JPS63285209A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JPS63285209A
JPS63285209A JP11987587A JP11987587A JPS63285209A JP S63285209 A JPS63285209 A JP S63285209A JP 11987587 A JP11987587 A JP 11987587A JP 11987587 A JP11987587 A JP 11987587A JP S63285209 A JPS63285209 A JP S63285209A
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JP
Japan
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cam
pin
internal combustion
combustion engine
valve
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JP11987587A
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Tsuneo Konno
常雄 今野
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A9発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、カムに慴接するカムスリッパを存して金属材
料により鋳造成形された複数のカムフォロアの連結およ
び連結解除を切換えて、吸気弁あるいは排気弁の開閉作
動態様を機関の運転状態に対応させるべく、相互に隣接
するカムフォロア間にはカムフォロアを相互に連結する
位置およびその連結を解除する位置間で摺動可能なピン
を有する連結切換機構が設けられる内燃機関の動弁装置
に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる装置では、カムフォロアを鉄系金属材料に
より鋳造成形するのが一般的である。
(3)発明が解決しようとする問題点 ところで、動弁系の重量は動弁負荷を軽減する上から軽
量であることが望ましく、その観点からは各カムフォロ
アを軽量金属材料により成形することが望ましい。とこ
ろがカムフォロアには、摺接部分があり、その摺接部分
を軽量金属材料により形成すると、耐摩耗性の点で問題
がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、耐
摩耗性を考慮しつつカムフォロアの重量軽減を可能にし
た内燃機関の動弁装置を提供することを目的とする。
B1発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明によれば
、連結切換機構のピンを案内すべく耐摩耗性材料により
形成されたスリーブがカムフォロアに一体に鋳ぐるまれ
る。
(2)作用 上記構成によれば、カムフォロアを軽量金属材料で成形
して重量軽減を図る際に、連結切換機構のピンとの摺接
部分に耐摩耗性材料から成るスリーブを鋳ぐるむことに
よりピンとの摺接部分での耐摩耗性の低下を防止するこ
とができる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図、第2図および第3図において、機関本体
已に設けられた吸気弁1は、機関のクランク軸から1/
2の減速比で回転駆動されるカムシャフト2に一体に設
けられた低速用カム3および高速用カム4と、カムシャ
フト2と平行なロッカシャフト5に枢支されたカムフォ
ロアとしての第1および第20ツカアーム6.7と、両
口ツカアーム6.7間に設けられる連結切換機構8との
働きにより開閉駆動される。
カムシャフト2は、機関本体Eの上方で回転自在に配置
されており、機関の低速運転に対応した形状を有する低
速用カム3と、機関の高速運転に対応した形状を有する
高速用カム4とが、軸方向に隣接してカムシャフト2に
一体化される。
ロッカシャフト5は、カムシャフト2よりも下方で固定
配置される。このロッカシャフト5には、低速用カム3
に摺接するカムスリッパ9を上部に有する第10ツカア
ーム6と、高速用カム4に摺接するカムスリッパIOを
上部に有する第20ツカアーム7とが、ロッカシャフト
5の軸方向に隣接してそれぞれ枢支される。
第10ツカアーム6には、吸気弁1が連動、連結される
。すなわち、吸気弁lは、その上端に設けた鍔部11と
、機関本体Eとの間に介装した弁ばね12により閉弁方
向すなわち上方に向けて付勢されており、第10ツカア
ーム6の先端には吸気弁1の上端に当接するタペットね
