JPH01503353A - 免疫グロブリンeに対するポリペプチド競争体 - Google Patents

免疫グロブリンeに対するポリペプチド競争体

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JPH01503353A JP62503943A JP50394387A JPH01503353A JP H01503353 A JPH01503353 A JP H01503353A JP 62503943 A JP62503943 A JP 62503943A JP 50394387 A JP50394387 A JP 50394387A JP H01503353 A JPH01503353 A JP H01503353A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免疫グロブリンEに対するポリペプチド競争体技術分野 本発明は、ヒトの免疫グロブリンE(IgE)に対するポリペプチド競争体(c ompetitor)に関する。より詳細には本発明は、次のようなポリペプチ ドに関する。即ち、ヒトの細胞(特にマスト細胞及び好塩基球)に存在するIg Eに対する高親和性Fcレセプタ部位に特異的に結合する能力を持ち、これによ り、抗原特異IgEが抗原の存在下で該レセプタ部位に結合及び架橋結合した時 に起きる生物反応(エキソサイト−シスまたは顆粒減少等)を抑制するポリペプ チドである。また本発明は、このようなポリペプチドを有効成分とする調合薬に 関する。更に本発明は、遺伝学的に変異した細菌を用いたこのようなポリペプチ ドの生成方法に関する。
背景技術 ヒトの免疫系におけるIgEの主な役割は、寄生生物に対する免疫を提供するこ とにあると考えられている。しかしながらIgEは、タイプI過敏症(枯草熱や ぜん息等の症状の発現をもたらすアレルギー反応)を媒介する。簡潔にいえば、 アレルギー反応のメカニズムは、通常は無害な抗原(花粉等)への遭遇時に、B −細胞によって抗原特異IgEの合成が開始されるというものである。この抗原 特異1gEは、次にFc領域を介してマスト細胞のレセプタ部位に結合する。そ の後、再びこの抗原に遭遇すると、メゾイエイタ(主にヒスタミン)を放出する マスト細胞の脱顆粒反応(degranulation)を誘発し、その結果、 タイプI過敏症の特徴である急性の炎症症状が起こる。
構造的にはIgEは、他の免疫グロブリンと同様に、2本のH鎖と2本のし鎖と を含んでいる。イプシロンH鎖は、5つのドメイン(可変ドメインVHと定常ド メインCHIからCH4)を有している。IgEの分子量は約188,000で あり、H鎖はそのうちの約72,500を占めている。H鎖は、約550個のア ミノ酸残基が配列(シーケンス)したものである。
ペプチド配列(シーケンス)した330個のアミノ酸(ベーニッヒ氏によるPr ogress in Immunology II、第1巻、19゛74年7月 、49〜58頁記載の番号付けによれば、IgEのイプシロンH鎖のアミノ酸残 基218番から547番に相当するもの)は、ヒトのマスト細胞からのメゾイエ イタの放出に対して抑制効果を有していることが報告されている( Natur e誌第315巻、1985年、No、6020.577〜578頁)。
この330個のアミノ酸配列は、2本のアミノ酸の鎖(各々アミノ酸330個分 の長さであり、ジスルフィド結合により配列している)から成る二量体として存 在している。
米国特許第4171299号及び4161522号は、ヒトのIgEのFc領域 のアミノ酸265番から537番の部位(ベーニッヒ氏の分類命名法[上記Na ture誌を参照のこと]による)から選択した3個ないし10個のアミノ酸の 配列を含んだオリゴペプチドが、マスト細胞のFcレセプタを遮断しくbloc k)、これによって脱顆粒反応及びメゾイエイタ(ヒスタミン等)の放出を抑制 する、ということを開示している。これらのオリゴペプチドのうち最も活性が強 いものは、IgEのH鎖のアミノ酸配列320番から324番から誘導されたペ ンタペプチドAsp−8er−Asp−Pro−Arg (ヒト免疫グロブリン Eポリペプチド[HEPP]と呼ぶ)であることが確認されている。元のIgE では、アミノ酸322番はアスパラギンである。しかし、この米国特許には、ア スパラギン酸によるアスパラギンの置換が、FCレセプタ遮断活性の大幅な増進 をもたらす、ということが示唆されている。
上記特許では、ベーニッヒ氏の研究成果である配列全体(Progress i n Ia+munology II、第1巻、1974年7月、49から58頁 )が引用されており、その配列の位置322番にアスパラギン酸が示されている 。しかし、ベーニッヒ氏自身、その位置にはアスパラギンが存在するということ を後に主張している( Int、 Arch、 Allergy Appl、  Immunol、53.459)。
