JPS63270642A - ナフタレン誘導体の製法 - Google Patents

ナフタレン誘導体の製法

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JPS63270642A
JPS63270642A JP30481886A JP30481886A JPS63270642A JP S63270642 A JPS63270642 A JP S63270642A JP 30481886 A JP30481886 A JP 30481886A JP 30481886 A JP30481886 A JP 30481886A JP S63270642 A JPS63270642 A JP S63270642A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP30481886A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kise
黄瀬 正博
Masao Murase
村瀬 正雄
Masahiro Adachi
足立 政弘
Yoshiaki Shirouchi
城内 善昭
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Nippon Shinyaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shinyaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アルドースレダクターゼ阻害作用を有し、糖
尿病合併症の治療剤として有用な化合物の中間体の製造
方法に関する。
更に詳しくは、本発明は、5−ヨード−6−メドキシー
1−ナフタレンカンボン酸のアルキルエステル((n)
)と、トリフルオロ酢酸の塩とを、適当な触媒のもとに
反応させ、6−メドキシー5−トリフルオロメチル−1
−ナフタレンカルボン酸のアルキルエステル((1))
を製造する方法に関する。
〔■〕            〔■〕(Rは低級アル
キルを表わす。) 本発明に係る化合物(1)は、後述するように、N−(
(6−メドキシー5−トリフルオロメチル−1−ナフタ
レニル)チオキソメチル)−N−メチルグリシンのβ−
ヒドロキシエチルエステル((III) ”)に誘導す
ることができる。このものは、アルドースレダクターゼ
阻害作用を有し、糖尿病合併症の治療剤として有用であ
ることが判っている。
従って、本発明は、医薬品として有用な化合物の製造原
料を従来法よりも極めて有利に提供するものである。
(従来の技術) 上記した(I[[]が優れたアルドースレダクターゼ阻
害作用を有することは知られている。例えば、in v
itroにおけるラット坐骨神経内ソルビトール蓄積抑
制作用では、(I[I)の50%阻害濃度は4.0XI
O−8モル濃度で、in vivoでのストレプトシト
シン(5TZ)糖尿病ラットにおける(I[I)の5m
g/kg/日の14日間経口投与時の坐骨神経中のソル
ビトール蓄積抑制率は98.6%である。
ところで(m)は、例えば以下のような方法によって化
合物(1)から導くことが可能であることが判っていた
(Rは低級アルキルを表わす、) (R1は、例えばベンジル基等の保護基を表わす、)上
記のことから、化合物(1)を得ることが優れた医薬品
である(I[[)を取得するために極めて重要なことで
あった。
ところで、(1)を得る方法としてこれまでに知られた
ものとしては、例えば、以下のようなものがあった。
■6−メドキシー1−ナフタレンカルボン酸メチルから
6−メドキシー5−ヨード−1−ナフタレンカルボン酸
メチルを経て製造する方法(特開昭57−158756
号公l1a) 。
■2−(3−クロロプロピル)トルエンから製造する方
法(Can、J、 Chew、 61. 368−71
. 1982)。
■1.5−ジメチルナフタレンから製造する方法(US
4562286 ’) 。
■5−メチルー1−ナフタレンカルボン酸から製造する
方法(US4560794 ’) 。
上記■〜■は、それぞれ特徴を有し効率よく目的化合物
(1)に到達する方法に違いはなかったが、使用する試
薬が高価であったり、取扱いに特別の注意を要したり、
製造工程が煩雑であったり等、工業的生産をするには著
しく不利であった。
(発明が解決しようとする問題点) そこで本発明者らは、上記欠点を克服する目的で特別な
設備を要さずかつ比較的安価な材料によって(1)を取
得する方法を確立することを目上して鋭意研究を重ねた
結果、以下に記載する本発明方法を想到することに成功
したものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の要旨は、以下の点にある。
(1)原料物質として(n)を使用すること。
(2)(If)のヨードをトリフルオロ基と置換させる
ため、トリフルオロ酢酸の塩を使用すること。
以下、本発明について詳述する。
本発明に用いる原料化合物(n)は公知の化合物であり
、公知の方法、例えば特開昭57−158756号公報
に記載の方法によって取得することができる。〔■〕に
おけるRとしては炭素数1〜4のものが好ましく、メチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル
、イソブチル等の低級アルキルを挙げることができる。
本発明におけるトリフルオロ酢酸の塩としては例えば、
ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、カルシウム
等のアルカリ土類金属塩等を挙げることができるが、と
りわけナトリウム塩が好ましい。
本発明を実施する場合には、化合物(n)に対してトリ
フルオロ酢酸の塩を2〜5モル、好ましくは4モル使用
するのがよい。
本発明の方法は、適当な触媒の存在下に行うのがよい。
この場合の触媒としては、例えば、ヨウ化第−銅、臭化
第一銅等のハロゲン化第−銅を挙げることができるが、
とりわけヨウ化第−銅が好ましい。
本発明を実施する場合には、化合物〔■〕に対して触媒
を1〜4モル、好ましくは2モル使用するのがよい。
本発明の方法は、通常、不活性ガスの気流下に行うこと
ができる。この場合の不活性ガスとしては、例えば、ア
ルゴン、窒素等を挙げることができる。
本発明の方法は、適当な溶媒中で行うのがよい。
この場合の溶媒としては、反応に不活性な高沸点溶媒が
好ましく、例えば、N−メチルピロリドン、N、N−ジ
メチルホルムアミド等を挙げることができる。
本発明を実施する場合には、通常、150〜200℃、
好ましくは160℃程度の温度で反応させるのがよい。
また、反応時間は、触媒や溶媒の種類やその量によって
異なるが、通常3〜20時間で充分である。
本発明においては、目的化合物は反応混合物から通常の
分離精製手段、例えば、抽出、濃縮、中和、濾過、再結
晶、カラムクロマトグラフィー等の方法によってR1精
製することができる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明
する。
実施例 6−メドキシー5−トリフルオロメチル−1−ナフタレ
ンカルボン酸メチル 6−メドキシー5−ヨード−1−ナフタレンカルボン酸
メチル2.05 g 、  トリフルオロ酢酸ナトリウ
ム3.26 g 、ヨウ化第−銅2.29 g 、及び
N−メチルピロリドン80m1の混合物をアルゴン気流
下に、160℃まで加熱する。同温度で約17時間攪拌
する。
反応終了後、冷却し、反応液にn−へキサンとエーテル
の混合溶媒(1: 1)を加える。これを濾過し、不溶
物を濾過した後、2回水洗する。硫酸マグネシウムで乾
燥した後、溶媒を留去する。ショートカラムを用いたカ
ラムクロマトグラフィー(n−ヘキサンと酢酸エチルの
混合溶媒(10:1)で溶出)に付し、精製する。溶媒
を留去し、n−ヘキサンより再結晶して、目的化合物1
.62 gを得た。
収率95%。融点82〜84℃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 で表わされる化合物に、トリフルオロ酢酸の塩を反応さ
    せることを特徴とする、次の一般式〔 I 〕▲数式、化
    学式、表等があります▼〔 I 〕 で表わされる化合物の製法。 ただし、Rは低級アルキルを表わす。
JP30481886A 1986-12-19 1986-12-19 ナフタレン誘導体の製法 Pending JPS63270642A (ja)

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