JPS63249906A - ヘツド切換回路 - Google Patents

ヘツド切換回路

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JPS63249906A
JPS63249906A JP62083755A JP8375587A JPS63249906A JP S63249906 A JPS63249906 A JP S63249906A JP 62083755 A JP62083755 A JP 62083755A JP 8375587 A JP8375587 A JP 8375587A JP S63249906 A JPS63249906 A JP S63249906A
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秀夫 吉田
Keiichi Itoigawa
敬一 糸魚川
Toru Nakamura
仲村 徹
Kazuhiro Ishikawa
石川 和博
Masaaki Hirano
正明 平野
Masanori Kawakami
川上 昌典
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、映像信号と音声信号とを夫々回転ヘッドによ
って重ね記録するヘリカルスキャン方式の磁気記録再生
装置に係わり、特に、回転音声ヘッドのヘッド切換回路
に関する。
〔従来の技術〕
近年磁気ヘッドや磁気テープの改良に伴い、映像信号の
磁気記録再生特性が向上してきた。このため所望のS/
Nを得るのに必要なテープ量が少なくてすみ、テープ速
度を遅くして記録密度を向上させるようになってきた。
しかし、音声信号は、音声ヘットが固定されているため
、テープ速度が遅くなった分だけ再生音声出力の帯域が
狭くなり、S/Nが劣化するという欠点があった。さら
にテープ走行系の不安定さに伴いワウ・フシツタ性能に
も何1点があった。
そごで、」二記技術の欠点を軽減・解消すべく下記ビデ
オ1・ラック兼用記録の技マホiが知られている。
このヒデオトラック兼用記録の技術は、特開昭51−1
35519号公Itこ示されているように、音声信号に
応してFM変調されたFM音声変調信号を記録l・ラッ
クに記録し、次に輝度信号に応してF M変調された輝
度変調信号と低減変換されたクロマ低減信号を上記FM
音声変調信号が記録されたと同じトラックに重ね書き記
録するものである。
初めにFM音声変調信号を記録し、次に映像変調信号を
重ね書きすることとなり、磁気テープの磁性層の奥深く
までFM音声変調信号が記録され、そのあと、」ニ記磁
性層の表面にFM音声変調信号より高周波の輝度変調信
号がFM音声変3J!、1仏号を消去することなく記録
されることとなる。
第7回ばかがる磁気記録再生装置(以下、音声多重VT
Rという)のF’ M音声再生系を示すブロック図であ
って、1.1°は回転音声ヘラ)・、2は回転シリンダ
、3.3゛ は回転ビテオー・ット、4はテープ、5,
5′は再生増幅器、6.6゛はチャンネル切換スイッチ
、7A、7BはBPF(バンドパスフィルタ)、8A、
8Bは増幅器、9A、9BはFM復調回路、10は信号
欠落検出回路、11ば音声切換回路、12は前置保持回
路、13は出力端子、14は入力端子、15ば可変抵抗
器、16はコンデンサ、17は位相遅延回路、18は抵
抗器、19はコンデンサ、20は位相遅延回路、21は
エツジパルス発生回路である。
同図において、回転シリンダ2には、回転ビデオヘッド
3,3゛が180°の角度間隔で配置され、これらビデ
オヘッド3,3” と所定の角度差でかつ互いに180
°の角度間隔で回転音声ヘッド1,1゛が配置されてい
る。テープ4は回転シリンダ2の外周にらせん状にかつ
180°よりも若干大きな角度にわたって巻きつけられ
て走行し、この回転シリンダ2が回転して回転音声ヘッ
ド1゜1′は交互に2回転ずつテープ4を走査する。テ
ープ4上には、その長手方向に対して斜め方向に。
1フイールドずつのビデオ信号が記録されたビデオトラ
ックとFM変調された音声信号(以下、FM音声信号と
いう)が記録された音声トラックとが重なるようにして
形成されている。
回転シリンダ2が回転し、テープ4が走行することによ
り、回転音声ヘット川、1゛ は交互に2回転ずつFM
音声信号を再生する。回転音声ヘッド1で再生されたF
M音声信号Sは、再生増幅器5で増幅された後、チャン
ネル切換スイッチ6゜6゛の接点A側に供給される。ま
た、回転音声へラド1゛で再生されたFM音声信号S゛
は、再生増幅器5゛で増幅された後、チャンネル切換ス
イッチ6.6°の接点B側に供給される。
チャンネル切換スイッチ6.6゛ は、回転音声ヘッド
1がテープ4を走査するとき接点A側に閉じ、回転音声
ヘッド1′がテープ4を走査するとき接点B側に閉しる
が、後に詳しく説明するように、チャンネル切換スイッ
チ6.6”の切換えタイミングは若干ずれている。した
がって、チャンネル切換スイッチ6.6゛からは、再生
FM音声信号s、s’がつなげられた連続的な再生FM
音声信号SA、SBが得られる。これら再生FM音声信
号SA、SBは同一波形を有しているが、これらにおけ
る再生FM音声信号s、s’ のつなぎ目のタイミング
がずれている。
