JPS63225359A - フェノキシ酢酸誘導体 - Google Patents

フェノキシ酢酸誘導体

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JPS63225359A
JPS63225359A JP62255347A JP25534787A JPS63225359A JP S63225359 A JPS63225359 A JP S63225359A JP 62255347 A JP62255347 A JP 62255347A JP 25534787 A JP25534787 A JP 25534787A JP S63225359 A JPS63225359 A JP S63225359A
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pyrazolyl
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高村 則夫
Kuniyuki Oda
小田 邦幸
Shinichi Kotado
古田土 真一
Isao Yamaguchi
勲 山口
Koji Yano
浩二 矢野
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は利尿作用、電解質排泄促進作用及び尿酸排泄促
進作用を有するフェノキシ酢酸ffi、i体に関する。
(従来技術) 利尿剤は主として腎尿細管に作用し、水分や電解質の再
吸収を抑制し、それらの排泄を促進させる薬剤である。
このような利尿剤としてはクロロサイアザイド、ヒドロ
クロロサイアザイドの如きサイアザイド系利尿剤、フロ
セミド、エタクリン酸の如きループ利尿剤等が知られて
いる。しかしながら、従来用いられてきた利尿剤は一触
に高尿酸血症を合併しやすく、この過剰な尿酸が体内の
組織中に沈着することによって間質性腎炎や痛風等の疾
患を招来することが少なくなかった。そのため水分や電
解質の排泄を促進すると共に、尿酸の排泄をも促進する
利尿剤の開発が望まれていた。
(発明の構成及び効果) 本発明は一般式(I)で示されるフェノキシ酢(但し、
Aは置換もしくは非置換5−ピラゾリル基、1171は
水素原子又は低級アルキル基、R2は水素原子又は低級
アルケニル基、Xはハロゲン原子、Zは酸素原子又はメ
チレン基を表す。)本発明のフェノキシ酢酸誘導体又は
その塩はいずれも新規化合物であるとともに、優れた利
尿作用、電解質排泄促進作用及び尿酸排泄促進作用を有
する。例えば、−夜絶食させたラットに生理食塩水を経
口投与し、その1時間後に検体のカルボキシメチルセル
ロース懸濁液を経口投与(投与量;100■/kg) 
して排泄尿量及び排泄尿酸量を調べたところ、本発明の
目的化合物である[2゜3−ジクロロ−4−(1−エト
キシメチル−5−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕
酢酸、[2,3−ジクロロ−4−(1−メトキシメチル
−5−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸、〔2
,3−ジクロロ−4−(1−エチル−5−ピラゾリルカ
ルボニル)フェノキシ〕酢酸、(2,3−ジクロロ−4
−(1−イソプロピル−5−ピラゾリルカルボニル)フ
ェノキシ〕酢酸等を投与した群は検体非投与群に比べて
2倍以上の排泄尿量を示し、また〔6−アリル−2,3
−ジクロロ−4−(1−メチル−5−ピラゾリルカルボ
ニル)フェノキシ〕酢酸又は(2,3−ジクロロ−4−
(1−(1−メチル−5−ピラゾリル)ビニル〕フェノ
キシ)酢酸等を投与した群は検体非投与群に比べて2倍
以上の排泄尿酸量を示した。
本発明のフェノキシ酢酸誘導体(I)の具体例としては
、ア般式(I)において、Aが置換もしくは非置換5−
ピラゾリル基であり、R1が水素原子又はメチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基の如き低級アルキル基で
あり;R1がビニル基、プロペニル基、ブテニル基の如
き低級アルケニル基であり;Xが塩素原子、臭素原子、
ヨウ素原子の如きハロゲン原子であり;  Z7!l<
酸素原子又はメチレン基である化合物があげられる。
ここで、置換5−ピラゾリル基としては、例えば塩素原
子もしくは臭素原子の如きハロゲン原子、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基の如きCl
−1+1のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキ
シル基の如き0ff−sのシクロアルキル基、フェニル
基の如き了り−ル基、ベンジル基、フェネチル基の如き
