JPS63284236A - 被覆製品及びその製造方法 - Google Patents

被覆製品及びその製造方法

Info

Publication number
JPS63284236A
JPS63284236A JP63096950A JP9695088A JPS63284236A JP S63284236 A JPS63284236 A JP S63284236A JP 63096950 A JP63096950 A JP 63096950A JP 9695088 A JP9695088 A JP 9695088A JP S63284236 A JPS63284236 A JP S63284236A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
article
product
chemical
product according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63096950A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2548771B2 (ja
Inventor
ロバート ライアン ヘン
カロル ホーフリング モレル
エドワード ジョセフ ダニエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WL Gore and Associates Inc
Original Assignee
WL Gore and Associates Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WL Gore and Associates Inc filed Critical WL Gore and Associates Inc
Publication of JPS63284236A publication Critical patent/JPS63284236A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2548771B2 publication Critical patent/JP2548771B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Gloves (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新しい形をした被覆製品、及びそのような製
品の製造方法に関する。
〔従来技術と発明が解決しようとする課題〕被覆製品は
、非常にいろいろな分野における使用が見い出されてお
り、また、多数の方法によって製造されている。被覆製
品は、その語を本願明細書において用いた場合、基材が
主としてその片面上で1種類もしくはそれ以上の材料に
よって被覆されており、よって、基材自体が保有しない
性質がその基材に対して付与されているようなものを指
す。これらの性質は、以下に限定されるものではないけ
れども、化学的、物理的、電気的、光学的及び美的性質
を包含することができる。被膜は、それが予め求められ
た所望の性質を被覆製品に対して付与する場合、連続的
であると考えられる。したがって、本発明の目的に関連
して考察した場合、連続的とは機能的な意味で定義され
る。
例えば、もしも被膜の意図が防水性の提供にあるならば
、もしも、規定の試験条件の下で、その被膜が水の透過
を許さないならば、その被膜は連続物であるとみなされ
るであろう。同様に、任意のその他の所望な機能に依存
して、もしも被膜が所望の性質、例えば導電性、耐磨耗
性、不透明性、美的組合せあるいは適当な試験方法又は
最終用途の特性のいずれかによって規定されるようなそ
の他の性質を奏するならば、その被膜は連続物であると
みなされるであろう。特定の用途では、被膜にピンホー
ルがないことが必要である。これを測定する1方法とし
ては、問題の被膜を本願明細書で記載するように低静水
圧試験(low pressurehydrostat
ic water challenge)に供すること
があげられる。ここで、もしも被膜が試験に合格したな
らば、その被膜は連続物であるとみなされる。
被覆方法を有用な形でまとめたものは、Kirk−Ot
hmer、 Encyclopedia of Che
mical Technology。
Vol、6. P、387−426(1979Wile
y)に見い出される。
また、別の有用な情報を同書、Vol、10. P、2
16−246に見い出すことができる。
連続した被膜は、2つのタイプのフィルム形成方法によ
って製造されている: (1)フィルムの形成及びそのフィルムの基材への結合
を同時的に行うこと;及び (2)フィルムを独立して形成し引き続いて、独立した
別個の段階で、そのフィルムを基材に結合させること。
フィルムの形成とそのフィルムと基材との結合を同時的
に行う被膜形成技法は、一般に、液状の被膜による水圧
を行使することを特徴としている。
フィルムの形成をひきおこすこの圧力は、また、基材中
への被膜の浸透をもひきおこし、したがって、柔軟性が
なくドレープ性に乏しい製品を導びき得る。このことが
望ましくない場合には、導入される基材、被膜のレオロ
ジー及び表面張力、そして被覆部のデザインや操作を含
めたいろいろな変数のコントロールを通じてデリケート
なバランスを保持することが必要である。しかし、この
ような方法は、大規模なオペレータコントロールが必要
であり、運転が難かしく、かつしたがって運転に金がか
かるので、望ましくない。
高品質のフィルムを形成する一方で液状被膜の基材への
浸透をコントロールすることは、すべての変数を最適化
すること(このことは、せいぜい、これらの変数を折衷
させることである)によって達成することができる。例
えば、基材の変性を行って、被膜の浸透に対してより大
きな耐性を有するようにすることができる。しかしなが
ら、これらの、この技術分野において公知な変性は、い
ろいろな性質に悪い影響を及ぼし、例えば、被膜の付着
力を低下させ、基材のドレープ性と柔軟性を低下させ、
基材の透過性を損い、そして被膜の形成に先がけて行う
追加の処理工程のコストを上のせする。基材におけるこ
れらの変性は一般的に行われているものであり、また、
さらに、上述の被覆方法を促進する適当な特性を有する
ことによって選択がすでに制限されている基材の範囲を
よりせばめるものである。
この技術分野では、被膜が基材に浸透するのを防止する
ために、レオロジー及び表面張力のコントロールを通じ
て被膜の変性を行うことを教示する。許容し得る被膜の
範囲は、したがって、さらにせばめられる。なぜなら、
これらの折衷案には有害な結果、例えば付着力の低下が
伴い得るからである。
好都合なことには、この技術分野において、広い範囲の
基材やいろいろな化学物質の被膜を上述のグループの被
覆方法による被覆製品に使用できるように使途をひらい
た多くの技法が開発された。
一般的に、これらの被覆方法は、フィルムの基材中への
浸透をひきおこす水圧をコントロールしかつ最小にする
ことを意図したものである。しかし、相互の作用をいろ
いろな程度までバランシングすることは依然として必要
であり、また、前記したように、結果として折衷策をと
らなければならないこともしばしばである。したがって
、フィルムの形成を行いかつ同時に基材との結合を行う
技法によって製造される被覆製品は、より緊密でより平
滑な基材に、そして中庸の粘度を可能ならしめるような
被覆化学物質に、範囲が限定されている。
これらの被覆方法はまた、薄くて連続的な被膜が所望で
ある場合に、使用可能な基材をさらに制限する。もしも
基材に実質的なテキスチャー(表面模様など)が存在す
るならば、連続性を保証するために、より厚い被膜を形
成しなければならないか、されなければその反対である
。もしも、機能の面から薄い被膜が所望であるならば、
平滑な基材を選択しなければならない。さらに加えて、
不可能ではないとしても、開口をもった基材上に被膜を
形成することは非常に困難である。
基材を1選択するに際して、基材との結合に先がけてフ
ィルムの形成を行う場合、より大きな融通性が可能とな
る。これらの方法では、しかし、用いる化学物質に特別
のレオロジー特性が必要であり、したがって、利用候補
の被覆用化学物質が制支配される業界及び製品において
見い出される。
装置及び化学物質の性能の面の要件は、被膜の膜厚が小
さくなればなるほどより正確度が増大する。
さらに加えて、これらの方法では、被膜の基材に対する
付着力とその被膜の基材中への浸透の間の釣り合いの問
題が依然として存在している。
