JPH041423B2 - - Google Patents

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JPH041423B2
JPH041423B2 JP57027053A JP2705382A JPH041423B2 JP H041423 B2 JPH041423 B2 JP H041423B2 JP 57027053 A JP57027053 A JP 57027053A JP 2705382 A JP2705382 A JP 2705382A JP H041423 B2 JPH041423 B2 JP H041423B2
Authority
JP
Japan
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signal
recording
supplied
tracks
circuit
Prior art date
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JP57027053A
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JPS58143404A (ja
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Takao Takahashi
Hiroshi Yoshioka
Yukihiro Yasuda
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS58143404A publication Critical patent/JPS58143404A/ja
Publication of JPH041423B2 publication Critical patent/JPH041423B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1808Driving of both record carrier and head

Description

【発明の詳細な説明】 VTR、特に家庭用のVTRにおいては、短波長
記録技術の向上あるいは狭いトラツクの再生技術
の進歩などにより、テープ速度は遅くなる傾向に
ある。しかし、テープ速度が遅くなると、音声信
号は固定ヘツドで記録再生しているので、周波数
特性やS/Nなどが悪化してしまう。
そこで、音声信号をPCM化して記録再生する
VTRが考えられている。
第1図及び第2図はそのようなVTRの記録系
及び再生系を示す。
すなわち、第1図の記録系において、11〜1
9はカラー映像信号系、21〜24は音声信号
系、30は制御回路を示す。この制御回路30の
詳細は後述するが、これは各種の制御信号を形成
するものである。
そして、カラー映像信号が入力端子11を通じ
てローパスフイルタ12に供給されて第3図Aに
示すように輝度信号Sy(Pvは垂直同期パルスを示
す)が取り出され、この信号SyがFM変調回路1
3に供給されて例えば第4図に示すように記録可
能な帯域の高域側を占めるFM信号Sfとされ、こ
の信号Sfが加算回路14に供給される。
また、端子11からのカラー映像信号がバンド
パスフイルタ18に供給されて搬送色信号Scが
取り出され、この信号Scが周波数コンバータ1
9に供給されて第4図に示すように信号Sfの下側
の帯域を占める搬送色信号Scに周波数変換され
ると共に、このとき、この信号Scは、1フイー
ルド期間ごとに互いに周波数インターリーブする
ような搬送周波数ないし位相とされる。そして、
この信号Scが加算回路14に供給される。
従つて、加算回路14からは、第4図に示すよ
うに信号SfとScとの加算信号Stが取り出される。
そして、この信号Stが記録アンプ15を通じて
スイツチ回路16A,16Bに供給される。
また、カラー映像信号に付随する音声信号Ss
が、入力端子21を通じてPCM回路22に供給
されると共に、クロツクジエネレータ31からク
ロツクパルスQkがPCM回路22に供給されて信
号SsはPCM信号Spに変換される。
ただし、この場合、もとの音声信号Ssは、第
3図Gに示すように連続した信号であるが、第3
