JPH04263172A - 磁気再生装置におけるイコライザ制御装置 - Google Patents

磁気再生装置におけるイコライザ制御装置

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JPH04263172A
JPH04263172A JP7600491A JP7600491A JPH04263172A JP H04263172 A JPH04263172 A JP H04263172A JP 7600491 A JP7600491 A JP 7600491A JP 7600491 A JP7600491 A JP 7600491A JP H04263172 A JPH04263172 A JP H04263172A
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JP
Japan
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equalizer
frequency
output
area
head
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Withdrawn
Application number
JP7600491A
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English (en)
Inventor
Isao Takahashi
功 高橋
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、DATなどに使用され
る回転ヘッド式の磁気再生装置に係り、特に再生出力経
路に設けられたイコライザを自動制御するイコライザ制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はDATに使用される回転ヘッド方
式の磁気再生装置の再生系を示す回路ブロック図である
。回転ヘッド1の磁気ヘッドHが磁気テープを走査した
ときの再生信号は、アンプ2により増幅され、さらにイ
コライザ3により周波数出力特性と位相特性が補正され
る。さらにリミッタ4を経て復調処理部5へ送られる。 ここで前記イコライザ3による補正動作を説明する。図
4(B)は横軸に再生出力の周波数を対数で示し、縦軸
に各周波数におけるヘッド出力強度を示している。DA
Tで使用される記録周波数帯域は非常に幅が広く、例え
ばATFのパイロット信号の周波数は130kHzであ
り、また消去用信号は1.57MHzである。 また8−10変換による記録方式の記録周波数は4.7
MHz、その2分の1の2.35MHz、3分の1の1
.57MHz、4分の1の1.175MHzである。 これらの周波数はそれぞれ、システムクロックの9.4
08MHzを分周して得られるものである。図4(B)
に示すように磁気ヘッドHからの出力強度は、周波数に
応じて変化するものであるため、イコライザ3では、図
4(A)に示すように、周波数に応じてレスポンスを変
化させて、再生出力強度の周波数による変動を低下させ
るとともに、周波数の相違による位相のずれも補正でき
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4(B)に示すよう
に、DATでは、その記録周波数帯域が百kHz程度か
ら数MHzで記録波長が約2.4μmから約0.67μ
mに及ぶ非常に広い帯域の電磁変換系となっている。デ
ィジタル記録のPCM帯域の周波数は前記のように1.
175MHzから4.7MHzであり、前記イコライザ
3によりこのPCM帯域の再生出力レベルならびに位相
を高精度にイコライジングする必要がある。ところが、
DAT用では前述のように記録信号の周波数帯域が非常
に広いため、テープごとの周波数出力特性のばらつきや
ヘッドごとの周波数出力特性のばらつきが非常に大きく
