JPS63251124A - ワイヤカツト放電加工機の感電防止装置 - Google Patents
ワイヤカツト放電加工機の感電防止装置Info
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- JPS63251124A JPS63251124A JP62079667A JP7966787A JPS63251124A JP S63251124 A JPS63251124 A JP S63251124A JP 62079667 A JP62079667 A JP 62079667A JP 7966787 A JP7966787 A JP 7966787A JP S63251124 A JPS63251124 A JP S63251124A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ワイヤカット放電加工機に関し、特に放電加
工部を通過して回収箱等の電極ワイヤ回収部に回収され
る電極ワイヤの該回収部近くで発生する走行乱れを電気
的に検知して、回収異常を検出し、放電加工電流の供給
を迅速に中断して、感電事故の防止を図り得るようにし
たワイヤカット放電加工機の感電防止装置に関する。
工部を通過して回収箱等の電極ワイヤ回収部に回収され
る電極ワイヤの該回収部近くで発生する走行乱れを電気
的に検知して、回収異常を検出し、放電加工電流の供給
を迅速に中断して、感電事故の防止を図り得るようにし
たワイヤカット放電加工機の感電防止装置に関する。
ワイヤカット放電加工機においては、電極ワイヤに放電
加工部で、加工電力の供給が行なわれる。
加工部で、加工電力の供給が行なわれる。
つまり、電極ワイヤと被加工材料との間に給電子を通し
て放電電圧が付与され、放電加工部におき、上記両者間
で細隙を介して放電が行なわれることにより、加工が進
捗する。このように、電極ワイヤには通電が行なわれる
ことにより、放電加工部を通過して回収部に向かう電極
ワイヤにも電流が残留している。このために、従来より
、回収部に回収される電極ワイヤの走行路には、作業者
が誤って電極に触れ、感電するのを防止すべく、非導電
材料、例えば、プラスチック材料から成るカバーを被着
している。特に、最近の自動ワイヤ結線装置を備えたワ
イヤカット放電加工機では、電極ワイヤが放電加工部で
切断したときにも、直ちに自動的に結線が行われること
から、回収部領域に達した電極ワイヤも常に通電状態に
あり、回収箱等の回収部に完全回収される前に触れるこ
とは安全上から問題となり、故に、感電防止カバーが被
着されているのである。
て放電電圧が付与され、放電加工部におき、上記両者間
で細隙を介して放電が行なわれることにより、加工が進
捗する。このように、電極ワイヤには通電が行なわれる
ことにより、放電加工部を通過して回収部に向かう電極
ワイヤにも電流が残留している。このために、従来より
、回収部に回収される電極ワイヤの走行路には、作業者
が誤って電極に触れ、感電するのを防止すべく、非導電
材料、例えば、プラスチック材料から成るカバーを被着
している。特に、最近の自動ワイヤ結線装置を備えたワ
イヤカット放電加工機では、電極ワイヤが放電加工部で
切断したときにも、直ちに自動的に結線が行われること
から、回収部領域に達した電極ワイヤも常に通電状態に
あり、回収箱等の回収部に完全回収される前に触れるこ
とは安全上から問題となり、故に、感電防止カバーが被
着されているのである。
然しなから゛、特に上述した自動ワイヤ結線装置を備え
たワイヤカット放電加工機の場合には、上述のように電
極ワイヤの断線時にも自動結線がなされて′m続的に放
電加工が遂行される利点の反面で、電極ワイヤが順調に
回収されているときは、上記感電防止カバーで安全性の
確保がはかれるが、電極ワイヤの回収部で停滞が生ずる
等の不具合が発生すると、放電加工部を通過してワイヤ
回収部向けて連続走行する電極ワイヤが回収部近くで走
行乱れを生じ、走行路の近くに配置された導電性の機械
部品に電極ワイヤが接触を起こし、結局は、感電防止カ
バーの設けられている領域以外の機体部分に電流が漏れ
て感電事故を起こすことも有るという問題点がある。依
って、本発明め目的は、斯くの如き問題点を徹底的に排
除して、ワイヤカット放電加工機の安全性を一層向上せ
しめんとするものである。 。
たワイヤカット放電加工機の場合には、上述のように電
極ワイヤの断線時にも自動結線がなされて′m続的に放
電加工が遂行される利点の反面で、電極ワイヤが順調に
回収されているときは、上記感電防止カバーで安全性の
