JPS6322741A - 特殊目的に使用される自動車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はたとえばパトロールカーなどの特殊目的に使用
される自動車に関する。

従来の技術 現在の通常の方式では、たとえば回転灯、スピーカ、あ
るいは場合により追加されるアンテナのような車両の屋
根における上部構造物は、別途補強リプによって強化さ
れた屋根の外板の上に取付けられている。

またドイツ特許出願公開第８ＢＯＴ２４４号から、特に
広告看板またはタクシ−表示のような看板を収容するた
めの支持体が公知であり、この支持体はヌライド式屋根
開閉部の側方に取付けられる脚部を有する湾曲金具を含
んでいる。湾曲金具自体には、その内部に少なくとも二
つのスライド式開閉屋根枠の対向する部分に取付は可能
な支持金具が配置されている。さらに湾曲金具の水平部
には。

湾曲金具の幅よりも拡大された部分が看板を収容するた
めに設けられている。これによってスライド式開閉屋根
を備える自動車の屋根の上に、側方の雨樋とは蕪関係に
、支持体によって看板を固定することができる。

発明が解決しようとする問題点 上部構造物が屋根に直接固定されている場合には、屋根
に対応する穿孔部を設けることが必要となる。同探に乗
客室の外板と天井の間にある中空部に通常電気の供給の
ために必要となる導線を配置しなければならない。この
ように予定される処五が多様であるため、自動車を製作
する際に後の使用目的に注意しておかなければならず、
このため極めて早い段階で対応する準備を行わなければ
ならないという問題点があった。すなわち既述のように
と部構造物を備えた車両屋根の外板は１強度の関係で補
強板を設けなければならないため。

特にその目的のために予定されていない自動車における
装備作業を追加することは著しく困難となる。またこの
ようにして装備した車両を、あるいは後の時点で再び一
般車両として使用しようとする場合も様々な困難が生じ
る（屋根の穿孔部などンという問題点があった。

ドイツ特許出願公開第３８０’１２４４号においては。

支持体と看板とからなる機能ユニットは自動車の空気力
学的な性能を著しく悪化する。上部構造物がたとえばパ
トロールカー用の回転灯、スピーカーおよびアンテナの
ような一定の範囲を有するものであれば、このような機
能ユニットはこれに対応して構成することができるが、
極めて大きな重量や、上部構造物から生じる走行中の抵
抗を考慮に入れる必要があろう。このことは極めて高い
設計手数を必要とする。このような装Ａを用いても。

自動車を製作するときにその後の使用目的に注意し、そ
れ相応の配慮、すなわち屋根の外板に強度上の理由から
補強板を施さなければならないのは避けることができな
い。屋根ま１こはスライド式開閉屋根カバーの中に取付
けられる電気供給線のための穿孔部も忘れてはならない
。従ってこのような自動車にあっても、後の時点で再び
一般自動車として使用するためには、それ相当の改装が
必要となるという問題点があった。

本発明の目的は、車両屋根の１に設けられる単数または
複数の上部構造物を備えた特殊目的に使用される自動車
を、使用目的の決定をはるか後の時点で行なえるように
構成すること、のみならず改装作業が迅速かつまた問題
なく行うことができ。

しかも後に一般車としての使用が簡単に可能となるよう
に構成することにある。

問題点を解決するための手段 このような問題点を解決するため本発明は１回転灯、ヌ
ビーカなどのような上部構造物が屋根に備えられたたと
えばパトロールカーのような特殊目的に使用される自動
車であって、上部構造物は。

屋根の輪郭に適合するとともにこの上部構造物と機能的
なユニットを構成するカバーのとに直接取り付けられ、
このカバーが、スライド式洲閉屋根！　＊　ハスライド
・リフト式開閉屋根のために屋根に設けられた枠の中に
はめ込まれてこの枠に固定されていることを特徴とする
特殊目的に使用される自動車を提供する。

作用 このように構成すると、自動車を特殊自動車に、またそ
のようなものから再び一般自動車に改装することが常に
可能となる。上部構造物は、この上部構造物が支持され
て機能的に一つのユニットを形成しているカバーと共に
簡単に取り除かれ、［気溝線の結合が外され、その代わ
りにスライド式開閉屋根またはスライド・リフト式開閉
屋根が枠にはめ込まれる。

本発明の好適な実施態様によれば、スライド式開閉屋根
の寸法に相当するカバーは、必要とする補強リプが既に
設けられているとともに、上部構造物を組立てるための
必要な数の穿孔部をも備えている。

有利な実施態様においては、カバーの下部外観は客室の
天井に適合しているのみならず、カバーの固定場所にお
いて水平調整が可能なように構成され、このため屋根の
外部輪郭への正確な適合を行うことができる。

