JPS63223447A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空気調和機の制御装置の改良に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

従来、複数の室内ユニットと１台の室外ユニットとから
なる空気調和機の電源の供給の方法に関連し、特開昭５
９−１３１８４２号公報が提案されている。この提案に
おいては、室内ユニットと室外ユニットとにそれぞれ別
個に電源を供給するか、もしくは、室外ユニットから各
室内ユニットに供給するかして、室内ユニットのいずれ
か１台に電源を供給しそれから室外ユニットを経て他の
室内ユニットに供給するようになっており、いずれの方
法でも室外側制御部には常に通電されており、室内側か
らの制御信号により室外ユニットが運転状態になるよう
になっていた。従って、室外側制御回路の信頼性、特に
高温にさらされる可能性のある制御用部品の寿命、耐久
性を著しく低下させると云う問題があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記したように従来の構造においては、各室内ユニット
をすべて停止した時に室外側制御装置に通電されないよ
うに、また、室内ユニットが１台でも運転を開始すれば
室外側制御部に通電させ運転を継続するようにし非運転
時に室外側制御部の電源を切ることについての配慮がな
されておらず、高温にさらされる可能性のある室外側制
御回路の制御用部品の寿命、耐久性を低下させると云う
問題があった。

本発明は上記の状況に鑑みなされたものであり運転停止
時の消費電力を低減すると共に室外制御部の部品の寿命
を伸ばし室外制御回路の信頼性を向上させることができ
る空気調和機の制御装置を提供することを目的としたも
のである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、１個の室外ユニット及び複数の室内ユニッ
トを設けた空気調和機の制御装置において、室温及び各
種操作入力に応した時系列的な制御信号を上記室外ユニ
ットの室外側制御装置側へ送る上記室内ユニットの室内
側制御装置と、上記制御信号を受けて上記室外ユニット
の運転を制御する上記室外側制御装置と、運転開始時に
上記室内側制御装置からの上記制御信号を所定時間上記
室外側制御装置側へ送り続けるように形成され。

かつ、上記制御信号により上記室外ユニットが運転を開
始された後上記室内ユニットを運転中は」二記室外制御
装置に対する電源が接続されると共に上記室内ユニット
の停止時は上記室外ユニットの電源供給を遮断するよう
に形成された回路とを設けた空気調和機の制御装置によ
り達成される。

〔作用〕

後衛の実施例の説明中にも記載されているように、第１
室内ユニツト２もしくは第２室内ユニツト３のどちらか
が運転を開始すると第２図に示す制御信号の運転開始信
号が室外信号用端子５を通し通電開始用リレーに電圧が
印加され接点がオンする。これにより電源トランス２８
に通電され二次側に電圧が発生し、室外側制御装置７を
動作状態に保持する保持リレー１４がオンし運転が継続
される。第１１．２室内ユニツト２．３が共に運転停止
状態になると保持リレー１４がオフとなり室外側制御部
Ｗ７に通電が停止され室外ユニット］は運転を停止され
る。従って、第１、第２室内ユニツト２．３が運転状態
時のみ室外ユニット１も運転される。

〔実施例〕

以下、本発明の空気調和機の制御装置を実施例を用い第
１図ないし第３図により説明する。第１図は電源回路を
示す説明図、第２図は第１図の室外制御信号の説明図、
第３図は第１−図の電源供給回路図を示す。第１図、第
３図において、１は室外ユニツ１へ、２は第１室内ユニ
ツト、３は第２室内ユニツト４は室外側電源供給端子、
５は室外側信号用端子、６は電源供給回路、７は室外側
制御装置、８は室内側制御装置、９は主操作スイッチで
ある。９ａはパワーリレー、１０は圧縮機駆動回路、１
１は圧縮機、１２は信号線Ａ、１３は信号線Ｂ、１４は
保持リレー、１５は通電開始用リレー、１６は信号用リ
レー、１７はダイオード、１８はキャパシタ、１９はフ
ォトカプラである。

また、２０はキャパシタ、２１はリレー、２２はファン
モータ、２３はファンモータ用リレー、２４は電源トラ
ンス、２５はファンモータ、２６は電磁弁コイル、２７
は電磁弁コイル用リレー、２８は電源にトランスである
。

