JPS63269142A - 画像撮影装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液晶ディスプレイの画面に表示された画像
を撮影する画像撮影装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来より、例えば会議等において、スライドを映写して
説明したり、記録として保存するため、ディスプレイ装
置の画面に表示された画像をフィルムに収めたいという
要請がある。そこで、実開昭６１−１９８９４２号公報
に記載のもののように、即ち第３図において、ディスプ
レイ装置１００と三原色フィルタを設けた円板１０１と
を制御部１０２によって制御し、そのディスプレイ装置
１００の画像をカメラ１０３によって撮影するように構
成されたＣＲＴ画像撮影装置が提案されている。

〔解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような構成のＣＲＴ画像撮影装置に
あっては、光学系を構成する円板を介してディスプレイ
装置の画面からカメラまで一定長の撮影光路を必要とし
ており、例えば接写用レンズを取付けたとしても５０ｃ
ｍ程度の光路を必要とするため、装置が重量的に重く大
型化していると共に価格的にも高価なものとなっている
。

そこで、この発明は、上記した従来の欠点に鑑み、小型
でかつ低廉な画像撮影装置を提供することを目的とする
ものである。

〔問題点を解決するための手段〕

即ち、この発明の画像撮影装置は、各種画像を表示画面
に表示させる液晶ディスプレイにバックライトを供給す
る照明手段と、この照明手段を制御する制御手段と、前
記液晶ディスプレイの表示画面に接近して配設したフィ
ルムとを備え、バックライトの光量或は照明時間を前記
制御手段によって制御して前記画像を撮影するものであ
る。

〔作用〕

この発明の画像撮影装置は、液晶ディスプレイの西面後
方側の照明手段から供給するバックライトの光量或は照
明時間を制御手段によって制御し、画面近くに撮影レン
ズを介さない状態で配設したフィルムにその画面に表示
された画像を写し込むようになっているものである。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例について添付図面を参照しな
がら説明する。

第１図はこの発明にかかる画像撮影装置を示すものであ
り、この画像撮影装置は、カラー液晶ディスプレイ１と
、このカラー液晶ディスプレイ１の背面側のバックライ
トボックス２に照明手段３及び照明制御手段４と、カラ
ー液晶表示手段１の表面側のフィルムボックス５にイン
スタントフィルム６及び取替手段７とを有する構成とな
っている。

カラー液晶ディスプレイ１は、パーソナルコンピュータ
に入力された画像情報を表示するため入力側がそのパー
ソナルコンピュータの出力側に接続されており、背面側
の次に説明する照明手段２から供給されるバックライト
によって表面側の表示画面８上に先の画像情報が表示さ
れるようになっている。そして、この実施例のカラー液
晶ディスプレイ１は、第２図に示すように、表示画面８
の各画素（回路）に対応して設けられた走査電極及び映
像電極（共に回路）を夫々駆動する走査ドライバ回路９
及び映像ドライバ回路１０と、複数種の画像を切り替え
て表示するためこれらのドライバ回路９及び１０を制御
する制御部１１とを備えている。なお、このカラー液晶
ディスプレイは特にこの実施例のようにパーソナルコン
ビエータの入力情報を表示する構成のものに限定される
ものではなく、例えばＶＴＲ等に接続させてもよい。

バックライトボックス２は、この実施例にあってはカラ
ー液晶ディスプレイ１のケーシング背面側に着脱可能に
取付けられている。

照明手段３は、バフクライトを供給させるためカラー液
晶ディスプレイ１内に設けた三原色のカラーフィルタの
分光特性に適合させた３波長螢光体、即ちこの実施例で
は冷陰極螢光ランプ３°ａを用いており、この冷陰極螢
光ランプ３ａの近傍にはカラー液晶ディスプレイ１側に
均一な照度でバックライトを供給させるため、拡散板３
ｂが取付けられている。

照明制御手段４は、バックライトの光量或は照明時間を
フィルム６特性及び冷陰極螢光ランプ３ａ特性に応じた
最適な状態に制御するためのものであり、光源駆動回路
１２と１時間設定回路１３と、電源Ｖと１作動スイッチ
Ｓとから構成されている。光源駆動回路１２は、螢光ラ
ンプ３ａに交流高電圧を供給させてその螢光ランプ３ａ
を点灯させるためのものであり、トランスや発振回路等
から構成されている０時間設定回路１３は、露光量を最
適値にセットするため螢光ランプ３ａの点灯時間を一定
値に設定するためのものであり、ワンショットマルチバ
イブレータ等から構成されている。

