JP2010038484A - セパレート型空気調和機 - Google Patents

セパレート型空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010038484A
JP2010038484A JP2008204130A JP2008204130A JP2010038484A JP 2010038484 A JP2010038484 A JP 2010038484A JP 2008204130 A JP2008204130 A JP 2008204130A JP 2008204130 A JP2008204130 A JP 2008204130A JP 2010038484 A JP2010038484 A JP 2010038484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
outdoor unit
outdoor
power supply
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008204130A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sato
佐藤  誠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2008204130A priority Critical patent/JP2010038484A/ja
Publication of JP2010038484A publication Critical patent/JP2010038484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract


【課題】 空調運転の待機状態において、室外機での待機電力の削減を簡易、安価かつ信頼性の高い方法で実現する。
【解決手段】 空調運転が待機状態であるとき、室外機制御部9は開閉手段MRを制御してインバータ18への電力供給を遮断した後、室外機制御部9はSleep状態となる。これにより待機電力を大幅に低減する。また、待機状態解除時は、室内機制御部8から室外機制御部9に起動信号が送信される。Sleep状態であった室外機制御部9は起動信号を受けて起動し、開閉手段MRを制御してインバータ18への電力供給を開始することによって空調運転が開始される。
これにより、従来例2で室外機制御部用電源に接続される電源ラインに介設されていたリレーが不要となり構成が簡易になると共に、部品点数の削減によるコストダウンが図れ、リレーの機械的劣化等による信頼性の低下といった品質劣化を回避できるため信頼性が向上する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、セパレート型空気調和機に係わり、より詳細には、待機状態時における室外機の消費電力を低減するセパレート型空気調和機に関する。
従来、セパレート型空気調和機は、室内機と室外機とを接続する一対の電源連絡配線と室内機と室外機とを接続する1本の信号伝送連絡配線との計3本の連絡電線で相互に接続し、また、例えば室外機に商用の電源電線を接続して構成され、電源連絡配線と電源電線は室外機内で接続されているものが知られている(従来例1)。このようなセパレート型空気調和機で、省エネルギー化を考慮して待機運転時の室外機での消費電力を低減しようとすると、室外機側の電源ラインに開閉リレーを設け、待機運転時にはこの開閉リレーを開とする必要がある。
この開閉リレーの開閉制御を室外機に備えた制御部で行う場合は、開閉リレーを開として室外機制御部が停止状態となると再起動ができなくなるという問題があった。また、この開閉リレーの開閉制御を室内機に備えた制御部で行う場合は、専用の連絡配線を室内機と室外機の間に追加設置する必要があり、これに伴い室内機および室外機の端子部や内部回路の変更が発生するため、装置全体のコストが高くなるという問題があった。
そこで、省エネルギー化を求め待機運転時に室外機の電源を遮断して待機中の消費電力を低減するセパレート型空気調和機として、特許文献1に示すように、建物内に設置された室内機と建物外に設置された室外機が、一対の電源連絡配線と一本の信号伝送連絡配線で相互に接続され、また、室外機に商用電源を接続して構成されたものが提案されている(従来例2)。
特許文献1に開示されているセパレート型空気調和機は、図5の回路ブロック図に示すように、室内機101の室内機端子103と室外機102の室外機端子104とを、一対の電源連絡配線La1、La2と信号伝送連絡配線Lcsの3本の電線からなる連絡配線で相互に接続している。室外機102側には、電源電線接続端子105に主電力供給部115が電源電線Lacを介して接続されており、電源電線接続端子105と室外機端子104は室外機102内部で接続されている。
室内機101には、室内機制御部106が搭載された室内機制御基板107が設けられている。この室内機制御基板107には、送風ファンが連結された送風ファンモータ108や上下あるいは左右の風向板を揺動するための風向板用ステッピングモータ109が接続されており、また、室温を検出する室温センサ110aや室内熱交換器を流れる冷媒温度を検出する冷媒温度センサ110b、110c等の各種センサ類110が接続されている。
これら室内機制御部106や送風ファンモータ108、風向板用ステッピングモータ109および各種センサ類110は、電源連絡配線La1、La2に一端が接続される室内側電源ラインLi1、Li2に、必要に応じて定電圧直流電源等を介して接続されている。これにより、各機器の動作電力が室内側電源ラインLi1、Li2を介して供給され、空調運転時には、室内機制御部106が各種センサ類110での検出信号を監視し、送風ファンモータ108や風向板用ステッピングモータ109の作動を制御する。
室内機制御基板107には、さらに室外機102との通信を行う室内側信号送信回路111と室内側信号受信回路112とが設けられており、互いに直列に接続されて室内側電源ラインLi1、Li2に接続されている。また、室内側信号送信回路111と室内側信号受信回路112間の接続点が室内側伝送ラインLisを介して信号伝送連絡配線Lcsに接続されている。
