JPH03137849A - 磁気テープ再生装置 - Google Patents

磁気テープ再生装置

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Publication number
JPH03137849A
JPH03137849A JP1277464A JP27746489A JPH03137849A JP H03137849 A JPH03137849 A JP H03137849A JP 1277464 A JP1277464 A JP 1277464A JP 27746489 A JP27746489 A JP 27746489A JP H03137849 A JPH03137849 A JP H03137849A
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JP
Japan
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magnetic tape
signal
memory
pulse
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Application number
JP1277464A
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English (en)
Inventor
Kazuo Arai
荒井 和男
Koji Wakiyama
脇山 浩二
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP1277464A priority Critical patent/JPH03137849A/ja
Publication of JPH03137849A publication Critical patent/JPH03137849A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ディジタルオーディオテープレコーダやビデ
オテープレコーダ等に用いることのできる磁気テープ再
生装置に関するものである。
従来の技術 回転ヘッドを用いて記録再生を行うディジタルオーディ
オテープレコーダでは、磁気テープに形成されるトラッ
ク、の所定の場所に、ヘッドと記録されたトラックの位
置関係を検出するための信号(トラッキング検出信号と
呼ぶ)を記録して、再生時にこのトラッキング検出信号
を用いてヘッドを正しくトラック上を走行させる方法が
用いられている(例えば、特願昭82−9304号)。
以下図面を参照しながら、上述した従来の磁気記録再生
装置の一例について説明する。
第6図はトラッキング検出用の信号が記録された磁気テ
ープの例、第7図はトラッキング信号の記録パターン例
、第8図は従来より第6図、第7図に示した磁気テープ
を用いてトラッキングをとる(ヘッドが記録されたトラ
ック、上を正しく走行するように制御することを「トラ
ッキングをとる」という。)装置の例を示した図である
第7図において、トラッキング検出信号は、クロストー
クからヘッドと隣接トラックの重なり具合を検出するパ
イロット信号(703,704の)1ツチングを施した
エリア)と、その検出の同期をとる同期信号(701,
702のハツチングを施したエリア)とからなっている
第8図において、1は磁気テープ、2a、2bは互いに
順次トラックを記録再生するヘッドペア、3はヘッド2
a12bが取り付けられた回転シリンダ、16はヘッド
2 al  2 bの出力からトラッキング用のパイロ
ット信号を濾波するバンドパスフィルタ、17は整流器
、14はヘラ)’2a+2bの出力から同期信号を検出
する同期信号検出回路、15は同期信号検出回路14が
同期信号を検出した直後に第1のパルスSPIを、一定
時間後に第2のパルスSP2を発生するパルス発生回路
、180は第1のパルスSP1のタイミングで整流器1
7の出力をサンプルホールドするサンプルホールド回路
、1θOはサンプルホールド回路180の出力と整流器
17の出力信号の差をとる減算器、200はパルス発生