またベーニッヒ氏は、ペプチドAsp−Set−Asp−Pro−ArgとAs p−Set−Asn−Pro−Argのいずれも、FCレセプタ遮断活性を有し ていないということを報告している。遺伝子配列の測定により、アミノ酸322 番はアスパラギン酸ではなくアスパラギンであることが明らかになっている。ヨ ーロッパ特許出願第102634号では、アスパラギン酸ではなくアスパラギン が位置322番に正しく引用されている。
更に、HEPPの特異活性は低いので、有意の生理学的効果ということも報告さ れている。
IgEイプシロン鎖の断片の合成を、大腸菌の中で、IgE鎖の適当なドメイン の遺伝情報を指定するDNA配列のクローン化及び発現によって行い得る、とい うことが知られている(Eur、 J、 Immunol、1985年、15: 966から969頁及び Proc、 Natl、 Acad、 Sc、 US A、第81巻、1984年、2955から2959頁)。
発明の開示 本発明の目的の1つは、抗アレルギー治療で用いる新規なペプチドを提供するこ とにある。
本発明によれば、ヒト免疫グロブリンE(IgE)に対するポリペプチド競争体 であって、次のような配列を持つアミノ酸の単量体の鎖を含んだものが提供され る。
Gln−Lys−His−Trp−Leu−9er−Asp−Arg−Thr− Tyr−Thr−Cys−Gln−Val−Thr−Tyr−Gln−Gly− His−Thr−Phe−Glu−Asp−3er−Thr−Lys−Lys− Cys−Ala−Asp−8et−Asn−Pro−Arg−Gly−Val− Ser−Ala−Tyr−Leu−8et−Arg−Pro−8et−Pro− Phe−Asp−Leu−Phe−11e−Arg−Lys−Ser−Pro− Thr−11e−Thr−Cys−Leu−Val−Val−Asp−Leu− Ala−Pro−Ser−Lys−Gly−Thr−Val−Asn−Leu− Thr−Trp−Ser−Arg上記76個のアミノ酸のコア配列は、ヒトIg Eに対する高親和性レセプタ部位と結合する能力がある。この配列(第2図で1 番から298番として番号付けされたもの)は、ヒトIgEのH鎖の301番か ら376番の残基(ベーニッヒ氏の分類命名法による)にわたるアミノ酸配列に 相当している。
更に、このコア配列は、該配列を開始(X−)及び終了(−Y)させ且つ該配列 の3′及び/または5′末端と共有結合するアミノ酸の短配列を持っていてもよ い。この短配列は、IgEレセプタとの結合には関与せず、生理学的には無害で ある。
更に本発明によれば、次のようなヌクレオチド配列を持つDNAが提供される。
CAG AAG CACTGG CTG TCA GACCGCACCTACA CCTGCCAG GTCACCTAT CAA GGT CACACCTTT  GAG GACAGCACCAAG AAG TGT ccAGATTCCA ACCCG AGA GGG GTCAGCGCCTACCTAAGCCGG  CCCAGCCCG TTCGACCTG TTCATCCGCAAG TCG  CCCACG ATCACCTGT CTG GTCGTCGACCTG G CA CCCACCAAG GGG ACCGTGAACCTG ACCTGG  TCCCGGまた本発明は、DNAが上記ヌクレオチド配列を含んでいる形質 転換細胞を提供する。形質転換細胞の宿主は、大腸菌であるのが好ましい。
この形質転換細胞は、プラスミドpE2−3を寄生させた大腸菌N4830 ( 1986年7月1日にロンドンのNationalCollection of  Type Cu1turesに寄託された寄託番号NCTC11993のもの )であるのが最も好ましい。
更に本発明は、次のようなベクターを提供する。即ち、DNAが上記のように定 義されており、ベクター内でのこのDNA断片の配向が、宿主中でこのDNA断 片の表現によりポリペプチドが生成されるようなものであるベクター°である。
また本発明は、上記ベクターによって形質転換された宿主生体を提供する。
更に本発明によれば、上記ポリペプチドを生成する方法が提供される。この方法 は、上記宿主生体を培養する過程と、この培養物からポリペプチドを単離する過 程とを含んでいる。
この方法を用いる場合、結果として生じたポリペプチド生成物は、上記X基及び Y基を含んでいるかもしれない。もし必要または希望があれば、これらの基を、 標準的な化学分解処理によってアミノ酸のコア配列から除去してもよい。しかし 、生理学的に無害なので、強いてこれらの基を除去しなければならない理由はな い。後述する例では、rXJで表される基はNH。
−Met−Asp−であり、rYJで表される基は −Leu−Ile−Asn である。
あるいは、上記ポリペプチドを周知の化学的合成法によって合成してもよい。
マタ本発明は、上記ポリペプチドを有効成分とする調合薬を含んでいる。
