JPS6326308Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6326308Y2 JPS6326308Y2 JP1982021387U JP2138782U JPS6326308Y2 JP S6326308 Y2 JPS6326308 Y2 JP S6326308Y2 JP 1982021387 U JP1982021387 U JP 1982021387U JP 2138782 U JP2138782 U JP 2138782U JP S6326308 Y2 JPS6326308 Y2 JP S6326308Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- brake
- disc
- caliper
- brake disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、走行に伴なう泥または水のブレーキ
デイスクへの付着を防止した自動二輪車のデイス
クブレーキカバーに関するものである。
デイスクへの付着を防止した自動二輪車のデイス
クブレーキカバーに関するものである。
従来技術
従来の自動二輪車では、実開昭56−124084号公
報に示されるようにカバー部材でブレーキデイス
クを密閉し、このカバー部材でもつてブレーキデ
イスクへの泥または水の付着が防止されるように
なつていた。
報に示されるようにカバー部材でブレーキデイス
クを密閉し、このカバー部材でもつてブレーキデ
イスクへの泥または水の付着が防止されるように
なつていた。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、前記実開昭56−124084号公報に
示されたものでは、ホイールハブと一体に回転す
るブレーキデイスクとは別個にカバー部材を固定
する必要があるため、その形状および取付け構造
が複雑であつた。
示されたものでは、ホイールハブと一体に回転す
るブレーキデイスクとは別個にカバー部材を固定
する必要があるため、その形状および取付け構造
が複雑であつた。
問題点を解決するための手段および作用効果
本考案は、このような難点を克服した自動二輪
車のデイスクブレーキカバーの改良に係り、フロ
ントホイールと一体のブレーキデイスクと、該ブ
レーキデイスクを挟圧して制動力を発生させるキ
ヤリパーと、前記フロントホイールの側方に位置
したフロントフオーク下部との側面を全て覆いか
つ該ブレーキデイスク外周よりその半径方向へ延
設した部分は内方へ弯曲したデイスクブレーキカ
バーを前記フロントフオークに一体に取付け、前
記ブレーキキヤリパーの近傍に開口部を設けたこ
とを特徴とするもので、その目的とする処は、構
造が簡単で安価なデイスクブレーキカバーを供す
る点にある。
車のデイスクブレーキカバーの改良に係り、フロ
ントホイールと一体のブレーキデイスクと、該ブ
レーキデイスクを挟圧して制動力を発生させるキ
ヤリパーと、前記フロントホイールの側方に位置
したフロントフオーク下部との側面を全て覆いか
つ該ブレーキデイスク外周よりその半径方向へ延
設した部分は内方へ弯曲したデイスクブレーキカ
バーを前記フロントフオークに一体に取付け、前
記ブレーキキヤリパーの近傍に開口部を設けたこ
とを特徴とするもので、その目的とする処は、構
造が簡単で安価なデイスクブレーキカバーを供す
る点にある。
本考案では、前記したようにフエンダーと一体
的に形成されたデイスクブレーキカバーは、ブレ
ーキデイスクの側面を全て覆い、かつブレーキデ
イスク外周よりその半径方向へ延設した部分は、
内方へ弯曲しているため、泥濘地走行の際、フロ
ントホイールによつて跳上げられた泥、水がブレ
ーキデイスクへ付着することが効果的に防止され
る。
的に形成されたデイスクブレーキカバーは、ブレ
ーキデイスクの側面を全て覆い、かつブレーキデ
イスク外周よりその半径方向へ延設した部分は、
内方へ弯曲しているため、泥濘地走行の際、フロ
ントホイールによつて跳上げられた泥、水がブレ
ーキデイスクへ付着することが効果的に防止され
る。
また本考案においては、デイスクブレーキカバ
ーにおけるブレーキキヤリパーの近傍に設けられ
た開口部により、デイスクブレーキカバー内の熱
気を後方へ効果的に排出し、キヤリパーの冷却を
図ることができる。
ーにおけるブレーキキヤリパーの近傍に設けられ
た開口部により、デイスクブレーキカバー内の熱
気を後方へ効果的に排出し、キヤリパーの冷却を
図ることができる。
実施例
以下第1図ないし第2図に図示された本考案の
一実施例について説明する。
一実施例について説明する。
1は自動二輪車のフロントホイールで、同フロ
ントホイール1のハブ2はボールベアリング3を
