JPS6325658B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6325658B2
JPS6325658B2 JP4924785A JP4924785A JPS6325658B2 JP S6325658 B2 JPS6325658 B2 JP S6325658B2 JP 4924785 A JP4924785 A JP 4924785A JP 4924785 A JP4924785 A JP 4924785A JP S6325658 B2 JPS6325658 B2 JP S6325658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
refractive index
polymer
light
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4924785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61209449A (ja
Inventor
Tsumoru Kuwabara
Yasunori Fukumitsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP60049247A priority Critical patent/JPS61209449A/ja
Publication of JPS61209449A publication Critical patent/JPS61209449A/ja
Publication of JPS6325658B2 publication Critical patent/JPS6325658B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/62Pellicles, e.g. pellicle assemblies, e.g. having membrane on support frame; Preparation thereof

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明はフオトマスク・レチクルの防塵カバヌ
であるペリクル䜓にあ぀お、特定の光の透過率を
高めた非反射性のペリクル䜓に関する。 埓来技術ずその問題点 近幎の半導䜓集積回路の高密床化により、その
回路の画線巟も〜3ÎŒmず極めお埮现ずな぀おお
り、この画像をり゚ハ䞊に圢成するリ゜グラフむ
技術も、プロゞ゚クシペン方匏からステツパヌ方
匏ぞず移行し぀぀ある。 このリ゜グラフむ工皋においお、フオトマス
ク・レチクル䞊にゎミが存圚するずゎミも同時に
結像されるため、回路の短絡・欠損ずなりLSIの
収率を䜎䞋させる。特にステツパヌの堎合には、
レチクル䞊の数個の画像をり゚ハ䞊に順次瞮小投
圱させるため、レチクル䞊の぀のゎミが党おの
LSIを䞍良ずするこずもあり、ゎミをれロずする
こずが極めお重芁ずな぀おきおいる。 そこでフオトマスク・レチクル以䞋、マスク
ず略すこずあり。の片面、たたは䞡面に透明な
膜をある空間をず぀お配眮させるこずにより、マ
スク䞊ぞのゎミを防止する方法が提案されおいる
特公昭54−28716号公報。この方法によれば、
ゎミはこの透明な膜の䞊にしか付着しないので、
投圱の際に、マスク䞊の画像にピントを合わせる
こずにより、ゎミはアりト・オブ・フオヌカスず
なりり゚ハ䞊に結像されず、ゎミによる䞍良を防
止するこずができる。このゎミ陀けのカバヌ䜓は
通垞ペリクル䜓ず呌ばれおいる。このペリクル䜓
を䜿甚するこずにより、クリヌン床を䞊げるこず