アリール置換低級アルキル基、メトキシメチル基、エト
キシメチル基の如き低級アルコキシ置換低級アルキル基
、メトキシメトキシメチル基、メトキシエトキシメチル
基の如き低級アルコキシ低級アルコキシ置換低級アルキ
ル基、ジメチルアミノメチル基、ジメチルアミノエチル
基の如きジ低級アルキルアミノ置換低級アルキル基、ア
セチル基の如きCI−Sアルカノイル基、ベンゾイル基
の如き了り−ルヵルボニル基、tar t−ブトキシカ
ルボニル基の如き低級アルコキシカルボニル基及びベン
ズヒドリル基、トリチル基の如きジ又はトリフェニル低
級アルキル基からなる群から選ばれる少なくとも1つの
基で置換された5−ピラゾリル基があげられる。
上記の如き本発明の化合物のうち好ましい化合物として
は、一般式(1)において、Aが5−ピラゾリル基であ
るか、或いはハロゲン原子、アル:+ルCCV−ha”
)基、シクロアルキ/L/ (Cal−I+)基、アリ
ール基、了り−ル置換低級アルキル基、低級アルコキシ
置換低級アルキル基、低級アルコキシ置換低級アルキル
基、低級アルコキシ低級アルコキシ置換低級アルキル基
及びジ低級アルキルアミノ置換低級アルキル基からなる
群より選ばれる少なくとも1つの基で置換された5−ピ
ラゾリル基であり、R1が水素原子又は低級アルキル基
であり;R1が水素原子又はアリル基(2=プロペニル
基)であり;Xが塩素原子であり;Zが酸素原子又はメ
チレン基である化合物があげられる。
より好ましい化合物としては、一般式(目においてAが
ピラゾリル基、1−アルキル(C,、、、。)−5−ピ
ラゾリル基、1−アルキル(CI−+。)−・4−ハロ
ゲノ−5−ピラゾリル基、1−アリール−5−ピラゾリ
ル基、1−アリール置換低級アルキル−5−ピラゾリル
基、1−シクロアルキル(Ca−a)−5−ピラゾリル
基、1−低級アルコキシ置換低級アルキル−5−ピラゾ
リル基、l−低級アルコキシ低級アルコキシ置換低級ア
ルキル−5−ピラゾリル基又は1−ジ低級アルキルアミ
ノ置換低級アルキル−5−ピラゾリル基であり、R1が
水素原子又は低級アルキル基であり;RZが水素原子又
はアリル基であり;Xが塩素原子であり;Zが酸素原子
又はメチレン基である化合物があげられる。
更に、好ましい化合物としては、Aが1−低級アルキル
ー5−ピラゾリル基、1−低級アルキルー4−ハロゲノ
−5−ピラゾリル基又は1−低級アルコキシ置換低級ア
ルキル−5−ピラゾリル基であり;R+が水素原子であ
り;H2が水素原子又はアリル基であり;Xが塩素原子
であり;Zが酸素原子又はメチレン基である化合物があ
げられる。
本発明によれば、フェノキシ酢酸誘導体(I)は一般式 (但し、A、R”、X及び2は前記と同一意味を有する
。) で示されるフェノール誘導体と一般式 %式%[[) (但し、Yは反応性残基を表し、R1は前記と同一意味
を有する。) で示される酢酸化合物とを反応させることにより製する
ことができる。
また、目的化合物(1)のうち一般式 (但し、A、R’、R1及びXは前記と同一意味を有す
る。) で示される化合物は一般式 (但し、ASR’、R1及びXは前記と同一意味を有す
る。) で示される化合物を酸化することによっても製すること
ができる。
更に、目的化合物(I)のうち一般式 (但し、A、 R’、 R”及びXは前記と同一意味を
有する。) で示されるフェノキシ酢酸誘導体は、化合物(I−A)
と一般式 %式%() で示されるイリド化合物とを反応させることによっても
製することができる。
更にまた、目的化合物(I)のうち一般式(但し、A、
R”、X及び2は前記と同一意味を有する。) で示されるフェノキシ酢酸誘導体は、一般式(但し、R
11は低級アルキル基を表し、A、R”、X及び2は前
記と同一意味を有する。)で示されるフェノキシ酢酸エ
ステル誘導体を加水分解することによっても製すること
ができる。
また、一般式(I)において、基Aが1−置換もしくは
非置換−4−ハロゲノ−5−ピラゾリル基である化合物
は、対応する4−非置換−5−ピラゾリル化合物C以下
、化合物(1−E)と称する)をハロゲン化することに
より製することもできる。
フェノール誘導体(II)と酢酸化合物(III)との
反応は脱酸剤の存在下で実施することができる。
酢酸化合物(III)としては、一般式(I[I)にお
いてyで示される反応性残基が、例えばハロゲン原子又
はトシルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基等である
化合物を好適に用いることができる。
脱酸剤としては、慣用の脱酸剤、例えば水酸化アルカリ
金属、炭酸アルカリ金属、アルカリ金属低級アルコキシ
ド、トリ低級アルキルアミン等を好適にあげることがで
きる。本反応は適当な溶媒(例えば、アセトン、低級ア
ルカノール等)中室温〜加熱下に実施するのが好ましい
