JPS6325403A - 煙道ガス中の二酸化硫黄含有量を低減する燃焼方法ならびに装置 - Google Patents

煙道ガス中の二酸化硫黄含有量を低減する燃焼方法ならびに装置

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JPS6325403A
JPS6325403A JP62175805A JP17580587A JPS6325403A JP S6325403 A JPS6325403 A JP S6325403A JP 62175805 A JP62175805 A JP 62175805A JP 17580587 A JP17580587 A JP 17580587A JP S6325403 A JPS6325403 A JP S6325403A
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air
particles
combustion zone
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    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J3/00Removing solid residues from passages or chambers beyond the fire, e.g. from flues by soot blowers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/50Sulfur oxides
    • B01D53/508Sulfur oxides by treating the gases with solids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23JREMOVAL OR TREATMENT OF COMBUSTION PRODUCTS OR COMBUSTION RESIDUES; FLUES 
    • F23J7/00Arrangement of devices for supplying chemicals to fire

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、一般に煙道ガスからの汚染物質の除去に関し
、より具体的には、硫黄含有燃料焚ボイラーから排出さ
れる煙道ガスから二酸化硫黄を取り除く方法ならびに装
置に関する。
(従来技術) 通常1石炭、コークス炉ガスあるいは重油等の硫黄含有
燃料はボイラー焚きに使用されて1発電用の蒸気ないし
は加熱や加工用の蒸気を発生する。通常は、燃料は閉鎖
された燃焼室に設けられた一連のバーナーで、燃焼に必
要とされる化学量論的量を越える空気とともに燃焼され
、燃焼反応生成物を生成する。
この生成物は、主に高温ガスから成るが、飛散灰等の幾
分かの粒子をも含む。熱は従来の方法によって高温ガス
から取り出され、水を熱し、蒸気を発生させる。高温ガ
スは下流方向に流れ、最終的には煙突を通って排出され
る。蒸気発生機能を果たした後、高温ガス中に残存して
いる残留熱は、燃焼空気を予熱するのに用いることがで
きる。燃焼室では、最終バーナーを通過した後、温度は
下流方向に向かって低くなる。更に、下流経路のいかな
る位置においても、燃焼域の横方向の処理温度には通常
ある幅が存在する。しかし、このようないずれの位置に
おいても平均温度が存在する。本明細書においては、別
に記さない限り、平均温度が温度基準値である。
燃焼反応によって生じる高温ガスには、固体及び気体の
好ましくない汚染物質が含まれている。固体粒子汚染物
質は1通常は、電気集じん装置あるいはバグハウス、ま
たはその両方を用いて取り除く。気体汚染物質には。
窒素酸化物(NOX )及び二酸化硫黄 (SO2)が
含まれる。過去数カ年の間に、ガスのNOX含有量は、
油だきボイラーおよびガス燃焼ボイラーの燃焼技術の変
化、および石炭燃焼ボイラーのバーナーの設計変更によ
って低減された。
ガス中に多量の二酸化硫黄が含まれる場合は大気中に放
出されると酸性雨の一因となったり、またその他の望ま
しくない影響を引き起こすことがあるため、特に好まし
くない。
乾式吸収剤注入法として知られる措置によって燃焼反応
ガス(煙道ガス)の二酸化硫黄含有量を低減する試みが
これまでされている。
吸収剤は二酸化硫黄と反応する化合物であって比較的に
無害の固体化合物を生成する。この固体化合物は、従来
の粒子除去装置を用いて、煙道ガスから除去することが
できる。石炭燃焼によって生じた煙道ガスから二酸化硫
黄を除去するためにこれまで用いた乾式吸収剤の例とし
ては、マグネシウムおよびカルシウムの炭酸塩あるいは
水酸化物がある。石炭燃焼ボイラーにおいては9石灰石
(炭酸カルシウム)粒子が乾式吸収剤として使用されて
いる。このようなシステムにおいては、煙道ガス中の二
酸化硫黄は硫酸カルシウムに変換するが、硫酸カルシウ
ムは無毒の固体化合物で、建設資材として用いることが
可能で、また環境に悪影響を及ぼすという問題もなく。
埋立て処理地に埋めることができる。まず。
石灰石あるいは炭酸カルシウム(CaCOa)の粒子は
、燃焼反応によって生じる熱によって生石灰(CaO)
となり、さらに酸素(燃焼室の過剰空気が供給#)のも
とで、生石灰は二酸化硫黄と反応し、硫酸カルシウム(
CaSO4)を生成する。
前述のように、煙道ガス中の窒素酸化物は設計を改良し
たバーナーを用いることによって低減された。このよう
な設計のバーナーは一般に、燃料をいわゆる一次空気と
ともに燃焼室に注入するノズルを備えている。更に。
燃料ノズルに非常に近い位置において、二次空気が燃焼
室に注入され、この二次空気は。
一次空気と合わせて、完全燃焼に必要な化学量論的酸素
量の約0.7〜1.0倍である。一次空気および二次空
気に加えて、さらに三次空気を、二次空気の入口近くの
周辺、あるいは前述の入口の下流の遠隔点のいずれかが
ら。
燃焼室に注入する。
前述した型式のバーナー装置を用いれば。
ピーク火炎温度を緩和あるいは除去する。このピーク火
炎温度の存在が燃焼空気中の窒素から窒素酸化物が生成
する原因となる。更に前述のバーナー装置は、火炎の熱
分解領域。
すなわち、化学反応w4域の酸素濃度を低減する。この
