JPH0128177B2 - - Google Patents
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- JPH0128177B2 JPH0128177B2 JP56066901A JP6690181A JPH0128177B2 JP H0128177 B2 JPH0128177 B2 JP H0128177B2 JP 56066901 A JP56066901 A JP 56066901A JP 6690181 A JP6690181 A JP 6690181A JP H0128177 B2 JPH0128177 B2 JP H0128177B2
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 18
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2221—Control of flow rate; Load sensing arrangements
- E02F9/2239—Control of flow rate; Load sensing arrangements using two or more pumps with cross-assistance
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02F—DREDGING; SOIL-SHIFTING
- E02F9/00—Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
- E02F9/20—Drives; Control devices
- E02F9/22—Hydraulic or pneumatic drives
- E02F9/2278—Hydraulic circuits
- E02F9/2292—Systems with two or more pumps
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油圧シヨベル、油圧クレーンなどの油
圧作業機械の油圧回路に関する。
圧作業機械の油圧回路に関する。
油圧シヨベルなどでは、旋回動作と他のアクチ
ユエータの動作との独立性を確保するために、三
つの油圧ポンプを用いる３ポンプ方式が従来知ら
れている。この３ポンプ方式の一例を第１図に示
す。第１、第２、第３の油圧ポンプ１，２，３が
一つの原動機４によつて駆動される。第１の油圧
ポンプ１は吐出回路５により第１の方向切換弁グ
ループ６のセンタバイパス７に接続され、第２の
油圧ポンプ２は吐出回路８により第２の方向切換
弁グループ９のセンタバイパス１０に接続され、
第３の油圧ポンプ３は吐出回路１１により第３の
方向切換弁グループ１２のセンタバイパス１３に
接続される。第１の方向切換弁グループ６では、
右走行用方向切換弁１４、第１のブーム用方向切
換弁１５、第１のアーム用方向切換弁１６及びバ
ケツト用方向切換弁１７が並列に接続される。第
２の方向切換弁グループ９では、左走行用方向切
換弁１８、第２のブーム用方向切換弁１９及び第
２のアーム用方向切換弁２０が並列に接続され
る。第３の方向切換弁グループ１２は旋回用方向
切換弁２１のみを備える。右走行用方向切換弁１
４は出力回路TR１，TR２によりブレーキ弁２
２を経て右走行モータ２３に接続される。左走行
用方向切換弁１８は出力回路TL１，TL２により
ブレーキ弁２４を経て左走行モータ２５に接続さ
れる。ブーム用方向切換弁１５及び１９は出力回
路Ｂ１，Ｂ２によりブームシリンダ２６に接続さ
れ、アーム用方向切換弁１６及び２０は出力回路
Ａ１，Ａ２によりアームシリンダ２７に接続さ
れ、バケツト用方向切換弁１７は出力回路Ｄ１，
Ｄ２によりバケツトシリンダ２８に接続され、旋
回用方向切換弁２１は出力回路Ｅ１，Ｅ２により
ブレーキ弁２９を経て旋回モータ３０に接続され
る。
ユエータの動作との独立性を確保するために、三
つの油圧ポンプを用いる３ポンプ方式が従来知ら
れている。この３ポンプ方式の一例を第１図に示
す。第１、第２、第３の油圧ポンプ１，２，３が
一つの原動機４によつて駆動される。第１の油圧
