JPH05322040A - 油圧駆動車の油圧装置 - Google Patents

油圧駆動車の油圧装置

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JPH05322040A
JPH05322040A JP12056692A JP12056692A JPH05322040A JP H05322040 A JPH05322040 A JP H05322040A JP 12056692 A JP12056692 A JP 12056692A JP 12056692 A JP12056692 A JP 12056692A JP H05322040 A JPH05322040 A JP H05322040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hst
pump
hydraulic
control valve
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP12056692A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobukazu Iguchi
信和 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication of JPH05322040A publication Critical patent/JPH05322040A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
    • E02F9/2221Control of flow rate; Load sensing arrangements
    • E02F9/2239Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】既存の油圧ポンプを改変することなく、いかな
るアタッチメントにも対応可能として油圧駆動車の多機
能化を図る。 【構成】HSTポンプ41とHSTモータ42とがそれ
ぞれ閉回路接続された対のHST回路と、該HST回路
の油量を補完するチャージ回路と、荷役用油圧ポンプ1
0の吐出管路13に連結された荷役制御弁14と、該荷
役制御弁14とアタッチメント駆動部19とを結ぶ動作
管路20、21とを備え、上記HST回路にはHSTポ
ンプ41から上記動作管路20、21へと連なる分岐管
路51、52を、選択的に開閉する切換制御弁50を配
設したことにより、HSTポンプ41を随時アタッチメ
ント駆動用の油圧源として流用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、HST回路を備えた油
圧駆動車の油圧装置に係り、詳しくは荷役用油圧ポンプ
の定格吐出量を超える大量の作動油を必要とするアタッ
チメントにも、機敏に対応しうるようにした油圧装置の
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスキッドステアリング式四輪駆動
車にみられるような油圧駆動車は、エンジンに直結され
たHSTタンデムポンプと、それぞれのHSTポンプに
閉回路接続されたHSTモータとからなるHST回路を
備え、各HSTモータの出力は終減速装置を介して左右
の駆動輪に独立して伝達されるよう構成されている。
【0003】そしてリフトシリンダ、ダンプシリンダと
いった荷役アクチュエータ用の油圧源には、同様にエン
ジンに連結されたギヤポンプ等の油圧ポンプが用いられ
ており、この油圧ポンプは各種アタッチメントの油圧源
としても共用されるほか、上記荷役アクチュエータから
荷役制御弁へと還流された作動油は、さらにHST回路
の油量を補完するチャージ油としても利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記油圧駆
動車に装備されるアタッチメントとしては、例えばバケ
ットにグラップル(抱え込み)機能をもたせるための油
圧シリンダを付加した形式のものから、ポール等の穿孔
作業に供されるアースオーガや構造物の破壊作業に使用
されるブレーカなどのように、回転駆動部を有する形式
のものまで多種類に及んでおり、とくに大型化された回
転駆動部(油圧モータ)にはかなり大量の作動油を必要
とする。
【0005】しかしながら、上記荷役用の油圧ポンプ
は、標準的な荷役形態と経済性とを十分加味して定格吐
出量が選択されており、極端に大量の作動油が必要なア
タッチメントに対しては当然ながら吐出流量に不足を来
し、該油圧ポンプの高容量化や増設といった不本意な暫
定措置によってこれに対処しているのが実情である。本
