JPS6326078B2 - - Google Patents

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JPS6326078B2
JPS6326078B2 JP60295040A JP29504085A JPS6326078B2 JP S6326078 B2 JPS6326078 B2 JP S6326078B2 JP 60295040 A JP60295040 A JP 60295040A JP 29504085 A JP29504085 A JP 29504085A JP S6326078 B2 JPS6326078 B2 JP S6326078B2
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JP
Japan
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signal
speed
car
saving operation
floor
Prior art date
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Expired
Application number
JP60295040A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61166477A (ja
Inventor
Shintaro Tsuji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2085680A priority Critical patent/JPS56117960A/ja
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60295040A priority patent/JPS61166477A/ja
Publication of JPS61166477A publication Critical patent/JPS61166477A/ja
Publication of JPS6326078B2 publication Critical patent/JPS6326078B2/ja
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  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエレベータを通常運転および省電力
運転行なわせるエレベータの制御装置に関するも
のである。
従来、エレベータの走行に伴う消費電力量を減
少させるために交通が閑散になつたときなどかご
の速度(加速度,最高速度)を通常より下げて
(例えば最高速度を240m/分から120m/分に下
げて)運転する省電力運転が行なわれている。し
かし、この省電力運転方式はかごの速度を下げる
ために必然的に乗場呼びやかご呼びに応答するの
に時間がかかるという不具合が生じることとな
る。
従つて、上記省電力運転中に火災が発生して避
難階に向かつて走行する場合に、避難が遅れて重
大な事態を招く可能性があり、安心してエレベー
タを利用できないという欠点があつた。
この発明は上記欠点を解消するもので、安全上
の不具合が生じそうなときに上記省電力運転を制
限して安心してエレベータを利用することのでき
るエレベータの制御装置を提供しようとするもの
である。
以下にこの発明の一実施例を図に基づいて説明
する。なお、説明の便宜上6階建の建物に1台の
かごが設置されている場合について説明する。
図において1u〜5u、および6d〜2dはそ
れぞれ1階上り方向〜5階上り方向、および6階
下り方向〜2階下り方向の乗場呼び信号で、乗場
呼びが登録されると「H」となる信号である。1
k〜6kはそれぞれ1階〜6階のかご呼び信号
で、かご呼びが登録されると「H」となる信号で
ある。7は火災の発生を検出したときに「H」と
なる緊急信号、8は所定の条件により省電力運転
を制限するかどうかを判定する速度制限判定装置
で、省電力運転を制限するとき「H」となる判定
結果8aを出力するものである。9は乗場呼びが
登録されてから経過した時間(以下継続時間とい
う)を演算する乗場呼び継続時間演算装置で、1
階上り方向〜5階上り方向および6階下り方向〜
2階下り方向の乗場呼びの継続時間信号91u〜
95uおよび96d〜92dをそれぞれ出力する
ものである。なお、継続時間91u〜95uおよ
び96d〜92dはそれぞれ乗場呼びが応答され
ると零となる。10はかごが各乗場に到着するま
でに要する時間の予測値(以下到着予想時間とい
う)を演算する到着予想時間演算装置で、1階上
り方向〜5階上り方向および6階下り方向〜2階
下り方向の乗場の到着予想時間信号101u〜1
05uおよび106d〜102dをそれぞれ出力
するものである。111u〜115uおよび11
6d〜112dはそれぞれ階上り方向〜5階上り
方向および6階下り方向〜2階下り方向の乗場呼
びに対する判定回路で、乗場呼びの予測待時間が
所定時間以上であるとき、対応する判定信号12
1u〜125uおよび126d〜122dを