確保がはかれるが、電極ワイヤの回収部で停滞が生ずる
等の不具合が発生すると、放電加工部を通過してワイヤ
回収部向けて連続走行する電極ワイヤが回収部近くで走
行乱れを生じ、走行路の近くに配置された導電性の機械
部品に電極ワイヤが接触を起こし、結局は、感電防止カ
バーの設けられている領域以外の機体部分に電流が漏れ
て感電事故を起こすことも有るという問題点がある。依
って、本発明め目的は、斯くの如き問題点を徹底的に排
除して、ワイヤカット放電加工機の安全性を一層向上せ
しめんとするものである。 。
上記発明目的に鑑みて本発明は、ワイヤカット放電加工
機において放電加工領域を経てワイヤ回収領域へ走行す
る電極ワイヤを該回収領域へ案内するローラ手段領域を
覆う非轟電性の箱形カバーと、前記ローラ手段領域の導
電性基板部と前記ワイヤカット放電加工機の機体とを電
気絶縁する絶縁層と、前記導電性基板部とワイヤカット
放電加工機の制御部に設けた安全回路とを電気的に接続
するリード線とを具備したことを特徴とするワイカット
放電加工機の感電防止装置を提供する。
機において放電加工領域を経てワイヤ回収領域へ走行す
る電極ワイヤを該回収領域へ案内するローラ手段領域を
覆う非轟電性の箱形カバーと、前記ローラ手段領域の導
電性基板部と前記ワイヤカット放電加工機の機体とを電
気絶縁する絶縁層と、前記導電性基板部とワイヤカット
放電加工機の制御部に設けた安全回路とを電気的に接続
するリード線とを具備したことを特徴とするワイカット
放電加工機の感電防止装置を提供する。
電極ワイヤがローラ手段領域において走行乱れを発生す
ると、箱形カバー及び4電性基板部に接触し、リード線
を介して安全回路に漏電電流信号が流れ、このことに基
づきワイヤカット放電加工機への加工通電を中断させる
等の適切な処置を施して感電事故の発生を未然に防止す
る。
ると、箱形カバー及び4電性基板部に接触し、リード線
を介して安全回路に漏電電流信号が流れ、このことに基
づきワイヤカット放電加工機への加工通電を中断させる
等の適切な処置を施して感電事故の発生を未然に防止す
る。
以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて更に詳細
に説明する。第1図は本発明に係る感電防止装置の詳細
断面図であり、第3図の矢視線■−1による拡大断面図
、第2図は感電防止カバーの斜視図、第3図は本発明に
係る感電防止装置を備えたワイヤカット放電加工機の略
示正面図である。
に説明する。第1図は本発明に係る感電防止装置の詳細
断面図であり、第3図の矢視線■−1による拡大断面図
、第2図は感電防止カバーの斜視図、第3図は本発明に
係る感電防止装置を備えたワイヤカット放電加工機の略
示正面図である。
さて、第3図において、ワイヤカット放電加工機10は
、コラム12、基台14、制後装置16を具(+?#
シ、コラム12の先端には縦軸方向のZ軸支持台18が
設けられ、このZ軸支持台18の下端に上ヘッド20が
縦軸(Z軸)方向に移動可能に装着され、該上ヘッド2
0の下端に上ワイヤガイド22が設けられている。一方
、基台14上にはZ軸に対して垂直な水平面内で直行す
る2軸(X軸、Y軸)方向に移動可能なワーク台24が
設けられ、このワーク台24上に被加工金属材料Wが固
定される。また、゛ワーク台24の内方にはコラム12
から延長した下アーム26の先端が臨み、その先端に下
ワイヤガイド28が装着されている。そして、電極ワイ
ヤ30は、供給リール32から発してコラム12、Z軸
支持台18、下アーム26等の夫々に設けられた大小の
ガイドローラ、ブレーキ34の案内により、放電加工領
域36を通過し、更に下アーム26の電極ワイヤ走行路
を経由して例えば、ワイヤ回収箱38から成るワイヤ回
収領域に回収される。ここで、本実施例では、電極ワイ
ヤ30の走行乱れが、ワイヤ回収箱38における回収不
良等の影響で該回収領域の直前のワイヤ30の走行方向
変更のためのローラ装置34aを備装したローラ手段領
域で生ずることを考慮して、そのワイヤ回収領域の直前
領域に本発明に係る感電防止装置の非導電性箱形カバー
40が設けられている。
、コラム12、基台14、制後装置16を具(+?#
シ、コラム12の先端には縦軸方向のZ軸支持台18が
設けられ、このZ軸支持台18の下端に上ヘッド20が
縦軸(Z軸)方向に移動可能に装着され、該上ヘッド2
0の下端に上ワイヤガイド22が設けられている。一方
、基台14上にはZ軸に対して垂直な水平面内で直行す
る2軸(X軸、Y軸)方向に移動可能なワーク台24が
設けられ、このワーク台24上に被加工金属材料Wが固
