JPS63257401A - 電気車の制御装置 - Google Patents

電気車の制御装置

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JPS63257401A
JPS63257401A JP9099187A JP9099187A JPS63257401A JP S63257401 A JPS63257401 A JP S63257401A JP 9099187 A JP9099187 A JP 9099187A JP 9099187 A JP9099187 A JP 9099187A JP S63257401 A JPS63257401 A JP S63257401A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は電気車の制御装置に関わり、特にフィルタコン
デンサ充電抵抗器あるいは過電圧時フィルタコンデンサ
短絡抵抗器の焼損防止に関するものである。
(従来の技術) 従来の電気車の制御装置について図面を用いて説明する
。第6図に電気車の主回路を示す。
集電器1には第1の断流器2.高速度しゃ断器3及び第
2の断流器4が順に接続する。高速度しゃ断器3及び第
2の断流器4にはそれぞれ抵抗器5及び抵抗器6が接続
する。電力変換器であるインバータ回路7はフィルタリ
アクトル8及びフィルタコンデンサ9を介して第2の断
流器に接続する。このインバータ回路7は交流出力側に
誘導電動機10を接続する。フィルタコンデンサ9には
サイリスタ11が抵抗器12を介して接続する。集電器
1と第1の断流器2との接続部には集電器の電圧を検出
する第1の電圧検出器13が接続する。また、フィルタ
コンデンサ9には第2の電圧検出器14が接続する。
上述の構成による従来の電気車においては、起動指令が
入ると、第1の電圧検出器13によって集電器1の電源
電圧が確立していることを確認して断流器2がオンする
そうすると、パンタグラフ1−断流器2−高速度しゃ断
器3−充電抵抗6−フィルタリアクトル8−フィルタコ
ンデンサ9の経路で電流が流れ。
フィルタコンデンサ9が充電される。断流器3がオンし
てから所定時間、たとえば0.8秒、経過すると断流器
4がオンされ充電抵抗6が短絡され、インバータ回路7
の制御が開始されて定常運転状態に入る。運転時は電圧
検出器14がフィルタコンデンサ9の電圧を常に監視し
、回生ブレーキ時など、フィルタコンデンサ電圧が所定
電圧値、たとえば2000 V以下になったような時に
はサイリスタ11をオンし、抵抗器12を通してフィル
タコンデンサ9の蓄積電荷を放電させる。また、高速度
しゃ断器3は常時オン状態であり、異常時のみオフして
事故電流を一瞬減流抵抗5に移し電流を抑えてから断流
器2をオフする。
尚、架線の電圧が1500Vの場合、一般的に充電抵抗
6は20Ω、抵抗12は5Ω、減流抵抗5は0.5Ω程
度である。架線電圧が1500Vの場合を考えると、電
気車がカ行状態にある時フィルタコンデンサ9の電圧v
Fcはほぼ1500Vとなっているが、集電器の離縁あ
るいはデッドセクションなどで停電したような場合には
フィルタコンデンサ9は急速に放電して電圧VF’cは
低下する。このように、電圧VFCが性能上必要とする
最低レベル以下(たとえば900v以下)にまで下がる
と電圧検出器14がフィルタコンデンサの低電圧を検知
して保護回路を動作させる。保護回路はカ行指令が入っ
たままの状態にあっても断流器2.断流器4を開放して
主回路をオフする。
しかし、集電器の離線あるいはデッドセクションの通過
などは一般的には比較的短い時間のものであるため、カ
行指令が入ったままの状態で断流器が開放し、その後も
カ行指令が入ったままになっていれば、その状態で電源
電圧が復帰したときには主回路は再び形成され、自動的
に制御が開始されてカ行を再開するようになっている。
ここで。
フィルタコンデンサ電圧低下の検出は断流器4がオンし
て制御開始の準備ができてから行なわれるようになって
いる。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、何らの原因によりサイリスタ11が故障し導通
状態になった場合を考えると、この時次のような問題が
発生する。
制御装置にカ行指令が与えられると断流器2がオンして
フィルタコンデンサ9が充電されるのであるが、充電電
流は、集電器1−断流器2−高速度しゃ断器3−充電抵
抗6−フィルタリアクトル8−フィルタコンデンサ40
の経路で流れる。また。
