JPS63200921A - ワイヤカツト放電加工機の感電防止カバ− - Google Patents

ワイヤカツト放電加工機の感電防止カバ−

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JPS63200921A
JPS63200921A JP3344187A JP3344187A JPS63200921A JP S63200921 A JPS63200921 A JP S63200921A JP 3344187 A JP3344187 A JP 3344187A JP 3344187 A JP3344187 A JP 3344187A JP S63200921 A JPS63200921 A JP S63200921A
Authority
JP
Japan
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wire
box
cover
discharge machine
electrode wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP3344187A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Asao
利之 浅生
Hiroshi Hosoda
細田 洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS63200921A publication Critical patent/JPS63200921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワイヤカット放電加工機に関し、特に放電加
工部を通過して回収箱等の電極ワイヤ回収部に回収され
る電極ワイヤの該回収部近くで発生する走行乱れを電気
的に検出して、回収異常を検出し、放電加工電流の供給
を迅速に中断して、感電事故の防止を図り得るようにし
たワイヤカット放電加工機の感電防止カバーに関する。
〔従来技術〕
ワイヤカット放電加工機においては、電極ワイヤに放電
加工部で、加工電力の供給が行われる。
つまり、電極ワイヤと被加工材料との間に給電子を通し
て放電電圧が付与され、放電加工部におき、上記両者間
で細隙を介して放電が行われることにより、加工が進捗
する。このように、電極ワイヤには導電が行われること
により、放電加工部を通過して回収部に向かう電極ワイ
ヤにも電流が残留している。このために、従来より、回
収部に回収される電極ワイヤの走行路には、作業者が誤
って電極に触れ、感電するのを防止すべく、非導電材料
、例えば、プラスチック材料から成るカバーを被着して
いる。特に、最近の自動ワイヤ結線装置を備えたワイヤ
カット放電加工機では、電極ワイヤが放電加工部で切断
したときにも、直ちに自動的に結線が行われることから
、回収部領域に達した電極ワイヤも常に通電状態にあり
、回収箱等の回収部に完全回収される前に触れることは
安全上から問題となり、故に、感電防止カバーが被着さ
れているのである。
〔発明が解決すべき問題点〕
然しなから、特に上述した自動ワイヤ結線装置を備えた
ワイヤカット放電加工機の場合には、上述のように電極
ワイヤの断線時にも自動結線がなれれて継続的に放電加
工が遂行される利点の反面で、電極ワイヤが順調に回収
されているときは、上記感電防止カバーで安全性の確保
がはかれるが、電極ワイヤの回収部で停滞が生ずる等の
不具合が発生すると、放電加工部を通過してワイヤ回収
部に向けて連続走行する電極ワイヤが回収部近くで走行
乱れを生じ、走行路の近くに配置された通電性の機械部
品に電極ワイヤが接触を起こし、結局は、感電防止カバ
ーの設けられている領域以外の機体部分に電流が漏れて
感電事故を起こすことも有るという問題点がある。依っ
て、本発明の目的は、斯くの如き問題点を徹底的に排除
して、ワイヤカット放電加工機の安全性を一層、向上せ
しめんとするものである。
〔解決手段と作用〕
即ち、本発明は、ワイヤカット放電加工機において、放
電加工部を経て、ワイヤ回収部へ走行する電極ワイヤの
該回収部領域に近い電極ワイヤ走行路に沿って設けられ
る非導電材製の箱形カバーと、前記箱形カバーの内側に
装着されて電極ワイヤの走行乱れを検出する金属被覆板
と、前記金属被覆板とワイヤカット放電加工機の制御部
に設けた安全回路とを電気的に接続する検出信号回路と
を具備して構成され、電極ワイヤの回収部領域の走行乱
れを検知して感電防止を行うようにしたことを特徴とす
るワイヤカット放電加工機の感電防止カバーを提供し、
つまり、電極ワイヤの走行乱れを発生したときには、そ
れを迅速に検出して、その検出信号をワイヤカット放電
加工機の制御部に送ってワイヤカット放電加工機に対す
る加工電流の通電を中断し、以て、感電事故の発生を未
然に防止するものである。以下、本発明を実施例に基づ