ポンプ１は吐出回路５により第１の方向切換弁グ
ループ６のセンタバイパス７に接続され、第２の
油圧ポンプ２は吐出回路８により第２の方向切換
弁グループ９のセンタバイパス１０に接続され、
第３の油圧ポンプ３は吐出回路１１により第３の
方向切換弁グループ１２のセンタバイパス１３に
接続される。第１の方向切換弁グループ６では、
右走行用方向切換弁１４、第１のブーム用方向切
換弁１５、第１のアーム用方向切換弁１６及びバ
ケツト用方向切換弁１７が並列に接続される。第
２の方向切換弁グループ９では、左走行用方向切
換弁１８、第２のブーム用方向切換弁１９及び第
２のアーム用方向切換弁２０が並列に接続され
る。第３の方向切換弁グループ１２は旋回用方向
切換弁２１のみを備える。右走行用方向切換弁１
４は出力回路TR１，TR２によりブレーキ弁２
２を経て右走行モータ２３に接続される。左走行
用方向切換弁１８は出力回路TL１，TL２により
ブレーキ弁２４を経て左走行モータ２５に接続さ
れる。ブーム用方向切換弁１５及び１９は出力回
路Ｂ１，Ｂ２によりブームシリンダ２６に接続さ
れ、アーム用方向切換弁１６及び２０は出力回路
Ａ１，Ａ２によりアームシリンダ２７に接続さ
れ、バケツト用方向切換弁１７は出力回路Ｄ１，
Ｄ２によりバケツトシリンダ２８に接続され、旋
回用方向切換弁２１は出力回路Ｅ１，Ｅ２により
ブレーキ弁２９を経て旋回モータ３０に接続され
る。
３１はタンク、３２，３３，３４は主リリーフ
弁、a1，a2，b1，b2，c1，c2，c3，c4，d1，d2，
e1，e2、はパイロツト圧信号回路である。
弁、a1，a2，b1，b2，c1，c2，c3，c4，d1，d2，
e1，e2、はパイロツト圧信号回路である。
第１図において、旋回用方向切換弁２１が中立
位置にあり、旋回モータ３０が停止している場合
には、第３の油圧ポンプ３は有効に活用されてい
ないし、センタバイパス１３の圧損分だけ動力を
損している。また、走行用方向切換弁１４及び１
８と他のアクチユエータ用の方向切換弁とを同時
に動作させると、走行に異常が生じ、作業性能上
も安全上も不都合であつた。例えば、バケツト用
方向切換弁１７との同時動作では、バケツトシリ
ンダ２８の圧力によつて右走行用方向切換弁１４
を流れる圧油の量が変化し、それによつて走行が
蛇行する。またブーム用方向切換弁１５及び１９
との同時動作では、ブーム用方向切換弁１５及び
１９に流れる圧油の分だけ、走行速度が遅くな
る。
位置にあり、旋回モータ３０が停止している場合
には、第３の油圧ポンプ３は有効に活用されてい
ないし、センタバイパス１３の圧損分だけ動力を
損している。また、走行用方向切換弁１４及び１
８と他のアクチユエータ用の方向切換弁とを同時
に動作させると、走行に異常が生じ、作業性能上
も安全上も不都合であつた。例えば、バケツト用
方向切換弁１７との同時動作では、バケツトシリ
ンダ２８の圧力によつて右走行用方向切換弁１４
を流れる圧油の量が変化し、それによつて走行が
蛇行する。またブーム用方向切換弁１５及び１９
との同時動作では、ブーム用方向切換弁１５及び
１９に流れる圧油の分だけ、走行速度が遅くな
る。
旋回用の第３の油圧ポンプを有効に活用するた
めに、従来、第３の方向切換弁グループの最下流
のセンタバイパスを、第１の方向切換弁グループ
の走行用方向切換弁と他のアクチユエータ用の方
向切換弁との間のセンタバイパスに常時接続する
ようにした油圧シヨベルの油圧回路に関する発明
が提案されている。しかし、この発明のすべての
実施例において、第２の方向切換弁グループで
は、走行用方向切換弁が最上流のセンタバイパス
に接続されておらず、他のアクチユエータ用の方
向切換弁に並列に接続されているので、第１図の
ものと同様に走行が蛇行する欠点がある。また、
第３の方向切換弁グループの最下流のセンタバイ
パスが第１の方向切換弁グループのセンタバイパ
スに常時接続されているので、第１及び第３の切
換弁グループの非操作時には、第１の方向切換弁
グループの接続点以後のセンタバイパスに第１の
油圧ポンプと第３の油圧ポンプの圧油が合流す
る。そのため、センタバイパスの流量増加による
圧力損失が大きくなり、エネルギを無駄に消費す
ることになる。この圧力損失を小さくしようとす
