JPH0553570B2 - - Google Patents
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- JPH0553570B2 JPH0553570B2 JP11388785A JP11388785A JPH0553570B2 JP H0553570 B2 JPH0553570 B2 JP H0553570B2 JP 11388785 A JP11388785 A JP 11388785A JP 11388785 A JP11388785 A JP 11388785A JP H0553570 B2 JPH0553570 B2 JP H0553570B2
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- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 8
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 12
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、被加工物の加工面粗度を向上する
放電加工装置に関するものである。
放電加工装置に関するものである。
[従来の技術]
第5図は従来の放電加工装置を示す図であり、
図において、1は放電加工装置本体、1aはコラ
ム、1bはベツド、2および3はベツド1b上に
設けられたX方向およびY方向に移動するクロス
テーブル、4はこのクロステーブル3上に取り付
けられた金属製の被加工物取付体(以下、定盤と
称する)、5はワイヤ電極、6はワイヤ電極5を
供給する供給ボビン、7はワイヤ電極5にテンシ
ヨンを加えるためのパウダブレーキ、8aはワイ
ヤ電極5を加工間〓に導く上部ガイド、8bは下
部ガイド、9は使用済みのワイヤ電極5を巻き取
るための巻き取りローラ、10は使用済みワイヤ
電極5の回収箱、11は加工用電源、12は制御
装置、13は被加工物、14aは加工用電源11
からワイヤ電極5に放電エネルギーを供給する給
電線(以下、フイーダ線と称する)、14bは被
加工物13に放電エネルギーを供給するフイーダ
線である。
図において、1は放電加工装置本体、1aはコラ
ム、1bはベツド、2および3はベツド1b上に
設けられたX方向およびY方向に移動するクロス
テーブル、4はこのクロステーブル3上に取り付
けられた金属製の被加工物取付体(以下、定盤と
称する)、5はワイヤ電極、6はワイヤ電極5を
供給する供給ボビン、7はワイヤ電極5にテンシ
ヨンを加えるためのパウダブレーキ、8aはワイ
ヤ電極5を加工間〓に導く上部ガイド、8bは下
部ガイド、9は使用済みのワイヤ電極5を巻き取
るための巻き取りローラ、10は使用済みワイヤ
電極5の回収箱、11は加工用電源、12は制御
装置、13は被加工物、14aは加工用電源11
からワイヤ電極5に放電エネルギーを供給する給
電線(以下、フイーダ線と称する)、14bは被
加工物13に放電エネルギーを供給するフイーダ
線である。
上記のように構成された従来の放電加工装置で
は、ワイヤ電極5と被加工物13との加工間〓に
例えば、直流電源をトランジスタ等のスイツチン
グ素子によりオン・オフさせることにより得られ
るパルスを供給して放電を生じさせ、その放電エ
ネルギーが被加工物13とワイヤ電極5との間で
電流密度の高い電子の流れとなつて被加工物13
の一点をたたき、溶融させて被加工物13を加工
する、また、上記パルスはフイーダ線14a,1
4bにより、加工用電源11からそれぞれワイヤ
電極5と被加工物13に伝えられるようになつて
いる。
は、ワイヤ電極5と被加工物13との加工間〓に
例えば、直流電源をトランジスタ等のスイツチン
グ素子によりオン・オフさせることにより得られ
るパルスを供給して放電を生じさせ、その放電エ
ネルギーが被加工物13とワイヤ電極5との間で
電流密度の高い電子の流れとなつて被加工物13
の一点をたたき、溶融させて被加工物13を加工
する、また、上記パルスはフイーダ線14a,1
4bにより、加工用電源11からそれぞれワイヤ
電極5と被加工物13に伝えられるようになつて
いる。
第6図は放電1回当りの放電電圧および放電電
流と放電時間との関係を示した線図であり、一般
に放電加工によつて得られる被加工物13の加工
面の粗さは、加工時の放電エネルギーが大きいほ
ど面が粗くなるとされているが、上記の図におい
て、放電電流ピーク値Ipの放電電流時間幅τpとの
