JPS63261251A - 高品質で硬調な画像を与えるハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

高品質で硬調な画像を与えるハロゲン化銀写真感光材料

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JPS63261251A
JPS63261251A JP9587287A JP9587287A JPS63261251A JP S63261251 A JPS63261251 A JP S63261251A JP 9587287 A JP9587287 A JP 9587287A JP 9587287 A JP9587287 A JP 9587287A JP S63261251 A JPS63261251 A JP S63261251A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関し、特に印刷
用写真製版用の明室感光材料に好適に用いることができ
る感光材料に関する。
〔発明の背景〕
感光材料の分野では用途により様々な要請がなされてお
り、例えば近年、印刷写真製版分野においては、印刷物
のカラー化や複雑さが増してきていること、及びカラー
スキャナーが発達してきていることに伴い、その場合の
効率の向上、特に返し工程での効率の向上が強く要望さ
れている。とりわけ返し工程の明室化は、作業能率の向
上に大きく寄与するものであり、明室化率が年々増加し
ている。この返し工程の明室化は、ブリンク−等の機械
面の改良と感光材料の改良との両面からもたらされるも
のである。
感光材料の面からいえば、明室で扱うことのできる超低
感度の明室感光材料と呼ばれるハロゲン化銀感光材料が
開発されている。一般に、その感光材料は、所謂“リス
現象”処理適正が付与され、高品質化がはかられている
が、その品質、写真特性曲線のガンマ、カブリ、足きれ
、網点品質等の点では未だ十分とは言えない。
一方″リス現象”処理並みの硬調な画像を得る為の技術
としては、幾つかその試みについて特許の開示を見るこ
とができる。例えば特開昭52−183−16623号
、同53−20921号、同53−20992号、同5
3−49429号、同53−66731号、同53−6
6732号、同53−77616号、同53−8471
4号、同53−137133号、同54−37732号
、同54−40629号、同55−52050号、同5
5−90940号、同56−67843号等に開示され
たものがある。これら一連のヒドラジン化合物を用いた
画像形成方法における処理方法においては、ヒドラジン
化合物を含有している現像5LのpH値またはヒドラジ
ン化合物を含有している写真感光材料の処理現像液のp
H値は比較的高いレベルにあることが望ましいとされて
いる。このため結局、現像液の有効寿命を下げるという
欠点があった。
これに対して、特開昭56−106244号における開
示では、画像形成時にヒドラジン化合物及び現像促進量
のアミノ酸化合物を含有することによって、硬調な画像
を比較的低pH(pH=11〜11.5)で形成できる
としている。
しかしながらこれらヒドラジン化合物を用いた硬調な画
像形成法は、所謂「明室感光材料」に適用できる技術と
してはノ今までに開示されたことはない。
本発明の発明者らは鋭意研究の結果、これらの有用なヒ
ドラジン化合物による硬調化技術を、現在量も高品質へ
の要望の高い明室感光材料にも応用できるようにしよう
として種々に検討し、これを実現する感光材料の開発を
試みて来たのである。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、高品質で硬調な画像を与えるハロゲン
化銀写真感光材料を提供することであり、またヒドラジ
ン化合物による硬調化技術を明室返し用ハロゲン化銀写
真感光材料に適用できるような感光材料を実現すること
にある。
〔発明の構成〕
前記した目的は、下記の本発明によって達成できる。す
なわち、少なくとも60モル%の塩化銀を含有し、かつ
ハロゲン化銀1モル当たり水溶性オスミウム塩を1×1
0−9モル〜I Xl0−5モル含有し、かつ下記一般