れば、センタバイパスの径を大きくしなければな
らず、低コスト、小型化に反したものとなつてし
まう。
めに、従来、第３の方向切換弁グループの最下流
のセンタバイパスを、第１の方向切換弁グループ
の走行用方向切換弁と他のアクチユエータ用の方
向切換弁との間のセンタバイパスに常時接続する
ようにした油圧シヨベルの油圧回路に関する発明
が提案されている。しかし、この発明のすべての
実施例において、第２の方向切換弁グループで
は、走行用方向切換弁が最上流のセンタバイパス
に接続されておらず、他のアクチユエータ用の方
向切換弁に並列に接続されているので、第１図の
ものと同様に走行が蛇行する欠点がある。また、
第３の方向切換弁グループの最下流のセンタバイ
パスが第１の方向切換弁グループのセンタバイパ
スに常時接続されているので、第１及び第３の切
換弁グループの非操作時には、第１の方向切換弁
グループの接続点以後のセンタバイパスに第１の
油圧ポンプと第３の油圧ポンプの圧油が合流す
る。そのため、センタバイパスの流量増加による
圧力損失が大きくなり、エネルギを無駄に消費す
ることになる。この圧力損失を小さくしようとす
れば、センタバイパスの径を大きくしなければな
らず、低コスト、小型化に反したものとなつてし
まう。
本発明の目的は、上述した問題点を解決し、走
行と他のアクチユエータとの複合操作時に走行の
蛇行をなくすことができ、しかも、センタバイパ
スの圧力損失の増大を防ぐことができる油圧作業
機械の油圧回路を提供することである。
行と他のアクチユエータとの複合操作時に走行の
蛇行をなくすことができ、しかも、センタバイパ
スの圧力損失の増大を防ぐことができる油圧作業
機械の油圧回路を提供することである。
この目的を達成するために、本発明は、第１の
方向切換弁グループでは、一方の走行用方向切換
弁を、走行との複合操作の対象となるすべてのア
クチユエータ用の方向切換弁より上流側のセンタ
バイパスにタンデム接続し、第２の方向切換弁グ
ループでは、他方の走行用方向切換弁を最上流の
センタバイパスに接続し、第３の方向切換弁グル
ープの最下流のセンタバイパスを、第３の方向切
換弁グループの非操作時及び走行非操作時にタン
クに接続することと、走行操作時に前記一方の走
行用方向切換弁と走行との複合操作の対象となる
すべてのアクチユエータ用の前記方向切換弁との
間のセンタバイパスに接続することとを切り換え
る複合操作用切換弁を備え、以て、左右走行完全
優先とすると共に、走行操作時のみ複合操作用切
換弁により第３の油圧ポンプの圧油を走行との複
合操作の対象となるアクチユエータ用の方向切換
弁に入力させるようにしたことを特徴とする。
方向切換弁グループでは、一方の走行用方向切換
弁を、走行との複合操作の対象となるすべてのア
クチユエータ用の方向切換弁より上流側のセンタ
バイパスにタンデム接続し、第２の方向切換弁グ
ループでは、他方の走行用方向切換弁を最上流の
センタバイパスに接続し、第３の方向切換弁グル
ープの最下流のセンタバイパスを、第３の方向切
換弁グループの非操作時及び走行非操作時にタン
クに接続することと、走行操作時に前記一方の走
行用方向切換弁と走行との複合操作の対象となる
すべてのアクチユエータ用の前記方向切換弁との
間のセンタバイパスに接続することとを切り換え
る複合操作用切換弁を備え、以て、左右走行完全
優先とすると共に、走行操作時のみ複合操作用切
換弁により第３の油圧ポンプの圧油を走行との複
合操作の対象となるアクチユエータ用の方向切換
弁に入力させるようにしたことを特徴とする。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第２図は本発明の一実施例を示す。第１図と同
様な部分は同一符号にて示す。第１の方向切換弁
グループ６では、右走行用方向切換弁１４がセン
タバイパス７の最上流側に接続され、走行との複
合操作の対象となるブーム、アーム、バケツトの
ためのブーム用方向切換弁１５、アーム用方向切
換弁１６及びバケツト用方向切換弁１７は互いに
並列接続されながら、右走行用方向切換弁１４の
下流側にタンデム接続される。第２の方向切換弁
グループ９でも同様に、左走行用方向切換弁１８
がセンタバイパス１０の最上流側に接続され、ブ
