JPS63278617A - クラッド板材の打抜き方法 - Google Patents

クラッド板材の打抜き方法

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JPS63278617A
JPS63278617A JP11234087A JP11234087A JPS63278617A JP S63278617 A JPS63278617 A JP S63278617A JP 11234087 A JP11234087 A JP 11234087A JP 11234087 A JP11234087 A JP 11234087A JP S63278617 A JPS63278617 A JP S63278617A
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JP
Japan
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die
punch
clad
clad steel
punched
Prior art date
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Pending
Application number
JP11234087A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Miura
三浦 昭雄
Shigeyasu Ueno
恵尉 上野
Kiyoteru Asai
浅井 清暉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Punching Or Piercing (AREA)
  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、クラッド板材の打抜き加工方法の改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
第4図は通常のクラッド鋼板の断面図を示す。
図において、1はクラッド鋼板で母材3と表層材2とか
ら構成されている。表層材2は、例え#i。
809504の高級材の薄板から形成され、母材3は、
例えば、5PCGの低級材の厚板からなっている。
第5図はり′2ツド鋼板IK、切刃角部に丸味を設けな
いポンチとダイとを使用し従来の打抜き方法で直線部を
打抜き加工した状態の断面図である。
第5図において、8は打抜き加工面であシこの部分に母
材3が露出し、その部分の耐食性が悪くなると共に1意
匠性に劣っている。
このような打抜き加工面8に母材3が露出するのを防止
するために表層材2を被覆するものとして、雑誌プレス
技術、第8巻第7号8項、昭和45年7月号「最近のせ
ん断加工」が提案されている。
この打抜き方法は第8図に示すようにポンチ6の切刃の
角に角部丸味6aを有する工具による方法である。この
ときのダイ5の上面の切刃の切込部分は平坦であシ、尚
、6はポンチ、7は板弁え、7aは板弁え穴%9はスペ
ーサである。第6図はこの方法によりフラッド鋼板1に
丸穴12を打抜き加工したときの断面図であシ、第7図
は打抜き部分が丸穴12でなく直線部分を打抜き加工し
たときの状態を示す断面図であり、tはクラッド鋼板1
の厚さ、t2は表層材2の厚さ、t、は母材5の厚さで
ある。この方法によって丸穴12を打ち抜いた場合は第
6図のように打抜き加工面が表層材2で覆われて露出す
ることはない。しかし、丸穴12でなく直線部の打抜き
の場合は、第7図に示すように母材3が表層材2により
完全に被覆されてなく、発錆の原因となシ耐食性が低下
する。また、丸穴12に比べてかえシ11が大きいため
、安全性上の隘路となると共に意匠性も劣ると云う問題
があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来技術においては、ダイの切刃角部分に突起
を形成しかえりの発生を阻止すると共に打抜き加工面を
表層材でもれなく覆うようKすることKついての配属が
なされず、加工面での母材の露出及びかえシの発生を生
じると云う問題があった0 本発明は上記の状況に鑑みなされたものでsb、母材の
打抜き加工面を表層材で被覆できると共にかえシの発生
を阻止できるクラッド板材の打抜き加工方法を提供する
ことを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、板状の母材の面が表層材により被覆された
クラッド板材を、ダイ上に板弁えを介し固定した状態で
打抜き面角部に丸味が形成されたポンチにより打ち抜く
方法において、上記ダイの上記ポンチによる打抜き面角
部の上面に、上記ポンチが進入される壁面を上記ダイの
該ポンチ進入側上面より所定の高さまで延長した後該ダ
イの該上面に向け低く傾は形成された斜面を有する突起
が形成された上記ダイを用い、上記クラッド板材を上記
板弁えを介し上面の上記表層材側より加圧し上記クラッ
ド板材の上記母材に上記突起により溝が形成された後上
記ダイ及び上記ポンチにより打ち抜くクラッド板材の打
抜き加工方法によって達成される。
〔作用〕
後述の実施例の説明中にも述べられているように、ダイ
5の突起4は延長部4a及び斜面4bにより形成されて
おシ、ダイ5によるクラッド鋼板1の加工部の切刃部分
は鋭角に形成されていることにより、ダイ5上に板弁え
7により固定された状態のクラッド鋼板1をポンチ6、
ダイアによる加工時に、ポンチ6により加圧されて加工
変形が上部で始まる前に、クラッド鋼板1の下面側では
板弁え3を介しクラッド鋼板1が押圧されることKより
突起4を介し母材3に溝が形成された後ポンチ6により
打ち抜かれる。従って、従来の第6図、第7図に示す如
きかえ#)11が発生することなく、また、打抜き加工
面8にも表層材2の被覆が下端まで行なわれる。
〔実施例〕
以下本発明のクラッド板材の打抜き加工方法を実施例を