チャンネル切換スイッチ6で得られた再生FM音声信号
SAはBPF7A、増幅器8A、FM復調回路9Aから
なる主信号処理系で処理される。
すなわち、再生FM音声信号SAはBPF7Aに供給さ
れて雑音成分が除かれ、増幅器8Aで増幅された後、F
M復調回路9Aで復調される。復調された音声信号は主
音声信号として音声切換スイッチ11の接点A側に供給
される。また、増幅器8Aから出力される再生FM音声
信号は信号欠落検出回路10に供給され、そのエンベロ
ープが低下する欠落期間が検出される。同様にしで、チ
ャンネル切換スイッチ6゛で得られた再生FM音声信号
SBはBPF7B、増幅器8B、FM復調回路9Bから
なる副信号処理系で処理され、これによって復調された
音声信号が副音声信号として音声切換スイッチ11の接
点B側に供給される。
音声切換スイッチ11は再生FM音声信号SAに混入す
るチャンネル切換スイッチ6による切換ノイズを除去す
るだめのものである。チャンネル切換スイッチ6.6゛
 は切換えタイミングがずれているために、再生FM音
声信号SA、SBの切換ノイズが含まれている期間は互
いにずれており、したがって、FM復調回路9Aから出
力される主音声信号とFM復調回路9Bから出力される
副音声信号との切換ノイズが含まれる期間もずれている
。音声切換スイッチ11は通常接点A側に主音声信号を
選択しているが、主音声信号の切換ノイズ!Uj間を含
む若干の所定期間接点B側に閉じて副音声信号を選択し
、主音声信号のこの所定期間副音声信号と置換して切換
ノイズを取り除く。
音声切換スイッチ11から出力される音声信号は前置保
持回路12に供給され、信号欠落検出回路10で信号欠
落期間が検出されると、その期間前置保持されて信号欠
落によるノイズが除去される。したがって、出力端子1
3には、チャンネル切換スイッチ6の切換えや信号欠落
などによって生ずるノイズが除去された音声信号が得ら
れる。
チャンネル切換スイッチ6.6゛および音声切換スイッ
チ11の切換制御信号は、ビデオヘット3.3゛の切換
えに用いられる3 01fzのヘッド切換信号から生成
される。以下、この生成手段を第8図を用いて説明する
この30 Ilzのヘッド切換信号P。は入力端子14
から入力され、位相遅延回路17に供給される。
位相遅延回路17はヘッド切換信号P。の立」−りエツ
ジ、立下りエツジから可変抵抗器15とコンデンサ16
とで決まる時定数で立上がる遅延信号P、を形成し、こ
の遅延信号P1が所定の基【1tレベルに達した時点で
立上がり、立下がる信号P2を生成、出力する。この信
号P2がチャンネル切換スイッチ6の切換制御信号であ
り、ヘッド切換信号P。よりもθだけ位相が遅れている
。この位相遅延量θは可変抵抗器15とコンデンサー6
とによる時定数と上記基準レベルとで決まるが、テープ
4が回転シリンダ2に180°よりも若干大きい角度に
わたって巻きつけられていることによる回転音声へツー
”1.1’ が同時にテープ4を走査する期間、すなわ
ち、オーバーラツプ期間の中間に切換制御信号P2の立
上りエツジ、立下りエツジが一致するように設定されて
おり、回転ビデオヘッド3,3” と回転音声ヘット1
,1” との角度差に対応している。したがって、チャ
ンネル切換スイッチ6は、このオーバーラツプ期間の中
間で切換ねる。
切換制御信号P2は位相遅延回路20に供給される。こ
の位相遅延回路20も、位相遅延回路17と同様に、切
換制御信号P2の立上りエツジ、立下りエツジから抵抗
18とコンデンサー9とで決まる時定数で立上がる遅延
信号P3を生成し、この遅延信号P3が所定の基準レベ
ルに達したときに立上がり、立下がる信号P4を生成、
出力する。
この信号P4がチャンネル切換スイッチ6゛の切換制御
信号であり、切換制御信号P2よりも上記時定数と上記
基準レベルとで決まるθ゛だけ位相が遅れている。この
位相遅延量θ°は、チャンネル切換スイッチ6゛の切換
えタイミングがチャンネル切換スイッチ6の切換えタイ
ミングから充分ずれるように設定される。
切換制御信号P2ば、さらに、エツジパルス発生回路2
1に供給され、その立上りエツジ、立下りエツジからエ
ツジパルスP5が生成される。このエツジパルスP、の
タイミングおよびパルス幅は、再生FM音声信号SA、
SBの主信号処理系。
副信号処理系の遅延量を利用し、FM復調回路9Aから
出力される主音声信号のチャンネル切換スイッチ6によ
る切換ノイズ期間を含め、これより若干幅が広くなるよ
うに設定されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のように、上記従来の音声多重VTRでは、チャン
ネル切換スイッチ6.6′および音声切換スイッチ11
の切換制御信号は回転ビデオヘッド切換信号を遅延させ
て生成している。
ところが、この位相遅延量は、位相遅延回路17の時定
数を決める可変抵抗器15.コンデンサ16および位相
遅延回路20の時定数を決める抵抗器18、コンデンサ
19や、遅延信号P、、P2の立上り経過、基準レベル
などに依存しており、電源電圧の変動によって変動しや
すく、また、コンデンサ16,1.9の経時的変化によ
っても変化する。このために、チャンネル切換スイッチ
6.6′や音声切換スイッチ11は最適なタイミングで
切換えができなくなる。
