JP2866943B2 - 磁気カード識別装置 - Google Patents

磁気カード識別装置

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JP2866943B2
JP2866943B2 JP1141214A JP14121489A JP2866943B2 JP 2866943 B2 JP2866943 B2 JP 2866943B2 JP 1141214 A JP1141214 A JP 1141214A JP 14121489 A JP14121489 A JP 14121489A JP 2866943 B2 JP2866943 B2 JP 2866943B2
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銀矢 石黒
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、使用可能金額あるいは使用可能度数等、使
用可能限度数を予め磁気カードに記録しておき、使用の
度毎に該使用可能限度数より使用数を減額処理するとと
もに、残りの使用可能数の目安をさん孔によって目視可
能としたカード識別装置に関するものである。
〔従来の技術〕
使用可能金額あるいは使用可能度数が磁気的に記録さ
れたカードを予め購入し、使用の度毎に使用可能金属あ
るいは使用可能度数が減額されて書き換えられ、残り金
額あるいは残り度数がある限り使用可能なプリペイドカ
ード方式が広く用いられてきている。このプリペイドカ
ード方式では、残り金額あるいは残り度数の目安を利用
者に知らせるために、さん孔によって目視可能とする方
式が一般に使われている。したがって、利用者は、さん
孔の有無あるいはさん孔の数によって、全く使用されて
いないカードか、あとどの位使用可能かなどの判断が容
易にできるようなっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この方法では、さん孔位置に薄い金属
板を貼りさん孔を不能とすることにより、カードの残り
金額あるいは残り度数が全く無くなっているにもかかわ
らず、さん孔が無いために新品のカードとして販売する
などの不正行為が可能であったため、購入者は多大な迷
惑をこうむるというような問題点があった。
本発明は、このような問題点にかんがみ、前記不正行
為を不可能とするために、所定の識別情報を記録した磁
気カードと該カードの識別情報を識別する識別装置を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記の問題点を解決するために、磁気カード
に予め、所定の使用可能限度数の情報を磁気記録した情
報記録領域と、前記使用可能限度数より使用数を減算し
た残りの使用可能数の目安を目視しうるように使用数に
対応して順次さん孔する所定の帯状部分の片面に、所定
の識別情報を磁気記録した識別情報記録領域とを設けた
磁気カードを使用し、該磁気カードの前記磁気識別情報
を読み取る磁気ヘッドと、前記使用数に対応する磁気情
報を記録再生する情報記録再生ヘッドと、前記使用数に
対応して前記磁気識別情報記録面側よりさん孔するさん
孔手段と、前記磁気カード搬送手段とを設けて構成した
磁気カード識別装置により使用者が所有するカードが使
用可能がどうかを識別することができるようにしたもの
である。
〔作 用〕
本発明は前記のように構成したので、磁気カードをカ
ード識別装置へ挿入したとき所定の磁気識別情報が再生
されない場合は、さん孔すべき部分に異物が貼られてい
るものと該装置が判断し該カードは不正品として返却
し、また、磁気識別情報を記録した面の裏面に金属板等
が貼らされさん孔でしない場合には返却されないがさん
孔ピンの跡が残るので不正カードとし判別できるのであ
る。
〔実施例〕
第1図aは本発明の一実施例の磁気カードの平面図、
第1図bは本発明の他の実施例の磁気カードの平面図、
第2図は本発明の磁気カード識別装置の側面図である。
第1図a、第1図bにおいて、1は磁気カード、2は
識別情報記録領域,2a,2bは識別情報、3はさん孔、4は
情報記録領域である。また第2図において、5は識別情
報読取ヘッド、6は情報記録再生ヘッド、7はさん孔機
械、8はピン、9はカード搬送機構、10は磁気カード識
別装置、11は挿入/返却口である。
第1図a、第2図を用いて、本発明を詳細に説明す
る。
磁気カード1は片面に磁性層が全面に塗布された構造
であり、情報記録領域4とともに、順次さん孔が行われ
る帯状部分の片面の識別情報記録領域2に識別情報2aが
エンコードされている。前記情報記録領域4には金額情
報、発光情報などがコード化して記録されており、前記
識別情報2aは等間隔等、所定のビット列が記録されてい
る。前記カード1をカード識別装置10の挿入/返却口11
に挿入すると該カード識別装置10内に配列されたセンサ
ー(図示せず)がカード挿入を検知し、カード搬送機構
9を起動して前記カード1を取り込む。該カード1が識
別情報読取ヘッド5を通過するとヘッド5は前記識別情
報記録領域2と一致する位置に設けられているので、所
定の前記識別情報2aが読み取られる。例えば、所定の識
別情報として一定数のビットが読み取れた場合は正常、
一定数のビットが読み取れない場合には異常と判断する
などの方法により、制御部(図示せず)では正規のカー
ドかどうかの判断を行い、正規のカードと判断した場
合、カード1はさらに先へ搬送される。カード1が情報
記録再生ヘッド6を通過すると該ヘッド6は前記磁気情
報領域に一致するように設けられているので、該情報が
読み取られ、制御部で情報の解読が行われる。有額情報
が読み取られるとカードは停止し、例えば、商品の販売
などの処理が行われる。販売処理などの終了後、カード
は返却口方向へ搬送され情報記録再生ヘッド6を通過す
るとき、利用額を差し引いた額の書込みが行われる。書
込み終了後、カードは一旦逆転搬送され、情報記録再生
ヘッド6により書込みデータの確認が行われる。正常書
込みを確認し、さん孔時期であれば、所定のさん孔位置
までカードを搬送し、さん孔機構7を駆動することによ