また、室内機制御基板107には、リモコン受信部113が設けられており、利用者がリモコン114により空調運転の開始/停止等の各種設定操作を行った時の設定信号が受信され、この信号が室内機制御部106に送られて新たな設定に応じた制御が行われる。
一方、室外機102には、室外機制御部116が搭載された室外機制御基板117が設けられている。そして、室外機端子104を介して電源連絡配線La1、La2に一端が接続された室外側電源ラインLo1、Lo2に、圧縮機118や四方弁119、電動膨張弁120、電磁弁121および室外ファンが連結された室外ファンモータ122が、室外機制御基板117を介してそれぞれ接続されている。また、図示しない外気温を検出する外気温センサや、室外熱交換器を流れる冷媒温度を検出する冷媒温度センサ等の各種センサ類も、室外機制御基板117を介してそれぞれ接続されている。
これら室外機制御部116や四方弁119、電動膨張弁120、電磁弁121および室外ファンモータ122は、室外側電源ラインLo1、Lo2に、必要に応じて定電圧直流電源等を介して接続されている。また、圧縮機118は、整流器123とインバータ124を介して室外側電源ラインLo1、Lo2に接続されている。空調運転時には、室外機制御部116が各種センサ類での検出信号を監視し、四方弁119や電動膨張弁120、電磁弁121、室外ファンモータ122および圧縮機118の作動を制御する。
室外機制御基板117には、さらに室内機101との通信を行う室外側信号送信回路125と室外側信号受信回路126とが設けられており、互いに直列に接続されて室外側電源ラインLo1、Lo2に接続されている。また、室外側信号送信回路125と室外側信号受信回路126間の接続点が室外側伝送ラインLosを介して信号伝送連絡配線Lcsに接続されている。
図6は、上述した室内側信号送信回路111および室内側信号受信回路112と、室外側信号送信回路125および室外側信号受信回路126との接続を示す要部回路ブロック図である。室内側信号送信回路111と室外側信号送信回路125はそれぞれフォトトライアックTaと抵抗R1との直列回路で構成され、室内側信号受信回路112と室外側信号受信回路126はそれぞれ互いに逆並列に接続された一対の発光ダイオードDo,Doとこれらに直列接続された抵抗R2とで構成されている。
尚、以下の説明では室内側電源ラインLi1および室外側電源ラインLo1とこれらを相互に接続する電源連絡配線La1を併せて基準側電源ラインL1と称し、同様に室内側電源ラインLi2および室外側電源ラインLo2とこれらを相互に接続する電源連絡配線La2を併せて電圧側電源ラインL2、室内側伝送ラインLisおよび室外側伝送ラインLosとこれらを相互に接続する信号伝送連絡配線Lcsを併せて通信ラインLsと称して説明する。
室内機101と室外機102の通信は以下のように行われる。例えば室内機制御部106から室外機制御部116への信号送信は、室内機101側のフォトトライアックTaに対向して配置された図示しない発光素子が室内機制御部106の通電制御に応じて発光し、その度にフォトトライアックTaがオン状態となり、ダイオードDoを通して電流が流れる。この時、通信ラインLsと基準側電源ラインL1との間の電圧が上昇し、これによって室外機102側の発光ダイオードDoにも電流が流れて発光する。この発光状態を図示しない受光素子で検出し、検出信号が室外機制御部116に取り込まれて、送信が完了する。室外機制御部116から室内機制御部106への信号送信も同様に行われる。
室外機102内における室外側電源ラインLo1、Lo2は各種センサ類や四方弁119や電動膨張弁120等(以下、これらを室外機負荷127と記載する)が接続される機器用電源ラインLeqと、室外機制御部用電源128が接続される室外機制御部用電源ラインLmcとの2系統に分岐され、機器用電源ラインLeqには第1リレーMR1が、室外機制御部用電源ラインLmcには第2リレーMR2がそれぞれ介設されている。
室外機制御部用電源128は、室外機制御部用電源ラインLmcを通して交流電源が入力されると、これを所定の直流電源に変換して室外機制御部116に供給する。第1リレーMR1は室外機制御部116によって開閉が制御される。また、第2リレーMR2は、これが閉じている時には室外機制御部116が第2リレーの駆動コイルMR2Cへの通電を停止することにより開にする制御が行われる。
この第2リレーの駆動コイルMR2Cは、室外側電源ラインLo1と室外側伝送ラインLosとに接続されたリレー駆動用電源129より供給される電力により閉じられるようになっている。
以上説明した構成における、セパレート型空気調和機の空調運転の運転状態から待機状態への切り替えは次のようになる。利用者がリモコン114を操作して運転停止の操作を行うと、室内機制御部106は通信ラインLsを通して室外機制御部116に停止信号を送信する。この時、室内機制御部106は同時に各種センサ類110や送風ファンモータ108等への電源供給も停止して、室内機制御部106とリモコン受信部113のみ動作状態を維持する待機状態に移行する。
室内機制御部106から停止信号を受け取った室外機制御部116は、まず第1リレーMR1を開とし室外機負荷127への電源供給を停止する。その後、室外機制御部116は第2リレーMR2の駆動コイルMR2Cへの通電を停止して第2リレーMR2が開となる。この結果、室外機制御部用電源128への電源入力が遮断され、室外機102はすべての機器への電源供給が停止された待機状態となる。
一方、空調運転の待機状態から運転状態への切り替えは次のようになる。利用者がリモコン114を操作して運転開始の操作を行うと、室内機制御部106は通信ラインLsを通して室外機制御部116に起動信号を送信する。この起動信号の送信は、室内側信号送信回路111のフォトトライアックTaを所定時間オン状態にすることによって行われる。これにより、基準側電源ラインL1に対する通信ラインLsの電圧が上昇し、これに伴ってリレー駆動用電源129から交流電圧が出力されて、駆動用コイルMR2Cへの通電が生じる。
この結果、待機状態時には開状態であった第2リレーMR2が閉じられ、室外機制御部用電源128に室外機制御部用電源ラインLmcを通して電源電圧が入力されて、室外機制御部用電源128から室外機制御部116に動作電力が供給される。これによって起動した室外機制御部116は、まず、第2リレーMR2の閉状態を維持するため駆動コイルMR2Cへの通電状態を保持する制御を行う。これにより、室内機制御部106からの起動信号が停止した後も室外機制御部116の動作状態が継続される。