化合物(TV)の酸化反応は酸化剤の存在下に実施する
ことができる。酸化剤としては、例えば二酸化マンガン
、無水クロム酸、過マンガン酸カリウム等の如き金属酸
化剤、無水酢酸−ジメチルスルホキシド、クロラニル、
2.3−ジクロロ−556−ジシアツベンゾキノン、四
酸化二窒素等をいずれも好適に用いることができる。 
本反応は適当な溶媒(例えば、メチレンクロリド、クロ
ロホルム等)中冷却〜加熱下に実施することができる。
また、ケトン誘導体(1−A)とイリド化合物(V)と
の反応は適当な溶媒(例えば、テトラヒドロフラン−ジ
メチルスルホキシド混液等)中室温〜加熱下で実施する
ことができる。
フェノキシ酢酸エステル誘導体(I−D)の加水分解は
酸又は塩基で処理することにより実施することができる
。酸としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸等の鉱酸
を好適にあげることができ、また塩基としては、例えば
水酸化アルカリ金属、水酸化アルカリ土類金属等を好適
にあげることができる0本反応は適当な溶媒(例えば、
水、低級アルカノール等)中室温〜加熱下に実施するの
が好ましい。
化合物(I−E)のハロゲン化はハロゲン化剤の存在下
に実施することができる。ハロゲン化剤としては、例え
ばハロゲン、スルフリルハライド逼 、二接化リン、N−ハロゲノスクシンイミド、亜臭素酸
アルカリ金属、過塩素酸アルカリ金属等をいずれも好適
に使用することができる。本反応は適当な溶媒(例えば
、水、酢酸等)′中室温〜加熱下に実施するのが好まし
い。
尚、上記反応により得られる目的化合物のうち、基Aが
N1位において低級アルコキシ置換低級アルキル基、低
級アルカノイル基、アリールカルボニル基、低級アルコ
キシカルボニル基或いはジ又はトリフェニル低級アルキ
ル基で置換された5−ピラゾリル基である場合には、所
望により、これらの置換基を除去することができる。当
該置換基の除去は保護基の種類に応じ、酸処理、塩基処
理、加水分解、還元等の常法により実施することができ
る。
上記の如くして得られる目的化合物(1)はアルカリ又
は酸で処理する等の常法によりその塩とすることができ
る。
本発明のフェノキシ酢酸誘導体(1)及びその薬理的に
許容しうる塩は優れた利尿作用、電解質排泄促進作用及
び尿酸排泄促進作用を併せもつという特徴を有するため
、うっ血性心不全、種々の浮腫(例えば、肝臓性、腎炎
性、心臓性、妊娠性、リンパ性又は薬物性浮腫等)、肺
水腫、腹水症、胸膜浸出、間質性腎炎、痛風或いは高尿
酸血症等の疾患の治療・予防に使用することができる。
本発明のフェノキシ酢酸誘導体(I)を医薬として使用
する場合、遊離型或いはその薬理的に許容しうる塩の形
のいずれの形でも使用することができる0本発明の化合
物(1)の薬理的に許容しうる塩としては、例えばナト
リウム塩、カリウム塩の如きアルカリ金属塩、カルシウ
ム塩の如きアルカリ土類金属塩、塩酸塩、臭化水素酸塩
の如き鉱酸塩、メタンスルホン酸塩、シュウ酸塩の如き
有機酸塩等を好適にあげることができる。
本発明の化合物(I)又はその薬理的に許容しうる塩は
経口的にも非経口的にも投与することができる。経口的
に投与する場合には、例えば錠剤、散剤、カプセル剤、
顆粒剤等の固形剤として投与することができ、これらは
慣用の賦形剤、結合剤、希釈剤、崩壊剤、湿潤剤等を含
むものであってもよい、また、水性又は油性のけん濁液
、溶液、シロップ、エリキシル等の液剤としても経口投
与することができる。一方、非経口的に投与する場合に
は、例えば注射剤等として用いることができる。
本発明の化合物(I)又はその薬理的に許容しうる塩の
投与量は、投与方法、患者の年齢、体重、状態及び疾患
の種類によっても異なるが、通常1日当たり0.3〜2
00■/kg、とりわけ1〜100■/kgであるのが
好ましい。
尚、本発明の原料化合物(II)のうちZが酸素原子で
ある化合物(以下ケトン化合物(■−A)と称する)は
、一般式 (但し、R3は低級アルキル基を表し、A、R”及びX
は前記と同一意味を有する。) で示される化合物を臭化水素酸、三臭化ホウ素、シアン
化アルカリ金属、チオール酢酸アルカリ金属等で脱アル
キル化処理して製するか、或いは一般式 (但し、A、R”、X及びnは前記と同一意味を有する
。) で示される化合物を酸化することにより製することもで
きる。
また、原料化合物(II)のうちR1が低級アルケニル
基である化合物は一般式 (但し、A、X及びZは前記と同一意味を有する。)で
示される化合物を低級アルケニルハライドと反応させた
後、加熱処理して製することもできる。
本発明の原料化合物(rV)は化合物(■)と酢酸化合
物(III)とを反応させることにより製することがで
きる。
尚、本発明において「低級アルキル基」とは炭素数1〜