そして、室内側制御装置８に接続される信号線Ａ１２、
Ｂ１３、室外側信号用端子５、通電開始用リレー１５、
電源トランス２８、ダオード１７、キャパシタ１８、信
号用リレー１６及び保持リレー１４等により、第１室内
ユニツト２もしくは第２ユニツト３の運転開始に連動し
室外ユニット１が運転され、第１室内ユニツト２もしく
は第２ユニツト３が停止されると自動的に室外ユニツ＋
−１の運転が停止される回路を構成している。保持リレ
ー１４はパワリレー９ａやファンモータ用リレー２１及
び電磁弁コイル用リレー２７等がオンしている時だけオ
ンするようになっている。

２９は電源であり、電源２９から室外側電源供給端子４
に接続され、室外側電源供給端子４から第１室内ユニツ
ト２、第２室内ユニツト３のそれぞれの端子台に接続さ
れると共に、室外ユニット１のパワリレー９８、ファン
モータ用のリレー２１、電磁弁コイル用リレー２１及び
電源供給回路６を通して室外側制御装置７に接続されて
いる。

そして、第１室内ユニツト２もしくは、第２室内ユニツ
ト３のどちらとも運転停止の状態では室内側制御装置８
に電源は通電されており制御回路自体は動作可能状態と
なっている。しかし、主操作スイッチ９から運転停止の
信号が出ているため室内側制御装置８から室外側制御装
置７へ信号を出さないようにしている。そのため、室外
側の電源供給回路６にも室外制御用の信号が入らず室外
側制御装置７にも電源が通電されず、パワーリレー９ａ
もオフ状態となっている。

そして、第１室内ユニツト２もしくは第２室内ユニツト
３のどちらかの主操作スイッチ９を運転状態にセットす
ると、室内制御装置８が動作状態となり、室外側の電源
供給回路６に室温及び各種操作入力に応した第２図のよ
うな運転開始信号が最初の一定時間だけ信号を送られる
。この結果、室外側信号用端子５を通し通電開始用リレ
ー１５に電圧が印加され接点がオンし、室外側制御装置
７が電源に接続され運転を継続するようになっている。

通電開始用リレー１５がオンすると電源トランス２８に
通電され２次側に電圧が発生しダイオード１７、キャパ
シタ１８により整流された後信号用リレー１６をオンさ
せると共に室外側制御装置７を動作状態にし保持リレー
１４をオンさせる。保持リレー１４がオンするとその後
室外側制御装置７は通電され続け、フォットカプラ−１
９を通して室内側制御部より送られる信号ａ、信号すに
より室外ユニット１の運転を制御する。そして、第１室
内ユニット２．第２室内ユニツト３とも運転停止状態に
戻ると、パワーリレー９ａやファンモータ用リレー２２
などとともに保持リレー１４もオフとなり室外側制御装
置７に対する通電は停止される。

このように本実施例の空気調和機の制御装置は、１個の
室外ユニットと複数の室内ユニットとを設けたものにお
いて室外ユニットは常時通電されてなく、少なくとも１
個の室内ユニットの運転状態に連動して運転され室内ユ
ニットのすへてか停止されるときはこれに連動し停止さ
れるように構成されているので、運転停止時の消費電力
を低減できると共に室外制御部の部品の寿命を延長し室
外制御部の信頼性を向上できる。

〔発明の効果〕

以」二記述した如く本発明の空気調和機の制御装置は、
運転停止時の消費電力を低減できると共に室外制御部の
部品の寿命を延ばし室外制御回路の信頼性を向上できる
効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第】−図は本発明の空気調和機の制御装置の実施例の電
源回路を示す説明図、第２図は第１図の室外制御信号の
説明図、第３図は同じく電源供給回路図である。 １・・・室外ユニット、２・・・第１室内ユニツト、３
・・・第２室内ユニツト、７・・・室外側制御装置、８
・・・室内側制御装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、１個の室外ユニット及び複数の室内ユニットを設け
   た空気調和機の制御装置において、室温及び各種操作入
   力に応じた時系列的な制御信号を上記室外ユニットの室
   外側制御装置側へ送る上記室内ユニットの室内側制御装
   置と、上記制御信号を受けて上記室外ユニットの運転を
   制御する上記室外側制御装置と、運転開始時に上記室内
   側制御装置からの上記制御信号を所定時間上記室外側制
   御装置側へ送り続けるように形成され、かつ、上記制御
   信号により上記室外ユニットが運転を開始された後上記
   室内ユニットを運転中は上記室外制御装置に対する電源
   が接続されると共に上記室内ユニットの停止時は上記室
   外ユニットの電源供給を遮断するように形成された回路
   を設けたことを特徴とする空気調和機の制御装置。