JPH056715B2 - - Google Patents

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JPH056715B2
JPH056715B2 JP59245640A JP24564084A JPH056715B2 JP H056715 B2 JPH056715 B2 JP H056715B2 JP 59245640 A JP59245640 A JP 59245640A JP 24564084 A JP24564084 A JP 24564084A JP H056715 B2 JPH056715 B2 JP H056715B2
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JP
Japan
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magnetic
magnetic card
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Takeshi Fukui
Masanori Kitaguchi
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は残金額データ等の磁気情報が書き込
まれた貨幣価値を有する磁気カードのリード・ラ
イト装置に係り、特に、磁気情報の書き換えによ
る不正使用を防止することができる磁気カードの
リード・ライト装置に関する。
〔従来技術〕
近年、磁気カードに残金額データ等の磁気情報
を書き込んで貨幣価値を与え、この磁気カードを
貨幣の代りに使用するシステムが出現してきた。
例えば、鉄道の乗車券を購入するためのカード、
公衆電話用のテレホンカードおよびデパートやス
ーパー等において買物をする際に用いられる買物
カードなどである。これらは、使用される度にそ
の貨幣価値を減じるために残金額データが書き換
えられると共に現在の残金額を表示するためにパ
ンチ穴が開けられたり、もしくは印字が施される
ようになつている。第7図イ,ロはこの種の磁気
カードの構成を示す図であり、これらの図におい
て、磁気カード1は表面1aに印刷が施され、裏
面1bに磁性材料が塗布された所定の外形寸法の
薄い板体によつて構成されてなるもので、上端縁
に沿つて設けられた第1トラツクT1および第2
トラツクT2には第8図イおよびロに示すフオー
マツトの磁気情報が周波数変調方式によつて各々
書き込まれている。なお、第8図イ,ロにおける
目盛は桁数を示している。また、磁気カード1の
表面1aの下端部には挿入方向を指示する矢印マ
ーク1cが印刷されていると共に、矢印マーク1
cに沿つて数字(30,25,20,…,0)が印刷さ
れている。この矢印マーク1cにはパンチ穴H1
〜H7が順次開けられるようになつており、この
開けられたパンチ穴H1〜H7の位置または個数に
よつて磁気カード1が現在有している残金額の目
安が表示される。すなわち、この図において、磁
気カード1は当初30000円(30×1000円)の価値
を有していたが、黒丸で示すパンチ穴H1〜H4
開けられ、白丸で示すパンチ穴H5〜H7が開けら
れていないことから現在の価値は少なくとも
10000円(10×1000円)であることが表示されて
いる。そして、この磁気カード1によつて料金の
支払を行なう際は、POS(Point of Sales)端末
機やレジスター等に磁気カード用のリード・ライ
ト装置を組み込んだカード支払機を用いて行な
う。カード支払機は挿入された磁気カード1から
第8図イ,ロに示す磁気情報を読み出し、この磁
気情報の内の残金額データから支払金額データを
差し引き、こうして得られた新しい残金額データ
を再び第8図ロに示すフオーマツトで磁気カード
1に書き込む。この場合、新しい残金額が10000
円以下5000円以上に相当すればパンチ穴H5が、
また5000円以下0円以上に相当すればパンチ穴
H6が、さらに0円になればパンチ穴H7が開けら
れる。これらのパンチ穴H1〜H7はカード所用者
に対して残金額の目安を表示するためのものであ
ると共にカード支払機が磁気カード1の第2トラ
ツクT2から読み出した残金額データが正規か否
かを確認するためのものである。すなわち、カー
