JPS63225397A - 抗アレルギー作用を有する新規ペプチド - Google Patents

抗アレルギー作用を有する新規ペプチド

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JPS63225397A
JPS63225397A JP62228771A JP22877187A JPS63225397A JP S63225397 A JPS63225397 A JP S63225397A JP 62228771 A JP62228771 A JP 62228771A JP 22877187 A JP22877187 A JP 22877187A JP S63225397 A JPS63225397 A JP S63225397A
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amino acid
acid sequence
peptide
thr
arg
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Application number
JP62228771A
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Hideo Nakamura
秀雄 中村
Katsumi Ishii
勝美 石井
Yasuo Ariyoshi
有吉 安男
Norimare Nio
式希 丹尾
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Ajinomoto Co Inc
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Dainippon Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/705Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants
    • C07K14/70503Immunoglobulin superfamily
    • C07K14/70535Fc-receptors, e.g. CD16, CD32, CD64 (CD2314/705F)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P37/00Drugs for immunological or allergic disorders
    • A61P37/08Antiallergic agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/06Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies from serum
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、免疫グロブリンE中の部分アミノ酸配列を仔
するアレルギー疾患の治療剤として有効なrr規ペプチ
ド及びそのアミノl!I!il基の部分的変換体並びに
その塩に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点生体は、
弊自己を認識し、排除することによって、自身を防御し
ている。即ち、異物の一部を抗原として認諭し、抗原に
対する抗体を産生ずる。
産生された抗体は、新たに侵入してくる抗原と反応し、
抗原・抗体複合体を形成し、異物は排除される。このよ
うな抗原抗体反応が逆に生体に対して不都合な反応とな
って、′i己の組織に傷害を引き起こす場合を、一般に
アレルギーと称している。
アレルギー反応は、その機構に基づいてGe1lとCo
o■bsによって4つの型(■〜■)に分類されている
。■型からm型までは抗原と液性抗体との反応に基づい
ており、短時間で起こるので即時型アレルギーといい、
■型は細胞性免疫によるもので比較的ゆっくりした反応
であり、遅延型アレルギーと呼ばれている。このうち、
■型アレルギーは、アレルギーの代表的なものであり、
この型に嘱する疾但として、気管支喘息、アレルギー性
鼻炎、食物アレルギー(暮麻疹、腸管アレルギー等)等
が挙げられる。これらのアレルギー性疾患は、近年、そ
の患者数が急増し、社会的な問題にもな、でいる。
IWアレルギー反応は、アレルギーの原因物質となる抗
原(アレルゲン)に対する免疫グロプリy E (Im
sunogulobulin E、以下、IgEと記す
、)抗体と組織中の肥満細胞及び血中の好塩基球表面上
に存在する1gεレセプター(または、Fcεレセプタ
ーと称す。)とが結合することが基本となる。
即ち、アレルゲンが生体に侵入すると、それに対するI
gE抗体が、B細胞から産生されるようになる。一方、
肥満細胞や好塩基球表面上には、数十五個の1gεレセ
プターが存在しており、 IgE抗体は、この1gεレ
セプターに極めて高い親和性を持って結合する。細胞表
面上に結合したIgEに再侵入してくる多価のアレルゲ
ンが結合し、これを介していくつかのIgE分子が梁構
化される。これが引き金となって、ンセプクー分子間に
なんらかの相互作用が生じ、細胞膜内の酵素系の活性化
が起こる。その結果、肥満細胞や好塩基球中に存在する
顆粒の脱顆粒現象が起こり、それに伴って、顆粒内に存
在するヒスタミ’、5R5−^、セロトニン等の化学伝
達物質が細胞から放出され、血管透過性の亢進、平滑筋
の収縮、分路機能の亢進などをきたし、種々のアレルギ
ー性疾患が惹起されると考えられている。
アレルギー疾患の治療薬としては、抗ヒスタミン剤等の
化学伝達物質に対する拮抗剤、クロモグリク酸ナトリウ
ム等の化学伝達物質遊離抑制剤、ステロイド剤等が一般
的に用いられている。しかし、これらはI型アレルギー
の根本となるIgE −Fcεレセプクー間の結合自体
を阻害するものではなく、また、使用には副作用や投与
法等で制限がある。
■型アレルギーの発症l!構を考えると、IgEが配溝
細胞及び好塩基球の表面上のFcεレセプターに結合し
なければ、アレルゲンの侵入によってもlff1アレル
ギーが惹起されないと考えられる。故に、 IgHのF
cεレセプターへの結合を阻止できれば、結果的に、脱
顆粒化には至らず、アレルギー疾患を治療することが可
能となる。
IgE分子自身は、l’gEレセプターに結合するので
あるから、IgE分子の何処かにレセプター結合部位が
存在するはずである。従って、IgE中のレセプター結
合部位を含む物質が得られれば、IgEと競合して、F
cεレセプターと結合し、抗原抗体反応を遮断すること
によって抗アレルギー作用を示すという、これまでにな
いタイプのアレルギー性疾患治療剤が可能となる。
このような考えに基づく取り組みとしては、+1) S
tanworthが報告したIgEの部分加水分解によ
って得られるWce7ラグメント(Cr2−Ce4ドメ
インを含むペプチドフラグメント)によるブラウスニフ
ツーキュストネル反応の抑@ [StanworthD
、R,、Nature、  233. 310 (19
71)]  、 CCe 2からCeL ドメインをコ
ードするcDNAを大腸菌に挿入し、発現させたCe2
−Ce4ドメインによるヒト好塩基球への結合能及びそ
の抗アレルギー活性に関する報告[L+u F、 et
 al、、 Proc、 Natl、^cad。
Sci、υS^、 81.5309 (+984): 
 Kenten J、 et al、。
I’roc、Natl、^cad、 Sc1. IIS
^、 81.2955 (+984);Geha、R,
S、 et at、、 Nature、 315.57
7 (1985) :Coleman  J、Vl、 
 et  al、、  Eur、J、Immunol、
、  15. 900(1985>]等が挙げられる。
しかし、IgE中の抗アレルギー作用を有する部位、即
ち、IgEレセプター結合部位の領域を特定するには至
っていない。
また、Dorr+ngtonとBenn1chは、円偏
向二色性スペクトルを用いたIgEの熱による2次構造
変化の観察に基づいて、レセプター結合部位がCe3−
Ce 4Fメインに存在することを示唆している[Do
rrLngton K、J、 and [1enn+c
h )1.IL、 Iwmuno−loglcal R
ev、、 41.3 (+978)]。
特公昭80−2318号公報には^sp−Pro−^r
g+5er−^sp−Pro−^rg、 Asp−5e
r−^sp−Pro−Argまたは^Ia−^5p−5
er−^sp−Pro−^rg17)7ミ/lli配列
を「するペプチドが記θされている。しかし、これらの
ペプチドはヒトIgEのFc部分の部分アミノ酸配列と
は異なる。また、これらのペプチドに対応するヒトIg
EのFc部分の部分アミノ酸配列を有するペプチドはく
抗アレルギー作用を存さないと報告されている[Ben
n1ch、 H,et al、。
Int、^rch 、^llergy Appl、 I
wsunol、 53.459−4f18(+977>
] 。
特表昭02−500025号公報は、Ce3−Ce4ド
メインに存在するペプチドフラグメントについて開示し
ている。しかしながら、本発明のペプチドは特表昭02
−500025号公報に開示されているペプチドとは明
