JPS63243573A - 密封カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、軸禁痺にダイナミックに働くシールとカバー
フランジ部のスタティックに働くシールを有していてダ
イナミックシールは多くの場合カバーの当該部に加硫取
付けされ、場合によってはばねの力が及ぼされている弾
力のあるシールリップで成り、スタティックシールはカ
バーフランジ部のへこみ部分の中に加硫取付けされて軸
方向に突出している弾力のあるシールストリップで成っ
ている、特に自動車のクランクシャフトハウジングや変
速機ノ・クランクのようなハウジングの軸貫通部の密封
カバーに関す通常は互に９０°の角度をなす２つのフラ
ンジ面、すなわちクランクケースとの気密な結合のため
有している、特に下方でオイルパンがフランジ結合され
る自動車のクランクシャツトノ・クランクのようなハウ
ジングの軸貫通部の密封カバーに関する。

〔従来の技術〕

上記の種類の密封カバーがＤＥ　　Ｐ８３３０５７Ｇ５
によって公知である。この密封カバーはアルミニウムダ
イカスト製品であって、その内部にお合されるべき半径
方向フランジ面とオイルパンと結合されるべき軸方向の
フランジ面とのシールのためには、フランジ面の溝の中
に加硫取付げされた弾力のあるシールストリップの形で
シール面が設けられている。シールストリップが入る溝
がさらに半径方向と軸方向にあることによってダイナミ
ックに働くシールのためのシールリングとの連結が達せ
られているので、シール要素の加硫が、特にはそれがト
ランスファーモルディングや圧縮モルディングで行われ
る場合、極めて簡単である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記の公知の密封カバーを発展させた本発明は、密封カ
バーの本体部を簡単にすること、特にはそれの加工の手
間を最小限にすることを目的としている。

〔問題点を解決するだめの手段〕

この目的は本発明によれば、密封カバーが実質上深鍋形
の断面を有するように板から成形されたもので、軸方向
位置を異にする３つの半径方向面を有しており、板の元
来の面で、密封相手のハウジングとの結合のための半径
方向フランジ面と、これとは段付きで食違っていてシー
付けるための第３の半径方向面とが形成されている。密
封カバーを、軸方向位置を異にする３つの半径方向面を
有する形に板を成形したものとすることにより、後での
機械加工が省略されうる。

従来のアルミニウムダイカスト製品の場合のようにシー
ルストリップを収容する溝をフライス加工で作る必要は
もはやなくなる。深鍋形に板を成形するときに序でに作
られた中間の半径方向面がシールストリップの収容／取
付けに用いられる。深鍋形の基礎部のところが段付きに
なっていることによシ、非圧縮性材料でできたシールス
トリップであっても、組立て状態では半径方向に逃げる
ことができる。

軸部に対するダイナミックシールと、通常は互に９０°
の角度をなす２つのフランジ面、すなわちクランクシャ
ツ］・ハウジングとの気密な結合のため半径方向に伸び
た面とオイルパンとの気密な結合のため軸方向に伸びた
面とのスタティックシールを有していて、ダイナミック
シールは場合によってはばねの力が及ぼされている弾力
のあるシールリッグで成シ、両フランジ面のスタティッ
クシールは加硫取付けされて軸方向にそしてまた半径方
向にフランジ面から突出しているシールストリップで成
っている、特に下方でオイルパンがフランジ結合される
クランクケースのようなハウジングの軸貫通部の密封カ
バーの場合には、本発明のもう１つの着想によって、半
径方向のフランジ面の面内と半径方向フランジ面の軸方
向フランジ面への移行領域において、両フランジ面のシ
ールのためのシールス）　ＩＪツブの収容または取付け
のための引込んだ位置のもう１つの面ができるように深
鍋形がそこで段付きになっている。したがってこの引込
んだ位置の第３の半径方向面を設けることで、中断なし
に２平面内を伸びる角形のシールストリップを、半径方
向と軸方向のフランジ面が９０°の角度をなして和会す
る領域に取付けることが可能になる。さらに、この板か
らの成形品の断面が段付きの形になっていることがこの
成形品の補強に貢献しておシ、したがって、この品は比
較的薄い板から作られうるし、その故に製品状態では公
知のアルミニウムダイカスト製品よりは実質的に軽くな
る。