回路15の出力する第2のパルスSP2のタイミングで
減算器190の出力をサンプルホールドするサンプルホ
ールド回路、9a+  θbは磁気テープ1が巻回され
るリール、8a、8bは磁気テープ1の走行経路を形成
するポスト、5a、6、bはそれぞれ磁気テープ1を走
行させるためのキャプスタンモータとキャプスタン軸、
6はピンチローラ、7はキャプスタンモータ5aの回転
数に比例した周波数の信号を出力するFG(周波数発電
機)、41はF/Vコンバータ、110は所望のキャプ
スタン回転数に相当する電圧を発生する基準電圧発生器
、111は基準電圧発生器110の出力とF/Vコンバ
ータ41の出力差をとる引算器、112はサンプルホー
ルド回路200の出力と引算器111の出力を加算する
加算器、13は加算器112の出力をもとにキャプスタ
ンモータ5aを駆動する駆動回路である。
そして、FG7.F/Vコンバータ41.基準電圧発生
器110.駆動回路13は、FG7の出力周波数が基準
電圧発生器110の発生電圧に相当する値となって安定
するため、キャプスタンモータ5aをほぼ一定回転で回
転させる。ピンチローラ6とキャプスタン軸5bは、一
定回転で回転するキャプスタンモータ5aの回転力を磁
気テープ1に加え、はぼ一定速度で走行させる。
この従来例において、トラッキングをとる方法について
次に説明する。
第6図において、601はトラック、802a+602
bはトラッキング検出信号の記録位置、603はヘッド
の進行方向を示すベクトル、604は磁気テープ1の進
行方向を示すベクトルである。
第7図は、第6図における6 02 a、  602 
bのエリアの一方を拡大して示したものである。703
.704はパイロット信号であり、同一のアジマスロス
の少ない周波数の信号が記録され、同一の斜線を施した
ものは同一のアジマス角のヘッドで記録されている(第
7図の場合は2つのアジマス角のヘッドで記録されてい
る。)。701,702゜702aはパイロット信号の
隣接トラックからの信号を検出するための同期信号であ
り、同一の斜線を施したものは同一のアジマス角のヘッ
ドで記録されている。
ヘッド2 al  2 bのへラドギャップ705はパ
イロット信号を確実に検出するため、ヘッド幅がトラッ
ク幅より広めに設定される。
バンドパスフィルタ18はパイロット信号を選択し、ま
た、同期信号検出回路14でトラック上の同期信号を検
出する。バンドパスフィルタ16で濾波されたパイロッ
ト信号は整流器17で整流検波される。同期信号検出回
路14は、バンドパスフィルタとコンパレータでも構成
できるし、また、再生信号周波数をディジタル的に検出
する構成でも可能である。例えば、ヘッドギャップが第
7図の705に示す位置を通るとき、そのトラック中の
同期信号702aがヘッドギャップ705によって検出
される。パルス発生回路15はヘッドが同期信号を検出
した瞬間に第1のパルスSP1を、その一定時間後に第
2のパルスSP2を、合計2回発生する。最初の第1の
パルスSPIはサンプルホールド180に供給され、2
回目の第2のパルスSP2はサンプルホールド200に
供給される。第1のパルスSPIが生成されるとき、ヘ
ッドギャップ705は進行方向70E3右側の隣接トラ
ックのパイロット信号を再生しており、第2のパルスS
P2はへラドギャップ705が進行方向706左側の隣
接トラックのパイロット信号を再生しているときに合わ
せて生成される。従って、サンプルホールド180には
進行方向706右側のトラックからのパイロット信号振
幅電圧がサンプルホールドされる。また、減算器190
ではサンプルホールド180の出力と整流器17の出力
の差がとられる。第2のパルスSP2の発生するとき、
ヘッドギャップ705は進行方向706左側の隣接トラ
ックのパイロット信号を再生しており、サンプルホール
ド200には両隣接トラックからのパイロット信号振幅
電圧の差がサンプルホールドされる。
隣接トラックからのクロストーク信号は該当トラックへ
のヘッドの突出し量に比例するので、サンプルホールド
200では、ヘッドの両隣接トラックへの突出し量の差
、即ちトラック中心とへラドギャップ中心の位置の差に
比例する電圧がホールドされる。