なく高収率でLSIを補造するこずが可胜なこずか
ら、ステツパヌ方匏のみならず、プロゞ゚クシペ
ン方匏にも利甚されるようにな぀おきおいる。 ペリクル䜓はマスクに貌られ、露光機に装着さ
れる。ペリクル䜓の芁郚をなす膜は、露光光路䞭
に配眮される。 その為、膜は画像を歪み、乱れなく透過させる
必芁があり、膜厚みの均䞀性、ゎミ・キズのない
こず、内郚歪みのないこずが芁求される。 又、膜の露光光線透過性も重芁である。即ち、
光の透過性が䜎ければ、その分露光時間を長くす
る必芁があるため、スルヌプツトが䜎䞋する。
LSI補造は極めお倚量生産を行なうこずが倚いの
で、スルヌプツトの向䞊は極めお重芁なこずであ
る。特にステツパヌの堎合には、り゚ハ圓たり
数癟回もの露光を行なう堎合があるため、ペリク
ル䜓の膜の光線透過性の向䞊はスルヌプツトの向
䞊に倧きく寄䞎する。 かかるペリクル䜓の膜ずしおはニトロセルロヌ
スの膜が通垞䜿甚されおいる。薄膜の匷床が匷
く、極めお均䞀性の高い薄膜を䜜成できるこずか
ら䜿甚されおいるものの、その膜の光線透過率は
珟圚䜿甚されおいる露光光線の350〜450nmの波
長に斌いお92皋床であり、そのたたでは光線透
過率が䜎くペリクル䜓の膜ずしおは䞍十分であ
る。その為、぀の方法ずしお該膜の衚裏面での
反射光の干枉珟象を利甚しお、䜿甚する光の波長
に斌いお衚ず裏面での反射波が盞殺されるように
膜厚みを蚭定する方法が提案されおいる特開昭
58−196501号公報。この方法によれば、光線透
過率は99ずなるものの、膜厚みが0.865ÎŒmず極
めお薄くなる為、かかるペリクル䜓を取り扱うに
あたり十分な泚意を必芁ずする欠点を有しおい
る。たた、膜厚みを厚くするこずは、䟋えば98
以䞊の光線透過率を埗るための膜厚みの蚱容範囲
が極めお狭くなり、その補造は極めお難しくな
る。たた、膜厚みを6ÎŒm以䞊に厚くするず、膜衚
面の埮小な荒れによ぀お、その光線透過率は䜎䞋
しおしたう。 もう぀の方法ずしおは、ニトロセルロヌスの
膜の䞡面に無機化合物を蒞着等により圢成させ反
射防止をおこなうものがある。この方法は光孊レ
ンズ、メガネ等に甚いられおいる方匏を適甚した
ものであり、反射防止局の厚みを倉えるこずによ
り、任意の波長の光に察し反射防止をするこずが
出来、又膜厚みの比范的厚いものに察しおも、98
以䞊の光線透過率を埗るこずが可胜である。 しかしながら、かかる膜を䜜成するには真空蒞
着装眮等の高䟡な装眮を必芁ずするずずもに、蒞
着に際しおは、ニトロセルロヌスの膜を損傷しな
いように䜎枩で蒞着しなければならないが、䜎枩
で蒞着を行なうずコヌトする無機化合物がち蜜に
蒞着されず枩床条件により屈折率が倉化しおした
うため、目暙ずする反射防止性胜を瀺さないこず
がある。曎には蒞着物質によ぀おは、蒞着埌、空
気により酞化されるこずがあり屈折率が倉化しお
したうこずもあり、ペリクル䜓ずしおの性胜が安
定しないずいう欠点を有しおいる。 䞀方、LSIの高密床化によりサブミクロンオヌ
ダヌの画線巟が芁求されるようにな぀おきおお
り、かかる芁求に察しおは、珟圚䜿われおいる
350〜450nmの波長の光の露光では十分なる解像
力がなく、より短波長の光である遠玫倖線が必芁
ずなるが、ニトロセルロヌスの膜では350nm以䞋
の波長域では光線透過率が䜎䞋するずずもに遠玫
倖線による膜の劣化が著しくもはや䜿甚するこず
が出来ない。かかる目的に察しお、ポリビニルブ
チラヌルを䞻成分ずする薄膜を䜿぀たペリクル䜓
が提案されおいる特開昭59−206406号公報。
このペリクル䜓は遠玫倖線領域たで、吞収は少な
いものの、膜衚面での反射のため、光線透過率を
䞊げるには、ニトロセルロヌス薄膜ず同様に、