これらの技法によって形成されるフィルムは、フィルム
の形成後に直接に基材に結合せしめられるよりもむしろ
、基材に積層(貼合せ)されることが屡々である。この
ことが事実となるのは、特に、フィルムの一体性が破壊
されるのを避けるためにそのフィルムを薄くかつ連続的
にすることを所望とするような場合においてである。積
層は、その語を本願明細書においで用いた場合、フィル
ムが独立して形成され、そして引き続いて、それらのフ
ィルムが基材に対して付着せしめられることを必要とす
る。とりわけ、薄くて連続的なフィルムが必要な場合に
は、独立の接着剤層を介してフィルムを基材に付着させ
ることが麗々である。
場合によっては、この付着工程を、フィルムの表面層を
部分的に再溶融するか、もしくは別法によればリフロー
によって、達成してもよい。このアプローチは、しかし
、特に薄いフィルムに関して先に言及したものと同様な
、付着性、浸透性、連続性及びコントロールの問題をか
かえている。さらに、積層は、接着剤層の基材中への浸
透を調節することがなおも必要である一方°で別の処理
工程も必要であるという、好ましくない要件を有してい
る。このようなかけ引きの窓口を作った試みは、完全に
満足し得るものではないけれども、この技術分野におい
てよく知られており、かつ自体開発の努力が続けられて
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、微孔性の基体く足場、すなわち、5c
affoldのことを本願明細書では基体と呼ぶ)材料
を含んでいて、開放連続気孔の微細構造及び40%より
も大きな気孔率を有し、かつ、その際、前記気孔が実質
的にあるいは完全に化学物質で充填せしめられているよ
うな製品が提供される。
1態様において、前記基体材料は、70%よりも大きな
気孔率を有していてもよい。もう1つの態様において、
前記基体材料は、85%よりも大きな気孔率を有してい
てもよい。この基体材料は、100−未満の厚さを有す
ることができ、好ましくは35廊未滴の厚さ、最も好ま
しくは20−未満の厚さである。
本発明の基体は、PTFB (ポリテトラフルオロエチ
レン)又は膨張延伸PTFE(expanded PT
FE、以下8PTFBとも呼ぶ)からできていてもよい
。また、この基体を重合体(合成及び天然)、プラスチ
ックス及びエラストマーから製造してもよい。
化学物質は、いろいろなもののなかから選択することが
できる。本発明の化学物質は、溶融加工可能な樹脂、熱
可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、溶媒和材料、紫外線硬化性
材料、化学線硬化性材料、プラスチックスあるいは液相
中で処理することのできる重合体であることができる。
1態様において、この化学物質は選択透過性の重合体で
ある。
本発明の製品は、防水一通気性製品、防水一通気性衣料
、靴又は手袋において使用することができる。この製品
はまた、医療機器及び選択透過性膜においても使用する
ことができる。この製品はまた、以下に限定されるもの
ではないけれども、テント、日除け、カノピー(ひさし
)、窓カバーあるいは包装材料において使用してもよい
。さらに、この製品は、電線絶縁材、印刷回路基板、お
むつ、女性用衛生用品、鞄、離型材及びライナーにおい
て使用してもよい。
本発明によれば、連続気孔を有しておりかつ気孔率が4
0%よりも大である微孔性基体材料の気孔空間中に化学
物質を混入することを含んでなる、前記製品の製造方法
もまた提供される。
以下、本発明の新規な被覆製品及びその製造方法を詳細
に説明する。
本発明の課題解決の1つのかぎとしては、多孔性の基体
材料を利用して、被覆製品において処理的利点及び最終
製品の驚くべき特徴の両方をもたらすことがある。基体
材料は、多孔質であり、かつ、好ましくは、最終的に所
望な膜厚にほぼ等しい厚さをもつように、選らばれる。
基体材料に利用することのできる多孔質材料には、いろ
いろな例が存在している。
本発明の1つの特徴は、広範囲の材料を基体材料として
使用することができることである。例えば、基体材料は
、重合体く合成及び天然)、プラスチックス及びエラス
トマーを包含する。かかる基体材料は、その材料の化学
的性状や気孔を形成する方法によって制限されないと考
えられるけれども、しかし、物理的及び構造的特性によ
ってより制限されるものと思われる。
好ましい基体材料は、微孔性のものであることがわかる
。さらに詳しく述べると、好ましい基体材料は、微孔性
の気孔からなる開放した連続気孔の網状構造を有してい
る。さらに、本発明の基体材料は、40%のオーダーの
高い気孔率を有していて、好ましくは約70%を土建る
気孔率、そして最も好ましくは85%を土建る気孔率で
あることがわかる。このように気孔率が高いと、気孔へ
の化学物質の充填を実質的に一回で済まし、よって、最
終被膜の化学を基体材料のそれではなくて、化学物質の
それに近づけることができる。本発明の教示内容は基体
材料の厚さを限定するものではなく、また、そのような
厚さの限定は、得られる被膜の最終所望膜厚による以外
はない。しかし、本発明は、約1007−もしくはそれ
未満、好ましくは約40−もしくはそれ未満、そして最
も好ましくは20J!In未満の厚さを有する基体材料
を用いた時により容易に実施し得るということが判明し
た。
気孔率は、基体を構成している材料の物理的寸法、重量
及び密度から、基体の破壊を制限する厚さあるいはその
・他の手段を測定するための軽量バネ負荷式マイクロメ
ータを使用して、測定することができる。
好ましい基体材料は、膨張延伸PTFB(εPTFB)
である。この材料は、開放せる連続気孔が多数存在する
こと、高強度であること、そして安定な化学的性質を有
していること、を特徴としている。この材料は、米国特
許第3.953.566号及び同第4、187.390
号に記載の教示内容にしたがって製造することができ、
また、さらに、非常に高い気孔率まで膨張延伸させ得る
こと、及び均一な厚さに製造し得ること、を特徴として
いる。
本発明において用いられる化学物質は、基体材料を利用
することのおかげで、非常に広くかつ多様な性状を奏す
ることができる。唯−判っている制限は、化学物質が処
理中に、さらに詳しく述べると、化学物質を基体材料に
適用する間に、液相として存在し得ることである。化学
物質は、それが液体である場合、したがって、上記した
基体材料の気孔構造の中に入っていって、その気孔に実
質的に充満し、よって、全体の化学が実質的に化学物質
のそれとなるような高充填の材料を提供することができ
る。化学物質の選択は、第1に、それらの物質を用いて
最終被覆製品で得ようとしている所望の機能にもとづい
て行われる。化学物質は、基体材料中に添加された後、
硬化、反応、乾燥又はその他の凝固手段を経て最終被膜
を提供する。基体材料が高度の多孔性を有しかつ化学的
に不動態である場合、例えばεPTFEを使用する場合
、化学物質は、得られる被膜の化学特性を決定する主た
るファクターである。そういうわけで、被膜の機能面で
の性質をもたらすものは化学物質である。
適当でかつ満足し得る化学物質は、それらを説明すると
(但し、可能な化学の幅を制限するものではない)、溶
融加工可能な材料、溶媒和材料、UV又は化学線硬化性
材料、プラスチゾル材料、モして液相の状態にあるその
他の重合体あるいは重合体溶液を包含する。したがって
、かかる化学物質によってもたらされるところの最終被
膜における特性は、機能的に広い範囲にわたると、例え
ば、以下に限定されるものではないけれども、防水及び
通気性、導電性、化学的選択性、耐磨耗性、不透明性、
難燃性、高温特性、そして柔軟性であると考えることが
できる。
好ましい化学物質は、非常に少量の溶媒あるいは不安定
物質を有するものであると考えることができ、また、さ
らに好ましくは、処理後において液体から固体への10
0%変換が可能であるものである。
そのために、基体材料と化学物質の間の可能性の幅が与
えられたとすると、総体的な所望の結果を得るため、何
らかの実験が必要となる。この実験は、いろいろな最終
製品及び/又は特徴を達成するため、基体材料又は化学
物質のいずれか一方、あるいは両者を要求の通りに調製
することを包含するであろう。ところで、以下に記載す
る説明は、当業者であって特定の被覆製品を製造するこ
とを希望する者にとっての一般的なガイドとして有用で
あろう。
この本発明の1つのユニークな面は、プロセスが簡単で
ありかつ融通性に富むことである。化学物質を基体材料
の気孔に導入して被膜を形成し、次いでこの被膜を基材
と合する。次いで、化学物質において利用される化学の
凝固モード°に依存して、化学物質を硬化、反応、ゲル
