JPS63263015A - 脱穀機の受網構造 - Google Patents

脱穀機の受網構造

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JPS63263015A
JPS63263015A JP9928087A JP9928087A JPS63263015A JP S63263015 A JPS63263015 A JP S63263015A JP 9928087 A JP9928087 A JP 9928087A JP 9928087 A JP9928087 A JP 9928087A JP S63263015 A JPS63263015 A JP S63263015A
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JP9928087A
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庄村 孝夫
彰 三宅
石飛 重雄
進 大西
新岡 孝
勝 安藤
中村 芳忠
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は脱穀装置の受網に関し、詳しくは、樹脂材で製
作された受網に関する。
〔従来の技術〕
従来、樹脂材で製作された受網としては例えば実公昭3
6−1sozi号公報に示されるもののように樹脂材料
を型に流し込んだ後、固形化させる等の手段を講じて格
子状の濾過面を一体的に形成するものが存在する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
又、前述のように樹脂材で製作された受網は、金属の線
状材で成る受網と比較して、縦横の格子部材の連結部に
隙間が存在しないため、つまり、線状材で成る受網のよ
うに縦横の線状材の交差部分において両線状材の間に形
成される隙間が存在しないため、ワラ屑の喰い込みを生
じ難く、しかも、腐蝕を生じ難いという良好な面を有す
る反面、従来から存在する樹脂材では耐摩耗性の面で金
属材料より劣るため、受網は最近に至るまで鋼線等で製
作されている。
又、水分を多く含んだ殻稈をコンバインで収穫する場合
について考えるに、該コンバインの脱穀装置に前述のよ
うに鋼線等の金属材料で成る受網が備えられていると、
一般に金属材料は樹脂材料と比較して撥水性が低いため
、脱穀処理時には殻稈からの水分が受網の表面で水滴と
なって、扱室内で発生したワラ屑を受網に吸い付ける結
果、受網の濾過面積の減少を招くばかりで無く、受網の
目詰りを発生させることに繋がっているのが現伏である
本発明の目的は、耐摩耗性の高い樹脂の新素材を用いる
ことで、ワラ屑の喰い込みの発生を抑制する等の良好な
面を活かすと共に、水分を多く含んだ殻稈を扱き処理す
る場合でも、できるだけ目詰りを発生させ難い受網を得
る点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の特徴は、材質が高分子量ポリエチレンで成ると
共に、濾過面を形成する格子部材の扱胴側に突曲面を形
成する状態に一体成形されて成る点にあり、その作用、
および効果は次の通りである。
〔作 用〕
上記特徴を例えば第1図に示すように、縦向き格子部材
(4A)と横向き格子部材(4B)とで方形の開口を多
数有する状態に濾過面(4F)を形成すると、第9図の
表に示す如く高分子量ポリエチレン特有の高い撥水性能
によって、格子部材(4A) 、 (4B)に水分が付
着した場合には、この水分が即時に、該格子部材(4A
) 、 (4B)との接触面の小さい水滴となって零れ
落ちやすくなると共に、格子部材(4A) 、 (4B
)に形成されている突曲面(4t) 、 (4t)によ
って零れ落ちが促進されることになる。
つまり、収穫される殻稈に多量の水分が含まれていても
、受網に水分が残り難いためこの水分を介してワラ屑が
受網に吸い付けられることを低減できるのである。
[発明の効果] 従って、高分子量ポリエチレンで一体的に成形すると共
に、格子部材に突曲面を形成することによって、ワラ屑
の喰い込みの発生を抑制する等、樹脂材の良好な面が活
かされると共に、水分を多く含んだ穀稈を扱き処理する
場合でも目詰りを発生させ難い受網が得られたのである
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第8図にはコンバインに搭載される脱穀装置を示し、該
脱穀装置はケース部(1)の外側部に刈取殻稈を挟持搬
送するフィードチェーン(2)を備えると共に、ケース
部(1)の内部上方に形成された扱室(A)には、コン
バインの車体の前後方向に沿う軸芯(P)周りで回動す
ることで、前記フィードチェーン(2)によって扱室内
に供給される刈取殻稈に扱処理を与える扱胴(3)を備
え、又、この扱室(A)の下部には扱胴(3)の扱き作
用によって脱粒した穀粒を濾過する受綱(4)が張設さ
れ、二〇受網(4)の下側には、扱室(A)からの処理
物を選別する揺動選別機構(5)、選別風を送る唐箕(
6)、揺動選別機構(5)で選別された穀粒を回収する
1番スクリュー(7)、揺動選別機構(5)からの処理
物を回収する2番スクリュー(8)夫々を備え、更に、
扱室(A)に並列する状態に形成した処理室(図示せず
)には、扱胴(3)と同様に前後向き軸芯周りで回動す
る処理胴(9)を備え、この処理室と前記2番スクリュ
ー(8)との間には2番スクリュー(8)で回収された
処理物を処理室に送るスロワ−型の還元機構(10)を
備えている。
該脱穀装置では、前記受網(4)を高分子量ポリエチレ