さらに、位相遅延回路17.20はIC化されているが
、製作したときには素子の精度などによって位相遅延量
にバラツキがあるのが一般的である。そこで、特に、チ
ャンネル切換スイッチ6の切換えタイミングがオーバー
ラツプ期間の中間に設定できるように、位相遅延回路1
7の時定数を決める抵抗器15を外付けの可変抵抗器と
し、これを調整することによってこの位相遅延回路17
の位相遅延量を調整することができるようにしている。
しかし、この調整には非常な手間がかかり、これが音声
多重VTRのコストにも影響してくる。
本発明の目的は、かかる問題点を解消するものであって
、調整を不要とし、電源電圧の変動や温度変化に対して
回転音声ヘッドの切換えタイミングを最適に維持するこ
とができるようにしたヘッド切換回路を提供することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、主、副信号処理
系の再生FM音声信号のエンベロープを比較する電圧比
較器と、該電圧比較器の出力信号の立上りエツジでクロ
ックをカウント開始するカウンタと、該カウンタのカウ
ント値に応じてレベル反転する第1.第2の切換制御信
号を生成する第1.第2の手段とで構成し、該第1の切
換制御信号で該主信号処理系に連続した再生FM音声信
号を供給するように第1のチャンネル切換スイッチを制
御し、該第2の切換制御信号で該副信号処理系に再生F
M音声信号を供給する第2のチャン1つ ネル切換スイッチを制御する。
〔作用〕
電圧比較器で主、副信号処理系の再生FM音声信号のエ
ンベロープを比較することにより、回転音声ヘットのオ
ーバーラツプ期間が検出される。
このオーバーラツプ期間が検出されることによってカウ
ンタはクロックをカウントし始めるが、このカウント値
で回転音声ヘッドのオーバーラツプ期間の中間時点を検
出することができ、このカウント値で第1の切換制御信
号のレベルを反転させる。第1のチャンネル切換スイッ
チは、ごの第1の切換制御信号により、オーバーラツプ
期間の中間時点で回転音声ヘッドの切換えを行ない、連
続した再生FM音声信号が得られる。これに対し、第2
の切換制御信号のレベル反転時点を規定するカウンタの
カウント値は上記のカウント値と異なるようにし、第2
のチャンネル切換スイッチの切換時点をオーバーラツプ
期間とは異ならせ、上記のようにオーバーラツプ期間が
検出できるようにする。
 t 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は音声多重VTRに用いた本発明によるヘッド切
換回路の一実施例を示すブロック図であって、22はこ
の実施例であるヘッド切換回路、23は信号欠落検出回
路、24は電圧比較器、25はカウンタ、26.27は
ラッチ、28は入力端子であり、第7図に対応する部分
には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
第2図は第1図における各部の信号を示す波形図であっ
て、第1図に対応する信号にば同一・符号をつけている
。なお、第2図におけるNはカウンタ25のカウント値
の変化を便宜上波形状に示したものである。
第1図および第2図において、ヘッド切換回路22は、
信号欠落検出回路23.電圧比較器24゜カウンタ25
.ラッチ26.27からなっている。
主信号処理系の増幅器8Aから再生FM音声信号が供給
される信号欠落検出回路10ば半波整流回路、エンベロ
ープ検波回路、レベル比較器などからなり、再生FM音
声信号SAの信号欠落期間を検出するが、また、エンベ
ロープ検波器で得られたこの再生FM音声信号のエンベ
ロープを表わす信号、すなわちエンベロープ信号DAも
出力する。信号欠落検出回路23は半波整流回路とエン
ベロープ検波回路からなり、副信号処理系の増幅器8B
から再生FM音声信号SBが供給されてそのエンベロー
プ信号DBを出力する。
ここで、信号欠落検出回路1.0.23から出力される
エンベロープ信号DA、DBは、第3図(a)。
(blにより詳細に示すように、再生FM音声信号SA
、SBが最大振幅のときレベルが最も高く、信号欠落期
間のときレベルが最も低く、オーバーラツプ期間T。V
でレベルが変化する(同図では、簡略化するために、レ
ベル変化を直線状に示している)。
これらエンベロープ信号DA、DBは電圧比較器24で
比較されるが、このときには、第4図に示すように、エ
ンベロープ信号DAの最高レベルがエンベロープ信号D
Bの最高レベルよりも八V11!1 だげ低く、エンベロープ信号DAの最低レベルがエンベ
ロープ信号DBの最低レベルよりもΔ■2(キΔV+)
だけ高くなるように、夫々のレベル変化範囲が異なるよ
うにしている。電圧比較器24かラバ、エンベロー’7
’(K号DAのレベルがエンベロープ信号DBのレベル
よりも高いとき“H” (高レベル)、逆のときに“L
” (低レベル)となる比較出力信号Cが生成される。
この比較出力信号Cはカウンタ25に供給される。
カウンタ25は比較出力信号Cの立」−りエツジで入力
端子28から供給される色副搬送周波数f。
のクロックをカウント開始し、このカウント値Nが値N
、になったときにラッチパルスをラッチ27に与え、ラ
ッチ27を“L”にラッチさせる。このラッチ27の出