らかに異なる。
ni点を解決するための手段 本発明等は、ヒトIgEのFc部分の部分アミノ酸配列
を有する種々のペプチドを合成し、抗アレルギー作用に
ついて検討したところ、これらのペプチドのすべてが抗
アレルギー作用を有するのではなく、特定の部分アミノ
酸配列を有するペプチドが抗アレルギー作用を有するこ
とを見出し、本発明を完成した。
本発明は、下記式[I]で示されるアミノ酸配列を有す
るペプチドにおいて、第1〜20番目のアミノ酸配列を
有するペプチド、第1〜29番目のアミノ酸配列を有す
るペプチドまたは菫17〜28番目のアミノ酸配列を有
するペプチド 式CI] Tyr−Leu−3er−Arg−Pro−3et−P
ro−Phe−AslLeu−ん Phelle−^rg−Lys−3er−Pro−Th
r−11e−Thr四 或いは下記式[■]で示されるアミノ酸配列を有するペ
プチドにおいて、第1〜21番目のアミノ酸配列を有す
るペプチド、第3〜47番目のアミノ酸配列を有するペ
プチド、第10〜17番目のアミノ酸配列を有するペプ
チド、第10〜24番目のアミノ酸配列を有するペプチ
ド、IT22〜40番目のアミノ酸配列を仔するペプチ
ド、m38〜50番目のアミノ酸配列を打するペプチド
、第39〜45番目のアミノ酸配夕りを有するペプチド
、第40〜45番目のアミノ酸配列を有するペプチドま
たは第40−54番目のアミノ酸配列を仔するペプチド 式[旧 Gln−X −Arg−Val−Thr−Hls−Pr
o−Hls−Leu−Pro−Arg−Ala−Leu
−Met−Arg−Sar−Thr−Thr−Lys−
10ArG Scr−Gly−Pro−Arg−Ala−AIL−P
ro−Glu−Val−Tyr−頷 Ala−Phe−Alt−Thr−Pro−Glu−T
rP−Pro−Gly−5et−Arg−AsP−Ly
s−Arg−Thr−Leu−Ala−X −Leu−
11e−GIn−Asn−Phe−Met (式中、XはCywまたはSerを意味する。)及びそ
れらのアミノ酸残基の部分的変換体及びそれらの塩に関
する。
なお、式CI]或いは式[II]で示されるアミノ酸配
列を仔するペプチドは、各々ヒトIgEのFc部分のア
ミノ酸配列の第329〜357番目、第417〜470
番目のアミノ酸配列CDorrington、 K、 
et at。
1ivumo1. Rev、 41.3〜25 (19
78)]に相当するか、或いはそのアミノ酸配列中のC
ysをSerに代替したアミノ酸配列を「するペプチド
である。
本発明のペプチドはペプチド合成に通常用いられる液相
法または同相法で製造される。即ち、ペプチド結合の任
意の位置で部分される2Hの7ラグメントの一方に相当
する反応性カルボキシル基を有する原料と、他方のフラ
グメ/トに相当する反応性アミ7基を有する原料をDC
C(N、N’−ジシクロへキシルカルボジイミド)法、
活性エステル法等を用いて縮合させ、生成する縮合物が
保N基を仔する場合、その保護基を除去させることによ
って製造し得る。
この反応工程において反応に関与すべきでない官能基は
、保Wt基により保護される。アミノ基の保[Eとして
は、例えば、ベンジルオキシカルボニル、t−ブチルオ
キシカルボニル、p−ビフェニルイソメチルオキシカル
ボニル、9−フルオレニルメチルオキシカルボニル等が
挙げられる。カルボキシル基の保護基としては、例えば
、アルキルエステル、ベノジルエステル等を形成し得る
基が挙げられる。同相法の場合は、C末端のカルボキシ
ル基はクロルメチル樹脂、オキシメチル樹脂、p−アル
コキシベンジルアルコール樹脂等の担体に結合している
W+合反応は、シンクロへキシルカルボジイミド等の縮
合剤の存在下か、或いは、N−保護アミノ酸活性エステ
ルまたはペプチド活性エステルを用いて実施する。
縮合反応終了後、保護基は除去されるが、同相法の場合
は、さらに、ペプチドのC末端と樹脂との結合を切断す
る。
さらに、本発明のペプチドは通常の方法に従い精製され
る。例えばイオン交換クロマトグラフィー、逆相液体ク
ロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィー
等が挙げられる。
本発明のペプチドは、常法に従って各種の無機改または
**酸と処理することにより、塩類に4(ことができる
。これらの塩類としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ
化水素酸塩、硫酸塩、す/!!l塩等の無機酸塩および
酢Wk*、)リフルオロ酢酸塩、クエンm塩、マレイン
隈塩、フマル@塩、酒石酸塩、乳酸塩、メタンスルホン
酸塩、p−)ルエンスルホン酸塩等のa機酸塩が挙げら
れる。さらに、アルカリ金属及びアルカリ土類金属の水
酸化物、或いは、「機塩基と処理することによっても、
塩類に導くことができる1例えば、カリウム塩、ナトリ
ウム塩、カルシウム塩、Lys塩等が挙げられる。
作    用 本発明のペプチドまたはその塩はアレルギー疾患の治療
剤として宵月である。
以下に、本発明のペプチドの抗アレルギー作用について
試験例を挙げて説明する。
[受動皮膚アナフィラキシ−抑制作用]ウィスター系雄
性ラット(体m1ao〜200g)の背部2カ所に、レ
ピア等の方法[Levine、 B、B。
and Vaz、N、M、、 Int、^rch 、^
Ilergy Appl、 Immunol。
胆、156〜1(i8 (1970)]に準じて作製し
た抗卵白アルブミ/マウス抗血清の希釈液0.11を陵
内注射し、その48時間後に卵白アルプミ/2■を含む
0.5%エバンスブルー溶液1■1を静脈内に注射した
。30分後にラットを炭酸ガス中毒死させ、背部皮慮を
9+11m Lだ後、色素斑の面積を測定した。2カ所
の色素斑の面積の平均値を各ラットの反応値とした。試
験化合物は、生理食塩水に溶解または懸濁し、抗血清で
の感作前24時間、3時間及び感作時の計3回、10μ
g、30μgまたは100μgずつを反応部位の陵内に
投与した。
結果は、試験化合物投与群の反応値を非投与群(対照群
)の反応値と比較して求めた抑制率としで、表1に示す
。なお、表中の抑制率は5匹についての平均値である。
(以下余白) 表    1 ″ :対照群と比べて0.01 < p <0.05で
存意差ありIll、対照群と比べてp <0.01で存
意差あり試験化合物1〜12は各々実施例1〜12のペ
プチドを意味する。
参考化合物13.14は参考例のペプチドを意味する。
上記試験結果からも明らかなように、本発明のペプチド
またはその塩は、優れた抗アレルギー作用を示し、抗ア
レルギー剤として気管支喘息、アレルギー性鼻炎、暮麻
疹、アトピー性皮膚炎、湿疹、アレルギー性眼炎のよう
なアレルギー疾患の予防並びに治療に使用することがで
きる。
本発明のペプチドまたはその塩の投与経路としては、経
口投与、非経口投与、直腸内投与あるいは局所投与のい
ずれでもよいが、局所投与が好ましい0本発明のペプチ
ドまたはその塩の投与量は、化合物の種類、投与方法、
患者の症伏・年令等により異なるが、通常1回0.00
1〜l000鴫、好ましくは0,01〜10■を1日当
り1〜3回である。本発明のペプチドまたはその塩は通
常、製剤用担体と混合してvi製した製剤の形で投与さ
れる。製剤用担体としては、製剤分野において常用され
、かつ本発明のペプチドまたはその塩と反応しない物質
が用いられる。具体的には、例えば、乳糖、ブドウ糖、
マンニット、デキストリ/、シクロデキストリン、デン
プン、白糖、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成
ケイ酸アルミニウム、結晶セルロース、カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルデンプ/
、カルボ牛ジメチルセルロースカルシウム、イオン交換
樹脂、メチルセルロース、ゼラチン、アラビアゴム、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、低置換mヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
、ポリビニルピロリトノ、ポリビニルアルコール、軽質
無水ケイ酸、ステアリン酸マグネシウム、タルク、トラ
ガント、ベントナイト、ビーガム、カルボキンビニルポ
リマー、酸化チタン、ソルビタン脂肪酸エステル、ラウ
リル硫酸ナトリウム、グリセリ/、脂肪酸グリセリ/エ
ステル、精製ラノリン、グリセロゼラチン、ポリソルベ
ート、マクロゴール、植物油、ロウ、流動パラフィン、
白色ワセリン、フルオ四カーボン、非イオン界面活性剤
、プロピレングリコール、水等が挙げられる。剤型とし
ては、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤、
懸濁剤、半割、軟膏、クリーム剤、ゲル剤、貼付剤、吸
入剤、注射剤等が挙げられる。これらの製剤は常法に従
って調製される。なお、液体製剤にあっては、用時、水
又は他の適当な媒体に溶解又は懸濁する形であってもよ
い。また錠剤、顆粒剤は周知の方法でコーテイングして
もよい。注射剤の場合には、本発明のペプチドまたはそ
の塩を水に溶解させて調製されるが、必要に応じて生理
食塩水あるいはブドウ糖溶液に溶解させてもよく、また
暖衝剤や保存剤を添加してもよい。
これらの製剤は、本発明のペプチドまたはその塩を0.