6のアルキル基、「低級アルコキシ基」とは炭素数1〜
6のアルコキシ基、「低級アルケニル基」とは炭素数2
〜6のアルケニル基を表す。
実施例1 2.3−ジクロロ−4−(1−エトキシメチル−5−ピ
ラゾリルカルボニル)フェノール1.67g、ブロモ酢
酸エチル1.15 g及び炭酸カリウム1.68gをア
セトン60mに加え、1時間還流する。反応液をろ過し
、ろ液から溶媒を留去する。
残香をベンゼンに溶解し、活性炭処理後、溶媒を留去す
る。残香をイソプロピルエーテルから結晶化することに
より、〔2,3−ジクロロ−4−(1−エトキシメチル
−5−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸エチル
エステル1.89gを結晶として得る。
m、p、92〜94℃ Mass(m/e): 400  (?l” )NMR
(CDC1s、δ) : 1.14(t、 38. J
 −7Hz )、 1.27(t、3H,J ・7 H
z L 3.65(q、 2H9J ・7 Hz )、
4.32(q、 2H,J −7Hz )、 4.80
(s、 21)、 5.92(s。
2H)、6.45(d、 IH,J = 2Hz )、
6.79(d、 11. J −9Hz )、 7.3
3(d、 11. J −9Hz )、 7.54(d
、 11. J・2 Hz ) 実施例2 2.3−ジクロロ−4−(1−エトキシメチル−5−ピ
ラゾリルカルボニル)フェノール0.63g1ブロモ酢
酸0.58 g及び炭酸カリウム1.11gをアセトン
40+dに加え、48時間還流する0反応液を濃縮し、
残香に水を加え酢酸エチルで洗浄した後、10%塩酸で
酸性として酢酸エチルで抽出する。抽出液を飽和食塩水
で洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残香を水から結晶
化し、得られた結晶を水、イソプロピルエーテルで順次
洗浄後、乾燥することにより〔2,3−ジクロロ−4−
(1−エトキシメチル−5−ピラゾリルカルボニル)フ
ェノキシ〕酢酸の結晶0.42gを得る。
m、p、148〜149℃ Mass(s/e): 3 7 2  (M”  )N
IIR(CDC1s+DMSO−d*、δ) : 1−
17 (t、3H+ J−7Hz)。
3.61 (q、2H,J−7Hz)、 4.76 (
s、 2H)、 5.90 (s。
2H)、 6.47 (d、 IH,J−2Hz)、6
.84(d、 IH,J−9Hz)。
7.32 (d、 18. J−9Hz)、7.53(
d、 11. J−2flz)本島のナトリウム塩・1
水和物 m、p、  194〜196.5℃ 実施例3〜12 対応するフェノール誘導体とブロモ酢酸エチルエステル
を実施例1と同様に処理することによって、下記第1表
記載の化合物を得る。
但し、結晶化溶媒としてイソプロピルエーテルに代えて
、実施例9及び11ではエタノールを用いた。
第  1  表 実施例13 6−アリル−2,3−ジクロロ−4−(l−メチル−5
−ピラゾリルカルボニル)フェノール1゜13gとブロ
モ酢酸エチルエステル0.67gとを実施例1と同様に
処理して〔6−アリル−2,3−ジクロロ−4−(1−
メチル−5−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸
エチルエステルの油状物1.44 gを得る。
1585、1550 Mass(m/e)  : 396 (M” )実施例
14 (1)α−(1−エトキシメチル−5−ピラゾリル)−
2,3−ジクロロ−4−ヒドロキシベンジルアルコール
634■及びブロモ酢酸エチルエステル367■とを実
施例工と同様に処理してα−(1−エトキシメチル−5
−ピラゾリル)−2,3−ジクロロ−4−エトキシカル
ボニルメトキシベンジルアルコールの油状物790■を
得る。
Mass(m/e)  : 402 (M” )(2)
本島770■及び二酸化マンガン1.66gのメチレン
クロリド30M1けん濁液を室温にて24時間攪拌する
。反応液をろ過し、ろ液より溶媒を留去した後、残香を
イソプロピルエーテル−ヘキサンから結晶化することに
より、〔2,3−ジクロロ−4−(1−エトキシメチル
−5−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸エチル
エステルの結M703■を得る。
尚、本島の物理恒数は実施例1で得られた化合物のそれ
と一致した。
実施例15〜17 対応するフェノール誘導体とブロモ酢酸エチルエステル
を実施例1と同様に処理することによって、下記第2表
記載の化合物を得る。
但し、結晶化溶媒として、イソプロピルエーテルに代え
て実施例15ではイソプロピルエーテル−ヘキサンを用
いた。