力信号P4はチャンネル切換スイッチ6゛の切換制御信
号であり、この切換制御信号P4は“L″となってチャ
ンネル切換スイッチ6゛を接点B側に閉じさせる。次に
、力うンタ25のカウント値Nが値N、になると、カウ
ンタ25はラッチ26にラッチパルスを与え、このラッ
チ26をパI]″にラッチさせる。ラッチ26の出力信
号P2はチャンネル切換スイッチ6の切換制御信号であ
り、この切換制御信号P2ばH”となってチャンネル切
換スイッチ6を接点A側に閉しさせる。次いでカウンタ
25は、そのカウント値Nが値Ncになると、ラッチ2
7にラッチパルスを与え、切換制御体P4を“■]”に
してチャンネル切換スイッチ6゛、を接点A側に閉じさ
せる。
最後に、カウンタ25のカウント値Nが値N、になると
、カウンタ25はラッチ26にリセットパルスを与える
とともに、自己リセットする。ラッチ26から出力され
る切換制御信号P2は“L”となり、チャンネル切換ス
イッチ6は接点B側に閉しる。その後、比較出力信号C
が立上がると、その立上りエツジでカウンタ25は再び
カウント動作を開始する。
ラッチ26からの切換制御信号P2はエツジパルス発生
回路21にも供給され、音声切換スイッチ11の切換制
御信号P、が形成される。
かかるヘッド切換回路22において、再生動作の開始時
には、ラッチ26.27は切換制御18号pz、p4が
同一レベルにあるように設定される。
ここでは、切換制御信号P2.P4の初期レベルはとも
に”H”とする。これにより、チャンネル切換スイッチ
6.6゛は接点A側に閉じた状態となる。
そこで、チャンネル切換スイッチ6.6′は回転音声ヘ
ッド1の再生FM音声信号Sを選択する。
このとき、信号欠落検出回路23から出力されるエンベ
ロープ信号DBのレベルは信号欠落検出回路10から出
力されるエンベロープ信号DAのレベルよりも高いから
、電圧比較器24の比較出力信号Cは“L”である。
回転音声ヘッド1がテープ4上の音声トラックの走査を
完了するとともに、再生FM音声信号Sの振幅が低下し
て信号欠落期間となり、エンベロープ信号DA、DBの
レベルも低下していく。ここで、第4図に示したように
、エンベロープ信号DBはエンベロープ信号DAよりも
レベル変化範囲が広げられているので、エンベロープ信
号DA。
DBのレベル低下の過程でエンベロープ信号DBのレベ
ルがエンベロープ信号DAのレベルよりも低くなり、こ
れらレベルの高低関係の反転時点t1で比較出力信号C
は“L ”から“′H”に反転する。
この反転時点t1は、エンベロープ(g号DA、DBの
レベル変化範囲が第4図で示したように設定されている
ことから、同図のように、回転音声ヘッド1.1′のオ
ーバーラツプ期間T。Vの中間時点り、よりも若干遅れ
る。
比較出力信号Cのこの立上りエツジにより、カウンタ2
5は入力端子28からのクロックを力うントし始める。
このとき、回転音声ヘッド1゛がテープ4を走査してい
るが、この回転音声ヘッド1°が音声トラックを再生走
査し終るよりも前に(時刻tz)カウンタ25のカウン
ト値NはNaとなり、ラッチ27にラッチパルスが供給
されて切換制御信号P4は“H”から“L”に反転する
これにより、チャンネル切換スイッチ6゛ は接点B側
に切換ねり、回転音声ヘッド1゛からの再生FM音声信
号S′を選択する。また、これでもってエンベロープ信
号DBのレベルはエンベロープ信号DAのレベルよりも
高くなり、比較出力信号Cは“H”から“I、”に反転
する。
その後、回転音声ヘッド1が音声トラックの再生走査を
開始してから回転音声ヘッド1”が音声トラックの再生
走査し終るまでのオーバーラツプ期間となるが、このオ
ーバーラツプ期間の中間時点t3でカウンタ25のカウ
ント値NはN、となる。そこで、カウンタ25はラッチ
26が゛Hパをラッチするラッチパルスを与えるが、こ
のラッチ26は初期状態として”H”をラッチしている
ので、切換制御信号P2はそのまま“H”に保持されて
チャンネル切換スイッチ6は回転音声へラド1からの再
生FM音声信号Sを選択する。その直後、エンベロープ
(i号DAのレベルがエンベロープ信号DBのレベルよ
りも高くなり、比較出力信号Cは“L ”から“H″に
反転するが、カウンタ25は、その立上りエツジでは何
ら影響されず、そのままカウントを続ける。
その後、回転音声ヘッドエ、1゛ の次のオーバ1 ソ ーラップ期間がくる前(時刻tイ)にカウンタ25のカ
ウント値NばN。となり、カウンタ25ばラッチパルス
をラッチ27に与える。これにより、切換制御信号P4
は“′L”から“H”に反転し、チャンネル切換スイッ
チ6”は回転音声ヘッド1からの再生FM音声信号Sを
選択する。このとき、チャンネル切換スイッチ6もこの
再生FM音声信号Sを選択しているが、ごの時点も、で
比較出力(i号Cば“H″からL゛に反転する。
そして、回転音声ヘッド1゛がテープ4上の音声l・フ
ックを再佳走売開始するオーバーラツプ期間に入り、そ
の中間時点t、になると、カウンタ25のカウント値N
はNdとなり、カウンタ25は、ラッチ26にラッチパ
ルスを与えるとともに、自己リセットする。これにより
、切換制御信号P2はI]″から“′L”に反転し、チ
ャンネル切換スイッチ6は接点B側に切り換わって回転
音声ヘッド1゛からの再生FM音声信号S°を選択する