2%以上、好ましくは0.5〜706Aの割合で含仔す
ることができる。これらの製剤はまた、治療上価値ある
他の成分を含有していてもよい。
実施例 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
なお、本明細書中で用いた略号は、次の意味を有する。
AIa   アラニン Arg   アルギニン Asn    アスパラギン ASp   アスパラギン鼓 Cys   システィ/ Gln    グルタミン Glu    グルタミン酸 GIV   グリシノ II i s    ヒスチジン 11e    インロインノ Leu    ロイシン Lysリジ/ Met    メチオニン PhCフェニルアラニン Pro   プロリン Set   セリン Thr   スレオニン Trp)リプトフ7ノ Tyr   チロシ/ Valバリ/ Fmoc   9−フルオレニルメチルオキシカルボニ
ル基 tllu    t−ブチル基 DMF    ジメチルホルムアミド M t r   4−メトキシ−2,3,6−)リメチ
ルベンゼ/スルホニル基 Boc    t−ブチルオキシカルボニル基DOD 
   ジメトキシジチル基 DMF    ジメチルホルムアミド ONp    p−二トロフェニルエステルHOBt 
  1−ヒドロキシベンシトリアゾール なお、アミノ酸はすべてLmを用いた。
(以下余白) 実施例1 ^1a−Asp−5er−Asn−Pro−Arg−G
 1y−Vat −5er−A la−Tyr−Leu
−5er−Arg−Pro−5er−Pro−Phe−
Asp−Leu−Phe−l 1e−Arg−Lys−
5er−Pro−Thr−Ile−Thr (化合物り
の合成Fmoc−Thr(tau)樹脂(Fmoc−T
hr(tau)が0.45ミリモル/g樹脂の割合で導
入されているp−フルコキシベンジルアルコール樹脂)
666−gltWirとうできるように装置したMer
rifieldの固相法用反応装置にとり、ジメチルホ
ルムアミド 濁し30分閏振とうし、Fmoc−Thr(tBu)樹
脂を膨潤させた。
これを、以下のF−〇C基除去サイクルに付した。
a) DMF 20 ml中、1分閏振とう後、濾過し
た(2回)。
b) 20 !ビヘリジンーoMr溶液201中、3分
間振どう後、濾過した。
c) 20 Nピペリジン−DMF溶液20−1中で1
0分分間上う後、濾過して、F■OC基を脱離した。
d) DMF 20■1で2回洗浄。
e)イソプロパツール20■1で2回洗浄。
ここで、 Kaiser法により、FIIoc基が完全
に除去したことを確認し、もし、不完全ならば上記の除
去サイクルを繰り返した。また、完全に除去されている
ならば、以下に示す合成サイクルに供した。
f) Fg+oc基・除去サイクルで得られたH−Th
r(tau)樹脂をDMF 20■1で2回振とうする
ことによってIIgeiさせた。
g) FIIoc−11e (318B、 0.9 ミ
リモル ) 、HO8t(146mg、 1.08 ミ
リモル)の[1MF溶液(201)を加え、1分間振と
うした。
h) I Mジシクロへキシルカルボジイミド塩化メチ
レン溶液0.99 mlを添加し、700分間振うした
i) DMF 20■1で2回洗浄。
j)イソプロ、パノール201で2回洗浄。
ここで、Kaiser法によって縮合が完了しているか
否かを確認し、もし、不完全ならば、上記の縮合サイク
ルを繰り返した。また、完全に縮合が完了しているなら
ば、再び、Fmoc基除去サイクルに供した徳、g)ス
テップをFwoc−Thr(tBu)で行う縮合サイク
ルに付した。以後、同様に、Fmoc基除去サイクルと
Fmocアミノ酸縮合サイクルを繰り返してFaoc−
Pro、 Fmoc−5er(tau)、 Fmoc−
Lys(Boa)、Fa+oc−Arg(Mtr)、F
a+oc−11eb Fsoc−PheSFmoc−L
eu。
Fmoc−Asp(OtBu)、Fa+oc−Phe、
 Fmoc−Pro、Fmoc−Ser(taU)、F
+++oc−Pro%Fwoc−Arg(Mtr)、F
soc−Ser(tau)、  Fmoc−Leul 
Fmoc−Tyr(tau)、 Fmoc−Ala。
Fmoc−5er(tau)、FIIoc−Vat、F
woc−Gly、 Fmoc−Arg(Mtr)、 F
moc−Pro、  Fmoc−Asn(00口)、 
FIIoc−Ser(tau)、Fs+oc−Asp(
OtBu)、Boc−AIattlll[次縮合した。
こうして得られたBoc−A 1a−Asp(OtBu
)−5er(tBu)−Asn(DOD) −Pro−
Arg(Mtr) −G Iy−Va l −5er(
tau )−A I a−Tyr(tau ) −Le
u−5e r(tau)−Arg(Mtr) −Pro
−5er(tBu) −Pro−Phe−Asp(Ot
Bu)−Leu−Phe−11e−Arg(Mtr)−
Lys(Boa)−5er(tau)−Pro−Thr
(tau)−l 1e−Thr(tau)樹脂を樹脂か
らの脱離工程に供した。
即ち、塩化メチレン201で2回洗浄し、塩化メチレン
(10ml)−7ニソール(2,00ml)−チオフェ
ノール(0,66■1)混合溶液に懸濁、続いて、トリ
フルオロ酢酸(20ml)−塊化メチレン(2,32m
l)を加え1時間振とうした。樹脂を濾過し、得られた
ml液にエーテルを加え、濾過することによって、白色
法’1m (1,02g)を得た。これに、トリフルオ
ロ酢酸(13,5ml)−チオアニソール(1,5ml
)−チオフェノール(0,60ml)混合溶液を添加、
5時間攪拌した。この反応溶液に、エーテルを加え、濾
過することによって白色沈殿(1,15g)を得た。
得られた白色粉末を逆相液体クロマトグラフィーに供し
、求める^Ia−Asp−5er−Asn−Pro−^
「g−Gly−Va I −5er−A la−Tyr
−Leu−5er−Arg−P ro−5er−P r
o−Phe−Asp−Leu−Phe−I Ie−Ar
g−Lys−5er−Pro−Thr−l 1e−Th
r画分を分取し、得られた溶出画分を濃縮乾固した。
ついで、蒸留水を加え数回濃縮乾固を繰り返した後、少
量の蒸留水にとかし、凍結乾燥した。こうして精製され
たAla−Asp−Ser−Asn−Pro−Arg−
Gly−Va l −5er−A Ia−Tyr−Le
u−5er−Arg−P ro−5er−P ro−P
he−^sp−Leu−Phe−11e−Arg−Ly
s−5er−Pro−Thr−11e−Thr139 
sagを得た。精製物の一部をとり、気相プロテインシ
ークエンサーでアミノ酸配列を調べたところAla%A
sp%Ser、Asn、Pro、Arg、Gly、Va
l、Ser%Ala。
Tyr、Leu、Ser、Arg、Pro、Set%P
ro、Phe、Asp %Leu、Phe。
11e、Arg、Lys、Ser、Pro、Thr、 
l Ie、TI+rの順となり求めるペプチド配列と一
致した。また、 FAR質量分析器による分子量測定を
行ってもw/z 3192(MH會)となり理論値に一
致した。さらに、6N−11cI水溶液で加水分解し、
アミノ酸分析に供したところのAsp 3.03. T
hr 1.99. Ser 4.85. Pro 4.
