一部を構成するねじ付筒部の雌
    ねじ部に螺合させて成る実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のプール用床架設装置。 3 前記サポート用床パネル、被サポート用床パ
    ネルにおける互いに隣接する床パネルのいずれ
    か一方の連接面に凸部を形成するとともに、他
    方の連接面にはこの凸部と係合する凹部を形成
    して成る実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    プール用床架設装置。
JP16809282U 1982-11-08 1982-11-08 プ−ル用床架設装置 Granted JPS5974248U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16809282U JPS5974248U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 プ−ル用床架設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16809282U JPS5974248U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 プ−ル用床架設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5974248U JPS5974248U (ja) 1984-05-19
JPS6328795Y2 true JPS6328795Y2 (ja) 1988-08-02

Family

ID=30367568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16809282U Granted JPS5974248U (ja) 1982-11-08 1982-11-08 プ−ル用床架設装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5974248U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007031933A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Asahi Kasei Homes Kk 束及び床下地パネル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5974248U (ja) 1984-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6328795Y2 (ja)
JPH0243142Y2 (ja)
JPH0339571Y2 (ja)
JPH018554Y2 (ja)
JP2954467B2 (ja) バルコニー壁パネルの連結構造
JPH0334971Y2 (ja)
JPS6318699Y2 (ja)
JP3525901B2 (ja) 浴室ユニット
JPS6211818Y2 (ja)
JPH0730814Y2 (ja) 外装パネルの取付構造
JPH044414Y2 (ja)
JPS637628Y2 (ja)
JPH0337318Y2 (ja)
JPH0523703Y2 (ja)
JPH0332162Y2 (ja)
JP2642839B2 (ja) 木質プレファブ建築における柱固定構造
JPH0431416Y2 (ja)
JPH0620807Y2 (ja) 野縁取付金具
JPS588271Y2 (ja) 遊戯建造物用仕切り単体
JPS634124Y2 (ja)
JPS6210339Y2 (ja)
JPS5929760Y2 (ja) 競泳用タツチ板の取付構造
JPH01207572A (ja) 組立式プール
JPH0340794Y2 (ja)
JPS6317763Y2 (ja)