その後、エンベロープ信号DBのレベルがエンベロープ
信号DΔのレベルよりも低くなると、比絞出力信号Cは
“L”から“H”に反転し、その立上りエツジで再びカ
ウンタ25は入力端子28からのクロックをカウント開
始する。そして、上記と同様に、カウンタ25のカウン
ト値NがN3になったときに、切換制御信号P4が” 
H″゛から“L ”に反転し、カウント値NがN。にな
ったときに、切換制御信号P4ばL′から′H”に反転
するが、先のカウント値NがN、になった時点t、で切
換制御信号P2は“L”になったから、次のカウント値
NがN、となったときに、切換制御信号P2は“L″か
ら“H″に反転し、次のN。
になったときに、切換制御信号P2は“H”から“L”
に反転する。
以後、この動作が繰り返えされる。
以上の動作は、要するに、回転音声ヘッド1゜1′のオ
ーバーラツプ期間を検出し、その中間時点でチャンネル
切換スイッチ6を切り換えるようにするものである。こ
のオーバーラツプ期間の検出に回転音声ヘッド1.1”
の再生FM音声信号s、s’ を用いており、これらの
エンベロープ信号DA、DBの比較による比較出力信号
Cの立上りエツジがオーバーラツプ期間を表わすように
している。オーバーラツプ期間の中間時点の検出は、比
較出力信号Cの立上りエツジでカウントを開始するカウ
ンタ25のカウント値Nによって検出している。つまり
、比較出力信号Cの立上りエツジのうち回転音声ヘッド
1゛が再生走査開始してから次いで回転音声ヘッド1が
再生走査終了する1つおきのオーバーラツプ期間の中間
時点よりも若干遅れた立上りエツジ毎にカウンタ25が
カウントを開始するようにしており、このカウント開始
時点を基準として、回転音声ヘット1が再生走査を開始
してから次いで回転音声ヘッド1゛が再生走査を終了す
るまでのオーバーラツプ期間の中間時点をカウント値N
がNbとなることによって検出し、これでもって切換制
御信号P2を” L”から“’ H”に反転させて、チ
ャンネル切換スイッチ6が再生走査開始した回転音声ヘ
ッド1からの再生FM音声信号Sを選択するようにし、
また、回転音声ヘッド1“が再生走査を開始してから次
いで回転音声ヘッド1が再生走査を終了するまでのオー
バーラツプ期間の中間時点をカウント値NがNaになる
ことによって検出し、これでもって切換制御信号P2を
“H”から“L”に反転させて、チャンネル切換スイッ
チ6が再生走査開始した回転音声ヘッド1”からの再生
FM音声信号S゛を選択するようにしている。
したがって、チャンネル切換スイッチ6は常に再生走査
する回転音声ヘッド1または1゛側を選択しており、主
信号処理系で処理される再生FM音声信号SAは連続し
た信号となる。
ここで、副信号処理系で処理される再生FM音声信号S
Bは、回転音声ヘッド1,1”のオーバーラツプ期間の
検出と、音声切換スイッチ11での切換ノイズ期間の置
換ができるようなものであればよく、したがって、回転
音声ヘッド1,1゛のうちこれまで音声トラックを再生
走査していた方による再生FM音声信号であって、その
終端部のオーバーラツプ期間を含むものであればよい。
このことから、カウンタ25のカウント値NがNt。
A m NCになる時点は、オーバーラツプ期間の前であれ
ば任意に設定できる。また、オーバーラツプ期間に入る
ときには、チャンネル切換スイッチ6.6゛ は同じ再
生FM音声信号を選択しているが、先に説明しまた第4
図に示すように、エンベロープ信号DBの最大レベルが
エンベロープ信号DAのレベルより高く、エンベロープ
信号DBの最小レベルがエンベロープ信号DAの最小レ
ベルよりも低くなるように夫々のレベル変化範囲が設定
されているために、必ずオーバーラツプ期間内の中間時
点よりも遅れてエンベロープ信号DA。
DBのレベルの高低関係が反転し、比較出力信号Cが立
上がってオーバーラツプ期間が検出できる。
以上のように、回転音声ヘッド1,1”のオーバーラツ
プ期間の検出をもとにして、カウンタ25のカウント値
からオーバーラツプ期間の中間時点を検出することによ
り、電源電圧の変動や温度変化があっても、これによっ
てチャンネル切換スイッチ6の切換えタイミングが変動
することがなく、また、オーバーラツプ期間も自動的に
正しく検出されてカウンタ25も安定したクロックをカ
ウントしてオーバーラツプ期間の中間時点を検出するか
ら、チャンネル切換スイッチ6の切換えタイミングにバ
ラツキは生ぜず、したがって、そのための調整が不要と
なる。
また、オーバーラツプ期間検出を行なうに際しての再生
FM音声信号の処理回路は、ヘッド切換回路22に対し
て特別に設けることなく、主、副信号処理系を共用して
いるために、音声多重VTRの回路構成の大規模化を極
力抑圧し、IC化に際しての素子数を極力増加させるこ
とがない。
ナオ、エンヘロー7’(i号DA、DBのレベル変動範
囲が第4図で説明したように設定されているから、テー
プ4の欠陥などによる信号欠落でもって比較出力信号C
に誤った立」二りエツジや立下りエツジが生ずることは
ない。
また、上記実施例では、第2図で示したように、ラッチ
26.27の初期レベルをともに“[I°′としたが、
ともに“L ”としてもあるいはこれらが互いに異なる
ものであっても、同様の動作を行なう。