定される。また、゛ワーク台24の内方にはコラム12
から延長した下アーム26の先端が臨み、その先端に下
ワイヤガイド28が装着されている。そして、電極ワイ
ヤ30は、供給リール32から発してコラム12、Z軸
支持台18、下アーム26等の夫々に設けられた大小の
ガイドローラ、ブレーキ34の案内により、放電加工領
域36を通過し、更に下アーム26の電極ワイヤ走行路
を経由して例えば、ワイヤ回収箱38から成るワイヤ回
収領域に回収される。ここで、本実施例では、電極ワイ
ヤ30の走行乱れが、ワイヤ回収箱38における回収不
良等の影響で該回収領域の直前のワイヤ30の走行方向
変更のためのローラ装置34aを備装したローラ手段領
域で生ずることを考慮して、そのワイヤ回収領域の直前
領域に本発明に係る感電防止装置の非導電性箱形カバー
40が設けられている。
図示例では、下アーム26の後端のガイドローラ34を
経て回収箱38に回収される例であることから、感電防
止カバー40は、下アーム26の後端位置にワイヤ走行
路を被覆するように取付られているが、回収領域の直前
領域がコラム12の下端部分に該当するときは、その位
置に感電防止カバー40を設ければよいことは言うまで
もない。
経て回収箱38に回収される例であることから、感電防
止カバー40は、下アーム26の後端位置にワイヤ走行
路を被覆するように取付られているが、回収領域の直前
領域がコラム12の下端部分に該当するときは、その位
置に感電防止カバー40を設ければよいことは言うまで
もない。
次に第1図を参照すると、ローラ装置34aを取付けて
いる導電性の基板56、即ち鉄製の一般的構造材料から
成る基板56と下アーム26との間に電気絶縁材料から
成る絶縁板58を挟持している。下アーム26への基板
56の固定方法は、例えば基板56に凹所70を設け、
該凹所70内に段差を有してボルト用貫通孔68を形成
しておく。
いる導電性の基板56、即ち鉄製の一般的構造材料から
成る基板56と下アーム26との間に電気絶縁材料から
成る絶縁板58を挟持している。下アーム26への基板
56の固定方法は、例えば基板56に凹所70を設け、
該凹所70内に段差を有してボルト用貫通孔68を形成
しておく。
これに対応して絶縁板58と下アーム26にも貫通孔を
形成しておき、基板56の側はセラミックス類等の絶縁
ワッシャ60を介してボルト64等により締結する。こ
のときボルト64と貫通孔64と貫通孔68とは接触し
ない様配慮した隙間に設計するか、又は例えばセラミッ
クス類のブツシュ等を挿入してもよい。更にはボルト6
4の頭部を覆う絶縁材料から成るキャップ62を取付け
ている。
形成しておき、基板56の側はセラミックス類等の絶縁
ワッシャ60を介してボルト64等により締結する。こ
のときボルト64と貫通孔64と貫通孔68とは接触し
ない様配慮した隙間に設計するか、又は例えばセラミッ
クス類のブツシュ等を挿入してもよい。更にはボルト6
4の頭部を覆う絶縁材料から成るキャップ62を取付け
ている。
以上の如くローラ装置、34aの領域は下アーム26と
は電気的に完全に絶縁されている。一方、外部の物や作
業者との干渉や電気的接触を回避すべく、第2図に略示
したプラスチック製等の非導電性箱形カバー40を、蝶
番54を介して開閉可能に基板56に取付けている。
は電気的に完全に絶縁されている。一方、外部の物や作
業者との干渉や電気的接触を回避すべく、第2図に略示
したプラスチック製等の非導電性箱形カバー40を、蝶
番54を介して開閉可能に基板56に取付けている。
このカバー40内を通過する電極ワイヤ30が、例えば
前述の如くワイヤ回収箱38における回収不良等の影響
で走行乱れを起こすと、その影響で生じたワイヤ弛みに
よって前述の導電性基板56にも接触する。この基板5
6には適宜な端子66を介してリード線52が取付けら
れており、好ましくは第1図に示す如く箱形カバー40
を開閉する際に干渉しない後方、即ち例えば下アーム2
6を挿通させて、制御装置の安全回路50 (第3図)
に接続している。従って電極ワイヤ30の走行乱れによ
る基板56への漏電を、即時に検知して上述の安全回路
へ漏電信号(漏電電流)を送信することができる。従っ
て安全回路50は、直ちにワイヤカット放電加工機10
に対する加工電力の供給を停止すべく、例えばブレーカ
の機能を果たして消耗電極ワイヤ30への電流供給を中
断することができるのである。そして、電流中断中に必
要な修繕処理を施せば、感電防止の完璧を期すことがで
きるのである。なお、実施例は電極ワイヤ30の供給が
連続性を有する、所謂自動電極供給装置ないし自動電極
結線装置(AWF)を具備したワイヤカット放電加工機