第8図の従来例では、ヘッド2a、2bの走行位置と記
録されたトラックとの相対位置をサンプルホールド20
0の出力として検出して、F/Vコンバータ41と基準
電圧発生器110の出力の差に加算器112を介して加
え、このサンプルホールド200の出力信号を零にする
ように制御することによって、ヘッド2 al  2 
bが記録されたトラック上を走行するようにキャプスタ
ンモータ5aを回転させる。
発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、制御利得をトラ・ンキング
制御の安定性が確保できる値に固定して設計していた。
そのため、制御利得で決まる応答にトラッキング制御が
限定され、トラッキングの引込時間を小さくすることが
不可能であった。その結果、テープレコーダとしての音
楽や、音声が出るまでの時間が長くかかるなどの問題点
があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、磁気テープ
の走行開始時にトラッキング制御の制御利得を上げて制
御状態への引込時間を類クシ、トラッキングのかかった
状態に入ったあとは本来の制御利得に下げて安定なトラ
ッキングを行い、制御引込が早<、シかも制御安定性に
優れた磁気テープ再生装置を提供することを目的として
いる。
課題を解決するための手段 上記した目的を達成するため本発明の磁気記録再生装置
は、磁気テープ上に形成されたトラックに、隣接トラッ
クからのクロストークでトラッキング位置を検出するた
めのパイロット信号と前記パイロット信号の検出タイミ
ングを得るための同期信号が記録された磁気テープを用
い、再生ヘッドの取付けられた回転シリンダと、前記磁
気テープを走行させる駆動手段と、前記駆動手段に前記
磁気テープを駆動するか、または停止するかの指令を与
えるコントローラと、前記コントローラの出力指令信号
を遅延させる遅延回路と、前記再生ヘッドの再生信号か
ら前記磁気テープ上のトラックに記録された同期信号を
検出する同期信号検出回路と、前記同期信号検出回路が
前記同期信号を検出したときに第1のパルスを、一定時
間後に第2のパルスを発生するパルス発生回路と、前記
パイロット信号の再生振幅を検出する整流器と、前記整
流器の出力をディジタル値に変換するアナログ/ディジ
タル変換器と、前記アナログ/ディジタル変換器の出力
を前記第1のパルスで記憶する第1のメモリと、前記第
1のメモリに記憶されたデータと前記アナログ/ディジ
タル変換器の出力データとの差をとる引算器と、前記引
算器の出力を前記第2のパルスで記憶する第2のメモリ
と、前記第2のメモリの出力データを所定の割合で大き
くする増倍器と、前記遅延回路の出力によって前記第2
のメモリの出力データと前記増倍器の出力データを切り
替えるスイッチと、前記駆動手段における前記磁気テー
プの走行速度に対応する信号を発生する速度検出器と、
前記速度検出器の出力信号の周期または周波数からその
望ましいテープ速度に対応する値との差をディジタル値
で出力する速度誤差計算器と、前記スイッチと前記速度
誤差計算器の出力を加算する加算器と、前記加算器の出
力をアナログ電圧に変換するディジタル/アナログ変換
器とを具備し、前記ディジタル/アナログ変換器の出力
を前記駆動手段への駆動信号とするように構成している
また、同様の磁気テープを用い、前記遅延回路に代えて
、前記再生ヘッドの出力から前記再生ヘッドが磁気テー
プ上のトラック上をトレースするようになったことを検
出するオントラック検出手段構成としている。
作用 本発明は上記した構成によって、パイロット信号の振幅
からトラッキング誤差出力をディジタル値として取り込
み、コントローラからの磁気テープ走行開始指令直後は
増倍器で拡大されたトラッキング誤差を用いて制御ゲイ
ンを得てオントラック引込速度を上げ、その後は増倍器
を介さないトラッキング誤差出力で走行制御を行って安
定な制御状態を実現するように作用する。
実施例 以下、本発明の一実施例の磁気記録再生装置について、
図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例であり、第2図は同実施例の