第5図は第1図におけるヘラ1切換回路22の一具体例
を示す回路構成図であって、24a〜24dはトランジ
スタ、24e、24fは抵抗、24− gは定電圧源、
24hは定電流源、25a〜25dはアンドゲート、2
5e1〜25e、はT型のフリップフロップ(以下、T
−FFという)、25fは分周器、25g、25hは選
択回路、251゜25jはDラッチであり、第1図に対
応する部分には同一符号をつけている。
第5図において、回転音声ヘッド1,1′のオーバーラ
ツプ期間の直前からめると、信号欠落検出回路10.2
3から出力されるエンベロープ信号DA、DBは、波形
、レベルともに等しい。これらは電圧比較器24に供給
されるが、エンベロープ信号DAはトランジスタ24b
でそのベース・エミッタ間電圧(=0.7 V)だけレ
ベル低下されてトランジスタ24dのベースに供給され
る。エンベロープ信号DAもトランジスタ24aでその
ベース・エミッタ間電圧(−〇、 7 V)だけレベル
低下されるが、このトランジスタ24aのエミッタと接
地端子との間に抵抗24e、24fおよび定電圧源24
gか接続され、抵抗24e、24fの接続点がトランジ
スタ24 Cのベースに接続されているために、トラン
ジスタ24aのエミッタに得られたエンベロープ信号D
Aは、定電圧源24gによってレベルが規定され、かつ
抵抗24e。
24 fによって分圧、すなわちレベル変動範囲が圧縮
されてトランジスタ24− Cのベースに供給される。
すなわち、トランジスタ24cのベースには、トランジ
スタ24aのエミッタ電位の抵抗24e。
24、 fによる分圧電圧と定電圧源24. gの電圧
の抵抗24e、24fによる分圧電圧との加W電圧が印
加される。ここで、トランジスタ24aのエミッタ電位
を■。、定電圧源24 gの電圧をVl、抵抗24e、
24fの抵抗値を夫々R+、Rzとすると、トランジス
タ24cのベース電位は次のように表わされる。
定電圧源24. gの電圧V、は、信号欠落期間回l 路10から得られるエンベロープ信号DAの最低レベル
よりも、トランジスタ24aのベース・エミッタ間電圧
、すなわち0.7V低く設定されている。したがって、
このエンベロープ信号DAが最低レベルであるときのト
ランジスタ24aのエミッタ電位■。は定電圧源の電圧
V、に等しく、上記式(1)からトランジスタ24Cの
ベースにはこの電圧■1が印加される。また、信号欠落
検出回路10で得られるエンベロープ信号DAの最低レ
ベルは信号欠落検出回路23で得られるエンベロープ信
号DBの最低レベルよりも第4図で示すΔV2だけ高く
設定されており、したがって、信号欠落期間においては
、)・ランジスタ24Cのベース電位がl・ランジスク
24dのベース電位よりも八V1が高いことになる。信
号欠落期間以外では、トランジスタ24. aのエミッ
タ電位■1は、定電圧源24gの電圧V、よりも高くな
り、式(1)からR2VO/ (R1+R2)に圧縮さ
れてトランジスタ24. cのベースに印加される。
以上のことから、トランジスタ24c、24dには、エ
ンベロープ信号DA、DBが第4図で説明したように比
較される。
トランジスタ24c、24.dのエミッタはともに定電
流源24hに接続され、トランジスタ24dのコレクタ
から比較出力信号Cが得られる。これにより、トランジ
スタ24Cのベース電位≧トランジスタ24dのベース
電位のとき比較出力信号Cは”H”となり、逆のときに
は比較出力信号Cは“L”となり、第2図で示した波形
の比較出力信号Cが得られる。
次に、カウンタ25の動作を第6図を用いて説明する。
Dラッチ25jはこの比較出力信号Cの立」二りエツジ
”H″でD入力をラッチし、そのQ出力が11″、回出
力が”L”となる。この”L”の回出力によってT  
FF25e+ 〜25e、はりセット解除される。入力
端子28から入力された色副搬送波数のクロックは分周
器25fで290分周され、12.3K Hzのクロッ
クφが生成される。
一方、ラッチ26.27はS−R型のフリップフロップ
からなり、これらの初期状態はともにQ出力が“’ H
”となるように設定されている。したがって、これらQ
出力である切換制御信号P2+P4はともに“H”であ
る。Dラッチ25jが比較出力信号Cの立上りエツジで
” H”のD入力をラッチし、そのQ出力が”H”にな
ると、その立上りエツジでDラッチ25iがラッチ27
のQ出力をラッチする。これにより、Dラッチ25iの
Q出力は“H”となる。
T  FF 25 e+ 〜25 eqは、Dラッチ2
5jの回出力でリセット解除されると、クロックφをカ
ウントし始める。T−FF 25 e2.25e3゜2
5e6.25eeのQ出力が全て” H″となり、クロ
ックφのカウント数が166 (これが第2図のカウン
ト値N、である)となると、アンドゲート25aから“
H”のパルスPaが出力され、選択回路25hに供給さ
れる。このとき、Dラッチ25iのQ出力は“H″であ
るから、パルスP8はラッチ27にリセットパルスとし
て供給される。
これによりラッチ27はリセットされ、そのQ出力、す
なわち切換制御信号P4ば“L”となる。
なお、パルスPaはT  FF25e+ 〜25eqが
カウントを開始してから166/ 12.3xlO’=
 13.5 m5ec後に発生ずる。