積、すなわち加工時の放電エネルギーを逆に少な
くすれば、被加工物13の加工面は細かい面が得
られることになる。
流と放電時間との関係を示した線図であり、一般
に放電加工によつて得られる被加工物13の加工
面の粗さは、加工時の放電エネルギーが大きいほ
ど面が粗くなるとされているが、上記の図におい
て、放電電流ピーク値Ipの放電電流時間幅τpとの
積、すなわち加工時の放電エネルギーを逆に少な
くすれば、被加工物13の加工面は細かい面が得
られることになる。
しかしながら、放電加工装置本体1自身が浮遊
容量を持つとともに、定盤4、クロステーブル
2,3と導通して被加工物13と同電位であるの
で、被加工物13とワイヤ電極5との対向してい
る部分にも浮遊容量が存在していることになる。
容量を持つとともに、定盤4、クロステーブル
2,3と導通して被加工物13と同電位であるの
で、被加工物13とワイヤ電極5との対向してい
る部分にも浮遊容量が存在していることになる。
[発明が解決しようとする課題]
上記のような従来の放電加工装置では、良面粗
度を得るために上記放電電流ピーク値Ip、放電電
流時間幅τpを小さくするように加工用電源11
を制御しても、上記の浮遊容量が影響してワイヤ
電極5と被加工物13との間にコンデンサ放電が
発生してしまい、放電エネルギーはある量より小
さくは制御できないために、加工面粗度の向上に
は限界があるという問題点があつた。
度を得るために上記放電電流ピーク値Ip、放電電
流時間幅τpを小さくするように加工用電源11
を制御しても、上記の浮遊容量が影響してワイヤ
電極5と被加工物13との間にコンデンサ放電が
発生してしまい、放電エネルギーはある量より小
さくは制御できないために、加工面粗度の向上に
は限界があるという問題点があつた。
この浮遊容量の存在は、被加工物13の加工面
を細かい面に加工する例えば仕上げ加工時に特に
問題になる。
を細かい面に加工する例えば仕上げ加工時に特に
問題になる。
この発明は、かかる問題点を解消するためにな
されたもので、ワイヤ電極と被加工物との間の浮
遊容量を低減し、加工時のコンデンサ放電を抑制
することにより、被加工物の加工面粗度を向上さ
せる放電加工装置を得ることを目的とする。
されたもので、ワイヤ電極と被加工物との間の浮
遊容量を低減し、加工時のコンデンサ放電を抑制
することにより、被加工物の加工面粗度を向上さ
せる放電加工装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係わる放電加工装置は、電極と、こ
の電極との間で、荒加工時は第1の放電エネルギ
ーが、仕上げ加工時は第1の放電エネルギーより
小さい第2の放電エネルギーが供給される被加工
物と、この被加工物が取り付けられる被加工物取
付体とこれら被加工物と被加工物取付体との間に
設けられて両者を電気的に絶縁する絶縁体と、上
記荒加工時、上記被加工物と被加工物取付体間を
短絡させ、かつ上記仕上げ加工時、上記被加工物
と被加工物取付体間を絶縁させる開閉手段とを備
えたものである。
の電極との間で、荒加工時は第1の放電エネルギ
ーが、仕上げ加工時は第1の放電エネルギーより
小さい第2の放電エネルギーが供給される被加工
物と、この被加工物が取り付けられる被加工物取
付体とこれら被加工物と被加工物取付体との間に
設けられて両者を電気的に絶縁する絶縁体と、上
記荒加工時、上記被加工物と被加工物取付体間を
短絡させ、かつ上記仕上げ加工時、上記被加工物
と被加工物取付体間を絶縁させる開閉手段とを備
えたものである。
[作用]
この発明においては、被加工物を電気絶縁体を
介在させて被加工物取付体に取り付けると共に、
荒加工時、被加工物と被加工物取付体間を短絡さ
せ、かつ仕上げ加工時、被加工物と被加工物取付
体間を絶縁させることにより、荒加工時の加工特
性を低下させることなく、仕上げ加工時において
上記加工間〓の浮遊容量が低減される。
介在させて被加工物取付体に取り付けると共に、
荒加工時、被加工物と被加工物取付体間を短絡さ
せ、かつ仕上げ加工時、被加工物と被加工物取付
体間を絶縁させることにより、荒加工時の加工特
性を低下させることなく、仕上げ加工時において
上記加工間〓の浮遊容量が低減される。
つまり浮遊容量によるコンデンサ放電の場合に
おける放電電流ピーク値Ipと放電電流時間幅τpは
次式で求められる。
おける放電電流ピーク値Ipと放電電流時間幅τpは
次式で求められる。
Ip=(Eo−Ea)√ ……(1)
τp=√ ……(2)
ここで、Eo:放電電圧、Ea:アーク電位、
C:浮遊容量 従つて、浮遊容量Cを低減すれば、(1)、(2)式よ
