JPS63275568A - N−メチロ−ルヒダントイン類の製造法 - Google Patents

N−メチロ−ルヒダントイン類の製造法

Info

Publication number
JPS63275568A
JPS63275568A JP10964787A JP10964787A JPS63275568A JP S63275568 A JPS63275568 A JP S63275568A JP 10964787 A JP10964787 A JP 10964787A JP 10964787 A JP10964787 A JP 10964787A JP S63275568 A JPS63275568 A JP S63275568A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formaldehyde
hydantoins
alkali metal
methylolhydantoin
hydantoin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10964787A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0762004B2 (ja
Inventor
Kohei Morikawa
宏平 森川
Osamu Furuya
修 古屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Denko KK filed Critical Showa Denko KK
Priority to JP10964787A priority Critical patent/JPH0762004B2/ja
Publication of JPS63275568A publication Critical patent/JPS63275568A/ja
Publication of JPH0762004B2 publication Critical patent/JPH0762004B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はポリメチレンヒダントイン類の合成またはフェ
ノール樹脂の変性等に有用な物質である3−メチロール
ヒダントインもしくはその5位置換化合物の製造法に関
し、特にヒダントインもしくはその5位に置換基を有す
るヒダントインより対応する3位メチロール化物を高い
選択性にて製造する方法に関する。
(従来技術) ヒダントインをホルムアルデヒドと反応させてその窒素
原子をメチロール化する方法は公知であり、この際酸性
条件下で反応させた場合には主として1位メチロール化
物が生成し、一方、アルカリ性条件下で反応させた場合
は3位メチロール化物が生成するが、同時に1位メチロ
ール化物及び1.3位ツメチロール化物も可成り生成し
、3位のみを選択的にメチロール化することは困難であ
る。
(発明が解決しようとする問題点及び解決手段)本発明
者らは最近注目をあびつつある有用な3−メチロールヒ
ダントイン類を選択性良く合成する手段としてヒダント
イン類のアルカリ金属塩に着目シ、そのヒダントイン類
のアルカリ金属塩を使用することによってきわめて容易
に、しかも選択性良く3−メチロールヒダントイン類ヲ
合成できることを見い出し、本発明を完成するに至った
即ち本発明は5位に置換基を持つもしくは無置換のヒダ
ントインをアルカリ金属塩とした後ホルムアルデヒドと
反応させることを特徴とする対応する3−メチロールヒ
ダントイン類の製造法を提供せんとするものである。
本発明の方法にて原料として用いられるヒダントイン類
は次の一般式で示される。
R1 (式中、R1、R2はそれぞれ独立に水素原子、炭素数
1〜6のアルキル基または芳香族炭化水素基をあられす
。また、R4とR2は一緒になって炭素数4〜6のアル
キレン基をあられす。)R4、R2のちがいはアルカリ
金属塩の生成および、それに続くメチロール化反応に対
して殆んど何らの影響も及ぼさない。
本発明に於けるヒダントイン類の代表的な例としては、
例えば、ヒダントイン、5,5−ジメチルヒダントイン
、5−メチルヒダントイン、5−エチルヒダントイン、
5−フェニルヒダントイン、5−ペンゾルヒダントイン
、5.5−ノエチルヒダントイン、5−メチル−5−フ
ェニルヒダントイン、5−エチル−5−フェニルヒダン
トイン、 5.5−ソフェニルヒダントイン等がある。
これらのヒダントイン類のアルカリ金属塩は、ヒダント