00+Gly +、05. Ala 1.88. Va
l 1.12. lle 1.78. Leu2.09
. Tyr O,98,Phe 2.03. Lys 
1.0?、 Arg2.94の比となりこれもまた理論
値と一致した。従って、求めるペプチドが合成されてい
ることが確認された。
純度は、薄層クロマトグラフィーと逆相液体クロマトグ
ラフィーで純度よく合成されていることが確認された。
(以 下 余 白) 実施例2 Arg−Vat −Thr−His−Pro−His−
Leu−Pro−Arg−^1a−Leu−Met−A
rg−5er−Thr−Thr−Lys−Thr−5e
r−G ly−Pro−Arg−A 1a−A Ia−
Pro−G Iu−Val −Tyr−A Ia−Ph
e−A Ia−Thr−Pro−G Iu−Trp−P
ro−G Iy−Ser−Arg−Asp−Lys−A
rgづhr−Leu−AIIL (化合物2)の合成 Fmoc−Ala4M脂(Fs+oc−Altが0.4
1ミリモル/8樹脂の割合で導入されているp−フルコ
キシベンジルアルコール樹脂) 731 mgを振とう
できるように装置したMerrifieldの固相法用
反応装置にとり、ジメチルホルムアミド(20膳1)に
懸濁し300分間振うし、Fmoc−Ala樹脂を膨潤
させた。
これを、以下のFtsoc基除去サイクルに付した。
a) DMF 20 +ml中、1分間振どう後、濾過
したく2回)。
b)20χピペリジン−〇MF溶液201中、3分間振
どう後、濾過した。
c) 20 !ピペリジンー〇MF溶液20−1中で1
00分間振う後、濾過して、Fvpoc基を脱離した。
d) DMF 20 ml で2回洗浄。
e)イソプロパツール20a+l で2回洗浄。
ここで、Kaiser法により、Floe基が完全に除
去したことを確認し、もし、不完全ならば上記の除去サ
イクルを繰り返した。また、完全に除去されているなら
ば、以下に示す合成サイクルに供した。
f) Fmoc基除去サイクルで得られたH−Ala樹
脂をDMF 20 w+l で2回振どうすることによ
って膨潤させた。
g) Fwoc−Leu (334mg、 0.9 ミ
リモル ) 、HOBt(146mg、 1.08 ミ
IJ %ル)(D DMF溶液(201)を加え、1分
間振とうした。
h) I Mジシクロへキシルカルボジイミド塩化メチ
レン溶液1.36 g+を添加し、700分間振うした
D DMF 20■1で2回洗浄。
j)イソプロパツール201で2回洗浄。
ここで、Ksiser法によって縮合が完了しているか
否かを確認し、もし、不完全ならば、上記の縮合サイク
ルを繰り返した。また、完全に縮合が完了しているなら
ば、再び、Fmoc基除去サイクルに供した後、g)ス
テップをFwoc4hr(tau)で行う縮合サイクル
に付した。以後、同様に、F+goc基除去サイクルと
Fs+ocアミノ酸縮合サイクルを繰り返してFTll
oc−Arg(Mtr)、Fmoc−Lys(Boa)
、Fsoc−Asp(OtBu)、Fo+oc−Ar4
(Mtr)、Fa+oc−5er(tBu)、Fmoc
−Gly。
F+moc−Pro、 Fmoc−Trp、Fsoc−
Glu(OtBu)、Fmoc−Pro。
Fmoc−Thr(tau)、FmoC−AIa−FI
IOIニーPFle%Floe−AlaSFmoc−T
yr(tau)、Fmoc−Vat、Fmoc−Glu
(OtBu)、F++oc−Pro、 Fwoc−Al
a、  Fmoc−Ala、  Fmoc−Arg(M
tr)、Fmoc−Pro、  Fmoc−Gly、 
 Fmoc−5er(tBu)、 Fmoc−Thr(
taU)、Fmoc−Lys(Boc)、F■oc−T
hr(tau)、Fmoc−Thr(tBu)、 Fm
oc−5er(tBu)、 Fvoc−Arg(Mtr
)、Fmoc−Met、  Fmoc−Leu、  F
soc−Ala、  Fmoc−Arg(Mtr)、F
moc−Pro%Fmoc−Leu、 Fmoc−旧s
(Fmoc)、Fmoc−Pro、Fa+oc−His
(Fmoc)、Fmoc−Thr(tau)、Floe
−Va I、Fn+oc−Arg(Mtr)を順次縮合
した。こうして得られたFwoc−Arg(Mtr)−
Val−Thr(、tBu)−His(Fw+oc)−
Pro−H1s(Floe)−Leu−Pro−Arg
(Mtr)−Ala−Leu−Met−Arg(Mtr
)−5er(tBu)−Thr(tBu)−Thr(t
Bu)−Lys(Boc)−Thr(tau)−5er
(tau)−G 1y−P ro−Arg(Mtr)−
A I a−A 1a−Pro−Glu(OtBu)−
Vat−Tyr(tau)−Ala−Phe−Ala−
Thr(tau)−Pro−G 1u(OtBu) −
Trp−Pro−G 1y−5er(tau )−Ar
g(Mtr)−Asp(OtBu)−Lys(Boc)
−Arg(Mtr)−Thr(tau ) −Leu−
Ala樹脂をF*oc基除去サイクルに付して、1ト^
rg(Mtr)−Val−Thr(tBu)−His−
Pro−His−Leu−Pro−Arg(Mtr)−
Ala−Leu−Met−Arg(Mtr)−Ser(
tBu)−Thr(tBu)−Thr(tBu)−Ly
s(Boc)−Thr(tBu)−5er(tBu)−
Gly−Pro−Arg(Mtr)−Ala−Ala−
Pro−Glu(OtBu)−!a1−Tyr(tau
 )−A I a−Phe−A Ia−Thr(tau
)−Pro−G Iu(Otau) −Trp−Pro
−Gly−5er(tBu)−Arg(Mtr)−As
p(OtBu)−Lys(8oc)−Arg(Mtr)
−Thr(tBu)−Leu−Ala樹脂を得、ついで
、樹脂からの脱離工程に供した。
即ち、塩化メチレン2o■1で2回洗浄し、塩化メチレ
ン(10ml)−7ニソール(2,00ml)−チオフ
ェノール(0,66■1)混合溶液に懸濁、続いて、ト
リフルオロ酢酸(20ml)−塊化メチレン(2,32
ml)を加え!時間振とうした。樹脂を濾過し、得られ
た濾液にエーテルを加え、濾過することによって、白色
沈殿(1,56g>を得た。これに、トリフルオロ酢酸
(13,5ml)−チオアニソール(1,5ml)−チ
オフエノール(0,6011+)混合溶液を添加、5時
間撹拌した。この反応溶液に、エーテルを加え、濾過す
ることによフて白色法n (1,50g)を得た。
得られた白色粉末を逆相液体クロマトグラフィーに供し
、求めるArg−Val−Thr−His−Pro−H
