JPS6326450Y2 - - Google Patents

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JPS6326450Y2
JPS6326450Y2 JP6449082U JP6449082U JPS6326450Y2 JP S6326450 Y2 JPS6326450 Y2 JP S6326450Y2 JP 6449082 U JP6449082 U JP 6449082U JP 6449082 U JP6449082 U JP 6449082U JP S6326450 Y2 JPS6326450 Y2 JP S6326450Y2
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rubber
tube
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ring
rubber tube
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JP6449082U
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JPS58165061U (ja
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Priority to GB08310877A priority patent/GB2120746B/en
Priority to US06/487,126 priority patent/US4537224A/en
Priority to DE3314671A priority patent/DE3314671C2/de
Priority to NL8301421A priority patent/NL8301421A/nl
Priority to DE19833347898 priority patent/DE3347898C2/de
Priority to FR8306675A priority patent/FR2525726B1/fr
Priority to KR1019830001689A priority patent/KR870000042B1/ko
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、浚渫作業用パイプライン中に組み込
まれて使用されるゴム管、殊にサンゴ礁海域での
浚渫作業のため好適に使用されうるゴム管に関す
る。
浚渫作業用パイプラインにおいて、主材たる各
鉄管の間に介装されている比較的大口径のゴム管
は、殊に作業がサンゴ礁海域で行なわれる場合、
前記パイプライン中を高圧で搬送される泥土流中
に含有されるサンゴ砕片や尖鋭端縁をもつ砕石な
どの固体粒子が該ゴム管の内周面に激しく衝突す
るため、その内面ゴムを切り裂かれ、かつ引きち
ぎられて早期に損耗されてしまう。
これまでに上の事態に対応する各種の技術が提
案されているが、本出願人も亦、実開昭55−
85163号の考案により、ゴム管の内周面にその軸
線方向に沿い適当間隔で埋め込まれた複数の金属
リングに対して、各金属リングの内周面に該リン
グより広幅のテーパー状金属リングを溶接などの
手段により固着された浚渫作業用ゴム管を提案し
た。その概略構造を第5図に示す。
この先考案に係るゴム管Rは、泥土流中のサン
ゴ砕片等Sがテーパー状金属リングM2に衝突し
て管軸方向へ跳ね飛ばされた後、高圧で搬送され
る泥土流により押し流されて管外へ、より正確に
は後続の鉄管内へ排出される結果、該管の内周面
の引裂き摩耗が大幅に改善される。
しかし、この種の大径ゴム管は、通前大径の円
筒状マンドレルの周面上に未加硫ゴムシート、補
強布及び金属リング等の各種構成要素が所定手順
に従つて嵌め込まれ、かつ巻きつけられて成形さ
れるので、先考案のゴム管の製造において、先の
比較的広幅なテーパー状リング部M2を一体的に
有する金属リングMを前記マンドレル上に定置す
ることが困難となる。そのため先考案では、ゴム
管の内周面に埋め込まれる輪状の本体部M1と該
内周面上に露出されるテーパー状リング部M2
を別体に造り、先づ前者をゴム管成形の際、該管
内に一体的に埋め込んだ上、後者を前者の内周面
に対して溶接により固着する方法が採られる。
しかし、この方法によれば、輪状の本体部M1
に対してテーパー状リング部M2を溶接するとき
の高温の熱が、前者を介してその周辺のゴム弾性
材に加えられる結果、周辺ゴム材の熱劣化をもた
らし、本体部M1との接着強度を低下させる。
さらに、上のゴム管Rにおいて、金属リングM
は、用時ゴム管に作用する内外圧により、殊に管
軸線X−Xと直交する方向に延びてゴム管R中に
埋め込まれている垂直な端面mとゴムとの界面か
ら剥離損傷が発生する場合がしばしば起る。
本考案は、上述欠点を改善し、ゴム管内面へ簡
単かつ強固に取りつけられるうえ、サンゴ砕片等