フィルムボックス５は、カラー液晶ディスプレイ１の表
面側に着脱可能に取付けられており、開口部５ａが丁度
カラー液晶ディスプレイ１の表示画面８側に密着・嵌合
するようになっている。また、このフィルムボックス５
には、後に説明する最初の遮光紙のみ及びインスタント
フィルム６を取出すため夫々取出口５ｂ、５ｃが形成さ
れている。

インスタントフィルム６は、先端側に現像液を有すると
共に下面側の液晶表示面側に遮光紙が貼付けられた構成
のものであり、カラー液晶ディスプレイ１の表示画面に
撮影レンズを介在させずに直接接近させた状態で密着焼
付を行うようになっており、この実施例にあっては手動
操作により取替手段７を作動させて複数枚積層された枚
葉状のものを表示画面８側に一枚ずつ送り出してきて画
像を撮影するようになっている。尚、これらのインスタ
ントフィルム６は、各フィルム６同士ヲ連結しているリ
ードペーパを使って次位のフィルム６を取出すことがで
きるようになっている。また、この発明の画像撮影装置
にあっては特にこのインスタントフィルムに限定される
ものではな（通常のフィルムであっても可能である。

取替手段７は、インスタントフィルム６を一枚ずつ表示
画面８側に送り出してその表示画面８に表示された画像
を撮影するためのものであり、最初の遮光紙のみのもの
及び複数枚のシート状インスタントフルム６を収容した
フィルム室７ａと、このフィルム室７ａ内からインスタ
ントフィルム６を引き出す際にそのフィルム６先端側の
現像液をフィルム面全体に亘って展開させる展開ローラ
７ｂとを有している。

従って、この実施例の画像撮影装置によれば、マイクロ
コンピュータに入力された複数種の画像情報を表示する
カラー液晶ディスプレイ１の画面からその画像をハード
コピーする場合には、表示画面８に各画像情報を表示さ
せる。

次に、取出口５ｂからリードペーパを引き出してきて、
第１番目のインスタントフィルム６を表示画面８側に送
り出して表示画面８側にセットし、作動スイッチＳを押
圧操作する。すると、所定の点灯時間だけ螢光ランプ３
ａが点灯して表示画面８に画像が表示されてインスタン
トフィルム６に露光され、その画像がインスタントフィ
ルム６に密着焼付される。

このようにして、焼付けられたフィルム６は、リードペ
ーパを使用して取出口５ｃから取出す際に現像液が展開
ローラ７ｂによってフィルム面上におし広げられたなら
ば、フィルム面に貼られた遮光紙を剥離するとでき上が
る。

以下、同様の操作によって表示画面８に表示された各画
像を順次インスタントフィルム６に撮影することができ
る。

〔効果〕

以上説明してきたようにこの発明に係る画像撮影装置に
よれば、液晶ディスプレイの青面倒の照明手段から照明
制御手段によってバックライトを適正時間だけ照射して
画面上に画像を形成すると共に、この形成された画像に
近接してセントしたフィルムに撮影レンズを介さずに直
接密着焼付するようになっており、撮影レンズ及びその
結像距離等が不要になっている分だけ装置の軽量小型化
並びにコストダウンを図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る画像撮影装置を示す概略断面図
、第２図はこの発明に係る画像撮影装置の液晶ディスプ
レイ側及び照明手段側の構成を示すブロック図、第３図
は従来のＣＲＴ撮影装置を示す構成図である。 １・・・液晶ディスプレイ、 ３・・・照明手段、 ４・・・照明制御手段、 ６・・・（インスタント）フィルム。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各種画像を表示画面に表示させる液晶ディスプレイ
   にバックライトを供給する照明手段と、この照明手段を
   制御する制御手段と、 前記液晶ディスプレイの表示画面に接近して配設したフ
   ィルムと を備え、バックライトの光量或は照明時間を前記制御手
   段によって制御して前記画像を撮影することを特徴とす
   る画像撮影装置。