JPS5929760Y2 - 競泳用タツチ板の取付構造 - Google Patents

競泳用タツチ板の取付構造

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JPS5929760Y2
JPS5929760Y2 JP11911475U JP11911475U JPS5929760Y2 JP S5929760 Y2 JPS5929760 Y2 JP S5929760Y2 JP 11911475 U JP11911475 U JP 11911475U JP 11911475 U JP11911475 U JP 11911475U JP S5929760 Y2 JPS5929760 Y2 JP S5929760Y2
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JP
Japan
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touch
angle
plate
board
mounting structure
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JP11911475U
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JPS5232941U (ja
Inventor
功 富田
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、プールサイドへの競泳用タッチ板の取付構
造の改良に関する。
競泳用タッチ板は、タイムの測定が必要なときだけプー
ルサイドに取り付けるので、その取付構造は着脱自在に
構成されている。
また、一般に競泳用のプールの型式は千差万別であり、
それぞれのプールの型式に合わせて競泳用タッチ板の取
付構造も種々考案されている。
このうち例えば第1図aに示すようにプールサイド1に
植込んだ植込ボルト2によってタッチ板3用の取付具4
を固定するものや、第1図Bに示すようにアングル材5
および締付ボルト6を用い、スペーサ7を介在させてプ
ールサイド1にタッチ板3を高さ調整自在に固定する構
造のものは、いずれの型式のプールにも共通して使用で
きるものである。
しかし、前者にあっては予め建設時にプールサイドにタ
ッチ板取付用の植込ボルトを植込んでいないプールに対
しては、後から植込工事を行なわなければならないので
コストが高くなり、また後者にあってはアングル材がプ
ールサイド脇にとび出しているために、競泳者が足をひ
っかけて怪我をするおそれがあって危険なものである。
この考案は上記の欠点に鑑みなされたもので、タッチ板
をプールサイドに取り付けるのにL字状のアングル材を
用い、かつこのアングル材の水平辺部の下面に摩擦係数
の大きい弾性材等を付着すると共に、垂直辺部に複数の
調整用ネジ穴を設け、このネジ穴に対し選択的に螺合さ
れたボルトを介してタッチ板を高さ調整自在に取り付け
ることによって、タッチ板が波の衝撃等によってずれて
しまうようなこともなく、安全性が高くしかもいずれの
型式のプールにも使用できる簡易かつ安価な競泳用タッ
チ板の取付構造を提供することを目的とする。
以下図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
第2図はこの考案に係る競泳用タッチ板の取付構造の概
略を示すもので、11はどの場所を押しても検出スイッ
チが動作するように構成されたプレート状のタッチ板、
12.12はこのタッチ板をプールサイド13に取り付
けるためのL字状の取付アングルで、垂直辺部12 a
および水平辺部12bとからなり、垂直辺部12 aに
タッチ板11を装着して水平辺部12 bをプールサイ
ド平面上に係止するようになっている。
14.14・・・・・・は上記垂直辺部12 aに設け
られた調整用ネジ穴で、上記タッチ板11の両側縁部に
はこの調整用ネジ穴に対応する取付ボルト挿入孔(図示
省略)が設けられており、この挿入孔に挿入され上記調
整用ネジ穴14に螺合した取付ボルト15によって上記
タッチ板11が上記垂直辺部12 aに高さ調整自在に
取り付けられている。
16は上記取付アングル12の水平辺部12 bの下面
に付着されたゴムのごとき摩擦力の大きな弾性板で、金
属製の取付アングル12を直接コンクリートのプールサ
イドへ係止した場合には摩擦力が小さいために波の衝撃
などによってずれてしまうが、本考案のように弾性板1
6を付着すれば、弾性板がプールサイド平面に密着する
とともにその摩擦力が大きいために容易にずれるような
ことがないのである。
なお、L字状の取付アングル12にタッチ板11を取り
付けてプールサイドに係止した場合、タッチ板17の重
量によって水平辺部12bにたわみが生じ、端部が浮き
上がってタッチ板がプールサイドから離れ易くなってし
まうおそれがあるので、第3図a、l)に示すように、
予めタッチ板11の重量による水平辺部12 bのたわ
み量Hを測定してたわみ角β=H/lを求め、ブールサ
イド13のなす角θからたわみ角βを差引いた角α−θ
−βを取付アングル12の角度とするように構成すれば
より効果的である。
以上のごとくこの考案に係る競泳用タッチ板の取付構造
においては、L字状の取付アングルの垂直辺部に複数の
調整用ネジ穴を設け、このネジ穴に選択的に螺合された
ボルトを介して高さ調整可能にタッチ板を取り付けるよ
うに構成するとともに、この取付アングルの水平辺部下
面に摩擦係数の大きな弾性板を付着し、この弾性板を介
して上記水平辺部をプールサイド平面上に係止させるこ
とによってタッチ板をプールサイドに固定するようにし
たので、いずれの型式のプールに対しても、ボルトのア
ングルに対する取付は位置を変えるのみでタッチ板の高
さ調整を行なって最適となるように設置することができ
る。
又、構造およびその取扱いが簡単で安価であるとともに
、弾性体がプールサイド平面に密着するのでタッチ板が
ずれてしまうことがなく信頼性が高く、シかも取付アン
グルがプールサイド脇へとび出すこともないので安全性
が高いなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは従来のタッチ板取付構造を例示する
説明図、第2図はこの考案に係るタッチ板取付構造を示
す斜視説明図、第3図はaおよびbは取付アングルの最
適な角度を示す説明図である。 11・・・・・・タッチ板、12・・・・・・取付アン
グル、12 a・・・・・・垂直辺部、12b・・・・
・・水平辺部、16・・・・・・弾性板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. り字状の取付アングルの垂直辺部にタッチ板を取付ける
    ように構成するとともに、この取付アングルの水平辺部
    下面に摩擦係数の大きな弾性板を付着し、この弾性板を
    介して上記水平辺部をプールサイド平面上に係止させる
    ことによってタッチ板をプールサイドに固定するように
    した競泳用タッチ板の取付構造において、前記アングル
    の垂直辺部に複数の調整用ネジ穴を設け、この調整用ネ
    ジ穴に選択的に螺合された取付ボルトを介して前記タッ
    チ板をアングルの垂直辺部に取りつけることにより、前
    記タッチ板の高さ調整が可能な構成としたことを特徴と
    する競泳用タッチ板の取付構造。
JP11911475U 1975-08-29 1975-08-29 競泳用タツチ板の取付構造 Expired JPS5929760Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5232941U JPS5232941U (ja) 1977-03-08
JPS5929760Y2 true JPS5929760Y2 (ja) 1984-08-25

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