抵抗12−サイリスタ11にも電流が流れる。そのため
フィルタコンデンサ9に充電される電圧VFCはたとえ
ば、充電抵抗6の抵抗値が20Ωで、抵抗12の抵抗値
が5Ωとすると、次の式■より300vとなる。
フィルタコンデンサ9が300vに充電された状態で断
流器2がオンし、0.8秒後に断流器4が入ると、充電
抵抗6が短絡されるためフィルタコンデンサ9は300
vの状態から1500Vに急速に充電されることになる
。しかし、断流器4が入った直後フィルタコンデンサ9
の電圧値が900 V以下であるのでフィルタコンデン
サ9の充電途中で断流器2がオフしてしまい1回路が断
たれる。
しかし、電源電圧は正常であるから、カ行指令が入った
ままになっていると再度断流器2が投入され、主回路が
形成されるが、再度電圧検出器I4により断流器32が
開かれ、断流器32は開閉を繰り返すことになる。
このような断流器32の開閉は1秒に1回程度の周期で
繰り返されるが、充電抵抗6.抵抗12などは通常は1
砂枠度しか電流が流れることはなく短時間定格で作られ
ているため、断流器2の開閉の繰り返しが何度も続くと
充電抵抗6あるいは抵抗12が焼損してしまうことにな
る。
第7図はフィルタコンデンサ9の電圧Vrrcの変化を
示した図である。実線Aはサイリスタ11が故障し導通
状態となった場合のものであり、破IIABは正常に動
作した場合のものである。
本発明の目的はフィルタコンデンサの過電圧を防止する
ためにこのフィルタコンデンサに抵抗器を介して接続さ
れた半導体スイッチが故障した際に生じる抵抗器の焼損
を防止することのできる電気車の制御装置を提供するも
のである。
〔発明の端成〕
(問題点を解決するための手段) 集電器に直列接続する第1の断流器と、この第1の断流
器に直列接続し、抵抗器を並列接続する第2の断流器と
、第1の断流器及び前記第2の断流器に接続するフィル
タコンデンサと、このフィルタコンデンサに接続し負荷
に電力を供給する電力変換装置と、集電器の電圧が第1
の所定値より大きくなったことを検出した際に電源電圧
確立信号を出力する第1の電圧検出器と、フィルタコン
デンサの電圧が第2の所定値より小さくなったことを検
出した際に信号を出力する第2の電圧検出器と、フィル
タコンデンサに抵抗器を介して並列接続し、フィルタコ
ンデンサが過電圧になるのを防止する半導体スイッチン
グ素子と、第1の電圧検出器による電源電圧確立信号及
びカ行指令信号との論理和により第1の断流器に閉信号
を出力する第1の論理回路と、この第1の論理回路より
閉信号が出力された後所定時間経過後に第2の断流器の
閉信号を出力する遅延回路と、第1の論理回路より閉信
号が出力された後の所定時間帯に前記第2の電圧検出器
の信号を入力した際にカ行指令信号を無効にすることに
より第1の断流器及び第2の断流器に開信号を出力する
第2の論理回路とを設ける。
(作 用) 第1の論理回路は第1の電圧検出器によるwt電源電圧
確立信号びカ行指令信号との論理和により第1の断流器
に閉信号を出力する。
遅延回路はこの第1の論理回路より閉信号が出力された
後所定時間経過後に第2の断流器の閉信号を出力する。
さらに、第2の論理回路は第1の論理回路より閉信号が
出力された後の所定時間帯に前記第2の電圧検出器の信
号を入力した際にカ行指令信号を無効にすることにより
第1の断流器及び第2の断流器に開信号を出力する。
(実施例) 本発明に基づく一実施例を図面を用いて説明する。第1
図は本発明に基づく電気車の制御装置のブロック図を示
す。第1図中、plsS図に示されるものと同一のもの
には同一符号を付する。
電圧検出w113の検出電圧Esは比較gS15に入力
される。カ行指令16はブリッププロップ回路17のセ
ット端子Sに入力される。電圧検出器14の検出電圧V
FCは比較!m18に入力される6比較器15及びブリ
ップフロップ回路17の出力はアンド回路19に入力さ
れる。一方、比較器18の出力信号はアンド回路20に
入力される。このアンド回路20の出力(1号は反転回
路21を介してアンド回路19に入力される。比較器1
5は検出電圧E5が900v以上のときに′Hルベルの
論理信号をアンド回路19に出力する。
また、比較器18は検出電圧Vl’cが900v以下の
ときにL Hlレベルの論理信号をアンド回路20に出
力する。アンド回路19は断流器2の閉信号22として
I HHレベルの論理信号を出力し、開信号として″L
ルベルの信号を出力する。またアンド回路19の出力信
号は遅延回路23に入力される。この遅延回路23はア
ンド回路19によりI Hlレベルの信号を入力し0.