ーム用方向切換弁１９及びアーム用方向切換弁２
０は並列接続されながら、左走行用方向切換弁１
８の下流側にタンデム接続される。第33の方向切
換弁グループ１２の最下流のセンタバイパス１３
にタンデムに複合操作用切換弁３５が接続され
る。複合操作用切換弁３５は、復帰位置αではセ
ンタバイパス１３をタンク３１に接続し、走行用
方向切換弁１４又は１８のパイロツト圧信号回路
c1，c2，c3，c4のいずれかにパイロツト圧信号が
発生すると、シヤトル弁３６によりこのパイロツ
ト圧信号が導かれて切換位置βに切り換えられ、
合流回路３７によりセンタバイパス１３を右走行
用方向切換弁１４のすぐ下流のセンタバイパス７
の合流点Ｘに接続するものである。合流点Ｘと右
走行用方向切換弁１４との間には逆流防止のため
にチエツク弁３８が挿入される。
様な部分は同一符号にて示す。第１の方向切換弁
グループ６では、右走行用方向切換弁１４がセン
タバイパス７の最上流側に接続され、走行との複
合操作の対象となるブーム、アーム、バケツトの
ためのブーム用方向切換弁１５、アーム用方向切
換弁１６及びバケツト用方向切換弁１７は互いに
並列接続されながら、右走行用方向切換弁１４の
下流側にタンデム接続される。第２の方向切換弁
グループ９でも同様に、左走行用方向切換弁１８
がセンタバイパス１０の最上流側に接続され、ブ
ーム用方向切換弁１９及びアーム用方向切換弁２
０は並列接続されながら、左走行用方向切換弁１
８の下流側にタンデム接続される。第33の方向切
換弁グループ１２の最下流のセンタバイパス１３
にタンデムに複合操作用切換弁３５が接続され
る。複合操作用切換弁３５は、復帰位置αではセ
ンタバイパス１３をタンク３１に接続し、走行用
方向切換弁１４又は１８のパイロツト圧信号回路
c1，c2，c3，c4のいずれかにパイロツト圧信号が
発生すると、シヤトル弁３６によりこのパイロツ
ト圧信号が導かれて切換位置βに切り換えられ、
合流回路３７によりセンタバイパス１３を右走行
用方向切換弁１４のすぐ下流のセンタバイパス７
の合流点Ｘに接続するものである。合流点Ｘと右
走行用方向切換弁１４との間には逆流防止のため
にチエツク弁３８が挿入される。
旋回用方向切換弁２１が切り換わり、旋回モー
タ３０に圧油が供給される場合には、複合操作用
切換弁３５には圧油は流入しないので、例え、複
合操作用切換弁３５が切換位置βに切り換えられ
ても、第３の油圧ポンプ３の圧油は合流点Ｘへは
供給給されず、旋回モータ３０のみに供給され、
旋回動作の独立性が確保される。
タ３０に圧油が供給される場合には、複合操作用
切換弁３５には圧油は流入しないので、例え、複
合操作用切換弁３５が切換位置βに切り換えられ
ても、第３の油圧ポンプ３の圧油は合流点Ｘへは
供給給されず、旋回モータ３０のみに供給され、
旋回動作の独立性が確保される。
右走行用方向切換弁１４が切り換えられると、
第１の油圧ポンプ１から右走行モータ２３に圧油
が優先的に供給され、例え、ブーム用方向切換弁
１５、アーム用方向切換弁１６、バケツト用方向
切換弁１７が切り換えられても、第１の油圧ポン
プ１からは圧油は流入しない。同様に、左走行用
方向切換弁１８が切り換えられると、第２の油圧
ポンプ２から左走行モータ２５に圧油が優先的に
供給され、例え、ブーム用方向切換弁１９、アー
ム用方向切換弁２０が切り換えられても、第２の
油圧ポンプ２からは圧油は流入しない。
第１の油圧ポンプ１から右走行モータ２３に圧油
が優先的に供給され、例え、ブーム用方向切換弁
１５、アーム用方向切換弁１６、バケツト用方向
切換弁１７が切り換えられても、第１の油圧ポン
プ１からは圧油は流入しない。同様に、左走行用
方向切換弁１８が切り換えられると、第２の油圧
ポンプ２から左走行モータ２５に圧油が優先的に
供給され、例え、ブーム用方向切換弁１９、アー
ム用方向切換弁２０が切り換えられても、第２の
油圧ポンプ２からは圧油は流入しない。
走行と他の作業部材のアクチユエータ、例えば
バケツトシリンダ２８とが複合操作され、しかも
旋回は操作されない場合には、走行用方向切換弁
１４，１８を切り換えるパイロツト圧信号回路
c1，c3、又はc2，c4のパイロツト圧信号によつ