いて、更に詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図は、本発明の実施例に係る感電防止カバーを備え
たワイヤカット放電加工機の略示正面図であり、第2A
図、第2B図は、同感電防止カバーの詳細構造を示した
斜視図、第3図は、同感電防止カバーの放電加工機々体
に開閉可能に装着する取付構造の例を示した略示図であ
る。
さて、第1図において、ワイヤカット放電加工機10は
、コラム12、基台14、制御装置16を具備し、コラ
ム12の先端には縦軸方向のZ軸支持台18が設けられ
、このZ軸支持台18の下端に上へフド20が縦軸(Z
軸)方向に移動可能に装着され、該上ヘッド20の下端
に上ワイヤガイド22が設けられている。一方、基台1
4上にはZ軸に対して垂直な水平面内で直行する2軸(
X軸、Y軸)方向に移動可能なワーク台24が設けられ
、このワーク台24上に被加工金属材料Wが固定される
。また、ワーク台24の内方にはコラム12から延長し
た下アーム26の先端が臨み、その先端に下ワイヤガイ
ド28が装着されている。そして、電極ワイヤ30は、
供給リール32から発してコラム12、Z軸支持台18
、下アーム26等の夫々に設けられた大小のガイドロ−
ラ、ブレーキ34の案内により、放電加工部36を通過
し、更に下アーム26の電極ワイヤ走行路を経由して例
えば、ワイヤ回収箱38から成るワイヤ回収部に回収さ
れる。ここで、本実施例では、電極ワイヤ300走行乱
れが、ワイヤ回収箱38における回収不良等の影響で該
回収部の直前領域で生ずることを考慮して、そのワイヤ
回収部の直前領域に本発明に係る感電防止カバー40を
設けである0図示例では、下アーム26の後端のガイド
ローラ34を経て回収箱38に回収される例であること
から、感電防止カバー40は、下アーム26の後端位置
にワイヤ走行路を被覆するように取付られているが、回
収部の直前領域がコラム12の下端部分に該当するとき
は、その位置に感電防止カバー40を設ければよいこと
は言うまでもない。
さて、ここで、本発明に係る感電防止カバー40は第2
A図に示すように、箱形の外カバー42と、その内側に
設けられた同じく箱形の内カバー44とを具備し、両者
は、ねじ46等で一体に結合、固定されている。そして
、外カバー42は従来の感電防止カバーと同様に非導電
材料、例えば、プラスチック材料から形成され、故に外
カバー42の外側からはワイヤ走行路の電極ワイヤに触
れることは不可能であり、また、触れる恐れもない、内
カバー44は、電極ワイヤ30の走行に乱れが発生して
該内カバー44の内部で電極ワイヤ30が3次元の何れ
かの方向に弛みを発生すると、その弛み部分が内カバー
44の何れかの内壁に接触するように箱形に形成される
と共に接触を電気的に検出し得るように、金属板等の導
電材料によって形成されている。そして、この金属製の
内カバー44には、第1図に示した放電加工機制御装置
16に設けられた安全回路50に電気的接続をする導電
!!52が結合されている。故に、この金属製の内カバ
ー44に電極ワイヤ30が接触すると、電極ワイヤ30
を流れる電流が、内カバー44から、導電!52を経て
安全回路50に流れる。つまり、’xglワイヤ30と
金属製内カバー44との接触が電気的に検出され、結果
的には電極ワイヤ30の走行の乱れが検出されるのであ
る。ここで、第2B図を参照すると、同図は、内カバー
44の箱形構造を詳細に図示しており、金属材料として
は、例えばステンレス鋼板を使用して、箱形に折り曲げ
加工し、溶接等で折り曲げ部分を溶接して底部のみ開口
した箱体に形成すればよいのである。そして、別に形成
された非導電材料製の外カバー42と既述のようにねじ
止め等で一体に結合すれば、良いのである。また、内カ
バー44には前記導電線52を結合する適宜の端子54
を設けてもよい、なお、外カバー42にも内カバー44
にも電極ワイヤ30が通過する入口開口と出口開口とが
第2A図、第2B図に図示のように形成されている。
第3図は、上述の構造を有した感電防止カバー40を放
電加工機の機体に取付けるときに、第2A図に図示の蝶
番56を用いて、開閉動自在にした構造を示したもので
、必要に応じて、同感電防止カバー40内に停滞した消
耗電極ワイヤ30を除去するために、開いて内部の電極
ワイヤ30を処理できるようにしたものである。つまり
、機体(例えば、下アーム26)から立設させた非導電
製のポスト58との間に蝶番56を介挿して、感電防止
カバー40を図示のように実線位置から破線位置へ開き
動作させ得るようにするもので、これは作業者が手操作
で開閉させ得るようにしておけば、充分である。
以上の構成から成る感電防止カバー40をワイヤカット
放電加工機の放電加工部36 (第1図)を通過した消
耗電極ワイヤ30の走行路における回収部近くに配置し
ておけば、回収箱38で回収不良が生じて電極ワイヤ3
0の走行乱れが発生すると、その影響で、生じたワイヤ