8秒経過後に断流器4の閉信号24として(Hlレベル
の論理信号を出力する。この遅延回路23は断流器の開
信号としてI L ルベルの信号を出力する。遅延回路
23の出力信号はシングルショット回路25に入力され
る。このシングルショット回路25は′Hルベルの信号
を入力した後1秒間I Hルベルの論理信号をアンド回
路26に出力する。また、シングルショット回路25の
出力信号は反転回路27を介してアンド回路20に入力
される。アンド回路26はシングルショット回路25の
出力信号を入力すると同時に比較器18の出力信号をも
入力する。
このアンド回路26の出力信号はフリップフロップ回路
17のリセット端子Rに入力される。
次に上述の構成に基づく電気車制御装置の作用について
説明する。
まず、サイリスタ11が正常である場合について説明す
る。検出電圧Esが900v以上であれば比較器15よ
りl Hlレベルの信号が出力される。さらにカ行指令
16が与えられるとフリップフロップ回路17の出力Q
は1Hルベルとなる。従って、アンド回路19の出力は
l Hlレベルとなり、断流器2の閉信号22が出力さ
れる。断流器2の閉信号22が出力された後0.8秒後
に断流器4の閉信号24が出力される。フィルタコンデ
ンサ9は閉信号22が出力された後0.8秒以内に架線
電圧である1500Vまで充電される。
次に、断流器4の閉信号が遅延回路23より出力されて
から1秒以内、すなわち断流器2の閉信号が出力された
後の0.8秒後から1.8秒以内にフィルタコンデンサ
の電圧が900vより小さいことを検出した場合につい
て説明する。断流器22の出力信号が“HIIlレベル
なってから1秒以内にフィルタコンデンサ電圧V FC
< 900 Vであることを検知すると、比較器18の
出力は“H”レベルとなり、論理積26の出力も“H”
レベルとなってサイリスタ異常表示信号27が出力され
る。また、これと同時にフリップフロップ回路17のリ
セット端子Rが11 HIIlレベルなり、フリップフ
ロップ回路17の出力Qは“L 11レベル、アンド回
路19の出力も“L 11レベルとなって断流器2の開
信号が出力される。また、断流器4の開信号も遅延回路
23より出力される。ここで、フリップフロップ回路1
7は端子RがII n、 IFレベルの時、端子Sに入
る入力(8号の立上りで出力Qに“H”レベルの信号を
出力するものである。このような場合、アンド回路26
の出力はすぐにljL”レベルに戻り、フリップフロッ
プ回路17の端子Rも“L”レベルになるが端子Sに入
るカ行指令16が“HJjlレベルままでもフリップフ
ロップ回路17の出力Qは“L”レベルを維持している
。従って、断流器2及び4はカ行指令16を1度オフし
て再度投入しない限り再びオンすることはない。
次に断流器4の閉信号24が出力されてから1秒以上た
ってからフィルタコンデンサvFcが900vより小さ
くなったことを検知した場合について説明する。
遅延回路23の出力が“H”レベルになった時点からシ
ングルショット回路25は“H”レベルの信号を1秒間
出力する。その後再び11 L Itlレベル戻り。
反転回路27の出力は11 H11レベルとなる0反転
回路27の出力が′Hルベルとなった後、集電器の離縁
あるいはデッドセクションの通過によってフィルタコン
デンサ電圧VFCが低下し900vより小さくなり、比
較器18の出力が“H”レベルとなると、アンド回路2
0の出力はit Hjjlレベル反転器21の出力は“
L”レベルとなり、アンド回路19の出力も′L”レベ
ルとなって断流器2の閉信号、断流器4の閉信号が出力
される。
上述の説明ではサイリスタ11が故障し、導通状態にな
った場合を考えているが、このような状態はたとえばイ
ンバータ電気車の場合、回生ブレーキ中に過電圧となり
サイリスタ11をオンし、フィルタコンデンサ9の電荷
を放電して主回路を開放しても、サイリスタ11の特性
と誘導電動機10の特性によってはインバータ回路7を
オフさせていても誘導電動機10の残留磁束の影響でサ
イリスタ1.1にごくわずかな電流、たとえば100m
A程度、が流れ続はサイリスタ11が消弧できない状態
になることがあり得る。このような場合は断流器4がオ
ンしてフィルタコンデンサ電圧低下検知回路が動作開始
するやいなや検知するため、特に断流器4が投入されて
から1秒以内と1秒以降とに検出モードを分けたもので
ある。
このようにすれば通常運転時の停電再送電に対してはカ
行指令が入ってる状態では自動リセットとし、サイリス