り放電電流ピーク値Ip、放電電流時間幅τpがとも
に小さくなり、加工面粗度は向上する。
C:浮遊容量 従つて、浮遊容量Cを低減すれば、(1)、(2)式よ
り放電電流ピーク値Ip、放電電流時間幅τpがとも
に小さくなり、加工面粗度は向上する。
[実施例]
第1図はこの発明の一実施例による放電加工装
置の構成図であり、図において、符号1〜14は
従来例で示した第5図における同符号と同一また
は相当部分であり、15は前記加工用電源11よ
り加工間〓へ供給するエネルギーの小さい第2の
加工用電源、即ち仕上加工用電源、16a,16
bは仕上加工用電源15から放電エネルギーを供
給するフイーダ線、17は電磁開閉器、18は電
磁開閉器17を加工液から水密にするケース、1
9a,19bは定盤4と被加工物13を短絡する
短絡線、20は電磁開閉器17の投入・開放を制
御する制御装置12からの信号線、21は電気絶
縁材料によつて形成された絶縁体で、定盤4にね
じ等で固定され、第2図a,b定盤4付近拡大図
に示すように、この絶縁体21に設けた取付用ね
じ部と、径および間隔を一致させた貫通孔が形成
された被加工物13を絶縁体21上に載置させ、
仕上加工用電源15からのフイーダ線16bと被
加工物13とを接続することによつて、仕上加工
用電源15と定盤4、すなわち放電加工装置本体
1とは電気的に絶縁されるようになつている。そ
して、制御装置12によつて電磁開閉器17を投
入すると、定盤4と被加工物13間は短絡線19
a,19bを介して導通状態となつて絶縁は開放
され、従来と同様、加工用電源11により被加工
物13は放電加工されるが、この場合においては
大きな加工エネルギーで加工されるために、加工
間〓に存在する浮遊容量の影響は無視できる。
置の構成図であり、図において、符号1〜14は
従来例で示した第5図における同符号と同一また
は相当部分であり、15は前記加工用電源11よ
り加工間〓へ供給するエネルギーの小さい第2の
加工用電源、即ち仕上加工用電源、16a,16
bは仕上加工用電源15から放電エネルギーを供
給するフイーダ線、17は電磁開閉器、18は電
磁開閉器17を加工液から水密にするケース、1
9a,19bは定盤4と被加工物13を短絡する
短絡線、20は電磁開閉器17の投入・開放を制
御する制御装置12からの信号線、21は電気絶
縁材料によつて形成された絶縁体で、定盤4にね
じ等で固定され、第2図a,b定盤4付近拡大図
に示すように、この絶縁体21に設けた取付用ね
じ部と、径および間隔を一致させた貫通孔が形成
された被加工物13を絶縁体21上に載置させ、
仕上加工用電源15からのフイーダ線16bと被
加工物13とを接続することによつて、仕上加工
用電源15と定盤4、すなわち放電加工装置本体
1とは電気的に絶縁されるようになつている。そ
して、制御装置12によつて電磁開閉器17を投
入すると、定盤4と被加工物13間は短絡線19
a,19bを介して導通状態となつて絶縁は開放
され、従来と同様、加工用電源11により被加工
物13は放電加工されるが、この場合においては
大きな加工エネルギーで加工されるために、加工
間〓に存在する浮遊容量の影響は無視できる。
次に、仕上加工時には電磁開閉器17を開放す
る。電磁開閉器17を開放することにより、被加
工物13は定盤4に取り付けられた絶縁体21に
よつて、放電加工装置本体1と電気的に絶縁され
ているため、放電加工装置本体1自身の浮遊容量
およびワイヤ電極5と放電加工装置本体1との浮
遊容量がなくなる。このため、放電加工時のコン
デンサ放電による放電エネルギーを抑制すること
ができ、従つて単発放電エネルギーが小さくな
る。この結果、ワイヤ電極5と被加工物13との
クリアランスはせまく、被加工物13の加工面の
あらさが細かくなる。
る。電磁開閉器17を開放することにより、被加
工物13は定盤4に取り付けられた絶縁体21に
よつて、放電加工装置本体1と電気的に絶縁され
ているため、放電加工装置本体1自身の浮遊容量
およびワイヤ電極5と放電加工装置本体1との浮
遊容量がなくなる。このため、放電加工時のコン
デンサ放電による放電エネルギーを抑制すること
ができ、従つて単発放電エネルギーが小さくな
る。この結果、ワイヤ電極5と被加工物13との
クリアランスはせまく、被加工物13の加工面の
あらさが細かくなる。
前述のように、この浮遊容量を低減した仕上加
工を行うまでには、大きな加工速度で荒加工、中
仕上加工を行うことが一般的である。つまり、例
えば、仕上加工用と一般加工(荒加工、中仕上加