式(I)で示される化合物を少なくとも一種類含有する
ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一層有することを特徴
とするハロゲン化銀写真感光材料により達成できる。
一般式(I) %式% 式中R1はアリール基またはピリジル基を表し、これは
置換基を有するものも含む。またR2は水素原子或いは
置換基を有してもよいフェニル基または炭素数1〜3の
アルキル基を表す。
以下、本発明の構成について詳細に具体的に説明する。
本発明において使用されるハロゲン化銀の組成は、例え
ば塩化銀、塩臭化銀、塩沃化恨或いは塩臭沃化根のいず
れでもよいが、そのハロゲン化銀組成率において塩化銀
量は60モル%以上であり、より好ましくは塩化銀含有
率が90モル%以上である。
塩化銀含有率が小さくなると、明室感光材料として重要
な明室室内灯下での安全性が劣化してくる。これにより
明室感光材料(以後怒光材料を適宜感材と略記する場合
がある)としての作業性が低下し、実用に供せられなく
なる。普通用いられる明室室内灯の発光分布は波長40
0nmより長波長側である。塩化銀含有率が小さくなれ
ば小さくなるほど、明室室内灯の発光波長と、ハロゲン
化銀粒子の固有感度との重なりが増加する為に、明室室
内灯での安全性が劣化すると考えられる。
本発明においては水溶性オスミウム塩の含有量はハロゲ
ン化室艮1モル当たりI Xl0−9モル−1×l0−
5モルである。水溶性オスミウム塩が1×10−9モル
よりも少ない場合は、本発明の目的である明室返し感材
としての必要な感度まで減感しない。
本発明ではオスミウム塩を使用する他に、感度調節剤と
して減感剤を併用することができる。併用可能な具体的
な減感剤としては、塩化第2銅、塩化イリジウム等の無
機減感剤や、ピナクリプト−シイエロー、フェノサフラ
ニン等の有機減感剤が挙げられる。また、タートラジン
等、波長350〜450nmに吸収を持つような有機染
料を併用してもよい。もし水溶性オスミウム塩を単独で
所要限度まで減感させるには、好ましくは、10−8モ
ル/AgX1モル以上の添加が良い。
一方水溶性オスミウム塩の添加量が1×10−5モル/
AgX1モルを超えると、一般にヒドラジン化合物によ
る硬調化効果が著しく減少するので好ましくない。即ち
1.OXl0−5モル/AgX1モルまでの量の水溶性
オスミウム塩を添加することで、所望の効果が得られる
。乳剤に対しては、本発明の目的を達せられるような高
品質の明室感材を得る為のヒドラジン化合物の添加量は
、ハロゲン化銀1モル当たり1×10−’〜1×10−
2モルの量の添加が好ましい。
本発明において、水溶性オスミウム塩は、ハロゲン化銀
乳剤の調製時に存在させると良い。ここで調製時とは乳
化及び物理熟成の過程を言い、この過程における任意の
時期に任意の方法で好ましく添加することができる。し
かし更に好ましい添加時期は乳化時であり、更に特に好
ましいのは、ハライド液中に水溶性オスミウム塩を添加
して調製する方法である。なぜならばオスミウムの減感
効果を最大に引き出す為にはオスミウム原子をハロゲン
化銀粒子の内部から表面にかけて均一に分布させねばな
らず、その為ハライド液中に添加することが好ましいか
らである。
次に本発明に係る一般式(I)で表される化合物につい
て説明する。これはヒドラジン化合物であり、次の式で
示される。
一般式(I) %式% R1はアリール基またはピリジル基を示す。特にハメッ
トのシグマ値から導かれる電子木用特性が+0.30よ
り小であるようなフェニル核が良い。ハメットのシグマ
値は、比較的簡単に文献等より求めることができる。好
ましい基の1つとして、無置換のフェニル基がある。更
にまたアリール基に対する好ましい置換基として、ハロ
ゲン基(例えばフルオル基、クロル基)、アルキル基(
例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロ
ピル基、n−ブチル基、イソブチル基、n−ヘキシル基
、n−オクチル基、tert−オクチル基、n−デシル
基、n−ドデシル基)、アルコシル基、アシルアミノ基
(例えばアセチルアミノ基、プロパノイルアミノ基、ヘ
ンシイルアミノ基)が挙げられる。また、特に好ましく