タ11が導通したままの状態でカ行指令を与えたような
場合にはカ行指令オフリセット(ノツチオフリセット)
として、自動リセットにした場合に起こり得る抵抗器の
焼損事故を防止することができる。
以上はカ行時について説明しであるが回生ブレーキ時に
ついても全く同様である。
第2図は断流器4がオンした後1秒以内に異常を検出し
た際の各部の波形図を示す、(a)は集電器1の電源電
圧波形、(b)はカ行指令、(c)は断流器2の閉信号
、(d)は断流器4の閉信号、(e)はフィルタコンデ
ンサ9の電圧波形図である。
第3図は断流器4がオンした後1秒以上経過した後に集
電器1の離線などが生じた場合の各部の波形図を示す、
第3図中、(a)(b)(c)(d)(e)は第2図と
同一のものである。
(他の実施例) 本発明に基づく他の実施例を図面を用いて説明する。第
4図は本発明に基づく電気車の制御装置のブロック図を
示す、第図中、第1図及び第6図に示されるものと同一
のものには同一符号を付する。
電圧検出器13の検出電圧Esは比較器15に入力され
る。カ行指令16はフリップフロップ回路17のセット
端子Sに入力される。電圧検出器14の検出電圧VFC
は比較器18に入力される。比較器15及びフリップフ
ロップ回路17の出力はアンド回路19に入力される。
一方、比較器18の出力信号はアンド回路20に入力さ
れる。このアンド回路20の出力信号は反転回路21を
介してアンド回路19に入力される。比較器15は検出
電圧E5が900vより大きくなったときにL Hjレ
ベルの論理信号をアンド回路19に出力する。また、比
較器18は検出電圧VFeが900v小さくなったとき
に1Hルベルの論理信号をアンド回路20に出力する。
アンド回路19は断流器2の閉信号22として1Lルベ
ルの論理信号を出力し、開信号として′Lルベルの信号
を出力する。
またアンド回路19の出力信号は遅延回路23に入力さ
れる。この遅延回路23はアンド回路I9よりd Hj
レベルの信号を入力し0.8秒経過後に断流器4の閉信
号24として′Hルベルの論理信号を出力する。
また、アンド回路19の出力は遅延回路28に入力され
る。この遅延回路28はアンド回路19より′Hルベル
の信号を入力した後0.5秒経過後に1Hルベルの信号
をアンド回路29に出力する。さらに。
アンド回路29は遅延回路23の出力信号を反転回路3
0を介して入力するとともに比較器18の出力信号をも
入力する。このアンド回j%29の出力は反転回路31
を介してアンド回路20に入力されるとともにフリップ
フロップ回路17のリセット端子Rに入力される。
次に上述の構成に基づく電気車制御装置の作用について
説明する。
上述の実施例においては断流器4がオンした後1秒以内
において、フィルタコンデンサの電圧Vf’cが低電圧
になった際にカ行指令を無効とし断流器4及び2をオフ
する制御が行なわれた。これに対し、以下に説明する他
の実施例においては断流器2がオンしてから0.5秒経
過した時点から断流器4がオンするまでの間にフィルタ
コンデンサの電圧VFCが低電圧になった際にカ行指令
を無効とし断流器2及び4をオフすることが行なねれる
カ行指令16が出るとフリップフロップ17のリセット
端子Rは“L”レベルとなっており、断流器2の閉信号
が出力され、0.5秒後に遅延回路28の出力が′Hル
ベルとなる。返転器30の出力は、断流WI2が“Hル
ーベルとなった時から0.8秒の間までは遅延回路23
の出力がl L jレベルとなっているため′Hルベル
を出力する。従って、断流器2の閉信号が出力されて0
.5秒後から0.8秒後の間にフィルタコンデンサ電圧
V FC< 900 Vであることを検知すると比較器
18の出力は′Hルベルとなり、アンド回路29の出力
も111ルベルとなって一0VCRf異常表示が出され
る。
また、これと同時にフリップフロップ17の端子Rが′
Hルベルとなり、フリップフロップ17の出力Qはit
L”レベル、アンド回路19の出力も“L I+レベル
となって断流器2の閉信号、断流器4の閉信号が出力さ
れる。ここで、フリップフロップ17は端子Rが“L″
ルベル時端子Sに入る久方信号の立上りで出力Qに“H
”レベル信号を出力するものである。このような場合、
アンド回路29の出力はすぐにj L lレベルに戻り
、フリップフロップ17の端子Rも′Lルベルになるが
端子Sに入るカ行指令16が“Hnレベルのままでもフ
リップフロップ17の出力Qはl L lレベルを維持
している。従って、断流器2及び4はカ行指令16を1
度オフして再度投入しない限り再びオンすることはない