その後は、空調運転に必要な信号を室内機制御部106と交信して受信し、第1リレーMR1を閉じて室外機負荷127に電源を供給し起動させて空調運転を行う。同時に室内機制御部106でも室外機制御部116との交信内容に応じて、室外機102の室外機負荷127の起動に同期させて、室内機101の各種センサ類110や送風ファンモータ108等の駆動制御を開始する。
以上説明した通り、特許文献1に開示されている実施形態においては、待機状態移行時に室外機制御部116によって第2リレーMR2が開にされ、室外機制御部116への動作電力の供給が遮断される。そして、待機状態解除時は、通信ラインLsを利用し、これを通して室内機101から室外機102へ駆動コイルMR2Cの励磁電力を供給し第2リレーMR2を閉じて室外機制御部116を起動させる。従って、待機状態では室外機102への電源供給を遮断した状態となるため消費電力が低減できる。
しかしながら、このように待機状態解除時に室内機101から室外機制御部116を起動する場合には、第2リレーMR2および第2リレーMR2を開閉する駆動コイルMR2Cに励磁電力を供給するリレー駆動用電源129が新たに必要となるため、部品点数の増加や仕様変更による金型の製作費の発生等コストアップが避けられないという問題があった。
また、開閉手段にリレーを用いることによって、機械的劣化等による信頼性の低下が危惧されるという問題があった。さらには、第2リレーMR2や駆動コイルMR2Cおよびリレー駆動用電源129を接続する配線が基板上に新たに必要となるため、これに影響するノイズの除去や配線パターンの複雑化(既存のパターンとの沿面距離の考慮等)を設計時に考慮する必要が発生し、設計が煩わしくなると共に設計工数がかかるという問題があった。
特許第3019844号公報(第4〜6頁、第1図、第3図)
本発明は以上述べた問題点を解決し、簡易、安価かつ信頼性の高い方法で、空調運転の待機状態において室外機の消費電力を低減することを目的とする。
本発明は上述の課題を解決するため、請求項1に関する発明は、室内機と、室外機と、前記室内機と前記室外機を結ぶ一対の電源ラインと、前記室内機と前記室外機を結ぶ一本の通信ラインと、前記室内機もしくは前記室外機に備えられ、商用電源を入力すると共に前記室内機および前記室外機へ前記電源ラインを介して電力を供給する主電力供給部とを備えたセパレート型空気調和機であって、前記室外機は、同室外機に備えられた主要回路の電源の切断を制御し前記通信ラインからの起動信号によって前記主要回路の電源を接続する低消費電力モードを備えた室外機制御部と、前記主電力供給部の電源を入力し前記室外機制御部へ電源を供給するサブ電源と、前記室外機制御部の指示により前記室外機内の主要な負荷に電力を供給する電源ラインを開閉する開閉手段とを備え、前記室外機は前記室内機から前記通信ラインを介して受信した指示に従って前記開閉手段を閉として前記主要な負荷を駆動する運転状態を実行し、前記室外機は、前記室内機が待機状態であると判断した場合、前記開閉手段を開とし前記低消費電力モードへ移行する一方、前記室外機は、前記低消費電力モードを実行中に前記通信ラインを介して信号を受信した場合、前記低消費電力モードを解除して前記運転状態に移行することを特徴としている。
請求項1に係わる発明は、セパレート型空気調和機の空調運転が待機状態であるとき、室外機制御部は開閉手段を制御して主要な負荷への電力供給を遮断する。その後、室外機制御部は低消費電力モードとなる。これにより、待機状態時の消費電力(以下待機電力と記載する)を大幅に低減する。また、待機状態から運転状態に移行するときは、室内機制御部から通信ラインを介して室外機制御部に起動信号が送信される。低消費電力モードであった室外機制御部は起動信号を受けて起動し、開閉手段を制御して主要な負荷への電力供給を開始することによって空調運転が開始される。
これにより、従来例で必要であった、室外機制御部へ電源電圧を供給する室外機制御部用電源に接続される電源ラインに介設されていたリレーが不要となり、部品点数の削減によるコストダウンが図れると共に、リレーの機械的劣化等による信頼性の低下といった品質劣化を回避できるため信頼性を向上させることができる。また、上述した効果は従来例1で説明した構成をほとんど変更することなく、主としてソフト変更のみで対応できるため対応が非常に容易となり、新たな金型製作費の発生を抑えかつ設計工数の削減を行うことができる。
また、特許文献1(従来例2)では、室外機に主電力供給部を設けた場合の待機電力の低減について開示されているが、本案では、室外機に主電力供給部を設けた場合の待機電力の低減を実現し、なおかつ上述した従来例の問題点を解決し簡易、安価で信頼性の高いセパレート型空気調和機を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、実施例としては、一対の室内機と室外機、そして室内機を操作するためのリモコンを備えたセパレート型空気調和機を一例として説明する。
図1は、本発明によるセパレート型空気調和機の構成ブロック図を示しており、室内機1には、室内機制御部8が搭載された室内機制御基板3が設けられている。この室内機制御基板3には、図示しない送風ファンが連結された送風ファンモータ19と、図示しない上下あるいは左右の風向板を揺動するための風向板用ステッピングモータ20が接続されており、また、室内の温度を検出する室温センサ16や図示しない室内熱交換器を流れる冷媒温度を検出する冷媒温度センサ14がそれぞれ接続されている。
室内機制御基板3には、さらに図示しないリモコンから送信される赤外線信号を受信するリモコン受信部12と、室温センサ16での検知信号を入力する室温センサ入力部15と、冷媒温度センサ14での検知信号を入力する冷媒温度センサ入力部13と、室外機2とデータの送受信を行う室内機通信部10がそれぞれ設けられている。
室内機制御部8は、空調運転時に室温センサ16や冷媒温度センサ14での検出信号を監視し、また、送風ファンモータ19や風向板用ステッピングモータ20の作動を制御する等、空気調和機の様々な機能に関する制御を行う。
また、室内機1には、外部から供給される交流電源を室内機1に設けられている各機器に対応した所定の直流電源に変換し各機器に供給する室内機電源部5を備えている。