イン類とアルカリ金属の水酸化物を混合することによっ
て容易に得られる。
ヒダントイン類のアルカリ金属塩は単離して次の反応を
行なっても単離せずに行なってもよい。
アルカリ金属の水酸化物としては特に制限はないが、実
用的には例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
が使用される。
ホルムアルデヒドによるメチロール化反応は、水系、水
−有機溶媒系、有機溶媒系のいずれで行なってもよいが
、水系では3−メチロールヒダントイン類の選択性の低
下が生じるため、水−有機溶媒系、あるいは有機溶媒系
が望ましい。使用される有機溶媒は、アルコール、エー
テルなどの極性溶媒、例えばメタノール、エタノール、
ノオキサン等が望ましい。
ホルムアルデヒドの添加方法は/?ラホルムアルデヒド
、ホルムアルデヒド水溶液、ホルムアルデヒドガスのい
ずれでもよい。
ヒダントイン類のアルカリ金属塩とホルムアルデヒドの
反応は、0〜50℃の温度で行なわれるのが望ましく、
なお望ましくは5〜25℃である。
高温では副反応が生じ、低温では反応が遅い。ヒダント
イン類のアルカリ金属塩とホルムアルデヒドのモル比は
必ずしも制限はないがlに近いことが望ましい。
以下本発明の方法について代表的な例を示し更に具体的
に説明するが、これらは本発明についての理解を容易に
するための例示であシ、本発明はこれのみに限定されな
いのは勿論のこと、これによって何等制限されないこと
は言うまでもない。
実施例1 ヒダントイン30.9 (300mmot)と水酸化ナ
トリウムl 29 (300mmot)をメタノール1
50プ中で20℃で攪拌する。
減圧下で溶媒を留去し、ヒダントインのナトリウム塩3
6.5&を得る。
得られたヒダントインのナトリウム塩2.0.9(16
,4rrtnoL )をメタノール20m1に溶解して
ノぐラホルムアルデヒド0.5 、!i’ (16,4
mmot)を加えて20℃で3時間攪拌する。
反応終了後イオン交換樹脂で精製し、溶媒を減圧上濃縮
して白色の結晶2.09を得る。この結晶は分析の結果
3−メチロールヒダントイン97%l−メチロールヒダ
ントイン3%であった。
3−メチロールヒダントインの収率91%。
実施例2 (実施例1)で得られたヒダントインのナトリウム塩を
使いパラホルムアルデヒド0.5gt35チホルムアル
デヒド水溶液1.4.9(ホルムアルデヒド16.4 
mmot )にかえた以外は(実施例1)と同様の操作
を行なった。
2.0夕の結晶が得られ、この結晶は3−メチロールヒ
ダントイン98%、1−メチロールヒダントイン2%で
あった。
3−メチロールヒダントインの収率92チ。
実施例3 ヒダントイン3.0 (30mmot)と水酸化ナトリ
ラム1.21! (30mmot)をメタノール30 
at中20℃で攪拌し、35%ホルムアルデヒド水溶液
2.6タを添加し、20℃で3時間攪拌する。
実施例1と同様に精製し、3.8gの白色結晶を得た。
この結晶は3−メチロールヒダントイン98%、1−メ
チロールヒダントイン2チであった。
3−メチロールヒダントインの収率95%。
実施例4 5.5−ジメチルヒダントイン6.49 (50mmo
t)と水酸化ナトリウム2.09 (50mmot)を
メタノール50m1中20℃で攪拌し、35%ホルムア
ルデヒド水溶液4.3 g (50mmot)を添加し
、20℃で3時間攪拌する。
実施例1と同様に精製し7.72の白色結晶を得る。こ
の結晶は3−メチロール−5,5−ツメチルヒダントイ
ン97eIb、1−メチOA/ −5#5−ツメチルヒ
ダントイン3%であった。
3−メチロール−5,5−ジメチルヒダントインの収率
95%。
実施例5 水酸化ナトリウムのかわりに水酸化カリウム2.8.9
 (50mmot)を使用した以外は(実施例4)と同
様の操作を行ない7.5gの白色結晶を得た。
この結晶は3−メチロール−5,5−ノメチルヒダント
イ/98%、l−メチロール−5,5−ツメチルヒダン
トイン2チであった。
3−メチロール−5,5−ツメチルヒダントインの収率
93%。
比較例 ヒダントイン3.OFl (30mmot)を水25m
A’中にけんだくし、炭酸カリウム1.4 jil (
10mmot) t−加えてアルカリ性にする。20℃
で攪拌し35%ホルマリン水溶液2.61 (30mm
ot)を添加し、20℃で3時間攪拌する。
反応液中のメチロール体の組成はモル比で3−メチロー
ルヒダントイン/1−メチロールヒダントイン/ 1.