を想定して説明したが、そのような自動結線装置を有し
ない、つまり、電極ワイヤ供給リールから発した電極ワ
イヤを放電加工領域通過後に消耗電極ワイヤとして巻き
取りリールに巻き取る構成のワイヤカット放電加工機に
対しても、例えば、巻き取りリールからの溢れを直ちに
検出して溢れた電極ワイヤが、周囲の導電性の機体要素
に接触しな′いようにすべく、適用することも可能であ
る。更に前述したが、電極ワイヤ30の回収領域の直前
領域がコラム12の下端部分であっても本発明装置が適
用できることは言うまでもない。
前述の如くワイヤ回収箱38における回収不良等の影響
で走行乱れを起こすと、その影響で生じたワイヤ弛みに
よって前述の導電性基板56にも接触する。この基板5
6には適宜な端子66を介してリード線52が取付けら
れており、好ましくは第1図に示す如く箱形カバー40
を開閉する際に干渉しない後方、即ち例えば下アーム2
6を挿通させて、制御装置の安全回路50 (第3図)
に接続している。従って電極ワイヤ30の走行乱れによ
る基板56への漏電を、即時に検知して上述の安全回路
へ漏電信号(漏電電流)を送信することができる。従っ
て安全回路50は、直ちにワイヤカット放電加工機10
に対する加工電力の供給を停止すべく、例えばブレーカ
の機能を果たして消耗電極ワイヤ30への電流供給を中
断することができるのである。そして、電流中断中に必
要な修繕処理を施せば、感電防止の完璧を期すことがで
きるのである。なお、実施例は電極ワイヤ30の供給が
連続性を有する、所謂自動電極供給装置ないし自動電極
結線装置(AWF)を具備したワイヤカット放電加工機
を想定して説明したが、そのような自動結線装置を有し
ない、つまり、電極ワイヤ供給リールから発した電極ワ
イヤを放電加工領域通過後に消耗電極ワイヤとして巻き
取りリールに巻き取る構成のワイヤカット放電加工機に
対しても、例えば、巻き取りリールからの溢れを直ちに
検出して溢れた電極ワイヤが、周囲の導電性の機体要素
に接触しな′いようにすべく、適用することも可能であ
る。更に前述したが、電極ワイヤ30の回収領域の直前
領域がコラム12の下端部分であっても本発明装置が適
用できることは言うまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ワイ
ヤカット放電加工機の電極ワイヤの回収不良等による走
行乱れを電気的に検出して、それにより、乱れた消耗電
極ワイヤが機体周囲の導電要素や部分に接触して感電事
故を発生する事前に放電加工電力の供給を中断して、回
収不良を(自縛処置できるようにしたから、ワイヤカッ
ト放電加工機、特にAWF付きのワイヤカット放電加工
機の安全性を著しく向上させることができるのである。
ヤカット放電加工機の電極ワイヤの回収不良等による走
行乱れを電気的に検出して、それにより、乱れた消耗電
極ワイヤが機体周囲の導電要素や部分に接触して感電事
故を発生する事前に放電加工電力の供給を中断して、回
収不良を(自縛処置できるようにしたから、ワイヤカッ
ト放電加工機、特にAWF付きのワイヤカット放電加工
機の安全性を著しく向上させることができるのである。
また、本発明に係る感電防止装には、構造が簡単であり
、しかも、金属板材料を比較的少量使用して構成できる
から、安価に安全性の確保ができると言う効果も得るこ
とができる。
、しかも、金属板材料を比較的少量使用して構成できる
から、安価に安全性の確保ができると言う効果も得るこ
とができる。
第1図は本発明に係る感電防止装置の詳細断面図であっ
て第3図の矢視線1−1による拡大断面図、第2図は感
電防止カバーの斜視図、第3図は本発明に係る感電防止
装置を備えたワイヤカット放電加工機の略示正面図。 10・・・ワイヤカット放電加工機、 12・・・コラム、 26・・・下アーム、 30・・・電極ワイヤ、 34a・・・ローラ装置、 38・・・ワイヤ回収領、 40・・・感電防止カバー、 52・・・リード線、 56・・・ローラ装置の基板、 58・・・絶縁板。 第1図 第2図
て第3図の矢視線1−1による拡大断面図、第2図は感
電防止カバーの斜視図、第3図は本発明に係る感電防止
装置を備えたワイヤカット放電加工機の略示正面図。 10・・・ワイヤカット放電加工機、 12・・・コラム、 26・・・下アーム、 30・・・電極ワイヤ、 34a・・・ローラ装置、 38・・・ワイヤ回収領、 40・・・感電防止カバー、 52・・・リード線、 56・・・ローラ装置の基板、 58・・・絶縁板。 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ワイヤカット放電加工機において、放電加工領域を
