JPS63239654A - 記録カ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く本発明の産業上の利用分野〉 本発明は、記録されている情報に基づいて、機器の利用
を可能ならしめる記録カードに関し、特に、記録されて
いる情報の一部が、その利用度に応じて変更される記録
カードに関するものである。

〈従来技術〉 例えば、カード式の公衆電話機や券売機の機器を利用す
るにあたって、利用者は、所定金額相当の価値情報を含
む情報が予め記録された記録カードを購入しておき、こ
の記録カードを機器内に挿入することによって、使用時
間や使用金額等の利用度に応じた分、記録されている価
値情報が減額記録されて、料金の′ｗｉ算が行なわれる
。

この種の記録カードでは、金額や度数等の価値情報を含
む情報が、カード基板上に形成された磁気記録体に記録
されており、この記録カードの利用毎に、減額された価
値情報の磁気的な書込みが利用機器によってなされる。

しかして、情報を磁気的に記録するのみでは、この情報
が容易に読みとられてしまい、記録カードの偽造や再使
用が行なわれる危険がある。

このため、従来の記録カードでは、利用度に応じて変更
される情報が磁気的に出込まれる他に、磁気記録体の利
用度に応じた所定位置にパンチ穴があけられ、磁気情報
の一部が順次欠落されるようにしている。

したがって、この記録カードの正当性の判定は、磁気記
録体に記録されている磁気情報（パンチ穴によって欠落
されている磁気情報も含む）と記録カードに対するパン
チ穴の位置とが所定の関係にあるか否かによって行なわ
れる。

なお、記録カードの所定位置にパンチ穴をあけ、またパ
ンチ穴の位置を検出するために、瓢器内のカード処理装
置では、この記録カードを搬送するための回転駆！ｌｌ
Ｊ装置（例えばモータ）の回転角度や回転数を検出し、
この検出信号に基づいて、記録カードのパンチ穴のあけ
るべき位置に記録カードを搬送したり、すでにあけられ
ているパンチ穴の記録カードに対する位置°を検出する
ようにしている。

く本発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、上記のような記録カードであっても、未
使用、即ちパンチ穴のおいていない記録カードから磁気
情報が読みとられて、この磁気情報の転写された偽造カ
ードが作成される危険がある。

また、このような記録カードから情報を読みとるための
カード処Ｂ　Ｈ置において、パンチ穴位置の読みとりや
、パンチすべき所定位置への記録カードの移動は、モー
タを含む駆動系の回転角度や移動距離等の検出信号によ
って間接的に制御されているため、この駆動系のスリッ
プ等の影響で情報の読みとりの誤りやパンチ位置のズレ
が生じやすい。

したがって、記録カードの情報フォーマット、特にパン
チ穴によって欠落される磁気情報部分のフォーマットを
精密にすることができず、記録カードに対する偽造等の
不正行為が行ないやすいという問題があった。

く本発明の手段〉 上記問題点を解決するために、本発明の記録カードでは
、少なくとも利用度を示す情報の読み書きが磁気的に可
能な磁気記録体を、カード基板の一方の面に、また、光
学的に読みとり可能な情報が記録された光学記録体をカ
ード基板をはさんで磁気記録体の反対面に重なるように
して形成し、さらに、規則的に配列され、光学的に読み
とり可能なパターンからなる位置検出用記録体をカード
基板のいずれかの面にカード搬送方向に゛沿って形成し
ている。

く作用〉 したがって、この記録カードは、位置検出用記録体の規
則的に配列されたパターンから検出される信号に基づい
て搬送制御され、磁気記録体と光学記録体から情報が読
みとられる。

く本発明の一実施例〉　（第１〜２図）以下、図面に基
づいて本発明の一実施例を説明する。

第１図（ａ＞および第１図（１））は、本発明の一実施
例の記録カード１を示す図である。

図において、記録カード１には、プラスデック等からな
る矩形に形成されたカード基板２の一方の面２ａに、そ
の長さ方向に沿って帯状に形成された磁気記録体３が設
けられている。