第2表 実施例18 〔2,3−ジクロロ−4−(1−エトキシメチル−5−
ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸エチルエステ
ル0.9 gのエタノール20++dけん濁液に10%
水酸化ナトリウム水溶液10−を加え、室温にて1時間
攪拌する6反応液からエタノールを留去し、10%塩酸
でp)11〜2に調整し、析出晶をろ取する。該結晶を
水及びイソプロピルエーテルで順次洗浄後、乾燥するこ
とにより、〔2,3−ジクロロ−4−(1−エトキシメ
チル−5゜−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸
0.82gを結晶として得る。
尚、本島の物理恒数は実施例2で得られた化合物のそれ
と一致した。
実施例19〜29 対応するフェノキシ酢酸エステル誘導体を実施例18と
同様に処理することにより、下記第3表記載の化合物を
得る。
但し、結晶化溶媒として実施例23においてはイソプロ
ピルエーテル−ヘキサン、実施例25及び27において
は酢酸エチル、実施例24及び28においてはイソプロ
ピルエーテルをそれぞれ用いた。
第3表 注):実施例I9の化合物のNFIRCCDCI3+D
MSO−d6.δ):実施例22の化合物のNMR(C
DC13+DMSO−d、、δ):実施例26の化合物
のNMR(CDC13+DMSO−di、、δ):実施
例30 〔6−アリル−2,3−ジクロロ−4−(1−メチル−
5−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸エチルエ
ステル1.44gを実施例18と同様に処理(但し、エ
ーテル−ヘキサンから結晶化)することにより、〔6−
アリル−2,3−ジクロロ−4−(1−メチル−5−ピ
ラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸の結晶1.19
gを得る。
m、p、111〜113℃ Mass(m/e)  : 368  (M” )NM
R(CDC13,δ): 3゜54 (m、2H)。
4.30  (s、3H)、4.72  (s、2H)
4.9”−5,3(m、、2H)、5.4〜6.1(m
、IH)、6.42 (d、IH,J−2H)、  7
. 21  (S、  LH)、  7. 49  (
d、  iH。
J=2Hz)、  9. 29  (br   s、 
 LH)実施例31〜34 対応するフェノキシ酢酸エステル誘導体を実施例18と
同様に処理することにより、下記第4表記載の化合物を
得る。
但し、結晶化溶媒として、実施例34においてはエタノ
ール−イソプロピルエーテルを用いた。
第4表 (注):実施例32の化合物のNMR(CDCI*+D
MSO−d6.δ):実施例33の化合物のNMR(C
DC1i+DMSO−dいδ):実施例35 〔2,3−ジクロロ−4−(1−エトキシメチル−5−
ビラプリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸エチルエステ
ル1.03gのエタノール25w11溶液に濃塩酸6d
を加え、60〜65℃で3.5時間攪拌する。反応液に
水冷下、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、pH
8〜9とし、酢酸エチルにて抽出する。抽出液を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液及び水で洗浄し、乾燥後、溶媒
を留去する。残香をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(溶媒;ベンゼンー酢酸エチル)で精製した後、ベン
ゼン−クロロホルムから結晶化することにより、〔2,
3−ジクロロ−4−(5−ピラゾリルカルボニル)フェ
ノキシ〕酢酸エチルエステルの結晶0.54 gを得る
m、  p、147〜149℃ Mass (m/e) : 342 (M” )実施例
36 【2,3−ジクロロ−4−(1−(1−エトキシメチル
−5−ピラゾリル)ビニル〕フェノキシ)酢酸エチルエ
ステル1.10gを実施例35と同様に処理(但し、イ
ソプロピルエーテルから結晶化)することによって、(
2,3−ジクロロ−4−(1−(5−ピラゾリル)ビニ
ル〕フェノキシ)酢酸エチルエステルの結晶0.81g
を得る。
m、p、110〜l12℃ Mass (a+/e) : 340 (M” )NM
R(CDCI!Iδ):1.31  (t、3H,J−
71(z)、4.31 (q、2H,J=7 )1z)
4.75 (s、2H)、5.24 (s、IH)。
5.97 (s、IH)、6.19 (d、IH,J=
2 Hz)、6.81  (d、IH,J−8,8Hz
)、7.23 (d、IH,J=8.5 H2)、7.
