JPH03116649A - ヒータランプ - Google Patents
ヒータランプInfo
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- JPH03116649A JPH03116649A JP25181389A JP25181389A JPH03116649A JP H03116649 A JPH03116649 A JP H03116649A JP 25181389 A JP25181389 A JP 25181389A JP 25181389 A JP25181389 A JP 25181389A JP H03116649 A JPH03116649 A JP H03116649A
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Landscapes
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、家庭用暖房器具の熱源として使用されるヒー
タランプに関するものである。
タランプに関するものである。
「こたつ」や電気ストーブなどの家庭用暖房器具の熱源
としては、従来はニクロム線などを使用したヒータが用
いられていたが、ニクロム線ヒータは、通電直後の立上
りが遅くて定常温度になるのに例えば1公租度も要し、
熱効率もあまり高くない、そこで最近では、熱効率が高
く、立上りが早くて通電後1秒程度で定常温度に達し、
高級感を出しやすいヒータランプが注目され、一部では
既に実用化されている。このヒータランプは、不活性ガ
スとともに微量のハロゲンガスが封入された石英ガラス
製の封体内に発光フィラメントが配設されたハロゲン白
熱電球であり、照明用のハロゲン白熱電球よりも色温度
を低くして赤外線を多く放射するように設計されている
。しかし1色温度を低くするためには1発光フィラメン
トの素線に太くて長いタングテン線を使用する必要があ
り、あまり色温度を低くすると、ヒータランプの特色で
ある立上りの早さが殺されてしまうので1色温度の低減
化には限界がある。従って、ヒータランプからは赤外線
の他に可視光も放射され、点灯中のヒータランプを直接
見るとかなり眩しい不具合がある。
としては、従来はニクロム線などを使用したヒータが用
いられていたが、ニクロム線ヒータは、通電直後の立上
りが遅くて定常温度になるのに例えば1公租度も要し、
熱効率もあまり高くない、そこで最近では、熱効率が高
く、立上りが早くて通電後1秒程度で定常温度に達し、
高級感を出しやすいヒータランプが注目され、一部では
既に実用化されている。このヒータランプは、不活性ガ
スとともに微量のハロゲンガスが封入された石英ガラス
製の封体内に発光フィラメントが配設されたハロゲン白
熱電球であり、照明用のハロゲン白熱電球よりも色温度
を低くして赤外線を多く放射するように設計されている
。しかし1色温度を低くするためには1発光フィラメン
トの素線に太くて長いタングテン線を使用する必要があ
り、あまり色温度を低くすると、ヒータランプの特色で
ある立上りの早さが殺されてしまうので1色温度の低減
化には限界がある。従って、ヒータランプからは赤外線
の他に可視光も放射され、点灯中のヒータランプを直接
見るとかなり眩しい不具合がある。
このため従来は、封体の表面にセラミックコーティング
膜を施したり、石英ガラスに酸化銅をドープした赤色の
封体を使用して眩しさを抑制していた、しかしながら、
セラミックコーチイン1グ膜は表面に微小な凹凸があり
、はこりなどが付着すると見た目が汚くなる欠点があり
、酸化鋼をドープした封体は、ドープされたCu2Oが
徐々に酸化されてCuOの状態になり、色が褪せる欠点
がある。これらの欠点は、「ふとん」で覆われてヒータ
ランプが直接口に触れることの少ない「こたつ」の場合
はあまり問題にならないが、ヒータランプが直接よく見
える電気ストーブの場合などでは不都合であり、商品価
値が低下する。また、酸化銅をドープした封体は不透明
であるので製造時に内部が見えず、発光フィラメントの
組付は作業が行いにくい不具合もある。
膜を施したり、石英ガラスに酸化銅をドープした赤色の
封体を使用して眩しさを抑制していた、しかしながら、
セラミックコーチイン1グ膜は表面に微小な凹凸があり
、はこりなどが付着すると見た目が汚くなる欠点があり
、酸化鋼をドープした封体は、ドープされたCu2Oが
徐々に酸化されてCuOの状態になり、色が褪せる欠点
がある。これらの欠点は、「ふとん」で覆われてヒータ
ランプが直接口に触れることの少ない「こたつ」の場合
はあまり問題にならないが、ヒータランプが直接よく見
える電気ストーブの場合などでは不都合であり、商品価
値が低下する。また、酸化銅をドープした封体は不透明
であるので製造時に内部が見えず、発光フィラメントの
組付は作業が行いにくい不具合もある。
そこで本発明は、直接具ても眩しくなく、見た目にも高
級感のあるヒータランプを提供することを目的とする。
級感のあるヒータランプを提供することを目的とする。
本発明に係るヒータランプは、内部に発光フィラメント
が配設された石英ガラス製の封体の外表面および/また
は内表面に多層光干渉膜がコーティングされ、この多層
光干渉膜によって全光束の50%以上が封体内に反射さ
れることを特徴とするものである。
が配設された石英ガラス製の封体の外表面および/また
は内表面に多層光干渉膜がコーティングされ、この多層
光干渉膜によって全光束の50%以上が封体内に反射さ
れることを特徴とするものである。
すなわち、封体の外表面および/または内表面にコーテ
ィングされた多層光干渉膜によって、全光束の50%以
上が封体内に反射されるので、目に対する感度が高い5
57nmの光を中心とした可視光が封体内に反射されて
ほとんど外部に放射せず、点灯中のヒータランプを直接
具ても眩しくない、また、700nm以上の赤色の可視