この調合薬には、適宜の仕方での上記ポリペプチドの投与(例えば鼻孔からの投 与)を可能にする基剤(carrier )をも含めてよい。
本発明に係るポリペプチドを、他の治療または診断薬(即ち他の分子)に共有結 合または会合させてもよい。そうすれば、THEに対する高親和性レセプタを持 つ細胞がこの治療または診断薬の標的になるようにポリペプチドが作用する、と う効果がもたらされる。
例として、本発明に係るポリペプチドのコア配列は、IgEのイプシロン鎖定常 領域の第2及び第3のドメインを橋かけ結合する。従来の研究(J、 Immu nol 114. 1838、 1975年、及び Iaa+uno1. Re v、 41 、3 、 1978年)は、第2のドメイン及び第4のドメインの 両方が結合部位の形成のために必要であると推論している。従って、CH2ドメ インまたはCH3ドメインに大きな欠失があるか、CH4ドメイン全体が欠失し ているか、またはこれらの欠失の組み合わせが存在するポリペプチドに関しては 、元のIgEの結合能力に匹敵する結合能力が生じるということは予想されてい なかった。
本発明に係る単量体ポリペプチドが、マスト細胞や好塩基性体の高親和性レセプ タへの結合能力を有しているということは、全く驚くべきことである。第1に、 この鎖が単量体であるといつ事実は、思いがけないものである。何故なら、ペプ チド鎖の合成後には、該鎖の位置328番(第2図の28番)のシスティンによ りただちにペプチド鎖同士の自発的な二量体化が起こるであろうと予想されてい たからである。位置241番及び328番のシスティンは、既にIgEにおける イプシロン鏡開ジスルフィド結合に関与している。システィンを位置328番に 含んだ単量体ポリペプチドが存在するという驚くべき事実は、一つの説明として 、IgEのインプシロン鏡開ジスルフィド対合が、従来考えられていたような同 型(AA、BB)のものではなく異型(2AB)のものではないかと°いうこと を示唆゛するものである。第2に、単量体ポリペプチドパが結合活性を持つとい う事実は、全く思いがけないものである。何故なら、マスト細胞のレセプタ部位 での結合によってエキソサイト−シスを誘発するためには2本のイプシロン鎖が 必要である、と従来考えられていたからである。同じ研究からは11位置328 番でのイプシロン鏡開結合が解かれたときには、一層重性のあるジスルフフィド 鏡開結合により共有結合を維持した鎖がこの2つのシスティンを位置241番で 結合していると考えられるにもかかわらず、結合活性の喪失が発見されている。
本発明に係るポリペプチドは、ヒトのIgE中に存在する3つの免疫グロブリン ドメインのうちのいずれのドメインの形成にとって必要な配列をも欠いている。
従って本発明は、この二量体構造が、マスト細胞の高親和性レセプタによる識別 にとってそっくりそのまま不可欠なわけではない、ということを指摘するもので ある。
本発明に係るコア配列の大きさは、IgEのH鎖のFc領域の大きさの4分の1 未満である。このポリペプチドのアミノ酸配列は、CH2ドメインのC端部及び CH3ドメインのN端部に及んでおり、これら2つのドメインおよびその間のい わゆる「ヒンジ」から、ベーターターンを取り入れている。
遺伝学的に変位した大腸菌(コアアミノ酸配列の遺伝情報を指定するDNA挿入 物を含んだもの)を用いたこのポリペプチドの生成法を、以下の例において説明 しよう。
発明を実施するための最良の形態 に胤匠 ヒト骨髄腫細胞系統266B1 (既にベーニッヒ氏もこの細胞系統を用いてい る[ Prog、in Immmunol、第1巻、NorthHolland  Publishing Company、 49〜58頁、1974年])に は、容易にクローン化できる機能的イプシロン遺伝子配列が含まれている。
IgEの周知のアミノ酸配列には、266B1細胞系からCDNA (補体D  N A )ライブラリーをみつけるオリゴヌクレオチドプローベ(探索子)の生 成のために必要な全情報が備わりり2ないし7マイクログラムのIgEを合成し た。懸濁液培養でのこの細胞系の増殖及び成長への適応の間、IgEの合成は明 らかに減退し、細胞106個につき48時間あたり約20ナノグラムのIgEL か合成されなかった。IgE合成の確認は、培養中の蛋白質の標識付けと、抗ヒ トIgEFc抗血清によって培養の上澄から沈澱した断片のSDSポリアクリル アミドゲル電気泳動とによって確認された。抗ヒトラムダL鎖抗血清によって沈 澱した断片の同様な分析により、分泌された免疫グロブリン中のIgE会合ラム ダし鎖に対する単量体の20倍超過の存在が立証された。細胞系266Bl中で はイプシロン遺伝子の表現は乏しいにもかかわらず、mRNA(伝令RNA)の レベルは、cDNAの合成及びクローニングの仕事のために十分なレベルである 。