による引裂き摩耗損傷に対して有効に対応できる
金属リングを備えた浚渫作業用ゴム管を提供する
もので、本考案に係る浚渫作業用ゴム管は、先考
案における金属リングMを幅の狭い等径のリング
(外管)と、より幅の広い(即ちより長径の)テ
ーパー状リング(内管)とに分割すると共に、該
外管には外向き(遠心方向)に窪む円周状の凹溝
を、また該内管にはその外周面から放射状に延び
るピンを設けて該ピンを前記外管の凹溝内に係着
させることを骨子とする。
以下本考案を図示の実施例を用いて説明する。
第1図は本考案の実施例による浚渫作業用ゴム管
の一部を切り欠く部分断面図である。
本例ゴム管1は、複数の補強布層4……を内部
に埋め込まれた外面ゴム層2と、該層2の内周面
に一体的に形成された内面ゴム層3とから成り、
またその左右両端には接続用金属管5が加硫接着
により強固に取り付けられている。
さらにゴム管1は、内面ゴム層3内に複数の金
属リング6……が該管1の軸線方向に沿つて適当
間隔をおいて前記内面ゴム層3上に埋め込まれて
いる。
金属リング6は、第2図に更に詳細に示すごと
く、幅Wと比べて厚みtが極めて薄い輪状の本体
部6aと、該本体部6aに対して後述するように
取り付けられる、該本体部6aと比べて遥かに広
幅なテーパー状リング部6bとから成る。また、
前記本体部6aは外周面の中央に外方へ突出する
同心円状の環状リブ6cを一体的に形成されてお
り、その内面は同心円状の環状溝6dを形成す
る。
テーパー状リング部6bにはその大径端寄りの
外周面上に外方へ突出する4個の係合ピン7……
が等角放射状に設けられており、かつ該ピン7…
…が先の本体部6aの環状溝6d内に嵌り合うこ
とにより、本リング部6bは前記本体部6aに対
して取り付けられる。これら部材6a及び6bの
取り付方法を更に具体的に説明すると、ゴム管製
造の常法に従つて、先づ本体部6aのみが図示の
如くゴム管1の内面ゴム層3内に該部6aの内周
面がゴム管1の内周面と整合するようにして埋め
込まれる。次いでテーパー状リング部6bがゴム
管1内の所定位置に挿入された後、該リング部6
bの大径端寄りに予め穿たれている透孔7a……
(なお、図中他の3個の透孔は図示省略)に、係
合ピン7がそれぞれ挿し込まれると共に、各ピン
7の先端は本体部6aの環状溝6d内に嵌め込ま
れる。最後に各係合ピン7の後端部がテーパー状
リング6bに対して溶接されることにより、本体
部6aとテーパー状リング部6bとの取付けは完
了する。
以上から明らかな通り、本例ゴム管1は従来の
ゴム管製造の常法によりゴム管本体を製造するこ
とができる上、最終的にゴム管内に突出すること
となるテーパー状リング部6bは、予め成形され
た前記ゴム管1の内周面上に簡単に取り付けるこ
とができる。しかも係合ピン7を溶接する際に発
生する高熱は4個のピンを介してのみゴム管1へ
伝達されることに加え、該ピン7と金属リング6
の本体部6aとは別体であるので、溶接作業に際
しゴム管1へ伝達される熱は極く微弱であり、し
たがつて本体部6aの周辺のゴム弾性材が熱劣化
することもない。
さらに、本例ゴム管1において、内面ゴム層3
内に埋め込まれる本体部6aは、先述の通り軸線
x−xに垂直な端面aと比べて遥かに広幅な軸線
x−xに平行する平面bを有するので、ゴム管加
硫の際、巻き締め布材による締付力が前記広幅の
平面bに作用し、該面bにおいて強固にゴムに接
着される。したがつて、仮りに比較的薄肉の前記
垂直端面aでゴムとの剥離が発生しても、該損傷
がそれ以上に成長することは阻止される。因み
に、本例において金属リング6の本体部6aの幅
wが100mmであるのに対して、厚みtは約15mmに
作られている。
本体部6aはゴム管1の可曲性を阻害しないた
め該管1の軸線に沿い適当な間隔をおいて内面ゴ
ム層3内に埋め込まれる。本例では各本体部6a
の間隔tは300mmに設定されている。
したがつて、テーパー状リング部6bは、泥土
中に含まれるサンゴ砕片等の固体粒子が前記本体
部6a間の内面ゴム層3に衝突するのを阻止する
ため、本体部6aの幅wより広幅に形成される必
要がある。本例では該リング部6bの幅w1は400
mmに形成され、該部6bは本体部6a間に在る内
面ゴム層3の全表面を覆う。
上のリング部6bはテーパー状に形成されてい
るため、これに衝突したサンゴ砕片等は管軸方向
へ跳ね飛ばされたうえ、高圧の泥土流により後方
へ押し流される。したがつて該リング部6bは、
本体部6a間の内面ゴム層3を全面的に覆う必要
は無く、第3図の実施例に示す如く、後続の本体
部6aの前端より手前で終端する程度の幅w′1
有していてもよい。
さらに、第4図の実施例に示す如く、第1図の
テーパー状リング部6bと同じ幅のリング部6b
の小径端が、後続の本体部6aの前端より手前位
置で終端するように対応する本体部6aに取り付
けられてもよい。この構成であれば、テーパー状
リング部6bの大径端が、対応する本体部6aの
前端及び更にその前方の内面ゴム層3を覆うの
で、これら各部6a及び3の磨滅及び引裂き摩耗