is−Leu−Pro−Arg−A l a−Leu−
Met−Ar2−5er−Thr−Thr−Lys−T
hr−5er−G Iy−Pro−Arg−A Ia−
A Ia−Pro−G l u−Val−Tyr−A 
1a−Phe−A Ia−Thr−Pro−G Iu−
Trp−Pro−G ly−5er−Arg−Asp−
Lys−Arg−Thr−Leu−Ala画分を分取し
、得られる溶出画分を濃縮乾固した。ついで、蒸留水を
加え数回濃縮乾固を繰り返した後、少量の蒸留水にとか
し、凍結乾燥した。こうして精製されたArg−Val
−Thr−H1s−Pro−His−Leu−Pro−
Arg−A Ia−Leu−Met−Arg−5er−
Thr−Thr−Lys−Thr−Ser−Gly−P
ro−Arg−^1a−^1a−Pro−G Iu−V
a l −Tyr−A Ia−Phe−A Ia−Th
r−Pro−G Iu−Trp−Pro−Gly−5e
r−Arg−Asp−Lys−Arg−Thr−Leu
−Ala 359mgを得た。精製物の一部をとり、気
相プロテインシークエンサーでアミノ酸配列を調べたと
ころ、N末端よりArg、Val、Thr、)Its、
ProsHis、Leu、Pro。
4rg、Ala、Leu、MetsArgの順となるこ
とが確認され、求めるペプチド配列と一致した。さらに
、6N−)1cI水溶液で加水分解し、アミノ酸分析に
供したところAsp 1.+1. Thr 5.68.
 Ser 3.06. Glu 2.08゜Pro 5
.92. Gly 2.15. Ala 6.00. 
Val 1.62. Metl、02. Leu 2.
82. Tyr O,87,Phe 1.+7. Ly
s2、+2. His 1.6Q、 Arg 5.63
の比となりこれもまた理論値と一致した。従って、求め
るペプチドが合成されていることが確認された。
純度は、薄層クロマトグラフィーと逆相液体クロマトグ
ラフィーで純度よく合成されていることが確認された。
(以 下 余 白) 実施例3 Pro−Arg−A la−Leu−Met−Arg−
Ser−Thr−Thr−Lys−Thr−5er−G
ly−Pro−Arg (化合物3〉の合成Fmoc−
Arg(Mtr)樹脂(Fmoc−Arg(Mtr)が
0.39ミリモル/g樹脂の割合で導入されているp・
アルコキシベンジルアルコール樹脂) 789 scg
を振とうできるように装置したMerrifieldの
固相法用反応装置にとり、ジメチルホルムアミド(20
■1)に懸濁し300分間振うし、Fsoc−Arg(
Mtr)樹脂を膨潤させた。
これを、以下のFmoc基除去サイクルに付した。
a) DMF 20 e+I中、1分間振どう後、濾過
したく2回ン 。
b) 20 !ビヘリジンーDMFII液20−1中、
3分間振とう後、濾過した。
c) 20 !ピペリジンーDMF溶液201中で10
0分間振う後、濾過して、Fmoc基を脱離した。
d) DMF 20 ml で2回洗浄。
e)イソプロパツール20■1で2回洗浄。
ここで、Kaiser法により、Fmoc基が完全に除
去したことを確認し、もし、不完全ならば上記の除去サ
イクルを繰り返した。また、完全に除去されているなら
ば、以下に示す合成サイクルに供した。
f) F■OC基除去サイクルで得られたH−Arg(
Mtr)樹脂をDMF 20 mlで2回振どうするこ
とによって膨罰させた。
g) Fmoc−Pro (309B、 0.9  ミ
リモル ) 、HCIBt(148B、 1.08 ミ
リモル)のDMF濱液(201)を加え、1分間振とう
した。
h) I Mジシクロへキシルカルボジイミド塩化メチ
レン?lJ液0.99 mlを添加し、700分間振う
した。
i) DMF 20 ml で2回洗浄。
j)イソプロパツール201で2回洗浄。
ここで、Kaiser法によって縮合が完了しているか
否かを確認し、もし、不完全ならば、上記の縮合サイク
ルを繰り返した。また、完全に縮合が完了しているなら
ば、再び、Fmoc基除去サイクルに供した後、g)ス
テップをFsoc−(:lyで行う縮合サイクルに付し
た。以後、同様に、F1woc基除去サイクルとFmo
cアミノ酸縮合サイクルを繰り返してFmoc−5er
(tBu)、  Fmoc−Thr(tau)、 Fm
oc−Lys(Boc)、Fmoc−Thr(tau)
、Fmoc−Thr(tau)、Fmoc−5er(t
Bu)、F+woC−Arg(Mtr)、 Fnoc−
Met、  Fioc−Leu、  Fmoc−Ala
Fmoc−Arg(Mtr)、Boc−Proを順次縮
合した。こうして得られたBoa−Pro−Arg(M
tr)−Ala−Leu−Met−Ar2(Mtr)−
5er(tBu)−Thr(tBu)−Thr(tBu
)−Lys(Boc)−Thr(tBu)−5er(t
Bu)−Gly−Pro−Arg(Mtr)樹脂を樹脂
からの脱烈工程に供した。
即ち、塩化メチレン201で2回洗浄し、塩化メチレン
(10ml)−アニソール(2,00ml)−チオフェ
ノール(0,66ml)混合溶液に懸濁、続いて、トリ
フルオロ酢酸(20ml)−塩化メチレン(2,32m
l)を加え 1時間振とうした。樹脂を濾過し、得られ
た濾液にエーテルを加え、濾過することによって、白色
法m (772nag)を得た。これに、トリフルオロ
酢酸(13,5ml)−チオアニソール(1,5ml)
−チオフェノール(0,60all)混合溶液を添加、
5時間攪拌した。この反応溶液に、エーテルを加え、濾
過することによって白色法n (550B)を得た。
これを逆相液体クロマトグラフィーに供し、求めるPr
o−Ar2−Ala−Leu−Met−Ar5−5er
−Thr−Thr−Lys−Thr−5er−Gly−
Pro−Arg画分を分取し、得られる溶出画分を濃縮
乾固した。ついで、蒸留水を加え数回濃縮乾固を繰り返
した後、少量の蒸留水にとがし、凍結乾燥した。こうし
て精製されたPro−Arg−A Ia−Leu−Me
t−Arg−5er−Thr−Thr−Lys−Thr
−5er−G l y −Pro−Arg 185 n
agを得た。精製物の一部をトリ、気相プロテインシー
クエンサーでアミノ酸配列を調べたところ、Pro、 
ArgL Ala、 Leu、 Met%Arg、Se
r、Thr、 Thr、 Lys、 Thr、 Ser
、 Gly、 Pro+Arzの順となり求めるペプチ
ド配列と一致した。さらに、6N−HCI水溶液で加水
分解し、アミノ酸分析に供したところPro 2.07
、Arz 3.02、Ala O,97、Leu 1.