低減によって、燃料に含まれる窒素からの窒素酸化物の
形成が抑制される。
窒素酸化物の生成率が低い型式のバーナー(以後低NO
xバーナーと称する)を用いたシステムにおいて9石灰
石粒子を注入する試みが他の人々によって、少なくとも
試験的になされている。これらの試みでは9石灰石は燃
料ノズルを通して8二次空気を導入する入口(燃料ノズ
ルに非常に近い位置にある)をJして、二次空気入口を
近くから取り囲む三次空気入口を通して、さらに、燃料
および燃焼空気の入口から下流の比較的に遠い位置にあ
る専用の石灰石注入口を通して、燃焼室に注入された。
最初の3つの例では1石灰石は。
燃料ないしは二次ならびに三次空気人口から燃焼室に取
り入れる燃焼空気と予め混合された。
(発明が解決しようとする問題点) 前述した石灰石注入法には全て欠点がある。
燃料ノズル、あるいは燃料ノズルに密接する二次空気人
口5あるいは二次空気人口を近くから取り囲む三次空気
入口がらの注入は2石灰石粒子を比較的高温に比較的長
時間にわたってさらすことになる。これは、生成する石
灰粒子の焼結を引き起こす可能性がある。石灰粒子が焼
結すると粒子の表面積が低減し。
それに伴ってSO□との反応能力も低下し、その結果、
 SO7の除去も低減する。燃料ノズルおよび燃焼空気
入口の下流の比較的離れた位置から石灰石粒子を注入す
ると、 SO2の除去は低減する。その理由は、温度状
態が低くなりすぎるか、あるいは温度が急激に低下する
からである。
石灰石粒子を燃焼空気と予め混合すると。
燃焼空気輸送管の腐食および栓塞の問題を引き起こし、
さらに1通常多数用いられている各空気出口への分流に
粒子が分配される正確さが大幅に低減する。これらの問
題は、予混合された燃焼空気が高速1例えば2,500
〜5゜00フィート/分(762〜1524メートル/
分)で輸送管を流れること、ならびに石灰石粒子が希薄
相輸送されることから生じる。
腐食および栓塞問題を軽減するために輸送燃焼空気の速
度を低下させると、今度は低速で石灰石の希薄相輸送を
行うために輸送空気量を増加させねばならなくなる。こ
の結果、ある一定の出口あるいは一連の出口に、燃焼あ
るいはその他の観点から望ましい量を上回る燃焼空気を
供給しなければならなくなる。さらに、燃焼空気を燃焼
室に導入する速度を低下させると、燃焼空気による乱流
および混合作用が低減するが、このような低減は望まし
7くないものである。従って、燃焼空気によって運ばれ
る石灰石粒子を燃焼空気が燃焼室に適切に分配するため
には、ある最低限の速度が必要である。
(問題点を解決するための手段)   ′上記問題点を
解決するために1本発明にがかる煙道ガス中の二酸化硫
黄含有量を低減する方法ならびに装置は、「硫黄含有燃
料を閉じた燃焼室の第一燃焼域に導入し、空気の第一部
分を前述の燃料に充分近接させて前述の第一燃焼域に導
入して、少なくとも部分的に前述の燃料を燃焼させ、二
酸化硫黄を含有する燃焼反応ガスを生成し、空気の第二
部分を、前述の第一燃焼域から比較的離れた前述の燃焼
室の第二燃焼域に導入し、前述の第一燃焼域の内容物を
前述の第二燃焼域を通して下流に流し、前述の空気の第
二部分を導入する位置ならびにその速度を制御し、ピー
ク火炎温度を緩和し、さらに前述の第二燃焼域に比較的
均一な火炎面をもたらし、前述の第二燃焼域に、加熱さ
れると石灰を形成する細かく分割した粒子を供給し、前
述の粒子を前述の空気の第二部分とともに、且つ前述の
空気の働きによって、前述の第二燃焼域に導入するが3
第二燃焼域に入れる前には9粒子と空気の第二部分の予
混合は行わず、さらに、前述の空気の第二部分を用いて
、前述の粒子を第一燃焼域を通って下流に流れるガス中
に分散させることを特徴とする二酸化硫黄含有量の低減
方法」と、「燃料および一次空気を前述の燃焼室に導入
するノズル、燃料を前述のノズルに導入する手段、一次
空気を前述のノズルに導入する手段、前述の燃料ノズル
の近くに位置し、二次空気を前述の燃焼室に導入する手
段、前述のノズルから比較的離れた場所に位置する前述
の燃焼室に三次空気流を導入する配管、さらに前述の三
次空気流が前述の燃焼室に入る際に、この三次空気流に
細かく分割した粒子を導入するが、前述の燃焼室に入る
前には、該粒子と前述の空気流の予混合は行わない配管
から構成され、該配管は前述の三次空気流の配管に同軸
上に配置され、かつ下流開口端に終わり、下流開口端の
上流においては、前述の三次空気流の配管との連関が無
いことを特徴とする燃焼室」とから構成されることを特
徴とする。
(作用) 本発明によると、煙道ガス中の二酸化硫黄は9石灰石粒
子の注入と、オーバーファイヤー空気を用いる低NOX
バーナーを組み合わせて望ましい結果を得るためにある
種のパラメーターを特定の仕方で制御することによって
除去する。
微粉炭等の燃料、および一次空気ならびに二次空気を、
第一燃焼域に導入する。三次空気は、一般に第一燃焼域
の上方であるが、下流の比較的離れた位置にある第二燃
焼域に導入する。このような位置に導入される場合。
三次空気はオーバーファイヤー空気と呼ばれる。燃焼反
応ガス、すなわち煙道ガスが、第一燃焼域から下流に流
れ、第二燃焼域を通ってさらにそこから下流に流れるに
つれて、これらのガスは、水を熱して蒸気を生成する過
程によって比較的急速に熱を失う。第一燃焼域に導入さ
れた空気は1本明細書においてこれ以降は、燃焼空気の
主要部分と称し、またオーバーファイヤー空気として第
二燃焼域に導入された三次空気は、燃焼空気の第二部分
と称する。石灰石粒子等は燃焼空気の第二部分に導入さ
れる。この第二部分は2石灰石粒子を吸引し、且つ第二
燃焼域を通って下流に流れるガス中に石灰石粒子を分配
するのに十分な速度を持つ。石灰石粒子と燃焼空気の第
二部分が第二燃焼域に入る前には、これらの予混合は行
わない。
第一燃焼域においては、平均火炎温度はともかく、少な
くともピーク火炎温度は1石灰石および石灰の粒子が焼
結する温度を上回って粒子の石灰へのか焼は急速に起こ
るので。
焼結は基本的には石灰粒子についてのみ考慮する。石灰
粒子の焼結は、その反応性を低下させるので望ましくな
い。従って、燃焼空気の第二部分は第一燃焼域から送ら
れる火炎のピーク温度を緩和し、第二燃焼域において比
較的均一に火炎面を分散させて供給するのに十分な速度
で供給される。このような燃焼空気の第二部分の速度な
らびに導入位置の効果により、第一燃焼域の下流には、