動作波形図、第3図は同実施例における周期計数器の構
成例を示す図である。
第7図に示したようにトラッキング検出信号は、クロス
トークからヘッドと隣接トラックの重なり具合を検出す
るパイロット信号(703,704のハツチングを施し
たエリア)と、その検出の同期をとる同期信号(701
,702,702aのハツチングを施したエリア)とか
らなっている。
第1図において、■は磁気テープ、2a+2bは互いに
順次トラックを記録再生するヘッド、3はヘッド2a、
2bが取り付けられた回転シリンダ、16はヘッド2 
al  2 bの出力からトラッキング用のパイロット
信号を濾波するバンドパスフィルタ、17はバンドパス
フィルタ16の出力からパイロット信号の出力振幅を得
るための整流器、14はヘッド2a、2bの出力からパ
イロット信号を検出するための同期信号を検出する同期
信号検出回路、15は同期信号検出回路14が同期信号
を検出した直後に第1のパルスSP1を一定時間後に第
2のパルスSP2を、合計2回発生するパルス発生回路
、18は整流器17の出力するパイロット信号の振幅電
圧をディジタル値に変換するA/D変換器、19はパル
ス発生回路15の出力する第1のパルスSP1のタイミ
ングでA/D変換器18の出力データを記憶するメモリ
、20はメモリ19の出力とA/D変換器18の出力デ
ータの差をとる引算器、21はパルス発生回路15の出
力する第2のパルスSP2のタイミングで引算器20の
出力データを記憶するメモリ、22はメモリ21の出力
データに所定の値をかける掛算器、25は磁気テープ1
の走行、停止の指令を出すコントローラ、24はコント
ローラ2Sの出力を時間的に遅延させる遅延回路、26
は遅延回路24の出力によってメモリ21の出力データ
と掛算器22の出力データを切り替えるスイッチ、9 
al  9 bは磁気テープ1が巻回されるリール、8
a、8bは磁気テープ1の走行経路を形成するポスト、
5a+5bはそれぞれ磁気テープ1を走行させるための
キャプスタンモータとキャプスタン軸、6はピンチロー
ラ、7はキャプスタンモータ5aの回転数に比例した周
波数の信号を出力するFG、4はFG7の出力信号の周
期を計数する周期計数器、10は所望のキャプスタン回
転数に相当するデータを発生する基準値発生器、11は
基準値発生器10の出力と周期計数器4の出方差をとる
引算器、12はスイッチ26と引算器11の出力データ
を加算する加算器、23は加算器12の出力データをア
ナログ電圧に変換するD/A変換器、13はコントロー
ラ25の出力によって駆動、非駆動が選択され、駆動時
にはD/A変換器23の出力をもとにキャプスタンモー
タ5aを駆動する駆動回路である。そして、FG7は磁
気テープlの速度検出器として動作し、また、周期計算
器4.基準値発生器10.  引算器11は速度誤差計
算器を構成している。また、駆動回路13゜キャプスタ
ンモータ5a+  キャプスタン軸5b。
ピンチローラ6は磁気テープ1の駆動手段として動作す
る。
次に、本実施例の動作を説明する。
FG7.周期計数器4.基準値発生器10 、D/A変
換器23.駆動回路13からなるフィードバックループ
は、コントローラ2Sが磁気テープ1の走行指令を出力
しているとき、FG7の出力周波数が基準値発生器10
の発生データに相当する値となって安定するように動作
する。そのため、キャプスタンモータ5aはほぼ一定回
転で回転する。
ピンチローラ6とキャプスタン軸5bは一定回転で回転
するキャプスタンモータ5aの回転力を磁気テープ1に
加え、はぼ一定速度で走行させる。
第3図は、周期計数器4の構成例である。401はFG
7の出力を矩形波に成型するリミッタ、402は遅延回
路、403はクロック発生器、404はクロック発生器
403の出力を計数するカウンタ、405はラッチ回路
である。FG7の立ち上がりエツジでラッチ405はカ
ウンタ404のカウントデータをラッチする。また、カ
ウンタ404は遅延回路402を介し、ラッチ405に
データがラッチされた直後にクリアされる。従って、ラ
ッチ405にはFG7の出力信号周期間にクロック発生
器403で発生されたクロックパルス数がホールドされ
る。以上のように周期計数器4は、FG7の出力信号周