光はよく放射するので、温かさを視覚的にも感じること
ができる。そして、この多層光干渉膜がコーティングさ
れた封体は、コールドミラーとして知られているように
、例えば青色を帯びたハーフミラ−状であり、消灯時に
は1周囲からの入射光を反射してきらきらと輝き、見た
目にも美しくて高級感にあふれている。
ィングされた多層光干渉膜によって、全光束の50%以
上が封体内に反射されるので、目に対する感度が高い5
57nmの光を中心とした可視光が封体内に反射されて
ほとんど外部に放射せず、点灯中のヒータランプを直接
具ても眩しくない、また、700nm以上の赤色の可視
光はよく放射するので、温かさを視覚的にも感じること
ができる。そして、この多層光干渉膜がコーティングさ
れた封体は、コールドミラーとして知られているように
、例えば青色を帯びたハーフミラ−状であり、消灯時に
は1周囲からの入射光を反射してきらきらと輝き、見た
目にも美しくて高級感にあふれている。
以下に図面に示す実施例に基いて本発明を具体的に説明
する。
する。
第1図は、ストーブ用のヒータランプであって。
定格がll0V、550Wのハロゲン白熱電球を示す、
管形をした石英ガラスからなる封体1の両端にピンチシ
ール部2が形成され、このピンチシール部2にモリブデ
ン箔3が埋設されている。タングステン素線をコイルに
巻回した発光フィラメント4は、サポータ6によって封
体1の管軸に沿って保持されているが、発光フィラメン
ト4の両端から引き伸ばされた素線がモリブデンff1
3に溶接され、外部リード5の一端もモリブデン箔3に
溶接されてピンチシール部2から外に伸び出している。
管形をした石英ガラスからなる封体1の両端にピンチシ
ール部2が形成され、このピンチシール部2にモリブデ
ン箔3が埋設されている。タングステン素線をコイルに
巻回した発光フィラメント4は、サポータ6によって封
体1の管軸に沿って保持されているが、発光フィラメン
ト4の両端から引き伸ばされた素線がモリブデンff1
3に溶接され、外部リード5の一端もモリブデン箔3に
溶接されてピンチシール部2から外に伸び出している。
そして、封体1の外表面に、主として可視光を反射し、
赤外線を透過する特性を有する多層光干渉膜7がコーテ
ィングされている。なお、この多層光干渉膜7を封体1
の内表面にコーティングしてもよく、更には、外表面と
内表面の両面にコーティングしてもよい。
赤外線を透過する特性を有する多層光干渉膜7がコーテ
ィングされている。なお、この多層光干渉膜7を封体1
の内表面にコーティングしてもよく、更には、外表面と
内表面の両面にコーティングしてもよい。
ここで、コーティングされた多層光干渉膜の具体例を示
すと、5in2薄膜とTiO□薄膜が交互に9層積層さ
れたものであり、封体表面から見て奇数層目がSio2
薄膜、偶数層目がTiO□薄膜である。そして膜厚は、
第1層と第9層のSin、薄膜が75nm、他の薄膜が
150nmである。これらの薄膜は1例えば封体を交互
にSio、アルコレート溶液ないしTie、アルコレー
ト溶液にディッピングして引き上げ、乾燥して焼成する
ことによりコーティングされるが、この多層光干渉膜が
コーティングされた封体は、前述のように、青色を帯び
たハーフミラ−状であり、周囲からの入射光を反射して
きらきらと輝き、見た目にも美しくて高級感にあふれて
いるので、商品価値を高めることができる。また、発光
フィラメントを組付けた後に封体の外表面に多層光干渉
膜をコーティングする場合は、封体の内部を見ながら発
光フィラメント組付は作業をできるので1組付は作業を
行いやすい利点がある。
すと、5in2薄膜とTiO□薄膜が交互に9層積層さ
れたものであり、封体表面から見て奇数層目がSio2
薄膜、偶数層目がTiO□薄膜である。そして膜厚は、
第1層と第9層のSin、薄膜が75nm、他の薄膜が
150nmである。これらの薄膜は1例えば封体を交互
にSio、アルコレート溶液ないしTie、アルコレー
ト溶液にディッピングして引き上げ、乾燥して焼成する
ことによりコーティングされるが、この多層光干渉膜が
コーティングされた封体は、前述のように、青色を帯び
たハーフミラ−状であり、周囲からの入射光を反射して
きらきらと輝き、見た目にも美しくて高級感にあふれて
いるので、商品価値を高めることができる。また、発光
フィラメントを組付けた後に封体の外表面に多層光干渉
膜をコーティングする場合は、封体の内部を見ながら発
光フィラメント組付は作業をできるので1組付は作業を
行いやすい利点がある。
かかる多層光干渉膜の分光反射特性を第2図に示す。こ
れから分かるように、波長が約480nm〜700nm
の可視光をよく反射するが、人間の目に対して感度の大
きい577nmの光は90%以上反射し、700no+
の光も30%程度反射する。次に、多層光干渉膜をコー
ティングしないヒータランプは、第3図の点線曲線で示
すように、500nm以下の光はほとんど放射せず、5
00nm以上の光の放射量は、波長が長くなるにつれて
はゾ直線的に増加している。かかる放射スペクトル分布
を有するヒータランプに第2図に示す分光反射特性を有
する多層光干渉膜をコーティングした本発明のヒータラ
ンプでは、多層光干渉膜を透過する光のスペクトル分布
は、第3図の実線曲線のごとくになり、700nm以下
の可視光はかなり半減している。この減少量は、400
〜750nmの範囲の面積比からすれば173程度であ
るが、球形光束計で測定した全光束は、コーティングし
ない比較例のヒータランプが1700Lmであるのに対
して、コーティングした実施例のヒータランプは。
れから分かるように、波長が約480nm〜700nm
の可視光をよく反射するが、人間の目に対して感度の大
きい577nmの光は90%以上反射し、700no+
の光も30%程度反射する。次に、多層光干渉膜をコー
