JPS63257955A

JPS63257955A - 磁気デイスク装置

Info

Publication number: JPS63257955A
Application number: JP9084987A
Authority: JP
Inventors: Hideo Maekawa; 前川　秀雄
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1987-04-15
Filing date: 1987-04-15
Publication date: 1988-10-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、磁気ディスクを装着したハブが外輪回転する
軸受で支持されたスピンドル構造を有する磁気ディスク
装置に関し、特に駆動用モータの発熱に伴うスピンドル
の温度上昇を低減するのに好適なスピンドル構造を有す
る磁気ディスク装置に関するものである。

（従来の技術）従来、磁気ディスク装置に用いられるスピンドル構造と
しては、特開昭５６−１５９８７８号公報に記載のよう
に、磁気ディスクを装着したハブが回転する支持軸に固
定され、外軸回転するハブに対し・駆動用モータは、支
持軸受の反対側に配置され、同一の回転する支持軸上に
結合することで直接駆動力を与える構造としたスピンド
ル構造、いわゆるアウターロータ形スピンドル構造が知
られている０例えば、第２図に代表的なアウターロータ
形スピンドル構造の要部断面図を示す、第２図において
、■は磁気ディスク、２はスペーサ、３はハブ、４はク
ランプ、５は軸受、６は支持軸、７はロータ、８はステ
ータ、９はベース、１０は磁性流体シール、１２はカバ
ー、また、１３はハウジングである。

磁気ディスク１はスペーサ２と共にハブ３に積層されク
ランプ４により固定されて、磁気ディスフ１がハブ３に
装着されている。このハブ３は回転する支持軸６の一方
端に固定されており。

回転する支持軸６の他方端は駆動モータのロータ７に固
定されている。ここでは、ロータ７およびステータ８か
ら構成される駆動モータは軸受５の外側に配置され、ス
テータ８がハウジング１３に固定されたベース９に固着
され、ロータ７が回転する支持軸６に結合され、支持軸
６で同一軸上の反対側でハブ３と結合することで。

ロータフに結合された支持軸６の回転力が反対側のハブ
３に伝達されて、直接駆動力を与える構造となっている
。

また小型化、高剛性を目的として、特開昭５９−２２７
５号公報に記載のように、磁気ディスクを装着したハブ
内に駆動用モータを配置し。

その両側に固定された支持軸を中心として回転する軸受
を設けることで、ハブとロータを直結し、ハブを回転さ
せるスピンドル構造、いわゆるインハブ形スピンドル構
造が知られている。

このインハブ形スピンドル構造の一例の要部断面図を第
３図に示す。

第３図において、磁気ディスク１はスペーサ２と共にハ
ブ３に積層されクランプ４により固定されて、磁気ディ
スク１がハブ３に装着されている。ハブ３は軸受５を介
して支持軸６に取り付けられている。ここでは、ロータ
７およびステータ８から構成される駆動モータはハブ３
内に設けられ、・ロータ７がハブ３と一体的に結合され
、ステータ８は固定された支持軸６に固着されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術において、前者は、第２図に示すように、
大きな質量をもつハブおよび駆動用モータが回転支持軸
の両端に取り付けられ、その内側に支持軸受が配置され
る構造（アウターロータ形スピンドル構造）となるため
、ハブが駆動用モータの発熱により熱的影響を受けるこ
とはないが、支持軸が回転する構造のため、支持軸受の
間隔が狭く、また、Ｈ受の大きさも制約されるため、軸
受部の剛性が低下し、スピンドルの回転精度向上に限界
があった。また、後者は、第３図に示すように、ハブの
両端に支持軸の軸受が配置され、その中央部に駆動用モ
ータが内蔵される構造（インハブ形スピンドル構造）と
なるため、支持軸の軸受の間隔が広く、軸受の大型化も
可能なため高剛性化され、スピンドル剛性に起因した精
度の問題はないが、しかしながら、１象動用モータがハ
ブ内に密閉される構造のため、駆動用モータから生じた
熱はハブおよび固定された支持軸を経由して発散させる
結果となり、放熱効果が低下し、この温度上昇に伴う熱
ヒズミにより、磁気ディスク装置における位置決め精度
が低下するという問題があった・本発明は、前記問題点を解決するためになされたもので
ある９本発明の目的は、スピンドルの高剛性化と駆動用モータ
の放熱効果の向上による磁気ディスク装置における位置
決め精度の向上を図ることができる技術を提供すること
にある。

本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は１本
明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろ
う。

〔問題点を解決するための手段〕

本願において開示される発明のうち１代表的なものの概
要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。

すなわち、木魂明においては、ハブを支持する軸受の配
置をスピンドルの剛性が高くできるようにインハブ形ス
ピンドルと同様に支持軸を固定して、軸受の間隔を長く
とると共に、駆動用モータを放熱の良いハブの外側に配
置し、ハブ端面で駆動用モータのロータとハブとが結合
される構造にしている。