図に示すように各フイールド期間を期間T0〜T4
に5等分するとき、第3図Hに示すように、信号
Spは時間軸が圧縮されて期間T4に位置する信号
とされる。すなわち、信号Spは、1フイールド
期間分(これは、パルスPvから次のパルスPvま
での1フイールド期間でなくてよい)のオーデイ
オ情報を1単位とし、この1単位ごとにその時間
軸が圧縮されて期間T4に位置するPCM信号であ
る。また、このとき、信号Spにおいては、信号
Ssの1単位分(1フイールド期間分)ごとにエ
ラー訂正及びエラー修正のための処理が行われて
いるものであり、例えば、その1単位内でインタ
ーリーブが行われると共に、3ワードごとに
CRC及びパリテイービツトの付加などが行われ
ている。また、信号Spは、期間T4ごとの先頭に
ランニングイン(プリアンプル)を有している。
そして、この信号Spが例えばFSK変調回路2
3に供給されてFSK信号Su、すなわち、第5図
に示すように高域側に分布する信号Suとされ、
この信号Suが記録アンプ24を通じてスイツチ
回路16A,16Bに供給される。
また、制御回路30において、第3図Dに示す
ように偶数フイールド期間Tbの期間T4に“1”
になる制御信号Qaが形成されると共に、第3図
Eに示すように奇数フイールド期間Taの期間T4
に“1”になる制御信号Qbが形成され、この信
号Qa,Qbがスイツチ回路16A,16Bに制御
信号として供給され、スイツチ回路16A,16
Bからは第3図Iに示すようにQa,Qb=“1”
のときには信号Suが取り出され、Qa,Qb=
“0”のときには信号Stを有する信号Sa,Sbが
取り出される。すなわち、信号Saは、偶数フイ
ールド期間Tbの期間T4に信号Suを有すると共
に、残る全期間は信号Stを有し、信号Sbは、奇
数フイールド期間Taの期間T4に信号Suを有する
と共に、残る全期間に信号Stを有する。
そして、この信号Sa,Sbが回転磁気ヘツド1
A,1Bに供給される。
このヘツド1A,1Bは、第6図にも示すよう
に互いに180゜の角間隔を有し、回転軸3を通じて
モータ4によりフレーム周波数で回転させられ、
この回転周面に対して磁気テープ2が216゜強の角
範囲にわたつて斜めに巡らされると共に、このテ
ープ2はキヤプスタン及びピンチローラ(図示せ
ず)により一定の速度で走行させられている。
さらに、ヘツド1A,1Bは、その作動ギヤツ
プの角度、すなわち、アジマス角が互いに違えら
れている。
また、ヘツド1A,1Bの回転は、サーボ制御
により輝度信号Syに同期させられる。すなわち、
制御回路30から輝度信号Syの垂直同期パルス
Pvに同期したフレーム周期のパルスPrが取り出
され、このパルスPrがサーボ回路42に供給さ
れると共に、ヘツド1A,1Bの例えば回転軸3
にパルス発生手段43に設けられてヘツド1A,
1Bの1回転ごとに1つのパルスPgが取り出さ
れ、このパルスPgがサーボ回路42に供給され、
サーボ回路42の出力がモータ4に供給され、第
6図に示すように、ヘツド1A,1Bの一方がテ
ープ2の進入点から36゜の点にあり、他方がテー
プ2の退出点にある時点が、垂直同期パルスPv
の時点に一致するように回転位相が制御される。
従つて、期間Tbの期間T4と、これに続く期間
Taにヘツド1Aがテープ2を走査し、期間Taの
期間T4と、これに続く期間Tbにヘツド1Bがテ
ープ2を走査するので、テープ2には、信号Sa,
Sbが第7図に示すようなフオーマツトで記録さ
れる。すなわち、第7図において、6Tはテープ
2の走行方向、6Hはヘツド1A,1Bの走査方
向を示す。そして、このテープ2には、ヘツド1
Aにより信号Saがトラツク2aとして、ヘツド
1Bにより信号Sbがトラツク2Bとして交互に、
かつ、互いに隣接して形成される。また、このと
きテープ2はヘツド1A,1Bの回転周面に対し
て216゜強の角範囲にわたつて巡らされているの
で、第3図Jにも示すようにトラツク2A,2B
の長さは、そのテープ巻き付け角216゜に対応した
長さとなると共に、その後方の180゜の区間が一般
のヘリカルスキヤン型のVTRにおける映像トラ
ツクに対応し、ここに信号Stが1フイールド期間
ごとに記録される。そして、トラツク2A,2B
の前方の36゜のオーバースキヤン区間には、信号
Suが記録される。
