JPH0340794Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340794Y2 JPH0340794Y2 JP1984015260U JP1526084U JPH0340794Y2 JP H0340794 Y2 JPH0340794 Y2 JP H0340794Y2 JP 1984015260 U JP1984015260 U JP 1984015260U JP 1526084 U JP1526084 U JP 1526084U JP H0340794 Y2 JPH0340794 Y2 JP H0340794Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing
- storage tank
- shaped
- flanges
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 47
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011151 fibre-reinforced plastic Substances 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は貯槽の側壁へ補強部材を取付けて貯槽
の強度を向上する際の補強ブラケツトに係る。
の強度を向上する際の補強ブラケツトに係る。
一般に矩形板の四周にフランジを備えたパネル
体をそのフランジを相互に連結して貯壁となすい
わゆる組立貯槽が使用されている。しかるに、貯
水槽等の大きな耐震性が要求される場合にあつて
は、側壁へ補強部材を取付けて強度を向上する必
要がある。この補強部材は貯槽内部での錆の発生
の原因ともなるので外側より取付けることが好ま
しい。
体をそのフランジを相互に連結して貯壁となすい
わゆる組立貯槽が使用されている。しかるに、貯
水槽等の大きな耐震性が要求される場合にあつて
は、側壁へ補強部材を取付けて強度を向上する必
要がある。この補強部材は貯槽内部での錆の発生
の原因ともなるので外側より取付けることが好ま
しい。
しかし外壁へ補強部材を取付ける場合には補強
部材が外側へ張出して建物等と干渉する場合があ
り、限定されたスペースの有効利用が困難となつ
ている。特に貯槽の強度を大きく向上させるため
には大きな断面積の補強部材が必要となるので、
これに応じて外側への張出し量も大きくなると共
にこれに比例して専用面積が大きくなる不具合を
も有している。
部材が外側へ張出して建物等と干渉する場合があ
り、限定されたスペースの有効利用が困難となつ
ている。特に貯槽の強度を大きく向上させるため
には大きな断面積の補強部材が必要となるので、
これに応じて外側への張出し量も大きくなると共
にこれに比例して専用面積が大きくなる不具合を
も有している。
本考案は上記事実を考慮し、確実に貯槽の強度
を増大する補強ブラケツトを得ることを目的とし
ている。即ち、組立貯槽の側壁を形成するパネル
にはその四周に同一方向にフランジ部が形成され
ており、これを相互に連結するので上下方向及び
左右方向に縦横に格子状の突状が形成されること
になる。したがつて、この突状をなすフランジ部
に補強部材を当接することが考えられる。しかし
ながら格子の十字部では補強部材が各々非連続体
となるためこの部分の力の加わり方がアンバラン
スとなり破壊、水漏れ等が生じやすくなつてい
る。
を増大する補強ブラケツトを得ることを目的とし
ている。即ち、組立貯槽の側壁を形成するパネル
にはその四周に同一方向にフランジ部が形成され
ており、これを相互に連結するので上下方向及び
左右方向に縦横に格子状の突状が形成されること
になる。したがつて、この突状をなすフランジ部
に補強部材を当接することが考えられる。しかし
ながら格子の十字部では補強部材が各々非連続体
となるためこの部分の力の加わり方がアンバラン
スとなり破壊、水漏れ等が生じやすくなつてい
る。
本考案に係る補強ブラケツトは、貯槽側壁の上
下方向フランジ部7,8に共締めされて貯槽の外
側へ膨出する補強部材13の嵌合用凹部18が中
央部に縦一文字状に形成され、貯槽側部の左右方
向フランジ部5,6に当接して共締めされるL字
補強板9の嵌合用小凹部19が前記嵌合用凹部1
8よりも低い高さで中央に形成されかつ前記凹部
の基端から左右にひろがる山形板20が設けら
れ、該山形板20の平担部21に連結用遊孔22
を備えてなることを特徴としている。
下方向フランジ部7,8に共締めされて貯槽の外
側へ膨出する補強部材13の嵌合用凹部18が中
央部に縦一文字状に形成され、貯槽側部の左右方
向フランジ部5,6に当接して共締めされるL字
補強板9の嵌合用小凹部19が前記嵌合用凹部1
8よりも低い高さで中央に形成されかつ前記凹部
の基端から左右にひろがる山形板20が設けら
れ、該山形板20の平担部21に連結用遊孔22
を備えてなることを特徴としている。
従つて本考案では、貯槽の側壁の上下方向フラ
ンジ部に補強部材13を共締めし、4枚のパネル
の十字部へこの補強ブラケツトで補強部材13を
押さえると共に、左右方向フランジ部5,6を補
強するL字補強板9をもこの補強部材13の小凹
部19で押さえるので、高さの異る補強部材13
とL字補強板9を共に十字部へ固定可能とし、特
に補強部材13が貯槽の外側へ膨出するにも拘ら
ず嵌合用凹部18で十字部へ固定しているので、
大きな貯槽補強を可能としている。
ンジ部に補強部材13を共締めし、4枚のパネル
の十字部へこの補強ブラケツトで補強部材13を
押さえると共に、左右方向フランジ部5,6を補