弛みにより、感電防止カバー40から直ちに走行乱れの
検出信号が、導電線52を経て安全回路50に伝達され
る。
従って、同安全回路50は、直ちにワイヤカット放電加
工機10に対する加工電力の供給を停止すヘク、例えば
ブレーカの機能を果たして消耗電極ワイヤ30への電流
供給を中断することができるのである。そして、電流中
断中に必要な修繕処置を施せば、感電防止の完璧を期す
ことができるのである。なお、実施例は電極ワイヤ30
の供給が連続性を有する、所謂自動電極供給装置ないし
自動電極結線装置(AWF)を具備したワイヤカット放
電加工機を想定して説明したが、そのような自動結線装
置を有しない、つまり、電極ワイヤ供給リールから発し
た電極ワイヤを放電加工域通過後に消耗電極ワイヤとし
て巻き取りリールに巻き取る構成のワイヤカット放電加
工機に対しても、例えば、巻き取りリールからの溢れを
直ちに検出して溢れた電極ワイヤが、周囲の導電性の機
体要素に接触しないようにすべく、適用することも可能
である。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、ワイ
ヤカット放電加工機の電極ワイヤの回収不良等による走
行乱れを電気的に検出して、それにより、乱れた消耗電
極ワイヤが機体周囲の導電要素や部分に接触して感電事
故を発生する事前に放電加工電力の供給を中断して、回
収不良を修繕処置できるようにしたから、ワイヤカット
放電加工機、特にAWF付きのワイヤカット放電加工機
の安全性を著しく向上させることができるのである。ま
た、本発明に係る感電防止カバー自体は、構造が簡単で
あり、しかも、金属板材料を比較的少量使用して構成で
きるから、安価に安全性の確保ができると言う効果も得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例に係る感電防止カバーを備え
たワイヤカット放電加工機の略示正面図であり、第2A
図、第2B図は、同悪電防止カバーの詳細構造を示した
斜視図、第3図は、同感電防止カバーの放電加工機々体
に開閉可能に装着する取付構造の例を示した略示図。 10・・・ワイヤカット放電加工機、 12・・・コラム、14・・・、基台、16・・・制御
装置、 22・・・上ワイヤガイド、 28・・・下ワイヤガイド、 30・・・電極ワイヤ、 36・・・放電加工部、 40・・・感電防止カバー、 42・・・外カバー、 44・・・内カバー、 50・・・安全回路、 52・・・導電線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ワイヤカット放電加工機において、放電加工部を経
    て、ワイヤ回収部へ走行する電極ワイヤの該回収部領域
    に近い電極ワイヤ走行路に沿って設けられる非導電材製
    の箱形カバーと、前記箱形カバーの内側に装着されて電
    極ワイヤの走行乱れを検出する金属被覆板と、前記金属
    被覆板とワイヤカット放電加工機の制御部に設けた安全
    回路とを電気的に接続する検出信号回路とを具備して構
    成され、電極ワイヤの回収部領域の走行乱れを検知して
    感電防止を行うようにしたことを特徴とするワイヤカッ
    ト放電加工機の感電防止カバー。 2、前記箱形カバーの内側に装着れれる前記金属被覆板
    は、電極ワイヤの走行路に被せられる金属箱の形状に形
    成され、電極ワイヤの全ての方向の走行乱れを検出可能
    に形成されている特許請求の範囲第1項に記載のワイヤ
    カット放電加工機の感電防止カバー。 3、前記金属箱形状の金属被覆板は、前記箱形カバーに
    一体に固定されると共に該箱形カバーと一体に電極ワイ
    ヤ走行路に対し、開閉可能に設けられている特許請求の
    範囲第2項に記載のワイヤカット放電加工機の感電防止
    カバー。
JP3344187A 1987-02-18 1987-02-18 ワイヤカツト放電加工機の感電防止カバ− Pending JPS63200921A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5783364A (en) * 1980-11-10 1982-05-25 Inoue Japax Res Inc Wires setting device for wire type discharge processing machine

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5783364A (en) * 1980-11-10 1982-05-25 Inoue Japax Res Inc Wires setting device for wire type discharge processing machine

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