JPS63236023A - 画像読取装置用透過原稿保持装置 - Google Patents

画像読取装置用透過原稿保持装置

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JPS63236023A
JPS63236023A JP62070594A JP7059487A JPS63236023A JP S63236023 A JPS63236023 A JP S63236023A JP 62070594 A JP62070594 A JP 62070594A JP 7059487 A JP7059487 A JP 7059487A JP S63236023 A JPS63236023 A JP S63236023A
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JP
Japan
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film
transmission original
transmission
image
original
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Pending
Application number
JP62070594A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Kimura
木村 裕行
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、光源により照明されたフィルム等の透過原稿
を通過した光をCCD等のイメージセンサを用いて画像
データとして読み取る画像読取装置に関し、特に前記透
過原稿の平面性を保持するため画像読取装置用透過原稿
保持装置の改良に関するものである。
(発明の背景) 従来のこの種の装置、例えばフィルムスキャナにおいて
、原稿となるフィルムのサイズは例えば35mmの様に
小さなものが多く、この様なフィルムから画像データを
読み取るためには倍率の大きな結像光学系(COD等の
ラインセンサ上に結像させる為の)を用いなければなら
なかった。このため、結像光学系のフィルムの位置にお
ける被写界深度は非常に狭くなり、フィルムのわずかな
反り、あるいは浮きによって画像がぼけてしまうことに
なる。以下にこの事を例を挙げて説明する。
例えば35mmフィルムの長手方向の画面サイズ36m
mのうち、35mm分を50mm、F4のマクロレンズ
で等倍に結像させ、画素サイズが7μ×7μで5000
画素のラインセンサで画像を読み取る場合、仮りにフィ
ルムの厚み0.14mmだけ該フィルムが反っていた場
合、ラインセンサ上での錯乱円径(ぼけの直径)は17
.5μmとなり、これはラインセンサの2.5画素分に
相当し、全く画像データとしては使いものにならないこ
とになる。
このことから従来のフィルムスキャナにおいては、第4
図に示す様に2枚のガラス板101,102でフィルム
103を挟んでフィルムの平面性を保つ方法が行われて
いた。しかしこの方法は、ガラス板101面とフィルム
103のベース面103aとの間でニュートンリングが
発生してしまうという問題を有していた。尚フィルム1
03の乳剤面103bとガラス板102面との間は、フ
ィルム103に写された画像によって乳剤面が凹凸にな
っている為、前記ニュートンリングは発生しにくく、仮
りに発生したとしてもほとんど影響はない。この対策と
してパウダーをまぶす方法があるが、時間と手間がかか
るし、この作業に熟練していないとなかなかニュートン
リングを消すことができない。
また、第5図に示す様にテープ104によりガラス板1
05にフィルム103を貼付する方法も行われているが
、該方法においても作業に手間がかかる上、フィルム1
03の中心部は何も押さえられていないので、中心部の
浮き上りを防ぐことができなかった。さらに、4辺にテ
ープ104を貼ることにより、画像が写し込まれている
長手方向の1部に前記テープ104がかかってしまい、
この部分の画像を読み取ることができなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題を解決し、比較的簡単な
構成により、透過原稿面に生じる恐れのあるニュートン
リング発生を防止したままで、透過原稿を平面保持する
ことのできる画像読取装置用透過原稿保持装置を提供す
ることである。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、透過原稿の端部
に互いに対向して配置された複数の貫通孔に一端が貫通
され、前記透過原稿を係止する複数の係止手段と、該係
止手段の他端側に位置し、該係止手段を介して前記透過
原稿を互いに引っ張り合う方向に付勢する付勢手段と、
前記透過原稿の画像形成面を押圧する透過平板とを設け
、以て、前記係止手段により透過原稿を引っ張った状態
で保持すると共に、前記透過平板を前記透過原稿の画像
形成面のみを押し付けて、前記透過原稿の平面性を保つ
ようにしたことを特徴とする。
(発明の実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する
第3図は本発明の一実施例を備えたフィルムスキャナの
光軸断面斜視図であり、該フィルムスキャナはCCD等
のラインセンサで主走査を、フィルムステージの移動で
副走査を、それぞれ行って画像を読み取り、この、行程
を、ランプの後に置かれた赤色、緑色、青色(以下R,
G、Bと記す)の色フィルタを備えた色分解フィルタを
順次切り換えて3回繰り返し、1枚の画像の読み取りを
完了する方式となっている。
フィルムスキャナ本体基台1の上には照明系を除く、副
走査系及び画像読取系の剛性や防振を目的としたグイキ
ャスト基台2が配置されている。
光源であるところのランプ3の光束は照明用レンズ4a
、4bを通して後述するフィルムを照明している。この
照明方法はケーラー照明と呼ばれるもので、ランプ3の
大きさや形とは無関係にフィルム面を一様に照明できる
ようになっている。
ファン5はランプ3が発する熱を冷すためのもので、前
記ランプ3の下方に配置されている。色分解フィルタ6
を成す色フィルタ6a、6b、6cはそれぞれR,G、
Bの色をしており、これらが光路上にある時、その色の
画像の読み取りが行われる。これらの色フィルタ6a、
6b、6cはフィルタ支持板7に取り付けられており、
フィルタ支持板7はリニアスライド機構8によって移動
可能に保持されている。連結部材9は前記フィルタ支持
板7をタイミングベルト10と連結するものであり、タ
イミングベルト10はプーリー1)を介してモータ12
に連結されている。前記フィルタ支持板7には前記各フ
ィルタ位置に対応した部分に切欠き部7aが設けられて
おり、この切欠き部7aの位置を検知するためのフォト
インクラブタ13がその切欠き部7aを挟むようにして
配置されている。この為、モータ12を回転させてタイ
ミングベルト10を動かすと、前記フィルタ支持板7が
リニアスライド機構8に案内されて図中左右に動き出し
、′動き出した後に前記切欠き部7aが前記フォトカプ
ラ13にて検知されることで必要なフィルタが光路上に
位置(前記モータ12の回転が停止されることで)する
ことになる。
送りねじ14はフィルムステージ15を移動させるため
のものであり、不図示のモータに連結されている。前記
フィルムステージ15はガイドレール16で保持されて
おり、送りねじ140回転によって図中左右方向に移動
(副走査)する構成となっている。又フィルムステージ
15の上部には、フィルム保持装置201(詳細は第1
図を用いて後述する)が取り付けられる取付基準面17
aを有するフィルムホルダ17が設けられている。結像
用の投影レンズ18はフィルム19の画像をCCD等の
ラインセンサ20上に結像させる機能をもっている。前
記ラインセンサ2oはラインセンサ回路基板21を介し
て地板22に保持されており、その周囲にはシールド用
のカバー23が取り付けられている。
第1図は前記第3図に示したフィルムステージ15の上
部に設けられたフィルムホルダ17に装着されるフィル
ム保持装置201の分解図である。六角形をした保持枠
202の4辺に形成された貫通穴には、一端203aが
L型をしており他端203bがこれに通されるばね20
4の抜は止めの役割をもつフィルム係止レバー203が
貫通されている。前記ばね204はフィルム係止レバー
203を外側に引っ張るものである。前記保持枠202
には凹部202aが形成されており、ここにガラス板2
05が装置され、保持枠202に取り付けられているガ
ラス固定部材206によって固定される。前記フィルム
係止レバー2゜3はそのL型をした一端203aがフィ
ルム19の4角に位置するパーフォレーション19aを
引っ掛けてそれぞれが外側へ引っ張り、該フィルム19
の平面性を保るためのものである。
ここで、前記フィルム保持装置201の詳細な説明に入
る前に、前記フィルムスキャナの一連の動作を簡単に説
明する。
不図示のメインスイッチを投入すると、ランプ3が点灯
し、同時にファン5が回転し始める。次にフィルム保持
装置201にフィルム19を取り付け、フィルムホルダ
17に入れる。そして不図示のスタートスイッチを押す
と、不図示のモータが駆動してこの駆動力がフィルムス
テージ15に伝わる。この駆動は該フィルムステージ1
5と同じ動きをするフィルム19の画面の端部が光路中
に来るまで実行される。これと同時にフィルタ駆動用の
モータ12が駆動してこの駆動力がフィルタ支持枠7に
伝わる。この駆動は該フィルタ支持枠7が所定の位置に
達するまで、すなわち「R」の色フィルタ6aが光路中
に位置するまで実行される。これはフォトカブラ13が
第1の切欠き部7aを検知した時点で前記モータlOの
回転を止めることで達成される。以上で読み取りの準備
が完了する。
次に、ラインセンサ20による1ライン分の画像の読み
取りが行われ、その読み取りが終了すると不図示のモー
タが駆動してフィルムステージ15が1ライン分送られ
、再びここでの1ライン分の画像の読み取りが行われる
。以後同様の動作が、つまりrRJの色フィルタ6aが
光路中に配置された状態でのフィルム19の画面全体の
読み取りが完了するまで、前記フィルムステージ15の
1ライン分の順次送り、そこでのラインセンサ21によ
る画像の読み取りが繰り返し行われる。
前記読み取り動作が完了すると、前記フィルムステージ
15が初期位置に戻され、これと同時に前記フィルタ支
持枠7が所定の位置に、すなわち今度は「G」の色フィ
ルタ6bが光路中に配置される。そして前述と同様、r
GJO色フィルタ6bが光路中に配置された状態でのフ
ィルム19の画面全体の読み取りが実行される。rBJ
の色フィルタ6cについても同様に行われ、全ての色分
解フィルタ6を介した画面全体の読み取りが完了するこ
とで一連の動作が終了となる。なお、前記フィルムステ
ージ15を移動させる送りねじ14のバックラッシュの
心配がない場合には、該フィルムステージ15を初期位
置へ戻す過程において次の色の画像を読み取るような構
成にすることができる。
次に、第2図を用いて第1図に説明したフィルム保持装
置201へのフィルム19の取り付は状態を説明する。
保持枠202に備えられた4つのフィルム係止レバー2
03ばばね204によって第2図左方向に引っ張られて
いるので、フィルム19は該ばね204によって4方向
に引っ張られる状態となる。通常この様にフィルム19
を引っ張っただけでは該フィルム19が伸びるため、フ
ィルム19の平面性が保たれている保証はない。しかし
ながら、本実施例でのフィルム係止レバー203の一端
203aは単にL型形状をしているのではなく、第2図
からもわかるようにやや内側に曲げられた形状をしてい
る。この為、フィルム19のパーフォレーション19a
にはF方向(′第2図(a) 参照)の力が働くことに
なり、この結果4方向からF方向の引っ張りを受けたフ
ィルム19は必ず六方向に反るようになる。
この状態で第2図(b)の様にガラス板205を保持枠
202に取り付けると、六方向に反ったフィルム19の
該ガラス205によって押し付けられたことになる。前
記ガラス板205の下面(フィルム19と接する面)は
フィルム係止レバー203のやや下側に位置(第2図(
b)のB寸法分)する様になっているので、フィルム1
9のガラス板205と接している領域部分は該ガラス板
205に押し付けられた状態となり、よってその平面性
が保たれることになる。また、六方向へ反る力(テンシ
ョン)が加わった状態のままであるので、ガラス板20
5からフィルム19が浮くといったことも生じない。又
ガラス板205に接しているのはフィルム19の乳剤面
側のみであるので、画像による乳剤面の凹凸によってニ
ュートンリングが発生することはない。次いでフィルム
固定部材206でガラス板205を固定する。これでフ
ィルム保持装置201へのフィルム19の取り付けが完
了したことになる。
一方、フィルム保持装置201のフィルムホルダー17
への取り付けは、ガラス板205の保持枠202から外
側にはみ出した、フィルム面側部分205a (第1図
参照)をフィルムホルダー17に形成された取付基準面
17aに押し付けて、不図示の固定部材で固定すること
によって達成される。この様な構造にすることにより、
フィルム19の画像面(乳剤面、すなわちガラス板20
5に押し付けられた面)と該装置の基準画像位置とを容
易に一致させることができ、その結果読み取り画像のピ
ント精度が最も良い状態となる。また、前述したように
特別な部品を用いることなく基準画像位置と画像面をと
一致させることが可能となることから、画像のピント精
度を上げるために部品の加工精度を上げなければならず
、該装置がコストアップしてしまうといった問題もなく
なる。
本実施例によれば、フィルム係止レバー203及びばね
204によりフィルム19の4角を互いに引っ張り合う
方向に、且つある六方向に反るように付勢すると共に、
反った量以上ガラス板2゜5により押し付ける(乳剤面
のみを)ようにしたから、ニュートンリング発生を防止
したままの状態で、平面性の確かなフィルム19の保持
が可能となる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、フィルム係止レバー203が本発明
の係止手段に、ばね204が付勢手段に、ガラス板2o
5が透過平板に、それぞれ相当する。また、フィルム1
9′が透過原稿に、貫通孔がパーフォレーション19a
に、それぞれ相当する。
(変形例) 本実施例では、ラインセンサを用いた画像読取装置に適
用した場合を説明したが、エリアセンサを用いた画像読
取装置、或いはフォトマル等の1点だけを読み取るセン
サを用いた画像読取装置であっても同様に適用可能であ
ることは言うまでもないであろう。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、透過原稿の端部
に互いに対向して配置された複数の貫通孔に一端が貫通
され、前記透過原稿を係止する複数の係止手段と、該係
止手段の他端側に位置し、該係止手段を介して前記透過
原稿を互いに引っ張り合う方向に付勢する付勢手段と、
前記透過原稿の画像形成面を押圧する透過平板とを設け
、以て、前記係止手段により透過原稿を引っ張った状態
で保持すると共に、前記透過平板を前記透過原稿の画像
形成面のみを押し付けて、前記透過原稿の平面性を保つ
ようにしたから、比較的簡単な構成により、透過原稿面
に生じる恐れのあるニュートンリング発生を防止したま
まで、透過原稿を平面保持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すフィルム保持装置の分
解図、第2図(a) (b)は第1図図示フィルム係止
レバーによるフィルム平面性保持を説明する断面図、第
3図は第1図図示フィルム保持装置を適用した画像読取
装置の断面斜視図、第4図は従来のフィルム保持のし方
を説明する図、第5図は同じ〈従来のフィルム保持の別
のし方を説明する図である。 ■・・・・・・ランプ、6・・・・・・色分解フィルタ
、15・・・・・・フィルムステージ、17・・・・・
・フィルムホルダ、18・・・・・・投影レンズ、19
・・・・・・フィルム、21・・・・・・ラインセンサ
、201・・・・・・フィルム保持装置、202・・・
・・・保持枠、203・・・・・・フィルム係止レバー
、204・・・・・・ばね、205・・・・・・ガラス
板、206・・・・・・フィルム固定部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源により透過原稿を照明し、その透過光束を蓄
    積型イメージセンサにより画像データとして読み取る画
    像読取装置内に配置され、前記透過原稿を保持する透過
    原稿保持装置において、前記透過原稿の端部に互いに対
    向して配置された複数の貫通孔に一端が貫通され、前記
    透過原稿を係止する複数の係止手段と、該係止手段の他
    端側に位置し、該係止手段を介して前記透過原稿を互い
    に引っ張り合う方向に付勢する付勢手段と、前記透過原
    稿の画像形成面を押圧する透過平板とを設けたことを特
    徴とする画像読取装置用透過原稿保持装置。
JP62070594A 1987-03-25 1987-03-25 画像読取装置用透過原稿保持装置 Pending JPS63236023A (ja)

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