なっている。イコライザ3の特性の調整は、組立後の調
整段階において、図3においてLやHで示す低周波特性
と高周波特性の利得調整ならびにθで示す位相調整によ
り固定的に行なわれるため、前記のテープ差ならびにヘ
ッド差による特性のばらつきに対処できない問題がある
。本発明は上記従来の課題を解決するものであり、テー
プごとならびにヘッドごとに出力のばらつきがあっても
、イコライザにより自動調整が行なえるようにした磁気
再生装置のイコライザ制御装置を提供することを目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ヘッドか
らの再生出力経路にアンプとイコライザが設けられ、そ
の次段に復調処理部が設けられている磁気再生装置にお
いて、テープの記録フォーマット上の複数箇所の固定周
波数領域からの再生出力を選択して検出する検出回路と
、この検出回路により検出された複数の周波数領域の再
生出力の出力レベルを比較する比較器とが設けられ、こ
の比較器の比較動作に応じて前記イコライザの特性が補
正されることを特徴とするものである。また上記手段に
おいて、テープの記録フォーマットがDAT用である場
合には、固定周波数領域として、インターブロック領域
ならびに、マージン領域またはプリアンブル領域を使用
できる。
【0005】
【作用】上記手段では、テープの記録フォーマットとし
て所定の周波数での記録が決められている領域を使用す
る。そしてテープ再生動作中に、前記の特定の領域のう
ちの複数箇所、例えばインターブロック領域の再生出力
と、マージンまたはプリアンブル領域の再生出力を比較
し、個々の領域の再生出力の差に応じてイコライザの周
波数特性を補正する。
【0006】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1はDAT用の磁気再生装置に使用された本発明
によるイコライザ制御装置の一例を示す回路ブロック図
である。回転ヘッド1に設けられた磁気ヘッドHからの
再生出力は、アンプ2ならびにハイパスフィルタ6を経
てイコライザ3に送られ、イコライザ3により周波数出
力特性と位相特性が補正されてリミッタ4から復調処理
部5へ送られる。ハイパスフィルタ6は、図4に示すよ
うに広い周波数帯域のDAT用テープからの出力のうち
PCM帯域の周波数のみを通過させるためのものである
。また前記アンプ2からの出力は、バッファ7を介して
検出部8に入力される。この検出部8はウィンドウパル
ス生成部9により生成されたウィンドウパルスをトリガ
ーとしてゲートが開放して動作するものである。検出部
8では、アンプ2から一時バッファ7により記憶されて
から送られる再生出力のうち前記ゲートが開いたときの
出力をホールドして比較器10へ送る。前記ウィンドウ
パルス生成部9により作成されるウィンドウパルスのタ
イミングは、回転ヘッド1を駆動するモータMに設けら
れたパルスジェネレータ11からのパルスを基準として
いる。すなわち、パルスジェネレータ11からの出力パ
ルスを基準として、カウンタ12では、システムクロッ
クにより時間計数が行なわれ、これにより検出部8のゲ
ートが開かれる。
【0007】次に動作について説明する。この実施例で
は、検出部8により2種の固定周波数の再生信号が検出
されるが、この固定周波数の信号として、図2に示すイ
ンターブロック領域のIBG信号(イ)と、マージン領
域またはプリアンブル領域の信号(ロ)が使用される。 すなわち図2はDAT用磁気テープTにヘリカルスキャ
ン方式にて記録されるトラックのフォーマットを示して
いるが、DAT用では、例えばATFエリアのパイロッ
ト信号記録領域の両側にインタブロック領域があり、こ
こには消去信号と同じ周波数の1.57MHzのIBG
信号が記録されている。またマージン領域あるいは、サ
ブエリアのプリアンブル領域には4.7MHzの信号が
記録されている。図4(B)に示すように、8−10変
換によるPCMの記録信号は、1.175MHz、1.