て、複合操作用切換弁３５が切換位置βに切り換
えられる。これによつて、第３の油圧ポンプ３の
圧油が合流点Ｘに供給され、バケツト用方向切換
弁１７を経てバケツトシリンダ２８に流入する。
したがつて、走行モータ２３，２５とバケツトシ
リンダ２８がそれぞれ別個の油圧ポンプ１，２，
３によつて同時に駆動され、複合操作性が良くな
り、走行の蛇行も防ぐことができる。走行とブー
ムとの複合操作時にも、走行モータ２３，２５に
は第１と第２の油圧ポンプ１，２から別個に圧油
が流入し、ブームシリンダ２６には第３の油圧ポ
ンプ３から第１のブーム用方向切換弁１５を経て
圧油が流入するので、走行速度が遅くなることを
防ぐことができる。
バケツトシリンダ２８とが複合操作され、しかも
旋回は操作されない場合には、走行用方向切換弁
１４，１８を切り換えるパイロツト圧信号回路
c1，c3、又はc2，c4のパイロツト圧信号によつ
て、複合操作用切換弁３５が切換位置βに切り換
えられる。これによつて、第３の油圧ポンプ３の
圧油が合流点Ｘに供給され、バケツト用方向切換
弁１７を経てバケツトシリンダ２８に流入する。
したがつて、走行モータ２３，２５とバケツトシ
リンダ２８がそれぞれ別個の油圧ポンプ１，２，
３によつて同時に駆動され、複合操作性が良くな
り、走行の蛇行も防ぐことができる。走行とブー
ムとの複合操作時にも、走行モータ２３，２５に
は第１と第２の油圧ポンプ１，２から別個に圧油
が流入し、ブームシリンダ２６には第３の油圧ポ
ンプ３から第１のブーム用方向切換弁１５を経て
圧油が流入するので、走行速度が遅くなることを
防ぐことができる。
右走行用方向切換弁１４がインチング領域（切
換り途中）にある時に、ブーム用方向切換弁１５
を切り換えて、ブームシリンダ２６が高圧になつ
たとすると、圧油は右走行用方向切換弁１４へ逆
流しようとするが、この逆流はチエツク弁３８に
よつて止められる。
換り途中）にある時に、ブーム用方向切換弁１５
を切り換えて、ブームシリンダ２６が高圧になつ
たとすると、圧油は右走行用方向切換弁１４へ逆
流しようとするが、この逆流はチエツク弁３８に
よつて止められる。
ブームシリンダ２６、アームシリンダ２７の動
作速度を２段にしなくてもよい場合には、第２の
方向切換弁グループ９のブーム用方向切換弁１
９、アーム用方向切換弁２０を省くことができ
る。
作速度を２段にしなくてもよい場合には、第２の
方向切換弁グループ９のブーム用方向切換弁１
９、アーム用方向切換弁２０を省くことができ
る。
第３の方向切換弁グループ１２には、旋回用方
向切換弁２１の外に他のアクチユエータ用の方向
切換弁を備えることもできる。
向切換弁２１の外に他のアクチユエータ用の方向
切換弁を備えることもできる。
以上説明したように、本発明によれば、第１の
方向切換弁グループでは、一方の走行用方向切換
弁を、走行との複合操作の対象となるすべてのア
クチユエータ用の方向切換弁より上流側のセンタ
バイパスにタンデム接続し、第２の方向切換弁グ
ループでは、他方の走行用方向切換弁を最上流の
センタバイパスに接続して、左右走行完全優先と
し、そして第３の方向切換弁グループの最下流の
センタバイパスを、第３の方向切換弁グループの
非操作時及び走行非操作時にタンクに接続するこ
とと、走行操作時に前記一方の走行用方向切換弁
と走行との複合操作の対象となるすべてのアクチ
ユエータ用の前記方向切換弁との間のセンタバイ
パスに接続することとを切り換える複合操作用切
換弁を備えて、走行との複合操作の対象となるア
クチユエータ用の方向切換弁に第３の油圧ポンプ
の圧油を入力させるようにしたから、走行と他の
アクチユエータとの複合操作時に走行の蛇行をな
くすことができる。また、第３の方向切換弁グル
ープの非操作時及び走行非操作時には、複合操作
用切換弁により第３の方向切換弁グループの最下
流のセンタバイパスをタンクに接続するようにし
たから、第１及び第３の油圧ポンプの圧油が第１
の方向切換弁グループのセンタバイパスに合流す
ることがなくなり、センタバイパスの圧力損失の
増大を防ぐことができる。
方向切換弁グループでは、一方の走行用方向切換
弁を、走行との複合操作の対象となるすべてのア
クチユエータ用の方向切換弁より上流側のセンタ
バイパスにタンデム接続し、第２の方向切換弁グ
