JPS6288165A - トラツキング制御装置 - Google Patents

トラツキング制御装置

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Publication number
JPS6288165A
JPS6288165A JP60229183A JP22918385A JPS6288165A JP S6288165 A JPS6288165 A JP S6288165A JP 60229183 A JP60229183 A JP 60229183A JP 22918385 A JP22918385 A JP 22918385A JP S6288165 A JPS6288165 A JP S6288165A
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JP
Japan
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signal
circuit
recording
head
signals
Prior art date
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Application number
JP60229183A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sugiki
拓 杉木
Makoto Yamada
誠 山田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図)F 作用 G 実施例 01回路構成(第1図、第2図) 02回路動作(第3図〜第5図) G3サンプリングパルス発生回路(39)の回路構成と
動作(第6図〜第8図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 この発明は、例えば映像信号やオーディオ信号をPCM
信号化し、これを単位時間ずつ回転ヘッドにより記録媒
体上に1本ずつの斜めのトランクとして記録し、これを
再生するディジタル信号の記録再生装置等に用いて好適
なトラッキング制御装置に関する。
B 発明の概要 この発明は、ディジタル信号とは記録領域として独立に
トラッキング用パイロット信号を複数個記録し、隣接ト
ラックの上記パイロット信号のクロストークをサンプル
ホールド手段により検出し、この検出出力により回転ヘ
ッドのトラッキングを行うようにしたディジタル信号の
記録再生装置において、上記サンプルホールド手段の後
に位相補正手段を設け、動作開始時より所定時間位相補
正手段を動作させないようにすることにより、トラッキ
ングサーボの立ち上り時間を早くするようにしたもので
ある。
C従来の技術 従来、固定ヘッドを用いずに再生用回転ヘッドの再生出
力のみを利用してその回転ヘッドのトラッキング制御を
行う方法が、本出願人によって、先に提案された。
この方法は、PCM信号は時間軸の圧縮・伸長が容易で
あり、したがって、アナログ信号のように信号を常に時
間的に連続させて記録再生する必要はなく、そこで、1
本のトラックに領域を分けてこのPCM信号と、これと
は別個の信号を記録することが容易にできることに着目
してなされたものである。
すなわち、PCM信号を時間軸圧縮して複数個の回転ヘ
ッドによって斜めにトランクをガートバンドを形成しな
い状態で記録媒体上に形成して記録する際に、各トラッ
クの長手方向にPCM信号とは記録領域として独立にト
ラッキング用パイロット信号を複数個記録し、再生時、
走査幅がトラックの幅より広い回転ヘッドによって記録
トラックを走査し、回転ヘッドが走査中のトラックの両
隣りのトラックからのパイロット信号の再生出力によっ
て回転ヘッドのトラッキングを制御するものである。
ところで、このようなトラッキングの制御方法において
は、トラッキングサーボの安定性を良くするために通常
トラッキングサーボ系に位相補正回路が挿入されている
D 発明が解決しようとする問題点 ところが、このようにトラッキングサーボ系に位相補正
回路が常時挿入されていると、動作開始時トラッキング
サーボの立ち上り特性が悪く、多くの立ち上り時間を要
する等の欠点があった。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、簡単な回路
構成でトラッキングサーボの立ち上り特性を良くするこ
とができるトラッキング制御装置を提供するものである
E 問題点を解決するための手段 この発明によるトラッキング制御装置は、ディジタル信
号を時間軸圧縮して複数個の回転ヘッドによって斜めの
トランクを記録媒体上に形成して記録すると共に各トラ
ックの長手方向に上記ディジタル信号とは記録領域とし
て独立にトラッキング用パイロット信号を複数個記録し
、隣接トランクの上記パイロット信号のクロストークを
サンプルホールド手段(30) 、  (32)により
検出し、この検出出力により上記回転ヘッドのトラッキ
ングを行うようにしたディジタル信号の記録再生装置に
おいて、上記サンプルホールド手段の後に位相補正手段
(51)を設け、動作開始時より所定時間は位相補正手
段を動作させないように構成している。
F 作用 サンプルホールド手段(30) 、  (32)の後に
位相補正手段(51)を設け、動作開始時より所定時間
はこの位相補正手段を動作させないようにする。
これによりトラッキングサーボの立ち上り時間を早くす
ることができる。
G 実施例 以下、この発明の一実施例を第1図〜第8図に基づいて
詳しく説明する。
G1回路構成 第1図は本実施例の回路構成を示すもので、ここでは、