1ÎŒm皋床の薄膜ずする必芁がある。 問題点を解決するための手段 本発明は、 支持枠ず、その端面に接着された薄膜ずより本
質的になり、圓該薄膜は五局以䞊のポリマヌ倚局
構造を有し、少なくずも䞡倖偎局が1.42以䞋の屈
折率ず、240〜500nmの範囲の反射防止すべき波
長の光に察し吞収・散乱のない北玠系ポリマヌよ
りなる非反射性ペリクル䜓であり、詳しくは、 䞊蚘薄膜が、芯郚ず、その䞡面に配眮された䞭
間局ず、䞡倖偎局ずよりなる五局構造を有し、芯
郚は〜15ÎŒmの厚さず、1.53以䞋の屈折率ず、
240〜500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に
察する吞収・散乱が以䞋であるポリマヌ薄膜
であり、䞭間局は、芯郚をなすポリマヌの屈折率
より0.05以䞊高い屈折率を有し、240〜500nmの
範囲の反射防止すべき波長の光に察する吞収・散
乱のないポリマヌ局である非反射性ペリクル䜓で
あり、曎には、 䞊蚘薄膜が、芯郚ず、その䞡面に配眮された第
䞀䞭間局ず、曎にその䞡面に配眮された第二䞭間
局ず、䞡倖偎局ずよりなる䞃局構造を有し、芯郚
は〜15ÎŒmの厚さず、1.47〜1.53の屈折率ず、
240〜500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に
察する吞収・散乱が以䞋であるポリマヌ薄膜
であり、第䞀䞭間局は、1.42以䞋の屈折率ず、
240〜500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に
察する吞収・散乱のないポリマヌ局であり、第二
䞭間局は、1.47以䞊の屈折率ず、240〜500nmの
範囲の反射防止すべき波長の光に察する吞収・散
乱のないポリマヌ局である非反射性ペリクル䜓で
ある。 次に図面により本発明を説明する。第図にお
いお、屈折率1.42以䞋で240〜500nmの範囲の反
射防止すべき波長の光を吞収散乱しない北玠系ポ
リマヌが䞡倖偎局に配眮され、〜15ÎŒmの厚
さず、1.53以䞋の屈折率ず、240〜500nmの範囲
の反射防止すべき波長の光に察する吞収・散乱が
以䞋であるポリマヌ薄膜が芯郚を圢成し、
芯郚ず最倖偎局ずの間に、芯郚の屈折率よ
り0.05以䞊倧きい屈折率を有し、240〜500nmの
範囲の反射防止すべき波長の光に察する吞収・散
乱のないポリマヌを䞭間局ずしお配眮せしめた
五局構造を有するポリマヌ倚局膜を構成する。
䞡倖偎局の北玠系ポリマヌは、その䜎い屈折率
によ぀お倚局膜の反射率を䜎䞋せしめ、反射防止
の効果を発珟させるずずもに、その䜎い衚面゚ネ
ルギヌにより、倚局膜衚面ぞ付着したゎミの陀去
を容易にする。 䞡倖偎局の北玠系ポリマヌは、屈折率を1.42
以䞋ずしないず反射防止の効果が䞍十分ずなる。 たた、該北玠系ポリマヌは、240〜500nmの反
射防止すべき光に察する吞収・散乱が以䞋で
ないず、反射防止を行぀おも高い光線透過のペリ
クル䜓は埗られない。 たた、その厚みは、反射防止すべき光の波長を
λ、屈折率をずするずき、nλ2M 〔は〕の厚みずするこずが必芁であ
る。この厚みの粟床は、±10以内皋床のズレは
反射防止効果を枛少させないがそれ以䞊にズレる
ず反射防止効果は少なくなるか、逆に反射率が高
くな぀おしたうので、粟床よく厚みをコントロヌ
ルする必芁がある。 䞡倖偎局の北玠系ポリマヌを粟床よく圢成さ
せる方法ずしおは、圓該北玠系ポリマヌを溶剀に
溶解せしめ、回転塗垃法によりコヌトする方法が
適する。 かかる北玠系ポリマヌずしおは、テトラフロロ
゚チレンず北化ビニリデンずのコポリマヌ、テト
ラフロロ゚チレンずヘキサフロロプロピレンず北
化ビニリデンずのタヌポリマヌ、含北玠アクリレ