04、Met 1.01、Ser 1.84、Thr 
2.8B、Lysl、03、cry 1.02の比とな
りこれもまた°理論値と一致した。従って、求めるペプ
チドが合成されていることが確認された。
純度は、薄層クロマトグラフィーと逆相)α体クロマト
グラフィーで純度よく合成されていることが確認された
(以 下 余 白) 実施例4 Ser−^rg−^5p−Lys−^rg−Thr (
化合物4)の合成Fmoc−Thr(tllu)  樹
IFr (Fmoc−Thr(t[lu)  が0.4
5ミ リモル/g樹脂の割合で4人されているp−アル
コ牛ジベンジルアルコール きるようにH mしたMerrif ieldの固相法
用反応装置にとり,ジメチルホルムアミド(20ml)
に懸濁し300分間振うし、Fmoc−Thr(tau
)樹脂を膨潤させた。
これを、以下のFmoc IK除去サイクルに付した。
λ) DIIIF 20ml中、1分間振とぅ(2回)
b) 20% +,’へIJ シフ − DMF溶液2
o1中、3分間振とう。
c) 20% ヒヘ!J シy − DMF溶液溶液2
0中l中テ10振とうし、F■OC基を脱殖した。
d) DMF 20mlで2回洗浄。
C)インプロパツール20mlで2回洗浄。
ここで、Katser法[E. Kaiser et 
al.、^nal。
Biochem. 34, 595 (1970)]に
より、Pmoc基が完全に除去したことを確認し、もし
、不完全ならば上記の除去サイクルを繰り返した。また
、完全に除去されているならば、以下に示す合成サイク
ルに供した。
F) !’+oc IXr除去サイクルで得られたIt
−Thr(tau)樹脂を開F 20m1で2回復とう
することによって膨潤させた。
g) Psoc−Arg(Mtr)(750mg、1.
24ミリモル)、+10 [1t(200g、1.48
ミリモル)のDMF溶液(20ml)を加え、1分間振
とうした。
h)1Mジシクロへキシルカルボジイミド塩化メチレ/
rs液1.36m1を添加し、700分間振うした。
i) DIilF 20m1で2回洗浄。
j)インプロパ7−ル201で2回洗浄。
ここで、Kaiser法によって縮合が完了しているか
否かを確認し、もし、不完全ならば、上記の縮合サイク
ルを繰り返した。また、完全に縮合が完了しているなら
ば、ふたたび、Fmoc基除去サイクルに供した後、g
)ステップをFmoc−Lys(Boc)で行う綜合サ
イクルに付した。以後、同様に、Fmoc基除去サイク
ルとF墓OCアミノ酸縮合すイク)しを操り返してF 
*oc−^5p(Otllu)、 Fmoc−Ar((
Mtr)。
Fmoc−5er(tBu>を順次縮合した。こうして
得られたFmoc−9er(t[1u)−Arg(Mt
r)−Asp(OtBu)−Lys(tloc)−Ar
g(Mtr)−Thr(tBu>樹脂をFmoc基除去
サイクルに付して、tl−5er(tBu)−八rg(
Mtr)−Asp(OtBu)−Lys(Iloc)−
Arg(FJtr)−Thr(t13u)樹脂を得、つ
いで、樹脂からの脱離工程に供した。
すなわち、塩化メチレン201で2回洗浄し、塩化メチ
レン(10m1)−アニソール(2,00m1)−チオ
フェ/−ル(0,06m l )混合溶液に懸濁、続い
て、トリフルオロ酢酸(20ml)−塩化メチレン(2
,32m1)を加え1時間振とうした。樹脂をろ過し、
得られたろ液にエーテルを加え、ろ過することによって
、白色沈殿(1350,)を得た。これに、トリフルオ
ロ酢rR(13,5++l)−チオアニソール(1,5
m1)−チオフェノール(0,00m1)混合溶液を添
加、5時間撹はんした。この反応溶液に、エーテルを加
え、ろ過することによって白色沈殿(300q )を得
た。これを■θ−エタノールーエーテルを用いて粉末化
し、チオアニソールとチオフェノールを除いた。rC#
られる白色粉末(32G、 )を逆相液体クロマトグラ
フィーに供し、求める5er−ArlH−^5p−Ly
s−^rg−Thr iiI分を分取し、得られる溶出
画分を口線乾固した。ついで、蒸留水を加え数回i5箱
乾固を繰り返した後、少量の蒸留水にとかし、凍結乾燥
した。こうして精製された5er−^rg−^5p−L
ys−^rg−Thr 139鴫を得た。精製物の一部
をとり、気相プロテインシークエンサーでアミノ酸配列
を調べたところSer、^rg、^gp、 Lys、^
rg、 丁hrの順となり求める7ミ/@配列と一致し
た。また、FA[l質量分析器による分子量測定を行っ
ても■lzニア02(M” +H)となり理論値に一致
した。さらに、0N−11cI水溶液で加水分解し、ア
ミノ酸分析に供したところSer O,9+、 Arg
 2.02. Asp 1.0G、 Lysl、00.
 Thr O,97の比となりこれもまた理論値と一致
した。従って、求めるペプチドが合成されていることが
確認された。
純度は、FJfflクロマトグラフィーと逆相液体クロ
マトグラフィーで純度・よく合成されていることが確認
された。
実施例5 ^1a−^gp−5er−^5n−Pro−^rg−G
ly−Val−Ser−^1a−Tyr −Leu−5
er−^rg−Pro−3er−Pro−Phe−^5
p−Leu (化合物5)の合成 Fmoc−Leu樹脂(Fsoc−Leuが0.48ミ
リモル1g+A脂の割合で導入されているp−アルコキ
シベンジルアルー−ル樹脂)960鴫を出発物質として
、実施例1−4と同様に反応処理して、精製された^I
a−^5p−Ser−^5n−Pro−^rg−Gly
−Val−Ser−^1a−Tyr−Leu−5er−
^rg−Pro−9er−Pro−Phe−^gp−L
eu 483gを得た。
精製物の一部をとり、気相プロテインシークエンサーで
アミノ酸配列を調べたところ^la、^SP。
Ser、 Asn、 Pro、 Arg、 Gly、 
Val、 Ser、^Ia、 Tyr。
Leu、 Ser、^rg、 Pro、 Ser、 P
ro、 Phe、^sp、 Leuの順となり求めるア
ミノ酸配列と一致した。また、FABg量分析量分上器
分子量測定を行ってもW/Z :2149(M”+11
)となり理論値に一致した。さらに、0N−11cI水
溶液で加水分解し、アミノ酸分析に供したところ^la
 1.89.Asp 2.75. Ser 3.03.
 Pr。
3.35.Arg 1.98. Gly O,913,
Val O,95,Leu 2.25゜Tyr O,7
?、 r’he 1.10の比となりこれもまたF[!