期をディジタル値で計数し、出力する。
ここで、第7図においてはトラッキング検出信号が各ト
ラックに2カ所記録される例を示したが、記録される個
数は何カ所であっても良い。
第1図において、バンドパスフィルタ16はパイロット
信号を選択濾波し、また、同期信号検出回路14はトラ
ック上の同期信号を検出する。第2図アには検出される
同期信号を、イにはパイロット信号を示した。バンドパ
スフィルタ16で濾波されたパイロット信号は整流器1
7で整流検波され、第2図つに示す信号に成形される。
同期信号検出回路14は、バンドパスフィルタとコンパ
レータでも構成できるし、また、再生信号周波数をディ
ジタル的に検出する構成でも可能である。
第2図アはバンドパスフィルタで抜き出す例である。パ
ルス発生回路15はヘッドが同期信号を検出シた瞬間に
第1のパルスSPIを、その一定時間後に第2のパルス
SP2を、合計2回パルスを発生する。この2つのパル
スを第2図では各々工。
オで示した。A/D変換器18は整流器17の出力信号
(第2図つ)をディジタル値に変換し、パルス発生回路
15の出力する第1のパルスSP 1(第2図工)でA
/D変換器18の出力データをメモリ19に記憶する。
引算器20はメモリ19の出力データからA/D変換器
18の出力データを引き、出力する。パルス発生回路1
5の出力する第2のパルス5P2(第2図才)で引算器
20の出力データをメモリ21に記憶する。
第7図において、ヘッドギャップ705が図のように進
行する場合、同期信号検出回路が同期信号を検出すると
き、即ち第1のパルスSPIが生成されるとき、ヘッド
ギャップ705は進行方向706右側の隣接トラックの
パイロット信号のクロストーク分を再生しており、また
、一定時間後に生成される第2のパルスSP2はへット
キャップ705が進行方向706左側の隣接トラックの
パイロット信号のクロストーク分を再生しているときに
合わせて生成される。
従って、・メモリ19には進行方向708右側のトラッ
クからのパイロット信号振幅電圧に相当するデータ記憶
される。また、第2のパルスSP2の発生するとき、ヘ
ッドギャップ705は進行方向706左側の隣接トラッ
クのパイロット信号を再生しており、第2のパルスSP
2の発生するときには、引算器20の出力はヘッドが再
生する両隣接トラックからのパイロット信号信号振幅電
圧の差に相当するデータが出力されている。
従って、メモリ21にはヘッドが再生する両隣接トラッ
クからのパイロット信号振幅電圧の差に相当するデータ
が記憶される。
隣接トラックからのクロストーク信号は該当トラックへ
のヘッドの突出し量に比例するので、メモリ21ではヘ
ッドの両隣接トラックへの突出し量の差、即ち、トラッ
ク中心とへラドギヤ・ツブ中心の位置の差に比例するデ
ータがホールドされる。
掛算器22は、メモリ21にホールドされて出力される
データに所定の係数をかけて出力する。
コントローラ25は、磁気テープ1の走行、停止を指示
する出力を行う。コントローラ25が停止から走行へと
指令を変えたとき、駆動回路13ヘキヤブスタンモータ
5aへの回転指令を出力すると同時に、遅延回路24を
介してキャプスタンモータ5aへの回転指令より遅れた
信号をスイッチ26に出力する。
スイッチ26は遅延回路24からの走行指令信号が届く
までは掛算器22の出力データを加算器12に伝達し、
遅延回路24からの走行指令信号が届くとメモリ21の
出力データを加算器12に伝達する。
ヘッド2 at  2 bの走行位置と記録されたトラ
ックとの相対位置として出力されるメモリ21、または
、掛算器22の出力を引算器11の出力に加算し、この
メモリ21の出力データを零にするように制御すること
によって、ヘッド2 al  2 bが記録されたトラ
ック上の中央を走行するようにキャプスタンモータ5a
を回転させる。
掛算器22からは、ヘッド2 al  2 bの走行位
置と記録されたトラックとの相対位置として出力される
トラッキング誤差データが増幅されて出力される。その
ため、小さな誤差でも大きな同期弓込の駆動指令が得ら
れ、トラッキング引き込みの速度が早くなる。遅延回路
24の遅延時間を適当に選び、トラッキングがかかった