本発明を発展させて提案される実施態様においては、シ
ールストリップが実質上、深鍋杉板成形品での引込んだ
位置にある面の丸味のついた角部の移行領域に加硫取付
けされている。板から成形するとき角部にできる丸味は
、シール機能上必要なこととして軸方向にそしてまた半
径方向に突出する領域が比較的に幅の狭い四角形断面を
有するべきだとされるシールストリップを取付けるため
の比較的に広い取付は面積、を提供している。

さらに提案される実施態様では、軸方向フランジ面に平
行に直線的に伸びているシールストリップが、半径方向
フランジ面そしてまた軸方向フランジ面と鋭角をなして
それらフランジ面から突出している。

また、シールストリップの表面が互に平行に走る幾つか
のシール面用の膨らみを有するようにその断面形状を作
ることも考えられる。

〔実施例〕

以下においては図面に示す本発明の詳細な説明する。

第１図から第４図までに示された密封カバーは、下側に
オイルパンがフランジ結合される自動車のクランクシャ
フトハウジングの密封に用いられる。わかりやすくする
ため、市販のものと同様の形の密封カバーだけを示して
いるっこの密封カバーは薄板体１を深鍋形に成形したも
ので、組立状態では貫通するクランク軸（図示せず）の
軸封のためのエラストマー材料でできているダイナミッ
クシール（ｄｙｎａｍｉｓｃｈｂｅｌａｓｔｃｔ）とし
てのシールリング（シールリップ）２と、一体に相互に
結合された形のやはりエラストマー材料でできたスタテ
ィックシールとしてのシールストリップ３と４を有して
いる。

この仮からの成形品は３つの半径方向フランジ面を有し
ていて、フランジ面５にはシールリング２が、そしてフ
ランジ面６から軸方向に引込んだ位置にあるフランジ面
７の領域てはシールス）　ＩＪツブ３と４が加硫取付け
されている。シールストリップ３と４とは、板から成形
されてできた半径方向面６と７の間の丸味のついた領域
の中での比較的に広い取付は面積をもって、板からの成
形品に取付けられ、比較的に幅の狭い突起面８が形成さ
れるべく軸方向に伸びていて、この突起面８はフランジ
面６から突出している。組立て状態では、この板からの
成形品１は、孔９に通されるボルトによって、フランジ
面６においてクランクシャツトノ・ウジング（図示せず
）に圧着取付けされる。この際このフランジ枯合部はシ
ールストリップ３、特に軸方向に突出している突起面８
によってシールされる。

下方からクランクケースにボルトで取付けられるオイル
パン（図示せず）のシールのｆ＃ｌ＠をするのはシール
ストリップ４であって、これは、第２図で見られるよう
に、半径方向フランジ面６からもまた軸方向フランジ面
１０からも鋭角をなして突出している。ボルトでのオイ
ルパンの取付けのために、密封カバーには２つのナラ）
ｋｌが溶接取付けされている（第１凹径１徨）。

