JP2601273B2 - 磁気カードの処理方法 - Google Patents

磁気カードの処理方法

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JP2601273B2 JP62121093A JP12109387A JP2601273B2 JP 2601273 B2 JP2601273 B2 JP 2601273B2 JP 62121093 A JP62121093 A JP 62121093A JP 12109387 A JP12109387 A JP 12109387A JP 2601273 B2 JP2601273 B2 JP 2601273B2
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magnetic
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magnetic card
signal printing
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八郎 斉藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は磁気記録媒体の処理方法に関し、更に詳しく
は各種プリペードカードやスタンプサービスカードの如
く、その使用に対応して磁気インキによる信号印刷部中
の情報が変化する磁気記録媒体において、それらの情報
の変化を再生不能に処理して不正使用等の防止に有効で
ある磁気記録媒体の処理方法に関する。
(従来の技術) 従来、銀行カード、電話用カード、乗車券購入カード
等の如く、予め特定の価値情報が記録されたプリペード
カードを購入し、これを自動販売機等で使用する如く記
録された価値情報が変化するカード等の磁気記録媒体が
広く利用されるようになった。
以上の如き磁気記録媒体は金券と同じような価値を有
するため、これらの磁気記録媒体は不正使用される恐れ
がある。これらの不正使用を防止する方法としては、例
えば、 (1)使用による価値情報の変化に対応して信号印刷部
にパンチ孔をあけて、その部分のデータを読取り不能と
する方法、 (2)カードの信号印刷部以外の部分に磁気印刷部を設
け、該磁気印刷部を打ち抜いて貫通孔を設ける方法、 (3)磁気カードに直流磁化又は信号磁化した部分を設
けてその部分を穿孔し、又は変形することによって、磁
気層に不連続部を形成し、該不連続部を磁気ヘッドによ
り検出する方法等が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) 上記(1)及び(2)の方法は、貫通孔を設けるため
にパンチ屑が発生し、カードの処理装置の故障の原因と
なったり、長期間の内にはパンチ屑が多量となるので、
パンチ屑入れの設置やその廃却等、装置のコストアップ
とメンテナンス上の煩雑性が問題となっている。
又、上記の(3)の方法では、直流磁化した場合に
は、カードの磁気層の上にオーディオテープ等の磁気テ
ープを貼合すれば凹凸部は検知されないため不正使用に
対して効果がなく、又、信号磁化する場合は、夫々のカ
ードに事前に磁気記録する必要があり、著しく煩雑であ
るという問題があり、更に信号磁化したものは、これを
オーディオテープ等にコピーして貼付すれば容易に不正
使用できるという問題がある。
従って、コストアップやメンテナンス上に問題を生じ
ることなく、磁気記録媒体の不正使用を容易に防止でき
る方法が要望されている。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は前記問題点を解決し上記要望に応えるべく
鋭意研究の結果本発明を完成した。
すなわち、本発明は、磁気インキによる信号印刷部を
有する磁気カードの処理方法であって、前記磁気カード
の使用による前記磁気カードの価値の変化に対応して、
前記信号印刷部を凹又は凸形状に変形することを特徴と
する磁気カードの処理方法である。
(作用) 磁気カードの使用時に、その信号印刷部の所定の位置
を凹又は凸形状に変形させて、該変形部を読み取り困難
又は不能とすることにより、パンチ屑の発生、その他の
問題を生じることなく磁気カードの不正使用を有効に防
止することができる。
(好ましい実施態様) 次に本発明の好ましい実施例を図解的に示す添付図面
を参照して本発明を更に具体的に説明する。
第1図は本発明方法で使用するカード1の表面を示
し、カード1の1部に磁気インキにより太バー11と細バ
ー12を印刷し、その後永久磁石で表面をスイープするこ
とにより着磁して、信号印刷部10を形成する。
このカード1を回数券として使用する場合には、1度
使用する度に細バー12の部分に機械的に凹部2を形成す
る(第2図)。
第3図は上記カード1の断面図と信号を読取るための
磁気ヘッド3を示す。
本カード1を使用する度に細バー12の部分に凹部2を
形成させ、この信号印刷部10を磁気ヘッド3で走査する
と、第4図に示すような信号波形が磁気ヘッド3から出
力される。
細バー12を有する部分の1部は凹部2となっているた
め、磁気ヘッド3との接触が悪く、磁気ヘッド3からの
出力信号は非常に小さくなる。従って、装置側で一定の
スレッショールドを設けておけば、この細バー12の信号
の読取りを不可能にすることができる。
この様にして太バー11と太バー11の間に細バー12が所
定本数あるか否かを読取り、装置側で検出し、読取りで
きないブロックの数(或いは読取りできるブロックの
数)と、読取りできないブロックの位置を検出すること
により、使用度数をカウントする。
第5図は磁気インキによる信号印刷部10の他に通常の
書き替え可能なデータ記録部30を有するカード1を示
し、この場合の本発明方法について説明する。