後にスイッチ28がメモリ21の出力データを伝達する
ようにし、制御利得をトラッキングがはずれにくい値に
設定して、制御ループの安定が実現される。
例えば、掛算器22の掛ける値を2程度にすれば、制御
の安定条件から得られた引込速度に比べ、約2倍のトラ
ッキング引込速度が得られる。しかも、引き込んだ後は
、スイッチ26で制御の安定条件から得られた制御利得
に設定されるため、トラッキングが税調することもなく
、安定な再生が可能になる。
更に、第1図において、周期計数器4.基準値発生器1
0.引算器11.A/D変換器18.メモリ19.引算
器20.メモリ21.掛算器22゜スイッチ26.加算
器12.D/A変換器23は1つのICとして構成でき
、また更に、マイクロコンピュータとしても構成できる
。特に、周期計数器4.掛算器22.スイッチ26はマ
イクロコンピュータのソフトウェアでも構成可能である
マイクロコンピュータのソフトウェアで実現した場合に
はソフトのみで実現が可能であり、ハードウェアの小型
化が可能になるという効果が生まれる。
次に、本発明の他の実施例について説明する。
第4図は本発明の第2の実施例であり、第1図の実施例
に比べ、遅延回路24に代えて、カウンタ61が追加さ
れている。他は第1図の実施例と同一構成であり、同一
番号を付し、その説明を省略する。
第4図において、カウンタ61の入力端子はパルス発生
回路15の第2のパルスSP2出力端子に接続され、出
力端子はスイッチ26に接続される。また、カウンタ6
1にはコントローラ25の走行、停止指令が入力され、
停止指令時にはリセットされる。
次に、第2の実施例について動作を説明する。
コントローラ25が停止指令を出力しているとき、カウ
ンタ61はゼロにリセットされている。
次に、コントローラ25が停止から走行へと指令を変え
たとき、駆動回路13ヘキヤプスタンモータ5aへの回
転指令を出力すると同時にカウンタ61へのリセットが
解除され、カウンタ61はパルス発生回路15の発生す
る第2のパルスSP2を計数できるようになる。カウン
タ61は、パルス発生回路15の発生する第2のパルス
SP2を所定数計数するまでは0、その後は1を出力す
る。
スイッチ26はカウンタ61の出力がOのとき、掛算器
22の出力データを加算器12に伝達し、カウンタ61
の出力が1のとき、メモリ21の出力データを加算器1
2に伝達する。
ヘッド2 al  2 bの走行位置と記録されたトラ
ックとの相対位置として出力されるメモリ21、または
、掛算器22の出力を引算器11の出力に加算し、この
メモリ21の出力データを零にするように制御すること
によって、ヘッド2 a、  2 bが記録されたトラ
ック上の中央を走行するようにキャプスタンモータ5a
を回転させる。
掛算器22からは、ヘッド2 at  2 bの走行位
置と記録されたトラックとの相対位置として出力される
トラッキング誤差データが増幅されて出力される。その
ため、小さな誤差でも大きな同期弓込の駆動指令が得ら
れ、トラッキング引き込みの速度が早くなる。カウンタ
61が計数する第2のパルスSP2は、ヘッド2a、2
1)が記録されたトラック上を通るときに検出されるも
のであり、カウンタ61が適当なパルス数を計数した後
はヘッド2a、2bが記録されたトラック上に確実にき
ていることを保証するオントラック検出手段として動作
する。即ち、トラッキングがかかった後にカウンタ61
の出力は1になり、スイッチ26がメモリ21の出力デ
ータを伝達するようにして、制御利得をトラッキングが
はずれにくい値に設定して、制御ループの安定が実現さ
れる。
例えば、掛算器22の掛ける値を2程度にすれば、制御
の安定条件から得られた引込速度に比べ、約2倍のトラ
ッキング引込速度が得られる。しかも、引き込んだ後は
、スイッチ26で制御の安定条件から得られた制御利得
に設定されるため、トラッキングが脱調することもなく
、安定な再生が可能になる。
更に、第4図において、周期計数器4.基準値発生器1
0.引算器11.A/D変換器18.メモリ19.引算
器20.メモリ21.掛算器22゜スイッチ2B、加算
器12.D/A変換器23゜カウンタ61は1つのIC
として構成できる。特に、周期計数器4.掛算器22.