全RNAが266B 1!ft胞から抽出され、m RN Aがオリゴ−dTク ロマトグラフィーによって精製された。完全なイプシロン鎖m RN Aの存在 が、次のようなポリペプチド鎖への翻訳によって立証された。即ち、ヤギの抗ヒ トIgEにより免疫沈降し、且つ、SDSポリアクリルアミドゲル中における予 想電気泳動移動度が、66.000ドルトンのグリコジル化していないヒトのイ プシロン鎖と一致しているポリペプチド鎖である。
このイプシロン鎖m RN Aが、庶糖勾配遠゛心分離により、10倍濃縮され た。様々な画分におけるイプシロン鎖m RN Aの相対濃度の測定が、翻訳の アッセイと、予期された長さのcDNAのオリゴヌクレオチドをプライマーとし て使用した合成との両方によって行われた。
二重螺旋c D N Aが、通常の製法を用いて酵素的に合成された。このcD NAは、リンカ−によりプラスミドベクター中の適当な制限部位に組み込まれ、 大腸菌1こ形質転換した。
11([))’クレオチドから成るオリゴヌクレオチドブ。−べが、通常のアミ ノ酸配列法1こより予め決定された蛋白質。ア5ノ酸配列に基礎づいて設計され 、化学合成された。このブローベ自体ニは、cDNAのクローンを検出されなか ったが、cDNAの合成のための申し分ないプライマーとして役立ち、DNA配 列決定による追加の配列情報の獲得を可能にした。ヌクレオチド22個分の長さ の新たなプローベが、この配列に基づいて構成された。この一層長いプローベは 、合計500個の中から5個の陽性(ポジティブ)cDNAクローンを検出した 。この陽性クローンのc D N A挿入物が、適宜の制限エンドヌクレアーゼ による消化によって切断された。切断されたこの挿入物の長さは、0.6ないし 2.0kbの範囲にあることがわかった。そのうちの最も長い2kbの挿入物( PJJ71と呼ぶ)だけが、徹底的な特徴付けをされた。この挿入物は、m R N Aの5′及び3′非翻訳領域に相当した配列と、アミノ酸20個から成るア ミノ末端分泌ペプチド及び完全に成熟したイプシロン鎖をコードする配列と、を 含んでいる。
添付図面を参照して、該図面は、プラスミドpE2−3の誘導を示している。こ の表現型プラスミドは、本発明に係るポリペプチドの合成を管理する。ヒトイプ シロンDNAをコードする配列は、可変領域及び4つの定常領域C1から04を 示す囲み線Vによって表されている。切れ目のない矢は、下流にクローン化され た配列の転写を媒介する誘導性プロモータを示す。
ptac−85とその誘導体pE49には、tacプロモータが存在している。
ラムダP1プロモータが、ベクターpAs1及び組換体pASE1及びpE2− 3によって用いられる。pE2−3の合成りNA翻訳ターミネータは、配列5’  −GCTTAATTAATTAAGC−3’を持っている。
大腸菌中でのポリペプチドの表現は、PJJ71中でクローン化したイプシロン F c cDNAの3つのサブクローニングによって達成された。第1に、5a lI−PvuII断片(イプシロンPcと約40の塩基対の翻訳されない配列と に相当)が、Slヌクレアーゼによる消化の後、p t a c 85の一杯に なったNcoI部位に結紮される。その結果生じたプラスミドpe49は、イプ シロンPcの表現を管理し、先端を切ったflanking配列の3′端部に均 一な5alI部位を導入する。第2に、pe49(SacIにより線状にされ、 二重らせんエキソヌクレアーゼBa131で処理されたもの)が、5alIによ り再び分割され、イプシロンFcのアミノ酸301から547番に相当するDN A断片がpAS I内に、サブクローン化された。PAS Iは、断片をpe4 9から境界付けするものに対する融和性の終点を持たせるために、BλmHI及 び5aiI制限酵素で予め処理されていた。結果として生じたプラスミドpAS elは、第3及び第4のドメインと第2のドメインの一部とを含むイプシロン断 片のアミノ酸301からの合成を管理した。第3に、pAselの表現生成物は 、アミノ酸375に相当する位置で、SmaI部位でクローン化したDNAに翻 訳終結信号を導入することにより、そのカルボキシ末端で小さくされた。構造物 pE2−3が、SmaIで線状にされたpASEI DNAに対する全部の3つ の読み取りフレーム内に翻訳停止コードンを含んだ合成りNA断片の鈍い結紮( bluntligati ・on )によって発生した。
本発明に係るポリペプチドは、pE2−3を寄生させた大腸現は、ラムダPLプ ロモータからの転写を止めるラムダcIリプレッサによって制御される。大腸菌 N4830株は、30’Cで活性を有し42℃で不活性になる不耐熱性のcIレ セプタを含ンでいる。N4830/P2−3の培養は、非誘導状態の下で30℃ で、0.8のA8゜。にまで成長せしめられた。そしてこの密度で、65℃の等 量の媒体を加えることによって熱的衝撃を与えた。リプレッサー(抑制因子)に よる不活性化の後、コノ培養ハ、30℃で更に3時間成長させられ、それから収 穫された。この培養の溶解物(1ysate )の電気泳動により、10にのペ プチドの存在が明らかになった(誘導がない場合には存在しない)。このペプチ ドは、Coornasie染色によって目に見えるようになり、遺伝学的にはイ ブシ。ン誘導体であることがウェスタンプロット法によって明らかになった。こ の遺伝子断片の生成物の大きさは、9,500ドルトンであると予想される。