じ13が進退可能に螺着される。
第20ツカアーム7は、機関本体Eとの間に設けた弾発
付勢手段14により、そのカムスリッパ10が高速用カ
ム4に常時摺接する方向に付勢される。この弾発付勢手
段14は、閉塞端を第20ツカアーム7の下面に当接さ
せた有底円筒状のりフタ15と、該リフタ15および機
関本体E間に介装されるばね16とから成り、リフタ1
5は機関本体Eに設けた有底穴17に摺合される。
第4図および第5図を併せて参照して、連結切換機構8
は、第1および第20ツカアーム6.7間を連結可能な
連結ピン18と、その連結ピン18の移動を規制するス
トッパピン19と、連結ピン18を連結解除側に付勢す
る戻しばね20とを有する。
第1および第20ツカアーム6.7は、軽量材料たとえ
ばAIやMg系の合金により鋳造成形される。しかも第
1ロツカアーム6には、耐摩耗性材料により形成される
とともにカムスリッパ9と一体に成形されたスリーブ2
1が一体に鋳ぐるまれる。この耐摩耗性材料としては、
たとえばC「−Mo −W−V=F e−C−3i−P
を成分とする焼結材料や、窒化珪素(Si3N4)など
のセラミック材料や、AIマトリックス中にSiC短繊
維を強化材として分散させて成る複合材料(FRM)な
どが用いられる。また第20ツカアーム7にも、耐摩耗
性材料により形成されるとともにカムスリッパ10と一
体に成形されたスリーブ22が一体に鋳ぐるまれる。
前記両スリーブ21.22は、ロッカシャフト5と平行
な軸線を有し相互に対応するようにして各ロッカアーム
6.7に鋳ぐるまれており、両スリーブ21.22の対
向面は両口ツカアーム6゜7の対向面と面一となる。一
方のスリーブ21には連結ピン1Bが摺合され、他方の
スリーブ22にはストッパピン19が摺合される。しか
も連結ピン18およびストッパピン19は、焼結金属に
より形成されており、潤滑油が各ピン18.19にそれ
ぞれ含油せしめられる。この焼結金属としては、たとえ
ば密度が6.5〜6.8g/cd程度の鉄系または銅系
の焼結金属すなわちJIS  5MF2種、4種および
5種のものが用いられる。
第10ツカアーム6には、第20ツカアーム7とは離隔
した側でスリーブ21に段部23を介して同軸に連なる
有底の小径穴24が穿設されており、この小径穴24の
閉塞端と連結ピン18との間に油圧室25が画成される
第20ツカアーム7には、第10ツカアーム6とは離隔
した側でスリーブ22に段部26を介して同軸に連なる
小径穴27が穿設されており、この小径穴27の閉塞端
には挿通孔28が穿設される。しかもストッパピン19
には、小径の案内棒29が同軸にかつ一体に連設されて
おり、この案内棒29は挿通孔28に移動自在に挿通さ
れる。
小径穴27の閉塞端およびストッパピン19間には案内
棒29を囲繞してコイル状の戻しばね20が介装されて
おり、この戻しばね20のばね力によりストッパピン1
9は連結ピン18に摺接する方向に付勢される。
連結ピン18の長さは、その一端が段部23に当接した
ときに他端が両口ツカアーム6.7間に位置するように
、またストッパピン19を段部26に当接させるまでス
リーブ22内に入り込んだときに一端がスリーブ21内
に残るように設定される。
ロッカシャフト5内には、図示しない油圧供給源に連な
る供給油路30が形成されており、第10ツカアーム6
には油圧室25に連通ずる連通路31が穿設される。し
かもロッカシャフト5の側壁には、第10ツカアーム6
の揺動姿勢に拘らず連通路31を供給油路30に常時連
通せしめる連通孔32が穿設される。
次にこの実施例の作用について説明すると、機関の低速
運転時には、供給油路30すなわち油圧室25の油圧は
解放される。したがって連結ピン18およびストッパピ
ン19の摺接面は、戻しばね20のばね力により第1お
よび第20ツカアーム6.7間にあり、両口ツカアーム
6.7は連結解除状態にある。かかる状態で、吸気弁1
は低速用カム3により揺動駆動される第10ツカアーム
6で開閉駆動され、したがって吸気弁1は低速用カム3
の形状に応じたタイミングおよびリフト壜で開閉作動す
る。
また機関の高速運転時には、供給油路30に油圧が供給
され、したがって油圧室25に供給された油圧により、
連結ピン18は戻しばね20のばね力に抗してストッパ
ピン19を押圧しながら第20ツカアーム7のスリーブ
22内に嵌入し、これにより両口ツカアーム6.7が連
結状態となる。
したがって吸気弁1の作動は、高速用カム5によって揺
動駆動される第20ツカアーム7の作動に依存し、吸気
弁1は高速用カム4の形状に応じたタイミングおよびリ
フ1−ffiで開閉作動する。
かかる動弁装置において、連結ピン18およびストッパ
ピン19は、焼結金属により形成されており、その重量
は比較的小さい。また第1および第20ツカアーム6.