一方、室外機2には、室外機制御部9と室内機1と信号の送受信を行う室外機通信部11とが搭載された室外機制御基板4が設けられている。この室外機制御基板4には、圧縮機17の回転制御を行うインバータ18を介して圧縮機17が接続されている。また、電磁弁21と、電動膨張弁22と、冷房運転と暖房運転の冷媒回路を切替える四方弁23と、図示しない室外ファンが連結された室外ファンモータ24がそれぞれ接続されている。さらには、図示しないが、外気温を検出する外気温センサや、室外熱交換器を流れる冷媒温度を検出する冷媒温度センサ等のセンサ類がそれぞれ室外機制御基板4に接続されている。
室外機制御部9は、空調運転時に外気温センサや冷媒温度センサでの検出信号を監視し、また、空調運転に必要な信号を室内機制御部8と通信して受信し、これらに基づいて室外ファンモータ24や圧縮機17、電磁弁21、電動膨張弁22および四方弁23の制御を行う。
また、室外機2には、主電力供給部7が接続され、主電力供給部7より供給された交流電源を室内機1に備えられた室内機電源部5に供給すると共に、室外機2に設けられている各機器に対応した所定の直流電源に変換し各機器に供給する室外機電源部6を備えている。
図2は、本発明によるセパレート型空気調和機の要部回路ブロック図である。室内機1では、上述した室内機制御部8と、室内機通信部10と、送風ファンモータ19や室温センサ16等の負荷(以下室内機負荷30と記載する)に加えて、スイッチング電源31と、整流器39と、電源ノイズを除去するノイズフィルタ32と、室内機端子部33が接続されている。
また、室外機2では、上述した室外機制御部9と、室外機通信部11と、電磁膨張弁22や四方弁23等の負荷(以下室外機負荷38と記載する)と、インバータ18に加えて、サブ電源であるスイッチング電源37と、整流器40と、電源ノイズを除去するノイズフィルタ36と、整流器41と、抵抗42と、第1リレー43と、第2リレー44と、整流器41に両端を並列接続された平滑コンデンサ45と、室外機端子部34と、主電力端子部35が接続されている。
室内機1には室内機端子部33が、室外機2には室外機端子部34がそれぞれ設けられ、端子33aと端子34aが電源ラインL1を介して、端子33bと端子34bが電源ラインL2を介して、端子33cと端子34cが通信ラインLsを介してそれぞれ接続されている。また、室外機2には主電力端子部35を介して主電力供給部7が接続されており、主電力端子部35と室外機端子部34は、端子34aと端子35aが、端子34bと端子35bがそれぞれ主電力ラインLacを介して接続されている。これにより主電力供給部7より室内機1、室外機2各々に交流電源が供給される。
室内機1では、主電力供給部7より供給された交流電源が室内機端子部33からノイズフィルタ32を経て整流器39に入力され、直流電源に変換される。そして、変換された直流電源はスイッチング電源31にて、室内機制御部8や室内機負荷30といった各機器に対応した電源電圧(例えば、12V)に変換された後、各機器に供給される。
室外機2では、主電力供給部7より供給された交流電源がノイズフィルタ36を経て、スイッチング電源用ラインLswを介して整流器40に入力され、直流電源に変換される。そして、変換された直流電源はスイッチング電源37にて、室外機制御部9や室外機負荷38といった各機器に対応した電源電圧(例えば、12V)に変換された後、各機器に供給される。
また、主電力供給部7より供給された交流電源がノイズフィルタ36を経てインバータ用ラインLiv、開閉手段MRを介して整流器41にも入力され、直流電源に変換されてインバータ18に供給される。尚、開閉手段MRは、第1リレー43と、抵抗42が直列に接続された第2リレー44の回路両端とを並列接続して構成されている。
室内機通信部10は、一端を室内機制御部8に、他端を室内機端子部33の端子33cにそれぞれ接続されており、室内機制御部8から入力されたシリアル信号を端子33cから通信ラインLs、端子34cを経て室外機2へ送信する。また、室内機通信部10は、端子34cから通信ラインLs、端子33cを経て室外機2より受信したシリアル信号を室内機制御部8に出力する。
同様に、室外機通信部11は、一端を室外機制御部9に、他端を室外機端子部34の端子34cにそれぞれ接続されており、室外機制御部9から入力されたシリアル信号を端子34cから通信ラインLs、端子33cを経て室内機1へ送信する。また、室外機通信部11は、端子33cから通信ラインLs、端子34cを経て室内機1より受信したシリアル信号を室外機制御部9に出力する。
以上説明した構成において、空調運転を待機状態から運転状態に切り替える時は、室内機制御部8が通信ラインLsを介して室外機制御部9の起動信号であるWake Up信号を室外機制御部9に送信する。Wake Up信号を受信した室外機制御部9は、Sleep状態から起動状態に移行し、開閉手段MRを閉じてインバータ18への電源供給を開始する。尚、Wake Up信号とは、室外機制御部9に備えられた割り込み端子(通信端子を兼ねる)に入力され、室外機制御部9のSleep状態を解除するための信号であり、Sleep状態とは、室外機制御部9が低消費電力モードに移行した状態である。
また、空調運転を運転状態から待機状態に切り替える時は、室内機制御部8が通信ラインLsを介して室外機制御部9にSleep信号を送信する。Sleep信号を受信した室外機制御部9は、まず開閉手段MRを開きインバータ18への電源供給を遮断する。その後、室外機制御部9はSleep状態に移行する。これにより、待機状態における室外機2の消費電力を大幅に低減することができる。尚、Sleep信号とは、室外機制御部9の通信端子に入力される室外機2の全停止コマンド信号であり、室外機制御部9をSleep状態とする信号である。
以下の説明では、低消費電力モードとしてSleep状態(スリープモード)を取り上げるが、これに限らず、スタンバイモードやストップモード等といった、制御部毎に備えられた様々な低消費電力モードを使用してもよい。尚、この低消費電力モードは、具体的には制御部を構成するマイコンに備えられた機能である。
次に、図2および図3を用いて空調運転の待機状態から運転状態もしくは運転状態から待機状態への切り替えと、待機状態時の室外機2での消費電力削減の原理について説明する。図3は、空調運転時の室内機1および室外機2の要部の動作タイミングを示す図であり、(A)は待機状態から運転状態への切り替え時(以下、待機状態解除時と記載する)のタイミングチャート、(B)は運転状態から待機状態への切り替え時(以下、待機状態移行時と記載する)のタイミングチャートをそれぞれ示している。