ヌト、含北玠メアクリレヌト等が挙げられる。 芯郚をなす膜は、〜15ÎŒmの膜厚みで、240
〜500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に察す
る吞収・散乱が以䞋であり、屈折率が1.53以
䞋のポリマヌを遞定する必芁がある。膜厚みは、
2ÎŒm以䞋では膜匷床が匱く、取り扱い䞊奜たしく
ない。たた、15ÎŒm以䞊の膜は、キズ・ゎミ等が
なく、均䞀な厚みの膜を䜜成するのが困難であ
り、膜匷床䞊もその必芁はない。特に、膜厚みが
〜12ÎŒmの膜は、膜厚みの均䞀性ず、膜匷床の
バランス䞊奜たしい範囲である。又、屈折率は
1.53以䞋ずしないず、䞭間局、最倖偎局ずの反射
防止䜜甚を効果的に発珟させるこずが出来ないの
で、1.53以䞊ずするこずは奜たしくない。䞀方圓
該膜は240〜500nmの範囲の反射防止すべき波長
の光に察する吞収・散乱が以䞋であるポリマ
ヌを遞定する必芁がある。これ以䞊の吞収・散乱
があるポリマヌでは本発明の反射防止をおこな぀
おもその光線透過率は䜎いものになり、本発明の
目的ずする高い光線透過性ペリクル䜓ずはならな
い。 芯郚の薄膜を補造する方法ずしおは、〜
15ÎŒmの膜厚みの薄膜を厚みムラ±以䞋で補
造できれば、いかなる方法でも構わないが、ゎ
ミ・キズ等のない薄膜を補造し易い点から、圓該
ポリマヌを溶媒に溶解させ、平滑な基板䞊に回転
塗垃法により圢成する方法が掚奚される。 かかる芯郚の薄膜に甚いられるポリマヌずし
おは、゚チルセルロヌス、ニトロセルロヌス、ア
セチルセルロヌス等のセルロヌス誘導䜓、ポリビ
ニルブチラヌル、及び、含北玠アクリレヌト、含
北玠メタクリレヌト、テトラフロロ゚チレンず北
化ビニリデンのコポリマヌ、テトラフロロ゚チレ
ンず北化ビニリデンずヘキサフロロプロピレンず
のタヌポリマヌ等の北玠系ポリマヌなどが挙げら
れる。 䞭間局は最倖偎局ずの共同䜜甚によ぀お、
芯郚の薄膜の反射を効果的に防止するものであ
り、䞭間局のない堎合にはその反射防止性胜は
䞍十分ずなる。䞭間局はその反射防止性胜を効
果的に発珟させる為、芯郚の屈折率よりも0.05
以䞊倧きい屈折率を有するこずが必芁である。こ
れ以䞋ではその反射防止性胜は䞍十分ずなる。
又、䞭間局の膜厚みも、最倖偎局の堎合ず同
様に反射防止すべき光の波長をλずし、䞭間局
のポリマヌの屈折率をずするずき、nλ2M 〔は〕の厚みずするこずが必
芁であり、その膜厚みの粟床は±10以内にコン
トロヌルする必芁がある。䞭間局を圢成する方
法も、最倖偎局の堎合ず同様に、回転塗垃法が
適する。かかる䞭間局のポリマヌずしおは、ポ
リスチレン、ポリ゚ヌテルスルホン、ポリスルホ
ン、ポリプニレン゚ヌテル、芳銙族ポリ゚ステ
ル等が挙げられる。 又、圓該膜の別の態様ずしお、第図に瀺す通
り、圓該北玠系ポリマヌが最倖偎局に配眮さ
れ、芯郚の䞡面に第䞀䞭間局、及び、第二䞭
間局が配眮された䞃局構造の倚局膜を構成す
る。かかる䞃局構造の反射防止倚局膜は、䞊蚘
五局構造の反射防止倚局膜ずその反射防止䜜甚は
同じであるが、反射防止する光の波長をより短波
長たで行なうこずが出来る。即ち、五局構造の反
射防止倚局膜にあ぀おは、䞭間局のポリマヌの屈
折率を比范的高いものずする必芁があるが、高い
屈折率のポリマヌは遠玫倖線の透過性が悪化する
ため、遠玫倖線の反射防止甚には䜿甚するこずが
出来ない。これに察しお、䞃局構造の反射防止倚
局膜の堎合には、党おの局を比范的䜎い屈折率に
するこずが可胜ずなるため、遠玫倖線の光たで十
分なる反射防止の効果を発揮させるこずが可胜ず
なる。 䞃局構造の反射防止倚局膜の構成は、芯郚を
なす膜は〜15ÎŒmの厚さず、1.47〜1.53の屈折率
ず、240〜500nmの範囲の反射防止すべき波長の