このため、磁気ディスクが装着されたハブと固定軸を中
心として前記ハブを回転支持する軸受と前記ハブに回転
力を与える駆動用モータから成るスピンドル構造を有す
る磁気ディスク装置であって、前記駆動用モータをハブ
の外側に配置し、かつハブ端面で駆動用モータのロータ
とハブとを結合し、磁気ディスクを装着したハブが軸受
を介して固定軸を中心に外輪回転する構造のスピンドル
構造としたものである。

〔作用〕

前記手段によれば、支持軸を固定して、軸受の間隔を長
くとるため、スピンドルの剛性を低下させることなく、
また、駆動用モータはハブ外側に配置されて、外気に曝
された状態で固定支持軸を中心にロータが外輪回転する
ため、駆動用モータは常に良好な冷却効果を得られるこ
とになり、スピンドル部の温度上昇が低く押えられる。

したがって、スピンドルの剛性を低下させることなく、
熱ヒズミによる磁気ディスク装置における位置決め精度
の低下等を生じることがない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図を用いて具体的に説明する
。

なお、全回において、同一機能を有するものは同一の符
号を付け、その繰り返しの説明は省略する。

第１図は１本発明の一実施例の磁気ディスク装置のスピ
ンドル構造の要部断面図である。

本実施例の磁気ディスク装置のスピンドル構造は、第１
図に示すように、磁気ディスク１がスペーサ２と共にハ
ブ３に積層され、クランプ４により固定される。ハブ３
は軸受５を介して支持軸６に取り付けられており、軸受
５は内輪が固定された回転中心の支持軸６に固定されて
。

外輪がハブ３と共に回転する構造となっている。

ハブ３の回転力はハブ３の端面に直結されたロータ７と
ベース９に固定のステータ８とで構成された駆動用モー
タにより与えられる。また、ハブ３の両端には磁性流体
シールｌＯによる非接触形シールを設けることによって
、磁気ディスク回りの雰囲気と外気を遮断し、軸受５の
潤滑剤や外気が磁気ディスク１を汚染するのを防止する
ようになっている。そして、ここではベースに設けられ
た通気口１１により、駆動用モータは外気に曝される構
造となっており、駆動用モータより生じた熱は外部に放
熱される。

このように構成された本実施例によれば、駆動用モータ
の冷却効果が良好なため、冷却ファン等特別な機構を付
加することなく、駆動用モータを含むスピンドル全体の
温度上昇を低減させることができる。

また、磁気ディスク１を含むスピンドルの温度上昇に伴
う熱膨張および温度差によって生ずる熱ヒズミが減少す
るため、スピンドルの剛性を低下させることなく１位置
決め精度を向上することができる。

また、磁気ディスク装置として使用温度範囲の拡大およ
び高密度記録化による記憶容量を向上することができる
。

以上１本発明を実施例とともに具体的に説明したが、本
発明は、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。

〔発明の効果〕

以上、説明したように１本発明によれば、スピンドル構
造は、支持軸を固定して、軸受の間隔を長くとるため、
スピンドルの剛性を低下させることなく、また、駆動用
モータはハブ外側に配置されて、外気に曝された状態で
固定支持軸を中心にロータが外輪回転するため、駆動用
モータは常に良好な冷却効果を得られることにな一す、
スピンドル部の温度上昇が低く押えられる。したがって
−磁気ディスクを含むスピンドルの温度上昇に伴う熱膨
張および温度差によって生ずる熱ヒズミが減少するため
、スピンドルの剛性を低下させることなく、位置決め精
度を向上することができる。また、磁気ディスク装置と
して使用温度範囲の拡大および高密度記録化による記憶
容量を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明の一実施例の磁気ディスク装置のスピ
ンドル構造の要部断面図。第２図は従来の磁気ディスク装置のインハブ形スピンド
ル構造の要部断面図、第３図は従来の磁気ディスク装置のアウターロータ形ス
ピンドル構造の要部断面図である。図中、１・・・磁気ディスク、２・・・スペーサ、３・
・・ハブ、４・・・クランプ、５・・・軸受、６・・・
支持軸、７・・・ロータ、８・・・ステータ、９・・・
ベース、１゜・・・磁性流体シール、１１・・・通気口
、１２・・・カバ第１図１：　λａ先テンスフ　　　７　：　ローフ２：スペー
サ　　　　８：ステータ３ｚＡフ゛　　　　　　９：ベース４：　クランプ　　　　１０　　：　　、Ｈａ小ｉう玖
シール５：軸受　　　１１；通気口６：支持軸　　　１２：　カバ― １３　：　ハウシ゛ンブ。

Claims

【特許請求の範囲】

１、磁気ディスクが装着されたハブと固定軸を中心とし
て前記ハブを回転支持する軸受と前記ハブに回転力を与
える駆動用モータから成るスピンドル構造を有する磁気
ディスク装置であって、前記駆動用モータをハブの外側
に配置し、かつハブ端面で駆動用モータのロータとハブ
とを結合し、磁気ディスクを装着したハブが軸受を介し
て固定軸を中心に外輪回転する構造のスピンドル構造と
したことを特徴とする磁気ディスク装置。