は、写真添加剤用バラスト基を有しているものである。
バラスト基は一般的に炭素数8個以上を含有していて、
例えばm−tert−ペンチルフェノキシ基がブ゛チル
アミド等に置換した状態で、乳剤塗設後のフィルム層中
の拡散性を抑えるのに有効に働く。
R2は水素原子或いは置換基を有してもよいフェニル基
または炭素数1〜3のアルキル基を示すが、特に好まし
いのは水素原子である。以下に、本発明の実施に際して
特に好ましく用いることができるヒドラジン化合物の例
を列挙するが、本発明は下記例に限るものではない。
I−I                 I−2[−
4 1−5I−6 I−9 ■ −11 ■ −13 しE 一般式(I)で示される化合物は、一般にはヒドラジン
類とギ酸との反応、またはヒドラジン類とアシルハライ
ドとの反応によって合成することができる。
一般式(I)で示される化合物は、好ましくはハロゲン
化銀1モル当り1×10−’モル−1×10−”モルの
添加で用いられ、特に好ましくは5X10−3モル−5
X10−”モル量の添加が良い。
一般式(I)で示される化合物を乳剤中に添加するには
、写真乳剤中の添加剤を加える通常の方法を用いること
ができる。例えば水溶性の化合物は適当な濃度の水溶液
とし、水に不溶または難溶の化合物は水と混和しうる適
当な有機溶媒に溶解し、溶液として乳剤に加えるなどの
方法で使用できる。
本発明における乳剤調製方法としては、順混合法、逆混
合法等のシングルジェット法や、同時混合法によるダブ
ルジェット法のいずれでもよい。
特願昭58−88186号、同58−88220号、同
58−200685号に示された同時混合法による乳剤
調製法に従えば、単分散粒子が得られ、本発明の効果に
対して有効に働くが、本発明はこれら単分散粒子のみに
有効であるわけではない。また、アンモニア法、中性法
、酸性法や特公昭58−3532号に開示された変則ア
ンモニア法等いずれを用いることもできる。
ハロゲン化銀粒子晶癖は立方晶、14面体、8面体のい
ずれでもよく、また特開昭58−108525号に開示
されたタブレット型粒子でもよい。粒子サイズは0.5
μ以下が好ましいが、別に制限するものではない。
このようにして調製された乳剤は化学増感剤によって化
学増感(例えば、硫黄増感、金増感、還元増感等やそれ
らの併用)することも可能である。
しかし全く化学増感をしなくとも本発明の目的は達成さ
れる。
更に、このようにして調製された乳剤には安定剤として
例えばテトラザインデン類、カブリ防止剤として例えば
トリアゾール類、テトラゾール類、カバーリングパワー
向上剤、イラジェーション防止剤として例えばオキサノ
ール染料、ジアルキルアミノベンジリデン染料等、湿潤
剤として例えばポリマーラテックス類、その他一般の写
真用乳剤に用いられる添加剤、例えば延展剤、硬膜剤等
を添加することは可能である。
本発明のハロゲン化銀写真感材においては、支持体とし
て、ポリエステルベース、TACベース、バライタ紙、
ラミネート加工紙、ガラス板その他通常用いられるもの
を任意に使用することができる。
本発明のハロゲン化銀写真感材を露光する際の露光用光
源は任意であるが、印刷感材として具体化する場合は、
主として印刷分野で用いられる紫外線に富んだ光源、例
えばキセノン、メタルハライド、水銀灯、超高圧水銀灯
などを用いることが好ましい。
本発明のハロゲン化銀写真感材の現像のために使用され
る現像液は任意であり、例えば一般的なハロゲン化銀写
真感材に用いられる現像液及びリス現像液のいずれをも
用いることができる。これら現像液の現像主薬としては
、ハイドロキノン、クロルハイドロキノン、カテコール
のようなジヒドロキノベンゼン類や、1−フェニル−3
−ピラゾリドン、■−フェニルー4.4−ジメチルー3
−ピラゾリドン、1−フェニル−4−メチル−4−ヒド
ロキシメチル−3−ピラゾリドン、1−フェニル−4−
メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ビラゾリドンのよ
うな3−ピラゾリドン類があげられ、一般にこのような
現像主薬を1つ以上含む水溶液として使用される。他に