また、制御回路30からのパルスPrが記録ア
ンプ44を通じて磁気ヘツド45に供給され、第
7図に示すようにテープ2の縁部に再生時のコン
トロールパルス用のトラツク2Cとして記録され
る。
以上のようにして第1図のVTRでは、カラー
映像信号及びこれに付随する音声信号Ssが記録
される。
ここで、制御回路30について説明しよう。
端子11のカラー映像信号が同期分離回路34
に供給されて垂直同期パルスPvが取り出され、
このパルスPvが分周回路35に供給されて第3
図Bに示すように奇数フイールド期間Taの開始
時点ごとのパルスPrに分周され、このパルスPr
がカウンタ32にリセツト入力として供給され
る。また、このカウンタ32には、クロツクジエ
ネレータ31からクロツクパルスがカウント入力
として供給される。
従つて、簡単のため、カウンタ32がカウント
するクロツクパルスの周波数が、フイールド周波
数の5倍の周波数であるとすれば、カウンタ32
はパルスPrでリセツトされるので、カウンタ3
2のカウント値N32は、第3図Cに示すように、
奇数フイールド期間Taの期間T0〜T4には「0」
〜「4」となり、偶数フイールド期間Tbの期間
T0〜T4には「5」〜「9」となる。
そして、このカウント値N32がデコーダ33に
供給され、デコーダ33からは、第3図Dに示す
ように、N32=「9」のとき、及びN32=「4」の
ときそれぞれ“1”となる制御信号Qa,Qbが取
り出される。そして、この信号Qa,Qbが上述の
ようにスイツチ回路16A,16Bに供給され
る。
また、デコーダ33からは、信号QaとQbとの
オア信号、すなわち、第3図Fに示すように、期
間T4ごとに“1”となる制御信号Qpも取り出さ
れ、この信号QpがPCM回路22にPCM信号Sp
の位置を指定する信号として供給される。
一方、第2図の再生系においては、ヘツド45
によりテープ2のトラツク2CからパルスPrが
再生され、このパルスPrがサーボ回路42に供
給され、ヘツド1A,1Bは記録時と同じ関係で
トラツク2A,2Bを走査するようにサーボ制御
される。こうして、ヘツド1A,1Bからは信号
Sa,Sbが第3図Kに示すように交互に取り出さ
れ、この信号Sa,Sbがスイツチ回路51に供給
される。
この場合、ヘツド1A及びトラツク2Aと、ヘ
ツド1B及びトラツク2Bとでは、アジマス角が
異なるので、トラツク2A,2Bが隣接していて
も、再生された信号Sa,Sbのうち、信号Sp,Su
にはアジマス損失によりトラツク間クロストーク
があまり生じていない。また、信号Sa,Sb中の
信号Scにはトラツク間クロストークを生じてい
るが、これは本来の信号Scに対してインターリ
ーブしている。
また、ヘツド45からのパルスPrがカウンタ
32にリセツト入力として供給されると共に、そ
のカウント値N32がデコーダ36に供給され、デ
コーダ36からは第3図Lに示すようにフイール
ド期間TaとTbとで反転する信号Qvが取り出さ
れる。
そして、この信号Qvがスイツチ回路51に制
御信号として供給されてスイツチ回路51からは
加算信号Stが連続して取り出され、この信号Stが
再生アンプ52を通じてバンドバスフイルタ53
に供給されてFM信号Sfが取り出され、この信号
Sfがリミツタ54を通じてFM復調回路55に供
給されて輝度信号Syが復調され、この信号Syが
加算回路56に供給される。
また、アンプ52からの信号Stがローパスフイ
ルタ61に供給されて搬送色信号Scが取り出さ
れ、この信号Scが周波数コンバータ62に供給
されると共に、AFC/APC回路63から周波数
変換用の交番信号がコンバータ62に供給されて
信号Scはもとの搬送周波数に周波数変換される
と共に、時間軸誤差が補正され、この信号Scが
C型くし型フイルタ64に供給されてトラツク間
クロストーク成分が除去されてから加算回路56
に供給される。
従つて、加算回路56において、輝度信号Sy
と搬送色信号Scとが加算され、端子57にもと
のカラー映像信号が取り出される。
また、ヘツド1A,1Bからの信号Sa,Sbが
スイツチ回路71A,71Bに供給されると共
に、デコーダ33から信号Qa,Qbがスイツチ回
路71A,71Bに制御信号として供給され、
Qa,Qb=“1”のときスイツチ回路71A,7
1Bがオンとされて第3図Mに示すように信号