57MHz、2.35MHzならびに4.7MHzであ
るが、このPCM帯域の周波数のヘッド出力をみると、
最低周波数である1.175MHzと1.57MHzで
は出力がほとんど同じレベルである。よって1.57M
Hzの固定周波数が記録されている前記IBG信号(イ
)をPCM帯域内の低い周波数のサンプルとして使用し
、またPCM帯域の最も高い周波数である4.7MHz
と同じ周波数の信号が記録されているマージン領域など
の信号をPCM帯域の高い周波数のサンプルとして使用
しているものである。
【0008】上記2つのサンプルとなる信号(イ)と(
ロ)を得るための動作は次の通りである。IBG信号(
イ)ならびにマージン領域あるいはプリアンブル領域の
信号(ロ)はトラックの決められた位置にあるため、こ
れを回転ヘッド1の回転位相に基づいて得ることができ
る。すなわち回転ヘッド1を駆動するモータMに設けら
れているパルスジェネレータ11からの出力パルスを基
準としてカウンタ12においてシステムクロックが計数
される。そして所定のタイミングによりウィンドウパル
ス生成部9によりウィンドウパルスを生成し、このパル
スにより検出部8のゲートを開く。ヘッドHからの再生
出力は、バッファ7に記憶されていくが、前記タイミン
グにより検出部8のゲートが開くことにより、1.57
MHzのIBG信号(イ)と、マージン領域あるいはプ
リアンブル領域の4.7MHzの信号が検出されこの両
信号が一定の時定数により所定時間ホールドされる。 この2つの信号(イ)と(ロ)が比較器10により比較
され、両信号の出力レベルの差に応じてイコライザ3の
低い周波数領域の利得調整Lあるいは高い領域の利得調
整Hが行なわれる。この制御は、比較器10に与えられ
るゲインセーブリファレンス入力に応じて行なわれ、そ
の結果、イコライザ3は一定のサイクルにて利得調整さ
れ、図4(B)に示すような、周波数による出力強度の
変化が随時補正される。
【0009】なおイコライザ3ではPCM帯域の低い周
波数信号と高い周波数信号の位相の補正も行なうことが
できる。これは検出部8により検出された1.57MH
zのIBG信号(イ)の2次高調波を使用する。この2
次高調波は4.7MHzであるため、比較器10により
この高調波の位相と、マージンまたはプリアンブル領域
から得られた4.7MHzの信号の位相とが比較される
。この比較に応じてイコライザ3の位相調整(θ)が行
なわれる。よって再生動作中にPCM帯域の信号の位相
のずれを随時補整できることになる。
【0010】さらに図1に示す回路によりトラックごと
の信号の出力特性と位相のずれを随時調整することも可
能である。例えば各トラックごとに再生されるIBG信
号あるいはマージン領域またはプリアンブル領域の信号
をトラック毎に比較し、これをイコライザ3にフィード
バックすることにより、ヘッドごとの再生出力のばらつ
きを補正できる。ステレオのPCM録音ではLチャンネ
ルとRチャンネルがトラック別に記録されるため、この
制御によりLとR間での再生出力のばらつきを補正する
ことが可能になる。なお上記実施例では、比較のために
使用する固定周波数の信号として、IBG信号ならびに
マージン領域またはプリアンブル領域の信号を使用した
が、これ以外のフォーマット上の固定周波数の信号を比
較してもよい。また複数の信号を比較してイコライザを
制御することも可能である。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、テープが
相違しあるいはヘッド間に再生出力の差があったとして
も、常にイコライザの周波数特性が最良な状態に維持さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるイコライザ制御装置の回路ブロッ
ク図。
【図2】DAT用テープの記録フォーマットの説明図。
【図3】従来の再生部を示す回路ブロック図。
【図4】(A)はイコライザの周波数特性の説明図、(
B)はヘッド出力レベルの周波数特性を示す説明図。
【符号の説明】
1  回転ヘッド H  磁気ヘッド 2  アンプ 3  イコライザ 4  リミッタ 5  復調処理部 8  検出部 9  ウィンドウパルス生成部 10  比較器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転ヘッドからの再生出力経路にアン
    プとイコライザが設けられ、その次段に復調処理部が設
    けられている磁気再生装置において、テープの記録フォ
    ーマット上の複数箇所の固定周波数領域からの再生出力
    を選択して検出する検出回路と、この検出回路により検
    出された複数の周波数領域の再生出力の出力レベルを比
    較する比較器とが設けられ、この比較器の比較動作に応
    じて前記イコライザの特性が補正されることを特徴とす
    る磁気再生装置におけるイコライザ制御装置。
  2. 【請求項2】  テープの記録フォーマットがDAT用
    であり、固定周波数領域がインターブロック領域ならび
    に、マージン領域またはプリアンブル領域である請求項
    1記載の磁気再生装置におけるイコライザ制御装置。
JP7600491A 1991-02-15 1991-02-15 磁気再生装置におけるイコライザ制御装置 Withdrawn JPH04263172A (ja)

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