ポリペプチドは、この溶解物の中に不溶性物質として存在しており、8グラム分 子の尿素の中での溶解によって回収された。
このペプチドは、透析により尿素から分離した後も可溶性であり、抗ヒトイプシ ロン親和性クロマトグラフィーによってほとんど均質に精製された。非還元状態 (還元状態でも同様)でのポリアクリルアミドゲル電気泳動から、この精製され たポリペプチドの分子量が約10,000であることが明らかになり、非還元ペ プチドが単量体であることが示された。
例2 本発明に係るポリペプチドの有効性が、受動性皮膚過敏症(PCA)反応[Na ture誌315:577から578頁(198びその様々な断片と比較された 。その結果が、次の表1に示されている。
表1 源 アミノ酸 H鎖ドメイン 活性 VHCHI CH2CH3CH4 骨髄11gE(PS) 1−457 + + + + 十 +psc213 2 18−547 − − + 十 + 十pEsE1 310−547 − −  p + 十 +PEdelta4219−439−−+ +−士pE2−3 3 01−376★ −−pp−+p=ドメインの一部分 ★=第2図に示されたアミノ酸配列1番から76番本発明で採用したアレルギー 反応への干渉法は、本発明に係るポリペプチドの一定量を患者に投与することに より、IgEに対する高親和性レセプタ部位を遮断することである。この方法は 、低親和性レセプタには影響を及ぼさず、それらの見掛けの免疫学的役割に自由 に関与できる状態のままにしておくものと考えられる。
表1に要、約された結果からは、引用した全ての配列に関して陽性の効果が達成 され、これによりマスト、細胞へのIgEの結合部位が本発明の76個のアミノ 酸配列に制限されているということがわかる。この配列は、ヒトの好塩基性球レ セプタに対して5 X 10 ”/molという親和性率を示した。これは、骨 髄腫IgEの親和性率と区別がつかない値である。
Prausnitz−Kustner反応の抑制も、表1に列挙した断片(つま り第2図の配列1番から76番を含んだアミノ酸配列)によって示された。しか し、次に示すIgEの他の3つの断片に関しては、抑制はみられなかった。
(i) IgE配列の位置440番から547番に及び、従って本発明に係るポ リペプチドと共通の残基を全く含まないアミノ酸 (ii) 残基218番から336番に及び、従って本発明に係るポリペプチド の残基1から35番を含んだアミノ酸(1ii) 残基339番から547番に 及び、従って本発明に係るポリペプチドの残基38から76番を含んだアミノ酸 Prausnitz−Kustner反応検査の結果は、以下の通りである。
IgE断片によるPrausnitz−Kustner反応の抑制受動性感作に 関して1人の被検者を選んだ。この被検者の血清IgEは4 10/ml (約 10 ng/+1 )であった。感作血清(B。
c、)は、380 1U/ml (約912 ng/ml )のIgEを含んで いた。セファローゼ4Bブタクサ抗原カラムにこの血清を吸収させた後、血清I gEの特異性の低下を対照セファローゼ4Bヒト血清アルブミンと比較すること によって測定した場合、このIgEのうちの8.7%がブタフサ抗原に向けられ たものである。血清E、C,は、検出可能な肝炎B抗原には結び付いておらず、 この抗原及びヒト免疫不全ウィルス(HI V)に対する抗体にも結び付いてい なかった。血清E、C,は1983年に採取された。その提供者は、現在(19 87年)も、健康であり、HIV抗体反応が陰性である。
イプシロン鎖断片は、血清E、C,の注射の1時間前に皮膚部位に注射された。
皮膚部位は、48時間後にブタフサ抗原(大きなブタフサと小さなブタフサの混 合物1,000蛋白質窒素単位/m1)で刺激された。20分後、この皮膚部位 が膨疹及び紅斑の存在に関して検査された。反応の現れた表面積が、次のように して概算された。即ち、透明なテープを用いて反応の輪郭を紙に写し、その輪郭 の写った紙の部分を切りとって分析用天秤でその重さを測定した。この表面積は 、標準曲線から読み取られた。全ての注射は、皮内注射であり、0.02m1の 量であった。各実験毎に、1組の皮膚部位は希釈剤での感作もされた。これらの 部位のいずれにも、ブタフサ抗原で刺激したとき、膨疹やフレア(rlare) は現れなかった。上記希釈剤は、0.15グラム分子の塩化ナトリウムと0.0 3%のヒト血清アルブミンとから成るものであった。以下の表2に報告された2 つの実験の両方において、皮膚部位は、5×10−目グラム分子のIgEを含ん だ希釈度1:100の血清E、C,で感作された。