「H」として出力するものであり、これら判定回
路111u〜115uおよび116d〜112d
は同様な回路、加算器13、ゲート回路14、お
よび比較器16で構成されており、判定回路を1
11uで説明すれば、加算器13は1階上り方向
の継続時間91uと1階上り方向の乗場の到着予
想時間信号101uを加算して出力するものであ
り、ゲート回路14はG点に「H」の信号(1階
上り方向の乗場呼び信号1u)が入力されている
とき、I点の入力信号(加算器13の出力信号)
をそのまま出力し、G点に「L」の信号が入力さ
れているとき零を出力するものであり、比較器1
6は1階上り呼びの評価値信号14aつまりY点
の入力信号の値が乗場呼びの待時間を判定する一
定値(=40秒)を表わす判定値信号15つまりX
点の入力信号の値以上のときZ点から「H」の信
号を出力し、Y点の入力信号の値がX点の入力信
号の値より小さいとき「L」きの信号を出力する
ものである。17は緊急信号7および判定信号1
21u〜125uおよび126d〜122dが入
力されるORゲート、18は省電力運転指令が発
せられると「H」となる省電力運転信号、19は
かごの最高速度を240m/分でとして走行させる
とき「L」、同じく120m/分で走行させるとき
「H」となる速度指令信号、20はかごが走行開
始するとき「H」となり停止すると「L」となる
走行指令信号、21は走行指令信号20が「H」
となる速度パタン信号21a(加速パタン、一定
速パタン、及び減速パタン)を発する速度パタン
発生装置、22は速度パタン信号21aに従つて
かごの速度を制御する速度制御装置、23はOR
ゲート17の出力、つまり判定結果信号8aが入
力されるNOTゲート、24はこのNOTゲートの
出力と省電力運転18が入力され、速度指令信号
19を出力するANDゲートである。
次にこの実施例の動作を説明する。
いま、省電力運転指令が出されていて、つまり
省電力運転18が「H」として発せられており、
かごは下り方向で6階に停止中で3階と4階のか
ご呼びが登録、つまり3階と4階のかご呼び信号
3k,4kが「H」信号を発しているものとす
る。また1階の上り呼びが登録、つまり1階上り
方向の乗場呼び信号1uが「H」信号を発して5
秒経過しているものとする。到着予想時間演算装
置10はすでに公知なので詳しい説明は省略する
が、例えば、かごが呼びに応答して停止するのに
要する時間を10秒、かごが1階床進むのに要する
時間を2秒として、かご位置階からかごの運行方
向に従つて順次累積加算することによつて各乗場
(方向別)までの到着予想時間を演算するもので
ある。したがつて、かごが6階から1階の上り方
向乗場への到着するまでには停止予定階床数が2
階床、走行すべき階床数が6−1=5階床である
ので、到着予想時間信号101uは10×2+2×
5=30秒と演算され出力される。一方、乗場呼び
継続時間演算装置9(公知であるので詳しい説明
省略)により1階の上り呼びの継続時間信号91
uは5秒と出力されているので、加算器13によ
り5+30=35秒がゲート回路14のI点に入力さ
れる。また1階上り方向の乗場呼び信号1uは
「H」であるので、ゲート回路14により1階上
り呼びの評価値信号14aは加算器13の出力が
そのまま出力され35秒と出力される。従つて、比
較器16により評価値信号14aの値(=35秒)
<判定値信号15(=40秒)であるので判定信号
121uは「L」となつて出力される。他の乗場
呼びに対しても1階の乗場呼びと同様にして判定
信号122u〜125uおよび126d〜122
dが設定されるが、乗場呼びは1階上り呼びだけ
しか登録されていないので、上記判定信号122
u〜125uおよび126d〜122dはいずれ
も「L」となる。従つて、緊急信号7が「L」の
場合、ORゲート17により判定結果信号8aは
「L」、NOTゲート23の出力信号は「H」、また
省電力運転信号18は「H」であるので、速度指
令信号19はANDゲート24により「H」とな
るため省電力運転は有効となりかごの最高速度
120m/分にして運転されることになる。
もし、1階の上り呼びの継続時間が15秒であつ
たとすると、1階上り呼びの評価値信号14aは
15+30=45秒となるため、比較器16により評価
値信号14の値(=45秒)>判定値信号15の値
(=40秒)であるので判定信号121uは今度は
「H」となつて出力される。従つて判定結果信号
8aはORゲート17により「H」となり、NOT
ゲート23の出力信号は「L」、従つて速度指令
信号19はANDゲート24により「L」となる
ので省電力運転は無効となり、かごの最高速度を
240m/分にして運転されることになる。
また、火災が発生して緊急信号7が「H」とな
ると判定結果信号8aはORゲート17により
「H」となり、NOTゲート23の出力信号は
「L」、ANDゲート24の出力信号、すなわち速
度指令信号19は「L」となるので、たとえ、全
ての階の評価値14の値が判定値信号15の値よ
り小であつても、省電力運転は無効となる。
このように、乗場呼びの待時間が所定時間以上
に長くなりそうな場合、省電力運転を阻止するよ
うにしたので長時間待ちを防ぐことができ、さら