経てワイヤ回収領域へ走行する電極ワイヤを該回収領域
へ案内するローラ手段領域を覆う非導電性の箱形カバー
と、前記ローラ手段領域の導電性基板部と前記ワイヤカ
ット放電加工機の機体とを電気絶縁する絶縁層と、前記
導電性基板部とワイヤカット放電加工機の制御部に設け
た安全回路とを電機的に接続するリード線とを具備した
ことを特徴とするワイヤカット放電加工機の感電防止装
置。 2、前記リード線を前記基板部の後方機体側へ引き出し
、前記箱形カバーの開閉に際して干渉することを未然に
防止して成る特許請求の範囲第1項に記載のワイヤカッ
ト放電加工機の感電防止装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62079667A JPS63251124A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | ワイヤカツト放電加工機の感電防止装置 |
US07/298,606 US4880957A (en) | 1987-04-02 | 1988-04-01 | Wire-cut electrical discharge machine with electric shock preventer |
EP88902950A EP0314796B1 (en) | 1987-04-02 | 1988-04-01 | Wire cut electric spark machine equipped with electric shock prevention means |
PCT/JP1988/000338 WO1988007429A1 (en) | 1987-04-02 | 1988-04-01 | Wire cut electric spark machine equipped with electric shock prevention means |
DE8888902950T DE3872658T2 (de) | 1987-04-02 | 1988-04-01 | Funkenerosionsdrahtschneidevorrichtung mit mitteln zum vermeiden von stoessen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62079667A JPS63251124A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | ワイヤカツト放電加工機の感電防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63251124A true JPS63251124A (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=13696524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62079667A Pending JPS63251124A (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 | ワイヤカツト放電加工機の感電防止装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4880957A (ja) |
EP (1) | EP0314796B1 (ja) |
JP (1) | JPS63251124A (ja) |
DE (1) | DE3872658T2 (ja) |
WO (1) | WO1988007429A1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6440222A (en) * | 1987-08-07 | 1989-02-10 | Fanuc Ltd | Wire feed device |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5783364A (en) * | 1980-11-10 | 1982-05-25 | Inoue Japax Res Inc | Wires setting device for wire type discharge processing machine |
Family Cites Families (8)
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