表2 抑制剤 膨疹またはフレアの面積 実験l 実験2 10 ug/ ml 1 ug/ ml希釈剤 65 / 380 92 /  455I gE (P、S、) 010 010a a 218−547 0  / OO/ Oa a 301−547 0 / OO/ Oa a 219− 439 0 / OO/ 0aa310−376★ 010 010aa440 −547 60/416 85/438a a 218−336 70 / 3 50 80 / 405a a 339−547 69 / 375 78 /  398Prausnitz−Kustner反応の抑制における組換体I g E (ND)ペプチドの相対的活性イプシロン鎖断片のモル濃度が、各標本中の 二量体と単量体との比率を考慮に入れて計算された。単量体を計算に含めた理由 は、本発明に係るポリペプチドは検出可能な二量体または低重合体(オリゴマー )の形では決して存在せず、このポリペプチドは Prausnitz−Kus tner反応の強い抑制剤であったからである(表2参照)。各断片は、IQ− 13から10−”グラム分子の範囲にわたって10倍の増分で用いられた。その 結果が、以下の表3に示されている。
」影 Prausnitz−Kustner反応を50%抑制するのに必要なモル濃度 実験1 実験2 源 m1iE、c、I釈i1:100 血清E、C,希釈度1:20・5X10 −”グラム分子IgE ・2.5X10−”グラム分子1gEモル濃宝 %1  モルi度 ■能 IgE(P、S、) 2X10−” 100 2XIO−” 100aa218 −547 4X10−” 50 4X10−” 50aa301−547 5X 10−” 40 4X10−” 50aa219−439 5X10−” 40  6X10−” 33aa301−276★ 6X10−” 33 5XIO− ’ 40★・第2図の1番から76番 Prausnitz−Kustner反応抑制の持続時間以下の表4には、抑制 剤の注射後 Prausnitz−Kustner反応が盛んになるまでの経過 日数が示されている。健康な被検者の様々な皮膚部位に、0日に、IgEまたは 本発明に係るポリペプチドまたは希釈剤が注射された。0.4.9.12.14 .17.19.21日の間隔で、個々の皮膚部位が、1:100希釈度の血清E 、C,(5X10ログラム分子のIgE)で感作され、それから48時間後にブ タフサ抗原で刺激された。希釈剤で予め処理された部位は、8回の連続的測定に 関して392±58+amのフレアの平均標準偏差で、陽性の膨疹及びフレア反 応を示した。表4に示した日は、刺激された皮膚に最初にフレア及び/または紅 斑が現れたときを表している。
」L 抑制剤 抑制剤の濃度 10−7グラム分子 10−8グラム分子IgE(P、S、) 12 19 aa301−376 ★ 9 14 ★=第2図の1番から76番 FIG、2 1 (X )−Gln−Lys−Hi 5−Trp−Leu−5er−Asp− Arg−Thr−Tyr−I CAGんkG CACTGG CTG TCA  GACCGCACCTACll Thr−Cys−Gln−Val−Thr−T yr−Gln−Gly−His−Thr−31ACCTGCCAG GTCAC CTAT C晶GGT CACACC21Phe−Glu−Asp−5er−T hr−Lys−Lys−Cys−Ala−Asp−61TTT GAG GAC AGCACCAAG以G TGT GCA GAτ31 Ser−Asn−Pr o−Arg−Gly−Val−5er−Ala−Tyr−Leu−91TCG  AACCCG AGA GGG GTCAGCGCCTACCτA41 Ser −Arg−Pro−5et−Pro−Phe−ASp−Leu−Phe−11e −121AGCCGG CCCAGCCCG TTCGACCTGττCATC 51Arg−Lys−5et−Pro−Thr−11e−Thr−Cys−Le u−Val−151CGCAAG TCG CCCACG ATCACCTGT  CTG GTC61Val−Asp−Leu−Ala−Pro−5er−Ly s−Gly−Thr−Val−181GTCGACCTG GCA CCCAC CAAG GGG ACCGτG補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の8) 圓 昭和63年12月29日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、国際出願番号 PCT/GB871004662、発明の名称 免疫グロブ リンEに対するポリペプチド競争体3、特許出願人 住 所 イギリス国 ロンドン SEI 8XP ワーテルロ ロード氏 名  リサーチ コーポレーション リミテッド国 籍 イギリス国 4、代理人 住 所 東京都中央区八重洲2丁目1番5号6、添付書類の目録 ■ 補正書の写しく翻訳文) 1通 7、前記以外の代理人 住 所 東京都中央区八重洲2丁目1番5号このペプチドは、透析により尿素か ら分離した後も可溶性であり、抗ヒトイプシロン親和性クロマトグラフィーによ ってほとんど均質に精製された。非還元状態(還元状態でも同様)でのポリアク リルアミドゲル電気泳動から、この精製されたポリペプチドの分子量が約10, 000であることが明らかになり、非還元ペプチドが単量体であることが示され た。