4(b□s、IH) 、7.48 (d、LH1J=2
 Hz)実施例37 〔2,3−ジクロロ−4−(1−エチル−5=ピラゾリ
ルカルボニル)フェノキシ〕酢酸2.36gを酢酸50
M1とジメチルホルムアミド20−の混’lLに溶解し
、この溶液に室温で、10%過塩素酸ナトリウム水溶液
6.7gを滴下する。
この混合物を30分間攪拌した後、チオ硫酸ナトリウム
2gの水5−溶液を加えて過剰の過塩素酸ナトリウムを
分解する。この混合物から溶媒を留去し、残香を水に溶
解し、IN塩酸でpH3とした後、酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去する。残香を酢
酸エチル−ヘキサン混液から結晶化することにより、〔
2,3−ジクロロ−4−(4−クロロ−1−エチル−5
−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸2.1gを
得る。
m、p、156〜160℃ MS、(m/e) : 376  (M”)N M R
(DMSO−di)  δ: 1.39(t、 3H,
J=7H2)、 4.45(q、 28. J=7H2
)、 4.97(5,28)、 7.23(d、 IH
,J=8.8Hz)、  7.54(d、  IH,J
−8,8)1z)、  7.74(S、  IH)実施
例38 〔2,3−ジクロロ−4−(1−エチル−5−ピラゾリ
ルカルボニル)フェノキシ〕酢酸エチルエステル1.8
5gの酢酸20+d溶液に室温で亜臭素酸ナトリウム・
3水和物1.88gの水5−溶液を滴下し、15時間攪
拌する。溶媒を減圧留去し、残香を水20−に溶解し、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で塩基性とした後、酢酸
エチルで抽出する。抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去
する。残香をイソプロピルエーテル−ヘキサン混液から
結晶化することにより、〔2,3−ジクロロ−4−(4
−プロモー1−エチル−5−ビラプリルカルボニル)フ
ェノキシ〕酢酸エチルエステル1.98gを得る。
m、p、   90〜9L’lll: MS、(at/e) : 450 (M”)N M R
(CDCI s)  δ: 1.30(t、 3B、 
J=7.3)12)。
1.48(t、 31. J=7.3Hz)、 4.2
8(q、 38. J=7.38Z)。
4.54(q、 2H,J=7.3H2)、 4.78
(s、 2H)、 6.84(d、 18. J=8.