化、乾燥又は凝固させるかもしくはそれを惹起し、よっ
て、最終被覆製品を提供する。
化学物質を基体材料に供給するに当っては、多孔性基体
材料の気孔を充填するかもしくは実質的に充填するのに
必要なコントロールされた容量でもってそれを行う。被
覆方法は、それを説明すると、以下に記載のものに限定
されるものではないけれども、第1図に示されるような
4本ロールの段重ねを用いて下記のように行うことがで
きる:化学物質の計量とそのコントロールは、グラビア
ロール1及びドクタブレード/供給材料の溜め10を用
いてそれを行う。化学物質9を連続的に移動せる基体材
料9に、2本の回転ロール2及び3の間で、薄くて連続
しだ液膜として供給する。
上記した回転ロールの一方、2には、化学物質が塗布さ
れており、また、他方のそのようなロール3には、基体
材料5の多孔性構造体中に化学物質を圧入するため、支
持体の作用が付与されている。
引き続いて、被膜7(すなわち、基体材料プラス化学物
質)を2本の回転ロール3及び40間で基材6と合する
。こ、のようにして、本発明の被覆製品8を得ることが
できる。また、この方法をさらに変更して、被膜の裏面
に第2の基材を施してサンドイッチ効果(2枚の基材の
中間に被膜を介在させること)を得ることもできる。さ
らにまた、この方法を利用して、基材の両面に被膜を施
すことも可能である。
本発明の多くの利点の1つとして、多種多様の基材を被
覆製品に加工できることがあげられる。
これは、基材が、フィルム形成プロセスをコントロール
しないばかりでなく、基材の形状寸法、性質又は特性が
被膜の基材中への浸透をコントロールしないからである
。基体は、化学物質が基材のなかに入り込んでいってそ
れiこ付着する程度を意外な形でコントロールしかつ、
さらに、被膜の形状寸法及び連続性をユニークな形でコ
ントロールし、したがって、任意の形状寸法(すなわち
、厚さ、テキスチャー、開放度など)を具えた任意の基
材の選択を可能にする。基材の選択は、したがって、主
として、最終使用に係る要件のニーズに応じて行われる
上述の技法によって製造される被覆製品は、多くのユニ
ークな特性を有していることがわかる。
本発明により提供される材料の顕微鏡写真(第2図)を
見ると、被膜(化学物質と基体材料が組み合わさったも
の)が基材に対して独特な形で付着していることがわか
る。驚くべきことに、被膜と基材とは特定の個所におい
てのみ結合している。
このことは、従来の技術において一般的に認められた結
合(第3図)とは対照的である。第3図では、被膜は、
一般に、基材の外形線に従っており、かつ/また、基材
中の気孔と谷を埋めていると思われ、そして全体的に規
則的な厚みを存していないと認められる。このことは、
用いられる化学物質にかかわらずかつ用いられる基材に
かかわらず当てはまると解され、また、基材を被膜に結
合させる際に加えられる圧力によって左右されることが
ない。被膜は、顕微鏡的スケールで見た場合に、基材の
表面の外形線に従っているというよりもむしろ、基材の
接触点間で橋をかけているように認められる。さらに驚
くべきことには、被膜層を基材に付着せしめているとこ
ろの化学物質が、通常、被膜層と基材の接触点のところ
で高濃度で存在していることが8忍められる。
本発明の被膜は、非常に薄く可能であって、屡々25−
未満であり、また、非常に連続した性状を具えている。
これらの製品はすぐれたドレープ性を呈示し、実際、そ
のドレープ特性はもとの基材のそれに実質的に同じであ
る。したがって、薄くて連続的な被膜を種々の基材に施
して、基材に望ましい性質の全部、例えばドレープ性や
美観を保持する一方で、機能的性質、例えば防水性を追
加することができる。この手段によって、有用でありか
つ従来の方法では今までに得られなかった被覆製品を、
簡単な手法を使用して得ることができる。このように化
学及び基材を適宜選択することの結果として、全く新規
なグループに属する被覆製品を提供することができる。
本発明は、基体材料を利用したことを通じて、被覆製品
を製造するに際して、基材と化学物質を本質的に互いに
無関係となすものである。実際に、基体及びその化学物
質は、基材に付着させなくても、それ自体で有用な製品
として使用することができる。被膜を基材に付着させる
に際して、基材の両面がこの被膜を有してもよく、ある
いは2枚の基材の間に被膜をサンドイッチしてもよい。
多層構造の使用もまた可能である。被覆製品を製造する
ためのこのアプローチには大きな融通性があり、また、
したがって、いろいろな製品が考えられかつ、さらに、
多くの用途も同様に考えられる。
被覆製品及び用途は、創作力、必要性、そして入手可能
な材料によってのみ制限されるものである。
適当な基材上に親水性の化学を具えた薄くて連続した被
膜を被覆したものは、防水通気性を利用した用途、例え
ば衣料、自動車カバー、おむつ、成人用失禁用品、女性
用衛生用品、防護衣服、医用バリヤ、靴/手袋材料、テ
ントなどにおいて有用性が見い出されるものと、期待さ
れる。
本発明の製品は、防水性及び通気性の用途における使用
に限定されるばかりではなくて、ドレープ性、美観及び
連続性が重要であるような場合にも使用することができ
る。このような領域としては、日除は及びカッピー、壁
及び窓のカバー(カバリング)、ライナー及びアセンブ
リ材料、種々の断熱ブランケット、旗、包装材料、膨張
式アセンブリ、そして居所的環境コントロール用材料が
あげられる。本発明の技法は、適当な化学物質、例えば
パーフルオロスルホン酸又は特別にデザインされたポリ
ウレタンを選択することによって、選択透過性の膜にお
いて使用してもよい。さらに、化学物質を適宜選択する
と、電線及びケーブル工業で使用するための、導電性、
不導電性、高温特性あるいはその他の性質もまた本発明
の技法によって生み出される。この技法によって、自体
有用であるか(すなわち、基材なしで)、もしくはその
他の材料と組み合わせて有用である被膜を製造すること
ができる。これらの被膜は、複合体アセンブリにおいで
あるいはシート状接着剤として有用である。この技法か
ら、薄くて連続した形のプラスチックス及びエラストマ
ーの特徴からの利点をとり入れた用途も有利であろう。
期待されるその他の一般的な用途としては、滅菌包装材
、スポーツ用品、研磨布、バッグの内張り、線用及び一
般用カバー、医用製品、放出調節製品、ジェオーテキス
タイル、そしてジェオ−メンプランをあげることかでき
る。
〔実施例〕
以下に記載する実施例で本発明のいくつかの態様を説明
する。しかし、これらの実施例は本発明の範囲を限定す
るものではないことを理解されたい。
試験方法 下記の実施例では、追加される機能を立証するために、
いろいろな異なる試験を使用した。以下、これらの試験
方法を説明する。なお、必要あれば、これらの試験やそ
の他の試験を任意に使用し得ることを理解されたい。こ
れらの試験のいずれかあるいは全部を満足させることは
不必要である。最終用途によって適当な試験が決定され
る。
ガーレイ数の測定: EPTPBをガーレイ数(Gurley Number
) L:ライて試験した。ガーレイ数は、本願明細書の
場合、1.2kPaの圧力低下下において100ccの
空気が6.45cafの供試材料を貫流するに要する時
間(秒)として定義される。試験装置、Gurley 
DensometerModel 411Q、をAST
M [1726−58のメソッドAに同様な手法で使用
した。供試サンプルが破れるのを防止するためにその供
試サンプルの下方で補強用のメツシュスクリーン(15
0m)を使用して、IEPTFEを試験装置に取り付け
た。6個の供試サンプルを使用した。
バブルポイントの測定: EPTFEをバブルポイントに関して測定した。バブル
ポイントは、本願明細書において、空気の泡が最初に泡
立つ(サンプルを被覆した液体の膜を通って気泡が上昇
することによってこれを検出可能)に必要な圧力として
定義される。ASTLI F316−80において用い
られるものと同様な、フィルターホルダ、マニホールド
及び圧力計(最高ゲージ圧276kPa)からなる試験
装置を使用した。フィルターホルタ(↓、ベース、ロッ
キングリング、0−リングの封止材、支持ディスク及び
空気装入口からできていた。支持ディスクは、150崗
のメツシュスクリーン及び剛性を出すための有孔金属プ
レートからなっていた。供試サンプルの有効面積は8.
0±0.5 cdであった。
供試サンプルをフィルターホルダ上に固定し、そして透
明となるまで無水メタノールで湿めらした。次いで、支
持スクリーンをサンプルの上面上に載置し、そしてフィ
ルターホルダの上半分を適切に緊張した。約2印の無水