T−FF25el〜25e、がクロックφをカウントし
続け、T−FF25ez 、25es 、25et。
25e8のQ出力が“H″、T−FF25e4〜25e
b、25eqの回出力が“H″となってカウント数が1
98(これが第2図のカウント値N。
である)となると、アンドゲート25bから”H″のパ
ルスP、が出力されて選択回路25gに供給される。D
ラッチ25iのQ出力が“H″であることにより、選択
回路25gはパルスP、をセットパルスとしてラッチ2
6に供給し、ラッチ26をセットしてそのQ出力、すな
わち切換制御信号P2を“H”にする。なお、パルスP
hはT−FF25el 〜25e、がカウントを開始し
てから198/ 12.3X 103= 16.1 m
5ec後、したがって、パルスP8が発生してから16
.1−13.5= 2.6 m5ec後に発生する。
次に、T  FF25e3,25es 〜25e7゜2
5e、が“H”となってカウント数が372(これが第
2図のカウント値N、である)となると、アンドゲート
25cから“H”のパルスP。が出力されて選択回路2
5hに供給される。Dラッチ25iのQ出力が“’ H
″であることから、選択回路25hはパルスPcをセッ
トパルスとしてラッチ27に供給し、ラッチ27はセッ
トされてそのQ出力、すなわち切換制御信号P4が“L
 ”から“H”に反転する。なお、パルスPcばT−F
F25e、〜25e9がカウントを開始してから372
/ 12.3X 103= 30.2 m5ec後に発
生し、したがって、パルスp、、p6間の時間間隔は3
0.213.5= 16.7 m5ecであってビデオ
信号の1フイ一ルド期間である。
さらに、T  FF25e+ 、25es 、25ee
25e9のQ出力が’ H”となり、T  F F 2
5 e 3125e4,25eb 、25e7のQ出力
が“L″となってカウント数が402 (これが第2図
のカウント値N4である)となると、アンドゲート25
dから′H”のパルスP、が出力されて選択回路25g
に供給される。選択回路25gは、Dラッチ25iのQ
出力が“H”であることにより、パルスPdをリセット
パルスとしてラッチ26に供給し、ラッチ26をリセッ
トする。この結果、ラッチ26のQ出力、したがって切
換制御信号P2は“H”から“L”に反転する。これと
ともに、パルスP、はりセットパルスとしてDラッチ2
5jに供給される。これによってDラッチ25jがリセ
ットされると、その回出力が“11”になることによっ
てT  FF25e+ 〜25e’+は全てリセット状
態となり、Q出力は“L”になる。なお、パルスP、は
T−FF25e+ 〜25eqがカウントを開始してか
ら402 /12.3X10’ 〜32.7 m5ec
後に発生し、したがって、パルスP、;、P、の時間間
隔は32.7−16.1= 16.6 m5ecであっ
てビデオ信号の1フイールドである。
次に電圧比較器24からの比較出力信号Cの立上りエツ
ジでDラッチ25jが“H”のD入力をラッチすると、
T  FF25G+ 〜25eqがりセット解除されて
クロックφをカウントし始め、また、ラッチ26.27
のQ出力が“H”であることから、Dラッチ25jのQ
出力の立上りエツジでDラッチ25iは“H”のD入力
(ずなわち、27のQ出力)をラッチしてそのQ出力が
”H”となる。そして、以下、上記の動作が繰り返えさ
れる。
ここで、比較出力信号Cの立」二りエツジは、回転音声
ヘッド(第1図)のオーバーラツプ期間に生ずるから、
ビデオ信号の1フイ一ルド周期(すなわち、33.3 
m5ec)で生ずる。パルスP、は比較出力信号Cが立
上がってT  F F 25 e +〜25e9がクロ
ックφをカウントシ始めてから32.7m5acilJ
にアンドゲート25dで発生するから、Dラッチ25j
が“■]″のD入力をラッチするだめの比較出力信号C
の立上りエツジはパルスP、の発生時点よりも33.3
−32.7= 0.6 m5ec遅れて生ずる。パルス
P、、Pdの発生時点、すなわち、切換制御信号P2の
レベル反転時点はオーバーラツプ期間の中間時点に設定
されるから、比較出力信号Cの立上りエツジがこのオー
バーラツプ期間の中間時点よりもQ 、5 m5ec遅
れるように、電圧比較器24における抵抗24e、24
fの抵抗値R,,R2,定電圧源24gの電圧V1など
が設定される。
以上のようにして、チャンネル切換スイッチ6の切換タ
イミングをオーバーラツプ期間の中間時点に設定するこ
とができる。
なお、ごの具体例においては、ラッチ26.27の初期
レベルを“H”とし、切換制御信号P2゜P4の初期レ
ベルを“H”とした。この場合には、チャンネル切換ス
イッチ6.6゛は接点入側(第1図)に閉じて回転音声
ヘッド1からFM音声信号Sが再生され始めてから上記
の動作を開始する。
これに対して、ラッチ26.27の初期レベルを“L”
にしてもよい。この場合には、初期状態ではチャンネル
切換スイッチ6.6゛が接点B側に閉じており、回転音
声ヘッド1゛がFM音声信号S゛を再生して比較出力信
号Cが発生ずる。そして、Dラッチ25iがラッチ27
のL”のQ出b 力をラッチするから、上記とは逆に、パルスP3はラッ
チ27のセットパルス、パルスPCは同しくリセットパ
ルス、パルスP、はラッチ26のリセツi・パルス、パ