実施例 本発明の実施例を図面に基でいて詳細に説明する。

第１図は、スライド式開閉屋根が取り付けられる枠８を
備えた自動車２の屋根１の斜視図である。

枠３には、スライド式開閉屋根を動かすことのできる全
ての調整装置を備えることもできる。ただしこれらの調
整装置はここに図示されてはいない。

枠８の上には、スライド式開閉屋根の代わりに。

本発明に従い構成されたカバー４が被せられ、このカバ
ーは、上部構造物として特殊目的、たとえばパトロール
カーとして自動車２を利用するために１回転灯５が搭載
されている。カバー４は、四つの固定個所６．？、８．
９で枠８と結合されている。その他の詳細は第２図およ
び第８図から明らかとなる通りである。

第２図による断面図から明らからように、カバー４は被
覆板ｌＯを備え、この被覆板ｌＯは彩色されているとと
もに外部輪郭が適切に屋根ｌの外板１１に適合されてい
る。被覆板ｌＯは、スライド式開閉屋根の寸法に対応し
て形成されているために、外観に関して問題がないばか
りか侵入しようとする湿気に対する密閉の点でも問題は
生じることはない。カバー４は、屋根ｌの客室側の天井
１８に適合し１こ上張り］４を廂えている。被覆板１０
と上張り１４との間に補強リプ１５が設けられており、
この補強リプは被覆板ｌＯと結合されて、カバー４の形
状全安定させる。

被覆板１０の上には既述の回転灯５が取付けられており
、この回転灯５の照明ガラス１６の下縁を取り囲んでパ
ッキング板１７が備えられている。電流供給の役をする
引き込み線１８は１回転灯５から。

ゴムブツシュ１９を施し１こ被覆板１０の開口部２０を
通り、補強リブ１５によって形成された中空部２１に通
じている。引き込み線１８は、この中空部２１から必要
に応じて設けられるプラグ結合を介して自動車の屋根ｌ
の中空部へ至り、そこから自動車２の対応する電気設備
へ導かれる。

回転灯５における部分的に折り曲げＴ二下縁２４を通じ
て１回転灯５はねじ結合によりカバー４と結合されてい
る。この結合は、１２０°毎に均等に配置され１こ六角
ポｖト２５により行なわれ、これら六角ボνト２６は、
補強リブ１５が直接被覆板１０に密接する個所に配置さ
れている。この補強リブ１５と被覆板１０との結合はた
とえば金属接着剤によって行うことができる。六角ポｖ
ト２５の作用個所およびカバー４のその他の個所の補強
リブ１６には、別の１部構造物を追加するための固定ボ
Ｍトまたは類似の保持手段のための多数の穿孔部２７が
設けられている。補強リブ１５のこれらの個所に材料の
厚み増し部２６を設けることができる。

各六角ホルト２５はそれぞれ折り曲げに下縁２４、パッ
キング板１７および補強リブ１５の対応する穿孔部を通
り、座金２８およびロックナツト２９によって回転灯５
が固定される。パッキング板１７の六角ポルト２５の貫
通部の領域にブツシュ８０がはめ込まれている。

第３図には屋根ｌに統合された枠８におけるカバー４の
固定ｔＲ造が示されている。この図には。

既に第１図から知り得る固定個所８．９の詳細が示され
ている。これらは単に固定自体に役立つだけではなく、
カバー４を簡単な方法で水平方向に７Ａ整可能であり、
その縁部の領域は枠８の縁部の領域すなわち屋根ｌの表
面と同一の高さにすることができる。図示した固定個所
８．９は設計との構成では同一である。補強リブ１５に
おける枠８の方に向いた水平面に設けられた開口部３８
の中にフランジナツト３４が挿入され、座金３５および
中空リペット３６を介してこのフランジナツト３４は補
強リブ】５と結合されている。フランジナツト３４のね
じ六３７の中へ調整ボルト３８がねじ込まれており、こ
の調整ポｖト３８は他方の末端に別のねじ山３９を備え
ている。このねじ山３９によって調整ボルト３８は。

補強リブ１５に対向する側の枠３に設けられた支持板４
１に補助されて、補強板４２と共に枠３をナツト４０で
挾み込んで固定する。たと丸ばポνト３９の他方の末端
に設けられたスロット４８に入れたドライバで調整ポＭ
ト３８を回転させることにより、カバー４の水平方向の
調整を行うことができろ。

被せたカバー４の湿気侵入を防止するための枠８に対す
る密閉に関しては、被せられるスライド式開閉屋根また
はスライド・リフト式開閉屋根の場合と同様に処置する
ことができる。この密閉ＦＲ造は本発明の対象ではない
ため、これ以との説明は省く。

本発明は図示しγこ実施例に限定されるものでなく、カ
バー４の閉成、設けられる上部溝Ｓｉ物の固定の郡類と
方法における構造上の変成を含むのは当然であり、特に
その配置は自動車ｌの使用目的に応じて個別に調整する
ことができる。