メタノールを供試サンプル上に注加した。次いで、供試
サンプル上の圧力をオペレータが徐々にかつ一様に、無
水メタノールを通る気泡の最初の定常的な流れが観察可
能となるまで、上昇させた。外側の縁部におけるランダ
ムな気泡あるいは気泡の流れはこれを無視した。バブル
ポイントを圧力計から直接に読みとった。
水蒸気透過試験: 水蒸気透過度(moisture vapor tra
nsmissionrate ;以下、1.1VT R
と記す)を測定するために用いた試験の説明を以下で行
う。この方法は、被膜及び被覆製品を試験するのに適当
であることが判明した。
この方法では、酢酸カリウムと蒸留水の飽和塩溶液約7
0−を、開口部の内径が6.5 cmである133−’
のポリプロピレン製カップに加えた。上述の塩溶液を含
有する緊張した漏れのない微孔性バリヤーを形成するた
め、カップのリップ部に膨張延伸(expanded)
 PTFE膜(以下EPTFE膜と記す)を熱封止した
。このEPTFI3膜は、ガーレイ数が約7秒で、バブ
ルポイントが約179kPaで、膜厚が約37−で、そ
して重量が約20g/m’で、米国Delaware州
Newark在のW、L、Gore and 八5so
ciates(出願人に同じ)から人手可能であった。
同様なEPTFE膜を12.5cmのししゅう用の枠に
ぴんと張って固定し、水浴の表面に浮かばせた。水浴の
装置を、温度調節室及び水循環浴を利用して23℃±0
.1℃でコントロールシタ。
MVTR測定用のサンプルを約7.5 cmの直径に切
断し、相対温度約86%のチャンバ内で最低4時間にわ
たって平衡を保った。次いで、このサンプルを、浮遊せ
るEPTFE膜の表面に表を下にして押し付けた。
そして反転させて供試サンプルの中央部上に載置した。
水と飽和塩溶液の間の駆出力によって水の移動をおこさ
せ、よって、その方向で拡散による水の流出を生じさせ
た。サンプルを15分間にわたって試験し、そして次に
カップ集成体を取り除き、再び−g以内まで秤量した。
サンプルのMVTRをカップ集成体の重量増加から算出
し、そして24時間当りのサンプルl m”ごとの水の
グラム数、g / m’/24hrs 、で表わした。
秤量し、そして上記とは逆の方向で供試サンプル上に載
置した。2つの反復MVTR値により定常状態のM V
 T Rが観察されるまで、試験を繰り返した。薄い(
0,25mm未満の)親水性被膜の場合、試験の変動の
範囲内で定常状態の情報を達成するためには1回だけの
試験間隔が必要であるということが一般的に判明した 連続性試験: 本発明の被覆製品を、改良スーター(Suter)試験
装置(低入口水圧試験用)を使用して、被膜の連続性に
関して試験した。クランプ装置を用いて2個のゴム製ガ
スケットによって封止した直径10cmのサンプルに対
して水を強制的に吹きつけた。サンプルの固定は、その
被膜側が水に当たらないようにして行った。クランプ機
構、ガスケット及びサンプルによって漏れ止めシールが
形成されていることが重要である。変形可能なサンプル
では、補強用のスクリム(例えば開放不織布)によって
サンプルを適所に保持した。サンプルを大気条件にさら
し、試験者が見ることができるようにした。サンプルに
かかる水圧を貯水器に接続したポンプによって6.89
kPaまで増大させ、その際、水圧を適当な圧力計によ
って指示しかつインライン式のバルブで調節した。水の
接触を保証するとともに供試サンプルの下面に空気がま
わり込まないようにするため、サンプルをある角度で傾
け、そして水を再@環させた。サンプルの上面を、その
サンプルを通って強制的に移動せしめられる任意の水の
存在を確認するため、最低1分間にわたって目視で観察
した。サンプル表面において認められた液状の水を被膜
の連続性における欠陥として理解した。1分間以内に液
状の水が認められなかったものについて“合格”の評価
を与えた。すなわち、ここでは、連続した被膜が防水性
の望ましい機能として規定されることがわかる。
耐摩耗性: 下記の実施例に示した耐摩耗性についてのデータを、万
能耐摩耗性試験(米連邦標準試験規格Nα191A、メ
ソッド5302)を使用することによって人手した。重
it0.45kg、空気圧10.3kPa及びTa5l
an’糸(デュポン社製のからみ合いナイロンループ糸
)でできた101.8g/m’の織布基材からなる研磨
材を使用して、サンプルが被膜連続性試験で不合格にな
るまでに費やされた研磨サイクルの回数を測定した。
導電性試験: 下記例5Hに記載の導電性被覆製品を導電性に関して、
ASTM 0257−78で用いられたものと同様な試
験装置を使用して体積抵抗率を測定することによって、
試験した。試験装置の構成は2個の平行プレートであっ
た。それぞれのプレートに、7、5 cmの間隔をあけ
て一対の銅電極を配置した。
デバイスを固定した場合に電極が垂直方向で位置決めさ
れるように、平行なプレートの調整を行った。供試サン
プルを、幅が1.25cmで、長さが7.5cmとなる
ように作製した。このサンプルを2個のプラットフォー
ムの間のギャップにマウントし、そして固定機構を作動
させて適所に固定した。固定機構は、試験の間じゅう圧
力344.5kPaで保持した。一旦サンプルを適所に
固定した後、4個の銅電極に接続したオーム計を使用し
て体積抵抗率を測定した。
ミューレン破裂試験; 下記例1に記載の被覆製品を防水性に関して、ミニーレ
ン破裂試験(米連邦標準試験規格Nα191、メソッド
5512)によって評価した。破裂圧力かもしくは本発
明の被覆製品が漏水し始める圧力を測定するために、低
圧側に基材がありかつ高圧側に被膜がある被覆製品を試
験した。
有効膜厚の測定: 被覆製品の有効膜厚を決定するため、供試サンプルの横
断面部分の顕微鏡写真を撮影した。通常、横断面部分を
500倍に拡大して使用した。この拡大率で、有効被膜
は、基材との接触点間に橋かけが認められる領域である
と、目視により決定した。
この領域の厚さを顕微鏡写真上の参照スケールを使用し
てマニュアル測定した。
難燃性試験: 被覆製品の燃焼試験を米連邦標準試験規格、メソッド5
903に従う方法を使用して実施した。この方法で、供
試サンプルの耐燃性を決定し、かつ残炎時間、残侭時間
及び炭化長を測定した。
適当な未洗浄の供試サンプルを平滑で緊張させであるテ
ストホルダにおいて位置合わせした。サンプルホルダを
換気チャンバ内のが大バーナ上に配置した。ガス圧を調
節して、その火炎がインディケータの頂部に達するよう
にした。供試サンプルを122秒間わたって火炎にさら
すことによって、試験を開始した。この時間の間、点火
用の火炎が消えた後もサンプルが燃焼し続ける時間を試
験者が記録した。2秒間もしくはそれ未満の残炎時間が
読み取れたものを合格と判断した。残侭時間を、炎が消
えた後でも材料が赤く輝いている時間を観察することに
よって測定した。2秒間もしくはそれ未満の残侭時間が
読み取れたものを合格と判断した。サンプルの輝きがな
くなった後、試験者がそのサンプルをホルダから取り外
し、カウンタ甲板上に平らに載置した。サンプルを、そ
の高炭化個所のところで長手方向に折りたたんだ。
次いで、このサンプルを、その炭化した端部を軽量スケ
ールにクランプすることによって引きちぎった。サンプ
ルの端部とその引きちぎれた頂部の間の長さを測定する
ことによって炭化長を決定した。10cmもしくはそれ
未満の炭化長を合格と判断した。
例1 本発明に従い、第1図に示した装置を使用して、被覆製
品を製造した。ロールコータを、幅員0.425m、4
本ロールの段重ね形状で、モして幅小機(テンタ)及び
巻取り装置と一直線に配置して、使用した。段重ねの構
成は、グラビアロール、4角形のパターン、Icmにつ
き33個のセル、セルの深さ110μ(33Q/110
)、このロールと275.6kPaでニップを形成する
、90ジニロメータのVitonO(デュポン社製のフ
ルオロエラストマー)ゴムローノペこのロールと137
.8kPaでニップを形成するクロムロールへそしてこ
のロールと137.8kPaでニップを形成する、60
ジニロメータのシリコーンロールであった。グラビアロ
ールを100℃に、そしてクロムロールを85〜90℃
に加熱し、接触せるゴムロールもまた高温とした。グラ
ビアロールを、米国特許第4.532.316号の教示
内容に従って調製した反応性ホットメルト型親水性ポリ
ウレタンを含有するトラフと接触させた。前記化学物質
の溶融粘度は、100℃の適用温度で平行振動ディスク
を使用してレオメータ上で測定して、約5000cps
であった。この化学物質を、グラビアロールから、それ
が基体材料と接触するに至るまで、ロールの段重ねにそ
って移動させた。基体材料は、米国特許第3.953.