この発明に直接関係するトラッキング用パイロット信号
、位置出し信号及び消去用信号を記録し、再生する回路
構成のみを示しており、記録情報である例えばPCM信
号の記録、再生の回路構成に付いては省略されている。
同図において、(、IA) 、  (IB)は回転ヘッ
ド、(2)は記録媒体としての磁気テープである。回転
ヘッド(IA)及び(IB)は、第2図に示すように、
等角間隔、つまり 180度の各間隔を保ってドラム(
3)の周辺部に配置される。一方、磁気テープ(2)が
テープ案内ドラム(3)の周辺のその180度角範囲よ
りも狭い例えば90度角範囲にわたって巻き付けられる
。そして、回転ヘッド(IA)及び(IB)が1秒間に
30回転の割合で矢印(4H)の方向に回転させられる
とともにテープ(2)が矢印(4T)で示す方向に所定
の速度で走行されて、回転ヘッド(LA)及び(IB)
により磁気テープ(2)上に、第3図に示すような斜め
の1本ずつの磁気トラック(5A)(5B)が例えばい
わゆる重ね書きの状態で形成されるようにされる。すな
わち、ヘッドギャップの幅(走査幅)Wはトランク幅よ
りも太き(されている。この場合、ヘッド(IA)及び
(IB)のギヤツブの幅方向はその走査方向に直交する
方向に対して互いに異なる方向となるようにされる。つ
まり、いわゆるアジマス角が異なるようにされる。
そして、2個の回転ヘッド(LA)  (IB)がテー
プ(2)に対して共に対接しない期間(これはこの例で
は90度の角範囲骨の期間である)が生し、この期間を
利用して記録時は冗長データの付加、再生時は訂正処理
等をするようにすれば装置の簡略化が図れる。
(6)はトラッキング用パイロット信号Pを発生する発
振器であって、パイロット信号Pは、例えばその周波数
foは例えば二百kHz程度とされ、且つ、比較的高レ
ベルで記録される。なお、このパイロット信号Pの周波
数は、トランキング位相ずれ対パイロット再生出力の直
線性が保証できれば、むしろアジマスコスの比較的少な
い周波数である方が望ましい。また、+71. (Il
l)はパイロット信号の位置を検出するための位置出し
信号S及びTを夫々発生する発振器であって、これ等の
位置出し信号S及びTはパイロット信号の消去用信号を
兼用し、以前に記録されていたテープに、後に、これに
重ねて前の記録情報を消去しつつ新たな記録をなすとき
、記録トラックが必ず前の記録トラックと一致するとは
かぎらないから前に記録されていたパイロット信号を消
去する必要がある場合にも使用されるもので、その周波
数f1及び「2は、パイロット信号の周波数foとは実
用的に離れた例えは夫々500kHz及び700kHz
以前のものとされる。
また、その記録レベルもパイロット信号Pを実用上消去
できるものとされる。
また、(9)は消去用信号Eoを発生する発振器であっ
て、この消去用信号Eoは、これによりパイロット信号
P及び位置出し信号S、Tを重ね書きしたとき、これ等
信号P及びS、Tの消去率が高いものが望ましく、その
周波数r3としては例えば2MHz程度のものが使用さ
れる。
QOI、  (11) 、  (12)及び(13)は
記録波形発生回路であって、後述されるパルスPCに関
連した遅延信号のエツジ例えは立下りに応答し、発生回
路artrは発生器(6)からのパイロ7)信号に基づ
き、1トラック当り何個のパイロット信号Pを如何よう
な配列で挿入するかに応じて所定時間tp  (tpは
パイロット信号等の記録時間)を有するパイロット信号
Pを、また発生回路(11) 、  (12)及び(1
3)は夫々発振器(7)、(8)及び(9)からの位置
出し信号S、T及び消去用信号Eoに基づき、1トラッ
ク当り何個の位置出し信号S、T及び消去用信号Eoを
如何ような配列で挿入するかに応じて所定時間を有する
位置出し信号及び消去用信号を、所定間隔で発生する。
(14)は発生回路GO1〜(13)の各出力を論理的
に処理するオア回路である。
(15)は回転ヘッド(IA)及び(IB)を切換える
ためのスイッチ回路であって、タイミング信号発生回路
(16)からの切換信号St  (第4図A)によって
切換えられる。このタイミング信号発生回路(16)に
は、パルス発生器(17)からの回転ヘッド(IA) 
 (IB)の回転駆動用モータ(18)の回転に同期し
て得られる回転ヘッド(IA)  (IB)の回転位相
を示す30HzのパルスPGが供給されている。また、
パルスPGに応答してタイミング信号発生回路(16)
からの30Hzのパルスが位相サーボ回路(19)に供
給されて、サーボ出力によりモータ(18)の回転位相
が制御される。
タイミング信号発生回路(16)からの切換信号S1に
より切換えられたスイッチ回路(15)からのパイロッ
ト信号等は、アンプ(19A )又は(19B >で増
幅された後夫々スイッチ回路(204)又は(2OB 
”)の接点R側を介して回転ヘッド(1八)又は(IB
)に供給され、磁気テープ(2)上に記録される。スイ
ッチ回路(20A )及び(20B)は記録時は接点R
Illに接続され、再生時にはP側に切換えられる。
また、タイミング信号発生回路(16)からの出力信号
S2  (第4図D)が遅延回路(21)に供給され、
こ\で回転ヘッド(LA)  (IB)とパルス発生器
(17)の取付位置の間隔等に相当した遅延がなされた
後、記録タイミング発生回路(22)〜(25)に供給
される。またタイミング信号発生回路(16)からの切
換信号S1が分周器(21’)で一分周されて信号S4
 (第4図C)となり、記録タイミング発生回路(23
)〜(25)に供給される。
そして記録タイミング発生回路(22)〜(25)にお
いて、パイロット信号等の記録基準としてのタイミング