論値と一致した。従って、求めるペプチドが合成されて
いることが確認された。
純度は、 ttvzクロマトグラフィーと逆相液体クロ
マトグラフィーで純度よく合成されていることがrii
認された。
実施例6 Pro−Phe−Asp(eu−Phe−11e−^r
g−Lys−Ser−Pro−Thr−Ile(化合物
6)の合成 Fmoc−11e樹脂(Fmoc−11eが0.57ミ
リモル/g樹脂の割合f4人されているP−アルコキシ
ベンジルアルコール樹脂)52f1mgを出発物質とし
て、実施例1−4と同様に反応処理して、精製、された
Pro−Phe−^5p−Leu−Phc” I le
−^rg−Lys−5er−Pro−丁hr−1ie2
02■を得た。精製物の一部をとり、気相プロテインシ
ークエンサーでアミノ酸配列を調べたところPro、 
Phe、 Asp、 Leu、 Phe、 Ile、 
Arg、 Lys。
Ser、 Pro、 Thr、 Ileの順となり求め
るアミノ酸配列と一致した。また、13N−)1cI水
溶液で加水分解し、アミノ酸分析に倶したところAsp
 O,98,ThrO,93,Ser O,93,Il
e 1.8+、 Leu 1.02. Phe 1.9
9゜Lyg 1.0!、Arg O,94,Pro 2
.01の比となりこれもまた理論値と一致した。従って
、求めるペプチドが合成されていることが確認された。
純度はs’Fileクロマトグラフィーと逆相液体クロ
マトグラフィーで純度よく合成されていることが確認さ
れた。
実施例7 Gin−5er−^rg−Vat−Thr−H1s−P
ro−II’5−Leu−Pro−^rg−^1a−L
eu−Met−^rg−Ser−Thr−Thr−Ly
s−Thr−Ser (化合物7)の合成 Fmoc−Ser(tBu) m脂(Fmoc−5er
(tBu)が0.40ミリモル/g樹脂の割合で導入さ
れているP−アルフキシベノジルアルコール樹脂’I 
500w@を出発物質として、実施例1−4と同様に反
応処理して、精製されたGln−5er−^rg−Va
l−Thr−His−Pro−旧g−Leu−Pro−
^rg−Ala−Leu−Met−^rg−5er−T
hr−Thr−Lys−Thr−3er250■を得た
。精製物の一部をとり、気相ブaテインシークエ/サー
でアミノ酸配列を調べたところ Gln、 Ser、^
rg、 Val、 Thr、旧S、 Pro、 His
、 Leu。
I’ro、 Ar!+^+a、 Leu、 Met、 
Arg、 Ser、 Thr、 Thr。
Lys、 Thr、 Lys、 Thr、 Serの順
となり求めるアミノ酸配列と一致した。tた、[1N−
HCI水溶液で加水分解し、アミノ酸分析に供したとこ
ろGlu O,98,Ala O,98,Thr 3.
78. Ser 2.79. VatO,96,Met
 O,75,Leu 2.04. Lys 1.0?、
旧s 1.82゜Arg 2.9B、 Pro 1.8
2の比となりこれもまた理論値と一致した。従って、求
めるペプチドが合成されていることが確認された。
純度は、inクロマトグラフィーと逆相液体クロマトグ
ラフィーで純度よく合成されていることが確認された。
(以下余白) 実施例8 Pro−Arg−Ala−Leu−Met−Arg−S
er−Thr (化合物8)の合成 Fmoc−Thr(tau)樹脂(Fwoc−Thr(
tau)が0.69ミリモル/g at脂の割合で導入
されているρ−フルコキシベンジルアルコール樹脂) 
435 Bを出発物質として、実施例1−4と同様に反
応処理して、精製されたPro−Arg−^1a−Le
u−Net−^rl−5er−Thr 9318を得た
。精製物の一部をとり、気相プロテインシークエンサー
でアミノ酸配列を調べたところ、Fro、Arg、八I
n%Leu%Net、 Arg、Ser、Thrの順と
なり求めるペプチド配列と一致した。fた、FA8賞愈
分析器による分子量測定を行っても■/z 931(M
H”)となり理論値に一致した。さらに、6N−11c
I水yI液で加水分解し、アミノ酸分析に供したところ
Pro 0.9g、Arg 1.97、Ala O,9
6、Leu 1.04、Met O,99、Ser O
,89、Thr 1.0G(D比となりこれもまた理論
値と一致した。従りて、求めるペプチドが合成されてい
ることが確認された。
純度は、N層りロマトグラフィーと逆相液体りロマトグ
ラフイーで純度よく合成されていることが確認された。
(以 下 余 白) 実施例9 GIy−1’ro−Arg−へ1λ−八1a−I’ro
−Glu−Vat−Tyr−^1a−r’he−^1a
−Thr−Pro−Glu−Trp−1’ro−Gly
−5cr  (化合vIJO)の合成 Fsoc−5er(t[1u)樹脂(Fmoc−5er
(tllu)が0.54ミリモル/gMtltrのυj
合で4人されているP−アルコキシベノジルアルコール
樹脂)827■を出発物質として、実施例1−4と同様
に反応処理して、精製されたGly−Pro−^rg−
^1a−Ala−r’ro−Gju−Val−Tyr−
^1+L−Phe−^1a−Thr−1’ro−Glu
−Trp−Pro−Gly−5er 5[33mgを得
た。精製物の一部をとり、気相プロテインシークエンサ
ーで7ミノ鼓配列を調べたところany。
Pro、  ^rg、  ^Ia、  ^la、  P
ro、  Glu、  Val、  丁yr、  Al
a。
PhC,^Ia、  丁hr、  Pro、  Glu
、  Trp、  F’ro、  Gly、  Ser
  の順となり求めるアミノ酸配列Iと一致した。また
、FA[l質量分析器による分子ffi測定を行っても
mHz :2003(M”÷H)となり!!II論値に
一致した。さらに、0N−11CI水溶液で加水分解し
、アミノ酸分析に供したところThr O,97,Se
r O,95,Glu 2.00. GIy2.04.