566号及び同第4.187.390号に記載の教示内
容にしたがって調製したEPTFEであり、気孔率的8
7%、全体厚約18角及び重量的6g/m″であった。
被膜(すなわち、基体と化学物質が結合したもの)を5
0%150%ポリエステル/綿の織布基材、142.5
g/m’、とクロムロール/シリコーンロールニップの
ところで接触させた。次いで、このようにして製造され
た被覆製品をニップから幅小機まで移送し、さらに水ス
プレー内を通過させて巻取りロールに送った。
次いで、被覆製品を周囲条件下に48時間にわたって硬
化させた。この被覆製品の最終的な性質を次の第1表に
示す。すべての性質は、上記したところの適当な試験を
使用してもとめた:第1表 例1の被覆製品の性質 全重量:          148.6 g /ゴM
VTR:          2f200 g / m
’/ 24hrs全厚:           0.3
1/mmミューレン破裂試験:    434,1kP
a有効膜厚:       4〜5− 被膜連続性試験一    合 格 例2 本例では、本発明の被覆製品の優秀性を従来の被覆織物
と比較して説明する。
従来の技法は米国特許第4.532.316号、例10
、に記載されており、本発明をさらに説明するためのこ
の技法を使用する。第3図は、トランスファー塗布法を
用いて作製した。上述の文献に記載の被覆織物の顕微鏡
写真である。このトランスファー塗布法では、フィルム
の形成とフィルムと基材の結合を別の段階で行い、そし
て重合体フィルムと織物の布帛との結合をコントロール
された水圧の行使を介して行った。第3図において認め
ることができるように、被膜は、大きさが大幅に異なる
厚い領域と薄い領域の両方を有することがわかる。薄い
領域は、織物の高スポットによってひきおこされるもの
であって、先に述べたように、被膜の連続性に対して障
害となり得る。この被膜は、高スポットを橋かけしてい
るとはδ忍められす、むしろ、かかるスポット間の隙間
を埋め尽している。
第3図及び第2図の比較を通じて、本発明と従来技術の
間の相違点がより明らかとなる。
例3 本発明の融通性を立証するために、いろいろな基材、化
学物質及び基体材料(第4図参照)を使用して23回の
要因分析を行った。使用した材料は、下記の通りである
: 基材 1、織 布:ポリエステル/綿の混紡織布(102〜1
43g/m″)。
2、不織布;スパンボンデツドのボリアミド不織布(1
0g/m’)。
化学物質 1、 ホットメルト:前記例1に記載の反応性ホットメ
ルト型親水性ポリウレタ ン。
2、UV:下記例5Bに記載の親水性ポリウレタンアク
リレート。
基体材料 1.8PTFE  :膨張延伸ポリテトラフルオロエチ
レン(米国特許第3.953.566号及び同第4.1
87.390号に記載の手法に従い製造;大略の気孔率
=87%、大略 の厚さニア−1大略の重量=6g/ m′)。
2、PP:微孔性ポリプロピレン(商品名Ce1gar
d’2500として人手可能;大略の気孔率=45%、
大略の厚さ=25廊、大略の 重量=10g/m’)。
例3A 50%150%ポリエステル/綿混紡織布基材を、前記
例1において記載した手法を使用して、親水性で反応性
のホットメルト型ポリウレタンとBPTFEとからなる
被膜と合し、周囲条件で48時間にわたって硬化させた
。下記・の第2表に示すような性質を具えた最終被覆製
品が得られた。E!PTFEを基体材料として使用した
場合、満足し得る美観及び特に満足し得るドレープ性が
最終被覆製品において得られた。
例3B 50%150%ポリエステル/綿混紡織布基材を、前記
例1において記載した手法を使用して、親水性の反応性
のホットメルト型ポリウレタン及び微孔性ポリプロピレ
ン基体材料からなる被膜と合し、周囲条件で48時間に
わたって硬化させた。
下記の第2表に示すような性質をもった最終被覆製品が
得られた。
例3C 前記例1に記載の手法を使用して、スパンボンデツドの
ポリアミド不織布基材を親水性反応性ホットメルト型ポ
リウレタン及びBPTFB基体材料からなる被膜と合し
、水スプレーを適用しないで、周囲条件で48時間にわ
たって硬化させた。下記の第2表に示すような性質をも
った最終被覆製品が得られた。
例3D 前記例10手法を使用して、スパンボンデツドのポリア
ミド不織布基材を親水性反応性ホットメルト型ポリウレ
タン及び微孔性ポリプロピレン基体材料からなる被膜と
合した。本例では、しかし、ピラミッド形のセルをもち
、1cm当りのセル数が9.8個であり、セル毎の深さ
が236角(9,8P /236)であるグラビアロー
ルを代りに使用し、かつ水スプレーを用いなかった。周
囲条件で48時間にわたって硬化させたところ、下記の
第2表に示すような性質をもった最終被覆製品が得られ
た。
例3E 前記例1に同様な手法を使用して、スパンボンデツドの
ポリアミド不織布基材を25〜30℃のポリウレタン−
アクリレート及びBPTFB基体材料からなる被膜と合
した。本例では、しかし、ロールを25〜30℃とし、
すべてのロール間の圧力を275.6kPaとし、そし
て2本の紫外線、118W/cm水銀ランプを一列にな
らべ、水スプレーを用いなかった。UVランプ下を通過
させることによって化学物質を硬化させ、ひき続いて周
囲条件下に48時間にわたって最終硬化を行った。下記
の第2表に示すような性質をもった最終被覆製品が得ら
れた。
例3F 前記例3Eと同様な手法を使用して、かつ9.8P /
236のグラビアロールならびにグラビアロールとゴム
ロール間のニップ圧力、ゴ110−ルとクロムロール間
のニップ圧力、そしてクロムロールとシリコーンゴムロ
ール間のニップ圧力としてそれぞれ103 、551及
び69kPaを使用して、70%/30%ポリエステル
/綿混紡織布基材を25〜30℃のポリウレタン−アク
リレート及び微孔性ポリプロピレン基体材料からなる被
膜と合した。
UVランプ下を通過させることによって化学物質を凝固
させ、そして引き続いて周囲条件で48時間にわたって
硬化させた。下記の第2表に示すような性質をもった最
終被覆製品が得られた。
例3G 前記例3Fに記載の手法を使用して、スパンボンデツド
のポリアミド不織布基材を25〜30℃のポリウレタン
−アクリレート及び微孔性ポリプロピレン基体材料から
なる被膜と合した。UVランプ下を通過させることによ
って化学物質を凝固させ、そして引き続いて周囲条件で
48時間にわたって硬化させた。下記の第2表に示すよ
うな性質をもった最終被覆製品が得られた。
例3H 前記例3Eと同様な手法を使用して、かつロールを40
〜45℃で、そしてグラビアロールとゴムロール間、ゴ
ムロールとクロムロール間、及びクロムロールとシリコ
ーンゴムロール間の圧力トシてそれぞれ276 、27
6及び413kPaを使用して、50%150%ポリエ
ステル/綿混紡織布基材を25〜30℃のポリウレタン
−アクリレート及びBPTFB基体材料からなる被膜と
合した。UVランプ下を通過させることによって化学物
質を凝固させ、そして引き続いて周囲条件で48時間に
わたって硬化させた。下記の第2表に示すよう!よ性質
をもった最終被覆製品が得られた。
基  材     化学物質 3Δ        X    χ    −3B  
      X     X     −3CX   
      X     −3D    X     
    X     −3E    X     −−
X 3F         X         X3G 
   X     −−X 3HX         x 第2表 複合体の性質 基   体 x        O,3221,175合格    
4−5−    X    O,499,321合格 
   25X     ’   0.14    21
.TOO合格    4−5−    X    O,
15−0,1712,858合格    24X   
     O,1022,841合格    4−5−
    X    O,357,869合格    3
〇−X    O,13−0,148,947合格  
  24X        O,3513,400合格
    22例4 本発明を実施するのに有用な基材の幅を立証するために
、キャリヤウェブとして用いられる幅38cm、長さ約
4.6mの未仕上げタフタ(47,5g/m′)上に2
9種類の異なる不織布基材を載置した(マスキングテー
プを使用)。不織布のサンプルは、製造業者作成の技術
パンフレットや1986年Inda会議の’Nonwo
ven C1assics”なるタイトルのパンフレッ
トから入手した風合い見本であった。
したがって、前記例1でアウトラインを示した手法(9
5℃のグラビアロール)に従って、前記例1の反応性ホ
ットメルト型親水性ポリウレタン及びεPTFIEなら
びに不織布基材とともに本発明の方法を使用して、薄く
て連続した被膜を有する広範囲の被覆製品を一回実施の
実験でもって製造した。これらの製品を周囲条件で48
時間にわたって硬化させたところ、下記の第3表に示す
ような性質をもった最終被覆製品が得られた。
例4A 前記例1に記載の手法を使用したもう1つの実験におい
て、3種類の追加の風合い見本の不織布基材(下記第3
表のサンプルNα30〜32)をキャリヤタフタにテー
プで貼り付け、そして薄くて連続した被膜を有する被覆
製品に変えた。これらの製品を周囲条件で48時間にわ
たって硬化させたところ、下記の第3表に示すような性
質をもった最終被覆製品が得られた。
例4B 前記例1に記載の手法を使用した、但し、水スプレーを
行わないもう1つの実験において、幅43cmで数フィ
ートの溶融ブロー成形エチレン酢酸ビニル基材(101
,8g / m’)を反応性ホットメルト型ポリエチレ
ン及び8PTFE基体材料と合した。
化学物質を周囲条件で48時間にわたって硬化させたと
ころ、下記の第3表、サンプルNα33に示すような性
質をもった適当なサイズの被覆製品が得られた。このこ
とから、連続性実験におけるサンプルNα18の不合格
は例外であることが確かめられる。
例5 本発明の別の融通性を立証するために、いろいろな化学
物質をEPTFB基体材料及び適当な基材と使用して、
被覆製品を製造した。
例5A 前記例1に記載の手法を使用して、水スプレーを行わな
いで、スパンボンデツドポリアミド不織布基材(10,
2g / m )を前記例1の反応性ホットメルト型親
水性ポリウレタン及びεPTFB基体材料からなる被覆
と合した。化学物質を周周囲件で48時間にわたって硬
化させたところ、被膜連続性試験にパスし、かつ全厚が
0.138mm、 MVTRが21、 Too g /
 rn’/ hrs及び有効膜厚が4〜51mテする最
終被覆製品が得られた。
例5B 親水性のポリウレタン−アクリレート組成物を233.