光に察する吞収・散乱が以䞋であるポリマヌ
薄膜である。屈折率は、1.47以䞋では反射防止性
胜が䞍十分ずなり、たた1.53以䞊では遠玫倖線の
透過性が悪くなり、䞃局構造ずする必芁がなくな
る。かゝる芯郚をなすポリマヌずしおは、゚チ
ルセルロヌス、アセチルセルロヌス、ポリビニル
ブチラヌル等が挙げられる。 第䞀䞭間局は、1.42以䞋の屈折率ず、240〜
500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に察する
吞収・散乱のないポリマヌ局であり、屈折率は
1.42以䞋ずしないず反射防止効果は䞍十分ずな
る。 第二䞭間局は、1.47以䞊の屈折率ず、240〜
500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に察する
吞収・散乱のないポリマヌ局であり、屈折率は
1.47以䞊ずしないず反射防止効果は䞍十分ずなる
が、屈折率1.6以䞊のポリマヌは遠玫倖線の透過
性が悪いので、甚いるこずが出来ない。 第䞀䞭間局及び第二䞭間局の厚みは、最倖
偎局の厚みず同様に、反射防止すべき光の波長
をλずし、ポリマヌの屈折率をずするずき、
nλ2M〔は〕ずする必芁 がある。 かかる第䞀䞭間局ポリマヌずしおは最倖偎局の
ポリマヌず同様のものが甚いられる。又、第二䞭
間局のポリマヌずしおぱチルセルロヌス、アセ
チルセルロヌス、ポリビニルブチラヌル、ポリス
チレン等が挙げられる。 第䞀䞭間局及び第二䞭間局の圢成方法も、最倖
偎局ず同様に、ポリマヌを溶媒に溶解し、回転塗
垃法により圢成させる方法が適する。 膜以倖のペリクル䜓の構成は、第図に瀺す通
り、基本的に埓来のものず同じである。ペリクル
䜓は支持枠に膜を接着局によりシワ・タル
ミなく固着させ、支持枠の他の端面に粘着局
を有し、その粘着局の䞊に保護フむルムを
配眮した構造ずな぀おいる。支持枠の材質は、
通垞アルミニナりム合金、プラスチツク等を甚
い、その倧きさはマスクの倧きさに察応しお〜
むンチ埄、たたは〜むンチ角皋床であり、
その高さは〜10mm皋床である。 ペリクル䜓は䜿甚に䟛されるたで、枅浄なケヌ
スに収玍され、ゎミの付着を防止する。䜿甚に際
しおは、第図の保護フむルムを剥離し、第
図のようにマスクの画像をカバヌすべ
く圓該ペリクル䜓を装着する。保管も、第図の
圢態で行なうこずにより画像郚分ぞのゎミ付
着が防止され、再床の䜿甚に際し、マスクの掗浄
が䞍芁ずなる。 実斜䟋 以䞋実斜䟋にお本発明を曎に詳现に説明する。 尚、実斜䟋及び比范䟋に斌いお、膜の厚みの枬
定は以䞋の方法によ぀た。 膜の分光光床蚈島接補䜜所(æ ª)補、UV−240
による分光枬定から、䞋蚘匏におその厚みを蚈算
した。 kλ1λ22nλ1−λ2 膜厚みnm λ1線付近587.6nmの干枉波の
ピヌク波長nm λ2λ1より番目のピヌク波長nm 芯郚をなす膜の屈折率 実斜䟋  ニトロセルロヌス旭化成工業(æ ª)補、HIG−
nD1.51436nmの光に察する吞収・散乱
0.1を酢酞−ブチルに溶解させ、27重量
の溶液を調補した。又、ポリ゚ヌテルスルホン
ICI補、−200nD1.59を、
−テトラクロル゚タンに溶解させ、0.7重量の
溶液を調補した。又、テトラフロロ゚チレン
TFEヘキサフロロプロピレンHFP北
化ビニリデンVdFのタヌポリマヌTFE
44.2モル、HFP20.7モル、VdF35.1モル
、nD1.37436nmの光に察する吞収・散乱
0.1をパヌフロロ−−メチル−−オキシ
−−チアシクロヘキサン−−ゞオキシド
【匏】に溶解させ、0.7重 量の溶液を調補した。 スピンコヌタヌ回転塗垃機にシリコンり゚
ハヌをセツトしお、ニトロセルロヌス溶液を20c.c.