用い従来と同部品は同符号で示し第1図ないし第3図に
より説明する。第1図は本発明方法を実施状態の説明図
、第2図は第1図のダイの切刃部分の説明図、第3図は
第1図の方法により加工された加工部断面図である。図
において、4は突起部、4aは延長部、4bは斜面、板
弁え7はウレタンゴムで形成されている。突起4は第2
図において、ダイ5のポンチ6による打ち抜き加工する
面の角部(切刃部)の上面101C%ポンチ6が進入さ
れる穴部の壁面を上面10より所定の高さに延長部4a
部分にわたシ延長形成された後、上面10に向け低く形
成された斜面4bを有する形状に形成されている。ポン
チ6はプレス(図示せず)のラムに取シ付けられた加圧
板にポンチホルダを介し固定されている。突起4は第2
図で延長部48部の高さhl(α1 wm〜1.0 m
 ) 、斜面4bの幅t1(約31111)に形成され
ている。スペーサ9はダイ5を左右に変位させクリアラ
ンスを調整するためのものである。
次に加工動作順序を述べる。まず、クラッド鋼板1をダ
イ5上に載置し、ここでプレスをオンにするとラムが下
降し、始めに板押え7の下面がクラッド鋼板1の上面に
当接する。さらにラムが下降すると、板押え7が圧縮さ
れてウレタンゴムのばね力が圧縮され、さらに1クラッ
ド鋼板1が圧縮され、ダイ5の突起4が下面の表層材2
に切)込まれた後母材3に押し込まれて母材3に溝(図
示せず)を形成する。続いてポンチ6がクラッド鋼板1
の上面に当接し、さらに下降してクラッド鋼板1が上記
溝の内側で打ち抜かれる。その後、ラムが下降しポンチ
6が下降しり2ツド鋼板1をさらに押圧し、母材3の打
抜き加工面8に表層材2が被覆され第3図の如く形成さ
れる。突起4をダイ5に形成したことKよりフラッド鋼
板1において、打抜き部分の角の丸味が大きな半径とな
シこのため打抜き加工時に円滑に変形形成され、また、
かえシ11もなく良好な被覆を得ることができる。
そして、以下に具体的加工例について説明するが、比較
のために突起4を設けない場合についてまず述べる。材
質SUSの板厚t2[lL2■の表層材2と、材質5P
CGの板厚t、1.6IIIIの母材3とからなる板厚
t=α25mX2+1.6mzlOsm+のクラッド鋼
板1を、角部丸味6aが半径1.0−のポンチ6を使用
し打抜いたところ、打抜き加工面8への被覆率Hは70
%であった。賞、被覆率Hは次の(1)式で求められる
H=((h−t、2)/l、)x1oo*    −−
−−−−(1)但し、h:上面の表層材2表面からの被
覆厚さ、上記に対し突起4を形成した本実施例において
は、ダイ5の延長部4aの高さh1=α11m11.斜
面4bの幅t1=i−の突起を設けたときの被覆率は9
3%であった。従って、突起4を形成したダイ5を用い
る加工方法を採用するととKより、母材3の打抜き加工
面8に対する表層材2の被覆率Hを向上でき、耐食性が
向上され、かえシ11の発生も阻止できる。賞、上記実
施例は表層材2の材質が5US304.母材3の材質が
5PCGの組合せのり2ツド鋼板1の場合について説明
したが、例えば、表層材がニッケル、母材が5pccの
組合せ。
表層材がSUS、母材がアルミニウムの組合せまたは表
層材、母材ともに非鉄金属の組合せ等にも実施できる。
このように本実施例のクラッド板材の打抜き加工方法に
よれば、ダイの切刃角部分に突起を形成し打抜き加工を
行なうことKより、クラッド鋼板に加工後形成される母
材の打抜き加工面に対する表層材の被覆率を増大し母材
の耐食性を向上できると共にかえシの発生を阻止し安全
性を向上し加工工数を低減でき意匠性を向上できる。
〔発明の効果〕
以上記述した如く本発明のクラッド板材の打抜き加工方
法によれば、母材の打抜き加工面における表層材による
被覆率を向上できると共Kかえシの発生を阻止できる効
果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクラッド板材の打抜き加工方法を実施
状態の説明図、第2図は第1図のダイの切刃部分の説明
図、第3図は第1図の方法により加工された加工部断面
図、第4図は通常のクラブト鋼板の断面図、第5図は切
刃角部に丸味を設けないポンチとダイによる従来の加工
方法により加工されたクラッド鋼板の斜視図、第6図、
第7図はそれぞれ切刃角部に丸味を設けたポンチを用い
る従来の加工方法により加工されたり2ツド鋼板の丸穴
部及び直線部の断面説明図、第8図は第6図、第7図の
加工方法の場合のダイの切刃部分の説明図である。 1・・・クラッド鋼板 2・・・表層材 3・・・母材 4・・・突起 4b・・・斜面 5・・・ダイ 6・・・ポンチ 7・・・板押え。 第 1 図 2清1才A   5 グイ 3 #オキ    6 木″きテ 斗 突起 第 乙巳 に 乙へ 山卸丸味 第6図 第7図 34悼A 11  なえソ 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、板状の母材の面が表層材により被覆されたクラッド
    板材を、ダイ上に板押えを介し固定した状態で打抜き面
    角部に丸味が形成されたポンチにより打ち抜く方法にお
    いて、上記ダイの上記ポンチによる打抜き面角部の上面
    に、上記ポンチが進入される壁面を上記ダイの該ポンチ
    進入側上面より所定の高さまで延長した後該ダイの該上
    面に向け低く形成された斜面を有する突起が形成された
    上記ダイを用い、上記クラッド板材を上記板押えを介し
    上面の上記表層材側より加圧し、上記クラッド板材の上
    記母材に上記突起により溝が形成された後上記ダイ及び
    上記ポンチにより打ち抜くことを特徴とするクラッド板
    材の打抜き方法。
JP11234087A 1987-05-11 1987-05-11 クラッド板材の打抜き方法 Pending JPS63278617A (ja)

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