工)用の2つの加工用電源15,11を持ち、一
般加工を行う場合は従来の方法で加工を行い、仕
上加工を行う場合には浮遊容量を低減した方法に
よつて加工を行うものである。この場合、一般加
工から仕上加工へ移行する時に被加工物13を定
盤4からはずして絶縁体21に取り付け直すとい
うことは精度上無理なので、一般加工時も予め被
加工物13を絶縁体21を介して取り付けて、か
つ定盤4と電気的に短絡状態にしておき、仕上加
工時に短絡を解放して絶縁することによつて加工
を行う。また、被加工物13と定盤4との短絡、
絶縁の切り換えは電磁開閉器17によつて行われ
るので、短絡解放時に被加工物13の位置がすれ
ることもなく、また、人手を要さず自動で一般加
工、仕上加工を切り換えることが可能となるので
ある。
工を行うまでには、大きな加工速度で荒加工、中
仕上加工を行うことが一般的である。つまり、例
えば、仕上加工用と一般加工(荒加工、中仕上加
工)用の2つの加工用電源15,11を持ち、一
般加工を行う場合は従来の方法で加工を行い、仕
上加工を行う場合には浮遊容量を低減した方法に
よつて加工を行うものである。この場合、一般加
工から仕上加工へ移行する時に被加工物13を定
盤4からはずして絶縁体21に取り付け直すとい
うことは精度上無理なので、一般加工時も予め被
加工物13を絶縁体21を介して取り付けて、か
つ定盤4と電気的に短絡状態にしておき、仕上加
工時に短絡を解放して絶縁することによつて加工
を行う。また、被加工物13と定盤4との短絡、
絶縁の切り換えは電磁開閉器17によつて行われ
るので、短絡解放時に被加工物13の位置がすれ
ることもなく、また、人手を要さず自動で一般加
工、仕上加工を切り換えることが可能となるので
ある。
なお、上記実施例では、被加工物13と放電加
工装置本体1とを絶縁体21をもつて絶縁した
が、第3図に示すように電気的絶縁体で形成され
た絶縁板22で被加工物13を挟んで絶縁しても
よいことはいうまでもない。
工装置本体1とを絶縁体21をもつて絶縁した
が、第3図に示すように電気的絶縁体で形成され
た絶縁板22で被加工物13を挟んで絶縁しても
よいことはいうまでもない。
また、上記実施例では短絡線19aを定盤4に
接続しているが、直接フイーダ線14bと接続し
てもよく、さらに、ケース18を導通性材料で形
成すれば、第4図に示すようにケース18に接続
してもよい。ただしこの場合は、被加工物13に
接続される短絡線19bがケース18と接する部
分は絶縁を施すことが必要である。
接続しているが、直接フイーダ線14bと接続し
てもよく、さらに、ケース18を導通性材料で形
成すれば、第4図に示すようにケース18に接続
してもよい。ただしこの場合は、被加工物13に
接続される短絡線19bがケース18と接する部
分は絶縁を施すことが必要である。
さて、上記実施例では定盤4と被加工物13を
短絡する手段として、電磁開閉器17を用いるも
のとしたが、例えば油圧、空気圧の接触器または
大容量のリレーなど、外部からの信号で短絡回路
を入切する開閉手段であれば上記実施例と同様の
効果を奏する。
短絡する手段として、電磁開閉器17を用いるも
のとしたが、例えば油圧、空気圧の接触器または
大容量のリレーなど、外部からの信号で短絡回路
を入切する開閉手段であれば上記実施例と同様の
効果を奏する。
ところで、上記実施例ではワイヤ電極5を用い
た、いわゆるワイヤ放電加工装置について説明し
たが、型彫放電加工装置に応用しても同様の効果
が得られる。
た、いわゆるワイヤ放電加工装置について説明し
たが、型彫放電加工装置に応用しても同様の効果
が得られる。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、電極と、この
電極との間で、荒加工時は第1の放電エネルギー
が、仕上げ加工時は第1の放電エネルギーより小
さい第2の放電エネルギーが供給される被加工物
と、この被加工物が取り付けられる被加工物取付
体と、これら被加工物と被加工物取付体との間に
設けられて両者を電気的に絶縁する絶縁体と、上
記荒加工時、上記被加工物と被加工物取付体間を
短絡させ、かつ上記仕上げ加工時、上記被加工物
と被加工物取付体間を絶縁させる開閉手段とを備
えたので、加工時のコンデンサ放電を抑制するこ
とができ、仕上加工時に被加工物の加工面粗度の
細かいものが得られるという効果がある。
電極との間で、荒加工時は第1の放電エネルギー
が、仕上げ加工時は第1の放電エネルギーより小
さい第2の放電エネルギーが供給される被加工物
と、この被加工物が取り付けられる被加工物取付