Ala 4.00. Val 1.00. Tyr O
,98,Phe 1.10゜Arg O,98,Trp
 O,21,r’ro 4.09の比となりこれもまた
理論値と一致した。従って、求めるペプチドが合成され
ていることが確認された。
純ffは、薄層クロマトグラフィーと逆相液体クロマト
グラフィーで純度よく合成されていることが確認された
実施例1O Pro−G 1y−5er−^rg−^5p−Lys−
^rg−Thr−Leu−^1a−5er−Leu−1
1e (化合物10)の合成Fmoc−Ile樹脂(F
moc−11eが0.57ミリモル/g樹脂の割合で導
入されているP−フルコキシベンジルアルコール樹脂)
 950g を出発物質として、実施例1−4と同様に
反応処理して、精製されたPro−Gly−5er−^
rg−^5p−Lys−^rg−Thr−Leu−Al
a−8er−Leu−11e 420■を得た。精製物
の一部をとり、気相プロティ/シークエンチーでアミノ
酸配列を調べたところPro、 Gly、 Ser、^
rg、 Asp、 Lys、^rg、 Thr。
Leu、^la、 Ser、 Leu、 l1eQ順と
なり求めるアミノ酸配列と一致した。また、FA[l質
ffi分析器による分子量測定を行っても麿/z : 
1413(It” +II)となり理論値に一致した。
さらに、 CN−11CI水溶液で加水分解し、アミノ
酸分析に供したところ^spO,98,Thr O,9
7,Ser +、80. Pro O,97,Gly 
1.00゜八la  1.02.  Ile  1.0
1.  Leu  2.00.  Lys  1.00
.  ^「已1.78の比となりこれもまた理論値と一
致した。
従って、求めるペプチドが合成されていることが確認さ
れた。
K[fは、薄層クロマトグラフィーと逆相液体クロマト
グラフィーで純度よく合成されていることが確認された
(以下余白) 実施例11 Gly−5er−Arg−Asp−Lys−Arg4h
r (化合物If)の合成 Ftnoc−丁hr(tau)樹脂(FIloc−Th
r(tBu)が0.69ミリモル/g樹脂の割合で導入
されているp・アルコキシベンジルアルコール樹脂) 
435 mgを出発物質として、実施例1−4と同様に
反応処理して、精製されたGly−5er−Arg−A
sp−Lys−Ar3−Thr 107 mgを得た。
精製物の一部をとり、気相プロテインシークエンサーで
アミノ酸配列を調べたところcry。
Ser+  Arg+ ASP+ Lys、 Arg+
 Thrの順となり求めるペプチド配列と一致した。ま
た 、FAR質量分析器による分子量測定を行フても 
m/2819 (Ml”)となり理論値に一致した。さ
らに、5N−HCI水ftJ液で加水分解し、アミノ酸
分析に供したところG1yO192、Ser O,92
,Arg 2.00. Asp 1.00. Lys 
1.0+、 Thr O,98の比となりこれもまた理
論値と一致した。従フて、求めるペプチドが合成されて
いることが確認された。
純度は、薄層クロマトグラフィーと逆相液体クロマトグ
ラフィーで純度よく合成されていることが確認された。
(以 下 余 白) 実施例12 Ser−^rg−Asp−Lys−Arg−Thr−L
eu−Ala−5er−Leu−11e−Gln−As
n−Phe−Met (化合物12)の合成Fs+oc
−Met樹脂(Fg+oc−Metが0.43ミリモル
/g樹脂の割合で導入されているp−アルコキシベンジ
ルアルコール梅脂) 697 mgを出発物質として、
実施例1−4と同様に反応処理して、精製されたSer
−Arg−Asp−Lys−Arg−丁hr−Leu−
^1a−5er−Leu−1,le−Gln−Asn−
Phe−Met 82 Bを得た。精髄物の一部をとり
、気相プロテインシークエンサーでアミノ酸配列をII
へたところのSer、^rg、Asp、Lys、Ar、
g、Thr。
Leu、AIa、Ser、Leu、 l Ie、Gln
、Asn、Phe、Metllllとなり求めるペプチ
ド配列と一致した。さらに、6N−MCI水溶液で加水
分解し、アミノ酸分析に供したところAsp 1.9B
、 Thr O,9B、 Ser 1.82. Glu
 O,9B。
Alt 0.9B、 Net 1.0?、 lie 1
.00. Leu 2.0?、 Phel、09. L
ys 1.0+、 Ar31.88の比となりこれもま
た理論値と一致した。従って、求めるペプチドが合成さ
れていることが確認された。
純度は、薄層クロマトグラフィーと逆相液体クロマトグ
ラフィーで純度よく合成されていることが確認された。
(以 下 会 白) 参考例 対応する出発物質を用いて、実施例1−4と同様に反応
処理して、下記化合物を得た。
参考化合物13 Tyr−Leu−5er−八rg−Pro−3et−P
ro−Phe−^5p−Leu参考化合物14 Ser−Thr−Thr−Lys−Thr−3er−G
ly特許出願人 大日本製薬株式会社 味の素株式会社

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式[ I ]で示されるアミノ酸配列を有する
    ペプチドにおいて、第1〜20番目のアミノ酸配列を有
    するペプチド、第1〜29番目のアミノ酸配列を有する
    ペプチドまたは第17〜28番目のアミノ酸配列を有す
    るペプチド 式[ I ] 【アミノ酸配列があります】 或いは下記式[II]で示されるアミノ酸配列を有するペ
    プチドにおいて、第1〜21番目のアミノ酸配列を有す
    るペプチド、第3〜47番目のアミノ酸配列を有するペ
    プチド、第10〜17番目のアミノ酸配列を有するペプ
    チド、第10〜24番目のアミノ酸配列を有するペプチ
    ド、第22〜40番目のアミノ酸配列を有するペプチド
    、第38〜50番目のアミノ酸配列を有するペプチド、
    第39〜45番目のアミノ酸配列を有するペプチド、第
    40〜45番目のアミノ酸配列を有するペプチドまたは
    第40〜54番目のアミノ酸配列を有するペプチド式[
    II] 【アミノ酸配列があります】 (式中、XはCysまたはSerを意味する。)及びそ
    れらのアミノ酸残基の部分的変換体。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の式[ I ]で示され
    るアミノ酸配列を有するペプチドにおいて、第1〜20
    番目のアミノ酸配列を有するペプチド、第1〜28番目
    のアミノ酸配列を有するペプチドまたは第17〜28番
    目のアミノ酸配列を有する特許請求の範囲第1項記載の
    ペプチド。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載の式[II]で示される
    アミノ酸配列を有するペプチドにおいて、第1〜21番
    目のアミノ酸配列を有するペプチド、第3〜47番目の
    アミノ酸配列を有するペプチド、第10〜17番目のア
    ミノ酸配列を有するペプチド、第10〜24番目のアミ
    ノ酸配列を有するペプチド、第22〜40番目のアミノ
    酸配列を有するペプチド、第38〜50番目のアミノ酸
    配列を有するペプチド、第39〜45番目のアミノ酸配
    列を有するペプチド、第40〜45番目のアミノ酸配列
    を有するペプチドまたは第40〜54番目のアミノ酸配
    列を有する特許請求の範囲第1項記載のペプチド。
  4. (4)下記式[III]で示されるアミノ酸配列を有する
    特許請求の範囲第1項または第2項記載のペプチド。 式[III] 【アミノ酸配列があります】
  5. (5)下記式[IV]で示されるアミノ酸配列を有する特
    許請求の範囲第1項または第2項記載のペプチド。 式[IV] 【アミノ酸配列があります】
  6. (6)下記式[V]で示されるアミノ酸配列を有する特
    許請求の範囲第1項または第2項記載のペプチド。 式[V] 【アミノ酸配列があります】
  7. (7)下記式[VI]で示されるアミノ酸配列を有する特
    許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド。 式[VI] 【アミノ酸配列があります】
  8. (8)下記式[VII]で示されるアミノ酸配列を有する
    特許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド。 式[VII] 【アミノ酸配列があります】
  9. (9)下記式[VIII]で示されるアミノ酸配列を有する
    特許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド。 式[VIII] Pro−Arg−Ala−Leu−Met−Arg−S
    et−Thr
  10. (10)下記式[IX]で示されるアミノ酸配列を有する
    特許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド。 式[IX] Pro−Arg−Ala−Leu−Met−Arg−S
    er−Thr−Thr−LysThr−Ser−Gly
    −Pro−Arg
  11. (11)下記式[X]で示されるアミノ酸配列を有する
    特許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド。 式[X] 【アミノ酸配列があります】
  12. (12)下記式[X I ]で示されるアミノ酸配列を有
    する特許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド
    。 式[X I ] 【アミノ酸配列があります】
  13. (13)下記式[XII]で示されるアミノ酸配列を有す
    る特許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド。 式[XII] Gly−Ser−Arg−Asp−Lys−Arg−T
    hr
  14. (14)下記式[XIII]で示されるアミノ酸配列を有
    する特許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド
    。 式[XIII] Ser−Arg−Asp−Lys−Arg−Thr
  15. (15)下記式[XIV]で示されるアミノ酸配列を有す
    る特許請求の範囲第1項または第3項記載のペプチド。 式[XIV] 【アミノ酸配列があります】
  16. (16)特許請求の範囲第1項記載のペプチドの塩。
  17. (17)特許請求の範囲第1項記載のペプチド又はその
    塩を活性成分とする抗アレルギー剤。
JP62228771A 1986-10-03 1987-09-11 抗アレルギー作用を有する新規ペプチド Pending JPS63225397A (ja)

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