スイッチ2θ。
カウンタ61はマイクロコンピュータのソフトウェアで
も構成可能である。マイクロコンピュータのソフトウェ
アで実現した場合にはソフトのみで実現が可能であり、
ハードウェアの小型化が可能になるという効果が生まれ
る。
次に、本発明の更に他の実施例について説明する。
第5図は本発明の第3の実施例であり、第4図の実施例
に比べ、フリップフロップ62.カウンタ63が異なっ
ている。他は第2の実施例と同一構成であるため、同一
番号を付してその説明は省略する。
第5図において、カウンタ63の入力端子はパルス発生
回路15の第2のパルスSP2出力端子に接続され、出
力端子はフリップフロップ62の1つの入力端子に接続
される。また、コントローラ2Sの出力は駆動回路13
への走行、停止指令として接続されると同時に、フリッ
プフロップ62の他の入力端子、カウンタ63へのリセ
ット人力にも接続される。更に、フリップフロップ62
の出力がスイッチ26に接続されている。
次に、その動作を説明する。
コントローラ25が停止指令を出力しているとき、カウ
ンタ63はゼロにリセットされている。
次に、コントローラ25が停止から走行へと指令を変え
たとき、駆動回路13ヘキヤプスタンモータ5aへの回
転指令を出力すると同時にカウンタ63へのリセットが
解除され、カウンタ63はパルス発生回路15の発生す
る第2のパルスSP2を計数できるようになる。また、
同時に、フリップフロップ82が第1の状態にセットさ
れ、その結果スイッチ2θは掛算器22の出力データを
加算器12に伝達する。
カウンタ63はパルス発生回路15の発生する第2のパ
ルスSP2を所定数計数するまでは01その後、所定数
のパルス数をカウントした時点で1を出力する。カウン
タ62の出力が1でフリップフロップ62は第2の状態
にセットされ、その結果スイッチ26はメモリ21の出
力データを加算器12に伝達する。
従って、スイッチ26はコントローラ25が停止指令か
ら走行指令へと指令を変えた直後は掛算器22の出力デ
ータを加算器12に伝達し、その後カウンタ63が所定
数筒2のパルスSP2を計数した後はメモリ21の出力
データを加算器12に伝達する。
ヘッド2a、2bの走行位置と記録されたトラックとの
相対位置として出力されるメモリ21、または、掛算器
22の出力を引算器11の出力に加算し、このメモリ2
1の出力データを零にするように制御することによって
、ヘッド2a+  2bが記録されたトラック上の中央
を走行するようにキャプスタンモータ5aを回転させる
掛算器22からは、ヘッド2a、2bの走行位置と記録
されたトラックとの相対位置として出力されるトラッキ
ング誤差データが増幅されて出力される。そのため、小
さな誤差でも大きな同期1込の駆動指令が得られ、トラ
ッキング引き込みの速度が早くなる。カウンタ63が計
数する第2のパルスSP2は、ヘッド2 al  2 
bが記録されたトラック上を通るときに検出されるもの
であり、カウンタ63が適当なパルス数を計数した後は
ヘッド2a、2bが記録されたトラック上に確実にきて
いることを保証するオントラック検出手段として動作す
る。即ち、トラッキングがかかった後にカウンタ63は
出力が1となってブリップフロップ82の状態を変え、
スイッチ26がメモリ21の出力データを伝達するよう
にして、制御利得をトラッキングがはずれにくい値に設
定して、制御ループの安定が実現される。
例えば、掛算器22の掛ける値を2程度にすれば、制御
の安定条件から得られた引込速度に比べ、約2倍のトラ
ッキング引込速度が得られる。しかも、引き込んだ後は
、スイッチ28で制御の安定条件から得られた制御利得
に設定されるため、トラッキングが脱調することもなく
、安定な再生が可能になる。
更に、第S図において、周期計数器4.基準値発生器1
0.引算器11.A/D変換器18.メモリ19.引算
器20.メモリ21.掛算器22゜スイッチ26.加算
器12.D/A変換器23゜カウンタ63.フリップフ
ロップ62は1つのICとして構成できる。特に、周期
計数器4.掛算器22.スイッチ26.カウンタ63.