ルスP、は同じくセットパルスとなるが、チャンネル切
換スイッチ6は再生されるFM音声信号S、S”を正し
く選択して連続的な再生FM音声信号SAを形成するこ
とはいうまでもない。さらに、ラッチ26.27のQ出
力の初期レベルが異なっても、パルスPb、Paはラッ
チ26のセットパルスになるか、リセットパルスになる
かがDラッチ25iのQ出力のレベル、ずなわち、ラッ
チ27のQ出力の初期レベルで決まり、パルスP3.P
b 、Pc 、Paが1回ずつ発生された後には、ラッ
チ26,27のQ出力の初期レベルが等しいときと同じ
状態となり、この場合も同様にチャンネル切換スイッチ
6.6′は正しく動作する。
以上、本発明の詳細な説明したが、本発明はこれにのみ
限定されるものではない。たとえば、上記説明ではNT
SC方式に関して具体的な数値を示したが、これら数値
の変更は可能であるし、PAL方式やSECAM方弐な
どでは当然数値が上記とは異なるものである。
また、本発明は音声多重VTRのみに限らず、複数の音
声ヘッドを一定時間毎に切換えてFM音声信号を再生す
る磁気記録再生装置に適用できるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、回転音声ヘッド
のオーバーラツプ期間を基準としてカウンタがクロック
のカウントを開始するようにし、該カウンタのカウント
値でもってチャンネル切換スイッチのヘッド切換時点を
設定しているが、該オーバーラツプ期間は再生FM音声
信号のエンヘロープ変化から自動的にかつ正確、安定に
検出されるし、該カウンタも電源電圧の変動や温度変化
に彫金を受けないクロックをカウントするものであるか
ら、該チャンネル切換スイッチのヘッド切換時点を、調
整を必要せず、高精度に設定することができるし、精度
を安定に維持することができ
【図面の簡単な説明】
第1図は音声多重VTRに用いた本発明によるヘッド切
換回路の一実施例を示すブロック図、第2図は第1図に
おける各部の信号を示す波形図、第3図は第1図におけ
る信号欠落検出回路の動作説明図、第4図は第1図にお
ける電圧比較器の動作説明図、第5図は第1図に示した
実施例の具体的な回路構成図、第6図は第5図における
カウンタの動作を示すタイミングチャート、第7図は従
来のヘッド切換回路を用いた音声多重VTRを示すブロ
ック図、第8図はこの従来のヘッド切換回路の各部の信
号を示す波形図である。 1.1°−−−−−一回転音声ヘッド、2−−−一回転
シリンダ、4− テープ、6.6’ −−−チャンネル
切換スイッチ、1 (1−−−−−−一信号欠落検出回
路、22−=−ヘット切換回路、23〜=−信号欠落検
出回路、24−一−−−−電圧比較器、25−−−カウ
ンタ、26゜27− ラッチ、28−−−−−−−クロ
ック入力端子、S。 S’、SA、SB  −一再生FM音声信号、DA。 D B−−−−−一エンヘロープ信号、C−−−−比較
出力信号、P z 、  P 4 ’−’−”’−切換
制御信号。 第2図 t、+    1213    L4’L5第3図 (o)(b) 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数の回転音声ヘッドからの再生FM音声信号を選
    択する第1、第2のチャンネル切換スイッチと、該第1
    、第2のチャンネル切換スイッチからの再生FM音声信
    号を処理する第1、第2の信号処理系を有する磁気記録
    再生装置において、該第1、第2のチャンネル切換スイ
    ッチからの再生FM音声信号のエンベロープを比較する
    電圧比較器と、該電圧比較器の出力信号のエッジでクロ
    ックをカウント開始するカウンタと、該カウンタのカウ
    ント値に応じてレベル反転する第1の切換制御信号を生
    成する手段と、該カウンタの他のカウント値に応じてレ
    ベル反転する第2の切換制御信号を生成する手段とから
    なり、前記カウント値により該第1の切換制御信号のレ
    ベル反転時点を前記回転音声ヘッドのオーバーラップ期
    間の中間時点に設定して該第1の切換制御信号で前記第
    1のチャンネル切換スイッチを制御し、前記カウント値
    により該第2の切換制御信号のレベル反転時点を該第1
    の切換制御信号のレベル反転時点とは異ならせて該第2
    の切換制御信号で前記第2のチャンネル切換制御信号を
    制御し、前記第1のチャンネル切換スイッチから連続し
    た前記再生FM音声信号を得ることができるようにした
    ことを特徴とするヘッド切換回路。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59207410A (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 Toshiba Corp 磁気記録再生装置
JPS628775U (ja) * 1985-06-28 1987-01-20
JPS6267704A (ja) * 1985-09-20 1987-03-27 Hitachi Ltd 磁気記録再生装置

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