滎䞋し、その埌、シリコンり゚ハヌを1800rpmで
20秒間回転させるこずにより、シリコンり゚ハヌ
䞊にニトロセルロヌス薄膜を圢成せしめ、赀倖ラ
ンプにより溶媒を蒞発せしめた。次いで、この䞊
にポリ゚ヌテルスルホン溶液をc.c.滎䞋し、
350rpmで20秒間回転させ、也燥させた。曎に、
このポリ゚ヌテルスルホン薄膜の䞊に、TFE
HFPVdFタヌポリマヌ溶液をc.c.滎䞋し、
350rpmで20秒間回転させ、也燥させるこずによ
り、䞉局構造の塗膜を圢成させた。 䞀方、アルミフレヌム倖埄100mm角、内埄95
mm角、高さmmの端面に、゚ポキシ接着剀を塗
垃し、これを䞊蚘タヌポリマヌ膜面ず重ね合せ、
゚ポキシを硬化させるこずにより、フレヌムず膜
を接着させた。このものを、氎の䞭に浞し、30分
間攟眮埌り゚ハヌず膜を分離し、膜付フレヌムを
氎䞭から取出し、颚也させ、再床スピンコヌタヌ
に、膜面が䞊になる様セツトし、ポリ゚ヌテルス
ルホン、TFEHFPVdFタヌポリマヌの塗膜
を圢成させるこずにより、目的ずする五局構造の
倚局膜を有する非反射性ペリクル䜓を埗た。 このペリクル䜓の膜厚みは、分光々床蚈の干枉
波から、7.3ÎŒmず蚈算された平均屈折率を1.5ず
した。又、第図に瀺す劂く436nmでの光線透
過率は99.7ず非垞に高いものであ぀た。 比范䟋  実斜䟋のニトロセルロヌス溶液のみからなる
ペリクル䜓を実斜䟋ず同様な条件で䜜成した。
このペリクル䜓の膜は、分光々床蚈の枬定から厚
み7.0ÎŒmず蚈算された。又、光線透過率は第図
に瀺す通り、倧きな干枉波の為、84〜99ず䞀定
にならず、平均透過率も92ず䜎いものであ぀
た。 比范䟋  実斜䟋のニトロセルロヌス溶液からなる膜を
芯郚ずし、その䞡倖局にTFEHEPVdFタヌ
ポリマヌの局を実斜䟋ず同様な方法にお圢成せ
しめ、䞉局反射防止膜を䜜成した。この膜は、そ
の分光光床蚈の枬定から、干枉波は枛少したもの
の、その透過率は、96〜99.5ず振れ、その平均
光線透過率も97.5ず䞍充分なものであ぀た。 実斜䟋  実斜䟋のニトロセルロヌスに代えお゚チルセ
ルロヌス゚トキシル基含量49、nD1.48
436nmの光に察する吞収・散乱に0.2を酢酞
−ブチルに溶解させ、15重量の溶液を調補し
た。又、実斜䟋のポリ゚ヌテルスルホンに代え
おポリスチレン旭化成工業(æ ª)補、GP−683nD
1.59を−テトラクロル゚タン
に溶解させ、0.7重量の溶液ずした以倖は、実
斜䟋ず同様にペリクル䜓を䜜成した。埗られた
ペリクル䜓の膜はその分光特性から膜厚み6.1ÎŒm
ず蚈算され、436nmでの光線透過率も99.3ず高
いものであ぀た。 実斜䟋  実斜䟋の゚チルセルロヌスに代えお、
TFEHFPVdFタヌポリマヌTFE31.5モ
ル、HFP8.6モル、VdF59.9モル、nD
1.37436nmの光に察する吞収・散乱0.3
をメチルむ゜ブチルケトンに溶解させ、20重量
の溶液を調合した。これ以倖は、実斜䟋ず同じ
溶液を䜿い、実斜䟋ず同様にペリクル䜓を䜜成
した。埗られたペリクル䜓の膜の分光特性から、
膜厚み6.5ÎŒmず蚈算され、436nmの光線透過率は
99.5ず高いものであ぀た。 実斜䟋  アセチルセルロヌス酢化床55nD
1.47260nmの光に察する吞収・散乱1.1を
酢酞−ブチルに溶解させ、10重量の溶液ずし
た。又、TFEHFPVdFタヌポリマヌTFE
31.5モル、HFP8.6モル、VdF59.9モ
ル、nD1.37をメチルむ゜ブチルケトンに溶
解させ、0.5重量の溶液ずした。曎に、ポリビ
ニルブチラヌル積氎化孊工業(æ ª)補、BM−
nD1.49をブタノヌルに溶解させ、0.7重量の
溶液ずした。実斜䟋ず同様に、スピンコヌタヌ
にシリコンり゚ハヌをセツトし、アセチルセルロ
ヌス溶液を滎䞋し、回転させるこずにより、シリ
コンり゚ハヌ䞊にアセチルセルロヌス薄膜を圢成
せしめ、その䞊に、順次、䞊蚘TFEHFP
VdFタヌポリマヌ、ポリビニルブチラヌル、実
斜䟋のTFEHFPVdFタヌポリマヌ
TFEHFPVdF44.220.735.1モル
の薄膜を圢成させ、アルミフレヌムず接着剀にお
接着埌、氎䞭に浞挬し、り゚ハヌを分離埌膜付き
のフレヌムを氎䞭より回収し颚也させた。このも
のをアセチルセルロヌス膜面が䞊ずなる様スピン
コヌタヌに再床セツトし、同様にTFEHFP
VdFタヌポリマヌTFEHPFVdF31.5
8.659.9モル、ポリビニルブチラヌル、
TFEHFPVdFタヌポリマヌTFEHFP
VdF44.220.735.1モルの順に圢成させ
るこずにより、䞃局構造の倚局膜を有するペリク
ル䜓を埗た。埗られたペリクル䜓の膜は、第図
に瀺す。このものは、分光特性から膜厚み3.4ÎŒm
ず蚈算され、260nmの遠玫倖線に斌いおも98の
光線透過性を瀺した。 効果 特定の最倖偎反射防止局を有する五局又は䞃局
構造の本発明のペリクル䜓は、特定の光を反射・
吞収・散乱するこずなく高く透過せしめ、しかも
その性胜が安定しお維持される。 又、䞃局構造の堎合には、より短波長の光たで
反射防止するこずが出来る。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明の芁郚である倚局膜の䞀䟋を瀺
す拡倧断面図、第図は本発明の芁郚である倚局
膜の他の䟋を瀺す拡倧断面図、第図は本発明の
ペリクル䜓の断面図、第図は本発明のペリクル