信号が形成される。なお、遅延回路(21)で遅延され
た信号Sl  (第4図E)の立下りは一回転期間中の
最初のヘッドがテープに当接する時間と一致するように
なされている。
記録タイミング発生回路(22)は、ヘッドの一方の半
回転期間例えばヘッド(IB)の半回転期間では信号S
3の立ち下りに同期し、ヘッドの他方の半回転期間では
信号S3の立ち下りより時間T+−tp(Tはヘッドの
半回転期間相当の時間)だけ遅延して、所定期間T1で
持続時間がtpの信号Ss  (第4図F)を発生する
。記録タイミング発生回路(23)は、ヘッドの一方の
半回転期間例えばヘッド(IB)の半回転期間のみ、信
号S3の立ち下りより時間−tpだけ遅延して所定間隔
T□で、ただし例えばヘッドの回転期間の奇数番■ 目では持続時間が−tp、ヘッドの回転期間の偶数番目
では持続時間が−tpの夫々信号Ss  (第4図G)
を発生する。記録タイミング発生回路(24)は、へ・
7ドの他方の半回転期間例えばヘッド(IA)の半回転
期間のみ、信号S3の立ち下りより時間Tだけ遅延して
所定間隔T1で、ただし例えばヘッドの回転期間の奇数
番目では持続時間が−tp、ヘッドの回転期間の偶数番
目では持続■ 時間が−tpの夫々信号St  (第4図H)を発生す
る。また記録タイミング発生回路(25)は、ヘッドの
回転期間の奇数番目では、ヘッドの一方の半回転期間で
信号S3の立ち下りより時間tpだ■ け遅延して、時間−tpの間隔において一対のパルスか
ら成る持続時間が−tpの信号を所定間隔T1で発生し
、ヘッドの他方の半回転期間で信号S3の立ち下りより
時間T+−tpだけ遅延して、持続時間がtpの信号を
所定間隔T1で発生し、一方ヘッドの回転期間の偶数番
目では、ヘッドの一方の半回転期間で信号S3の立ち下
りより時間tpだけ遅延して、時間−tpの間隔におい
て一信号を所定の間隔T1で発生し、ヘッドの他方の■ 半回転期間で信号S3の立ち下りより時間’1’+−t
pだけ遅延して、持続時間が−tpの信号を所定間隔T
Iで発生する(第4図I参照)。
記録タイミング発生回路(22) 、  (23) 、
  (24)及び(25)からの信号Ss  (第4図
F)、信号S6(第4図G)、信号S?  (第4図H
)及び信号S8(第4図■)は夫々記録波形発生回路Q
OI、  (11) 。
(12)及び(13)に実質的にゲート信号として供給
され、発生器(6) 、 (71、(8)及び(9)か
らの夫々パイロット信号P1位置出し信号S、T及び消
去信号Eoが記録波形発生回路αω、  (11) 、
  (12)及び(13)を介してオア回路(14)の
出力側に合成信号Ss  (第4図J)として取り出さ
れる。
(26A )  (26B ’)は再生時、スイッチ回
路(20A )(20B )が接点P側に切り換えられ
た時対応する回転ヘッド(LA)  (1B)からの再
生出力が供給されるアンプであって、これ等のアンプ(
26A)(26B )の各出力はスイッチ回路(27)
に供給される。スイッチ回路(27)は、タイミング信
号発生回路(16)からの30Hzの切換信号81′(
第5図A)により記録時と同様にヘッド(IA)のテー
プ当接期間を含む半回転期間と、ヘッド(IB)のテー
プ当接期間を含む半回転期間とで交互に切換えられる。
(28)はスイッチ回路(27)からの再生出力よりパ
イロ−/ )信号Pのみを取り出すこめの通過中心周波
数foの狭帯域のバンドパスフィルタ、(29)はフィ
ルタ(28)の出力をエンベロープ検波するためのエン
ベロープ検波回路、(30)ハエンベロープ検波回路(
29)の出力をサンプリングし、ホールドするためのサ
ンプルボールド回路、(31)はエンベロープ検波回路
(29)及びサンプルホールド回路(30)の各出力を
比較する比較回路例えば差動アンプ、(32)は差動ア
ンプ(31)からの比較誤差信号をサンプリングホール
ドするためのサンプルホールド回路であって、これ等の
サンプルホールド回路(30)  (32)は、実質的
には後述されるように、ノーマル再生時には現在走査中
のトラックに隣接する両隣りのトラックの各両端部分に
記録されている各パイロット信号のクロストークをサン
プリングし、ホールドするように働く。そして、サンプ
ルホールド回路(32)の出力がトラッキング制御信号
として出力端子(33)に取り出されるようになされて
いる。
また、サンプルホールド回路(30)  (32)用の
サンプリングパルス等を形成するために、スイッチ回路
(27)の出力側に再生出力より位置出し信号S及びT
のみを取り出すための通過中心周波数f1.f2の狭帯
域のバンドパスフィルタ(34)及び(35)が設けら
れ、それ等の出力5soC第5図E)、311(第5図
F)がスイッチ回路(36)を介して波形整形回路とし
ての比較器(37)に供給される。スイッチ回路(36
)はスイッチ回路(27)同様タイミング信号発生回路
(16)からの30Hzの切換信号81′により切換ら
れる。
(38) 、  (39)は比較器(37)の出力側に
設けられたサンプリングパルス発生回路であって、サン
プリングパルス発生回路(38)は、比較器(37)の
出力の前縁に同期して第1のサンプリングパルスSP1
を発生し、サンプリングパルス発生回路(39)は、第
1のサンプリングパルスSPIが発生されてから所定時
間tp後に第2のサンプリングパルスSP2を発生する
。これ等のサンプリングパルスSPt及びSF3は夫々
サンプルホールド回路(30)及び(32)に供給され
る。
(50)はサンプルホールド回路(32)の出力側に設
けられた増幅器、(51)は増幅器(50)と出力端子
(52)の間に設けられたトラッキングサーボの安定性
を良くするための位相補正回路であって、この位相補正