6Hz)、 7.32(d、 II、 J−8,6Hz
)。
7.47(s、  LH) 実施例39 〔2,3−ジクロロ−4−(4−ブロモ−1−エチル−
5−ピラゾリルカルボニル)フェノキシ〕酢酸エチルエ
ステル1.92gをメタノール20mに溶解し、この溶
液に水冷下4.3N水酸化カリウム水溶液5mを滴下す
る。同温で20分間攪拌し、IN塩酸でpH2とした後
、水30−を加えて、酢酸エチルで抽出する。抽出液を
水洗、乾燥後、溶媒を留去する。残香を酢酸エチル−ヘ
キサン混液から結晶化することにより、C2,3−ジク
ロロ−4−(4−ブロモ−1−エチル−5−ピラゾリル
カルボニル)フェノキシ〕酢酸1.72gヲ得る。
m、p、169〜172℃ MS、(+s/e) : 422 (M”)N M R
(DMSO−d、)  δ: 1.3B(t、 3H,
J=6.8Hz)。
4.44(q、 2H,J−2,88Z)、 4.98
(5,28)、 7.25 (d。
IH,J=8.8Hzン、   7.54(d、   
IH,J−8,8Hz)、   7.76(s。
1ll) 参考例 1 (1)1−エトキシメチルピラゾール0.76 gのテ
トラヒドロフラン溶液にアルゴン雰囲気下、−60℃で
1.6 M n−ブチルリチウムのヘキサン溶液4゜1
3−を滴下し、−63〜−50℃で1時間撹拌後、2.
3−ジクロロ−4−メトキシベンズアルデヒド1.23
gのテトラヒドロフラン溶液を加え、−50℃〜室温に
て1時間攪拌する。反応液に水冷下、飽和塩化アンモニ
ウム水溶液及び水を加えた後、溶媒を減圧留去する。残
香を酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後溶媒を留去し、
得られた結晶をイソプロピルエーテルで洗浄することに
より、α−(1−エトキシメチル−5−ピラゾリル)−
2,3−シクロロー4−メトキシベンジルアルコール1
゜62gを得る。m、  p、155〜157℃(2)
氷晶1.04 gのメチレンクロリ□ド溶液に二酸化マ
ンガン2.72gを加え、室温にて27時間攪拌した後
、ろ過し、ろ液より溶媒を留去する。残香をイソプロピ
ルエーテルから結晶化することにより(2,3−ジクロ
ロ−4−メトキシフェニル)(1−エトキシメチル−5
−ピラゾリル)メタノン0.93 gを得る。鴎、 I
)、 74〜76  ℃(3)氷晶5.45gのジメチ
ルスルホキシド溶液にチオール酢酸カリウム9.45 
gを加え、アルゴン雰囲気下90〜100℃にて4時間
攪拌する。反応液を冷却後、冷水を加え、酢酸でpH5
〜6に調整後、酢酸エチルで抽出する。抽出液を水洗、
乾燥後、溶媒を留去し、残香をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーで精製することにより、2,3−ジクロロ
−4−(1−エトキシメチル−5−ピラゾリルカルボニ
ル)フェノール3.72 g ヲ得る。
m、p、115〜117℃ 参考例 2 (1)1−エトキシメチルピラゾールの代わりに1−メ
チルピラゾール6.0gを用い参考例1− (1)と同
様に処理することによりα−(1−メチル−5−ピラゾ
リル)−2,3−ジクロロ−4−メトキシベンジルアル
コール18.0gヲ得ル。
m、p、169〜171℃ (2)氷晶2.23 gを酢酸−アセトン−水混液に溶
解し、水冷下無水クロム酸0.90 gを加える。該溶
液を室温にて2.5時間攪拌した後、イソプロパツール
を加える。反応液をろ過し、ろ液を濃縮後、残香に水を
加え、クロロホルムにて抽出する。
抽出液を洗浄、乾燥後、溶媒を留去し、残香をメタノー
ルより再結晶することにより(2,3−ジクロロ−4−
メトキシフェニル)(1−メチル−5−ピラゾリル)メ
タノン2.07gを得る。
m、  p、  150〜152℃ (3)氷晶1.0gに47%臭化水素酸20dを加え、
4時間還流後、溶媒を留去する。残香を10%水酸化ナ
トリウム水溶液に溶解した後、ろ過し、ろ液を酢酸にて
pH4〜5とし、析出晶を水洗、乾燥することにより2
.3−ジクロロ−4−(1−メチルピラゾリルカルボニ
ル)フェノール0.88gを得る。  m、p、220
〜222℃ 参考例 3 (1)1−エトキシメチルピラゾールの代わりに1−ベ
ンジルピラゾール1.OOgを用い、参考例1−(1)
 、次いで2−(2)と同様に処理して(2,3−ジク
ロロ−4−メトキシフェニル)(1−ベンジル−5−ピ
ラゾリル)メタノン2.07gを得る。
m、  p、  102.5〜105℃(2)本島1.