ティングしないヒータランプは、第3図の点線曲線で示
すように、500nm以下の光はほとんど放射せず、5
00nm以上の光の放射量は、波長が長くなるにつれて
はゾ直線的に増加している。かかる放射スペクトル分布
を有するヒータランプに第2図に示す分光反射特性を有
する多層光干渉膜をコーティングした本発明のヒータラ
ンプでは、多層光干渉膜を透過する光のスペクトル分布
は、第3図の実線曲線のごとくになり、700nm以下
の可視光はかなり半減している。この減少量は、400
〜750nmの範囲の面積比からすれば173程度であ
るが、球形光束計で測定した全光束は、コーティングし
ない比較例のヒータランプが1700Lmであるのに対
して、コーティングした実施例のヒータランプは。
556Lmとなり、全光束の減少量は273以上であっ
た。そして、この点灯中のヒータランプを直接具ても眩
しくなかったが、全光束の減少量が50%以上であれば
眩しくなくて実用的である。
た。そして、この点灯中のヒータランプを直接具ても眩
しくなかったが、全光束の減少量が50%以上であれば
眩しくなくて実用的である。
一方、700nm以上の赤色の可視光は少し放射するの
で、暖房器具の熱源として使用したときに。
で、暖房器具の熱源として使用したときに。
視覚的にも温かさを感じることができ、極めて好ましい
。
。
以上説明したように、本発明に係るヒータランプは、石
英ガラス製の封体の表面に多層光干渉膜をコーティング
し、この多層光干渉膜によって全光束の50%以上が封
体内に反射されるようにしたので、点灯中のヒータラン
プを直接具ても眩しくなく、かつ見た目にも高級感があ
ふれているので、家庭用暖房器具の熱源、とりわけ電気
ストーブの熱源として極めて好適である。
英ガラス製の封体の表面に多層光干渉膜をコーティング
し、この多層光干渉膜によって全光束の50%以上が封
体内に反射されるようにしたので、点灯中のヒータラン
プを直接具ても眩しくなく、かつ見た目にも高級感があ
ふれているので、家庭用暖房器具の熱源、とりわけ電気
ストーブの熱源として極めて好適である。
第1図は本発明実施例の一部断面図、第2図は多層光干
渉膜の分光反射特性の説明図、第3図はピータランプの
放射スペクトル分布の説明図である。 1・・・封体 4・・・発光フィラメント7・
・・多層光干渉膜
渉膜の分光反射特性の説明図、第3図はピータランプの
放射スペクトル分布の説明図である。 1・・・封体 4・・・発光フィラメント7・
・・多層光干渉膜
Claims (1)
- 内部に発光フィラメントが配設された石英ガラス製の封
体の外表面および/または内表面に多層光干渉膜がコー
ティングされ、この多層光干渉膜によって全光束の50
%以上が封体内に反射されることを特徴とするヒータラ
ンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25181389A JPH03116649A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | ヒータランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25181389A JPH03116649A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | ヒータランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03116649A true JPH03116649A (ja) | 1991-05-17 |
Family
ID=17228302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25181389A Pending JPH03116649A (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | ヒータランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03116649A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6043608A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-08 | Toshiba Corp | 管球 |
JPS6161708B2 (ja) * | 1981-03-30 | 1986-12-26 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
JPS63239762A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-05 | ウシオ電機株式会社 | ヒ−タランプ |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP25181389A patent/JPH03116649A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6161708B2 (ja) * | 1981-03-30 | 1986-12-26 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
JPS6043608A (ja) * | 1983-08-22 | 1985-03-08 | Toshiba Corp | 管球 |
JPS63239762A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-05 | ウシオ電機株式会社 | ヒ−タランプ |
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