介して車軸4に回転自在に枢支され、同車軸4の
両端は左右一対のフロントフオーク5の下端に一
体に装着されている。
ントホイール1のハブ2はボールベアリング3を
介して車軸4に回転自在に枢支され、同車軸4の
両端は左右一対のフロントフオーク5の下端に一
体に装着されている。
また前記フロントホイールハブ2の両側にはボ
ルトナツト6により円環状のブレーキデイスク7
が一体に装着されており、同ブレーキデイスク7
は炭素繊維を芯材とする炭素繊維強化カーボン材
または鋼の如き金属材で構成されている。
ルトナツト6により円環状のブレーキデイスク7
が一体に装着されており、同ブレーキデイスク7
は炭素繊維を芯材とする炭素繊維強化カーボン材
または鋼の如き金属材で構成されている。
さらに前記フロントフオーク5の下部後側にキ
ヤリパー9がボルト8により着脱自在に一体に装
着され、同キヤリパー9は、キヤリパーボデイ1
0と、同ボデイ10に摺動自在に嵌装されたピス
トン11と、ブレーキデイスク7の両端面に隣接
して配設されるパツド12とよりなつており、前
記ピストン11に圧油が送られると、パツド12
がブレーキデイスク7の両側面に圧接されるよう
になつている。
ヤリパー9がボルト8により着脱自在に一体に装
着され、同キヤリパー9は、キヤリパーボデイ1
0と、同ボデイ10に摺動自在に嵌装されたピス
トン11と、ブレーキデイスク7の両端面に隣接
して配設されるパツド12とよりなつており、前
記ピストン11に圧油が送られると、パツド12
がブレーキデイスク7の両側面に圧接されるよう
になつている。
さらにまた前記フロントフオーク5の下部5
a、フロントホイールハブ2、ブレーキデイスク
7およびキヤリパー9ならびにフロントホイール
1の上部を覆うように、アルミニユームまたは繊
維強化材製のカバー13が構成され、同カバー1
3の上方湾曲部14はフロントフエンダの役目を
果すように形成されている。
a、フロントホイールハブ2、ブレーキデイスク
7およびキヤリパー9ならびにフロントホイール
1の上部を覆うように、アルミニユームまたは繊
維強化材製のカバー13が構成され、同カバー1
3の上方湾曲部14はフロントフエンダの役目を
果すように形成されている。
そして前記カバー13は、フロントフオーク5
の下部上端に突設されたブラケツト15と車軸4
とにボルトナツト17,16で着脱自在に取付け
られるようになつている。
の下部上端に突設されたブラケツト15と車軸4
とにボルトナツト17,16で着脱自在に取付け
られるようになつている。
またキヤリパー9の後方近傍にてカバー13に
開口18が設けられている。
開口18が設けられている。
第1図ないし第2図に図示の実施例では、前記
したように前記ブレーキデイスク7とキヤリパー
9とが前記カバー13で覆われているため、泥路
等を走行する際に、泥または水等が飛散しても、
ブレーキデイスク7への泥または水の付着が未然
に防止される。
したように前記ブレーキデイスク7とキヤリパー
9とが前記カバー13で覆われているため、泥路
等を走行する際に、泥または水等が飛散しても、
ブレーキデイスク7への泥または水の付着が未然
に防止される。
またカバー13とフエンダ14とは一体成形さ
れているため、カバー13とフエンダ14との組
付けを同時に行なうことができ、組立、分解の作
業性を向上させることができる。
れているため、カバー13とフエンダ14との組
付けを同時に行なうことができ、組立、分解の作
業性を向上させることができる。
さらにカバー13およびフエンダ14は一体で
あり、車軸4の両端および左右一対ずつのブラケ
ツト15の四個所にボルトナツト16,17で取
付けられているため、カバー13およびフエンダ
14は確固とフロントフオーク5に装着された状
態を保持しうる。
あり、車軸4の両端および左右一対ずつのブラケ
ツト15の四個所にボルトナツト16,17で取
付けられているため、カバー13およびフエンダ
14は確固とフロントフオーク5に装着された状
態を保持しうる。
さらにまたカバー13の後部に開口18が形成
されているため、カバー13内の熱気が流れて、
カバー19の開口21より後方へ排出され、走行
抵抗の増大が避けられるとともに、デイスク7お
よびキヤリパー9は充分に冷却され、所要の制動
効果が得られる。
されているため、カバー13内の熱気が流れて、
カバー19の開口21より後方へ排出され、走行
抵抗の増大が避けられるとともに、デイスク7お
よびキヤリパー9は充分に冷却され、所要の制動
効果が得られる。
第1図は本考案に係るデイスクブレーキカバー
の一実施例を図示した側面図、第2図は第1図の
−線に沿つて截断した縦断面図である。 1……フロントホイール、2……フロントホイ
ールハブ、3……ボールベアリング、4……車
軸、5……フロントフオーク、6……ボルトナツ