強するL字補強板9をもこの補強部材13の小凹
部19で押さえるので、高さの異る補強部材13
とL字補強板9を共に十字部へ固定可能とし、特
に補強部材13が貯槽の外側へ膨出するにも拘ら
ず嵌合用凹部18で十字部へ固定しているので、
大きな貯槽補強を可能としている。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1図は本考案の補強ブラケツトが側壁パネル
1,2,3,4のフランジの十字部Aに使用され
た例を示す。即ち側壁パネルは鋼材又は繊維強化
プラスチツク等で成形され、矩形状板材の上下端
部にフランジ5,6が左右端部にフランジ7,8
がそれぞれ直角に立設された形状であり、パネル
1,3の左フランジ7とパネル2,4のフランジ
8とを締結することにより側壁パネルが左右に連
結されるようになつており、上下もフランジ5,
6が締結されて大きな面積を有する貯槽の側壁を
構成するようになつている。そしてこの側壁パネ
ルの上下端部には図示しない天井壁及び底壁或い
は他の側壁パネルが連結されてブロツク状の貯槽
を構成する。
1,2,3,4のフランジの十字部Aに使用され
た例を示す。即ち側壁パネルは鋼材又は繊維強化
プラスチツク等で成形され、矩形状板材の上下端
部にフランジ5,6が左右端部にフランジ7,8
がそれぞれ直角に立設された形状であり、パネル
1,3の左フランジ7とパネル2,4のフランジ
8とを締結することにより側壁パネルが左右に連
結されるようになつており、上下もフランジ5,
6が締結されて大きな面積を有する貯槽の側壁を
構成するようになつている。そしてこの側壁パネ
ルの上下端部には図示しない天井壁及び底壁或い
は他の側壁パネルが連結されてブロツク状の貯槽
を構成する。
従つてこの側壁パネルはフランジ部7,8が上
下に長手方向とされて突状が形成され、左右にフ
ランジ部5,6によつて長手方向とされて突状が
形成されている。従つて、突状が格子状に形成さ
れ四つのパネルにて一つの十字状部Aが生ずる。
下に長手方向とされて突状が形成され、左右にフ
ランジ部5,6によつて長手方向とされて突状が
形成されている。従つて、突状が格子状に形成さ
れ四つのパネルにて一つの十字状部Aが生ずる。
そして左右にのびるフランジ部5,6にはこれ
に補強板が当接されるが、一般にはL字補強板9
及び平板10が当接され、取付ボルト11及びナ
ツト12にてフランジに共締めされる。他方、上
下方向にのびるフランジ部7,8には側壁の上端
及び下端にまで一体にのびる補強部材13,13
がこのフランジ部に取付ボルト11及びナツト1
2にて共締めされる。
に補強板が当接されるが、一般にはL字補強板9
及び平板10が当接され、取付ボルト11及びナ
ツト12にてフランジに共締めされる。他方、上
下方向にのびるフランジ部7,8には側壁の上端
及び下端にまで一体にのびる補強部材13,13
がこのフランジ部に取付ボルト11及びナツト1
2にて共締めされる。
この補強部材13,13の一例を第2図にて示
すが、フランジ部に共締めされる脚部14と、こ
れから延びる略コ字状の半ループ部15からなつ
ており、この半ループ部15を重ね合せることに
よつて第1図に示すようなループを形づくる。し
かるに、この補強部材13,13はフランジ5,
6,7,8で形成する十字部Aにおいては左右方
向にのびるフランジ部5,6が嵌合する切欠部1
6が形成されている。尚この補強部材13,13
は2分割された部材を用いたものであるが、ルー
プ部を一体化したものであつてもよく、又必ずし
もループを画く部材でなくともよい。
すが、フランジ部に共締めされる脚部14と、こ
れから延びる略コ字状の半ループ部15からなつ
ており、この半ループ部15を重ね合せることに
よつて第1図に示すようなループを形づくる。し
かるに、この補強部材13,13はフランジ5,
6,7,8で形成する十字部Aにおいては左右方
向にのびるフランジ部5,6が嵌合する切欠部1
6が形成されている。尚この補強部材13,13
は2分割された部材を用いたものであるが、ルー
プ部を一体化したものであつてもよく、又必ずし
もループを画く部材でなくともよい。
第3図は第1図の−面における断面図、第
4図は第1図の−面における断面図である。
即ち、第3図はフランジ部5,6における断面図
であり、第4図はフランジ部7,8における断面
図である。
4図は第1図の−面における断面図である。
即ち、第3図はフランジ部5,6における断面図
であり、第4図はフランジ部7,8における断面
図である。
図で示す通り、本考案の側壁の補強は上下に一
体に連続する補強部材13,13と、左右にはこ
の十字部Aにおいて非連続に当接されるL字補強
板9と平板10とよりなり、本考案はこれらを機
械的に連結してなる補強ブラケツト17に係るも
ので、中央には補強部材13,13を納める凹部
18を備え、この凹部の基端より左右にひろがつ
てその中央に小凹部19をもつ山形板20を一体
に形成してなるものである。そしてその山形板2
0の四隅の平坦部21にはパネルと連結するため
の遊孔22を有している。この小凹部19には左
右方向にのびるフランジ5,6及び補強板9、平
板10が嵌合されるものであり、この補強ブラケ
ツト17によつて左右の補強板9,9が機械的に
結合されるようになつている。そしてボルト1
1、ナツト12等によつてパネルに固着されるこ
とになる。
体に連続する補強部材13,13と、左右にはこ
の十字部Aにおいて非連続に当接されるL字補強
板9と平板10とよりなり、本考案はこれらを機
械的に連結してなる補強ブラケツト17に係るも