この磁気記録体３は、磁気ヘッド等によって情報の出き
込みや読みとりができるように磁性材料等によって形成
されている。

カード基板２の他方面２ｂには、このカード基板２をは
さんで、磁気記録体３の反対面に重なるように帯状に形
成された光学記録体４が設けられている。

この光学記録体４は、光学センサ等による情報の読みと
りができるように、光学的に反射または吸収する材料に
よって情報が記録されている。

また、カード基板２の他方面２ｂには、光学記録体４と
平行に帯状に形成された位置検出用記録体５が設けられ
ている。

この位置検出用記録体５は、光学記録体４と同様に光学
的に反射または吸収する材料によって形成されており、
その長さ方向に沿って規則的に光を反射吸収づるストラ
イブパターン５ａが所定数配列されている。

したがって、このストライブパターン５ａを検出（計数
）した信号によって、この記録カード１を所定位置に停
止させ、磁気記録体３または光学記録体４の表面からパ
ンチ穴をあけると、磁気記録体３および光学記録体４に
記録されている情報の一部がともに欠落され情報の内容
が変更されることになる。

また、カード基板２にあけられたパンチ穴の位置は、ス
トライブパターン５ａを検出することによって正確に求
められる。

次に、上記の磁気記録体３および光学記録体４に記録さ
れている情報の一例について、第２図に基づいて説明す
る。

第２図は、位置検出用記録体５に対する磁気記録体３お
よび光学記録体４に記録された情報の一例を示す図であ
る。

この情報フォーマットは、磁気記録体３および光学記録
体４に記録され″ている情報をパンチ穴によって順次変
更するように形成されたものであり、磁気記録体３の先
頭には、度数や金額等を示す価値情報Ａが磁気記録され
、他の部分には、Ｎ個の可変情報８１〜Ｂｎが記録され
ている。

この可変情報８１〜Ｂｎは、パンチ穴および磁気古き込
みによって可変される。

また、光学記録体４の先頭には、この記録カード１の識
別コードや演算コード等の固定情報Ｃがバーコード状に
記録されており、他の部分には、磁気記録体３の可変情
報Ｂ１〜Ｂｎに対応づる位置にバーコード状に記録され
たＮ個の情報（パンチ穴によって可変する情報）Ｄ１〜
Ｄｎが記録されている。

なお、これらの情報は、予め位置検出用記録体５のスト
ライブパターン５ａに同期するように記録されている。

したがって、この記録カード１は、ストライブパターン
５ａに同期して読みとられるこれら４つの情報およびパ
ンチ穴の位置情報が所定の関係にあるか否かによって、
その正当性が判定されることになる。

く本発明の他の実施例〉 なお、上記実施例では、ストライブ状のパターンからな
る位置検出用記録体５を光学記録体４と同一面に形成し
ていたが、位置検出用記録体を磁気記録体２と同一面の
全面にわたって形成してもよいし、また、この規則的な
パターンは、ストライブ状のものだけでなく、丸や四角
等のパターンを配列したものであってもよい。

さらに、情報のフォーマットについても上記実施例に限
定されるものではないことは勿論である。

く本発明の効果〉 本発明の記録カードは、上記説明のように磁気記録体と
光学記録体とをカード基板をｔよさんで重なるように形
成しているため、たとえ未使用の記録カードから磁気情
報のみが転写されたとしても偽造カードの作成は防止で
き、１回のパンチ処理によって画記録体に記録されてい
る情報を変更することができる。

また、位置検出用記録体の規則的に配列されたパターン
によって、この記録カードの位置検出、パンチ処理およ
び情報の読みとりを正確に行なうことができるとともに
、この記録カードに記録される情報のフォーマットを精
密にすることができ、カード偽造等の不正行為が防止で
きるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ＞および第１図（ｂ）は、本発明の一実施例
を示す図、第２図は、一実施例の情報フォーマットを示
す図である。 記録体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 カード基板に記録されている情報の少なくとも一部が、
   利用度に応じて、変更される記録カードであって、 前記カード基板の一方の面にカード搬送方向に治って形
   成され、少なくとも利用度を示す情報の読み書きが磁気
   的に可能な磁気記録体と、 前記カード基板をはさんで前記磁気記録体の反対面に重
   なるように形成され、光学的に読みとり可能な情報が記
   録された光学記録体と、 前記カード基板のいずれかの面にカード搬送方向に沿つ
   て規則的に配列され、光学的に読みとり可能なパターン
   からなる位置検出用記録体とを備えたことを特徴とする
   記録カード。