4g (1,8672モル当量)の4.4’−ジフェニ
ルメタンジイソ、シアネート、682.4g  (0,
9329モル当量)の分子ff11463のポリオキシ
エチレングリコール及び101.8g (0,7069
モル当量)の1゜4−ブタンデジオールモノアクリレー
トから、152.7g (組成物の15%pbw)の、
反応性希釈剤トシてのN−ビニルピロリドン、0.17
g(組成物の1.7 ppm)の、熱安定剤としてのフ
ェノチアジン、30.534g (組成物の3%pbw
)の、光開始剤としてcDIrgacure’ 500
 (チバーガイギー社製;ベンゾフェノンと1−ヒドロ
キシフェニルシクロへキシルフェニルケトンの50%1
50%共融混合物であると考えられる)を使用して、次
のような手法に従って調製した: 80℃のポリオキシエチレングリコールを11のジャケ
ット付き重合がまに80℃で装填し、そしてフラスコ全
体を攪拌しながら最低2時間にわたって真空で排気して
脱ガス及び水分の除去を行った。次いで、真空をこわし
、それを乾燥窒素パージで置き換えた。フレーク状の4
.4′−ジフェニルメタンジイソシアネートを攪拌中の
80℃の反応容器に装填した。イソシアネートの添加後
一般に2時間以内で、標準ジブチルアミン滴定(AST
M 02572−80)により測定して、理論値のNC
0%が達成せられた。このようにして得られたインシア
ネート末端基含有ポリオキシエチレンを真空で排気し、
そして乾燥空気でパージした。
攪拌を増強しながら、反応物を45℃まで冷却した。N
−ビニルピロリドンを45℃の反応容器に装填した。即
刻の粘度の低下が観察された。N−ビニルピロリドンの
添加後直ちに、反応物をさらに35℃まで冷却した。フ
ェノチオジン及び1゜4−ブタンデジオールモノアクリ
レートを反応容器に装填し、これを35℃で一晩(18
時間)にわたって保持した。理論NCO%を標準ジブチ
ルアミン滴定法によって測定し、これが理論値と一致す
ることを見い出した。Irgacure@ 5QQを、
コハク色の低密度ポリエチレン容器中に排出する直前の
アクリレートキャップ含有プレポリマー中に混入した。
これらの容器を30℃で保存したところ、ポリウレタン
−アクリレートが低粘度の液体の状態で保持された。
次いで、前記例1と同様な手法を使用して、かつロール
を25〜30℃で、ロールの段重ねの圧力を276kP
aで、そして2個の直列の紫外線、118W/cm水銀
ランプを用いて、また、水スプレーを行わないで、スパ
ンボンデツドポリアミド不織布基材(10,2g/mつ
を25〜30℃の上述のポリウレタン−アクリレート及
びEPTFB基体材料からなる被膜と合した。UVラン
プ下を通過させて化学物質を凝固させ、引き続いて周囲
条件で48時間にわたって硬化させたところ、全厚が0
.1 mm5MVTRが22、800 g / m’/
24hrs 、そして有効膜厚が4〜5−であり、かつ
補強用スクリムを用いた時に連続性試験にパスするよう
な最終製品が得られた。
例5C 前記例1と同様な手法を使用して、かつロールを周囲温
度で、そしてグラビアロール及びゴムロール間、ゴムロ
ール及びクロムロール間、クロムロール及びシリコーン
ゴムロール間をそれぞれ137、8.68.9.68.
9kPaとし、そして赤外線炉付きの幅小機を約160
℃にセットして、スパンボンデツドポリアミド不織布基
材(10,2g / m’)をPvCプラスチゾル及び
BPTFII!基体材料からなる被膜と合した。化学物
質を炉内で溶融させたところ、連続性試験にパスし、か
つ全厚が0.138[1110゜MVTRが90 g 
/ m’/ 24hrs及び有効膜厚が12pmである
最終被1製品が得られた。
例5D 前記例5Cの方法を使用して、但し赤外線炉を用いない
で、スパンボンデツドボリアミド不織布基材(10,2
g/m″)を溶媒和ポリウレタンプレポリマー(この技
術分野において公知であるように、ポリ (テトラメチ
レンオキシドを4.4′−ジフェニルメタンジイソシア
ネートでキャップすることによって調製;固体80%、
キシレン20%)及びIEPTFB基体材料からなる被
膜と合した。化学物質を乾燥させ、周囲条件で48時間
にわたって硬化させたところ、全厚が0.113mm、
 MVTRが1.600g / m’/24hrs 、
有効膜厚が10−であり、かつ連続性試験にパスする最
終被覆製品が得られた。
例5E 前記例1に記載の手法を使用して、但し本例では9.8
 P /236グラビアロールを代りに使用しかつ水ス
プレーを行わないで、スパンボンデツドボリアミド不織
布基材(10,2g / m’)をポリ (テトラメチ
レンオキシド)グリコール主鎖を有しかつ米国特許第4
.532.316号、例3の教示内容にしたがって調製
した反応性ホットメルト型ポリウレタン、及びEPTF
IE基体材料からなる被膜と合した。
化学物質を周囲条件で48時間にわたって硬化させたと
ころ、全厚が0.158〜0.168+nm、 MVT
Rが1、200 g / m”/ 24hrs 、有効
膜厚が9〜10mであり、かつ連続性試験をパスする最
終被覆製品が得られた。
例5F 前記例5Eの手法を使用して、スパンボンデツドボリア
ミド不織布基材(10,2g/m″)をポリ力ブロラク
クンジオール主鎖を有しかつ米国特許第4、532.3
16号の教示内容に従って調製した反応性ホットメルト
型ポリウレタン、及びEPTFE基体材料からなる被膜
と合した。化学物質を周囲条件で48時間にわたって硬
化させたところ、サイクル数50の耐摩耗性試験と被膜
連続性試験にパスし、かつ全厚が0.155〜0.16
3正、有効膜厚が12〜14−である最終被覆製品が得
られた。
例5G 前記例10手法を使用して、但しグラビアロールを12
0℃としかつ水スプレーを行わないで、NomexTl
″l燃型アラミツド系をリップストップ様パターンで織
って得たパジャマチェック基材を前記例5Fの反応性ホ
ットメルト型ポリウレタン及びBPTFB基体材料から
なる被膜と合した。化学物質を周囲条件で48時間にわ
たって硬化させたところ、全厚が0.295〜0.30
5mm、有効膜厚が5−であり、かつ難燃性試験及び被
膜連続性試験の両方にパスする最終被覆製品が得られた
例5H 前記例5Cの手法を使用して、但し赤外線炉を用いない
で、ポリエステノペカーボン繊維導電性不織布基材(1
0,2g/mつをメチルエチルケトン(固体36%、M
6に64%)中で溶媒和させた半導電性ポリ塩化ビニル
(Scientific MaterialsCorp
orationから入手)及びEPTFE基体材料から
なる被膜と合した。化学物質を24時間にわたって乾燥
させたところ、導電率が99Ω/スクエア、全厚が0.