ループでは、他方の走行用方向切換弁を最上流の
センタバイパスに接続して、左右走行完全優先と
し、そして第３の方向切換弁グループの最下流の
センタバイパスを、第３の方向切換弁グループの
非操作時及び走行非操作時にタンクに接続するこ
とと、走行操作時に前記一方の走行用方向切換弁
と走行との複合操作の対象となるすべてのアクチ
ユエータ用の前記方向切換弁との間のセンタバイ
パスに接続することとを切り換える複合操作用切
換弁を備えて、走行との複合操作の対象となるア
クチユエータ用の方向切換弁に第３の油圧ポンプ
の圧油を入力させるようにしたから、走行と他の
アクチユエータとの複合操作時に走行の蛇行をな
くすことができる。また、第３の方向切換弁グル
ープの非操作時及び走行非操作時には、複合操作
用切換弁により第３の方向切換弁グループの最下
流のセンタバイパスをタンクに接続するようにし
たから、第１及び第３の油圧ポンプの圧油が第１
の方向切換弁グループのセンタバイパスに合流す
ることがなくなり、センタバイパスの圧力損失の
増大を防ぐことができる。
第１図は従来の油圧シヨベルの油圧回路を示す
回路図、第２図は本発明の一実施例を示す回路図
である。 １……第１の油圧ポンプ、２……第２の油圧ポ
ンプ、３……第３の油圧ポンプ、６……第１の方
向切換弁グループ、７……センタバイパス、９…
…第２の方向切換弁グループ、１０……センタバ
イパス、１２……第３の方向切換弁グループ、１
３……センタバイパス、１４……右走行用方向切
換弁、１５……ブーム用方向切換弁、１６……ア
ーム用方向切換弁、１７……バケツト用方向切換
弁、１８……左走行用方向切換弁、２１……旋回
用方向切換弁、３１……タンク、３５……複合操
作用切換弁。
回路図、第２図は本発明の一実施例を示す回路図
である。 １……第１の油圧ポンプ、２……第２の油圧ポ
ンプ、３……第３の油圧ポンプ、６……第１の方
向切換弁グループ、７……センタバイパス、９…
…第２の方向切換弁グループ、１０……センタバ
イパス、１２……第３の方向切換弁グループ、１
３……センタバイパス、１４……右走行用方向切
換弁、１５……ブーム用方向切換弁、１６……ア
ーム用方向切換弁、１７……バケツト用方向切換
弁、１８……左走行用方向切換弁、２１……旋回
用方向切換弁、３１……タンク、３５……複合操
作用切換弁。
Claims (1)
- １ 第１の油圧ポンプに、左右のうち定められた
一方の走行用方向切換弁及び旋回を除く走行との
複合操作の対象となるすべてのアクチユエータ用
の方向切換弁を有する第１の方向切換弁グループ
のセンタバイパスを接続し、第２の油圧ポンプ
に、左右のうち定められた他方の走行用方向切換
弁を少なくとも有する第２の方向切換弁グループ
のセンタバイパスを接続し、第３の油圧ポンプ
に、旋回用方向切換弁を少なくとも有する第３の
方向切換弁グループのセンタバイパスを接続した
油圧作業機械の油圧回路において、第１の方向切
換弁グループでは、前記一方の走行用方向切換弁
を、走行との複合操作の対象となるすべてのアク
チユエータ用の前記方向切換弁より上流側のセン
タバイパスにタンデム接続し、第２の方向切換弁
グループでは、前記他方の走行用方向切換弁を最
上流のセンタバイパスに接続し、第３の方向切換
弁グループの最下流のセンタバイパスを、第３の
方向切換弁グループの非操作時及び走行非操作時
にタンクに接続することと、走行操作時に前記一
方の走行用方向切換弁と走行との複合操作の対象
となるすべてのアクチユエータ用の前記方向切換
弁との間のセンタバイパスに接続することとを切
り換える複合操作用切換弁を備えたことを特徴と
する油圧作業機械の油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56066901A JPS57184136A (en) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | Oil-pressure circuit for oil-pressure working machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56066901A JPS57184136A (en) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | Oil-pressure circuit for oil-pressure working machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57184136A JPS57184136A (en) | 1982-11-12 |