ド支払機はパンチ穴H1〜H7の位置と個数をフオ
トセンサ等で検出し、これによつて得られた残金
額の範囲内に第2トラツクT2から読み出した残
金額データが対応しているか否かによつて、残金
額データが不正に変き換えられていないかどうか
を確認する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した磁気カード1においては残
金額データ等の磁気情報を書き換え、さらにパン
チ穴H1〜H7を埋めることにより、不正に使用さ
れる恐れがあり、また、パンチ穴H1〜H7の代り
に残金額を印字で表示する磁気カードにおいては
磁気情報を書き換えるだけで不正に使用される恐
れがある。例えば、第7図イに示す磁気カード1
において、第2トラツクT2上の残金額データを
30000円に書き換えると共にパンチ穴H1〜H4
磁性材料で埋めることにより本来15000円以下
10000円以上の価値しか有しなかつた磁気カード
1が30000円の価値を有することとなり、この結
果、カード支払機側では正規の価値を認識するこ
とができなくなつてしまう。
この発明は上述した事情に鑑み、磁気カードに
書き込まれた磁気情報の書き換えによる不正使用
を防止することができる磁気カードのリード・ラ
イト装置を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
特許請求の範囲第1項に記載の発明にあつて
は、磁気情報が書き込まれる第1のエリアと識別
情報が予め磁気的に書き込まれていると共に前記
磁気情報に対応した表示孔が形成される第2のエ
リアを有することを特徴としている。
特許請求の範囲第2項に記載の発明にあつて
は、磁気情報が書き込まれる第1のエリアと、識
別情報が予め磁気的に書き込まれていると共に前
記磁気情報に対応した表示孔が形成される第2の
エリアとを有する磁気カードのリード・ライト装
置であつて、前記磁気カードの第1のエリアに書
き込まれた磁気情報を読み出す第1の読出手段
と、前記磁気カードの第2のエリアに書き込まれ
た識別情報を読み出す第2の読出手段と、前記第
1の読出手段によつて読み出された磁気情報が、
前記第2の読出手段によつて読み出された識別情
報の内の前記表示穴が形成されたことによつて除
去された欠損情報に対応しているか否かを判別す
る判別手段とを具備することを特徴とする。
〔作用〕
特許請求の範囲第1項に記載の発明にあつて
は、第1のエリアに磁気情報が書き込まれる。第
2のエリアには、識別情報が予め磁気的に書き込
まれていると共に前記磁気情報に対応した表示孔
が形成される。
特許請求の範囲第2項に記載の発明にあつて
は、第1の読出手段は、磁気カードの第1のエリ
アに書き込まれた磁気情報を読み出す。また、第
2のエリアには、前記磁気情報に対応した表示穴
が形成される。そして、第2の読出手段は、前記
磁気カードの第2のエリアに予め磁気的に書き込
まれた識別情報を読み出す。判別手段は、前記磁
気情報が前記識別情報の内の前記表示穴が形成さ
れたことによつて除去された欠損情報に対応して
いるか否かを判別する。したがつて、正規の使用
により、一度パンチされてしまつた表示孔は、金
銭価値を上げる(戻す)ことが不能となり、たと
え、第1のエリアの残金額データの磁気的改ざん
はできても、それに対応する表示データは直すこ
とができず、不正使用の余地がなくなる。
〔実施例〕
以下、図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。第1図はこの発明の一実施例によ
るリード・ライト装置の機械的構成を示す概略
図、第2図は同実施例の電気的構成を示すブロツ
ク図、第3図は同実施例において使用される磁気
カードの構成を示す図である。
第1図において、V1,V2はプーリP1〜P4に支
持された搬送ベルトであり、PMはベルト駆動用
のパルスモータである。これらの搬送ベルトV1
〜V2に沿つて形成されるカード搬送路には、発
光ダイオードおよびフオトトランジスタからな
り、磁気カード1の挿入を検知するフオトセンサ
PSと、ソレノイドおよびパンチロツドなどから
なり、磁気カード1の矢印マーク1cの部分にパ
ンチ穴H1〜H7を各々開けるパンチ機構PUと、
1対の読取ヘツドRH1,RH2およびプラテンロ
ーラR1と、書込ヘツドWHおよびプラテンロー