現像液には亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、ホルム
アルデヒド亜硫酸水素ナトリウム、ヒドロキシルアミン
、エチレン尿素のような保恒剤、臭化ナトリウム、臭化
カリウム、ヨウ化カリウム等のような無機塩の現像抑制
剤、1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール、5−
ニトロベンツイミダゾール、5−ニトロヘンットリアゾ
ール、5−ニトロインダゾール、5−メチル−ベンツト
リアゾール、4−チアゾリン−2−千オン等のような1
種以上の有機抑制剤、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等のアルカリ剤、ジェタノールアミン、トリエタノ−
1フ ルアミン、3−ジエチルアミノ−1−プロパツール、2
−メチルアミノ−1−エタノール、3−ジエチルアミノ
−1,2−プロパンジオール、ジイソプロピルアミン、
5−アミノ−1−ペンタノール、6−アミノ−1−ヘキ
サノール等の現像促進効果を有するアルカノールアミン
類、炭酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、炭酸水溶液、
リン酸水溶液等の現像液中でバッファー効果を持つバッ
ファー剤、硫酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸
ナトリウムのような塩類、エチレンジアミン4酢酸ナト
リウム、ニトロ3酢酸ナトリウム、ヒドロキシジアミン
3酢酸ナトリウム等のキレート化効果による硬水軟化剤
、グルタルアルデヒドのような現像硬膜剤、ジエチレン
グリコール、ジメチルホルムアルデヒド、エチルアルコ
ール、ヘンシルアルコールのような現像主薬や有機抑制
剤の溶剤、メチルイミダシリン、メチルイミダゾール、
ポリエチレングリコール、ドデシルピリジニウムブロマ
イド等の現像調整剤等を添加して構成することができる
現像液のpHは特に規定はないが、pH9〜13の範囲
が好ましい。
本発明のハロゲン化銀感材を現像するのに好ましい現像
液の構成物の一例は次の通りである。現像主薬としてハ
イドロキノン20〜60g/j!及び1−フェニル−4
−メチル−4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン0
.1〜2 g/A’または1−フェニル−4,4−ジメ
チル−3−ピラゾリドン0.1〜2g/R1現像液保恒
剤としての亜硫酸ナトリウム10〜200g/Aまたは
亜硫酸カリウム10〜200g/l、無機塩の現像抑制
剤として臭化ナトリウムや臭化カリウム1〜10g1l
、現像促進効果を持つアルカノールアミン類1〜50g
/j!、有機抑制剤として例えば5−メチルベンツトリ
アゾール0.05〜2 g/lもしくは5−ニトロイン
ダゾールo、01〜2g/j!、バッファー剤としての
炭酸ナトリウム1〜50g/lやリン酸水溶液(Iモル
/1> 10〜800 ml / 1 、キレート化剤
としてのエチレンジアミン4酢酸2ナトリウム塩0.1
〜10g/lを添加し、適当なアルカリ剤(例えば水酸
化カリウム)を用いてpHを11.0〜12.5に合せ
た現像液である。
本発明のハロゲン化銀写真感材は、例えば、上述した現
像液で現像された後、定着、水洗、乾燥のプロセスを経
て画像を固定するようにして、処理できる。この時現像
プロセスに於ける現像温度と現像時間に対しては、特に
制約はないが、現像温度は20〜45℃、現像時間は1
5秒〜200秒の範囲が好ましい。
〔実施例〕
以下実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発
明は以下述べる実施例に限定されるものではない。
本実施例ではまず、次に示すA液、B液及びC液の溶液
を用いて塩臭化銀乳剤1〜5を調製した。
尚溶液Cに使用した塩化ナトリウム及び臭化カリウム添
加量は、表1に示した。表1には調製した乳剤のハロゲ
ン化銀粒子組成も示しである。
〈溶液A〉 オセインゼラチン          17 gポリイ
ソプロピレンーポリエチレンオキシジコハク酸エステル
ナトリウム塩10%エタノール溶液         