平均的な燃焼過程温度の領域があり、この温度は1石灰
粒子の焼結温度(2400°Fすなわち1316℃)未
満であり、且つ硫酸カルシウムが石灰および気体状の硫
黄酸化物に分解する温度(24600Fすなわち134
9℃)未満である。さらに。
第一燃焼域の下流には、実質的には石灰粒子に焼結の悪
影響を及ぼすようなピーク火炎温度は存在しない。前述
の平均燃焼過程温度領域は1石灰とSO□ガスが平均燃
焼過程温度領域に曝露されている間は第一燃焼域の下流
で生成された石灰と望ましい量のSO□ガスを反応させ
るのに十分な高′/IjL(16000Fすなわち87
1 ”C以上)にあって、且つ十分に長い時間(0,5
秒間以上)にわたって保たれる。
燃焼空気の第二部分を第二燃焼域に導入すると乱流が生
じる。燃焼空気の第二部分が第二燃焼域に導入される際
に石灰石粒子が燃焼空気の第二部分に導入されるので、
また燃焼空気の第二部分は非常な高速(例えば、 50
00フィート/分)(L524メートル/分)で第二燃
焼域に導入されるので、第二燃焼域全体にわたって石灰
石粒子を分散させるために石灰石粒子を比較的に高速度
で第二燃焼域人[」まで輸送する必要はない。第二燃焼
域における石灰石粒子の分布は石灰石粒子を導入する燃
焼空気の第二部分の速度2ならびに第二燃焼域の乱流に
よる影響を受ける。石灰石粒子の供給量は石灰石粒子を
第二燃焼域入口まで輸送できるだけの速度に見合えばよ
い。これは石灰石粒子を濃厚相輸送することで達成され
る。
石灰石粒子は燃焼空気の第二部分と予混合しないので1
石灰石粒子を高速の燃焼空気で輸送する際に生じるよう
な腐食あるいは栓塞等の問題は起こらない。従って、燃
焼空気は腐食あるいは栓塞に関する考慮に制限されるこ
となく、高速で輸送してもよく、また燃焼空気量は5石
灰石輸送に関する考ICに制限されることがない。石灰
石粒子は、濃厚相輸送によって運搬されるため2粒子は
第一燃焼域の多数の出口について、任意の望ましい程度
に、正確に分流することができる。本発明に従って運転
するボイラーの煙突から排出される煙道ガスのSO□含
有量は、400〜500 ppmである。
(実施例) 以下に本発明の実施例について添付図面にもとすいて詳
細に説明する。
第1図は1本発明にもとすく装置の縦断面図であり、第
2図は、第1図に示した装置の一部分の拡大部分図であ
る。
第1図において、全体を10で示すものは。
燃料を燃焼させて水を加熱し蒸気を発生させるボイラー
の一実施例である。第1図に示す実施例は縦置型である
。ボイラー1oは、11で示す燃焼室を有し、この燃焼
室11は、それぞれ12.13で示す第一燃焼域と第二
燃焼域を有する。燃焼室11は、従来どおりに、熱交換
壁24によって構成され、熱交換壁の反対側には水が流
れ、燃焼反応によって発生した熱を燃焼室11から吸収
する。例えば、熱交換壁24は水が中を流れる縦管をリ
ング状にまとめたものでもよい。
第一燃焼域12と連絡するのは、複数本の縦方向に間隔
を置いて設けたノズル16.17.18であり、燃料な
らびに一次空気を第一燃焼域12に導入する。配管15
が、それぞれの分岐配管116.117および118を
経て、各ノズル16゜17、18と連結し、燃料および
一次空気をノズルに導入する。ノズル16.17.18
の周囲に隣接して、開口21.22.23があり、二次
空気を燃焼室に導入する。一般には、第1図の各々の縦
方向の高さには、2つのノズルと2つの開口があり、そ
れぞれが計6個となる。開口21〜23は、加圧された
ウィンドボックス19と連結し、このウィンドボックス
は、予熱された空気をウィンドボックス19に導入する
導管20の上流端と連結する。
ウィンドボックス19の上流端は、ウィンドボックス延
長部26に予熱された空気を送る導管25と連結する。
ウィンドボックス延長部26は9周辺に間隔を置いて設
けた一連の開口27と連結し、これらの開口は第二燃焼
域13に三次空気を導入する。第1図には、1つの開口
27を示しただけであるが、同じ縦方向高さには、普通
には6個の同じような開口が設けられている。第二燃焼
域13および管状開口27はノズル16〜18の全ての
上方に間を置いて設けられ、それらから下流方向に比較
的に離れた位置にある。管状開口27内に実質的に同軸
上に配管28を配置し1配管28は開いた下流の開口端
29で終わる。配管28は、三次空気流が第二燃焼域1
3に入る際に、三次空気流に石灰石粒子を注入するのに
用いる。粒子が開口端29から第二燃焼域13に入る前
には、配管28において石灰石粒子と三次空気は予混合
されない。
周辺に間隔を置いて設けた6個の三次空気用開口27を
用いた典型的な実施態様において。
配管28は、6個の開口部のうち4個と連結させること
ができる。4個の周辺に間隔を置いて設けた開口27か
ら石灰石粒子を導入することによって、1個ないしは2
個の開口がら導入する場合と較べて1石灰石粒子は第二
燃焼域13の水平方向に広範囲に分散される。石灰石粒
子は゛ホッパー30に貯蔵される。ホッパー30は、ホ
ッパー30から下方に配管28まで延びる導管31に石
灰石粒子を送る。配管28には導管32が接続し、この
導管32の中を輸送ガスが流れ1石灰石粒子をホッパー
30から配管2日を通して輸送する。石灰石粒子は、燃
焼室におけるか焼によって石灰粒子を生成するのに望ま
しい物質である。その他の細かく分割された物質で、第
二燃焼域における加熱によって石灰粒子を形成するもの
として以下のものがある。このような物質には、水酸化
カルシウム(Ca (OH) z )及びドロマイト(
CaMg(C(L+)z)等があり、これらをか焼する
と1石灰約80重量パーセントおよび MgO約2約2
量発明の方法においてはSO2の除去にはそれはど関与
しない。
燃焼反応ガスは、燃焼室11で発生し、上方に(下流方
向)流れ、ボイラーIOで発生した蒸気を過熱する一次
過熱器35および二次過熱器36を通過する。燃焼反応
ガスすなわち煙道ガスは5次に導管37を通って下流に
流れる。
導管37は、煙道ガスから粒子を取り除くための従来型
の装置(図示されていない)、さらに、最終的には導管
20ならびに配管15を通る空気を予熱するための従来
型熱交換装置(図示されていない)に接続される。最終
的には冷却された?n浄な煙道ガスが1煙突(図示され
ていない)から大気中に放出される。ボイラー10の底
部には、燃焼室11での燃焼反応において発生した灰分