ラR2とが順次配設されている。この場合、読取
ヘツドRH1は磁気カード1の第1トラツクT1
よび第2トラツクT2に対向するように配置され
ており、また読取ヘツドRH2は磁気カード1の
矢印マーク1cに沿つて設けられた後述する第3
トラツクT3に対向するように配置されており、
さらに書込ヘツドWHは第2トラツクT2に対向
するように配置されている。
また、フオトセンサPSとパンチ機構PUとの間
の距離aおよび1対の読出ヘツドRH1,RH2
とプーリP4との間の距離bは共にカード1の
長手方向の寸法よりも大となつている。
次に、第2図において10はCPU(中央処理装
置)、11はCPU10において用いられる制御プ
ログラムが記憶されているROM、12はデータ
保持用のRAM、13はI/Oインターフエイス
であり、これらはバスラインを介して相互に接続
されており、これにより制御ユニツト14が構成
されている。また、15は磁気カード1に対する
各種データの読み出しおよび書き込みを行なうカ
ードユニツトであり、その機械的な構成は第1図
に示した通りである。
次に、第3図において従来の磁気カード1と異
なる点は磁気カード1の矢印マーク1cが印刷さ
れた部分に沿つて第3トラツクT3が設けられて
いることである。そしてこの第3トラツクT3
は全長に渡つて“0”または“1”の同一データ
の繰り返しによつて構成される識別情報Iが周波
数変調方式によつて予め書き込まれており、例え
ばパンチ穴H1が開けられた個所においては第4
図に示すように識別情報Iの内の一部が物理的に
取り除かれている。
ここで、前述したカードユニツト15内の読取
ヘツドRH2に係わる回路構成について第5図イ,
ロ,ハを参照して説明を加えておく。読取ヘツド
RH2には増幅回路および波形整形回路が直列に
接続されており、第5図イに示す第3トラツク
T3が読取ヘツドRH2に対して移動した際に読取
ヘツドRH2が読み取つた第5図ロに示す読取信
号から一定のしきい値以上の信号を増幅して波形
整形することにより第5図ハに示すデジタル信号
を得るようになつている。これにより、例えばパ
ンチ穴H2およびH3の部分においては欠損情報す
なわち連続した“0”レベルの信号が得られ、そ
の他の部分においては一定周波数のパルス信号が
得られる。したがつて、識別情報Iの内の欠損情
報の有無によつてパンチ穴H1〜H7の有無が検出
されるようになつている。なお、周波数変調方式
においては“1”データは“0”データに比べて
単位時間当りのパルス数が2倍であり、そして、
この実施例においては“0”データの場合第3ト
ラツクT3上の0.12mm毎に1パルスの識別情報Iが
書き込まれ、“1”データの場合0.06mm毎に1パ
ルスの識別情報Iが書き込まれているため、パン
チ穴H1〜H7の径を1.5mmとすると少なくとも12パ
ルス以上の識別情報Iが1個のパンチ穴H1〜H7
が開けられる部分に書き込まれていることにな
る。また、読取ヘツドRH2のセンターが第3ト
ラツクのセンター(第4図参照)と一致し、かつ
読取ヘツドRH2の検出巾が各パンチ穴H1〜H7
径より小であれば、各パンチ穴H1〜H7の部分に
おいて第5図ロに示す読取信号は“0”レベルと
なるが実際には読取ヘツドRH2と第3トラツク
T3との間にずれが生じるため一定のしきい値を
設定して増幅するようにしている。
次に、上述した構成のリード・ライト装置の動
作について説明する。
まず、カード所有者が第1図に矢印Aで示す方
向から第3図に示す磁気カード1を挿入すると、
この磁気カード1の挿入をフオトセンサPSが検
知し、この検知信号をI/Oインターフエイス1
3を介して受けたCPU10はパルスモータPMを
第1図に示す矢印B方向に正転させ、ベルトV1
V2を移動させて、磁気カード1を矢印A方向へ
搬送する。そして、磁気カード1が読取ヘツド
RH1,RH2と、プラテンローラR1との間を通過
する際に、読取ヘツドRH1によつて第1トラツ
クT1と第2トラツクT2に書き込まれている第8
図イ,ロに示すフオーマツトの磁気情報が読み取
られるのと並行して読取ヘツドRH2によつて第
3トラツクT3に書き込まれている識別情報Iが
読み取られる。このようにして読み取られた各情
報がカードユニツト15内でデジタル信号に変換
され、I/Oインターフエイス13を介して
CPU10へ供給されると、CPU10はこれらの