Su,Suが交互に取り出され、この信号Su,Suが
加算回路72に供給されて第3図Hに示すように
各フイールド期間ごとの信号Suとされ、この信
号Suが再生アンプ73を通じてFSK復調回路7
4に供給されて第3図Hに示すようにPCM信号
Spが復調される。そして、この信号SpがPCM復
調回路75に供給され、また、クロツクジエネレ
ータ31からクロツクパルスQkが復調回路75
に供給されると共に、デコーダ33から信号Qp
が復調回路75に供給され、PCM信号Spから音
声信号Ssが復調される。なお、このとき、時間
軸伸張と共に、エラー訂正及びエラー修正なども
行われる。そして、この音声信号Ssが端子76
に取り出される。
以上のようにして第1図及び第2図のVTRで
は音声信号SsがPCM化されて記録再生されるの
で、テープ2の走行速度が遅くなつても音声信号
Ssの周波数特性やS/Nなどの劣化がなく、優
れた音質を得ることができる。
また、テープ2上において、カラー映像信号と
音声信号Ssとの記録位置が異なるので、すでに
記録が行われたテープ2に対して新たな音声信号
Ssだけを再記録する、いわゆるアフレコを行う
こともできる。
ところで、このようなVTRにおいては、トラ
ツク2A,2Bが隣接しているので、再生時、ヘ
ツド1A,1Bの走査位置がずれると、本来の信
号Sa,Sbのレベルが低下すると同時に、隣りの
トラツク2B,2Aからのクロストークが増加す
ることになり、従つて、再生された信号Sa,Sb
のS/Nは急激に悪くなり、再生画質が低下する
と共に、音質も低下してしまう。しかも、この画
質及び音質の低下が、ヘツド1A,1Bの走査位
置のずれに対応して変動するので、極めて質の悪
い再生画像や再生音となつてしまう。
そこで、このようなVTRにおいては、ヘツド
1A,1Bのトラツク幅Whをトラツク2A,2
Bの幅Wtよりも広くしておくことが考えられる。
すなわち、第8図は記録時におけるヘツド1
A,1Bとトラツク2A,2Bとの関係を示すも
ので、テープ速度及びヘツド1A,1Bのトラツ
ク幅Whなどが選定され、記録時にはヘツド1A
または1Bによりトラツク2Aまたは2Bが形成
されるとき、ヘツド1Aまたは1Bがその1つ前
のトラツク2Bまたは2Aの縁部(斜線部分)を
Δwだけオーバーラツプして走査するようにさ
れ、このオーバーラツプにより1つ前のトラツク
2Bまたは2Aの縁部(斜線部分)は、消去ない
し減衰させられる。従つて、最終的には、トラツ
ク2A,2Bの幅Wtは、ヘツド1A,1Bの幅
Whよりも幅Δwだけ狭くなり(Wt=Wh−Δw)、
かつ、トラツク2A,2Bは互いに接することに
なる。
そして、再生時、サーボ回路42において普通
にサーボ制御を行えば、ヘツド1A,1Bは記録
時と同じ位置関係でトラツク2A,2Bを走査す
るので、このとき、第9図に示すように、ヘツド
1A,1Bのテープ巻き取り側端部が、トラツク
2A,2Bの縁部に一致することになる。
そこで、再生時には、サーボ回路42におい
て、パルス発生手段43からのパルスPgが幅
Δw/2に対応した時間Δτ/2だけ遅延されてヘ
ツド1A,1Bのトラツキングサーボが行われ
る。従つて、再生時には、第10図に示すよう
に、ヘツド1A,1Bは、その両端部が、Δw/
2づつトラツク2A,2Bからはみ出してトラツ
ク2A,2Bを走査し、すなわち、ヘツド1A,
1Bの中心が、トラツク2A,2Bの中心に一致
するようにトラツキングサーボされる。
従つて、再生時、ヘツド1A,1Bがトラツク
2A,2Bのいずれの幅方向にずれても、そのず
れがΔw/2以内であれば、信号Sa,Sbの再生レ
ベルが一定であると共に、トラツク間クロストー
クの増加がない。従つて、ヘツド1A,1Bの走
査位置がずれても再生信号Sa,SbのS/Nが悪
化することがないので、画生画質や音質の低下も
ない。また、常に一定の画質及び音質が確保さ
れ、安定な再生ができる。
ところが、この第8図及び第10図で説明した
記録再生方法では、通常の記録及び再生に対して
は最良の画質及び音質を確保できるが、アフレコ
に対しては音質が悪くなつてしまう。
すなわち、アフレコ時には、トラツク2A,2
Bのうち、信号Suの記録されている36゜のオーバ
ースキヤン区間だけが再記録されるが、このアフ