ので、中央には補強部材13,13を納める凹部
18を備え、この凹部の基端より左右にひろがつ
てその中央に小凹部19をもつ山形板20を一体
に形成してなるものである。そしてその山形板2
0の四隅の平坦部21にはパネルと連結するため
の遊孔22を有している。この小凹部19には左
右方向にのびるフランジ5,6及び補強板9、平
板10が嵌合されるものであり、この補強ブラケ
ツト17によつて左右の補強板9,9が機械的に
結合されるようになつている。そしてボルト1
1、ナツト12等によつてパネルに固着されるこ
とになる。
第5図は本考案でいう補強ブラケツト17の斜
視図、第6図はその上面図である。
視図、第6図はその上面図である。
以上説明したように本考案の補強ブラケツトを
用いることにより貯槽側壁のフランジ部に当接さ
れる各補強材はその交差する十字部Aにおいて上
下左右がすべて機械的に一体化されることにより
貯留時水圧はほゞ等しくかゝり破壊するおそれは
全くない。
用いることにより貯槽側壁のフランジ部に当接さ
れる各補強材はその交差する十字部Aにおいて上
下左右がすべて機械的に一体化されることにより
貯留時水圧はほゞ等しくかゝり破壊するおそれは
全くない。
尚、本考案の説明において、上下方向のフラン
ジには一体の補強部材を、左右方向のフランジに
は各々独立したL字補強板等を使用することで説
明したが、これを逆に使用してもよいことは勿論
である。
ジには一体の補強部材を、左右方向のフランジに
は各々独立したL字補強板等を使用することで説
明したが、これを逆に使用してもよいことは勿論
である。
第1図は本考案の補強ブラケツトを使用した側
壁のフランジ十字部附近の斜視図、第2図は上下
方向の補強部材の斜視図、第3図は第1図の−
線の断面図、第4図は第1図の−線の断面
図、第5図は本考案の補強ブラケツトの斜視図、
第6図はその上面図である。 1,2,3,4……側壁パネル、5,6,7,
8……フランジ、9……L字補強板、13……補
強部材、17……補強ブラケツト、18……凹
部、19……小凹部、20……山形板、21……
平坦部、22……遊孔。
壁のフランジ十字部附近の斜視図、第2図は上下
方向の補強部材の斜視図、第3図は第1図の−
線の断面図、第4図は第1図の−線の断面
図、第5図は本考案の補強ブラケツトの斜視図、
第6図はその上面図である。 1,2,3,4……側壁パネル、5,6,7,
8……フランジ、9……L字補強板、13……補
強部材、17……補強ブラケツト、18……凹
部、19……小凹部、20……山形板、21……
平坦部、22……遊孔。
Claims (1)
- 貯槽側壁の上下方向フランジ部7,8に共締め
されて貯槽の外側へ膨出する補強部材13の嵌合
用凹部18が中央部に縦一文字状に形成され、貯
槽側部の左右方向フランジ部5,6に当接して共
締めされるL字補強板9の嵌合用小凹部19が前
記嵌合用凹部18よりも低い高さで中央に形成さ
れかつ前記凹部の基端から左右にひろがる山形板
20が設けられ、該山形板20の平担部21に連
結用遊孔22を備えてなる組立貯槽の補強ブラケ
ツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1526084U JPS59147093U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 組立貯槽の補強ブラケツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1526084U JPS59147093U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 組立貯槽の補強ブラケツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59147093U JPS59147093U (ja) | 1984-10-01 |
JPH0340794Y2 true JPH0340794Y2 (ja) | 1991-08-27 |
Family
ID=30146594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1526084U Granted JPS59147093U (ja) | 1984-02-06 | 1984-02-06 | 組立貯槽の補強ブラケツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59147093U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5864984A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-18 | 日立化成工業株式会社 | パネル組立式タンクの補強構造 |
-
1984
- 1984-02-06 JP JP1526084U patent/JPS59147093U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5864984A (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-18 | 日立化成工業株式会社 | パネル組立式タンクの補強構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59147093U (ja) | 1984-10-01 |
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