ト、7……ブレーキデイスク、8……ボルト、9
……キヤリパー、10……キヤリパーボデイ、1
1……ピストン、12……パツド、13……カバ
ー、14……フエンダ、15……ブラケツト、1
6,17……ナツト、18……開口。
の一実施例を図示した側面図、第2図は第1図の
−線に沿つて截断した縦断面図である。 1……フロントホイール、2……フロントホイ
ールハブ、3……ボールベアリング、4……車
軸、5……フロントフオーク、6……ボルトナツ
ト、7……ブレーキデイスク、8……ボルト、9
……キヤリパー、10……キヤリパーボデイ、1
1……ピストン、12……パツド、13……カバ
ー、14……フエンダ、15……ブラケツト、1
6,17……ナツト、18……開口。
Claims (1)
- フロントホイールと一体のブレーキデイスク
と、該ブレーキデイスクを挟圧して制動力を発生
させるキヤリパーと、前記フロントホイールの側
方に位置したフロントフオーク下部との側面を全
て覆いかつ該ブレーキデイスク外周よりその半径
方向へ延設した部分は内方へ弯曲したデイスクブ
レーキカバーをフエンダーと一体的に形成し、該
デイスクブレーキカバーを前記フロントフオーク
に一体に取付け、前記ブレーキキヤリパーの近傍
に開口部を設けたことを特徴とする自動二輪車の
デイスクブレーキカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2138782U JPS58124388U (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 自動二輪車のディスクブレーキカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2138782U JPS58124388U (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 自動二輪車のディスクブレーキカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124388U JPS58124388U (ja) | 1983-08-24 |
JPS6326308Y2 true JPS6326308Y2 (ja) | 1988-07-18 |
Family
ID=30033505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2138782U Granted JPS58124388U (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 自動二輪車のディスクブレーキカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124388U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2539603B2 (ja) * | 1985-10-21 | 1996-10-02 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二・三輪スク―タ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5095933A (ja) * | 1973-12-21 | 1975-07-30 | ||
JPS5121630A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-20 | Ken Hagino | Jitensha |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039574Y2 (ja) * | 1971-11-08 | 1975-11-13 | ||
JPS5364448U (ja) * | 1976-11-01 | 1978-05-31 |
-
1982
- 1982-02-19 JP JP2138782U patent/JPS58124388U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5095933A (ja) * | 1973-12-21 | 1975-07-30 | ||
JPS5121630A (ja) * | 1974-08-15 | 1976-02-20 | Ken Hagino | Jitensha |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58124388U (ja) | 1983-08-24 |
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