まず、待機状態解除時について説明する。図3(A)で、(1)は室内機制御部8より送信される信号の波形を示しており、室外機制御部9を起動するためのWake Up信号と、インバータ18を起動するための運転指示信号を示している。尚、ここでは室内機制御部8や室外機制御部9に入出力する信号の波形を示しており、所定の幅を持つ5Vの矩形波としているが、これに限るものでなく、任意の矩形波の幅や電圧値でもよい。(2)は(1)のWake Up信号を受けて室外機制御部9が停止から起動へ移行したことを示している。
(3)、(4)は起動した室外機制御部9からの制御による、開閉手段MRの第1リレー43および第2リレー44の開閉動作を示している。室外機制御部9は、まず(3)に示すように第2リレー44を閉とする。次に、室外機制御部9は平滑コンデンサ45の充電が完了した後所定の時間を置いて第2リレー44を開とする。
また、室外機制御部9は(4)に示すように平滑コンデンサ45の充電が完了した時点で第1リレー43を閉とし、この状態を維持する制御を行う。これにより、上述した第2リレー44が開かれた後でもインバータ18に動作電力が供給され続ける。(5)は第1リレー43が閉とされて、インバータ18に動作電力が供給され、室内機制御部8からの運転指示信号に従ってインバータ18が起動したことを示している。
次に、待機状態移行時について説明する。図3(B)で、(1)は室外機制御部9をSleep状態とするために室内機制御部8より送信されるSleep信号の波形を示している。尚、ここでも図3(A)同様、室内機制御部8や室外機制御部9に入出力する信号の波形を示しており、所定の幅を持つ5Vの矩形波としているが、これに限るものでなく、任意の矩形波の幅や電圧値でもよい。
室外機制御部9は、(2)および(3)に示すようにSleep信号を受信するとインバータ18を停止した後第1リレー43を開とする。第2リレー44は待機状態解除時に開とされているので、これでインバータ18への動作電力の供給は遮断される。そして、(4)に示すように室外機制御部9はSleep状態に入る。
以上説明したように、待機状態解除時は室内機制御部8より室外機制御部9にWake Up信号が送信され、これによりSleep状態から起動状態となった室外機制御部9は、第1リレー43および第2リレー44を制御してインバータ18に動作電力を供給し、室内機制御部8の指示により空調運転を開始する。また、待機状態移行時は室内機制御部8より室外機制御部9にSleep信号が送信され、これを受信した室外機制御部9は、第1リレー43を制御してインバータ18への動作電力を遮断し空調運転を停止すると共にSleep状態に入る。従って、待機状態移行時はインバータ18で電力が消費されることがないため、待機電力が低減できる。
次に、図1、図2および図3を用いて待機状態解除時および待機状態移行時の室内機1および室外機2の具体的な動作について説明する。まず、待機状態解除時の動作について説明する。利用者が図示しないリモコンを操作して空調運転の開始を行う。リモコンは運転開始コードを赤外線信号に変換して室内機1に送信する。送信された赤外線信号はリモコン受信部12を介して室内機制御部8に出力される。この信号を受けた室内機制御部8は、室外機制御部9をSleep状態から起動状態にするため、図3(A)の(1)に示すようなWake Up信号を室内機通信部10に出力する。
室内機通信部10は、受け取ったWake Up信号を送信する。送信された信号は、室内機端子部33の端子33cから通信ラインLs、室外機端子部34の端子34cを経て室外機通信部11へ入力される。室外機通信部11は、受け取ったWake Up信号を室外機制御部9に出力する。
Wake Up信号によって割り込みを受けた室外機制御部9は、Sleep状態から起動状態に移行する。室外機制御部9は、図3(A)の(3)に示すようにまず第2リレー44を閉とする。第2リレー44には、抵抗42が直列接続されており、平滑コンデンサ45への突入電流を低減し平滑コンデンサ45の破損を防ぐことができる。そして、第2リレー44を閉とすることにより平滑コンデンサ45が充電されるが、充電が完了すると、室外機制御部9は図3(A)の(4)に示すように第1リレー43を閉とする。
この第1リレー43は室外機制御部9によって閉状態が維持される。このようにしてインバータ18への動作電力の供給が開始され、図3(A)の(1)に示す室内機制御部8から送信される運転指示信号を室外機制御部9が受信すると、室外機制御部9はインバータ18を起動し空調運転が開始される。空調運転が開始されると、室内機制御部8は、室温センサ16や冷媒温度センサ14での検出信号を監視し、また、送風ファンモータ19や風向板用ステッピングモータ20の作動を制御する等、空気調和機の様々な機能に関する制御を行う。
また、室外機制御部9は、外気温センサや冷媒温度センサでの検出信号を監視し、また、空調運転に必要な信号を室内機制御部8と交信して受信し、これらに基づいて室外ファンモータ24や圧縮機17、電磁弁21、電動膨張弁22および四方弁23の制御を行う。尚、第2リレー44は第1リレー43が閉とされた後所定時間をおいて開とされる。
次に、待機状態移行時の動作について説明する。利用者が図示しないリモコンを操作して空調運転の停止を行う。リモコンは運転停止コードを赤外線信号に変換して室内機1に送信する。送信された赤外線信号はリモコン受信部12を介して室内機制御部8に出力される。運転停止信号を受けた室内機制御部8は、室外機制御部9を起動状態からSleep状態にするため、図3(B)の(1)に示すようなSleep信号を室内機通信部10に出力する。この時、室内機制御部8は同時に室内機負荷30への電力供給も停止し、室内機制御部8とリモコン受信部12のみ動作状態を維持する待機状態に移行する。
室内機通信部10は、受け取ったSleep信号を送信する。送信された信号は、室内機端子部33の端子33cから通信ラインLs、室外機端子部34の端子34cを経て室外機通信部11へ入力される。室外機通信部11は、受け取った信号を室外機制御部9に出力する。