レコ時には、VTRは第2図に示すようにサーボ
系は再生モードであり、ヘツド1A,1Bがトラ
ツク2A,2Bをトラツキングするようにサーボ
制御されている。そして、このとき、第10図で
説明したように、ヘツド1A,1Bは、その中心
がトラツク2A,2Bの中心に位置するようにサ
ーボ制御されているので、第11図において、ト
ラツク2nからアフレコが行われたとすれば、そ
の1つ前のトラツク2o-1は、その幅が本来の幅
WtよりもΔw/2だけ狭くなつてしまう。
従つて、トラツク2o-1の信号Suの区間を再生
したときには、そのS/Nが悪くなつてエラーが
増加し、音質の低下などを招いてしまう。
また、アフレコの行われたトラツク2n,2o+
,2o+2,…は、その信号Suの記録区間が、信号
Stの記録区間に対してトラツク中心がΔw/2だ
けずれてしまう。
そして、再生時には、ヘツド1A,1Bのトラ
ツキングサーボは、第10図に示すようにトラツ
ク2A,2Bの信号Stの区間を基準として行われ
るので、信号Suの区間に対してトラツキングエ
ラーが出やすくなり、やはり音質の低いを招いて
しまう。
さらに、画像及び音声を継ぎ取りした場合も、
再生モードから記録モードに入るので、その再生
モードの最後のトラツクは、記録モードの最初の
トラツクにより幅が狭くなつてしまい、同様の問
題を生じてしまう。
この発明は、これらの問題点を解決しようとす
るものである。
以下その一例について説明しよう。
第12図において、81はこのVTRをアフレ
コモードにするためのスイツチ、82はこの
VTRの動作モードを制御するためのシステムコ
ントロール回路を示し、このシステムコントロー
ル回路82からは、再生モードでは“0”で、ス
イツチ81をオンにしている期間には“1”とな
る制御信号Qsが取り出される。また、83は遅
延回路を示し、これはサーボ回路42の応答速度
に対応した所定の遅延時間を有する。
さらに、第13図は再生系のサーボ回路42を
示すもので、93は遅延時間がΔτ/2の遅延回
路、95は位相比較回路である。
そして、通常の再生時には、第14図Aの時点
t1以前に示すように、Qs=“0”であり、スイツ
チ回路92は第13図の状態にある。従つて、パ
ルス発生手段43からのパルスPgは、整形アン
プ91を通じて遅延回路93に供給されて期間
Δτ/2、すなわち、幅Δw/2に対応した期間だ
け遅延され、この遅延パルスPbがスイツチ回路
92を通じて比較回路95に供給される。
また、ヘツド45からのコントロールパルス
Prが再生アンプ96を通じて比較回路95に供
給され、その比較出力がアンプ97を通じてモー
タ4に供給される。
従つて、ヘツド1A,1Bはトラツク2A,2
Bを走査するようにサーボ制御されると共に、こ
のとき、遅延回路93の遅延により、第10図に
示すように、ヘツド1A,1Bの中心がトラツク
2A,2Bの中心に一致するようにトラツキング
が行われる。
そして、このような再生状態にある場合におい
て、第14図Aに示すように、任意の時点t1にア
フレコスイツチ81をオンすると、第14図Bに
示すように、時点t1からQs=“1”になるので、
この時点t1からスイツチ回路92が第13図とは
逆の状態に切り換えられ、アンプ91からの遅延
していないパルスPgがスイツチ回路92を通じ
て比較回路95に供給されるようになる。
従つて、時点t1からヘツド1A,1Bの走査位
置は次第にずれはじめ、サーボ回路42の応答速
度で決まる時間後の時点t2には、第9図に示すよ
うに、記録時と同じ位置関係となり、以後、この
位置関係でヘツド1A,1Bはトラツク2A,2
Bを走査するようになる。
そして、信号Qsは遅延回路83にも供給され
て第14図Cに示すように時点t2に“0”から
“1”になる遅延信号Qdが取り出される。そし
て、この信号Qdと信号Qsとがアンド回路84に
供給されて第14図Dに示すように時点t2
“0”から“1”になる信号Qrが取り出され、こ
の信号Qrが記録系21〜24に制御信号として
供給され、時点t2から音声信号系は記録モードと
される。従つて、時点t2からアフレコモードとな
る。
そして、任意の時点t3にスイツチ81をオフに
すると、Qs=“0”になるので、Qr=“0”にな
り音声信号系は再生モードとなり、すなわち、ア