粒子を除去するための開口部38を設ける。
本発明によると、一次空気と硫黄含有燃料の混合物は配
管15を通って、ノズル16〜1日に流入する。硫黄含
有燃料は9例えば石炭1重油あるいはコークス炉ガスで
あってもよい。
−次、二次および三次空気の総量は、ノズル16〜18
から導入される燃料を燃焼するのに必要な化学量論的量
を上回る。一般的には、全燃料を燃焼するのに必要な化
学量論的量を。
約3%上回る酸素含有量を十分にもたらす空気がある。
燃焼空気の主要部分はノズル16〜18および開口21
〜23を通り、燃料と共に、あるいは燃料のすぐ近くで
第一燃焼域12に導入され、少なくとも部分的に燃料を
燃焼する。
空気の第二部分は、空気の残り部分、すなわち三次空気
から成り、オーバーファイヤー空気として、開口27を
経て燃焼室の第二燃焼域13に導入される。少なくとも
幾分かの燃焼が第一燃焼区域12で起こり、第一燃焼域
の内容物は、燃焼反応生成物、ならびに未燃燃料がある
場合にはこれも含めて、第一燃焼域12から下流の第二
燃焼域13に流れる。第一燃焼域12で発生した火炎は
1均一でない火炎面として、下流の第二燃焼域の方向に
延びる。この火炎面内には、火炎面を横切る他の温度よ
りも高いピーク火炎温度がある。ピーク火炎温度を緩和
し、かつ第二燃焼域13に比較的に均一な火炎面をもた
らすために、空気の第二部分をある位置(開口部27)
に、これらの目的を達成する速度(例えば5.000フ
ィート/分)(1、524メートル/分)において導入
する。その結果得られた均一な火炎面42を第2図に示
す。この火炎面内においては、ピーク火炎温度は緩和さ
れている。これらの結果を得るために必要な空気の第二
部分の最低速度は、約2.500フィート/分(762
メートル/分)である。第二燃焼域13を通るガスは二
酸化硫黄を含む。二酸化硫黄を硫酸カルシウムに変換す
るには、細かく分割された石灰石粒子を。
空気の第二部分と共に、あるいは空気の第二部分の働き
で第二燃焼域13に導入する。第2図に示すように2石
灰石粒子の流れ33は、配管2Bの下流開口端29から
、第二燃焼域13に入る。開口27から第二燃焼域13
に入る空気の第二部分は、第二燃焼域を通って下流に流
れるガスの全体に石灰石粒子を分散させる。第二燃焼域
に入る石灰石粒子は、第一燃焼域I2の下流で瞬間的に
か焼され1石灰粒子を生成する。この石灰粒子は、燃料
と反応するのに必要な化学量論的量を上回る空気が存在
する下では、存在する全二酸化硫黄量の少なくとも一部
と反応し、硫酸カルシウムを生成する。
第二燃焼域13の内容物は、第一ならびに第二燃焼域1
2.13から下流に流れる。第一燃焼域12の平均温度
は1石灰石ならびに石灰粒子の焼結温度(1316℃す
なわち2400°F)を1=回る。空気の第二部分の位
置と速度は、第一燃焼域12の下流に平均燃焼過程温度
範囲が来るようなものであり1石灰石および石灰粒子の
焼結温度を下回り、かつ硫酸カルシウムが石灰および気
体状の硫黄酸化物に分解する温度(1349℃すなわち
2460°F)を下回る。焼結は、焼結の結果得られる
石灰粒子の表面積を低減し1石灰粒子はその反応性が低
下することから、好ましくない。したがって、第二燃境
域13の内部およびその下流の温度は、細かく分割され
た石灰石粒子の瞬間的なか焼には十分な高さであるが、
その結果得られた石灰粒子の焼結を避けるのに十分な低
さである。
平均燃焼過程温度範囲は、約1600 ’ F〜240
0°F (871℃〜1316℃)である。この温度は
十分に高く、かつ第一燃焼域12の下流で生成された石
灰が1石灰と二酸化硫黄ガスがその温度範囲にある間は
望ましい量の二酸化硫黄ガスと反応するのに十分な時間
にわたって維持される。石灰および二酸化硫黄ガスは。
0.5秒以上、望ましくは少なくとも1.5秒のあいだ
、平均燃焼過程温度範囲にある。石灰石粒子は0.1秒
未満で石灰粒子に瞬間的にか焼され1粒子が温度範囲1
6006F〜24006F(871℃〜1316℃)に
ある残りの時間は二酸化硫黄との反応が起こる時間であ
る。1600°F(871”C)未満では、二酸化硫黄
を硫酸カルシウムに変える反応は、非常に遅く実用的で
はない。二酸化硫黄および石灰が望ましい平均燃焼過程
温度範囲1600 ’ F〜2400 ’ F (87
1℃〜1316℃)にある時間は、過剰空気量の低減(
例えば、3%から1.5%に)、 蒸気発生量(すなわ
ち、燃焼室12の熱交換壁24あるいは一次過熱器35
および二次加熱器36を通る熱交換量)の低減、燃焼室
から下流に流れるガス速度の低減等によって延長するこ
とができる。
上述したように、第二燃焼域13に導入された石灰石粒
子は、導管32から送られる輸送ガスによって燃焼域ま
で輸送される。石灰石粒子は第二燃焼域13に入るため
に1輸送ガスによって1石灰石粒子を第二燃焼域に運ぶ
には十分な速度ではあるが、第二燃焼域全体に石灰石粒
子を分散させるには意図的に不十分な速度で輸送される
。これによって、配管28に導入される空気量は最小限
となり、それゆえ、燃焼室に導入される余分な空気量も
最小となるが、以下にこの利点についてより詳しく述べ
る。
第二燃焼域全体への石灰石粒子の分配は。
開口27から導入される高速の空気によって行う。この
空気は、第一燃焼域12からの火炎を緩衝するだけでな
く1石灰石粒子を第二燃焼域に吸引し、第二燃焼域全体
に分散させる速度をもつ。第2図を説明する。空気の高
速の第二部分が第二燃焼域を水平方向に横切る場合には
1粒子の分散は、少なくとも部分的にせよ、乱流43に
よって増進される。
望ましくは2石灰石粒子は、濃厚相輸送により、第二燃
焼域13まで、すなわち管28の開口端まで運ぶべきで
ある。これは、導管31から配管2Bに入る石灰石粒子
と、濃厚相輸送を行う量の輸送空気との混合によって達
成される。濃厚相輸送に必要な最小の固体対気体比はお
およそ20対1であり1本発明で用いる一般的な比率は
、約90対1である。最大粒度が湿式ふるい分けで10
0メソシュ未満の石灰石粒子の濃厚相輸送を行うのに必
要な最小速度は、約300フィート/分(91メートル
/分)である。導管32の一般的なガス圧は、15〜3
0ρsig (103,5〜20? kPa)である。
r湿式ふるい分け」という用語は、ふるい分けに先立ち
1石灰石粒子を水に浸すことに基づくが、これによって
、水に浸した結果。