このSleep信号を受け取った室外機制御部9は、起動状態からSleep状態に移行する。室外機制御部9は、図3(B)の(2)および(3)に示すように、インバータ18を停止した後第1リレー43を開とする。第2リレー44は空調運転時には開とされているため、インバータ18への動作電力の供給は遮断される。インバータ18が停止した後、室外機制御部9は室外機負荷38への電力供給を停止し、その後図3(B)の(4)に示すように室外機制御部9はSleep状態に移行する。
以上説明した実施例では、インバータ18への電源ライン(インバータ用ラインLiv)に介設した開閉手段MRとして、室外機制御部9で開閉制御を行えるリレーを用いることを説明したが、これに限るものでなく、トランジスタやフォトカプラ等のスイッチング素子を用いて開閉手段MR構成してもよい。
また、主電力供給部7を室外機2に設け室外機2から交流電源を室内機1に供給するとしているが、主電力供給部7を室内機1に設け室内機1から交流電源を室外機2に供給するようにしてもよい。
次に図1および図2に示す室内機1に備えられた室内機制御部8および、室外機2に備えられた室外機制御部9での処理を表すフローチャートを用いて、待機状態解除もしくは待機状態移行の場合の流れについて説明する。図4のフローチャートは室内機制御部8および室外機制御部9各々での待機状態解除時および待機状態移行時の処理を示しており、(A)は室内機制御部8での処理、(B)は室外機制御部9での処理をそれぞれ示している。また、STはステップを、これに続く数字はステップ番号をそれぞれ表している。
まず、室内機制御部8での処理について図4(A)を用いて説明する。主電力供給部7より交流電源が供給されると、室内機制御部8にも動作電力が供給され室内機制御部8がオンする。室内機制御部8は、利用者がリモコンを操作して送信されるリモコン信号を受信したか否かを判断する(ST1)。リモコン信号を受信していなければ(ST1−No)、室内機制御部8は、室内機1が待機状態であればその状態を維持し、運転状態であれば利用者によって指示された設定に基づいて制御を行うといった通常制御を行い(ST5)、ST1へジャンプする。
室内機制御部8がリモコン信号を受信していれば(ST1−Yes)、次にその信号が運転開始信号であるか否かを判断する(ST2)。運転開始信号であれば(ST2−Yes)、室内機制御部8は室外機制御部9にWake Up信号を送信する(ST6)。そして、風向板の位置調整等といった室内機負荷30の運転を開始し(ST7)、室外機制御部9に室外機2の運転開始指示信号を送信する(ST8)、そして、ST1にジャンプする。
室内機制御部8が受信した信号が運転開始信号でなければ(ST2−No)、次にその信号が運転停止信号であるか否かを判断する(ST3)。運転停止信号であれば(ST3−Yes)、室内機制御部8は室外機制御部9にSleep信号を送信する(ST9)。そして、室内機負荷30の運転を停止し(ST10)、ST1へジャンプする。
室内機制御部8が受信した信号が運転停止信号でなければ(ST3−No)、次にその信号が温度や風量などといった、その他の設定信号であるか否かを判断する(ST4)。その他設定信号であれば(ST4−Yes)、室内機制御部8はその設定信号に対応した空調制御を行い(ST11)、ST1へジャンプする。受信した信号がその他設定信号でなければ(ST4−No)、ST1へジャンプする。
次に、室外機制御部9での処理について図4(B)を用いて説明する。室内機制御部8よりWakeUp信号を受信すると、室外機制御部9はSleep状態から起動状態に移行し室外機制御部9がオンする。室外機制御部9は、室内機制御部8から信号を受信したか否かを判断する(ST21)。信号を受信していなければ(ST21−No)、室外機制御部9は、室外機2が待機状態であればその状態を維持し、運転状態であれば室内機1によって指示された設定に基づいて制御を行うといった通常制御を行い(ST24)、ST21へジャンプする。
室外機制御部9は室内機制御部8より信号を受信していれば(ST21−Yes)、次にその信号が運転指示信号であるか否かを判断する(ST22)。運転開始信号であれば(ST22−Yes)、室外機制御部9は第2リレー44を閉とし(ST25)、続いて第1リレー43を閉として(ST26)インバータ18を起動し運転を開始する(ST27)。そして、再び第2リレー44を開とし(ST28)、室外機負荷38の運転を開始して(ST29)、ST21にジャンプする。
室外機制御部9が受信した信号が運転開始信号でなければ(ST22−No)、次にその信号が運転停止信号であるか否かを判断する(ST23)。運転停止信号であれば(ST23−Yes)、室外機制御部9はインバータ18を停止し(ST30)第1リレー43を開とする(ST31)。そして、室外機負荷38の運転を停止し(ST32)、室外機制御部9は低消費電力モードへ移行する。受信した信号が運転停止信号でなければ(ST23−No)、ST21へジャンプする。
以上説明したとおり、本発明によれば、セパレート型空気調和機の空調運転が待機状態であるとき、室外機制御部は開閉手段を制御して主要な負荷への電力供給を遮断する。その後、室外機制御部は一時停止状態(以下Sleep状態と記載する)となる。これにより、待機状態時の消費電力(以下待機電力と記載する)を大幅に低減する。また、待機状態から運転状態に移行するときは、室内機制御部から通信ラインを介して室外機制御部に起動信号が送信される。Sleep状態であった室外機制御部は起動信号を受けて起動し、開閉手段を制御して主要な負荷への電力供給を開始することによって空調運転が開始される。
これにより、従来例で必要であった、室外機制御部へ電源電圧を供給する室外機制御部用電源に接続される電源ラインに介設されていたリレーが不要となり、部品点数の削減によるコストダウンが図れると共に、リレーの機械的劣化等による信頼性の低下といった品質劣化を回避できるため信頼性を向上させることができる。また、上述した効果は従来例1で説明した構成をほとんど変更することなく、主としてソフト変更のみで対応できるため対応が非常に容易となり、新たな金型製作費の発生を抑えかつ設計工数の削減を行うことができる。
また、特許文献1(従来例2)では、室外機に主電力供給部を設けた場合の待機電力の低減について開示されているが、本案では、室外機に主電力供給部を設けた場合の待機電力の削減を実現し、なおかつ上述した従来例の問題点を解決し簡易、安価で信頼性の高いセパレート型空気調和機を提供することができる。