   5m7!蒸留水              1
280 ccく溶液B〉 硝酸銀               170 g蒸留
水              410m 12く溶液
C〉 塩化ナトリウム       表1に記載の量臭化カリ
ウム        表1に記載の量オセインゼラチン
          11 gへキサクロロロジウム酸
カリウムまたはへキサクロロオスミウム酸カリウム 表1に記載の量 ポリイソプロピレンーポリエチレンオキシジコハク酸エ
ステルナトリウム塩10%エタノール溶液      
      3II11!蒸留水          
    412m j!溶液Aに溶液Bと溶液Cとを同
時混合法により添加した。添加時の保温温度及び溶液B
と溶液Cの添加時間、及び添加終了後のオストワルド熟
成時間及びその時の保’/K ?L度は、調製後のハロ
ゲン化銀粒子の粒子サイズが平均0.20μmで、その
粒径分布が平均粒子サイズの±0.05μmの範囲内に
90%以上の粒子が収まるように適宜条件選定をして定
めた。その条件を表2に示す。
表2 乳剤調製時の諸条件 表2で示した条件で溶液BとCを添加し、オストワルド
熟成後、常法により脱塩、水洗を行い、その後オセイン
ゼラチンの水溶液600m1 (オセインゼラチン30
g含有)を加えて55℃30分間攪拌により分散し、乳
剤1〜5を得た。これら乳剤は平均粒子サイズ0.2μ
mの単分散粒子であることが電子顕微鏡による観察で明
らかになった。
次にこの乳剤に6−メチル−4−ヒドロキシ−L3,3
a、7−チトラザインデンをIg/八gX  1モル加
え、前記のヒドラジン化合物である1−ホルミル−(2
−4−(2−(2,4−ジ−t−ペンチルフェノキシ)
ブチルアミド1フエニル〕ヒドラジドを1.0g/Ag
X 1モル添加し、またポリエチレングリコールを25
0m g / AgX 1モル添加し、エチルアクリレ
ートラテックスポリマーを2g/m、ゼラチンを2.5
 g / % 、 AgX粒子を銀量換算で3.5g/
rtrになるようにして、サポニン溶液を延展剤として
PET(ポリエチレンテレフタレート)ベース上に塗布
した。この乳剤層をゼラチン1.5g/イになるように
、サポニン溶液と、硬膜剤としてムコクロル酸を添加し
た硬膜オーバーコート層によって、保護した。
こうして得られた試料を明室プリンター(オーク製作断
裂、)TMW−215)でウェッジ露光し、その後下記
表3に示す現像液で38°C130秒現像を行い、その
後定着、水洗、乾燥を行った。
表3 現像液の組成(現像液1β) こうして現像処理をして得られた結果を表4に示す。
表4 各試料の写真性能 j“ 1イ *1 濃度2.5における感度。乳剤5を100とした
相対感度値で示した。
*2 東芝製FL40SW−NU  褪色防止灯を用い
て約200ルツクス下で照射した時、未露光部のカブリ
が発生しない最高の時間で示した。
通常の製版作業では最低20分は必要である。
用途を限れば10分程度でも可能であるが、通常30分
以上でないと作業に支障をきたす。
*3 写真特性曲線上で濃度0.3〜3.0点を結んで
得られるガンマの高いものより順に、◎、o。
Δ、×で示した。通常Δは必要であり、◎は高品質であ
ることを示す。
表4より、塩化銀の含有率が60モル%未満である比較
の乳剤1.2を用いた試料1−1.1−2は、明室安全
時間が1分以下、あるいは5分であって短く、製版作業
上好ましくなく、かつ硬調度においても品質は満足すべ
きものでない。またオスミウム化合物でなくロジウム化
合物を含有させた比較の乳剤3を用いた試料1−3も明
室安全時間が3分と短いものであり、硬調度も悪く、感
度も必ずしも十分ではない。これに対し、塩化銀含有率
が60モル%で、かつオスミウム化合物を含有させた本
発明に係る乳剤4.5を用いた本発明の試料1−4.1
−5は、ヒドラジン化合物によると考えられる硬調化が
十分で品質がよく、しかも明室安全時間が十分である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ヒドラジン化合物によると考えられる
硬調化が高品質な画像をを与える感光材料において十分
に達成され、かつ印刷用感光材料に適用した場合にも、