塊状集積した粒子をふるい分けて除去することができる
。石灰石粒子が配管28から管開口端29に運ばれる速
度は1例えば300フィート/分(91メートル/分)
から10,000フィート/分(3,048メートル/
分)というような大幅な範囲にわたって変化するが、燃
焼域13内の石灰石粒子の分布にはほとんど影響を及ぼ
さない。これは、一般に速度5.000フィート/分(
1524メートル/分)で開口27に導入される三次空
気が、第二燃焼域13における石灰石粒子の分散を全て
負い、配管28内の速度が10.000フィート/分(
3,048メートル/分)であってもこれが変わらない
からである。配管28内の粒子速度は、第二燃焼域13
における石灰石粒子の分布には殆ど関係しない。という
のは、配管28中を移動する空気の相対量は配管28内
の空気速度にかかわらず、開口27から第二燃焼域13
に入る三次空気量と比較すると僅かだからである。配管
28の直径は図示の便宜上誇張してあり2図からは明瞭
ではないが、三次空気が輸送される部分25〜27の断
面積は、配管2日の断面積よりずっと大きい。各々の直
径が約9インチ(229cm)の6個の開口27があり
、一方、各々の直径が1.5インチ(38cm)管28
は4本だけである。後者の全断面積は、前者の全断面積
の2%未満である。
したがって、できるだけ低い速度1例えば単に濃厚相輸
送を行うのに十分なだけの速度を。
配管28内で用いることができる。第二燃焼域13にお
ける粒子分布の観点から、配管28内で高速度を用いる
場合に得られる分布と比較すると、低速度の場合とで基
本約6こは差異はない。
実質的には、燃焼室に石灰石粒子を導入ならびに分散さ
せるには余分な空気は使用しない。これは、開口27に
おいて石灰石の導入および分散機能を行う空気の第二部
分は1石灰石注入を行わない場合には5通常は燃焼の目
的に使用するためである。本明細書においては、「余分
なj空気とは、燃焼の目的に通常使用される空気に付加
される空気のことである。配管28における石灰石粒子
の濃厚相輸送に用いる空気量は、ノズル16〜18の開
口21〜23および開口27から導入される主要空気部
分および第二空気部分と比べると僅かである。
上述したように1石灰石粒子と燃焼空気の第二部分がそ
れぞれ開口27および開口端29から第二燃焼域13に
入る前には1石灰石粒子と燃焼空気の第二部分の予混合
は行われない。
したがって、燃焼空気の第二部分は、ピーク火炎温度の
緩和1粒子混合および分散作用を行うのに必要な高速で
、第二燃焼域13に導入することができる。栓塞の可能
性は粒子移動速度と共に高まる。第二空気部分の速度は
2、500〜5.000フィート/分(762〜152
4メートル/分)であり、導管25内を移動する粒子速
度は、配管28内よりもずっと速いために予混合を行っ
た場合には栓塞の可能性が大幅に増大する。しかし、導
管25.延長部26あるいは開口27は5石灰石粒子の
流れがないために、腐食または栓塞の問題が生じない。
開口27に導入される燃焼空気の速度および量は。
石灰石輸送の面からは影響されない。
先に述べたように、二酸化硫黄の硫酸カルシウムへの変
換に影響する一要素は1石灰粒子の反応性である。石灰
の表面積が大きいほどその反応性も大きい。本発明によ
ると、望ましい表面積は、湿式ふるい分けで100メソ
シュ未満(150ミクロン未満)の石灰石粒子を供給す
ることによって得られる。望ましくは1石灰石粒子の大
きさは、f!式ふるい分けで約5ミクロンから100メ
ツシュ未満の範囲であり、二酸化硫黄ガスを必要な程度
まで除去するのに必要とされる反応を十分に行うことが
できる。一般に1石灰石粒子は、湿式ふるい分けで20
0メンシユ(75ミクロン未満)より小さいものが約7
0%を占める。ある大きさの石灰石粒子に十分な反応性
が得られない場合には、その他の全ての要素は変えずに
粒子の大きさを低減することによって反応性を上げるこ
とができる。粒子の大きさを低減することによって1石
灰の表面積が増し、目−つ粒子の分布はよくなるが、費
用も増加する。
一般に、必要な量のSO2を除去する最も壮大な粒子の
大きさを用いるが、その範囲は約5ミクロンから100
メツシュ未満である。注入する石灰石の量は、硫酸カル
シウムに変換しなければならない二酸化硫黄の量によっ
て異なり、この変換すべき量は、煙道ガスの最初の二酸
化硫黄含有量および最後の望ましい二酸化硫黄含有量に
よって異なる。一般的にカルシウム対硫黄の比率が大き
くなると、二酸化硫黄の除去効率が増大するが、yA形
的には増大しない。
開口27から第二燃焼域13に入る空気の第二部分は予
熱を行うが、第一燃焼域12から第二燃焼域13に入る
ガスの温度と比べると、空気の第二部分の温度は比較的
に低い。石灰石粒子は、第二空気部分を構成する空気流
とともに、第二燃焼域に入る。既に述べたように。
下流の第二燃焼域に向かって流れる第一燃焼域内の内容
物中には、ピーク温度があり3石灰石粒子の焼結を生じ
るのに十分な高温である。空気の第二部分は開口27を
通って入り。
前述したピーク温度の影響から石灰石粒子を守り1石灰
石粒子の焼結を防ぐ。
ボイラーの燃焼室に石灰石を注入することには、前述し
た以外の利点がある。ボイラーの運転中には1通常はす
す等が1例えば第二燃焼域13のボイラーの内壁面に付
着する。普通は、すす吹きとして知られる方法を用いて
これらの付着物を除去する。この方法はボイラー内に蒸
気を吹き込み、これによって付着物を洗浄するものであ
る。この手順は、ボイラーの運転中に定期的に行われる
(例えば。
−回に30分ないし1時間をかけ2日に3回から6回)
。石灰石を開口27から第二燃焼域13に注入すると、
第二燃焼域13で形成される粒子の幾分かが付着物に必
ず混じる。石灰が混じると、付着物は砕けやすくなり、
洗浄が容易となる。さらに、すす吹きによってボイラー
壁から付着物が除去される際に1石灰は沈着物から第二
燃焼域13ならびにその上方に導入され、その結果、 
SO2と洗浄された沈着物中の石灰とが反応するために
、 SO,の含有量は低下する。SO□の除去は、すす
吹き中は5〜10% (100%ペースにおいて)増加
する。
言い換えると、すす吹きの前にSO,が4o%除去され
る場合には、すす吹きの間にはSO2は45〜50%除
去される。これによってすす吹きの際には、 SO2の
除去量を低減することなく、開口端29から注入する石
