JPS63276890A - ヒ−タランプ - Google Patents

ヒ−タランプ

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JPS63276890A
JPS63276890A JP10979387A JP10979387A JPS63276890A JP S63276890 A JPS63276890 A JP S63276890A JP 10979387 A JP10979387 A JP 10979387A JP 10979387 A JP10979387 A JP 10979387A JP S63276890 A JPS63276890 A JP S63276890A
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JP
Japan
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coat
orange
fe2o3
tio2
coating
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JP10979387A
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Toshiyuki Okamoto
岡本 敏之
Satoru Takemura
哲 竹村
Masakazu Ishino
石野 雅数
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
Original Assignee
Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は橙色ないしは橙赤色を放射するヒータランプに
関するも、のである。
〔従来技術とその問題点〕
家庭用の暖房器具やオーブンレンジなどの電気製品の熱
源として色温度を低く設計したヒータランプが使用され
ることが多い、これはヒータランプが熱効率が高くて立
上りが早いなどの利点を有するためである。これらの電
気製品において、熱源としてはヒータランプから放射さ
れる赤外線が利用されるが、ヒータランプからは可視光
も放射する。従って、使用中に白色の可視光が目に入る
と輝度が高いために非常に眩しいという問題点がある。
また、白色の可視光は冷たい感じを与えるために暖房器
具においては好ましくない。
このため、波長の短い可視光をカットして輝度を低下さ
せて赤色ないし橙赤色のみを透過させ、眩しさを防止す
るとともに視覚的にも温かい感覚ないしは高温で加熱し
ている感覚を与えるようにしている。そして、波長の短
い可視光をカットして赤色を透過させる方法として、従
来は、ヒータランプの発光管に酸化銅をドープした石英
ガラスを使用することが多かった。
しかしながら、石英ガラスに酸化銅をドープするには、
工程が複雑であり、高価なものになっていた。また、酸
化銅のドープに際してはCuOの状態になり易いため、
これをCu、Oに還元して赤色を発色している。しかし
、ヒータランプの点灯は酸化雰囲気、で行われるために
Cu、Oが使用中に徐々に酸化されて赤色があせてしま
い、性能が低下する問題点がある。また、色温度の低減
効果も必ずしも十分ではなく、ヒータランプを直接具た
ときに幾分眩しい。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、製造が簡単であって確実に橙色ないし
は橙赤色を放射して輝度が十分に低下するとともに色温
度が低くて防眩効果が大きく、長期間使用しても色あせ
ることがなくて耐久性に優れ、家庭用の暖房器具やオー
ブンレンジなどの電気製品の熱源に適したヒータランプ
を提供することを目的とする。
〔発明の構成とその作用〕
本発明のヒータランプは、石英ガラス製の発光管の外表
面および/または内表面にFe、O,の被膜が形成され
、このFe、O,被膜の上に更にチタンのアルコレート
に水を加えて生成させたチタン化合物のゾル状分散物を
付着させ、焼成して酸化チタンの被膜が形成されたこと
を特徴とするものである。
すなわち、このFe、O,の被膜は1石英ガラスの表面
にFeのアルコレ・−ト溶液をディッピングなどで塗布
し、乾燥後に500℃以上、好ましくは700℃以上で
焼成することにより容易に形成することができる。そし
て、TiO□の被膜もチタンのアルコレート溶液に水を
加えて生成させたチタン化合物のゾル状分散物をFe、
O,の被膜の上に塗布し、同様の操作で形成することが
できる。
チタンのアルコレート溶液の加水分解が進行すると、こ
のゾル状分散物は巨大化する。この状態のチタン化合物
を塗布し、焼成すると、得られるT103層は粒子径の
大きなTie、、結晶から構成されるため、凹凸の激し
い被膜が生成される。従って。
これらの被膜は簡単に形成することができるが。
Fag’sの被膜は、波長がおよそ500nm以下の光
をカットする性質を有するために本発明に係るヒータラ
ンプは橙色ないし橙赤色を放射し、輝度が低下する。ま
た、この性質は劣化することがなく、Fe、O,の被膜
が硬質なTie、の被膜で覆われているので、傷がつい
たり剥離しにくく、耐久性に優れている。そして、Ti
e、被膜は1表面の凹凸が非常に激しくて散光効果が著
しく大きいために、色温度が十分に低下し、また、ヒー
タランプを直接具たときに眩しさが完全に解消される。
〔実施例〕
以下に図面に示す実施例に基いて本発明を具体的に説明
する。
第1図は「こたつ」用の熱源として使用されるヒータラ
ンプであって定格が100V−400Wの白熱電球を示
す0発光管1は外径が10+a+φの石英ガラス管であ
り、その両端が圧着封止部2であるが、この圧着封止部
2にはモリブデン[3が封止されている1発光管1の軸
線に沿って発光フィラメント4が配置されてその両端は
それぞれモリブデン箔3に接続されており、圧着封止部
2から外部に伸びるリード線5,5に通電するとヒータ
ランプは発光する。そして1発光管1の外表面には1便
宜上点線で示す被膜6が形成されているが、この被膜6
は、第2図に示すように、発光管1の外表面に、先ず、
F e、O,被11’J61が形成され、このFe、O
,被膜61の上にTie、被膜62が形成された二重層
である。
ここで、この被膜6の形成方法を説明すると。
先ず1発光管1の外表面をイソプロピルアルコールで超
音波洗浄を行う、そして、Fe、03換算で濃度3%の
Feのアルコレート溶液に発光管1をディッピングして
約50 am/winの速度で引き上げる。これによっ
てFeのアルコレート溶液が発光管1の外表面に付着す
るが、これを150℃で10分間乾燥する0次に、これ
を700℃で10分間焼成するとFe、O,の被膜61
が形成される。
そして1以上の工程を数回繰り返して被膜61の膜厚を
所定の厚さにするが、この厚さは0.03〜0.35μ
m程度が適当である。0.03μm以下では波長が50
0nm以下の光の透過率が高くて輝度が十分に低下しな