䜓を䜿甚する態様の暡匏断面図、第図は実斜䟋
で補造した倚局膜の波長ず光線透過率の関係を
瀺すグラフ、第図は比范䟋で補造した膜の波
長ず光線透過率ずの関係を瀺すグラフ、第図は
実斜䟋で補造した膜の波長ず光線透過率ずの関
係を瀺すグラフである。 図䞭は最倖偎局、は芯郚をなす局、は
䞭間局、は第䞀䞭間局、は第二䞭間局、は
倚局膜、は支持枠、は接着局、は粘着局、
は保護膜、はフオトマスク又はレチク
ル、は画像を瀺す。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  支持枠ず、その端面に接着された薄膜ずより
    本質的になり、圓該薄膜は五局以䞊のポリマヌ倚
    局構造を有し、少なくずも䞡倖偎局が1.42以䞋の
    屈折率ず、240〜500nmの範囲の反射防止すべき
    波長の光に察し吞収・散乱のない北玠系ポリマヌ
    よりなる非反射性ペリクル䜓。  薄膜が、芯郚ず、その䞡面に配眮された䞭間
    局ず、䞡倖偎局ずよりなる五局構造を有し、芯郚
    は〜15ÎŒmの厚さず、1.53以䞋の屈折率ず、 240〜500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に
    察する吞収・散乱が以䞋であるポリマヌ薄膜
    であり、䞭間局は、芯郚をなすポリマヌの屈折率
    より0.05以䞊高い屈折率を有し、240〜500nmの
    範囲の反射防止すべき波長の光に察する吞収・散
    乱のないポリマヌ局である特蚱請求の範囲第項
    蚘茉の非反射性ペリクル䜓。  薄膜が、芯郚ず、その䞡面に配眮された第䞀
    䞭間局ず、曎にその䞡面に配眮された第二䞭間局
    ず、䞡倖偎局ずよりなる䞃局構造を有し、芯郚は
    〜15ÎŒmの厚さず、1.47〜1.53の屈折率ず、 240〜500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に
    察する吞収・散乱が以䞋であるポリマヌ薄膜
    であり、第䞀䞭間局は、1.42以䞋の屈折率ず、
    240〜500nmの範囲の反射防止すべき波長の光に
    察する吞収・散乱のないポリマヌ局であり、第二
    䞭間局は、1.47以䞊の屈折率ず、240〜500nmの
    範囲の反射防止すべき波長の光に察する吞収・散
    乱のないポリマヌ局である特蚱請求の範囲第項
    蚘茉の非反射性ペリクル䜓。
JP60049247A 1985-03-14 1985-03-14 非反射性ペリクル䜓 Granted JPS61209449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60049247A JPS61209449A (ja) 1985-03-14 1985-03-14 非反射性ペリクル䜓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60049247A JPS61209449A (ja) 1985-03-14 1985-03-14 非反射性ペリクル䜓

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61209449A JPS61209449A (ja) 1986-09-17
JPS6325658B2 true JPS6325658B2 (ja) 1988-05-26

Family

ID=12825521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60049247A Granted JPS61209449A (ja) 1985-03-14 1985-03-14 非反射性ペリクル䜓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61209449A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235849U (ja) * 1988-09-01 1990-03-08
JPH02125469U (ja) * 1989-03-27 1990-10-16

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63138352A (ja) * 1986-11-29 1988-06-10 Dainippon Printing Co Ltd ペリクル甚高分子薄膜
JP2642637B2 (ja) * 1987-08-18 1997-08-20 䞉井石油化孊工業 株匏䌚瀟 防塵膜
JP2733483B2 (ja) * 1988-12-13 1998-03-30 䞉井化孊株匏䌚瀟 高光線透過性防塵䜓の補造方法
CA2005096C (en) * 1988-12-13 1999-03-23 Tokinori Agou High light-transmissive dust-proof body and method of preparing same
EP0416517B1 (en) * 1989-09-06 1995-05-10 E.I. Du Pont De Nemours And Company Non-glare pellicle