例2 本発明に係るポリペプチドの有効性が、受動性皮膚過敏症(PCA)反応[Na ture誌315:577から578頁(1985年)に記載コを利用した一連 の検査において、元のIgE及びその様々な断片と比較された。その結果が、次 の表1に示されている。
表1 源 アミノ酸 H鎖ドメイン 活性 VHCHI CH2CI(3CH4 1111gE(PS) 1−457 + + + + + +psc213 2 1g−547−−+ + + +pEsE1 301−547 − − p +  + +PEdelta4 219−439 − − + 十 −±pE2−3  301−376★−pp−十p=ドメインの一部分 ★=第2図に示されたアミノ酸配列1番から76番量であった。各実験毎に、1 組の皮膚部位は希釈剤での感作もされた。これらの部位のいずれにも、ブタフサ 抗原で刺激したとき、膨疹やフレア(flare)は現れなかった。上記希釈剤 は、0.15グラム分子の塩化ナトリウムと0.03%のヒト血清アルブミンと から成るものであった。以下の表2に報告された2つの実験の両方において、皮 膚部位は、5 X 10−11グラム分子のIgEを含んだ希釈度1 : 10 0の血清E、C,で感作された。
肚 抑制剤 膨疹またはフレアの面積 実験l 実験2 10 ug/ ml 1 ug/ ml希釈剤 65 / 380 92 /  455I gE (P’、 S、 ) 010 010a a 218−547  0 / OO/ Oa a 301−547 0 / OO/ 02La 2 19−439 0 / 0 0 / Oa a 301−376 * O/ O O/ 0aa440−547 60/416 85/438a a 218−3 36 70 / 350 80 / 405aλ339−547 69/375  78/398★=第2図の311番から76番 Prausnitz−Kustner反応の抑制における組換体I gE (N D)ペプチドの相対的活性イプシロン鎖断片のモル濃度が、各標本中の二量体と 単量体との比率を考慮に入れて計算された。単量体を計算に含めた理由は、本発 明に係るポリペプチドは検出可能な二量体または低重合体(オリゴマー)の形で は決して存在せず、このポリペプチドは Prausnitz−Kustner 反応の強い抑制剤であったからである(表2参照)。各断片は、IQ−13から 10−6グラム分子の範囲にわたって10倍の増分で用いられた。その結果が、 以下の表3に示されている。
表1 Prausnitz−Kustner反応を50%抑制するのに必要なモル濃度 実験l 実験2 源 m1lE、c、MEfl:100 mff1E、c、希釈H:20・5×1 0−ロダラム分子1gE ・2.5X10−”グラム分子1gEモLH5;!d  tルミz sii IgE(P、S、) 2X10−” 100 2X10−” 100aa218 −547 4X10−” 50 4X10−” 50aa301−547 5x lO−” 40 4X10−” 50aa219−439 5x1o−” 40  6X10−” 33aa301−276★ 6X10−” 33 5X10− ” 40★・第2図の1番から76番 請求の転回 1.以下のアミノ酸配列を持った、ヒト免疫グロブリンE(IgE)Jこffす るポリペプチド競争体。
Gln−Lys−His−Trp−Leu−3er−Asp−Arg−Thr− Tyr−Thr−Cys−Gln−Val−Thr−Tyr−Gln−Gly− His−Thr−Phe−(ilu−Asp−Ser−Thr−Lys−Lys −Cys−Ala−Asp−8er−Asn−Pro−Arg−Gly−Val −8er−Ala−Tyr−Leu−8et−Arg−Pro−3et−Pro −Phe−Asp−Leu−Phe−11e−Arg−Lys−3er−Pro −Thr−11e−Thr−Cys−Leu−Val−Val−Asp−Leu −Ala−Pro−Ser−Lys−Gly−Thr−ValAsn−Leu− Thr−Trp−8er−Arg2、以下のアミノ酸配列を持ち、X及びYはこ の鎖を開始及び終了させるオリゴペプチド配列である、IgEに対するポリペプ チド競争体。