回路(51)は増幅器(50)と出力端子(52)の間
に挿入された抵抗器(53)と、この抵抗器(53)の
一端とアース間に直列接続された抵抗器(54)及びコ
ンデンサ(55)とから成る。抵抗器(53)と並列に
スイッチ(56)が設けられ、このスイッチ(56)の
開閉を制御するためにフリップフロップ回路(57)が
設けられる。そして、このフリップフロップ回路(57
)の入力側にアンド回路(58)が設けられ、このアン
ド回路(58)の−入力端と位相サーボ回路(19)の
間に回転ドラムがロックしたか否かを検出するためのロ
ック検出回路(59)が設けられ、更にアンド回路(5
8)の他入力端とサンプリングパルス発生回路(39)
の間に第2のサンプリングパルスSP2をカウントする
ためのカウンタ(60)が設けられる。カウンタ(21
)はタイミング信号発生回路(16)からの信号S2に
よりリセットされ、このリセットされた時点より第2の
サンプリングバルスSP2とドラム1回転中規定量例え
ば2回または4回カウントすると“1”の出力を発生す
るようになされている。また、ロック検出回路(59)
も回転ドラムがロックするとその出力側に“1”の出力
を発生するようになされている。従って、回転ドラムが
ロックし、信号S2の発生より第2のサンプリングパル
スが2回または4回検出されるとアンド回路(58)が
ゲートを開いてフリップフロップ回路(57)をセット
し、これにより動作開始時より閉成状態にあるスイッチ
(56)を開放し、位相補正回路(51)をトラッキン
グサーボ系に挿入するようにする。
02回路動作 次に、第1図の回路動作を第4図〜第5図の信号波形を
参照し乍ら説明する。
先ず、記録時には、回転ヘッド(LA)  (IB)の
回転位相を示すパルス発生器(17)からのパルスPG
に応答して、タイミング信号発生回路(16)からの第
4図りに示すような信号S2が発生され、この信号S2
は遅延回路(21)で所定時間だけ遅延され、もってそ
の出力側には第4図已に示すような信号S3が出力され
る。この信号s3は上述の如く記録タイミング発生回路
(22)〜(25)に供給され、記録タイミング発生回
路(22)の出力側には第4図Hに示すような信号s5
が発生される。またタイミング信号発生回路(16)が
らの切換信号S1が分周器(21’)に供給されてその
出力側に第4図Cに示すような信号S4が得られる。
この信号S4は記録タイミング発生回路(23)〜(2
5)に供給され、記録タイミング発生回路(23)〜(
25)は信号S3.S4に応答して夫々その出力側に第
4図G〜■に示すような信号86〜s8を発生する。
信号Ss、SS、S?及びs8は夫々記録波形発生回路
aΦ、  (11) 、  (12)及び(工3)に供
給され、記録波形発生回路aψは、供給された信号s5
に同期して発振器(6)からのパイロット信号Pを第4
図Hに示すような所定間隔をもって所定時間tpだけ通
すようになり、また、記録波形発生回路(11)は、供
給された信号Ssに同期して発振器(7)からの位置出
し信号Sを第4図Gに示すような所定間隔をもって所定
時間だけ通すようになり、記録波形発生回路(8)は、
供給された信号S7に同期して発振器(8)からの位置
出し信号S8を第4図Hに示すような所定間隔をもって
所定時間だけ通すようになり、更に、記録波形発生回路
(13)は、供給された信号S8に同期して発振器(9
)からの消去用信号Eoを第4図Iに示すような所定間
隔をもって所定時間だけ通すようになる。
記録波形発生回路aψ〜(13)からの出力信号はオア
回路(14)で加算され、もってその出力側には第4図
Jに示すような信号S9が取り出される。
因みにこのとき、例えばヘッド(IB)が第3図におけ
るトランク(5B1)を記録している場合(第4図の前
半のtB期間)を考えると、第4図Hにおける信号S5
の第1及び第2パルスは夫々パイロット信号P^1及び
PA2に対応し、第4図Gにおける信号S6の第1及び
第2パルスは夫々位置出し信号SA1及びSA2に対応
し、第4図■における信号S8の一対のパルスから成る
第1及び第2パルスは、位置出し信号SAi及びSA2
の両側に夫々隣接する消去用信号Eoに対応し、これ等
各信号の配列に対応した信号すなわちPAl、EO。
SA□、EoとPA2.  EO、SA2.  EOの
合成信号が夫々グループ毎にオア回路(14)の出力側
に取り出されることになる。
また、例えばヘッド(IA)が第3図におけるトランク
(5A2 )を記録している場合(第4図の前半のt^
期間)を考えると、第4図Hにおける信号S5の第1及
び第2パルスは夫々パイロット信号PB3及びPH1に
対応し、第4図Hにおける信号S7の第1及び第2パル
スは夫々位置出し信号TB3及びTa2に対応し、第4
図■における信号S8の第1及び第2パルスは、位置出
し信号TB3及びTa2の一側に夫々隣接する消去用信
号Eoに対応し、これ等各信号の配列に対応した信号す
なわちT 83゜Eo、PtazとTa41  EQ 
+  PH1の合成信号が夫々グループ毎にオア回路(
14)の出力側に取り出されることになる。
また、例えば(IB)が第3図におけるトラック(5B
2 )を記録している場合(第4図の後半のtB期間)
を考えると、第4図Fにおける信号S5の第1及び第2
のパルスは夫々パイロット信号PA3及びPA4に対応
し、第4図Gにおける信号SGの第1及び第2パルスは
夫々位置出し信号SA3及びSA4に対応し、第4図1
における信号S8の一対のパルスから成る第1及び第2
パルスは、位置出し信号SA3及びSA4の両側に夫々
隣接する消去用信号Eoに対応し、これ等各信号の配列
に対応した信号すなわちPA3.  EO、SA3. 