終りに言及してお（さきこととして、心合わせピンを受
入れるための孔１２が設けられてい本第５図では、板か
ら簡単に成形された環状の密封カバー１′を示しており
、ここではシールストリップ３′がその表面領域で２つ
の同心円状に走る膨らみＬ　３　、１．４が形成される
ような断面形状を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による１つの密封カバーの正面図、第２
図は第１図のｎ−ｕ矢視断面図、第３図は第１図のｌｌ
ｌ−ＩＩＩ矢視断面図、第４図は第［図の１部分の■視
図、第５図は別の本発明による環状の密封カバーの１部
分の断面図である。 １・・・・・・密封カバー ２・・・・・・シールリップ（シールリンク）：３，４
・・・・・・シールストリップ５・・・・・・第３の半
径方向面 ６・・・・・半径方向フランジ面 ７・・・・・・第２の半径方向面 ８・・・・・突出部 １０・・・軸方向フランジ面。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ハウジング、特に自動車のクランクシヤフトハウジ
   ングやギヤハウジングのための、シヤフトに貫通された
   密封カバーであつて、シヤフトにダイナミックに働くシ
   ールとカバーフランジ部のためにスタテイックに働くシ
   ールとを有し、前記ダイナミックに働くシールが、密封
   カバーに加硫取付され、必要ならばバネ荷重がおよぼさ
   れている少くとも一つの弾性のあるシールリップで成り
   、前記スタテイックに働くシールがカバーフランジ部の
   へこんだ所で加硫取付けされ、軸方向に突き出ている弾
   性のあるシールストリップで成つている密封カバーにお
   いて、 前記密封カバーが実質上深鍋形の断面を有 するように成形された薄板体（１）から成り、軸方向の
   位置を異にする３つの半径方向面 （５、６、７）を有しており、薄板体（１）の底面であ
   る半径方向フランジ面（６）は密封できるハウジングと
   の結合のために役立ち、これとは段付きで食違つて設け
   られている第２の半径方向面（７）はシールストリップ
   （３、４）を受入れるのに役立ち、第３の半径方向面は
   ダイナミックに働くシールリップ（２）の取付けに役立
   つことを特徴とする密封カバー。 ２、ハウジング、特に下部でオイルパンがフランジ結合
   されるクランクシヤフトハウジングのための、シヤフト
   に貫通された密封カバーであつて、シヤフトに対してダ
   イナミックに働くシールと、通常は互に９０度で交わり
   、スタテイックにシールされるべき２つのフランジ面と
   を有し、その２つのフランジ面の一方は、クランクシヤ
   フトハウジングとの気密な結合のため半径方向に伸び、
   他方はオイルパンとの気密な結合のため軸方向に伸び、
   また、ダイナミックに働くシールは必要な場合はばね荷
   重が及ぼされており、弾力のある、加硫取付けされた少
   くとも１つのシールリップで成り、一方、両フランジ面
   のスタテイ ックに働くシールとしては、軸方向または半径方向にフ
   ランジ面から突出しているシールストリップが加硫取付
   けされている密封カバーにおいて、 前記密封カバーが、実質的に深鍋形に成形 された薄板体（１）から成り、半径方向フランジ面（６
   ）の面内と半径方向フランジ面（６）の軸方向フランジ
   面（１０）への移行領域において、両フランジ面（６、
   １０）のシールのためのシールストリップ（３、４）の
   収容または取付けのための引込んだ位置のもう１つの面
   （７）ができるように軸方向に段付きの形となつている
   ことを特徴とする密封カバー。 ３、シールストリップ（３、４）が、実質上フランジ面
   （６）からは引込んだ位置にあるフランジ面（７）の丸
   味のついた角部の移行領域に加硫取付けされている特許
   請求の範囲第１項または第２項に記載の密封カバー。 ４、シールストリップ（３）が、ほぼ四角形であつて、
   半径方向フランジ面（６）から軸方向に突き出ている断
   面形状（８）を有している特許請求の範囲第３項に記載
   の密封カバー。 ５、軸方向フランジ面（１０）に平行に直線的に伸びて
   いるシールストリップ（４）が軸方向フランジ面（１０
   ）と鋭角をなしてそれから突出している特許請求の範囲
   第３項に記載の密封カバー。 ６、シールストリップ（３′）が、重復して形成された
   断面形状を有している特許請求の範囲第１項ないし第３
   項のいずれか１項に記載の密封カバー。