ン材の一体成形によって製作してあり、次にその構造を
詳述する。
第7図に示すように受網(4)は、扱胴(3)の回転軌
跡に沿う形状に成形された上下2部材に分離可能なフレ
ーム(11) 、 (12)夫々に取付けられ、上側の
フレーム(11)には該受網(4)のほかに、パンチン
グメタル(13)が取付けられると共に、前記処理室か
らの再処理物を扱室(A)に送り込むための還元用開口
(C)が形成されている。
又、下側のフレーム(12)に取付けられる受網(4)
は、第1図乃至第7図に示すように扱胴(3)の回転軸
芯(P)と直交する方向に向かう縦向き格子部材(4A
)と、扱胴(3)の回転軸芯(1’)に沿う方向に向か
う横向き格子部材(4B)とで成る濾過面(4F)が形
成され、この濾過面(4F)には上下方向及び左右方向
に向けて横断する状態で、夫々の格子部材(4A) 、
 (4B)より広幅の固定部(4C) 。
(4C)が格子部材(4A) 、 (4B)と同一の厚
さで該受綱(4)と一体形成され、更に、該受網(4)
の上下夫々の端縁部には格子部材(4A) 、 (4B
)の厚さくT1)より、その厚さくT2)を大きく設定
してネジ止め用の部位<40) 、 (41))が形成
され、このネジ止め用部位(4D) 、 (4D)には
受網(4)の上下夫々の端縁を前記フレーム(12)に
取付ける際にネジ(14)の頭を沈み込ませるための段
部(15a)を有する貫通孔(15)が多数穿設され、
又、前記固定部(4C) 。
(4C)及び前後の端縁部にも該受網(4)をフレーム
(12)に取付けるネジ(16)を挿通させる貫通孔(
I7)が多数形成されている。
又、縦向き格子部材(4八)及び横向き格子部材(4B
)は夫々とも同一の厚さに形成されると共に、夫々とも
扱胴側が突曲面(4t) 、 (4t)に形成されるこ
とで、第4図に示す如く、両突曲面(れ)。
(4L)の交わる部位に谷状の溝(D)・・が形成され
ている。
又、夫々の格子部材(4A) 、 (4A)の反扱胴側
が平坦rM7(4u) 、 (4u) ニ形成すレ、カ
ッ、夫々n子部材(4A) 、 (4B)の側面(4s
) 、 (4s)が平坦に形成されることで、該側面(
43) 、 (4s)と平坦面(4u)。
(4u)との境界部分に角部(E) 、 (E)が形成
されている。
更に、フレーム(12)には受精(4)の濾過面(4F
)を補強する支持フレーム(1B) 、 (18)が取
付けられると共に、該支持フレーム(18)に対して格
子部材(4B)は、第1図に示すように前記平坦面(4
u)を介して接当することで補強され、かつ、支持フレ
ーム(18)の幅(F)より格子部材(4B)の幅(G
)を大きく設定することで濾過性能を低下させないよう
になっている。
尚、上下夫々の受網(4)の扱胴側には賜金(19) 
、 (19)が取付けられている。
〔別実施例〕
本発明では格子部材の突曲面の形状を円弧状以外に、放
物線状に形成する等様々に設定して実施可能である。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る脱穀製置の受網の実施例を示し、第
1図は格子部材の断面図、第2図は扱胴の回転軸芯に沿
う方向視での受網の断面図、第3図は扱胴の回転軸芯に
直交する方向視での受網の断面図、第4図は該受網の格
子部分を示す平面図、第5図は該受精の格子部分を示す
断面図、第6図は該受網の格子部分を示す斜視図、第7
図は該受網、フレーム等を示す分解斜視図、第8図は脱
穀装置の概略側面図、第9図は高分子量ポリエチレンの
性能を示す表である。 (4A) 、 (4B)・・・・・・格子部材、(4F
)・・・・・・濾過面、(4t)・・・・・・突曲面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 材質が高分子量ポリエチレンで成ると共に、濾過面(4
    F)を形成する格子部材(4A)、(4B)の扱胴側に
    突曲面(4t)を形成する状態に一体成形されて成る脱
    穀装置の受網。
JP9928087A 1987-04-22 1987-04-22 脱穀機の受網構造 Expired - Fee Related JPH069449B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63269933A (ja) * 1987-04-28 1988-11-08 Bridgestone Corp 脱穀装置の扱室受網
JPS63276419A (ja) * 1987-05-07 1988-11-14 Bridgestone Corp 脱穀装置の扱室受網
JPH0287427U (ja) * 1988-12-23 1990-07-11
JPH02257806A (ja) * 1989-03-30 1990-10-18 Kubota Ltd 脱穀装置の受網構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63269933A (ja) * 1987-04-28 1988-11-08 Bridgestone Corp 脱穀装置の扱室受網
JPS63276419A (ja) * 1987-05-07 1988-11-14 Bridgestone Corp 脱穀装置の扱室受網
JPH0287427U (ja) * 1988-12-23 1990-07-11
JPH02257806A (ja) * 1989-03-30 1990-10-18 Kubota Ltd 脱穀装置の受網構造

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