上述の説明においてはサイリスタ11が導通したままの
状態になった場合を考えているが、このような状態はた
とえばインバータ電気車の場合、回生ブレーキ中に過電
圧となりサイリスタ11をオンし、フィルタコンデンサ
9の電荷を放電して主回路を開放しても、サイリスタ1
1の特性と誘導電動機10の特性によってはインバータ
7をオフさせていても誘導電動機10の残留磁束の影響
でサイリスタ11にごくわずかな電流、たとえば100
mAa度が流れ続はサイリスタ11が消弧できない状態
になることがあり得る。このような場合を考慮しサイリ
スタllが消弧状態にあることを確認するため、特に断
流器が投入されて0.5秒から0.8秒後の間にフィル
タコンデンサ電圧低下検知モードを設けたものである。
このようにすれば通常運転時の停電再送電に対してはカ
行指令が入ってる状態では自動リセットとし、サイリス
タ11が導通したままの状態でカ行指令を与えたような
場合にはカ行指令オフリセット(ノツチオフリセット)
として、自動リセットにした場合に起こり得る抵抗器の
焼損事故を防止することができる。
以上はカ行時について説明しであるが回生ブレーキ時に
ついても全く同様である。
第5図は第4図の制御装置の各部の波形図を示す、(a
)は集電器1の[源電圧波形、(b)はカ行指令、(C
)は断流器2の閉信号、(d)は断流器4の閉信号、(
e)はフィルタコンデシす9の電圧波形図である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、フィルタコンデンサ充電開始後から充
電抵抗短絡用の断流器がオンするまでの期間においてフ
ィルタコンデン+tm圧により半導体スイッチ素子の状
態を判定することができるので、この半導体スイッチ素
子が主回路がオフしているにもかかわらず導通状態とな
っている場合には、起動後充電抵抗短絡用断流器が入る
前後の所定時間内でフィルタコンデンサ電圧低下を検出
して主回路をオフし、それと同時に乗務員に警告し、か
つ起動指令を1度オフして再度投入するまでは断流器は
再び投入されることがなくなるため、抵抗器が焼損する
という危険性をなくす三とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく一実施例の電気車の制御装置の
構成図、第2図及び第3図は第1図に示される制御装置
の各部の波形図、第4図は本発明に基づく他の実施例の
電気車の制御′!A置の構成図。 第5図は第4図に示される制御装置の各部の波形図、第
6図は電気車の主回路図、第7図は第6図に示される主
回路におけるフィルタコンデンサの電圧の波形図を示す
。 13.14・・・電圧検出器      15.18・
・・比較器16・・・カ行指令 17・・・フリッププロップ回路 19.20,26・・・アンド回路    22・・・
断流器2閉信号24・・・断流器4閉信号 第2図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 集電器に直列接続する第1の断流器と、 この第1の断流器に直列接続し、抵抗器を並列接続する
    第2の断流器と、 この第2の断流器に接続するフィルタコンデンサと、 このフィルタコンデンサに接続し負荷に電力を供給する
    電力変換装置と、 集電器の電圧が第1の所定値より大きくなったことを検
    出した際に電源電圧確立信号を出力する第1の電圧検出
    器と、 前記フィルタコンデンサの電圧が第2の所定値より小さ
    くなったことを検出した際に信号を出力する第2の電圧
    検出器と、 前記フィルタコンデンサに抵抗器を介して並列接続し、
    前記フィルタコンデンサが過電圧になるのを防止する半
    導体スイッチング素子と、 前記第1の電圧検出器による電源電圧確立信号及びカ行
    指令信号との論理和により前記第1の断流器に閉信号を
    出力する第1の論理回路と、この第1の論理回路より閉
    信号が出力された後所定時間経過後に前記第2の断流器
    の閉信号を出力する遅延回路と、 前記第1の論理回路より閉信号が出力された後の所定時
    間帯に前記第2の電圧検出器の信号を入力した際にカ行
    指令信号を無効にすることにより第1の断流器及び第2
    の断流器に開信号を出力する第2の論理回路とを有する
    ことを特徴とする電気車の制御装置。
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