3− ツメチロールヒダントイン=66/23/l 1
  であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 5位に置換基を持つもしくは無置換のヒダントインをア
    ルカリ金属塩とした後ホルムアルデヒドと反応させるこ
    とを特徴とする対応する3−メチロールヒダントイン類
    の製造法。
JP10964787A 1987-05-07 1987-05-07 N−メチロ−ルヒダントイン類の製造法 Expired - Lifetime JPH0762004B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10964787A JPH0762004B2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 N−メチロ−ルヒダントイン類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10964787A JPH0762004B2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 N−メチロ−ルヒダントイン類の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63275568A true JPS63275568A (ja) 1988-11-14
JPH0762004B2 JPH0762004B2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=14515588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10964787A Expired - Lifetime JPH0762004B2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07 N−メチロ−ルヒダントイン類の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0762004B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4908456A (en) * 1989-04-05 1990-03-13 Takatori Corporation Process for preparing methylolated hydantoins
WO2015042628A1 (de) * 2013-09-26 2015-04-02 Universität Innsbruck Intumeszenzbeschichtungen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4908456A (en) * 1989-04-05 1990-03-13 Takatori Corporation Process for preparing methylolated hydantoins
WO2015042628A1 (de) * 2013-09-26 2015-04-02 Universität Innsbruck Intumeszenzbeschichtungen

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0762004B2 (ja) 1995-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3715365A (en) Imidazole synthesis
JPS63275568A (ja) N−メチロ−ルヒダントイン類の製造法
JPH06157389A (ja) β−ナフチルベンジルエーテルの製造方法
US2806036A (en) Process for preparation of
US4178292A (en) Process for the preparation of oxaziridine
JP3787865B2 (ja) ビスフェノール系ジメチロール化合物の製造方法
JP3787864B2 (ja) ビスアルキルフェノール系化合物の製造方法
JP3787866B2 (ja) p−クレゾールの2核体ジメチロール化合物の製造方法
WO2024040111A1 (en) Process for the preparation and isolation of intermediates of certain mesoionic pesticides
JP3787867B2 (ja) モノメチロール化合物の製造方法
JP3787863B2 (ja) ジメチロール化合物の製造方法
JPH03181458A (ja) オキシラセタムの製造法
JP3790880B2 (ja) 新規な2,4,6−トリメルカプト−1,3,5−トリアジンのトリリチウム塩又はトリカリウム塩の水和物並びに水和物及び無水物の製造法
SU595312A1 (ru) Способ получени 2,4,6-замещенных перхлоратов пиримидини
JPS58154537A (ja) オキシ安息香酸低級アルアルキルエステルの製造法
JPH0952855A (ja) 9−フルオレニルメタノール類の製造方法
JPS6317060B2 (ja)
JPS58121284A (ja) アミノパ−オキサイドの製造法
SU1761745A1 (ru) Способ получени 1,1,4,4-тетранитробутандиола-2,3
JP3012933B1 (ja) ジチアナフタレノファン化合物とその製造方法
JPH01132549A (ja) ブロモニトロアルコール化合物の製造法
JPH0451550B2 (ja)
KR20010094232A (ko) 4-아세톡시페닐메틸카르비놀의 제조방법
JPS63216861A (ja) 4−ハイドロオキシインドリン類の製造法
WO2001044202A1 (en) Hydantoin intermediates for the synthesis of omapatrilat and methods for producing and using the same