灰石の量を低減することができる。その上、開口端29
における石灰石の注入が一時的に停止された場合にも、
ボイラー壁の内面上の付着物に石灰が含まれているので
、SO□の除去は継続する。特に、 SO2は付着物に
吸収され、そこで石灰と反応して硫酸カルシウム(ca
so、)を形成する。
石灰石注入の停止時期の最初に約5〜7%のSO□が除
去される場合、この除去は最長3日間まで持続するが、
その間にSO2除去量は次第に低減する。したがって1
例えば保守、整備等のために石灰石注入装置を運転休止
する必要がある場合にも、 SO2の除去は少なくとも
ある程度は、しばらくのあいだ継続する。
石灰石注入を停止している間は、すす吹きを抑制して、
付着物、あるいは付着物の一部。
そしてそのSO□吸収機能をこの期間中保持する必要が
ある。例えば、付着物へのSO2の吸収がしばらく続い
た後は、付着物の外側層に硫酸カルシウムが蓄積する。
この外側層だけを除去し、硫酸カルシウムを含まない新
鮮な外側層を露出させるのに足る短時間のすす吹きが必
要になろう。1回のすす吹き作業によって全付着物を除
去することは、望ましいことではない。付着物の最も内
側の層のSO,吸収特性が費消された時に、すす吹きを
用いた付着物の除去は完了することになる。
石灰石注入によって得られる別の利点は。
燃焼室と下流構成機器の双方を含めて、全ボイラーシス
テムから酸を除くことである。燃焼反応によって酸が生
成する可能性がある。
これらの酸は、主に硫酸であるが、塩酸および硝酸も生
じる。煙道ガス中の酸がシステムのいずれかの箇所で凝
結すると、その他のものとともにシステムの構成装置を
激しく腐食させる可能性があるので好ましくない。例え
ば、煙突の排気温度を300”F〜350 °F (1
48℃〜177℃)にするなど、煙道ガスの排気温度を
酸の露点より高くする方法でボイラーシステムを運転す
ることが、従来行われている。これによって、酸がシス
テム中のどこかで煙道ガスから凝結することは防げるが
、このため1例えば蒸気発生等の別の部分における熱利
用が犠牲にされる。石灰石注入は酸を中和する石灰を形
成する。したがって、煙道ガスからの酸の凝縮は問題で
はなく、煙道ガスを酸の露点より高い排気温度に保つ必
要はない。その結果、システムを9例えば110 。
F〜250 ’F (43℃〜121 ℃)のような低
い煙突排気温度で運転することができる。
(効果) 以上のようにこの発明によれば燃焼用空気の速度および
量は1石灰石輸送の面からは考慮しなくてもよいので、
高速・大量の燃焼用空気を燃焼室に吹き込むことができ
、火炎のピーク温度を緩和し9石灰粒子の焼結化の防止
および硫酸カルシウムの分解防止を図ると共に燃焼域全
体に渡って石灰石粒子を分散させることが可能となる。
さらに本発明によれば1石灰石輸送のための空気の速度
、量は低速・少量でよいので1石灰輸送配管の腐食・栓
塞が起こりにくいと共に、燃焼目的以外の余分な空気景
による蒸気発生への悪影響を最小限に抑えることが出来
る。また石灰石粒子が濃厚相輸送されるため、支流配管
の断面積を制御することにより、正確に分流することが
出来る。この特性は希薄相輸送によっては得られない。
さらに1本発明によれば燃焼室内壁面に付着する付着物
に石灰が混入するため、付着物が砕けやすく洗浄が容易
で、すす吹き作業中においても、二酸化硫黄の除去が進
行し、燃焼システム中の酸は石灰により中和されている
ので、煙道ガスの温度を酸露点より高くする必要はなく
、より多くの熱を煙道ガスから抽出して蒸気を発生させ
ることが出来る。
前述の詳細な説明は、明確な理解を得るためにのみされ
たものであり、当業者にとって変更は容易と思われ、何
ら不必要な限定はされない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にもとすく装置の縦断面図であり、第2
図は第1図に示した装置の一部分の拡大部分図である。 10・・・ボイラー、 11・・・燃焼室、12・・・
第一燃焼域。 13・・・第二燃焼域、 15.28・・・配管、 1
6.17.18・・・ノズル、 19・・・ウィンドボ
ックス、 20,25,31,32゜37・・・導管、
 21,22,23,27.38・・・開口、24・・
・熱交換壁、26・・・ウィンドボックス延長部、29
・・・開口端、 30・・・ホッパー、33・・・石灰
石粒子の流れ。 35・・・−次加熱器、36・・・二次加熱器、42・
・・均一な火炎面、43・・・乱流、 116,117
,118・・・分岐配管。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)硫黄含有燃料の燃焼において、燃焼反応ガス中の二
    酸化硫黄(SO_2)含有量を低減する方法であって、
    硫黄含有燃料を閉じた燃焼室の第一燃焼域に導入し、空
    気の第一部分を前述の燃料に充分近接させて前述の第一
    燃焼域に導入して、少なくとも部分的に前述の燃料を燃
    焼させ、二酸化硫黄を含有する燃焼反応ガスを生成し、
    空気の第二部分を、前述の第一燃焼域から比較的離れた
    前述の燃焼室の第二燃焼域に導入し、前述の第一燃焼域
    の内容物を前述の第二燃焼域を通して下流に流し、前述
    の空気の第二部分を導入する位置ならびにその速度を制
    御し、ピーク火炎温度を緩和し、さらに前述の第二燃焼
    域に比較的均一な火炎面をもたらし、前述の第二燃焼域
    に、加熱されると石灰を形成する細かく分割した粒子を
    供給し、前述の粒子を前述の空気の第二部分とともに、
    且つ前述の空気の働きによって、前述の第二燃焼域に導
    入するが、第二燃焼域に入れる前には、粒子と空気の第
    二部分の予混合は行わず、さらに、前述の空気の第二部
    分を用いて、前述の粒子を第二燃焼域を通って下流に流
    れるガス中に分散させることを特徴とする二酸化硫黄含
    有量の低減方法。 2)前述の第二燃焼域の内容物を、前述の第一および第
    二燃焼域から離れるように下流方向に流し、さらに前述
    の粒子を第一燃焼域の下流で瞬間的にか焼することによ
    り石灰(CaO)粒子を生成し、少なくとも存在するS
    O_2の一部と反応させ、前述の燃焼室において、硫酸