フリップフロップ62はマイクロコンピュータのソフト
ウェアでも構成可能である。マイクロコンピュータのソ
フトウェアで実現した場合にはソフトのみで実現が可能
であり、ハードウェアの小型化が可能゛になるという効
果が生まれる。
発明の効果 以上のように本実施例によれば、パイロット信号の振幅
を直接A/D変換器でディジタル値で取り込み、トラッ
キングエラー量をディジタル値で得て、そのトラッキン
グエラー量を適宜増幅した値を起動時のトラッキング引
込に使用してトラッキング引込速度を速め、トラッキン
グ引込後は安定なトラッキングを行うトラッキングエラ
ー利得に設定するスイッチを設けることによって、トラ
ッキング引込の高速化と、トラッキング安定性の両立を
実現することができる。また更に、マイクロコンピュー
タのソフトウェア等で実現することによって、ハードウ
ェアの小型化にも貢献する装置を提供することが可能と
なる等、実用上の利用価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す磁気テープ再生装置の
ブロック図、第2図は同実施例の動作波形図、第3図は
同実施例における周期計数器の構成例を示すブロック図
、第4図は本発明の第2の実施例を示す磁気テープ再生
装置のブロック図、第5図は本発明の第3の実施例を示
す磁気テープ再生装置のブロック図、第6図、第7図は
記録された磁気テープの例を示すパターン図、第8図は
従来例を示す磁気テープ再生装置のブロック図である。 1・・・磁気テープ、  2a、2b・・・再生ヘッド
、3・・・回転シリンダ、  5a、5b+  6+ 
 13・・・駆動手段、  25・・・コントローラ、
  24・・・遅延回路、  14・・・同期信号検出
回路、  15・・・パルス発生回路、  17・・・
整流器、  18・・・アナログ/ディジタル変換器、
  19・・・第1のメモリ、20・・・引算器、  
21・・・第2のメモ1ハ  22・・・掛算器、  
26・・・スイッチ、  7・・・速度検出器、4.1
0.11・・・速度誤差計算器、12・・・加算器、2
3・・・ディジタル/アナログ変換器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気テープ上に形成されたトラックに、隣接トラ
    ックからのクロストークでトラッキング位置を検出する
    ためのパイロット信号と前記パイロット信号の検出タイ
    ミングを得るための同期信号が記録された磁気テープを
    用い、 再生ヘッドの取り付けられた回転シリンダと、前記磁気
    テープを走行させる駆動手段と、前記駆動手段に前記磁
    気テープを駆動するかまたは停止するかの指令を与える
    コントローラと、前記コントローラの出力指令信号を遅
    延させる遅延回路と、 前記再生ヘッドの再生信号から前記磁気テープ上のトラ
    ックに記録された同期信号を検出する同期信号検出回路
    と、 前記同期信号検出回路が前記同期信号を検出したときに
    第1のパルスを、一定時間後に第2のパルスを発生する
    パルス発生回路と、 前記パイロット信号の再生振幅を検出する整流器と、 前記整流器の出力をディジタル値に変換するアナログ/
    ディジタル変換器と、 前記アナログ/ディジタル変換器の出力を前記第1のパ
    ルスで記憶する第1のメモリと、前記第1のメモリに記
    憶されたデータと前記アナログ/ディジタル変換器の出
    力データとの差をとる引算器と、 前記引算器の出力を前記第2のパルスで記憶する第2の
    メモリと、 前記第2のメモリの出力データを所定の割合で大きくす
    る増倍器と、 前記遅延回路の出力によって前記第2のメモリの出力デ
    ータと前記増倍器の出力データを切り替えるスイッチと
    、 前記駆動手段における前記磁気テープの走行速度に対応
    する信号を発生する速度検出器と、前記速度検出器の出
    力信号の周期または周波数からその望ましいテープ速度
    に対応する値との差をディジタル値で出力する速度誤差
    計算器と、前記スイッチと前記速度誤差計算器の出力を
    加算する加算器と、 前記加算器の出力をアナログ電圧に変換するディジタル
    /アナログ変換器とを具備し、 前記ディジタル/アナログ変換器の出力を前記駆動手段
    への駆動信号とするように構成したことを特徴とする磁
    気テープ再生装置。
  2. (2)前記遅延回路に代えて、前記再生ヘッドの出力か
    ら前記再生ヘッドが磁気テープ上のトラック上をトレー
    スするようになったことを検出するオントラック検出手
    段を用いる構成とした請求項1記載の磁気テープ再生装
    置。
  3. (3)オントラック検出手段は、前記第2のパルスを所
    定時間カウントし所定数以上のカウント結果があったか
    どうかを出力する計数器を含んで成る請求項2記載の磁
    気テープ再生装置。
  4. (4)オントラック検出手段は、前記第2のパルスを所
    定時間カウントし所定数以上のカウント結果があったか
    どうかを出力する計数器と、前記コントローラの走行指
    示信号で第1の状態にセットされ前記計数器の出力で第
    2の状態にセットされるフリップフロップと、を含んで
    成る請求項2記載の磁気テープ再生装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6288165A (ja) * 1985-10-15 1987-04-22 Sony Corp トラツキング制御装置
JPS62152019A (ja) * 1985-12-26 1987-07-07 Toshiba Corp サ−ボ信号処理方式
JPS6410452A (en) * 1987-07-02 1989-01-13 Alpine Electronics Inc Tracking servo control system

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