りピン8が突出し、カードにさん孔する。その後、カー
ド1は挿入/返却口11へ搬送され利用者に返却される。
このとき、利用者がさん孔を防ぐ目的で、識別情報記
録面側のさん孔用帯状部分に金属製のパンチプロテクタ
ー等を貼りカードを挿入すると、識別情報読み取りヘッ
ド5とカードの磁性層との間にパンチプロテクターが介
在するために、前記帯状部分に記録された識別情報2aを
読み取ることができず、制御部では所定の識別情報無し
と判断し、カードを返却口に返却し、そのカードでの利
用を禁止することができる。
なお、磁性面とは逆の面のさん孔用の帯状部分に金属
製のパンチプロテクターを貼ったカードを挿入した場合
には、識別情報2aは正規に読み取りが可能であるため、
制御部では正規のカードと判断し、通常の処理を行う。
処理終了後、カードにさん孔するためにさん孔機構7を
駆動すると、ピン8が識別情報記録面側から突出するた
め、ピンはカードを貫通しないまでも、磁性層を貫き、
カード基板に突き刺さるため、カードにはさん孔痕が残
り目視が可能となる。
さらに、さん孔が識別情報記録面で行われるため、さ
ん孔された部分はデータが抜けたことになり、識別情報
読み取りヘッド5によりさん孔を検知することが可能で
ある。しかも、識別情報は等間隔等、所定のビット列で
構成しているために、ビット数をカウントすることによ
りさん孔位置を知ることができ、たとえば情報記録領域
4から得られた料金情報との比較により、さん孔位置で
表される料金情報よりも高額に料金情報を改ざんするな
どの不正を防ぐことができる。
また、識別情報の記録長をカードの発行時の料金情報
に相応する第1回目のさん孔位置までとしておけば、低
額のカードの識別情報長は短く、高額になれば識別情報
長は長くなるなど発行時の料金情報識別ごとに異なった
識別情報長とすることができ、未使用カードのようにさ
ん孔がない場合においても該識別情報のビット数をカウ
ントすることにより発行時の料金情報を知ることがで
き、未使用カードに対しても高額に料金を改ざんするな
どの不正を防ぐことができる。
なお、さん孔による識別情報の抜けと、パンチプロテ
クターによる識別情報の抜けとの区別は、前記所定の識
別情報を適宜設定することにより可能である。
第1図bは本発明の他の実施例の磁気カードの平面図
である。識別カード2bは保磁力のあまり大きくないまた
はほとんどない磁性材料をさん孔位置にのみ離散的なパ
ターンとして塗布したものである。識別データ読取ヘッ
ド5に直流電流を重畳しながら再生することにより識別
データ2bを読み取ることができる。この場合には、ビッ
ト数をカウントする必要がなく、識別データ2bの有無に
よってさん孔の有無を判断することができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上述べたように、さん孔する帯状部分の識
別情報記録面側からパンチプロテクターを貼ってさん孔
の邪魔をしようとするようないたずら、あるいは、さん
孔位置よりも高額に料金情報を改ざんしたような不正に
対して、さん孔位置から所定の磁気情報が再生されない
ことにより、異物が貼られているかあるいは料金情報異
常と判断できるので、そのカードの使用を制限すること
ができるという効果と、また、識別情報記録面と反対側
の面にパンチプロテクターを貼ったようないたずらに対
しては、さん孔ピンが識別情報記録面側からカードに突
き刺さるために該面に深く傷を付けるので、目視による
識別が容易となりきわめて識別性能の高い磁気カード識
別装置を提供することができるという効果が期待でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本発明の一実施例の磁気カードの平面図、第
1図bは本発明の他の実施例の磁気カードの平面図、第
2図は本発明の一実施例の磁気カード識別装置の側面図
である。 1……磁気カード、2……識別情報記録領域、2a,2b…
…識別情報、3……さん孔、4……情報記録領域、5…
…識別情報読取ヘッド、6……情報記録再生ヘッド、7
……さん孔機構、8……ピン、9……カード搬送機構、
10……磁気カード識別装置、11……挿入/返却口。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め、所定の使用可能限度数の情報を磁気
    記録し、使用のたび毎に使用可能数が減算されて書き換
    えられる情報記録領域を有するとともに前記使用可能数
    の目安を順次カードを貫通してさん孔する所定の帯状部
    分の片面に、磁気ヘッドによる読み取りが可能な所定の
    識別情報を磁気記録した識別情報記録領域を有する磁気
    カードを使用し、該磁気カードの前記所定の識別情報を
    読み取る識別情報読み取りヘッドと、前記使用可能数に
    対応する磁気情報を記録再生する情報記録再生ヘッド
    と、前記使用可能数に対応して前記識別情報記録領域面
    側よりカードを貫通してさん孔するようさん孔ピンが突
    出するさん孔手段と、前記磁気カードを搬送するカード
    搬送手段と、一定数のビットが読みとれた場合は正常、
    一定数のビットが読みとれない場合は異常と判断する手
    段と、ビット数をカウントすることによりさん孔位置を
    知る手段とを設けて構成したことを特徴とする磁気カー
    ド識別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63140423A (ja) * 1986-12-02 1988-06-13 Fujitsu Ltd 磁気カ−ドの識別方法
JPS63171423A (ja) * 1987-01-08 1988-07-15 Fujitsu Ltd 磁気カ−ド
JP2542236B2 (ja) * 1988-04-28 1996-10-09 東京磁気印刷株式会社 磁気カ―ドと識別方法
JP2550174B2 (ja) * 1989-01-24 1996-11-06 日本電信電話株式会社 磁気カード

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