発明は、かかる油圧駆動車のもつ回路特性を巧みに利用
し、既存の油圧ポンプを改変することなく、いかなるア
タッチメントにも即座に対応可能な油圧装置を提供する
ことを解決すべき技術課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題解決の
ため、HSTポンプとHSTモータとがそれぞれ閉回路
接続された対のHST回路と、該HST回路の油量を補
完するチャージ回路と、荷役用油圧ポンプの吐出管路に
連結された荷役制御弁と、該荷役制御弁とアタッチメン
ト駆動部とを結ぶ動作管路とを備え、上記HST回路に
はHSTポンプから上記動作管路へと連なる分岐管路
を、選択的に開閉する切換制御弁を配設してなる新規な
構成を採用している。
【0007】
【作用】本発明になる油圧装置においては、車両を停止
させた状態で大量の作動油が必要な特殊アタッチメント
を稼動する際、切換制御弁の切換操作を先行させてHS
Tモータに対する給油路を一時的に遮断することによ
り、同時に開通される分岐管路並びに動作管路を経由し
てHSTポンプはアタッチメントの駆動部(油圧モ−
タ)と直接的に接続される。
【0008】したがって、その後は走行制御レバ−の操
作によりポンプの斜板傾角を随意に調節するのみで、2
基のHSTポンプをフルに利用することが可能となり、
しかも該HSTポンプは吐出流量が大きいばかりでな
く、エンジンの回転速度を固定したまま、アタッチメン
ト用油圧モ−タの回転速度及び回転方向をも自在に変化
させうるので、より効果的なアタッチメントの稼動を実
現することができる。
【0009】そして特殊アタッチメントによる荷役作業
の終了後、上記切換制御弁を復元方向に切換操作すれ
ば、HSTポンプは再びHSTモータと接続され、HS
T回路内にはチャージ回路を介して油量の補完が自動的
に行われるので、車両の走行機能は直ちに復活される。
【0010】
【実施例】以下、図に基づいて本発明の実施例を具体的
に説明する。図1において、10は図示しないエンジン
に直結された荷役用油圧ポンプで、その吸入管路11は
作動油タンク12に連結されており、同吐出管路13は
荷役制御弁14及びそれぞれ複路形式の荷役管路15、
16を介してリフトシリンダ17及びダンプシリンダ1
8に接続されるとともに、該荷役制御弁14には各種ア
タッチメントの駆動部19に給油する動作管路20、2
1が連結されている。22は該荷役管路15、16の還
流油を改めてチャージ油として送給する管路で、該管路
22はフィルタ23を介してHST回路のチャージポー
トに接続されている。
【0011】HSTすなわちHydro Static
Transmission(静油圧駆動)回路は、図
示しないエンジンに直結された可変容量形のHSTタン
デムポンプ41、41と、同様に図示しない走行用の出
力軸に連結されたRH、LH用のHSTモ−タ42、4
2とが、それぞれ管路43、44により閉回路接続され
ることによって構成されている。24は実質的にHST
モータ42が作動しない場合などの余剰チャージ油を低
圧リリーフ弁25を介して還流させる戻り管路で、HS
Tモータ42の作動に連動するフラッシング弁26の開
弁によって交換された排出油の戻り管路27とともに管
路28に合流されている。そしてこれらの戻り管路2
4、27は該管路28を経由して荷役用油圧ポンプ10
の吸入管路11に接続されており、これら荷役用油圧ポ
ンプ10からHST回路を巡る閉回路がいわゆるチャー
ジ回路を構成している。29は上記フィルタ23の上流
側と戻り管路27とを連通するバイパス回路で、該バイ
パス回路29にはフィルタ23の目詰りに感応して開弁
するバイパス弁30が設けられている。また、上記戻り
管路27中には冷却器31が配設されており、該冷却器
31の上下流側は油温に感応して開弁するバイパス弁3
2を備えたバイパス回路33によって接続されている。
なお、34はフラッシングリリーフ弁35よりも高圧に
セットされるチャージ油圧保持用の高圧リリーフ弁であ
る。
【0012】さて、本発明の最も特徴的な構成として、
上記対のHST回路をなすHSTポンプ41とHSTモ
ータ42との各接続管路43、44には、該管路43、
44から上記アタッチメント駆動部19用の動作管路2
0、21へと連なる分岐管路51、52が導出され、該
分岐管路51、52はHST回路中に配設された切換制
御弁50の切換操作によって選択的に開閉可能であり、
HSTポンプ41は必要に応じ該分岐管路51、52及
び動作管路20、21を経由してアタッチメント駆動部
19と接続しうるよう構成されている。
【0013】さて、本油圧装置を適用した油圧駆動車
が、アタッチメントを必要としない標準仕様の形態で使