 EOとPA4゜Eo 、SA4.EOの合成信号が夫
々グループ毎にオア回路(14)の出力側に取り出され
る。
また、例えばヘッド(IA)が第3図におけるトラック
(5A3 )を記録している場合(第4図の後半の1A
期間)を考えると、第4図Fにおける信号S5の第1及
び第2パルスは夫々パイロット信号pes及びpBsに
対応し、第4図Hにおける信号S7の第1及び第2パル
スは夫々位置出し信号T”ss及びT”asに対応し、
第4図1における信号S8の第1及び第2パルスは位置
出し信号TBS及びTasの一側に夫々隣接する消去用
信号Eoに対応し、これ等各信号の配列に対応した信号
すなわちTB51EO,PH1とTBG、 EO、PH
1の合成信号が夫々グループ毎にオア回路(14)の出
力側に取り出されることになる。
一方、タイミング信号発生回路(16)からは、パルス
発生器(17)からのパルスPGに対応して第4図Aに
示すような切換信号S1が発生されており、この信号S
1は回転ヘッド(IA)  (1B)の回転に同期して
おり、第4図A及びBに示すように、信号S1がハイレ
ベルであるヘッドの半回転期間tA内においてヘッド(
IA)がテープ(2)に当接し、信号S1がローレベル
である半回転期間tB内においてヘッド(IB)がテー
プ(2)に当接するような関係とされる。そして、スイ
ッチ回路(15)は切換信号S1により、期間t^では
図の状態に、期間tBでは図の状態とは逆の状態に、夫
々切換えられ、ヘッド切換えがなされる。
従って、オア回路(14)の出力側に得られた信号S9
は、スイッチ回路(15)が図の状態とは逆の状態にあ
るときは、アンプ(19B )及びスイッチ回路(20
B )のR側を通ってヘッド(IB)へ供給され、期間
tB内のヘッド(IB)のテープ(2)への当接期間の
始め及び終りで、第3vJに示すように、トラック(5
B)の長手方向の中心位置から等距離βだけ離れたトラ
ック(5B)の長手方向の両端部分に設けられたトラッ
キング用信号の記録領域A丁1及びAr1に夫々ヘッド
の回転期間の奇数番目(第4図の前半のtB期間)では
時間jp++−tpの間記録され、ヘッドの回転期間の
偶数番目(第4図の後半のtB期間)では時間tp++
−tpの間記録される。
一方スイッチ回路(15)が図の状態にあるときは、信
号S9は、アンプ(19A )及びスイッチ回路(20
^)のR側を通ってヘッド(IA)へ供給され、期間t
A内のヘッド(IA)のテープ(2)への当接期間の始
め及び終りで、同図に示すように、トラック(5A)の
長手方向の中心位置から等距離!たけ離れたトラック(
5A)の長手方向の両端部分に設けられた上述同様の記
録領域ATL及びAr1に夫々ヘッドの回転期間の奇数
番目(第4図の前半のtp期間)では時間−tp +t
p +tpと−tp 十tp + tpの間記録され、
ヘッドの回転期間の偶数番目(第4図の後半のLA期間
)ではの間記録される。
また、これ等のパイロット信号、位置出し信号及び消去
用信号が記録される時間以外では、図示せずも1本のト
ラックとして記録すべき1セグメント部分のオーディオ
PCM信号が、期間t^ではアンプ(19A)を通じて
ヘッド(IA)に供給され、期間tBではアンプ(19
B >を通じてヘッド(IB)に供給されて夫々各トラ
ック(5^)  (5B)ノ上述したパイロット信号の
記録領域以外の記録領域APLに記録される。
次に以上のように記録された信号の再生について説明す
る。
この再生時においても、モータ(18)には記録時と同
様にして位相サーボ回路(19)によりドラム位相サー
ボがかけられている。
回転ヘッド(IA)及び(IB)によりテープ(2)か
ら取り出された信号は、夫々スイッチ回路(20A )
の接点P側とアンプ(26A )及びスイッチ回路(2
0B >の接点P側とアンプ(26B)を介してスイッ
チ回路(27)に供給される。このスイッチ回路(27
)はタイミング信号発生回路(16)からの第5図Aに
示すような30Hzの切換信号S工′により記録時と同
様にヘッド(IA)のテープ当接期間を含む半回転期間
t^と、ヘッド(IB)のテープ当接期間を含む半回転
期間tBとで交互に切り換えられる。したがって、この
スイッチ回路(27)からは第5図Cのような1セグメ
ントずつの間欠的なPCM信号SRが得られ、これが図
示せずも再生プロセッサに供給されてもとのPCM信号
に復調され、更にデコーダに供給されてプ0.7り同期
信号によりブロック毎にデータが検出されるとともに誤
り訂正、デ・インターリーブ等の処理がなされ、D/A
コンバータでアナログオーディオ信号に戻されて出力側
に導出される。
トラッキングコントロールは次のようにしてなされる。
今、例えばヘッド(IB)が第3図において一点鎖線を
もって示すようなトラック(5th )を含む走査@W
の範囲を走査するとすると、ヘッド(IB)はこのトラ
ック(5B□)の両隣りのトランク(5A2 )(5A
1 )にまたがって走査し、第3図に示すように領域A
T1においてはトラック(5th )のパイロット信号
P^1と、両隣りのトランク(5八2)のパイロット信
号PB3及びトラック(5A1 )のパイロット信号P
B1とを再生し、領域A丁2においてはトラック(5B
1)のパイロット信号PA2と、両隣りトラック(5A
2 )のパイロット信号PB4及びトラック(5A1 
)のパイロット信号PR2とを再生する・このときスイ
ッチ回路(27)からのヘッド(IB)の再生出力は通
過中心周波数foの狭帯域のバンドパスフィルタ(28
)に供給されて、第5図りに示すようにその出力SAと
してはパイロット信号のみが取り出され、これがエンベ
ロープ検波回路(29)に供給される。
また、スイッチ回路(27)の出力SRが夫々通過中心
周波数がfl及びf2の狭帯域のバンドパスフィルタ(
34) 、  (35)に供給され、その出力側には夫
々第5図E及びFに示すような位置出し信号SIO及び
Soが取り出される。これ等の信号S1o及びSttは