7は軽量材により形成されているので、その重量も比較
的小さい。したがって動弁系全体の重量が比較的軽くな
り、動弁負荷を軽減することができる。
また連結ピン18およびストッパピン19には潤滑油が
含油せしめられているので、機関始動時に動弁系に供給
される潤滑油量が少ない場合に、各ピン18.19の摺
動動作に応じて潤滑油が滲出し、潤滑機能を果たすこと
により各ピン18゜19およびスリーブ21.22の摩
耗が防止される。しかも機関停止後の冷間時には、潤滑
油が毛細管現象により各ピン18.19の空孔内に浸入
するので、各ピン18.19への含油は一度行なえばす
む。
さらに一体のカムスリッパおよびスリーブ9゜21.1
0.22は、耐摩耗性材料により形成されているので、
両口ツカアーム6.7が軽量材で成形されているにも拘
らず、摺接部分の耐摩耗性を向上することができる。
以上の実施例では、吸気弁1に関する動弁装置について
述べたが、本発明は、排気弁に関する動弁装置について
も適用可能である。
C9発明の効果 以上のように本発明によれば、連結切換機構のピンを案
内すべく耐摩耗性材料により形成されたスリーブがカム
フォロアに一体に鋳ぐるまれるので、カムフォロアの重
量を低減して動弁系全体の重量を軽減し、動弁負荷を軽
減すべくカムフォロアを軽量金属材料で成形してもピン
との摺接部分の耐摩耗性が低下することを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は平
面図、第2図は第1図の■−■線断面図、第3図は第1
図のIn−[1線断面図、第4図は第1図のIV−IV
線断面図、第5図は第2図の■−■線断面図である。 1・・・吸気弁、3.4・・・カム、6.7・・・カム
フォロアとしてのロッカアーム、8・・・連結切換機構
、9.10・・・カムスリッパ、18・・・連結ピン、
19・・・ストッパピン、21.22・・・スリーブ第
2L匹( S、1」 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カムに摺接するカムスリッパを有して金属材料に
    より鋳造成形された複数のカムフォロアの連結および連
    結解除を切換えて、吸気弁あるいは排気弁の開閉作動態
    様を機関の運転状態に対応させるべく、相互に隣接する
    カムフォロア間にはカムフォロアを相互に連結する位置
    およびその連結を解除する位置間で摺動可能なピンを有
    する連結切換機構が設けられる内燃機関の動弁装置にお
    いて、連結切換機構のピンを案内すべく耐摩耗性材料に
    より形成されたスリーブがカムフォロアに一体に鋳ぐる
    まれることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  2. (2)前記カムスリッパはスリーブと一体成形されるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の内燃機
    関の動弁装置。
  3. (3)前記金属材料は、Al系またはMg系の軽合金で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項または
    第(2)項記載の内燃機関の動弁装置。
JP11987587A 1987-05-15 1987-05-15 内燃機関の動弁装置 Granted JPS63285209A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003049622A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Honda Motor Co Ltd 切換機構を備えたロッカアーム及びその製造方法
JP2009299685A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Man Diesel Se エンジンの弁機構

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JP2003049622A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Honda Motor Co Ltd 切換機構を備えたロッカアーム及びその製造方法
JP4598323B2 (ja) * 2001-08-03 2010-12-15 本田技研工業株式会社 切換機構を備えたロッカアーム及びその製造方法
JP2009299685A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Man Diesel Se エンジンの弁機構

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JPH0584806B2 (ja) 1993-12-03

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