用されるか、又は装備アタッチメントの駆動部19が比
較的少量の作動油で足りる油圧シリンダ等である場合
は、上記切換制御弁50が図示のノーマル位置を確保し
て分岐管路51、52の導通を遮断しているのでHST
回路は正常に作動し、HSTポンプ41、41に直結さ
れた図示しない走行制御レバーの操作による自在な走行
と、荷役制御弁14の操作を介した通常の荷役動作が支
障なく行われる。
【0014】そして車両を停止させた状態で使用される
特殊アタッチメントが、とくに大量の作動油を必要とす
る駆動部19を有する場合には、所要現場に車両を停止
させたのち、該特殊アタッチメントによる荷役作業に先
立って上記切換制御弁50を非ノーマル位置へ切換え
る。なお、この操作によって双方の切換制御弁50、5
0は同期して切換えられるよう構成されているが、必要
油量を勘案していずれか一方の切換制御弁50のみを操
作するように構成することもできる。このように切換制
御弁50が非ノーマル位置へ切換えられると、HSTモ
ータ42に対する給油路は一時的に遮断され、同時に開
通された分岐管路51、52及び動作管路20、21を
経由してHSTポンプ41はアタッチメントの駆動部
(油圧モ−タ)19と直接的に接続される。
【0015】したがって、その後は荷役制御弁14を介
することなく、走行制御レバーの操作によりHSTポン
プ41の斜板傾角を随意に調節するのみで、大吐出量の
HSTポンプ41をフルに利用することができる。とく
に該HSTポンプ41はエンジンの回転速度を固定した
まま、アタッチメント駆動部19の回転速度及び回転方
向を自在に変化させうるので、アタッチメントを一層効
率的に稼動させることができる。
【0016】特殊アタッチメントによる荷役作業終了後
は、上記切換制御弁50をノーマル位置へ復元操作する
ことにより、分岐管路51、52の遮断とともに管路4
3、44を介してHSTポンプ41は再びHSTモータ
42と接続され、HSTモータ42に対する給油開始と
同時に作動するフラッシング弁26及びチャージ回路を
介して、HST回路の油量の補完が自動的に行われるの
で、車両の走行機能は直ちに復活される。
【0017】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明は、特許請
求の範囲に記載した構成を有するものであるから、次に
掲記する優れた効果を奏する。 (1)大吐出量のHSTポンプをアタッチメント駆動用
の油圧源として随時流用することができるため、とくに
大量の作動油を必要とするアタッチメントも使用可能と
なり、当該油圧駆動車の多機能化を具現することができ
る。
【0018】(2)HST回路に介装された切換制御弁
と分岐管路の増設以外、他の油圧機器はそのまま使用し
うるので、既存の油圧装置に簡単に適用することができ
る。 (3)双方向性可変容量形というHSTポンプの特性を
活用して、アタッチメントの多様化並びに一層効率的な
稼動を推進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る油圧装置の一実施例を示す油圧回
路図である。
【符号の説明】
10は荷役用油圧ポンプ、14は荷役制御弁、19はア
タッチメント駆動部、20、21は動作管路、41はH
STポンプ、42はHSTモータ、50は切換制御弁、
51、52は分岐管路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】HSTポンプとHSTモータとがそれぞれ
    閉回路接続された対のHST回路と、該HST回路の油
    量を補完するチャージ回路と、荷役用油圧ポンプの吐出
    管路に連結された荷役制御弁と、該荷役制御弁とアタッ
    チメント駆動部とを結ぶ動作管路とを備え、上記HST
    回路にはHSTポンプから上記動作管路へと連なる分岐
    管路を、選択的に開閉する切換制御弁を配設してなる油
    圧駆動車の油圧装置。
JP12056692A 1992-05-13 1992-05-13 油圧駆動車の油圧装置 Pending JPH05322040A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2261427A1 (en) 2009-06-10 2010-12-15 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Hydraulic work vehicle
JP2021116872A (ja) * 2020-01-27 2021-08-10 株式会社加藤製作所 吸引車の油圧駆動装置

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