095〜0.105mm、そして有効膜厚が3〜4−で
ある最終被覆製品が得られた。このサンプルのサイズが
小型であるので、直径2.5 cmの低人口水圧試験(
low water entry pressure 
challengetest)を行ったところ、6.8
9kPaで1分間にわたって合格グレードが達成された
例6 本発明の融通性をさらに立証するために、種々の不織布
基材を前記例1の反応性ホットメルト型親水性ポリウレ
タン及び種々の基体材料からなる被膜と合して最終被覆
製品を製造した。
例6A 前記例10ロールコータを4本ロールの段重ね形状で使
用した。段重ねの構成は、グラビアロールと、それと2
75.6kPaでニップを形成するVitonOローノ
ペそれと689kPaでニップを形成するクロムロール
、そしてそれと137.8kPaでニップを形成するシ
リコーンロールであった。グラビアロールを90〜95
℃に、そしてクロムロールを115〜120℃に加熱し
、そしてまた、接触せるゴムロールも高温度とした。グ
ラビアロールを、前記例1の反応性ホットメルト型親水
性ポリウレタン化学物質を含有するトラフと接触させた
。なお、この化学物質の溶融粘度は、平行振動ディスク
を用いたレオメークで測定温度95℃で測定して、約2
500cpsであった。基体材料は、米国特許第3.9
53.566号の教示内容にしたがって調製したもので
あって、気孔率が約70%、全厚が約25−1そして重
量が約16.4g/m″であるEPTFEであった。被
膜(すなわち、基体と化学物質の組合せ)を、クロムロ
ール/シリコーンニップのところで、Ta5lite@
織布(Taslan糸からなる約84.9 g / m
’の織布)である織布基材、108.6 g/m″、と
接触させた。次いで、このようにして製造された被覆製
品を周囲条件で48時間にわたって硬化させたところ、
全厚が0.23mm、 MVTRが14.500 g 
/ m’/24hrs 1有効膜厚が22声であり、か
つ被膜連続性試験にパスする最終被覆製品が得られた。
例6B 前記例1に記載の手法を使用して、50%150%ポリ
エステル/綿混紡織布基材(142,5g /ms )
と反応性ホットメルト型親水性化学物質及び前記例3の
微孔性ポリプロピレン基体材料からなる被膜と合した。
化学物質を周囲条件で48時間にわたって硬化させたと
ころ、全厚が0.48mm、MVTRが肌300 g 
/ m’/24hrs 、有効膜厚が25−であり、か
つ連続性試験にパスする最終被覆製品が得られた。
例6C タフタ織布基材(64,5g / m’)を前記例1の
反応性ホットメルト型親水性化学物質及び微孔性ポリエ
チレン基体材料(Millipore Corpora
tionから入手可能;気孔率89%、報告の平均バブ
ルポイント約231.5kPa、厚さ約17.8趨、及
びベース重量4.2g/m’)と組み合わせた。この化
学物質と記載の基体材料を、前記例10手法を使用して
、クロムロールとシリコーンロールのニップのところで
275.6kPaで、合した。化学物質を周囲条件で4
8時間にわたって硬化させたところ、全厚が0、12m
m、 MVTRが肌329 g / m’/24hrs
 、有効膜厚が5μmであり、かつ連続性試験にパスす
る最終被覆製品が得られた。
例6D タフタ織布基材(64,5g/m″)を前記例1の反応
性ホットメルト型親水性化学物質及び微孔性ポリエチレ
ン基体材料(Millipore Corporati
onから入手可能:気孔率的91%、報告の平均バブル
ポイント約187.4kPa、厚さ約25.4I!Im
、及びベース重量的4.8g/m’)と組み合わせた。
この化学物質と記載の基体材料を、前記例6Cの手法を
使用して合した。化学物質を周囲条件で48時間にわた
って硬化させたところ、全厚が0.125mm%MVT
Rが7、609 g / m’/24hrs 、有効膜
厚が5iltaテあり、かつ連続性試験にパスする最終
被覆製品が得られた。
例6E タフタ織布基材(64,5g / m’)を前記例1の
反応性ホットメルト型親水性化学物質及び微孔性ポリエ
チレン基体材料(Millipore Corpora
tionから入手可能;気孔率的91%、報告の平均バ
ブルポイント約116.4kPa、厚さ約38.1jt
m、及びベース重量的5.3g/m″)と組み合わせた
。この化学物質と記載の基体材料を、前記例6Cの手法
を使用して合した。化学物質を周囲条件で48時間にわ
たって硬化させたところ、全厚が0.125mm、 M
VTRが7、096 g / m”/24hrs 、有
効膜厚が12Jsであり、かつ連続性試験にパスする最
終被覆製品が得られた。
例7 前記例1に記載の手法を使用して、かつグラビアロール
を120℃とし、そして水スプレーを行わないで、基材
としての剥離紙を米国特許第4.532.316号、例
1の教示内容による反応性ホットメルト型ポリウレタン
及びEPTFE基体材料からなる被膜と合した。48時
間にわたって周囲条件で硬化させた後、この製品は、全
厚が0.015〜0.0175mm、有効膜厚が5−で
あることが判明した。
例8 前記例1の手法及び材料を使用して、追加の基材と被膜
を合することによりサンドイッチ構造体を形成した。
例8A 前記例1に記載の手法を使用して、50%150%ポリ
エステル/綿混紡織布基材を反応性ホットメルト型親水
性ポリウレタン及びεPTFE!基体材料からなる被膜
と合した。この被覆製品を巻き取る前に、一枚のスパン
ボンデツドボリアミド不織布(10,2g/m″)を被
膜表面上に重ね、被覆製品をコアに巻き取った。化学物
質を周囲条件で48時間にわたって硬化させたところ、
被膜が基材間にサンドイッチされていて、全厚が0.3
85mm。
MVTRが14.900 g / m’/24hrs 
、有効膜厚力10paであり、かつ連続性試験にパスす
る被覆製品が得られた。
例8B 前記例1に記載の手法を使用して、50%150%ポリ
エステル/綿混紡織布基材を反応性ホットメルト型親水
性ボリウレクン及びEPTFE基体材料からなる被膜と
合した。この被覆製品を巻き取る前に、一枚の熱結合ポ
リエステル不織布(27,2g / m′)を被膜表面
上に重ね、被覆製品をコアに巻き取った。化学物質を周
囲条件で48時間にわたって硬化させたところ、全厚が
0.385〜0.465mm、 MVTRが17.90
0 g / m”/24hrs 、有効膜厚が14〜1
5I!mであり、かつ連続性試験にパスするサンドイッ
チ構造体が得られた。
例8C 前記例1に記載の手法を使用して、50%150%ポリ
エステル/綿混紡織布基材を反応性ホットメルト型親水
性ポリウレタン及びBPTFE基体材料からなる被膜と
合した。この被覆製品を巻き取る前に、ルーズな綿繊維
のフロックを被膜表面上に施し、被覆製品をコアに巻き
取った。化学物質を周囲条件で48時間にわたって硬化
させたところ、全厚が0.32mm5MVTRが19.
000 g / m’/24hrs、有効膜厚が10p
mであり、かつ連続性試験にパスするサンドインチ構造
体が得られた。
例8D 前記例1に記載の手法を使用して、50%150%ポリ
エステル/綿混紡織布基材を反応性ホットメルト型親水
性ポリウレタン及びBPTFB基体材料からなる被膜と
合した。この被覆製品を巻き取る前に、ルーズなレイヨ
ン繊維のフロックを被膜表面上に施し、被覆製品をコア
に巻き取った。
化学物質を周囲条件で48時間にわたって硬化させたと
ころ、全厚が0.31111−0.325mm、 MV
TRが20、500 g / m”/24hrs 、有
効膜厚が6−であり、かつ連続性試験にパスするサンド
イッチ構造体が得られた。
例8E 前記例1に記載の手法を使用して、50%150%ポリ
エステル/綿混紡織布基材を反応性ホットメルト型親水
性ポリウレタン及びBPTF6基体材料からなる被膜と
合した。この被覆製品を巻き取る前に、塩基で加水分解
したデンプン−ポリアクリロニトリルグラフト共重合体
を被膜表面上に重ね、被覆製品をコアに巻き取った。化
学物質を周囲条件で48時間にわたって硬化させたとこ
ろ、被膜が基材間にサンドインチされていて、全厚が0
、368〜0.465mm、 MVTRが17.900
 g / m’/ 24hrs 。
有効膜厚が5〜6虜であり、かつ連続性試験にパスする
3層サンドイッチ構造体が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の被覆製品の製造に用いられる装置の
一例を示した略示図、 第2図は、本発明の被覆製品における繊維の形状を示し
た顕微鏡写真、 第3図は、従来の被覆製品における繊維の形状を示した
顕微鏡写真、そして 第4図は、本願明細書の、例3で使用した材料の関係を
示す説明図である。 第1図において、1はグラビアロール、2,3及び4は
回転ローノペ5は基体材料、6は基材、7は被膜、そし
て8は被覆製品である。 FIG、 / −1−一吟−,,−5、−−−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、気孔が連続せる微細構造及び40%よりも大きな気
    孔率を有し、その際、前記気孔が実質的に完全に化学物
    質で充填せしめられている微孔性基体材料を含んでなる
    製品。 2、前記基体材料が70%よりも大きな気孔率を有する
    、請求項1に記載の製品。 3、前記基体材料が85%よりも大きな気孔率を有する
    、請求項2に記載の製品。 4、前記基体材料が100μm未満の厚さを有する、請
    求項1に記載の製品。 5、前記基体材料が100μm未満の厚さを有する、請
    求項2に記載の製品。 6、前記基体材料が100μm未満の厚さを有する、請
    求項3に記載の製品。 7、前記基体材料が35μm未満の厚さを有する、請求
    項1に記載の製品。 8、前記基体材料が35μm未満の厚さを有する、請求
    項2に記載の製品。 9、前記基体材料が35μm未満の厚さを有する、請求
    項3に記載の製品。 10、前記基体材料が20μm未満の厚さを有する、請
    求項1に記載の製品。 11、前記基体材料が20μm未満の厚さを有する、請
    求項2に記載の製品。 12、前記基体材料が20μm未満の厚さを有する、請
    求項3に記載の製品。 13、前記基体がポリテトラフルオロエチレンである、
    請求項1に記載の製品。 14、前記基体が膨張延伸ポリテトラフルオロエチレン
    である、請求項1に記載の製品。 15、前記基体が膨張延伸ポリテトラフルオロエチレン
    である、請求項2に記載の製品。 16、前記基体がポリプロピレンである、請求項1に記
    載の製品。 17、前記基体がポリエチレンである、請求項1に記載
    の製品。 18、前記基体が、ポリアミド、ポリカーボネート、ポ
    リ(エチレンテレフタレート)、ポリエステル、ポリア
    クリレート、ポリスチレン、ポリスルホン及びポリウレ
    タンからなる群から選ばれる、請求項1に記載の製品。 19、前記化学物質が、溶融加工可能な熱可塑性樹脂で
    ある、請求項1に記載の製品。 20、前記化学物質が熱硬化性樹脂である、請求項1に
    記載の製品。 21、前記化学物質が溶媒和材料である、請求項1に記
    載の製品。 22、前記化学物質が紫外線硬化性材料である、請求項
    1に記載の製品。 23、前記化学物質が化学線硬化性材料である、請求項
    1に記載の製品。 24、前記化学物質がプラスチゾルである、請求項1に
    記載の製品。 25、前記化学物質が重合体である、請求項1に記載の
    製品。 26、前記化学物質が選択透過性重合体である、請求項
    1に記載の製品。 27、前記化学物質がパーフルオロスルホン酸重合体で
    ある、請求項1に記載の製品。 28、請求項1に記載の製品の防水一通気性製品におけ
    る使用。 29、請求項1に記載の製品の防水一通気性衣料におけ
    る使用。 30、請求項1に記載の製品の靴における使用。 31、請求項1に記載の製品の手袋における使用。 32、請求項1に記載の製品の医療機器における使用。 33、請求項1に記載の製品のテントにおける使用。 34、請求項1に記載の製品の日除けにおける使用。 35、請求項1に記載の製品のカノピーにおける使用。 36、請求項1に記載の製品の窓カバーにおける使用。 37、請求項1に記載の製品の包装材料における使用。 38、請求項1に記載の製品の電線絶縁材における使用
    。 39、請求項1に記載の製品の印刷回路基板における使
    用。 40、請求項1に記載の製品のおむつとしての使用。 41、請求項1に記載の製品の女性用衛生用品としての
    使用。 42、請求項1に記載の製品の旅行鞄における使用。 43、請求項3に記載の製品の離型材における使用。 44、請求項1に記載の製品のライナーにおける使用。 45、請求項1に記載の製品を製造するためのものであ
    って、連続気孔を有しておりかつ気孔率が40%よりも
    大である微孔性基体材料の気孔空間中に化学物質を混入