各情報すなわち磁気情報と識別情報IをRAM1
2に一旦格納する。そして、磁気カード1が書込
ヘツドWHを通過した時点で、CPU10はパル
スモータPMを一旦停止させ、次の手順で判別処
理および演算処理を行なう。まず、RAM12内
に格納されている磁気情報の内の残金額データが
RAM12内に格納されている識別情報Iの内の
欠損情報すなわち、磁気カード1のパンチ穴H1
〜H7に応じて得られた欠損情報に対応している
か否かを判別し、対応していない場合は残金額デ
ータが正規なものでなく、不正な書き換え操作が
行なわれたものと判断する。そして、パルスモー
タPMを第1図に示す矢印C方向に逆回転させて
磁気カード1をカード所有者に返却する。一方、
上記残金額データが欠損情報に対応している場合
は残金額データが正規であると判断し、残金額デ
ータから支払金額データを差し引いて新残金額デ
ータを算出する等の演算処理を行なう。次いで、
CPU10は旧残金額データと上述した演算処理
によつて得られた新残金額データに基づいて、磁
気カード1にパンチ穴H1〜H7の内の何れを開け
るべきかを判定する。そして、パルスモータPM
を矢印C方向へ逆回転させて磁気カード1を矢印
Aと逆の方向へ搬送し、磁気カード1が読取ヘツ
ドRH2を通過する際に読取ヘツドRH2によつて
読み取つた識別情報Iに基づいて磁気カード1を
所定の位置まで移動して一旦停止させ、パンチ機
構PUを駆動してパンチ穴H1〜H7の何れかを開
ける。次いで、再びパルスモータPMを矢印C方
向へ逆回転させ、磁気カード1が書込ヘツドWH
を通過した時点で今度はパルスモータPMを矢印
B方向へ正転させ、そして、磁気カード1が書込
ヘツドWHとプラテンローラR2との間を通過す
る際に、この書込ヘツドWHによつて磁気カード
1の第2トラツクT2に旧残金額データに代えて
新残金額データを書き込む。そして最後に、パル
スモータPMを矢印C方向へ逆回転させ磁気カー
ド1を矢印A方向と逆の方向へ搬送し、カード所
有者に返却する。ここで、磁気カード1にパンチ
穴H1〜H7の何れも開ける必要がない場合におい
ては上述した動作の内書込ヘツドWHによつて新
残金額データを書き込む動作のみを実行して磁気
カード1をカード所有者に返却する。
次に、上述した磁気カード1の他の構成例につ
いて第6図を参照して説明する。この図におい
て、第3図に示した磁気カード1と異なる点は、
矢印マーク1cの部分にパンチ穴H1〜H7が形成
される残金額表示用エリアE1に加えてパンチ穴
HA1〜HA3が形成されるカード価値表示用エリ
アE2が設けられ、このカード価値表示用エリア
E2に磁気カード1が当初有していた価値を表示
するパンチ穴HA1〜HA3が形成されている点で
ある。この場合、パンチ穴HA1〜HA3の個数と
磁気カード1が当初有していた価値とは反比例の
関係としておき、例えば3万円の価値を有してい
る場合はパンチ穴HA1のみが開けられ、また、
2万円の価値を有している場合はパンチ穴HA1
とHA2が開けられ、さらに1万円の価値を有し
ている場合はパンチ穴HA1〜HA3の全てが開け
られる。このようなパンチ穴HA1〜HA3を磁気
カード1に最初に金銭的価値を付加する際に開け
ておくことにより、磁気カード1が当初有してい
た価値、すなわち使用前における残金額データが
高額のデータに書き換えられて不正に使用される
ことを未然に防止することができる。この場合、
パンチ穴HA1〜HA3の検出は前述したパンチ穴
H1〜H7の検出と同様に行なうことができるが、
パンチ穴H1〜H7とパンチ穴HA1〜HA3とを区別
して検出しなければならないので、第3トラツク
T3から読み取つた識別情報Iのパルス数から現
在の読み取り位置が残金額表示用エリアE1もし
くはカード価値表示用エリアE2のどちらなのか
を判定する必要がある。
上述した実施例によれば、一度開けられたパン
チ穴H1〜H7またはHA1〜HA3は勿論のこと、こ
れらが磁気カード1の材質と同じ磁性材料等によ
つて不正に埋められた場合においても、識別情報
Iが書き込まれていない部分が存在するため開け
られたパンチ穴H1〜H7もしくはHA1〜HA3を検
出することができる。これによつて、磁気カード
1に書き込まれている磁気情報が正しいか否かす
なわち、磁気カード1の磁気情報に不正な書き換
え操作が加えられていないかどうかを判別するこ
とができる。加えて、磁気カード1には第3トラ
ツクT3に予め識別情報Iを書き込んでおくだけ
でよく、また、リード・ライト装置のパンチ機構
PUとしてはパンチ穴H1〜H7を開ける精度が比
較的低いものでよいため、簡単かつ安価な構成で
磁気カード1の不正使用を防止することができ
る。
〔発明の効果〕
この発明は、第1のエリアには、磁気情報が書
き込まれている。また、第2のエリアには、前記
磁気情報に対応した表示穴が形成されているとと
もに、予め識別情報が磁気的に書き込まれている
ため、機械的にパンチされた前記表示穴を磁気的
に読み取ることができる。そして、判別手段は、
前記磁気情報が前記識別情報の内の前記表示穴が
形成されたことによつて除去された欠損情報に対
応しているか否かを判別している。このように、
前記表示穴が形成される部分に重なるように前記
磁気情報を書き込むだけで、前記判別が可能にな
る。このとき、欠損情報は複雑な磁気パタンを有
する識別情報の一部であり、一度機械的に打ち抜
かれてしまうと、たとえ同一の磁性材料で穴埋め
をしても、電気的、磁気的に修復することはでき
ない。したがつて、磁気カードに記憶された情報
のセキユリテイアツプを図ることが可能になると
いう効果が達成される。
また、従来の磁気カードの表示孔の部分に識別
情報用の磁気トラツクを追加し、従来のカードの
リード・ライト装置には、追加トラツク用の読取
ヘツドを増設するだけで済む。上位互換性のある
簡単な改良で、大幅はセキユリテイアツプが得ら
れるということも、本願発明の有する大きな効果
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるリード・ラ
イト装置の機械的構成を示す概略図、第2図は同
実施例の電気的構成を示すブロツク図、第3図は
同実施例において使用される磁気カードの構成を
示す正面図、第4図は第3図における第3トラツ
クT3に書き込まれた識別情報Iを説明するため
の図、第5図イ,ロ,ハは第3図における第3ト
ラツクT3に形成されたパンチ穴H2,H3を検出す
る過程を説明するための概念図、第6図は第3図
に示した磁気カード1のその他構成を示す部分正
面図、第7図イおよびロは従来の磁気カードの構
成を示す正面図および側面図、第8図イおよびロ
は第7図イにおける第1トラツクT1および第2
トラツクT2に各々書き込まれている各磁気情報
のフオーマツトを説明するための図である。 T1……第1トラツク、T2……第2トラツク
(以上第1のエリア)、T3……第3トラツク(第
2のエリア)、H1〜H7,HA1〜HA3……パンチ
穴(表示穴)、I……識別情報、1……磁気カー
ド、RH1……読取ヘツド(第1の読出手段)、
RH2……読取ヘツド(第2の読出手段)、14…
…制御手段(判別手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 磁気情報が書き込まれる第1のエリアと識別
    情報が予め磁気的に書き込まれていると共に前記
    磁気情報に対応した表示孔が形成される第2のエ
    リアを有することを特徴とする磁気カード。 2 磁気情報が書き込まれる第1のエリアと、識
    別情報が予め磁気的に書き込まれていると共に前
    記磁気情報に対応した表示孔が形成される第2の
    エリアとを有する磁気カードのリード・ライト装
    置であつて、前記磁気カードの第1のエリアに書
    き込まれた磁気情報を読み出す第1の読出手段
    と、前記磁気カードの第2のエリアに書き込まれ
    た識別情報を読み出す第2の読出手段と、前記第
    1の読出手段によつて読み出された磁気情報が、
    前記第2の読出手段によつて読み出された識別情
    報の内の前記表示穴が形成されたことによつて除
    去された欠損情報に対応しているか否かを判別す
    る判別手段とを具備することを特徴とする磁気カ
    ードのリード・ライト装置。
JP59245640A 1984-11-20 1984-11-20 磁気カードおよび磁気カードのリード・ライト装置 Granted JPS61123056A (ja)

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