高品質で硬調な画像を与える明室返し用ハロゲン化銀写
真感光材料として具体化できるものである。
特許出願人  小西六写真工業株式会社代理人弁理士 
 高    月    亨ジム、ネオジム、サマリウム
、ユーロピウム、ガドリニウム、ジスプロシウム、ボロ
ニウム、イットリビウム、ルテチウム、テルビウム、ツ
リウムなどの希土類金属をドープすることは任意である
この場合これら希土類金属の好ましい添加量はハロゲン
化銀1モル当たり10−9〜10−5モルである。
好ましい特性を付与するためにこれらの金属を/Sロゲ
ン化物としてハロゲン化銀粒子中にドープすることは、
本発明の効果を更に有効に発揮させるによい手段である
。粒子にドープさせる際に粒子の表面に局在化させたり
、あるいは粒子内部に局在させたりしてもよい。」 (3)同、第16頁4行と5行との間に下記を加入する
[また帯電防止剤として有機帯電防止剤の他に、金属酸
化物の微粒子を無機帯電防止剤として含有させることが
できる。好ましい金属酸化物としてスズやインジウムの
酸化物微粒子、あるいは、これらの金属にアンチモンな
どをドープした微粒子金属酸化物を保護層や乳剤層に含
有させ導電性を付与し、帯電防止効果を上げることがで
きる。これらの金属酸化物は、好ましくはハロゲン化銀
1モル当たり1×10−9〜1×10−2モルの範囲、
より好ましくは10−6〜10−1モルの範囲で使用す
るのがよい。また乳剤層下層に適宜形成される下引層に
含有させることもできる。また金属酸化物は球状でも不
定形でもよい。金属酸化物の選択は、一般にその導電性
とその透遍率(ヘイズ)により決定されるが、その使用
量によって適宜所期の目的の性能を得るようにすること
は任意である。」(4)同、第24頁14行の「ゼラチ
ンを2.5g/m、AgX粒子を銀量換算で3.5」を
下記のとおり補正する。
「安全光対策として下記構造の染料(a)〜(c)を8
5mg/ rd、下記構造の減感色素(d)を50mg
/m添加した。
また紫外線吸収剤として下記構造の化合物(e)及び(
f)を各々100mg /+d添加した。
(e) 尚上記化合物(d)の添加の際には、トリクレジルジフ
ェニルホスフェートに分散して含有させた。
またカブリ防止剤としてハイドロキノン、没食子酸ブチ
ルエステル、5−ニトロインダゾール、テトラフェニル
ホニウムクロリド、塩酸プロメタシンをそれぞれ5mg
/rrf、現像促進剤として1−フェニル−3−ピラゾ
リドン、ジエチルアミノプロパン−1,2−ジオール、
メトキシボランをそれぞれ7mg/rrr添加した。更
に、ゼラチンを2.5/M、ハロゲン化銀(AgX)粒
子を銀量換算で3.5」(5)同、第24頁下から2行
目〜最下行の「ムコクロル酸を添加した硬膜オーバーコ
ート層によって、保護した。」を「ムコクロル酸、及び
2.4−ジクロロ−6−トリアジン酸ナトリウム塩をゼ
ラチン1g当たり50mg添加した硬膜オーバーコート
層によって、保護した。」と補正する。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも60モル%の塩化銀を含有し、かつハロ
    ゲン化銀1モル当たり水溶性オスミウム塩を1×10^
    −^9〜1×10^−^5モル含有し、かつ下記一般式
    ( I )で示される化合物を少なくとも1種類含有する
    ハロゲン化銀乳剤層を少なくとも一層有することを特徴
    とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式( I ) R^1NHNHCOR^2 (式中R^1はアリール基またはピリジル基を表わし、
    来れは置換基を有するものも含む。またR^2は水素原
    子或いは置換基を有してもよいフェニル基または炭素数
    1〜3のアルキル基を表す。)
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346650A (ja) * 1989-07-14 1991-02-27 Konica Corp ガラス支持体を有するハロゲン化銀写真感光材料

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