が一層有効に防止される。
本考案は、以上の実施例について説明した通
り、高圧で搬送される泥土流中に含有されるサン
ゴ砕片等の固体粒子の衝突による引裂き摩耗から
ゴム管の内面ゴム層を有効に保護することができ
る金属リングを簡単かつ強固に前記ゴム管の内周
面上に取り付けることができ、しかも前記金属リ
ングの埋設により些かもその可曲性を阻害される
ことが無い浚渫作業用ゴム管を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による浚渫作業用ゴ
ム管の一部を切り欠く部分断面図、第2図は第1
図ゴム管の部分拡大図、第3図及び第4図は本考
案の他の実施例によるゴム管の部分断面図、第5
図は公知ゴム管の概略構造を示す部分断面図であ
る。 1……ゴム管、2……1の外面ゴム層、3……
1の内面ゴム層、4……補強布層、5……接続用
金属管、6……金属リング、6a……6の本体
部、6b……6のテーパー状リング部、6c……
6aの環状リブ、6d……6aの環状溝、7……
係合ピン、7a……6の透孔、a……6aの垂直
端面、b……6aの外周平面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の二重金属製管状体(金属リング)が、埋
    設補強布層により補強されたゴム製管状体内に共
    軸的に固定された管状体であつて、前記二重金属
    製管状体は、その中央部に円周方向に沿い、かつ
    遠心方向へ陥没する凹溝を備える外管と、該外管
    の一方の内端から内すぼまりテーパー状に延び
    る、該外管より長径の内管とから構成され、該内
    管は、その外壁から放射状に延びる複数の係合ピ
    ンを介して前記外管の凹溝内に係着されているこ
    とを特徴とする浚渫作業用ゴム管。
JP6449082U 1982-04-22 1982-04-30 浚渫作業用ゴム管 Granted JPS58165061U (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6449082U JPS58165061U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 浚渫作業用ゴム管
US06/487,126 US4537224A (en) 1982-04-30 1983-04-21 Rubber tube for dredging work
GB08310877A GB2120746B (en) 1982-04-22 1983-04-21 Rubber tube for dredging work
NL8301421A NL8301421A (nl) 1982-04-22 1983-04-22 Rubberslang voor baggerwerkzaamheden.
DE3314671A DE3314671C2 (de) 1982-04-22 1983-04-22 Gummirohr für den Transport von Baggergut
DE19833347898 DE3347898C2 (ja) 1982-04-22 1983-04-22
FR8306675A FR2525726B1 (fr) 1982-04-22 1983-04-22 Tube en caoutchouc pour des travaux de dragage
KR1019830001689A KR870000042B1 (ko) 1982-04-22 1983-04-29 준설작업용 고무관

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6449082U JPS58165061U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 浚渫作業用ゴム管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58165061U JPS58165061U (ja) 1983-11-02
JPS6326450Y2 true JPS6326450Y2 (ja) 1988-07-18

Family

ID=30074516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6449082U Granted JPS58165061U (ja) 1982-04-22 1982-04-30 浚渫作業用ゴム管

Country Status (1)

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JP (1) JPS58165061U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58165061U (ja) 1983-11-02

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