    カルシウム(CaSO_4)を生成することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 3)前述の第一燃焼域の平均温度は石灰の焼結温度を上
    回り、さらに、前述の制御過程は前述の第一燃焼域の下
    流に平均燃焼過程温度領域をもたらし、その温度は前述
    の石灰粒子の焼結温度を下回り、1つ前述の硫酸カルシ
    ウムが石灰ならびに気体状の硫黄酸化物に分解する温度
    を下回り、前述の平均燃焼過程温度領域は、前述の石灰
    と前述のSO_2ガスが前述の平均燃焼過程温度にある
    場合には、前述の第一燃焼域の下流で生成された石灰と
    望ましい量のSO_2ガスを反応させるのに十分な高温
    でかつ十分な時間保持されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の方法。 4)前述の平均燃焼過程温度領域が、約1600°F〜
    2400°F(871〜1316℃)であることを特徴
    とする特許請求の範囲第3項に記載の方法。 5)前述の石灰および前述のSO_2ガスが、0.5秒
    間より長く前述の平均燃焼過程温度領域にあることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項に記載の方法。 6)前述の石灰および前述のSO_2ガスが、少なくと
    も約1.5秒間は、前述の平均燃焼過程温度領域にある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の方法。 7)前述の硫黄含有燃料が、細かく分割された石炭粒塊
    、コークス炉ガス、および重油からなるグループの少な
    くとも一つであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 8)前述の粒子を第二燃焼域に導入する前述の過程が、
    前述の粒子を前述の第二燃焼域まで輸送し、空気の第二
    部分を第二燃焼域に導入する時に、前述の空気の第二部
    分の働きによって前述の粒子を第二燃焼域に吸引するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 9)前述の粒子輸送過程が粒子が第二燃焼域に入る前に
    、粒子を第二燃焼域まで輸送するには足る速度であるが
    、粒子を第二燃焼域全体に分散させるには不十分な速度
    であることを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の
    方法。 10)前述の粒子輸送過程が、濃厚相輸送によって粒子
    を前述の第二燃焼域まで流す過程を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第9項に記載の方法。 11)前述の粒子輸送過程が、前述の粒子を濃厚相輸送
    が行なえる量の輸送空気と混合する過程から成ることを
    特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の方法。 12)前述の粒子が、前述の第二燃焼域までは、少なく
    とも約300フィート/分(91メートル/分)の流速
    をもつことを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の
    方法。 13)前述の空気の第二部分を少なくとも約2,500
    フィート/分(762メートル/分)の速度で前述の第
    二燃焼域に導入することによって、前述の粒子を第二燃
    焼域に吸引することを特徴とする特許請求の範囲第12
    項に記載の方法。 14)前述の空気の第二部分を第二燃焼域に導入するこ
    とによって乱流を起こし、粒子を第二燃焼域全体に分散
    させることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    方法。 15)空気の第二部分が第二燃焼域に入る際の速度が少
    なくとも約2,500フィート/分(762メートル/
    分)であり、さらに前述の粒子は、余分な空気を用いず
    に第二燃焼域に導入されることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 16)前述の粒子の大きさが、湿式ふるい分けで100
    メッシュより小さいことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。 17)前述の粒子の大きさが、湿式ふるい分けで約5ミ
    クロンと100メッシュの間にあり、SO_2ガスを望
    ましい程度まで除去するのに必要な反応を十分にするこ
    とができることを特徴とする特許請求の範囲第16項に
    記載の方法。 18)前述の燃料が粒塊状の石炭であり、前述の空気の
    第一部分は二つの部分に分けられ、そのうちの一つの部
    分は前述の石炭と混合して石炭を前述の第一燃焼域に導
    入し、前述の空気の二つの部分のもう一方の部分は、前
    述の粒塊状石炭と空気の片方の部分の混合物と一緒に前
    述の第一燃焼域に導入され、さらに、前述の方法が、前
    述の燃焼室に入る前述の全空気を予熱することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の方法。 19)前述の空気の第二部分が、前述の第二燃焼域の温
    度と比べて比較的に冷たい空気流として最初に前述の第
    二燃焼域に入り、さらに前述の粒子が、前述の空気の第
    二部分と一緒に前述の第二燃焼域に入ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の方法。 20)前述の第二燃焼域を通って下流に流れる前述の第
    一燃焼域の内容物にピーク温度があって、さらに前述の
    空気の第二部分が、前述の粒子を前述のピーク温度から
    守って、粒子の焼結を防ぐことを特徴とする特許請求の
    範囲第19項に記載の方法。 21)前述の燃焼室は内壁面をもち、燃焼中に前述の第
    二燃焼域の前述の内壁面に付着物が形成され、前述の粒
    子から形成された石灰は前述の付着物中に取り入れられ
    、すす吹きを用いて前述の付着物を取り除き、前述の付