フレコは終了する。なお、このとき、同時に、ス
イツチ回路92が図の状態となり、以後、第10
図に示すように、ヘツド1A,1Bのトラツキン
グサーボが働くようになる。
こうして、この発明によれば、アフレコが行わ
れるが、この場合、特にこの発明によれば、アフ
レコ時にも記録時と同じ位置関係でヘツド1A,
1Bがトラツク2A,2Bを走査するので、アフ
レコが行われる直前のトラツク2o-1の信号Suの
区間のトラツク幅が狭くなることがない。また、
アフレコの行われたトラツクにおいて、信号Su
の区間と、信号Stの区間で中心がずれることもな
い。従つて、アフレコを行つても、常に最良の音
質を得ることができる。
なお、上述において、継ぎ取りの場合には、時
点t2に信号Qrにより映像信号系も記録モードにす
ればよい。
さらに、パルスPgをΔτ/2だけ遅延する代わ
りにパルスPrを(1フレーム期間−Δτ/2)だ
け遅延してもよい。また、ヘツド1A,1Bの回
転位相を制御する代わり、テープ2の走行を制御
して同様のトラツキングとすることもできる。さ
らに、ヘツド1A,1Bをバイモルフ板のような
電気・機械変換素子で支持しておき、これに信号
Qsを供給してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図、第14図はこの発明を説明
するための図、第12図、第13図はこの発明の
一例の系統図である。 12〜24は記録系、51〜75は再生系、3
0は制御回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トラツクが隣接して形成されると共に、隣り
    合うトラツクにおいてはアジマス角が異なり、か
    つ、上記トラツクよりも幅の広い磁気ヘツドによ
    り記録再生を行うヘリカルスキヤン型のVTRで
    あつて、 上記隣り合うトラツクの延長上の主体部分には
    ビデオ信号を、そのオーバーラツプ部分には
    PCM音声信号を記録するフオーマツトを有し、 上記ビデオ信号とPCM音声信号の通常の記録
    に当たつては、記録再生ヘツドにより隣接する記
    録トラツクの一部に重ね記録するようにし、更に
    上記信号の通常の再生に当たつては、上記記録再
    生ヘツドを記録済みトラツクの略中央となるよう
    に位置制御し、かつ、上記PCM音声信号の記録
    されているトラツク部分の再記録に当たつては、
    この再記録に前もつて、上記記録再生ヘツドの巻
    き取り側端部の位置を上記PCM音声信号の記録
    されているトラツク部分の縁部に一致させるよう
    にしたことを特徴とするVTR。
JP57027053A 1982-02-22 1982-02-22 Vtr Granted JPS58143404A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57027053A JPS58143404A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 Vtr

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JP57027053A JPS58143404A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 Vtr

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JPS58143404A JPS58143404A (ja) 1983-08-26
JPH041423B2 true JPH041423B2 (ja) 1992-01-13

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ID=12210324

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JP57027053A Granted JPS58143404A (ja) 1982-02-22 1982-02-22 Vtr

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