X−Gln−Lys−His−Trp−Leu−8er−Asp−Arg−Th r−Tyr−Thr−Cys−Gln−Val−Thr−Tyr−Gln−Gl y−His−Thr−Phe−Glu−Asp−Ser−Thr−Lys−Ly s−Cys−Ala−Asp−Set−Asn−Pro−Arg−Gly−Va l−Ser−Ala−Tyr−Leu−Set−Arg−Pro−8et−Pr o−Phe−Asp−Leu−Phe−11e−Arg−Lys−Ser−Pr o−Thr−11e−Thr−Cys−Leu−Val−Val−Asp−Le u−Ala−Pro−3er−Lys−Gly−Thr−Val−Asn−Le u−Thr−Trp−8er−Arg−Y3、請求の範囲第1項または第2項で 定義されたアミノ酸配列と同一または同様な競争特性を持ち、第2図中の残基3 6番から39番をブリッジする連続的配列を含んだ、請求の範囲第1項または第 2項記載のポリペプチドの断片。
4、請求の範囲第1項または第2項記載のポリペプチドまたは請求の範囲第3項 記載の生物学的に活性のある断片を有効成分として含み、基剤または結合剤(e xcipient)を組み合わせた調CAG AAG CACTGG CTG  TCA GACCGCACCTACACCTGCCAG GTCACCTAT  CAA GGT CACACCTT’r GAG GACAGCACCAAG  AAG TGT GCA GATTCCAACCCG AGA GGG GTC AGCGCCTACCTAAGCCGG CCCAGOCCG TTCGACC TG TTCATCCGCAAG TCG CCCACG ATCACCTGT  CTG GTCGTCGACCTG GCA CCCAce AAG GGG  ACCGTGAACCTG ACCTGG TCCCCC6、宿主/ベクター 系中で請求の範囲第3項記載の断片を特徴する請求の範囲第5項記載のDNAの 断片。
7、DNAが請求の範囲第5項または第6項記載のヌクレオチド配列を含んだ、 形質転換細胞。
国際調査報告 −!−〜−鴫−^・両畦Φ^−・ ?CT/GB 87/C0466国際調査報 告

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下のアミノ酸配列を持った、ヒト免疫グロブリンE(IgE)に対するポ リペプチド競争体。 【配列があります】
  2. 2.以下のアミノ酸配列を持ち、X及びYはこの鎖を開始及び終了させるオリゴ ペプチド配列である、IgEに対するポリペプチド競争体。 【配列があります】
  3. 3.請求の範囲第1項または第2項で定義されたアミノ酸配列と同一または同様 な競争特性を持つ、請求の範囲第1項または第2項記載のポリペプチドの断片。
  4. 4.請求の範囲第1項または第2項記載のポリペプチドまたは請求の範囲第3項 記載の生物学的に活性のある断片を有効成分として含み、基剤または結合剤(e xcipient)を組み合わせた調合薬。
  5. 5.以下のヌクレオチド配列を持つDNA。 【配列があります】
  6. 6.宿主/ベクター系中で請求の範囲第3項記載の断片を表現する、請求の範囲 第5項記載のDNAの断片。
  7. 7.DNAが請求の範囲第5項または第6項記載のヌクレオチド配列を含んだ、 形質転換細胞。
  8. 8.請求の範囲第5項または第6項記載のDNA部分を含み、該DNA部分が宿 主中で表現してポリペプチドを生成するようにように該DNA部分を配向してい るベクター。
  9. 9.プラスミドpE2−3(大腸菌N4830中に寄生させて1986年7月1 日にロンドンのNational Collection ofType Cu lturesに寄託された寄託番号NCTC11993のもの)を含んだ、請求 の範囲第8項記載のベクター。
  10. 10.請求の範囲第9項記載のベクターによって形質転換された宿主。
  11. 11.プラスミドpE2−3を寄生させた大腸菌N4830(1986年7月1 日にロンドンのNational Collection of TypeCu lturesに寄託された寄託番号NCTC11993のもの)を含んだ請求の 範囲第10項記載の宿主/ベクター。
  12. 12.請求の範囲第10項記載の宿主生体を培養し、該培養からポリペプチドを 単離する、請求の範囲第2項記載のポリペプチドの生成方法。
  13. 13.請求の範囲第10項記載の宿主/ベクターを培養し、該培養からポリペプ チドを単離することにより請求の範囲第2項記載のポリペプチドを得、鎖開始基 X及び鎖終了基Yを取り除く処理を該ポリペプチドに施す、請求の範囲第1項記 載のポリペプチドの生成方法。
  14. 14.請求の範囲第1項または第2項または第3項記載のポリペプチドを競争体 として用いる、競争的結合検定法。
  15. 15.競争的結合検定の実施のための手段を含み、請求の範囲第1項または第2 項または第3項記載のポリペプチドを競争体としての使用のために含んだ、診断 用キット。
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