スイッチ回路(36)に供給され、切換信号Si′がロ
ーレベルの時は信号Ssoが取り出され、ハイレベルの
時は信号311が取り出されて比較器(37)に供給さ
れる。
比較器(37)では供給された信号StO及びS11を
基準値と比較して波形整形し、サンプリングパルス発生
回路(−38) 、  (39)に供給する。サンプリ
ングパルス発生回路(38)は波形形成された信号S1
0の立ち上りに一致して第5図Gに示すような第1のサ
ンプリングパルスSPLを発生し、このサンプリングパ
ルスSP1はサンプリングホールド回路(30)に供給
される。このとき、サンプリングパルスSPtは第5図
からも明らかなように、矢印(4T)  (第3図)で
示す移送方向とは逆側の隣接トラック(5八2)のパイ
ロット信号PB3及びPH4のクロストークをサンプリ
ングする状態となり、このサンプリングされた信号が進
み位相のトラッキング信号として差動アンプ(31)の
一方の入力端に供給される。
また、サンプリングパルスSP1の発生より時間tp後
にはテープ移送方向側の隣接トラック(5A1 )のパ
イロット信号PB1及びPH2のクロストークがエンベ
ロープ検波回路(29)より差動アンプ(31)の他方
の入力端に遅れ位相のトラッキング信号として供給され
る。従って、差動アンプ(31)はパイロット信号PB
3とPBl、PH4とPH2のクロストークに夫々対応
したトラッキング信号を順次比較する。
そして、差動アンプ(31)からの比較誤差信号がサン
プルホールド回路(32)に供給され、こ\でサンプリ
ングパルスSPLの発生された時点より時間tp後にサ
ンプリングパルス発生回路(39)から発生されるサン
プリングパルスSP2によりサンプリングされる。した
がって、このサンプルホールド回路(32)からは差動
アンプ(31)への両人力の差がトラッキング制御信号
として得られ、これが出力端子(52)より図示しない
がキャプスタンモータに供給されてテープの移送量が制
御されて、差動アンプ(31)への両人力のレベル差が
零、つまり、ヘッド(IB)がトラック(5th )を
走査するとき、両側の2本のトラック(5A2)及び(
5A1)にそれぞれ同じ量だけまたがるように制御され
る。すなわち、ヘッド(IB)のギャップの幅方向の中
心位置がトラック(5B1)の中心位置に一致して走査
するように制御される。
また、その他のトラックに付いても同様に行われ、例え
ばトラック(5A2)をヘッド(IA)が走査するとき
は、その両隣りのトラック(5B2)及び(5B1)の
パイロット信号P A3+  P A4及びPAl。
PA2のクロストークが得られるからこれ等を上述同様
サンプリングパルス発生回路(38)からサンプルホー
ルド回路(30)に供給されるサンプリングパルスSP
1によりパイロット信号PA3.  PA4のクロスト
ークをサンプリングしてトラッキング信号を得、これを
次段の差動アンプ(31)に供給すると共にパイロット
信号P A1 、  P A2のクロストークに対応す
るエンベロープ検波回路(29)よりの出力を供給し、
こ\で、パイロット信号PΔ3とPAl、PA4とPA
2のクロストークに夫々対応したトラッキング信号を比
較し、その比較誤差信号をサンプルホールド回路(32
)に供給されるサンプリングパルスSP2でサンプリン
グすることにより、ヘッド(IA)に対するトラッキン
グ制御信号を得ることができる。
また、同様にしてトラック(5B2 )をヘッド(IB
)が走査するときには、第3図に示すように、その両隣
りのトラック(5A3)及び(5A2 )のパイロット
信号Pas、  PBs及びPH1,PH1のクロスト
ークが得られるから、パイロット信号Pss、Pssの
クロストークをサンプリングパルスSP!でサンプリン
グし、差動アンプ(31)で、パイロット信号pesと
PH3、p’aεとPH1のクロストークに夫々対応し
たトラッキング信号を比較し、その比較誤差信号を最終
的にサンプリングパルスSP2でサンプリングすること
により、ヘッド(IB)に対するトラッキング制御信号
を得ることができる。
また、同様にしてトラック(5^3)をヘッド(IA)
が走査するときには、第3図に示すように、その両隣り
のトラック(5B3)及び(582)のパイロット信号
P A5+  P Afi及びP A3+  P A4
のクロストークが得られるから、パイロット信号PA5
.P^6のクロストークをサンプリングパルスSPLで
サンプリングし、差動アンプ(31)で、パイロット信
号PASとPA3.  PAGとPA4のクロストーク
に夫々対応したトラッキング信号を制御し、その比較誤
差信号を最終的にサンプリングパルスSP2でサンプリ
ングすることにより、ヘッド(IA)に対するトラッキ
ング制御信号を得ることができる。
また、動作開始時にはスイッチ(56)が閉成されて抵
抗器(53)を短絡し、実質的に位相補正回路(51)
がトラッキングサーボ系に挿入されないようにしている
ので、トラッキングサーボが早くか−る。そして、ロッ
ク検出回路(59)により回転ドラムのロックが検出さ
れ、また、カウンタ(60)によりドラム1回転中に第
2のサンプリングパルスSP2が2回または4回検出さ
れるとアンド回路(58)のゲートが開いてフリップフ
ロップ回路(57)がセットされ、これによりスイッチ
(56)が開放して位相補正回路(51)がトラッキン
グサーボ系に挿入され、トラッキングサーボ系の安定性
が保持される。なお、出力端子(52)からの出力信号
は図示せずも増幅器で増幅された後加算器で速度誤差信
号と加算されキャプスタンモータに供給される。
G3サンプリングパルス発生回路(39)の回路構成と
動作 第6図はサンプリングパルス発生回路(39)の具体的
な回路構成の一例を示すもので、同図において、(40
)は比較器(37)より供給されてくる位置出し信号の
波数(パルス)をカウントするカウンタ、(41)は信
号S s +  31’に応答して位置出し信号の内容