に火災等が発生した場合にも省電力運転を阻止す
るようにしたので、かごは早く避難階に退避する
ことができるものである。
上記実施例では建物に1台のかごしか設置され
ていない場合について示したが、複数台のかごが
設置されている場合にも適用できるものである。
上記実施例では、安全上の不具合を火災が発生
した時としたが、安全上の不具合はこれに限るも
のではなく、(ア)停電時において、非常電源によつ
て帰着階にかごを呼び戻しかご内乗客を救出する
時、(イ)隣接したかご内に閉じ込められた乗客を救
出するために帰着階にかごを呼び戻す時などでも
良い。
さらにまた、上記実施例ではかごの速度を2段
階にして省電力運転を阻止するための条件が成立
するとかごを通常の速度で運転するようにした
が、必ずしも通常の速度で運転する必要はなく、
かご速度を多段階に分けて省電力運転を制御する
方式においては、上記条件が成立するとかごの速
度を少なくとも規定の速度以上にして運転するよ
うにしても同様な作用が得られることは明白であ
る。
この発明は以上に述べたとおり、エレベータの
速度を所定のレベル内で変えて通常運転および省
電力運転を行なわせるものにおいて、火災等の緊
急時には省電力運転を阻止して省電力運転時の速
度より高い速度でエレベータを運転させるように
したので、安全上の不具合が生じたときに省電力
運転を制限でき、常時は省電力量を抑えた上、安
心してエレベータを利用することができる効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明によるエレベータの制御装置の一
実施例を示す回路図である。 図において、8は速度制限判定装置、8aは判
定結果信号、18は省電力運転信号、19は速度
指令信号、20は走行指令信号、21は速度パタ
ン発生装置、21aは速度パタン信号、22は速
度制御装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 人為的に又は交通需要に応じて発せられる省
    電力運転指令信号が入力され、この省電力運転指
    令信号が発せられていないときはエレベータのか
    ごの速度が定格速度に達するような速度パターン
    信号を発生し、上記省電力運転指令信号が発せら
    れたときは上記かごの速度が上記定格速度よりも
    低い速度にしか達しないような速度パターン信号
    を発する速度パターン発生装置,上記速度パター
    ン信号に従つて上記かごの速度を制御する速度制
    御装置を備えたものにおいて、 上記速度パターン発生装置の、上記省電力運転
    指令信号が入力される部分に設けられ、緊急事態
    が発生すると出力される緊急信号が入力され、こ
    の緊急信号が入力されていない時は、上記省電力
    運転指令信号の上記速度パターン発生装置への入
    力を許し、一方上記緊急信号が入力されると上記
    省電力運転指令信号の上記速度パターン発生装置
    への入力を遮断するゲート手段を備えたエレベー
    タの制御装置。
JP60295040A 1980-02-21 1985-12-26 エレベータの制御装置 Granted JPS61166477A (ja)

Priority Applications (2)

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JP2085680A JPS56117960A (en) 1980-02-21 1980-02-21 Controller for elevator
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JPS61166477A JPS61166477A (ja) 1986-07-28
JPS6326078B2 true JPS6326078B2 (ja) 1988-05-27

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4888093B2 (ja) * 2006-12-06 2012-02-29 三菱電機株式会社 エレベータの制御装置
JP2012111608A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Hitachi Ltd エレベータシステム
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JP5865945B2 (ja) * 2014-04-28 2016-02-17 東芝エレベータ株式会社 エレベータ制御装置

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Publication number Publication date
JPS61166477A (ja) 1986-07-28
JPS6158393B2 (ja) 1986-12-11
JPS56117960A (en) 1981-09-16

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