尚、本実施例では、一対の室内機と室外機で構成されたセパレート型空気調和機を一例として説明したが、これに限るものでなく、1台の室外機に複数の室内機が接続されて構成されるものでも、複数の室外機と室内機から構成され、かつ1台の室外機に複数の室内機が接続されているものでもよい。但し、この場合室外機は、接続されているすべての室内機から一定時間信号を受信していない場合に待機状態に移行する。または、室外機が、接続されているすべての室内機の運転状態を管理しており、最後に停止した室内機から停止信号を受信した段階で待機状態に移行する。
本発明によるセパレート型空気調和機の実施例における構成ブロック図である。 本発明によるセパレート型空気調和機の実施例における要部回路ブロック図である。 待機状態解除/移行時の要部の動作タイミングを説明する説明図であり、(A)は待機状態解除時のタイミングチャート、(B)は待機状態移行時のタイミングチャートである。 待機状態解除/移行時の処理を示すフローチャートであり、(A)は室内機制御部での処理、(B)は室外機制御部での処理を示している。 従来のセパレート型空気調和機を示す回路ブロック図である。 従来のセパレート型空気調和機を示す要部回路ブロック図である。
符号の説明
1 室内機
2 室外機
5 室内機電源部
6 室外機電源部
7 主電力供給部
8 室内機制御部
9 室外機制御部
10 室内機通信部
11 室外機通信部
12 リモコン受信部
17 圧縮機
18 インバータ
30 室内機負荷
31 スイッチング電源
37 スイッチング電源
38 室外機負荷
39 整流器
40 整流器
41 整流器
42 抵抗
43 第1リレー
44 第2リレー
45 平滑コンデンサ
L1 電源ライン
L2 電源ライン
Ls 通信ライン
Lac 主電力ライン
Lsw スイッチング電源用ライン
Liv インバータ用ライン
MR 開閉手段

Claims (1)

  1. 室内機と、室外機と、前記室内機と前記室外機を結ぶ一対の電源ラインと、前記室内機と前記室外機を結ぶ一本の通信ラインと、前記室内機もしくは前記室外機に備えられ、商用電源を入力すると共に前記室内機および前記室外機へ前記電源ラインを介して電力を供給する主電力供給部とを備えたセパレート型空気調和機であって、
    前記室外機は、同室外機に備えられた主要回路の電源の切断を制御し前記通信ラインからの起動信号によって前記主要回路の電源を接続する低消費電力モードを備えた室外機制御部と、前記主電力供給部の電源を入力し前記室外機制御部へ電源を供給するサブ電源と、前記室外機制御部の指示により前記室外機内の主要な負荷に電力を供給する電源ラインを開閉する開閉手段とを備え、
    前記室外機は前記室内機から前記通信ラインを介して受信した指示に従って前記開閉手段を閉として前記主要な負荷を駆動する運転状態を実行し、
    前記室外機は、前記室内機が待機状態であると判断した場合、前記開閉手段を開とし前記低消費電力モードへ移行する一方、同低消費電力モードを実行中に前記通信ラインを介して信号を受信した場合、前記低消費電力モードを解除して前記運転状態に移行することを特徴とするセパレート型空気調和機。
JP2008204130A 2008-08-07 2008-08-07 セパレート型空気調和機 Pending JP2010038484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204130A JP2010038484A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 セパレート型空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008204130A JP2010038484A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 セパレート型空気調和機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010038484A true JP2010038484A (ja) 2010-02-18

Family

ID=42011234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008204130A Pending JP2010038484A (ja) 2008-08-07 2008-08-07 セパレート型空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010038484A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116619A1 (ja) * 2009-04-06 2010-10-14 三洋電機株式会社 空気調和機
JP2011237110A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Fujitsu General Ltd 空気調和機
CN104487776A (zh) * 2012-04-25 2015-04-01 松下设备空调研发马来西亚公司 空调装置
KR101657228B1 (ko) * 2015-06-18 2016-09-13 주식회사 에이디티 에어컨디셔너의 대기전력 제어장치
WO2016208058A1 (ja) * 2015-06-26 2016-12-29 三菱電機株式会社 空気調和装置
WO2017119084A1 (ja) * 2016-01-06 2017-07-13 三菱電機株式会社 空気調和機
KR101911273B1 (ko) 2017-07-28 2018-10-24 엘지전자 주식회사 대기 전력 기능을 가지는 공기 조화기 및 그 제어 방법
US10126033B2 (en) 2014-02-05 2018-11-13 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion device and air conditioner
JP2020153617A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