    することを含んでなる製造方法。
JP9695088A 1987-04-21 1988-04-21 複合製品及びその製造方法 Expired - Lifetime JP2548771B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US4096287A 1987-04-21 1987-04-21
US40962 1987-04-21
US040962 1987-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63284236A true JPS63284236A (ja) 1988-11-21
JP2548771B2 JP2548771B2 (ja) 1996-10-30

Family

ID=21913954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9695088A Expired - Lifetime JP2548771B2 (ja) 1987-04-21 1988-04-21 複合製品及びその製造方法

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2548771B2 (ja)
AU (1) AU619175B2 (ja)
CA (1) CA1312426C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006504848A (ja) * 2002-10-30 2006-02-09 ゴア エンタープライズ ホールディングス,インコーポレイティド 多孔質高分子膜強化複合体
JP2008527133A (ja) * 2005-01-18 2008-07-24 ゾートフォームズ、パブリック、リミテッド、カンパニー ポリアミドフォーム、これらの製造方法、およびこれらの用途

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4961985A (en) * 1988-07-06 1990-10-09 W. L. Gore & Associates, Inc. Fabrics for protective clothing
CA2221138A1 (en) 1995-06-06 1996-12-12 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Microporous fabric containing a microbial adsorbent
AU5882196A (en) 1995-06-06 1996-12-24 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Microporous film containing a microbial adsorbent
US5879341A (en) 1996-03-29 1999-03-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having a breathability gradient
US5843056A (en) 1996-06-21 1998-12-01 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article having a composite breathable backsheet

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4829859A (ja) * 1971-08-17 1973-04-20
JPS49109466A (ja) * 1973-02-20 1974-10-17
JPS53129260A (en) * 1977-04-19 1978-11-11 Junkosha Co Ltd Production of continuous porous body comprising hydrophilic tetra fluorinated ethylene resin
JPS53129259A (en) * 1977-04-18 1978-11-11 Toyo Rubber Chem Ind Co Ltd Production of high-frequency bonding or heat-fusing foam
JPS54145739A (en) * 1978-05-08 1979-11-14 Sumitomo Electric Ind Ltd Sealing tape
JPS5663772A (en) * 1979-10-26 1981-05-30 Sumitomo Electric Ind Ltd Alkaline battery
JPS5781805A (en) * 1980-11-11 1982-05-22 Sumitomo Electric Ind Ltd Gas selective permeable composite membrane and its production
JPS61103946A (ja) * 1984-10-26 1986-05-22 Japan Goatetsukusu Kk ガス不透過性導電性複合シート
JPS61163944A (ja) * 1985-01-16 1986-07-24 Daikin Ind Ltd 隔膜
JPS61296042A (ja) * 1985-06-25 1986-12-26 Tooken Jushi Kagaku Kk ポリウレタン発泡体の成形物

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3679540A (en) * 1970-11-27 1972-07-25 Celanese Corp Reinforced microporous film
US4613544A (en) * 1984-12-04 1986-09-23 Minnesota Mining And Manufacturing Co. Waterproof, moisture-vapor permeable sheet material and method of making the same
JPS625521A (ja) * 1985-07-01 1987-01-12 株式会社 潤工社 電気絶縁材料

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4829859A (ja) * 1971-08-17 1973-04-20
JPS49109466A (ja) * 1973-02-20 1974-10-17
JPS53129259A (en) * 1977-04-18 1978-11-11 Toyo Rubber Chem Ind Co Ltd Production of high-frequency bonding or heat-fusing foam
JPS53129260A (en) * 1977-04-19 1978-11-11 Junkosha Co Ltd Production of continuous porous body comprising hydrophilic tetra fluorinated ethylene resin
JPS54145739A (en) * 1978-05-08 1979-11-14 Sumitomo Electric Ind Ltd Sealing tape
JPS5663772A (en) * 1979-10-26 1981-05-30 Sumitomo Electric Ind Ltd Alkaline battery
JPS5781805A (en) * 1980-11-11 1982-05-22 Sumitomo Electric Ind Ltd Gas selective permeable composite membrane and its production
JPS61103946A (ja) * 1984-10-26 1986-05-22 Japan Goatetsukusu Kk ガス不透過性導電性複合シート
JPS61163944A (ja) * 1985-01-16 1986-07-24 Daikin Ind Ltd 隔膜
JPS61296042A (ja) * 1985-06-25 1986-12-26 Tooken Jushi Kagaku Kk ポリウレタン発泡体の成形物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006504848A (ja) * 2002-10-30 2006-02-09 ゴア エンタープライズ ホールディングス,インコーポレイティド 多孔質高分子膜強化複合体
JP2008527133A (ja) * 2005-01-18 2008-07-24 ゾートフォームズ、パブリック、リミテッド、カンパニー ポリアミドフォーム、これらの製造方法、およびこれらの用途

Also Published As

Publication number Publication date
AU1328688A (en) 1988-10-27
CA1312426C (en) 1993-01-12
JP2548771B2 (ja) 1996-10-30
AU619175B2 (en) 1992-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5026591A (en) Coated products and methods for making
US4863788A (en) Waterproof breathable microporous membrane with cellular foam adhesive
US3650880A (en) Porous polyurethanes and method of manufacture
EP0100029B1 (de) Beschichteter Verbundwerkstoff, Verfahren zu seiner Herstellung und seine Verwendung zum Auskleiden von Durchlässen
EP0528981B1 (en) Non-blocking seam tape
EP0288214B1 (en) Coated products
JPS61190535A (ja) 防水、透湿性シ−ト材料
US5660918A (en) Wash durable fabric laminates
CA2276160C (en) Products of and methods for improving adhesion between substrate and polymer layers
JPH01129041A (ja) シート材料の製造方法
US4003777A (en) Method of forming a laminated structure
EP0463835B1 (en) Antioxidant containing hydrophilic urethane polymer, dry cleaning solvent-resistant, waterproof moisture-vapor permeable material containing the polymer, and method of making the same
KR20070068417A (ko) 다공질 복합재료의 제조방법 및 다공질 복합재료
JPS63284236A (ja) 被覆製品及びその製造方法
WO1991007278A1 (en) Thin seam sealing tape
MXPA04006501A (es) Material laminado compuesto con matriz compuesta de material sintetico, metodo para su produccion y uso.
JPS63278832A (ja) 被覆製品及びその製造方法
JP2000280392A (ja) 接着性透湿防水フィルムおよびその製造方法
JP2005008831A (ja) 透湿性ホットメルト接着シート及びテープ
JPS59158252A (ja) 透湿性の優れた防水材料
JP2023522094A (ja) シームテープ、並びに関連する方法及び製品
JPH10314208A (ja) 多孔質包装材及びその収容袋
WO2004076154A1 (en) Foam membranes and laminates
JPS6015752B2 (ja) 複合シ−トの製造方法
WO2002057090A1 (en) Printing method for the surface of object

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080808

Year of fee payment: 12