JPS6326395Y2 - - Google Patents

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JPS6326395Y2
JPS6326395Y2 JP12902883U JP12902883U JPS6326395Y2 JP S6326395 Y2 JPS6326395 Y2 JP S6326395Y2 JP 12902883 U JP12902883 U JP 12902883U JP 12902883 U JP12902883 U JP 12902883U JP S6326395 Y2 JPS6326395 Y2 JP S6326395Y2
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JP
Japan
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switching
oil
cylinder
pressure
valve
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JP12902883U
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JPS6036995U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は油圧式クレーンのウインチ等に用いら
れる高低2速を有する油圧モータのその速度切換
回路に関するものである。
油圧モータの速度を切換える場合、その切換部
材を油圧シリンダにより作動させるためそのシリ
ンダへの圧油を給排することになるが、従来のこ
の種の回路構成を第1図に示す。
第1図において、3〜8はそれぞれクレーンの
アクチユエータ(図示せず)への油路を切換える
油路切換弁で、それぞれ並列に接続されており、
リリーフ弁9と共に一体にスタツクされて切換弁
集合体13を構成している。なおこれらの油路切
換弁3〜8は中立位置ではポンプからの圧油をセ
ンターバイパスしてタンク2側に戻すようになつ
ており、切換え位置でセンターバイパス通路10
は遮断され、平行圧力通路11に圧が立つように
なつている。12は油路切換弁3〜8の排油ポー
ト側に接続されるタンク通路である。14はウイ
ンチ用の速度可変型の油圧モータで、高低速切換
用の切換部材15を作動させて切換えるわけであ
るが、この切換部材15はスプリング16により
付勢されて常時低速側に位置しており、このスプ
リング16に抗して切換部材15を作動させるこ
とにより高速側に切換わるようになつている。1
7はこの切換部材15を切換える油圧シリンダ
で、このシリンダに圧油が作用した際に、前記切
換部材15をスプリング16に抗して高速側に切
換え、圧油が作用しない状態ではスプリング16
により元の位置にあるように構成されている。こ
のシリンダ17への圧油は、前記クレーン用油圧
回路中の主回路から分岐して取出す。この分岐回
路18中にはその上流側からチエツク弁20、フ
イルター21、アキユームレータ22、切換弁2
3が挿入されている。またこの分岐回路18の圧
を補償するために、この分岐回路を分岐した分岐
点の下流側の主回路中にシーケンス弁19が接続
されている。なおこのシーケンス弁19は、アキ
ユームレータ22にシリンダ17を作動させるに
必要な圧が蓄えられた場合にはその圧によりアン
ロード弁として機能するように構成されている。
次にこの切換回路の作動を説明すると、切換弁
23はタンク側への接続位置にあり、従つてシリ
ンダ17には圧油が作用しておらず、油圧モータ
14は低速位置にある。切換弁23を切換えると
アキユームレータ22の圧油がこの切換弁23を
通つてシリンダ17に作用し、切換部材15を切
換えて高速位置にするわけである。即ちこの例で
は、切換回路の圧を確保するためのシーケンス弁
19、シリンダ17を作動させるに必要な圧を蓄
えるためのアキユームレータ22、回路内の圧油
の逆流を阻止するチエツク弁20、切換弁23が
必要となり、単に油圧モータの速度切換部材を切
換えるためだけのものでありながら部品点数が多
く極めて大がかりなものとなつている。
従つて本考案においては部品を少なくして簡単
で安価な切換回路を得ようとするものである。
以下本考案の構成につき説明する。
第2図は本考案に係る切換回路を示すもので、
前述した従来例において説明したものと同一のも
のは同一の符号を採用してその説明を省略する。
図中、24はパイロツトオペレーテツドチエツク
弁で、給排管路25側からこのパイロツトオペレ
ーテイドチエツク弁24とシリンダ17の給油室
側とを接続する管路26側への油の流れは許容し
その逆流は阻止するもパイロツト管路27の圧に
より作動して管路26側から管路25側への油の
流れを許容するよう構成されるものである。28
は、油圧モータ14の速度切換部材15を作動さ
せるシリンダ17へ圧油を給排するための切換弁
で、この切換弁28の給油ポート28b及び排油
ポート28c側を前記給排管路25及びパイロツ
ト管路27側又はこの逆に接続する2位置を有す
る2位置切換弁である。なおこの切換弁28は、
クレーンアクチユエータの油路切換弁3〜8と一
体にスタツクされており、切換弁3〜8の平行圧
力通路11及びタンク通路12がこの切換弁の給
油ポート28b及び排油ポート28cにそれぞれ
接続されている。またこの切換弁28は、常にタ
ンク側に通じているポート28aを有しており、
このポート28aは前述の油路切換弁3〜8のセ
ンターバイパス通路10と接続されており、従つ
て油路切換弁3〜8中立位置でこれらをセンター
バイパスした圧油はこの切換弁28を通つて常に
タンク側に戻るようになつている。
次にこの切換回路の作動を説明すると、第2図
において、油路切換弁3〜8のいずれか、例えば
モータ14用の油路切換弁7を切換えると、セン
ターバイパス通路10は遮断され平行圧力通路1
1に圧が立つことになる。そうすると切換弁28
が28−2の位置にあるので、圧油はパイロツト
オペレーテイドチエツク弁24のパイロツト管路
27に作用しこのパイロツトオペレーテイドチエ
ツク弁を開弁する。これによりシリンダ側に保持
されていた圧油はタンク側に開放されることにな
るのでシリンダ17は元の位置に復帰し油圧モー