    着物からの石灰は前述のすす吹きの結果、前述の燃焼室
    に導入され、前述の方法は、前述のすす吹き過程の際に
    、前述の第二燃焼域に導入される前述の石灰形成物質の
    量を低減するが、すす吹き過程の前に得た二酸化硫黄含
    有量の低減量を大幅には低減しないことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の方法。 22)前述の燃焼室が燃焼システムの一部であって、前
    述の燃料の燃焼によって前述の燃焼システム内で酸が形
    成され、前述の酸は前述の石灰によって中和され、さら
    に、前述の燃焼反応ガスは、前述の酸の露点を下回る温
    度で燃焼システムから排出されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の方法。 23)前述の煙道ガスは、250°F(121℃)を下
    回る温度で燃焼システムから排出されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第22項に記載の方法。 24)前述の燃焼室は内壁面をもち、燃焼中に前述の第
    二燃焼域の前述の内壁面に付着物が形成し、前述の粒子
    から形成された石灰は前述の付着物中に取り入れられ、
    前述の石灰形成物質を導入する過程は、しばらく実施さ
    れた後に一時的に停止され、少なくとも前述のSO_2
    の幾分かが、前述の一時的な停止期間の少なくとも初期
    において、前述の付着物中の石灰によって吸収され、さ
    らに、前述のSO_2が前述の付着物中に吸収される間
    は、すす吹きを延期させることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。 25)前述のすす吹きをしばらくの間延期した後にすす
    吹きを部分的にのみ実施して前述の付着物の外側層だけ
    を除去し、付着物の新しい外側層を露出させてSO_2
    を吸収することを特徴とする特許請求の範囲第24項に
    記載の方法。 26)硫黄含有燃料の燃焼において、燃焼反応ガス中の
    二酸化硫黄(SO_2)含有量を低減する方法で、硫黄
    含有燃料を内部壁面を有する燃焼室内において空気とと
    もに燃焼させて二酸化硫黄を含有する燃焼反応ガスを生
    成し、前述の燃焼室に、前述の燃焼室内で加熱すると石
    灰を形成する物質を細かく分割したものを導入し、前述
    の燃焼室内において、前述の石灰を燃焼反応ガス中の前
    述の二酸化硫黄と反応させて、前述のガス中の二酸化硫
    黄含有量を低減し、燃焼中には前述の燃焼室の内壁面に
    付着物を形成し、前述の粒子から得られた石灰を前述の
    付着物中に取り入れ、前述の付着物が蓄積した後にすす
    吹きを行い、前述の内壁面から前述の付着物を除去し、
    さらに、前述のすす吹き過程の間に、燃焼室に導入され
    る前述の石灰形成物質の量を低減するが、すす吹き過程
    を行う前に達成される二酸化硫黄含有量の低減量が大幅
    に減らないことを特徴とする二酸化硫黄含有量の低減方
    法。 27)燃焼システムの一部である燃焼室内での硫黄含有
    燃料の燃焼において、燃焼反応ガスの二酸化硫黄(SO
    _2)含有量を低減する方法で、前述の燃焼室において
    、硫黄含有燃料と空気を燃焼させ、二酸化硫黄(SO_
    2)を含有する燃焼反応ガスを生成し、前述の燃焼室に
    、前述の燃焼室内で加熱すると石灰を形成する物質を細
    かく分割したものを導入し、前述の燃焼過程を行った結
    果、前述の燃焼システム内で酸を生成し、前述の酸を前
    述の石灰で中和し、前述の酸の露点を下回る温度におい
    て、前述の燃焼システムから前述の燃焼反応ガスを排出
    することを特徴とする二酸化硫黄含有量の低減方法。 28)前述の煙道ガスが、250°F(121℃)を下
    回る温度で燃焼システムから排出されることを特徴とす
    る特許請求の範囲第27項に記載の方法。 29)硫黄含有燃料の燃焼において、燃焼反応ガスの二
    酸化硫黄(SO_2)含有量を低減する方法で、内壁面
    を有する燃焼室内において、硫黄含有燃料を空気と燃焼
    させ、二酸化硫黄を含有する燃焼反応ガスを生成し、前
    述の燃焼室に前述の燃焼室内で加熱すると石灰を形成す
    る物質を細かく分割したものを導入し、燃焼中には前述
    の燃焼室の内壁面に付着物を形成し、前述の粒子から得
    られた石灰を前述の付着物中に取り入れ、前述の導入過
    程はしばらく実施された後に一時的に停止され、少なく
    とも前述のSO_2の幾分かが前述の一時的な停止期間
    の少なくとも初期において、前述の付着物中の石灰によ
    って吸収され、さらに、前述のSO_2が前述の付着物
    中に吸収される間は、すす吹きを延期することを特徴と
    する二酸化硫黄含有量の低減方法。 30)前述のすす吹きをしばらくの間延期した後に、す
    す吹きを部分的にのみ行い、前述の付着物の外側層だけ
    を除去し、さらに付着物の新しい外側層を露出させてS
    O_2を吸収させることを特徴とする特許請求の範囲第
    28項に記載の方法。 31)燃料および一次空気を前述の燃焼室に導入するノ
    ズル、燃料を前述のノズルに導入する手段、一次空気を
    前述のノズルに導入する手段、前述の燃料ノズルの近く
    に位置し、二次空気を前述の燃焼室に導入する手段、前
    述のノズルから比較的離れた場所に位置する前述の燃焼
    室に三次空気流を導入する配管、さらに前述の三次空気
    流が前述の燃焼室に入る際に、この三次空気流に細かく
    分割した粒子を導入するが、前述の燃焼室に入る前には
    、該粒子と前述の空気流の予混合は行わない配管から構
    成され、該配管は前述の三次空気流の配管に同軸上に配
    置され、かつ下流開口端に終わり、下流開口端の上流に
    おいては、前述の三次空気流の配管との連関が無いこと
    を特徴とする燃焼室。
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