0gのジメチルスルホキシド溶液にシアン化ナトリウム
0.95gを加え、アルゴン雰囲気下100℃に4時間
保つ。反応液を冷却後、冷水を加え、酢酸にてpH5〜
6とし、酢酸エチルにて抽出する。抽出液を水洗、乾燥
後、溶媒を留去し、残金をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて精製することにより2,3−ジクロロ−4
−(1−ベンジル−5−ピラゾリルカルボニル)フェノ
ール0.39gを得る。
m、p、131〜133℃ 参考例 4〜11 参考例1.2又は3と同様にして下記第5表記載の化合
物を得る。
第   5   表 参考例 12 (1)2.3−ジクロロ−4−(1−メチル−5−ピラ
ゾリルカルボニル)フェノール8.35g、臭化アリル
5.59g及び炭酸カリウム10.64 gのアセトン
懸濁液を3時間還流する。反応液をろ過し、ろ液より溶
媒を留去する。残金をトルエンに溶解し、活性炭処理後
、溶媒を留去することにより、(2,3−ジクロロ−4
−アリルオキシフェニル)(1−メチル−5−ピラゾリ
ル)メタノン8.36gを得る。
m、p、118〜119℃ (2)本島8.20gのN、N−ジメチルアニリン懸濁
液をアルゴン雰囲気下、200℃で25時間攪拌する。
冷却後、反応液にエーテルを加え、5%水酸化ナトリウ
ム水溶液で抽出する。抽出液をエーテルで洗浄後、酢酸
でpH5〜6に調整し、クロロホルムで抽出し、抽出液
を水洗、乾燥後溶媒を留去し、残金をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製することにより、6−アリル
−2,3−ジクロロ−4−(1−メチル−5−ピラゾリ
ルカルボニル)フェノール5.16gを得る。
m、I)、141〜143”C 参考例 13 メチルトリフェニルホスホニウムプロミド8.57gの
テトラヒドロフラン−ジメチルスルホキシド溶液と1.
6 M n−ブチルリチウムのヘキサン溶液13.8−
とから調製したイリド溶液に2,3−ジクロロ−4−(
l−メチル−5−ピラゾリルカルボニル)フェノール2
.71gのテトラヒドロフラン−ジメチルスルホキシド
溶液を滴下し、室温にて18時間、更に65℃にて2時
間半攪拌する。反応液を飽和塩化アンモニウム水溶液中
に注ぎ、酢酸エチルにて抽出する。抽出液を水洗し、乾
燥後、溶媒を留去する。残金をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにて精製することにより2.3−ジクロロ
−4−(1−(1−メチル−5−ピラゾリル)ビニル〕
フェノール2.41gを得る。
m、p、185〜186.5℃ 参考例 14〜15 対応ケトン化合物を参考例13と同様に処理することに
より下記化合物を得る。
(14)  2. 3−ジクロロ−4−[1−(1−エ
チル−5−ピラゾリル)ビニル)フェノールm、p、1
80〜182.5℃ (15)  2. 3−ジクロロ−4−(1−(1−エ
トキシメチル−5−ピラゾリル)ビニル〕フェノール m、 p、162〜164℃ 参考例16 (1)2.3−ジクロロ−4−メトキシベンズアルデヒ
ド2.05 gのメチレンクロリド溶液に三臭化ホウ素
5.51 gのメチレンクロリド溶液を滴下し、室温に
て4時間攪拌する。反応液を氷水中に注ぎ、酢酸エチル
で抽出する。抽出液を洗浄し、乾燥後、溶媒を留去する
。残金に10%塩酸及びメタノールを加え、水冷下に3
時間攪拌した後、酢酸エチルにて抽出する。抽出液を洗
浄し、乾燥後、溶媒を留去する。残金をイソプロピルエ
ーテルから結晶化して4−ヒドロキシ−2,3−ジクロ
ロベンズアルデヒドの結晶1.82 gを得る。
(2)1−エトキシメチルピラゾール3.56 gのテ
トラヒドロフラン溶液にアルゴン雰囲気下、−55〜−
53℃にて1.6Mn−ブチルリチウムのヘキサン溶液
18.1R1を加え、同温にて1時間攪拌する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (但し、Aは置換もしくは非置換5−ピラゾリル基、R
    ^1は水素原子又は低級アルキル基、R^2は水素原子
    又は低級アルケニル基、Xはハロゲン原子、Zは酸素原
    子又はメチレン基を表す。) で示されるフェノキシ酢酸誘導体又はその塩。
JP62255347A 1986-10-13 1987-10-09 フェノキシ酢酸誘導体 Granted JPS63225359A (ja)

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