発明の効果 以と述べたように本発明による特殊目的に使用される自
動車は、上部溝遺物が取り付けられて。

この１部構造物と機能的にユニットを構成するカバーが
、スライド式開閉屋根またはスライド・リフト式開閉屋
根のｆこめに自動車の屋根に設けられた枠に適合するよ
うに溝数されている１こめ、自動車を製造するはるか後
の時点で、自動車の使用目的を決定することができると
ともに、前記ユニットをスライド式開閉屋根またはスラ
イド・リフト式開閉屋根と取り替えることによって、特
殊目的に使用される自動車を、−段車として使用可能な
ように簡単に改装することができる。

【図面の簡単な説明】

ｖ、１図は１本発明により取り付けられる機能的なユニ
ットと、このユニットが取りイ寸けられる自動車のスラ
イド式開閉屋根の部分とを示す斜視図。 第２図は、第１図における璽−型切断線に沿っに拡大断
面図、第８図は、第１図における１１切断線ニ沿った拡
大断面図である。 １・・、屋根、２・・・自Ω小、３由枠、４・・・カバ
ー。 ５・・・上部溝遺物（回社灯〕。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転灯、スピーカなどのような上部構造物が屋根に
   備えられたたとえばパトロールカーのような特殊目的に
   使用される自動車であつて、上部構造物（５）は、屋根
   （１）の輪郭に適合するとともにこの上部構造物（５）
   と機能的なユニットを構成するカバー（４）の上に直接
   取り付けられ、このカバー（４）が、スライド式開閉屋
   根またはスライド・リフト式開閉屋根のために屋根（１
   ）に設けられた枠（３）の中にはめ込まれてこの枠（３
   ）に固定されていることを特徴とする特殊目的に使用さ
   れる自動車。 ２、カバー（４）は、上部カバー板（１０）と、この上
   部カバー板（１０）に結合されて中空部（２１）を形成
   する補強リブ（１５）とを備え、この補強リブ（１５）
   の上部カバー板（１０）と反対側の客室（１２）の側に
   屋根（１）の天蓋（１３）に適合した上張り（１４）が
   設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   に記載の特殊目的に使用される自動車。 ３、上部カバー板（１０）と補強リブ（１５）とが金属
   接着剤によつて結合されていることを特徴とする特許請
   求の範囲第２項に記載の特殊目的に使用される自動車。 ４、カバー（４）は均等に配置された固定個所（６）（
   ７）（８）（９）で枠（３）に固定されており、この固
   定個所（６）（７）（８）（９）に設けられた調整装置
   によりカバー（４）が、水平方向に調整可能なように構
   成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項に
   記載の特殊目的に使用される自動車。 ５、補強リブ（１５）に開口部（３３）が設けられ、こ
   の開口部（３３）にフランジナット（３４）が挿入され
   、座金（３５）と中空リペット（３６）によつてフラン
   ジナット（３４）と補強リブ（１５）とが結合され、フ
   ランジナット（３４）のねじ穴（３７）の中へ調整ボル
   ト（３８）がねじ込まれ、この調整ボルト（３８）の先
   端に別のねじ山（３９）が形成されてナット（４０）と
   ねじ合わされ、枠（３）が、ナット（４０）と、この枠
   （３）における補強リブ（１５）に対向する側に設けら
   れた支持板（４１）とで、この枠（３）における支持板
   （４１）とは反対側に設けられた補強板（４２）ととも
   に挾まれることにより、調整装置が構成されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の特殊目的に
   使用される自動車。 ６、カバー（４）の上に回転灯（５）が取り付けられ、
   この回転灯（５）の照明ガラス（１６）の下縁に沿つて
   周回するパッキング板（１７）が備えられ、給電の役割
   を果たす引き込み線（１８）が、回転灯（５）からカバ
   ー板（１０）に設けられた開口部（２０）に施されたゴ
   ムブッシュ（１９）を経由して補強リブ（１５）で形成
   された中空部（２１）の中へ導かれ、この中空部（２１
   ）からプラグ結合を介して屋根（１）の中空部の中へと
   導かれていることを特徴とする特許請求の範囲第２項に
   記載の特殊目的に使用される自動車。 ７、回転灯（５）の下縁（２４）は部分的に折り曲げら
   れ、この下縁（２４）がねじ結合によりカバー（４）と
   結合され、ここに設けられて好ましくは周方向に均等な
   ピッチで配置された六角ボルト（２５）が、折り曲げた
   縁（２４）、パッキング板（１７）および補強リブ（１
   ５）に設けられた対応する穿孔部を通り、この六角ボル
   ト（２５）の先端に座金（２８）およびロックナット（
   ２９）が装着されることにより回転灯（５）の固定が行
   われるように構成されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第６項に記載の特殊目的に使用される自動車。 ８、その後の組立ての保持具のための作用個所において
   、補強リブ（１５）に予め作成した穿孔部（２７）が備
   えられていることを特徴とする特許請求の範囲第７項に
   記載の特殊目的に使用される自動車。