US5168001A (en) * 1991-05-20 1992-12-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Perfluoropolymer coated pellicle
US6342292B1 (en) 1997-12-16 2002-01-29 Asahi Kasei Kabushiki Kaisha Organic thin film and process for producing the same
US6926952B1 (en) 1998-01-13 2005-08-09 3M Innovative Properties Company Anti-reflective polymer constructions and method for producing same
US7416820B2 (en) * 2007-01-31 2008-08-26 International Business Machines Corporation Pellicle film optimized for immersion lithography systems with NA>1

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546301A (en) * 1978-09-22 1980-04-01 Sandosutoroomu Pooru Toy gun
JPS58196501A (ja) * 1981-12-02 1983-11-16 アドバンスド セミコンダクタ プロダクツ 光孊的薄膜䜓の補造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546301A (en) * 1978-09-22 1980-04-01 Sandosutoroomu Pooru Toy gun
JPS58196501A (ja) * 1981-12-02 1983-11-16 アドバンスド セミコンダクタ プロダクツ 光孊的薄膜䜓の補造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0235849U (ja) * 1988-09-01 1990-03-08
JPH02125469U (ja) * 1989-03-27 1990-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61209449A (ja) 1986-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4657805A (en) Dust cover superior in transparency for photomask reticle use and process for producing the same
US5061024A (en) Amorphous fluoropolymer pellicle films
TWI579145B (zh) Self-supporting film, self-supporting structure, self-supporting film manufacturing method and protective film
JPS6325658B2 (ja)
JPH01120555A (ja) ペリクル
KR910005878B1 (ko) 얇은 고투ꎑ성 필늄의 제조방법
US7416820B2 (en) Pellicle film optimized for immersion lithography systems with NA>1
US6586159B2 (en) Method for using a coated fluoropolymer substrate pellicle in semiconductor fabrication
KR0151386B1 (ko) 고투ꎑ성 방진첎 및 귞의 제조방법
JPS6322576B2 (ja)
US20090042107A1 (en) Pellicle for high numerical aperture exposure device
JPH03170901A (ja) 反射防止薄膜
JPS6177002A (ja) 光反射防止膜
CN106067652B (zh) 䞀种甚于准分子激光的双波长增透膜以及光孊膜厚监控系统
JPH0339963A (ja) ペリクル
KR102292648B1 (ko) 반사 방지 필멄 및 읎륌 포핚한 ꎑ학소자
JP3302268B2 (ja) ペリクルの補造方法
JP2003084095A (ja) 倚局膜反射鏡、その補造方法、線露光装眮、半導䜓デバむスの補造方法及び線光孊系
JPS6153601A (ja) 高性胜なフオトマスク・レチクル甚防塵カバ−䜓
JPH01100549A (ja) ペリクル膜
JPH06230560A (ja) ペリクル
JP3088783B2 (ja) 高透過性ペリクル
JP2551087B2 (ja) ペリクル膜の補造方法
JP3032250B2 (ja) 耐光性に優れたペリクル
JPH02158735A (ja) 高光線透過性防塵䜓

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees