JPS6323342B2 - - Google Patents

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JPS6323342B2
JPS6323342B2 JP58204534A JP20453483A JPS6323342B2 JP S6323342 B2 JPS6323342 B2 JP S6323342B2 JP 58204534 A JP58204534 A JP 58204534A JP 20453483 A JP20453483 A JP 20453483A JP S6323342 B2 JPS6323342 B2 JP S6323342B2
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JP
Japan
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cap
locking
parapet
handrail
holder
Prior art date
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Expired
Application number
JP58204534A
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English (en)
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JPS6098052A (ja
Inventor
Yoshimasa Shima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Riken Keikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Riken Keikinzoku Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は手摺用笠木装置、すなわち笠木の上
方に手摺を設ける場合において、手摺柱をパラペ
ツト用の笠木に固定させる笠木装置に関する。
一般に、建築物の陸屋根のパラペツト、バルコ
ニー等のパラペツトの天部には笠木が配設されて
いるが、さらに笠木上部に手摺を設ける場合に
は、手摺柱基部はパラペツトに設けられたアンカ
ーに固定されるので、笠木に手摺柱貫通用の孔を
形成しなければならない。従来は、笠木の中央部
を切欠いて手摺柱貫通孔を形成していたので、こ
の切欠き作業は各建物の現場で行なわなければな
らないので、切欠き装置の持込みや切欠作業に手
間がかかり、施工時間も長くかかつていた。
この発明は上記欠点を解決し、簡単かつ確実に
手摺柱を取付けることのできる手摺用笠木装置を
提案することを目的とする。
以下、図面によつてこの発明の実施の一例につ
いて説明する。
図において符号Aは笠木を示す。この笠木Aは
パラペツトB上に笠木ホルダー10を介して設け
られ、さらにこの笠木Aの上部には手摺柱Cが一
定の間隔をおいて設けられ、手摺柱Cの基部はパ
ラペツトに固定されたアンカー20に取付けられ
ている。
パラペツツトBの天部には一定の間隔をおいて
複数のホルダー10がネジ止め固定されている。
このホルダー10の両端には係止突片11,11
が形成され、この係止突片11,11はパラペツ
ト10の両側の斜め下方に突出している。また、
上記ホルダー10の上部には係止部12,13と
笠木材受部14とが形成されている。なお、ホル
ダーは必ずしも一体形成のものに限定されない。
ホルダーの構成部材を複数に分割し、これら部材
を幅方向に調整可能に連結する構成とすれば、パ
ラペツトBの幅に容易に対応できる。
次にパラペツトBの天部に沿つて間隔をおいて
固定されたホルダー10上には笠木Aが取付けら
れている。この笠木Aはそれぞれ長尺の側部笠木
材30,40を互いに一側端部を重合させて長手
方向に連結して成るもので、一方の側部笠木材3
0は幅狭で、ほぼL形に屈曲された水切り部31
の上下部側端部にそれぞれ屈曲係止部32,33
を形成して成り、これに対して、他方の側部笠木
材40は幅広で、ほぼL形に屈曲形成された水切
り部41の一側端に重ね代部41aを残してその
下端に係止突条42を形成し、他側の下端部に係
止部43を形成したものである。そして、笠木A
は、まず一方の側部笠木材30をその上部屈曲係
止部32をホルダー10の上部係止部13に係止
し、下部の屈曲係止部33をホルダー10の外側
係止突片11に係止させ、さらに上部の係止突条
42をホルダー10の係止部12に係止し、他方
の側部笠木材40の下部係止部43をホルダー1
0の係止突片11に係止させることによつてパラ
ペツトB上に施工されている。このとき、一方の
側部笠木材30の一側端部の上部に他方の側部笠
木材40の重ね代部41aが重合される。なお、
この重合部には毛細管現象を防ぐための間隔を設
けるのが好ましく、さらに下向き溝を構成して該
溝に気密材を装着してもよい。そして、複数の各
側部笠木材30,40はそれぞれ同一構成の他の
側部笠木材に端部を突合せて連設される。
さらに、第1図および第3図に示すようにパラ
ペツトBの天部には一定の間隔をおいて凹部50
が設けられ、この凹部50にはアンカー20が設
けられ、アンカー20に手摺柱Cが固定されてい
る。すなわち、凹部50の下部にはパラペツトB
に埋設された差筋51等が設けられ、この差筋5
1には取付金具52が固定され、さらにこの取付
金具52にアンカー20が溶接等によつて固定さ
れ、さらにこの取付金具52にアンカー20が溶
接等によつて固定されている。手摺Cは上記アン
カー20に嵌合され、固定ボルト53とナツト5
4とによつてアンカー20に固定されている。
そして、上記笠木Aには手摺柱受け用空間部が
形成され、この空間部に手摺柱Cが設けられてい
る。
まず、パラペツトBに沿つてアンカー20が配
置されている位置において、上記笠木Aの構成す
る両側部笠木材30,40がそれぞれ同一構成の
他の両側部笠木材30,40に突合せ連設され、
この部分に手摺柱Cの受け用空間部Sが形成され
ている。すなわち、第2図に示すように、アンカ
ー20が配置されている位置において互いに連設
される一方の側部笠木材40と40の前後端部を
L形に切欠き、この切欠き部45,45を向きあ
わせて側部笠木材40と40とを突合せると、こ
の突合せ端部と他方の側部笠木材30との間に空
間部Sが形成される。この空間部Sに手摺柱Cを
配置するように取付ければよい。
なお、一方の側部笠木材40,40の突合せ端
部の切欠部45,45のみによつて手摺柱受け用
空間部Sを形成するためには、他方の側部笠木材
30の重合側の側端部が上記空間部Sにかからな
いように設定しておくのが好ましい。しかしなが
ら、手摺柱のとりつけ条件によつて両側の側部笠
木30,40の一部が上記空間部Sにかからざる
をえないときは、両側の笠木材30,40にそれ
ぞれL字形の切欠部を形成しておき、これら切欠
部を向きあわせて突合せ端部に手摺柱受け用空間
部Sを形成してもよい。いずれの場合にも、この
ようなL字形の切欠部は、電動鋸等によつて簡単
に形成することができるので、作業能率が向上
し、施工時間も短縮できる。
次に、上記のように手摺柱Cを設けた空間部S
にはコーキング処理する必要がある。この場合、
直接にコーキング材を空間部Sに打込んでもよい
が、第2図のように上記空間部S内にコーキング
受部材60を配設し、このコーキング受部材60
上にコーキング材を充填するのが好ましい。
このようなコーキング受部材60は、第1図お
よび第3図に示すように、笠木材30,40を連
設する場合の突合せ端部の内側に配設されるジヨ
イント板を利用し、このジヨイント板を2分割構
成とし、各部材60a,60bにそれぞれL字形
の切欠部65,65を形成するとともに、一側部
を折曲げて溝部66aを形成し、この溝部66a
に他側部66bを嵌合することによつて上記切欠
部65,65の間に嵌合孔61を有する一体のコ
ーキング受部材60を組立て構成するものとすれ
ばよい。しかし、第4図のように、ホルダー10
を利用し、2つのホルダー10,10の各一側に
L字形またはコ字形等の切欠部67,67を設
け、これらホルダー10と10とを突合せて上記
切欠部67,7の間に嵌合孔61を形成する構成
であつてもよい。もちろん、型材や折曲材あるい
は鋳物、プラスチツクス等によつて専用のコーキ
ング受部材を作成してもよい。
上述の笠木装置によれば、笠木Aの構成部材を
L字形に切欠く作業により容易に手摺柱受け用空
間部を形成することができるので、施工手間がわ
ずかですみ、作業能率が大幅に向上する。なお、
手摺柱は必ずしも四角形のものに限らないから、
上記手摺柱受け用空間部も手摺柱の断面形状に応
じて適宜形成すればよい。
次に、第5図は笠木の他の例を示すもので、パ
ラペツトBに固定されたホルダー10は左右対称
に形成され、上部両側には上向きに一対の平行な
係止部18,18が、その外側には笠木材受部1
4,14と係止突片11,11が形成されてい
る。そして、笠木Aは幅狭の側部笠木材30と幅
広の側部笠木材40とから構成され、一方の側部
笠木材30の水切り部31の下端には屈曲係止部
33が設けられ、上端には上向きの気密材保持用
嵌着溝34が突出形成され、さらにこの嵌着溝3
4の外側には係合突条35が、内側には係合溝3
6が形成されている。これに対し、他方の側部笠
木材40の水切り部41の下端には屈曲係止部4
3が、上端からは垂壁が垂下し、その下端に屈曲
係止部44が形成されている。重合端部が下部に
配置される一方の側部笠木材30はホルダー10
に対して、その係合溝36にホルダー10の係止
部18を係止させるとともに、屈曲係止部33を
ホルダー10の係止突片11に係止させることに
よつて装着されている。重合端部が上部に配置さ
れる他方の側部笠木材40はその水切り部41の
上部の屈曲係止部44を一方の笠木材30の重合
端部の突条35に係止させるとともに、水切り部
41の下端の屈曲係止部43をホルダー10の係
止突片11に係止させることによつて装着されて
いる。側部笠木材30の気密材は他方の側部笠木
材40の裏面に当接し、両笠木材30,40間の
気密が保持されている。この場合も、突合せ連結
される幅広の側部笠木材40の端部はアンカー2
0の配置部においてL字形に切除され、両者が突
合せられて突合せ端部に切欠き形成されたL字形
切欠部を互いに突合せられた手摺柱受け用空間部
が形成され、手摺柱Cが挿入されてアンカー20
に固定されている。なお、上記ホルダー10は左
右対称形状なので、左右の使い勝手が良い。
また、第6図は手摺柱を嵌合するための笠木の
他の例を示すもので、パラペツトBに固定された
ホルダー10の上部一側に片寄せて突部19が形
成され、この突部19の外側に下向きに開口する
係止部19aが設けられている。次に、重合端部
が下部に配置される一方の側部笠木材30は幅狭
で、水切り部31の上端には係止突部38が突出
形成されている。重合端部が上部に配置される他
方の幅広の側部笠木材40には水切り部41の一
側端部に設けられた垂壁の下端に気密材嵌着溝4
6が形成されている。そして、上記一方の側部笠
木材30は、その係止突部38をホルダー10の
係止部19a内に係止するとともに、屈曲係止部
34ををホルダー10の係止突片11に弾発的に
係着させることによつて装着され、さらに他方の
側部笠木材40はその気密材嵌着溝46の外縁を
ホルダー10の係止部19aの外縁に係合させる
とともに、屈曲係止部43をホルダー10の係止
突片11に係止することによつて弾性的に装着さ
れている。なお、この場合も手摺柱Cは幅広の側
部笠木材40の突合せ端部に設けられた空間部に
挿通され、アンカー20に固定される。
以上詳しく説明したように、パラペツトの天部
に設けられる笠木材には、上記天部に一定の間隔
をおいて固定された手摺柱を受ける手摺柱受け用
空間部を形成する必要がある。これに対し、この
発明に係る笠木装置によれば、パラペツトの天部
の屋外側と屋外側とにそれぞれ長尺の笠木材を配
設し、これらの笠木材を重合することによつて笠
木を組立てる構成とした上で、上記手摺柱受け用
空間部は屋内側又は屋外側のいずれか一方の側部
笠木材の切欠部と他方の側部笠木材の重合端部と
によつて形成することができ、上記他方の笠木材
には切欠き作業を施す必要がないので、簡単かつ
確実に手摺柱を取付けることができる。しかも、
手摺柱受け用空間部の一部は上記他方の笠木材の
重合端部によつて形成されるので、上記一方の笠
木材を切欠く場合、上記重合端部に相当する部分
の切欠きが不要となるので、電動鋸等によつて簡
単に作業を行なうことができる。
また、上記屋内側及び屋外側の笠木材はいずれ
も、ホルダー又は他方の笠木材に係止することに
よつて取付けられるものであり、ネジ等による煩
わしい作業を必要としないから、容易に取付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る手摺用笠木装置の一側
の断面図、第2図は第1図の笠木装置の分解斜視
図、第3図および第4図は手摺柱部分およびコー
キング受部材の説明図、第5図および第6図は笠
木の他の例の断面図である。 符号A……笠木、B……パラペツト、C……手
摺柱、S……手摺柱受け用空間、10……ホルダ
ー、20……アンカー、30,40……側部笠木
材、60……コーキング受部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パラペツトの天部に一定の間隔をおいて手摺
    柱を立設する一方、パラペツトの天部に間隔をお
    いて複数のホルダーを取着し、各ホルダーの屋内
    側及び屋外側の端部にはパラペツトの屋外側及び
    屋内側の斜め下方に突出する係止突片を形成する
    とともに、略中央部の上部には係止部を形成する
    一方、上記パラペツトの天部の屋外側と屋外側と
    にそれぞれ長尺の笠木材を配設するとともに、屋
    外側の笠木材の屋内側端部と屋内側の笠木材の屋
    外側端部とを上下に重合し、重合端部が下部に配
    置される笠木材を上記ホルダーの一方の係止突片
    と係止部に係止させ、重合端部が上部に配置され
    る笠木材を上記ホルダーの他方の係止突片と係止
    部又は重合端部が下部に配置される上記笠木材の
    重合端部に係止させるとともに、上記手摺柱の配
    置部において互いに突合せられる少なくとも上記
    一方の側部笠木材の突合せ端部に切欠部を形成
    し、この切欠部と上記他方の側部笠木材の重合端
    部とによつて手摺柱受け用空間部を形成し、該手
    摺柱受け用空間部に手摺柱を配設することを特徴
    とする手摺用笠木装置。
JP20453483A 1983-10-31 1983-10-31 手摺用笠木装置 Granted JPS6098052A (ja)

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JPS6098052A JPS6098052A (ja) 1985-06-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61290160A (ja) * 1985-06-14 1986-12-20 理研軽金属工業株式会社 手摺笠木

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6062360A (ja) * 1983-09-17 1985-04-10 株式会社ツヅキ 笠木取付方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5119786Y2 (ja) * 1974-03-08 1976-05-25

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JPS6062360A (ja) * 1983-09-17 1985-04-10 株式会社ツヅキ 笠木取付方法

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