、つまり本実施例では位置出し信号S、Tの各周波数及
び記録長で類別される4M類のデータ(設定値)を選択
するデータセレクタ、(42)はカウンタ(40)のカ
ウント値とデータセレクタ(41)のデータの一致を検
出する一致検出回路であって、この−数構出回路(42
)としては例えばディジタルコンパレータが使用される
(43)〜(46)はサンプリングパルスSPIより所
定の遅延信号を発生する遅延回路であって、カウンタ(
40)は遅延回路(44)の出力によりイネーブル(付
勢)され、遅延回路(45)の出力によりクリアされる
ようになされている。(47)はD型フリソブフロフプ
回路であって、このフリップフロップ回路(47)の入
力端子りには一致検出回路(42)の出力が供給され、
そのクロック端子CKには遅延回路(46)を介してサ
ンプリングパルスSP1が実質的に印加され、そのリセ
ット端子Rには遅延回路(45)の出力が供給される。
(48)はゲート回路例えばアンド回路であって、この
アンド回路(48)の一方の入力端には遅延回路(43
)の出力が供給され、その他方の入力端にはフリップフ
ロップ回路(47)の出力端子Qの出力が供給され、そ
の出力端よりサンプリングパルスSP2が出力される。
次にこの第6図の回路動作は第7図の信号波形を参照し
て説明する。
いま、比較器(37)より位置出し信号である第7図り
に示すような信号S13がサンプリングパルス発生回路
(38)に供給されると、このサンプリングパルス発生
回路(38)は信号S13の第1パルスの立ち上りに同
期して第7図Hに示すようなサンプリングパルスSP1
を発生する。このサンプリングパルスSP1は上述のサ
ンプルホールド回路(30)  (第1図)に供給され
ると共に遅延回路(43)〜(46)にも供給される。
遅延回路(44)はサンプリングパルスSP1に同期し
てその出力側に略々−1−tp相当の持続時間を有する
第7図Cに示すような信号312を発生し、この信号S
12がイネーブル信号としてカウンタ(40)に供給さ
れる。
カウンタ(40)は信号S12のハイレベルの期間比較
器(37)からの信号S13のパルスをカウントする。
一方、データセレクタ(41)は第7図A及びBに示す
信号Sp及びS4に応答して位置出し信号に関連したデ
ータを選択する。そして、この選択されたデータとカウ
ンタ(40)の内容が一致すると、−数構出回路(42
)はその出力側に信号313の最終パルスの立ち下りよ
り所定時間持続する第7図已に示すような信号S14を
発生し、この信号S14がデータとしてフリップフロッ
プ回路(47)に供給される。
遅延回路(46)は、サンプリングパルスSP1に同期
してこれより所定時間Δt1後に第7図Fに示すような
信号Stsを発生し、この信号S15がフリップフロッ
プ回路(47)のクロック端子CKに供給されて、入力
端子りに供給された信号S14がラッチされる。なお、
遅延回路(46)におけるまた、遅延回路(45)はサ
ンプリングパルスSP1に同期してこれより所定時間Δ
t2後に第7図Gに示すような信号S15を発生し、こ
の信号S1sがカンウタ(40)に供給されてその内容
をクリアすると共にフリップフロップ回路(40)に供
給されてこれをリセットする。この結果フリップフロッ
プ回路(47)の出力側には第7図Iに示すような信号
Suが発生される。なお、遅延回路(47)における遅
延時間Δt2は、Δt2>tρとされる。
また、遅延回路(43)はサンプリングパルスSP1に
同期してこれより所定時間tp後に第7図Jに示すよう
な信号31!1を発生し、この信号Sxsがアンド回路
(48)の一方の入力端に供給される。
そして、アンド回路(48)の他方の入力端には上述の
如く形成された信号S1?が供給されているので、この
信号S17を実質的にゲート信号としてアンド回路(4
日)がゲートを開き、信号81gに対応して第7図Kに
示すようなサンプリングパルスSP2が発生される。そ
して、このサンプリングパルスSP2はサンプリングホ
ールド回路(32)に供給される。
このようにして、サンプリングパルスSP2を発生する
ことができる。
なお、このサンプリングパルスSP2を図示せずもマイ
クロコンピュータの処理によっても発生することができ
る。
これを第8図のフローチャートを参照して説明する。
ステップ(イ)で再生モードになると、ステーツブ(ロ
)にす\み、こ\で位置出し信号S、 Tを検出し、検
出されなければその動作を繰返す。
検出されると、ステップ(ハ)で位置出信号S。
Tに基づいて第1のサンプリングパルスSP1を発生す
ると共にステップ(ニ)で位置出し信号S。
T信号の検出区間だけその波数(パルス)Niを計測す
る。
ステップ(ホ)にす\み、検出された位置出し信号S、
Tが再生モードになって最初に発生されたものが否かを
判断し、最初のものであればステ区間を判断し、いずれ
かを満足しておればステップ(ト)において、第2のサ
ンプリングパルスSF3を発生する。ステップ(へ)で
−tpの区■ 間又は−tp区間を満足してなければ、位置出し信号で
はないのでステップ(ロ)へ戻る。
ステップ(ホ)において、位置出し信号が再生モードに
なってから2回目以降に発生されたものであればステッ
プ(チ)へす\み、信号S4の極性が変ったか否かを判
断する。信号S4の極性が変っておればステップ(す)
で前回の検出区間は■ 一4Pであれば、更にステップ(ヌ)で現在の位であれ
ば真の位置出し信号であるので、ステップ(ト)におい
て第2のサンプリングパルスSP2を発生し、−tpで
なければステップ(ロ)へ戻る。
ステップ(1月で前回の検出区間が−tpであればステ
ップ(ル)にす\み、現在の位置出し信ば真の位置出し
信号であるので、ステップ(ト)において第2のサンプ
リングパルスSP2を発生し、−tpでなければステッ
プ(ロ)へ戻る。
このステップ(チ)〜(ル)の説明を第5図B。
E及びFを参照して詳述する。ステップ(チ)において
例えば第5図Bの中央部分で信号S4の極性が変ったこ
とが判断されると、ステップ(す)■ において第5図Fに示す信号S 11のT 84が−t
pあるのでステップ(ヌ)にす\む。そしてこ\で第5
図Eに示す信号S1oのSA3が−tpであるか否かを
判断し、−tpであるのでステップ(ト)において第2
のサンプリングパルスSP2を発生■ する。ステップ(ヌ)で信号SA3が−tpでなげれば
ステップ(ロ)に戻る。
また、ステップ(す)において−tpであれば信号31
1のT 84でなく、信号T86であることが判断され
(従って、信号S4の極性の変った時点は第5図Bの中
央部分でなく右端部であったことになる。)、ステップ
(ル)で第5図已に示す信号SI9の5A5(図示せず
)が−tpであるか否か判断し・−tpである筈である
のでステ・ノブ(ト)において第2のサンプリングパル
スSP2を発生する。ステップ(ル)で信号SA5が−
tpでなければステップ(ロ)に戻る。
さて、ステップ(チ)において信号S4の極性が変って
なければステップ(ヲ)にす\み、検出区間が前回の位
置出し信号と同じであるか否かを判断し、同じであれば
ステップ(ト)に行って第2のサンプリングパルスSP
2を発生する。第5図Eを参照して云えば、例えば位置
出し信号S4゜の第1番目のSA□と第2番目のSA2
とは同じ−tpであるので、ステップ(ト)において第
2のサンプリングパルスSP2を発生する。そして、ス
テップ(ヲ)において検出区間が同じでなければ誤検出
と層像し、最初のサンプリング状態を保持してステップ
(ロ)に戻る。
このようにしてマイクロコンピュータによる処理でも第
2のサンプリングパルスSP2を発生させることができ
る。
なお、上述の実施例において、抵抗器(53)と並列に
スイッチ(56)を設ける代りに抵抗器(54)及びコ
ンデンサ(55)と直列にスイッチ(56)を設け、こ
れを開閉するようにしてもよい。また、ロック検出回路
(59)の後に遅延回路を設け、回転ドラムのロックが
検出されてから所定時間後例えば0.1秒後にフリップ
フロップ回路(59)をセットし、これによりスイッチ
(56)を開放するようにしてもよい。更に、プレイの
操作ボタンに対応して遅延回路を設け、プレイの操作ボ
タンを押してから少くとも回転ドラムが立ち上っている
ことが保証される所定時間後例えば2秒後にフリップフ
ロップ回路(59)をセットし、これによりスイッチ(
56)を開放するようにしてもよい。
H発明の効果 上述の如(この発明によれば、動作開始時より所定時間
は位相補正手段をトラッキングサーボ系に挿入しないよ
うにしたので、トラッキングサーボのスタート時の立ち
上り特性が改善され、従来に比しトラッキングサーボの
か\りを早くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
は第1図で使用される回転ヘッド装置の一例を示す図、
第3図はこの発明の記録トランクパターンの概要を示す
図、第4図は第1図における記録動作の説明に供するた
めの信号波形図、第5図は第1図における再生動作の説
明に供するための信号波形図、第6図はこの発明の要部
の一例を示す回路構成図、第7図は第6図における動作
の説明に供するための信号波形図、第8図は第2のサン
プリングパルスを発生する動作の発明に供するためのフ
ローチャートである。 (IA)  (IB)は回転磁気ヘッド、(2)は磁気
テープ、(6)はパイロット信号の発振器、(7)は位
置出し信号の発振器、(9)は消去用信号の発振器、α
0)。 (11) 、  (12) 、  (13)は記録波形
発生回路、(21)は遅延回路、(22) 、  (2
3) 、  (24) 。 (25)は記録タイミング発生回路、(2B) 、  
(34) 。 (35)はバンドパスフィルタ、(29)はエンベロー
プ検波回路、(30) +−(32)はサンプルホール
ド回路、(31)は差動アンプ、(36)はスイッチ回
路、(37)は比較器、(38) 、  (39)はサ
ンプリングパルス発生回路、(50)は増幅器、(51
)は位相補正回路、(56)はスイッチ、(57)はフ
リップフロップ回路、(58)はアンド回路、(59)
はロック検出回路、(60)はカウンタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ディジタル信号を時間軸圧縮して複数個の回転ヘッドに
    よって斜めのトラックを記録媒体上に形成して記録する
    と共に各トラックの長手方向に上記ディジタル信号とは
    記録領域として独立にトラッキング用パイロット信号を
    複数個記録し、隣接トラックの上記パイロット信号のク
    ロストークをサンプルホールド手段により検出し、該検
    出出力により上記回転ヘッドのトラッキングを行うよう
    にしたディジタル信号の記録再生装置において、上記サ
    ンプルホールド手段の後に位相補正手段を設け、 動作開始時より所定時間は上記位相補正手段を動作させ
    ないようにしたことを特徴とするトラッキング制御装置
JP60229183A 1985-10-15 1985-10-15 トラツキング制御装置 Pending JPS6288165A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03137849A (ja) * 1989-10-24 1991-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気テープ再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03137849A (ja) * 1989-10-24 1991-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気テープ再生装置

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