体と、これら被加工物と被加工物取付体との間に
設けられて両者を電気的に絶縁する絶縁体と、上
記荒加工時、上記被加工物と被加工物取付体間を
短絡させ、かつ上記仕上げ加工時、上記被加工物
と被加工物取付体間を絶縁させる開閉手段とを備
えたので、加工時のコンデンサ放電を抑制するこ
とができ、仕上加工時に被加工物の加工面粗度の
細かいものが得られるという効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示す放電加工装
置の構成図、第2図a,bはこの発明の一実施例
を示す部分拡大図、第3図および第4図はこの発
明の他の実施例を示す部分拡大図、第5図は従来
の放電加工装置の構成図、第6図は同放電電圧と
放電電流を示す線図である。 図において、1は放電加工装置本体、4は定
盤、5はワイヤ電極、13は被加工物、17は電
磁開閉器、19a,19bは短絡線、21,22
は絶縁体である。なお、図中、同一符号は同一、
または相当部分を示す。
置の構成図、第2図a,bはこの発明の一実施例
を示す部分拡大図、第3図および第4図はこの発
明の他の実施例を示す部分拡大図、第5図は従来
の放電加工装置の構成図、第6図は同放電電圧と
放電電流を示す線図である。 図において、1は放電加工装置本体、4は定
盤、5はワイヤ電極、13は被加工物、17は電
磁開閉器、19a,19bは短絡線、21,22
は絶縁体である。なお、図中、同一符号は同一、
または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電極と、 この電極との間で、荒加工時は第1の放電エネ
ルギーが、仕上げ加工時は第1の放電エネルギー
より小さい第2の放電エネルギーが供給される被
加工物と、 この被加工物が取り付けられる被加工物取付体
と、 これら被加工物と被加工物取付体との間に設け
られて両者を電気的に絶縁する絶縁体と、 上記荒加工時、上記被加工物と被加工物取付体
間を短絡させ、かつ上記仕上げ加工時、上記被加
工物と被加工物取付体間を絶縁させる開閉手段と を備えた放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11388785A JPS61270022A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11388785A JPS61270022A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 放電加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61270022A JPS61270022A (ja) | 1986-11-29 |
JPH0553570B2 true JPH0553570B2 (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=14623615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11388785A Granted JPS61270022A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61270022A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2688136B2 (ja) * | 1991-12-03 | 1997-12-08 | 三菱電機株式会社 | 放電加工装置 |
JP5036838B2 (ja) * | 2010-03-16 | 2012-09-26 | 株式会社牧野フライス製作所 | 放電加工機 |
JP6237818B2 (ja) * | 2013-07-25 | 2017-11-29 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社 | 保持装置とその保持方法、ワイヤ放電加工装置およびその加工方法 |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP11388785A patent/JPS61270022A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61270022A (ja) | 1986-11-29 |
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