い、逆に、0.35μm以上にすると被膜61が剥離し
やすくなり、また、形成工程が多くなって無駄である0
次に、Tie、換算で濃度5%のTiのアルコレート溶
液に水を加えて加水分解を進行させ、チタン化合物がゾ
ル状に分散した溶液に、この発光管1をディッピングし
てチタン化合物のゾル状分散物を付着させ、同様の乾燥
および焼成操作で膜厚が0.05μ11〜1μ園程度の
Tie、被Ill 62を形成する。このTiO3被1
1i62は、第2図に示すように1表面の凹凸が非常に
激しい。
このように、被膜6は、ディッピング、乾燥および焼成
操作のみによって形成することができるので、工程が非
常に簡単である。なお、本実施例では1発光管1の外表
面に被゛膜6を形成する例を示したが、両端を封止する
前にディッピングして内表面にも、あるいは内表面のみ
に被膜6を形成しても良い。
しかして、発光管1の外表面にFe、O,の被膜6エの
厚さが0.05μm、Tie、被11162の平均の厚
さが0.1μ−の被膜6を形成したヒータランプを点灯
し1分光透過率を調べたが、その結果。
波長が500nm以下の光の透過率は40%以下であり
、 500〜700nmの範囲で上昇して700nmで
は約80%であった。従って、波長の短い可視光がカッ
トされて橙色ないしは橙赤色のみが放射されるとともに
輝度が低下する。また、T103被1%62が凹凸の激
しい膜からなるために、散光作用が著しく大きく2色部
度の低減に効果があるが、このときの色温度は約210
0にであった。そして、ヒータランプを直接見たときの
眩しさが完全に解消される。従って、この発光管1を用
いたヒータランプを電気製品の熱源に使用すると、視覚
的にも温かい感覚ないしは高温で加熱している感覚を与
えることができる。そして、このヒータランプを500
0時間点灯した後に、発光管1の分光透過率を測定して
もほとんど変化がなく、また、最外層が硬質なTie、
被膜62で覆われているので、傷がついたり剥離したす
せず、様々な条件下で使用される家庭用電気製品の熱源
として十分な耐久性を有することが確認できた。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明のヒータランプは、石英ガ
ラス製の発光管の外表面および/または内表面にFe、
O,の被膜が形成され、このFa、O。
被膜の上に硬質で散光効果に優れた凹凸の激しいTi0
a被膜が形成されているので、製造が簡単であって確実
に橙色ないしは橙赤色を放射するとともに輝度色温度が
十分に低下する。従って、視覚的に温かい感覚を与えて
防眩効果が非常に高く、大きな耐久性が要求される家庭
用の暖房器具やオーブンレンジなどの電気製品の熱源に
適したヒータランプとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の断面図、第2図は要部の拡大断
面図を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 石英ガラス製の発光管の外表面および/または内表面に
    Fe_2O_3の被膜が形成され、このFe_2O_3
    被膜の上に更にチタンのアルコレートに水を加えて生成
    させたチタン化合物のゾル状分散物を付着させ、焼成し
    て酸化チタンの被膜が形成されたことを特徴とするヒー
    タランプ。
JP10979387A 1987-05-07 1987-05-07 ヒ−タランプ Expired - Lifetime JPH0754695B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979387A JPH0754695B2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 ヒ−タランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10979387A JPH0754695B2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 ヒ−タランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63276890A true JPS63276890A (ja) 1988-11-15
JPH0754695B2 JPH0754695B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=14519362

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10979387A Expired - Lifetime JPH0754695B2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 ヒ−タランプ

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JP (1) JPH0754695B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5195165A (en) * 1989-05-18 1993-03-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Quartz tube heat generator with catalytic coating
JP2006236617A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミックヒータ、熱交換ユニット、温水洗浄便座、及びセラミックヒータの製造方法
JP2006278086A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Harison Toshiba Lighting Corp 電球型ヒータ、密閉型灯具装置

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JP2006236617A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Ngk Spark Plug Co Ltd セラミックヒータ、熱交換ユニット、温水洗浄便座、及びセラミックヒータの製造方法
JP2006278086A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Harison Toshiba Lighting Corp 電球型ヒータ、密閉型灯具装置

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JPH0754695B2 (ja) 1995-06-07

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