CN113465109A (zh) * 2021-06-29 2021-10-01 青岛海尔空调电子有限公司 多联机的低能耗待机控制方法及装置、介质
US11486600B2 (en) * 2018-03-26 2022-11-01 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010116619A1 (ja) * 2009-04-06 2010-10-14 三洋電機株式会社 空気調和機
US20120234029A1 (en) * 2009-04-06 2012-09-20 Sanyo Electric Co., Ltd. Air conditioner
JP2011237110A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Fujitsu General Ltd 空気調和機
CN104487776A (zh) * 2012-04-25 2015-04-01 松下设备空调研发马来西亚公司 空调装置
EP2864713A4 (en) * 2012-04-25 2016-06-15 Panasonic Appliances Air Conditioning R&D Malaysia Sdn Bhd AIR CONDITIONER
US10126033B2 (en) 2014-02-05 2018-11-13 Mitsubishi Electric Corporation Power conversion device and air conditioner
KR101657228B1 (ko) * 2015-06-18 2016-09-13 주식회사 에이디티 에어컨디셔너의 대기전력 제어장치
CN108307651A (zh) * 2015-06-26 2018-07-20 三菱电机株式会社 空气调节装置
WO2016208058A1 (ja) * 2015-06-26 2016-12-29 三菱電機株式会社 空気調和装置
CN108307651B (zh) * 2015-06-26 2019-12-24 三菱电机株式会社 空气调节装置
US10295213B2 (en) 2015-06-26 2019-05-21 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioning apparatus
JPWO2016208058A1 (ja) * 2015-06-26 2017-10-12 三菱電機株式会社 空気調和装置
AU2015400127B2 (en) * 2015-06-26 2019-01-31 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioning apparatus
CN108431516A (zh) * 2016-01-06 2018-08-21 三菱电机株式会社 空气调节机
WO2017119084A1 (ja) * 2016-01-06 2017-07-13 三菱電機株式会社 空気調和機
JPWO2017119084A1 (ja) * 2016-01-06 2018-04-12 三菱電機株式会社 空気調和機
US10742023B2 (en) 2016-01-06 2020-08-11 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner
KR101911273B1 (ko) 2017-07-28 2018-10-24 엘지전자 주식회사 대기 전력 기능을 가지는 공기 조화기 및 그 제어 방법
US11486600B2 (en) * 2018-03-26 2022-11-01 Mitsubishi Electric Corporation Air conditioner
JP2020153617A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
JP7288598B2 (ja) 2019-03-22 2023-06-08 株式会社富士通ゼネラル 空気調和機
CN113465109A (zh) * 2021-06-29 2021-10-01 青岛海尔空调电子有限公司 多联机的低能耗待机控制方法及装置、介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010038484A (ja) セパレート型空気調和機
JP2010054065A (ja) 空気調和機
CN104132420B (zh) 低功耗待机电路装置和空调器及空调器的控制方法
JP2010243051A (ja) 空気調和機
JP2000111123A (ja) セパレート形空気調和機
US10132520B2 (en) Air conditioning system having a microcomputer powered by a relay
WO2007138704A1 (ja) 設備機器管理システム、その制御方法並びに設備機器管理装置
JP3730808B2 (ja) 空気調和機
EP1980797A1 (en) Outdoor unit for air conditioner and method of controlling the same
JP2012107817A (ja) 空気調和機
CN211503145U (zh) 一种待机控制装置及空调
WO2007102423A1 (ja) 負荷駆動装置及び空気調和機の室外機並びに負荷の駆動方法
JP2012117704A (ja) 空気調和機
CN102388273B (zh) 空调机
JP4483800B2 (ja) 空気調和機
CN110186157A (zh) 一种用电设备用电量的控制方法、装置及空调器
JP2011113781A (ja) 電子制御装置
CN102455037B (zh) 空调机
JP4448489B2 (ja) 空気調和機の制御装置
JP2010101522A (ja) 空気調和機
WO2023029713A1 (zh) 多联机空调控制电路、电控装置及空调器
JP7281077B2 (ja) 空気調和機
KR101911273B1 (ko) 대기 전력 기능을 가지는 공기 조화기 및 그 제어 방법
JP2001012782A (ja) セパレート形空気調和機
KR20000055227A (ko) 대기전력 저감장치 및 방법