タ14は低速位置となる。このとき油圧モータ1
4は7を切換えているので回転している。この状
態から油路切換弁7を中立位置に戻してもモータ
14の回転は止るが切換部材15の位置はそのま
まである。
次にこの状態で切換弁28を28−1の位置に
切換えても切換部材15の位置はそのままであ
る。この状態で油路切換弁3〜8のいずれか、例
えば7を切換えると、センターバイパス通路10
は遮断され、平行圧力通路11に圧が立ち、この
圧が管路25、チエツク弁24、管路26とわた
つてシリンダ17に作用し切換部材15を作動し
て油圧モータ14を高速位置に切換えることにな
る。このとき油圧モータ14は7を切換えている
ので回転している。ここで油路切換弁7を中立位
置に戻してもシリンダ17に作用する圧油はパイ
ロツトオペレーテイドチエツク弁24に阻止され
ているので油圧モータ14は回転は止るが高速位
置の状態は保持される。
ここでまた切換弁28を28−2の位置にして
も切換部材15の位置はそのままである。次いで
油路切換弁3〜8のいずれかを切換えれば切換部
材15は切換えられることになる。
即ち切換弁28をいずれかの位置に切換えた後
に、いずれかの油路切換弁3〜8を切換えれば油
圧モータ14の切換部材15は切換作動されるこ
とになるわけである。
本考案は要するに、平行圧力通路11をシリン
ダ17又はパイロツトオペレーテイドチエツク弁
24のパイロツト管路27側で遮断し、いずれか
の油路切換弁を切換えてこの平行圧力通路に圧が
立つた際に切換弁28の切換え位置を確保しよう
とするものである。クレーン作業中には油路切換
弁はいずれかが切換えられることになるので、油
圧モータの速度切換部材15は常に所定の切換え
位置にあることになるわけである。
本考案は以上のように、平行圧力通路を利用し
てシリンダ17を作動させる圧油を確保したので
シーケンス弁、アキユームレータ等が必要でなく
簡単な構成となり、また例えば切換部材15の作
動中はシリンダ17に作用する圧油はチエツク弁
24によりその逆流が阻止されることになるが、
仮にこのチエツク弁からリーク等があつてもクレ
ーン作動中は常に圧油が補給されることになるの
で確実にその切換え位置を確保できる等、この種
の切換回路においては最適の回路構成となつてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の、第2図は本考案に係る2速モ
ータの切換油圧回路である。 3〜8……油路切換弁、10……センターバイ
パス通路、11……平行圧力通路、12……排油
通路、14……油圧モータ、15……油圧モータ
高低速切換部材、16……スプリング、17……
シリンダ、19……シーケンス弁、20……チエ
ツク弁、22……アキユームレータ、23,28
……切換弁、24……パイロツトオペレーテイド
チエツク弁、25……給排管路、27……パイロ
ツト管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 常時一方向にスプリング16により付勢された
    油圧モータ14の高低速切換用の切換部材15、
    圧油が作用した際に前記スプリング16に抗して
    前記切換部材15を作動させるシリンダ17、こ
    のシリンダ17への油の流れは許容しその逆流は
    阻止するもパイロツト圧により作動してその逆流
    を許容するよう構成されるパイロツトオペレーテ
    イドチエツク弁24、シリンダ17とパイロツト
    オペレーテイドチエツク弁24とを接続する管路
    26、前記パイロツトオペレーテイドチエツク弁
    24に接続される給排管路25及びパイロツト管
    路27とを有し、この給排管路25及びパイロツ
    ト管路27を切換弁28により給油側及び排油側
    又はこの逆に切換えて前記シリンダ17への圧油
    を給排し、これにより前記切換部材15を作動さ
    せるよう構成した2速モータの切換油圧回路であ
    つて、前記切換弁28の給油ポート28bは、中
    立位置にてセンターバイパスしてポンプからの圧
    油をタンク側に戻すよう構成される油路切換弁3
    …8を並列に接続した切換弁集合体の平行圧力通
    路11に接続されており、かつこの切換弁は前記
    油路切換弁3…8からセンターバイパスされる圧
    油を常にタンク側に戻すよう接続されていること
    を特徴とする2速モータの切換油圧回路。
JP12902883U 1983-08-20 1983-08-20 2速モ−タの切換油圧回路 Granted JPS6036995U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12902883U JPS6036995U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 2速モ−タの切換油圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12902883U JPS6036995U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 2速モ−タの切換油圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6036995U JPS6036995U (ja) 1985-03-14
JPS6326395Y2 true JPS6326395Y2 (ja) 1988-07-18

Family

ID=30292495

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12902883U Granted JPS6036995U (ja) 1983-08-20 1983-08-20 2速モ−タの切換油圧回路

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JP (1) JPS6036995U (ja)

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JPS6036995U (ja) 1985-03-14

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