上記のカード1をプリペードカードとして使用する場
合には、通常のデータはデータ記録部30に記録し、例え
ば、識別カード、日付、初期度数、残度数、セキュリテ
ィーデータ等を記録し、使用の都度残度数データとセキ
ュリティーデータを書き替える。例えば、初期度数100
度のカードを発行する場合には、データ記録部30に第7
図に示すようなフォーマットで必要なデータを記録す
る。この場合発行時は残度数は100であり、セキュリテ
ィコードは磁気インキによる信号印刷部10と、残度数と
を一定のアルゴリズムにより変換したデータを記録す
る。そして、このカード1を使用すると、例えば、34度
数使用した場合には、データ記録部30の残度数を66度数
に書き替えるとともに、第5図に示すように磁気インキ
による信号印刷部10に4ケの凹部2を設ける。この凹部
2は残度数の表示として利用するだけでなく、細バー14
の信号を読取り不可能にする両方の効果を持たせる。従
って磁気インキによる信号印刷部10を磁気ヘッドで読み
とると、0乃至6の部分までが読み取られ、6ケのデー
タが確認できる。これはデータ記録部30の残度数データ
と対応しており、使用済のカードのデータ記録部30だけ
を新規カードのデータで書き替えても再使用不可能であ
り、不正使用防止に非常に大きな効果がある。
磁気インキによる信号印刷部は第5図10に示すように
タイミングマーク13と細バー14から構成されており、こ
れを磁気ヘッドで読取ると、第8図に示すようにタイミ
ングマーク13の信号の間に細バー14の信号を読み出すこ
とができ、凹部2を形成した部分は信号の出力レベルが
低いため読取ることができない。
又、タイミングマーク13は細バー14の信号を読取るた
めのストローブ信号としても使用することができる。
又、磁気インキによる信号印刷部10は第6図に示すよ
うに、カードの支持体20の上に磁気インキ10で印刷し、
更にその上から非磁気インキ41、42で多層にパターン印
刷することにより、目視不可能にすることができる。
磁気インキによる信号印刷方法としては、前記例に限
らず、F2F方式の印刷も可能であり、又、細バー12、14
の本数は何本でもよい、又、この印刷部を目視隠蔽する
方法は、通常の非磁気インキの多重印刷に限らず、セン
ダスト等の誘磁率の大きい材料を用いたインキでもよ
い。
(効果) 本発明は前述の如く、磁気インキによる信号印刷部に
凹又は凸形状を形成させ、該信号の読取りを不可能にす
る方法であるので、一度凹部が形成されるとこれを物理
的に復元させることは困難であり、一度使用したカード
を再生使用することが困難である。従って本発明はカー
ドのデータ記録部だけを書き替えて不正使用することを
完全に防止できる有効な方法を提供するものである。
又、信号印刷部に凹又は凸形状を形成するので、従来
のパンチ孔方式のようにパンチ屑が出ないという大きな
利点がある。又、凹凸形状のため目の不自由な人でも、
カードの使用状態を容易に識別できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用するカードの1例を示し、第2図
はその断面図を示し、第3図及び第4図は本発明方法を
図解的に説明する図であり、第5図は本発明に使用する
カードの他の1例を示し、第6図は他のカードの断面図
を示し、第7図及び第8図は本発明方法を図解的に説明
する図である。 1:カード 2:凹部 3:磁気ヘッド 10:信号印刷部 11:太バー 12、14:細バー 13:タイミングマーク 20:カード基体 30:データ記録部 41、42:非磁性印刷部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気インキによる信号印刷部を有する磁気
    カードの処理方法であって、前記磁気カードの使用によ
    る前記磁気カードの価値の変化に対応して、前記信号印
    刷部を凹又は凸形状に変形することを特徴とする磁気カ
    ードの処理方法。
  2. 【請求項2】信号印刷部上に非磁性被覆層が設けられ、
    信号印刷部が目視不可能となっている特許請求の範囲
    (1)項に記載の磁気カードの処理方法。
  3. 【請求項3】信号印刷部以外の他の場所に書き換え可能
    なデータ記録部を有し、該データ記録部に書き込まれた
    情報に対応して、信号印刷部を変形させてその部分を読
    み取り不能とし、信号印刷部の上記状態をデータ記録部
    に書き込む特許請求の範囲(1)項に記載の磁気カード
    の処理方法。
JP62121093A 1987-05-20 1987-05-20 磁気カードの処理方法 Expired - Lifetime JP2601273B2 (ja)

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JPS63288486A JPS63288486A (ja) 1988-11-25
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JPS60250211A (ja) * 1984-05-28 1985-12-10 Inoue Japax Res Inc 磁気スケ−ルの製造方法
JPS6198530A (ja) * 1984-10-22 1986-05-16 Teijin Ltd 基板用フイルム及び機能性積層体の製造方法
JPS6274695A (ja) * 1985-09-28 1987-04-06 凸版印刷株式会社 カ−ド
JPS62246131A (ja) * 1986-04-18 1987-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体

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