| JPH0128177B2 true JPH0128177B2 (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=13329298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56066901A Granted JPS57184136A (en) | 1981-05-06 | 1981-05-06 | Oil-pressure circuit for oil-pressure working machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57184136A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4137431B2 (ja) | 2001-11-09 | 2008-08-20 | ナブテスコ株式会社 | 油圧回路 |
| KR100656046B1 (ko) * | 2002-11-25 | 2006-12-08 | 두산인프라코어 주식회사 | 소형 굴삭기의 암속도 제어장치 |
| KR101088753B1 (ko) | 2008-07-02 | 2011-12-01 | 볼보 컨스트럭션 이큅먼트 에이비 | 굴삭기용 유압구동 시스템 |
| EP2772653A4 (en) * | 2011-10-07 | 2015-10-21 | Volvo Constr Equip Ab | CONTROL SYSTEM FOR OPERATING A WORKING DEVICE OF A CONSTRUCTION MACHINE |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519302A (en) * | 1978-07-10 | 1980-02-12 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Hydraulic pressure line in hydraulic shovel |
| JPS5614607A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-12 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Hydraulic circuit for hydraulic shovel |
-
1981
- 1981-05-06 JP JP56066901A patent/JPS57184136A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5519302A (en) * | 1978-07-10 | 1980-02-12 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Hydraulic pressure line in hydraulic shovel |
| JPS5614607A (en) * | 1979-07-13 | 1981-02-12 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | Hydraulic circuit for hydraulic shovel |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57184136A (en) | 1982-11-12 |
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